さすがにライフリングまでは再現してありませんでした。
こちらは2/3サイズの精密模型。スペックは船岡駐屯地の実物展示脇にあったのと同じ数値になっています。
砲尾下部にあるコイルスプリングは平衡機用と思われます。その手前の円形ハンドルは何だろう。
タイヤはブリジストン製で、自動車牽引対応です。
砲尾装置周辺。閉鎖機は水平鎖栓式で、速射も考慮しているようです。
取っ手の付いたハンドルは、多分右が俯仰用で左が旋回用。
今の目で見ると細く短い砲身。上下に駐退復座機、付け根に俯仰用歯車があります。
58式105mm榴弾砲
退役して久しいので、展示で見るしかない58式105mm榴弾砲。上三枚が船岡駐屯地、下一枚が仙台駐屯地です。
両者で諸元表の数値が微妙に違う理由は不明。
あと仙台駐屯地の方は58式になっていますが、砲身先端部にライフリングが無く、実はM2A1なのか、それとも後で換装したんでしょうか。