こちらは90式戦車と一緒。後継となる装軌式装甲兵員輸送車の開発予定が無いので、21世紀に入っても延々使い続けられています。
74式戦車と共に。

トラック輸送も可能。

車長・操縦手と前方銃手・重機関銃手でかぶっているヘルメットに差があります。
どうも重機関銃手の方が車長に見えてしまうのは気のせいか。

底面を前方から見たところ。どこかに脱出ハッチがあるらしい。

後面ドアにもT字のガンポートが付いています。

車体後面には観音開きのドア。ランプはありません。

車体後面左右に74式60mm発煙弾発射筒3連装を1基ずつ装備。

側面後部にはT字のガンポートがあり、使わない時は装甲栓で塞ぎます。視界は凄く狭そう。

車体前面。隊員が車体後部に乗る関係上、トランスミッションが前に来るので、整備ハッチが前面にボルト止めされています。


重機関銃はキューポラごと旋回し、車内操作で発射できます。

陸上自衛隊装甲兵員輸送車第2弾。60式よりも平たい印象になりました。
73式装甲車

側面は垂直。浮航用スカートなどを取り付ける金具がありますが、細いワイヤーやゴムを渡して擬装用の木の枝を挟んでいる所くらいしか見たことがありません。
トランスミッションが前にあるので、起動輪も前方にあります。
73式装甲車ファミリーに続く



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エンジンは車体中央左寄りにあるので、排気管はこの位置。

車体前部上面にはハッチやキューポラがずらりと並んでいます。向かって左前方のペリスコープ3基に囲まれてるハッチが操縦手用、中央のビジョンブロック付きキューポラが車長用、右のペリスコープ1基付きハッチが前方銃手用、向かって左後方の重機関銃・ペリスコープ付きキューポラが重機関銃手用。

前方銃として74式車載機銃を装備。初期にはM1919A4で、スリーブの形状が違ってました。