全景。架柱を立ててどんどん繋げていけば、もっと長く出来ます。
最大通過重量を74式戦車に合わせてあり、10式戦車だとオーバーしてしまうため、07式機動支援橋に後を譲ることとなりました。
災害で橋が流されると孤立してしまう地域用に退役車両を国交省かどこかにモスボール保管しておけば良いのに、と思うのは多分素人考えなんでしょう。
お疲れ様でした。隊員の方はもう少し作業していますが。
大きく下に傾けて後端を接地させた後、前端を自車が乗っている導板と結合させて架橋完了。
まあ作業内容はだいたい同じなんですけど。あちこち確認しつつ導板を後方にスライドさせます。
車幅が2.85m、橋梁幅が3.75mなので、結構狭くて大変そう。
無事に完成。訓練展示で見てる人が飽きないくらいの時間で架橋できます。
橋には上り下りする部分と幅を示す反射板付きポールを取り付けて・・・
橋が無いと正体不明な車両になります。
あらかじめ地面に敷いて置いた土台に前端を降ろして導板を切り離します。
後ろにスライドさせて接地させます。
実際の架橋。1両で長さ10mの橋をかけられるので、それで済むなら架柱無し導板のみのフラットな橋を作ります。
導板を後ろにスライドさせて1つにし、幅を3.75mに広げ、後端の接地部分に土台を組み付けて後ろにスライド。
橋の導板は2分割で荷台に搭載しており、架橋にあたってはスライドさせて1つに組み合わせます。
81式自走架柱橋/81TB/アトラス
敵に橋を破壊された際、代わりの橋を迅速に架けるための車両。トラックベースなので最前線では使えませんが、後方では短時間で長さ数十メートルの橋を架けられます。
もちろん敵だけでなく災害で破壊された橋の代役も可能で、東日本大震災でも活躍しました。
もっと長い橋を架ける時は、架柱を川底に設置しつつ、橋の上に乗って手前から順番に渡していきます。
これは向こう岸に渡す最後の部分を架けているところ。
後方用とはいえ、周りでは小銃を携帯した隊員が警戒に当たります。