艦番号177があたご型、174がこんごう型。主砲とマストの差に注目。

ヘリ甲板右舷前部のLSO管制室。

ヘリ格納庫。SH-60Kヘリ1機を収容できます。

後部上構にはアーレイ・バーク級フライトⅡAよろしくヘリ関連施設が追加されました。


3連装短魚雷発射管HOS-302。上は右後方から、左は前から見たところです。前の蓋を反時計回りに捻って外し、舷側に旋回させ、短魚雷を海に射出します。


後ろに回ると、最先端のステルスマストと昔ながらの旗旒信号や標識が同居しています。赤いカゴみたいなのは速力信号標(マーク)。今でも無線封止中などに活躍しているはず。

イージス・システム的にはこれが主兵装かもしれない、
AN/SPY-1D(V)レーダーの解説。


艦橋前面のファランクス。向かって右に赤外線撮像装置が付いたブロックⅠBです。

主砲と艦橋の間に主兵装のMk41VLS。再装填クレーンは無いので、64セルをフルに使えます。

対地支援射撃が主任務なので、発射速度は遅く、細身の空冷砲身を採用しています。


主砲は127mm砲Mk45Mod4。こんごう型と口径は同じですが、メーカーもコンセプトも外観も全く違う感じになっております。

前甲板には揚錨装置と主砲。


司令部区画を持つ城郭のような艦橋構造物は健在です。

海自第2世代イージス護衛艦。ヘリ格納庫の追加や、それに伴うAN/SPY-1レーダーアンテナの位置変更など、アーレイ・バーク級フライトⅡAのような改良を施しています。マストのステルス化や主砲換装で、よりアーレイ・バーク級っぽさが増しました。
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あたご型イージス護衛艦

あたご型/こんごう型両イージス護衛艦の間に挟まれているのは先代ミサイル護衛艦DDGはたかぜ型。完全に別物なのが見た目でも分かります。

ヘリ甲板の移送軌条。着艦拘束装置はヘリが載る時に付けます。泥縄とか言わない。


艦橋脇のチャフ発射機(解説付き)。
艦橋上面にはステルス性重視の角柱単脚型。
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←電子戦アンテナ(両舷)

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