軍艦旗。

航海艦橋前方。一番右の砲塔の後ろに何も無いスペースがありますが、ここにVLSを追加できるようです。


前部アイランド頂部。真ん中に恐らくTACANと電子戦装置用アンテナを装着したマストがあり、両脇に黒い煙突があります。


前部アイランドの後部には放射状にホイップアンテナ4本が立ってます。その一段上は段差だけで何もありませんが、何のスペースなんだろ。


前部アイランド。こちらは前部上構+航海艦橋+タワー・マックとなっています。こちらにも上り下りが怖そうなハシゴが。


こちらのラッタルも格納式。

コンテナ脇にはヒットロールNTより遙かにガタイの良い27mm機関砲塔MLG27。対水上目標向けの機関砲や機銃が充実しているのも、非対称戦対応艦らしい特徴です。

ハープーン艦対艦ミサイル4連装発射筒2基。ブラストが直撃する部分には耐熱タイルみたいなものが張られています。

前後アイランド間。対艦兵装の方は標準的なものを揃えているようです。コンテナ置き場があるのが、いかにも21世紀初めの非対称戦・多任務対応艦っぽい。

後部アイランド前面。吸気用ルーバーが設けられています。吹き曝しのハシゴがありますが、あまり登りたくないですね・・・。
タワーマスト頂部にはTRS-4Dアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダーのアンテナ。2面ずつ前後に分けた、あきづき型護衛艦方式を採用しています。その間の上方にある鳥かごみたいなのはESMかな?でも何のための鳥かごなのかが不明。


タワーマスト脇の大型アンテナドーム。衛星通信用でしょうか。

後部アイランド。アイランドというか、後部上構+タワー・マックで、レーダーや通信アンテナを各所に配置し、頂部に煙突が覗いています。


ヒットロールNT遠隔操作機銃。機銃全体がカバーに覆われていて詳細は不明ですが、人間の大きさと比べると、12.7mm機銃M2とかでしょうか。尾部脇に握把が付いていますが、台座に人間が乗るスペースは無いので、遠隔操作専用のようです。
ラッタルに
作戦名と艦名を記した布が掛けられていました。IPD(Indo-Pacific Deployment)は海上自衛隊も行っていますが、別個のIPDのようです。FGSはFederal German Ship(ドイツ連邦艦船)の略。右端の黄色い盾にライオン3匹は、艦名の由来となった州のシンボルです。


左舷側格納庫。こちらはインド太平洋方面展開IPD24のガイドかと思いきや、AIRBUSやらRHEINMETALLやら企業コマーシャルのような感じの暖簾が並んでいます。


右舷側格納庫。ハシゴに掃除用具にと、数日の停泊のためか、半分物置になっているような。
ドイツ海軍F125級フリゲート
F222バーデン・ヴュルテンベルク

主砲は127mm64口径単装速射砲。Mk45Mod4より大柄で、発射速度が速く、対空射撃も可能です。その脇にはMASS用デコイランチャー。

航海艦橋。脇に艦名を記した銘板があります。上面には例の鳥かご付きドームや小さめのアンテナドームなどが並んでいます。

他にも後部アイランドにあった正体不明の横長アンテナ、電子光学方位盤(多分)、TRS-4D用平板アンテナを装備。

後部アイランド付け根両舷にヒットロールNTと、黒いアコーディオンみたいなMASSデコイ・システム用8連装発射機があります。ヒットロールNTの側面にあたる船体外板に切り欠きがありますが、ヒットロールNTのウリの1つが銃架を外に傾けて船体の真下が撃てるというものなので、そのためのものかもしれません。


ヘリコプター格納庫上面が後方象限用兵装置き場になっているのは、見慣れた光景です。

ヘリ格納庫。1機分ずつ分かれており、真ん中に管制所があります。

艦尾。いくつか穴が開いてますが、曳航ソナーは装備していないので、係留索を出す所か、ただの開口部のようです。

ということで、一番後ろのヘリ甲板から見ていきます。ヘリ2機分の格納庫と移送軌条を完備。この時はシーリンクスを載せてました。

停泊位置の関係で前方象限からの撮影に限界があったのが辛いところ。

東京国際クルーズターミナルに停泊中のバーデン・ヴュルテンベルク。
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IPD24のペナント。本艦と、一緒に作戦に参加した補給艦フランクフルト・アム・マインのシルエットが描かれています。

ステルス艦らしい装備の1つ、艦載艇レセスを覆うシャッター。中には11メートルRHIBが入ってます。
ハープーンの前にあるのはアンテナマストというよりは洋上補給ポストっぽい。上方両舷に例の鳥かご付きドームがあります。
白い平板アンテナは恐らく航海レーダー。レイセオンの名称が赤文字で入っています。その前方(上の写真では向かって右)の平板アンテナは詳細不明。その上にあるのは形状的にMSP600電子光学方位盤かな?
RAM近接防御ミサイル21連装発射機。満載排水量7000トン超の結構大きいフリゲートですが、想定任務の関係からか艦対空ミサイルがこれしかありません。ESSMを追加したくなるのは周辺海域の緊張度の高い国に住んでいるせいかな。黄色いラベルに「ACHTUNG」とあり、装備艦がドイツ海軍所属であることを思い出させてくれます。1発どこかで撃ってきた模様。