尾部。垂直安定板端の右に水平安定板、左にテイルローターがあります。テイルローターの塗装がだいぶ派手で、これも事故防止でしょうかね。


ローターブレード端が広がった独特の形状をしています。折り畳んだローターを固定する支柱が黄色と目立つ色なのは、うっかり外し忘れ防止でしょうか。

「MARINE」はドイツ語の海軍の方で、英語の海兵隊ではありません。MとRの間にある取っ手みたいなのはタオルバーアンテナかな。テイルブーム下面にはアンテナ支柱とブレードアンテナ。上面の白いボタンみたいなのはGPSアンテナでしょうか。

ヘリコプターらしい、透明部分の多いコクピット。機首上面にブレードアンテナ2本が立っています。胴体側面前部には後ろにスライドする大型ドア。「RESCUE」は英語のままです。

塗装と機首下の対水上レーダーが、いかにも洋上哨戒ヘリっぽい。2機とも機首上面にFLIRを装備していないタイプでした。
シーリンクス哨戒ヘリコプター

メインローター折り畳み機構は艦載ヘリでは必須でしょう。4枚とも後ろに畳んで長さも幅も節約できます。
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ドイツ海軍F125級フリゲートのバーデン・ヴュルテンベルクに積まれて来日したシーリンクス。ヨーロッパ系哨戒ヘリはこういう時でないと見られないので、貴重ですね。