珍しく横須賀基地に停泊中のワスプ級揚陸艦ネームシップLHD-1ワスプ。2019年5月のトランプ大統領来日・横須賀基地訪問に合わせてのもので、飛行甲板後部にF-35BやMV-22Bを載せたままとしています。
見た目は第2次大戦時の空母型で、空母の方のワスプ級とシルエットクイズをやったら間違えるかもしれません。
外舷式エレベーターもこっちの方が見やすい。アイランド側面の艦番号の後ろには「ジェット排気とローターに注意せよ」との注意書きがあります。
アイランド前半。RAM発射機、シースパロー発射機、ファランクスCIWSといった自衛用兵装が並び、CIWS後方には航海艦橋、その上にはレーダー方位盤2種類があって、更に後ろの前部マスト前方には電子戦装置や大型レーダーアンテナが搭載されています。
アイランドは前後に長く、右舷側にあります。中央側面には艦番号「1」がデカデカと書いてありました。
こちらはMV-22B輸送機(と両側のMH-60S)。ローターを折り畳んで主翼を90度回した格納形態なので、知らないと一見して何なのか分からない状態となっております。
F-35B戦闘機。ウェポンベイを有するずんぐりした胴体に、外側に傾いた双垂直尾翼が目立ちます。後者はF/A-18と同じなので、空母上のF-35CとF/A-18を見分けるなら胴体形状と塗装色の違いでしょうか。
前部甲板には各種支援車輌が停まっています。クレーン車とか牽引車とか。
ワスプ級強襲揚陸艦
アイランド後半部。後部マストや付け根の航空管制所、各種レーダー・通信アンテナにシースパロー用方位盤などが見えます。
アイランド前半部。斜め後方からの撮影なので、前部兵装群は見えにくいですが、マスト周辺はクリアです。
2005年6月撮影のLHD-2エセックスのアイランド。特に後半部はこっちの方が遙かに見やすいですね(今更)。
塚山公園からの300mm望遠(安物)+フォトショップ・エレメンツ。F-35B戦闘機1機とMV-22B輸送機2機が見えます。後の3機はニュース映像などを見る限りMH-60Sだった模様。
艦後半部。アイランド後端あたりの反対舷が外舷式エレベーターで、格納庫の開口部はシャッターにより塞がれているようです。