タワーマスト下方の25mm機関砲。海賊、テロリスト、無人水上艇相手に重要な兵装となっています。
艦橋後方にはかなり太いタワーマストがあります。頂部の球形レドーム内にはクロノスGN多機能レーダーのアンテナを収容しています。付け根側面にある四角く黒い孔は、発電用ディーゼルの煙突。
煙突付け根舷側にある旋回架台はSCLAR-Hロケットランチャー。105mmロケット弾用の孔が5×3で見えてます。その下に118mmロケット弾ランチャーが4つあるはず。その後ろのヘリ格納庫上には76mm速射砲とNA-25X射撃指揮装置用ディッシュアンテナ。ヘリ格納庫後端上部に埋もれているのはMM/SMQ-765電子戦装置。
ガラス張りの航海艦橋周り。かなりピントが甘いですが、艦橋上方に主砲射撃指揮用NA-25Xのディッシュアンテナが見えます。
艦載艇を隠すシャッター。こちらはしっかりステルス性に配慮しています。
錨周辺の錆が長い航海の印となっています。対潜型なので、全甲板の主砲は76mm速射砲。奥の127mm砲Mk45Mod4と比べると、砲身の差は歴然です。砲の後ろで微妙に盛り上がっている所はアスター艦対空ミサイル用シルベールA50垂直発射機。
後部タワーマストと煙突。煙突上部が後部上構からはみ出しているのはステルス的にどうなんでしょうか。
イタリアから遙々来日、FREMM級フリゲート(対潜型)。いかにもヨーロッパ艦というステルス船型をしています。
25mm機関砲の後方(この写真では向かって右)、前後上構間の切り欠きに上下に重なっているのはテセオMk2A艦対艦ミサイル発射筒かな。その後ろに何かの3連装発射機があります。
空母カブールと共に横須賀に停泊中。
FREMM級フリゲート アルピーノ
後甲板はヘリ甲板です。舷側にはALPINOと艦名が取り付けられています。