後甲板はVERTREP用ヘリ甲板。格納庫もあります。

後部上構上面。タワーマスト、その後ろに煙突、更に後ろにもう1本マストがあり、各種アンテナが林立しています。煙突は細い排気管があちこちを向いた特徴的なものです。


外洋では真面目に見張らなければなりませんが、ここは安全なので、スマホをいじっていても問題ありません。というかベンチが用意してあるのは意外ですね。

後部上構側面。縦長の舷窓がずらりと並んでいるのは、基本的に後方で行動する補給艦ならではですね。

こちらは若干妙な形のボート。

舷側ボート・ダビットにオシャレな感じのボートが積まれています。


艦名の布の右端にあるシンボルは艦首右舷の盾の図柄でもありますが、艦名の由来となったドイツの都市フランクフルト・アム・マインの市章です。

舷梯に今回の任務INDO-PACIFIC DEPLOYMENTと艦名が書かれた布が張られていました。艦名の前のFGSはFederal German Ship(ドイツ連邦艦船)の略です。


クレーン側面の文字。SWLはSafe Working Load(安全使用荷重)の略らしいです。


後方クレーン。前方と同じもののようです。

補給艦らしい大型の箱形後部上構。マストはタワー型ですが、全体としてはステルスを考慮している訳では無さそうです。


門型補給ポスト後方両舷にガラス張りの室。洋上補給関連の操作・監視用と思われます。


艦中央の門型洋上補給ポスト。給油用の黒い蛇管が折り畳まれています。

前方クレーンとコンテナ群。コンテナは色的に民間用のものをそのまま積んでいる感じでしょうか。コンテナスペースの屋根部分をアンテナ置き場に使ってます。

上構両舷に27mm機関砲MLG27。向かって左の箱が弾倉、向かって右が電子光学センサー+レーザー測距器です。後方を行動する補給艦といえど、特攻ボートなどの対策は必須ということなのでしょう。

前甲板は錨甲板。ブルワークはステルス対策というよりは荒波対策でしょうか。
ベルリン級戦闘支援艦
フランクフルト・アム・マイン

後部上構の後ろ隅にも27mm機関砲。

艦橋側面のウイング部分。側面は吹き抜けですが、上にはキャンバスが張ってあるようです。

平たく言えば補給艦。フリゲートと一緒に遙々ドイツから来日しました。給油ポストは門型1基だけで、ゴツいクレーンが2基付いてコンテナを積んでいるという、海自補給艦とはだいぶ違うイメージです。
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タワーマスト頂部。横長バーアンテナは対水上レーダー、一番上の座布団みたいなのはTACANでしょうか。

前後に薄っぺらい前部上構。門型マストが立ってます。