水平尾翼は上反角付き。垂直尾翼は高さを抑えるため4枚に分かれており、水平尾翼に対して垂直に出ているので、地上から見ると内側に傾いています。
後ろから見たところ。胴体下面にAN/USG-3用円盤状アンテナドームは無さそうなので、CEC非搭載でしょうか。
NP2000改修で搭載された、新型8翅プロペラ。細身のスキュード・プロペラになっています。
こちらは主翼を折り畳んだ状態で展示されているE-2C。
アレスティング・フックは尾部スキッドを避ける形で装着されています。
マーキングを見ての通り、空母キティーホークが現役だった頃の機体。
艦載機なので、胴体尾部下面にはアレスティグ・フックを装備。
付け根は二股に分かれてます。
DO NOT PAINTとある部分は、内部にパッシブ探知システム受信機を収容していると思われます。
背中のロートドーム内にあるレーダーアンテナを回転させ、全周を監視します。
E-2C ホークアイ
尾部スキッドを避ける形で二股になったアレスティング・フックは、もちろん健在です。
ロートドーム頂部に円錐形のアンテナドームが装着されました。内部にはGPS/SATCOMアンテナを収容します。
胴体前部。コクピットは並列複座です。その後上面にある先端が黒い開口部は、電子機器冷却用ラジエーターのエアインテイク。
素直に上に畳むとロートドームに引っ掛かるので、後ろに回すようにしています。
F4F戦闘機から引き継がれるグラマンの伝統。
空母機動艦隊の「目」、E-2C早期警戒機。