艦載機特有の、見るからに頑丈そうな主脚。


真後ろからだと、主翼端を見ない限り戦闘機型との判別は付きそうにありません。


主翼端にはAN/ALQ-218(V)2広周波数帯受信機ポッド。電波発信源を精密探知することが可能で、対レーダーミサイルなどを叩き込んで黙らせます。これらに加え、主翼下と胴体下にはAN/ALQ-99電子妨害ポッドを吊り下げて電子戦を繰り広げます。


機首側面のダイヤ型フェアリングはF/A-18E/Fにもありますので、これの前方にある涙滴型フェアリングが独自装備のようです。ただし正体不明。

EA-18Gグロウラー電子戦機



胴体上部のブレードアンテナは2本に増えました。後ろがF/A-18E/FにもあるUHF通信用アンテナ、前が独自装備であるAN/ALQ-227(V)1通信妨害装置の受信用アンテナです。


EA-6Bの後継として配備された電子戦機。見ての通り、F/A-18Fがベースです。
この種の機体は性能や戦果が表に現れにくいので、実戦での評価は不明ですが、目視内空対空戦闘訓練ではF-22ラプターから撃墜判定をゲットしたらしいです。

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当然ながらアレスティング・フックもあります。




正面から見たところ。機首の機関砲発射口とガス抜き孔がありません。外した機関砲スペースには電子攻撃用器材を積んでいて、強力なマイクロ波により電子回路を焼き切るらしいです。
突き出している赤いのは引き込み式の空中給油受油ブームです。