ヘリ甲板周囲には起倒式のネットがあり、最後部に艦尾旗竿があってトルコ国旗が掲揚されていました。
ヘリ格納庫は2機分用意されており、右舷側の扉にはエンブレムが描かれていました。
やたらと前後に長い上構。76mm砲もここに搭載されていますが、死角が多そう。
上構脇にはひっそりと3連装短魚雷発射管が。
上部構造物上面前部には電子装備や通信装備が集中。マストは3本並んでいて、前方マストに主砲方位盤、中央マストにSPS-49対空レーダー、後方マストにTACANや風向風速計などを搭載しています。
艦首旗竿のトルコ国旗。
艦首部分。凌波性を高めるためブルワークが付いています。ただ見た感じフレアーがほぼ付いていないようで、波飛沫がかかりまくったらしいです。
東京港晴海埠頭に停泊するゲムリク。どこかで見たような船型ですが、もとはアメリカ海軍オリヴァー・ハザード・ペリー級です。
後方はホストシップの護衛艦いかづち。
トルコ海軍エルトゥールル号遭難事故のあった和歌山県串本町の串本港に寄港してからの入港となりました。
艦後半部。上構後部はヘリ格納庫、艦後部はヘリ甲板として使用されています。
前甲板のスタンダード/ハープーン単装発射機Mk13。クラシカルで良い感じ。
トルコ海軍ガジアンテプ級フリゲート
ゲムリク
主砲の後ろに背の低い煙突。砲射界を塞いでいるようにしか見えませんが。その後ろにCIWSがあります。
最前部の背の低いマストには卵形のレドームが載っており、オリジナルでは内部に76mm砲管制用のMk92レーダー方位盤を収容します。トルコ独自の方位盤が入っているかどうかは不明。その左右に電子戦装置用アンテナや防楯付き12.7mm機銃が見えます。
アンテナマスト後方にはスタンダードミサイル管制用のSTIR多目的イルミネーターレーダー。1基しか無いので、同時に1目標しか対処できません。
ラッタルにゲムリクの艦名と艦番号。
上部構造物上部と航海艦橋。丸い舷窓も見えます。上構側面はステルスのスの字も無い直立型。