海兵隊の使用するM870ショットガン。手動ポンプアクションの12ゲージショットガンで、グリップがストックから独立しているタイプです。射程は短いですが、不意に目の前に現れた敵を一撃で倒せるので、森や市街地など視界の悪い場所で部隊の先頭を行くポイントマンが持っていたりします。ドアの蝶番を吹っ飛ばすのにも便利。
これは下に説明書きのある通り、M240機関銃。丈夫そうなバイポッドや、手前に突き出したキャリングハンドルなどに注目。
「3.照準」の図解。目標移動速度に合わせて補正します。
M136のアップ。左が前方、右が後方。それぞれ注意書きがあって、左はAIM(照準)について、右はバックブラストについてです。バックブラストは後方60m、90度の円錐内が危険地帯とのこと。
機関部。この写真でトリガーの右上にある筒みたいなのは、コッキングハンドルです。
小火器類
M9拳銃。元はベレッタM92です。
M870を構える人。映画やゲームでもちょくちょくお目にかかることのある銃です。
サイズ的にはこんな感じ。グリップの上方に張り出しがありますが、これはボルトハンドルで、弾倉を装着した後に引っ張って1発目を薬室に送り込みます。
M203はM4の銃身下部に取り付けます。M4の弾倉をグリップ替わりにするので、トリガーしか付いていません。
銃身周囲にアルミニウム製の覆いを付け、ピカティニー軌条や二脚、フォアストックを取り付けてあります。グリップや銃床、照星にフラッシュハイダーまでも変更されており、共通なのは銃身や機関部くらいでしょうか。
こちらはM72の照準具。350mまで距離がふられています。その脇の点線は、戦車の大きさから距離を推定するためのスタジアメトリック式測距機と思われます。
いずれも発射筒後部。M72は内筒を引っ張り出すので、一回り細くなっています。
M136の方は8角形のカバーが付いていて、サビが浮いてます。金属製なのはこの部分だけで、他はグラスファイバー製。
M72は鷲掴みできる太さですが、M136はちょっと苦しいので、肩掛け用のベルトが付いてます。
使い捨ての個人携行対戦車ロケット。太い2本がM136、細いのがM72。
M203グレネードランチャー付きのM4カービン。上部にはダットサイトも付いてます。
Enhanced Battle Rifle。旧式のM14ライフルをリニューアルしたもので、殆ど別の銃になってます。.22口径短銃身であるM4カービンの射程が足らないことから、.30口径のM14が引っ張り出されてきました。
まずはバイポッド付きのゴツい銃2種類。
ずらりと並んだ銃器類。
取扱説明書が作りつけになっています。
「・砲口カバーが損傷していないかチェック。損傷していたら、チューブ内に異物がないかチェック。
・ショルダーストップを折りたたむ。
・照準器を立てる。
1.セーフティピンを押す。
2.発火機構をコッキングする。
3.狙いを付ける。目標まで250m以上と判明しているか、そう見積もられるなら、射距離を設定する。
4.安全装置を押し下げたままにする。
5.トリガーを押して発射。」
これに対応する番号が各所にふられていて、2-3回訓練すればとりあえず発射はできそう。