
運転席側、ハンドルの奥にも各種注意事項が。

助手席前方にあった注意事項。これも自動車と同じ。

後部座席のシートは実にシンプル。後輪のフェンダー部分が荷物棚になっていますが、走行中にハンドル切ったら転げ落ちそう。

運転席。オートマチックのシフトレバーや、エアコンのコンソールが見えます。この辺は普通の自動車と変わりません。「サイドブレーキ解除!!忘れるとカチカチ山」の注意書きがユニーク。


車体後部。右側面後方上部にあるのはスモークディスチャージャー取り付け基部です。車体後面にも防弾ガラスをはめ込んだドアが用意されています。

タイヤは大直径のランフラットタイヤ。側面にはブリジストンのロゴが。

窓には分厚い防弾ガラスがはめ込まれており、窓枠部分もがっちりとしたものになっています。
軽装甲機動車 ライトアーマー

ハッチをシールド替わりにして交戦中。

速度超過に対する注意事項。警察からの処分の他に、自衛隊による処分も並記してあります。

これも助手席前にあった、車長に対する注意事項。当然ながら、居眠り運転は厳禁。

前席間の上面には発煙弾発射機のスイッチ。ガードが付いていて、誤射を防ぐようになっています。

後部窓の内側。上にロック、下に開閉機構があります。

こちらは通常バージョン。車体後部上方には発煙弾発射機が搭載されています。

こちらは車体左側面後部上方にあるスモークディスチャージャー取り付け基部。こちらにもコードはタッパウエアの中に収容されていました。

左側面上方、前後ドアの間にはコードを入れた金属カバーが。アンテナなのか何かの点火コードなのか…。

ワイヤーカッター基部周辺のアップ。内側に折りたたむことができます。防循の装甲厚はかなり薄く、7.62mm通常弾および榴弾弾片防御程度でしょうか。

国際派遣部隊を教育する国際活動教育隊に配備されている軽装甲機動車。キャビン上面に機銃座およびワイヤーカッターを搭載しています。

車体後面左のライト周囲。このゴムチューブは何?

前輪のサスペンション。
ダブルウィッシュボーンとコイルスプリングが見えます。

ワイヤーカッター折り畳み中。機銃の防楯は後ろに倒すことができます。

96式装輪装甲車と一緒に整列。手前の車両は車体上面ハッチを開放してあり、機銃架側面が塞がれた形になっています。真ん中の車両はハッチを閉めているので、向こう側の桜が見えます。

霞目駐屯地にやってきた軽装甲機動車。
使い込まれてほこりだらけ。

ルーフでMINIMIを構える隊員。

降車した隊員と共に周囲を警戒中。

機銃座は全周旋回可能。防楯自体もある程度旋回可能です。

反対側のアップ。中からも開けられるようになっていると思います。

ドアが開けられなくなるとまずいので、予備タイヤ取り付けフレームには蝶番が付いています。

こちらは予備のタイヤとジェリカンを後面に装着し、車体上面後部にフレームを装着してあります。これだと後面ドアのガラス窓が用をなしません。

イラク派遣車両に装備されている、旋回可能な防循。サイドが開いていますが、車両の天蓋を開けるとちょうどここに収まります。
この車両ではワイヤーカッターが付いていません。

全部窓も形状が違うだけで構造は同じ。窓を跳ね上げる油圧シリンダーは外側に付いています。
