イギリス海軍フリゲート
モンマス Monmouth
一番左の大きいのが23型デューク級フリゲート6番艦モンマス。全長133m、排水量4900トン。タワーマストが特徴的。
艦首にはイギリス国旗が掲揚してあります。両舷でカバーが掛かっているのは機銃かな。
艦首の4.5インチ砲Mk8。砲塔は複雑な面取をしています。
砲口排煙機。
砲塔正面、向かって右下にユニークな形状の排莢口が。
砲塔内部には4.5インチ砲弾がデンと据えてありました。右は砲塔後部ドアの注意書き。「砲塔が自動モードになっている際は立ち入り禁止」
こちらが紙の注意書き。砲塔内に入る際の決まり事が細々と記載されています。
砲より後方の外観。艦橋前方にハープーン4連装発射機、脇に短魚雷単装発射機が見えています。ハープーン前方の一段高くなっているところは、対空ミサイル垂直発射機。
シーウルフ艦対空ミサイル垂直発射機を艦橋内から見たところ。24連装です。Mk41のように剥き出しではなく、周囲をブラストデフレクターで覆ってあります。波浪・弾片防御も兼ねるのかも。
ハープーンミサイル4連装ランチャー。ブラストデフレクターは発射炎で灼かれています。
ハープーンミサイル4連装ランチャーはクロスするように設置されており、もう一方には縄ばしごが放り込んでありました。もちろん普段はこんなところに置いておかないわけで。
ハープーン発射機の先端部分のフタ。
艦橋脇の短魚雷単装発射管。ずいぶんと狭いところに置いてあります。
艦橋及びその後方のタワーマストをシーウルフの前から見たところ。マストはなかなか独創的な形状をしております。
艦橋上部右舷にレーダーアンテナ。航海用かな。
航海艦橋のワイパー。
制式名称は「ウインドウ・ワイパー・ユニットNo.17」らしい。
艦橋舷側の探照灯。
これも艦橋両舷にあるDLF3デコイ6連装発射機。
おのおの金属製のフタがしてあります。
フタをとめるネジのアップ。どうでもいいっちゃあどうでもいいですけど(笑)。
艦橋後方に据え付けられたミニガン。不審な小型船が接近してきたら蜂の巣にできます。
機関部およびグリップ周囲。赤いのが発射ボタン。
右側面。機関部は意外とコンパクトです。
下部銃架周辺。弾丸レールがチューブから機関部に向かって伸びています。
マスト前方にあるレーダー。シーウルフ管制用のタイプ911かな。
タワーマスト基部やや上のスポンソンにはボール状のセンサーが。光学/赤外線監視装置のような感じ。
マスト後方には大きな煙突。機関はCODLAG方式で、ガスタービンエンジンのロールスロイス・スペイを2基、ディーゼルのGEC-アルストム・パックスマン・ヴァレンタを4基搭載しています。
マストと煙突の間の両舷には30mm機関砲が1門ずつ。
後部にも小さなマストとタイプ911レーダーが。