
横須賀基地に係留されているしらせ。退役後の引き取り手が無かったため、スクラップとなる予定です。

観測機器や南極の氷の展示もありました。



煙突後方を下から見たところ。上の写真にあるアンテナ、クレーン、レドームはヘリコプター格納庫の上に設置されています。

前部マストの後ろには太い煙突。6基のディーゼルエンジンから出る排煙を排出します。

同じく艦橋上面両舷にある八木アンテナ。

艦橋上面両舷にある探照灯。

前部マスト。中段に探照灯、上方に上部操舵所、マストトップにTACANアンテナが付いています。
前甲板両サイドには12トンクレーンおよび8トンクレーンが1基ずつ。これで貨物倉の荷物を降ろします。


錨甲板。尖った護衛艦のを見慣れていると、寸詰まりのような印象を受けます。
横須賀に停泊中の南極観測船しらせ。退役直前の写真です。

カップラーメンのカラを南極海の底に沈めると、水圧で左のように圧縮されます。


レドームの下にある窓の付いた部分は、ヘリコプターの管制室。

ヤードには風向風速計などが取り付けられています。


前甲板には貨物倉へのアクセス扉があります。
南極観測船 AGB-5002 しらせ

艦内には理髪店がありますが、「トラ刈り屋」とは凄いネーミング。ユニークな注意書きも貼ってありました。
戦闘艦では設置されることの少なくなった舷窓。内側に開閉式の蓋があります。

ヘリ甲板の脇に置かれていたS-61。

ヘリ甲板の下にタラップ。

ヘリコプター甲板。着艦標識が描かれている甲板の一部が跳ね上げられています。左端にはS-61のテイルローターがちょろっと見えます。

ヘリコプター格納庫はS-61大型ヘリが2機入る大きさがあり、非常に広いです。

煙突後方の八木アンテナは長距離通信用の大型アンテナです。

大きな白いレドームは気象観測用レーダーを内蔵しています。脇には12トンクレーン。

ボートは両舷にあります。

煙突脇にはボートダビット。その向こうにはクレーンやレドームが見えます。

同じく両舷の衛星通信用アンテナ。

探照灯のアップ。