上部構造物の後部には対水上レーダーらしきアンテナが見えます。
マストは単脚式で、これもステルス形状を徹底。アンテナ類を収容しているためか、途中に何カ所か膨らんだ部分があります。
満載排水量は3200トン。右に見えるアーレイ・バーク級の半分以下です。
艦橋構造物。前方に兵装、上部にセンサー類を装備しているようです。
フォーミダブル級フリゲート
ステッドファースト
後甲板はヘリコプター甲板となっており、シンガポール国旗が掲揚されていました。
舷側の開口部にはフタがされており、サビで境目が見える場所もあります。ハープーン4連装発射機や短魚雷3連装発射管なども搭載されているのですが、すべて内蔵式になっているようで、どこに装備されているのかは不明。
艦橋後方の舷側には艦名を記したプレート。有事の際には外すものと思われます。
艦橋上部、タワーマストトップにはヘラクレス多機能レーダーのアンテナを収容したとみられる多角形フェアリング。ステルス形状が徹底されています。
艦橋前方両舷にある筒が2段になっているのはチャフ・フレアディスペンサーと思われます。その前方中央にシルベールVLSが隠れていると推定されます。艦橋右にあるソロバン玉みたいなのはEO/IRセンサーかな。
前甲板には62口径76mm砲。ステルス砲塔を装備しています。
艦首のアップ。左舷下方に扉のようなものが見えますが、錨の収容部でしょうか。
横須賀港に入港するシンガポール海軍フォーミダブル級フリゲート2番艦ステッドファースト。いかにもという形状のステルス艦です。
全長114.8mで、左に見えるあすか(全長151m)と比較するとコンパクトさが目立ちます。遠近も多少はありますけども。