こんな感じで持ちます。戦闘時には両手の間にあたる部分にプラスチック製の大型弾倉を装着。

照門とストック。ストックは木製ですが、床尾板は鉄です。

照門および照星。照門には調整ネジが付いています。左右にずらすこともできるようです。






機関部のアップ。ボルトハンドル、照門、セレクターなどに注目。セレクターには左上に「ア」、右上に「タ」、左下に「レ」、右下に「3」と書いてありますが、それぞれ「安全」「単発」「連発」「3点射」(3点バースト)のことです。

小火器類







ドイツ生まれのタンクバスター、パンツァーファウスト3。発射筒が使い捨てなので、陸上自衛隊では弾薬扱いです。照準装置は再利用。





機関部前方のハンドガート及びバイポッド、照星、マズルブレーキ。バイポッドは付け根部分で左右にけっこう動きます。


MINIMI。弾倉は付いていません。89式小銃の弾倉も使えると思いますが、弾薬はSS109の弱装薬バージョンといわれているので、ジャミングを起こしたりしないでしょうか。
2脚がハンドガードの前方に付いているので、折りたたむと持つのに邪魔らしいです(米兵談)。
89式小銃だとそんなに邪魔扱いはされていませんが。米軍がわがままなだけ?






左側面には「ア」「タ」「レ」セレクター。親指で操作できます。








セレクターには例によって「ア」「タ」「レ」の文字。消えかかってますが、「タ」のところに合わせてあります。






機関部。槓桿は機関部の上に付いています。




欠点は、衝撃に弱いこと(とくに弾倉が落ちるらしい)、セレクター・レバーが右側面に付いているので操作時に銃を持ち替えないといけないこと、なんといっても高いこと。
2脚がついてもM16A2と同じ重量です。イギリスのL85に比べると1kgくらい軽いです。





注目は装甲車でなく、左の兵員2名が持っている長い棒。陣地障害爆破用の爆薬パイプです。これを鉄条網の下に差し込んで吹っ飛ばすわけです。ついでに対人地雷なんかも吹っ飛びます。





マズルブレーキのアップ。意外と複雑な3孔式で、消炎器を兼ねます。
イラク派遣部隊ではセレクター・レバーを左側面にも付ける改造を行っていますが、日本に帰るともとに戻すらしいです。
このへんの融通が利かないのは旧軍譲り。









89式小銃、愛称はバディ。ニックネーム通り、歩兵にとって一番友達にしないといけない武器です。2脚が付いていて、伏せ撃ちだけでなく立射でも保持しやすくなっています。







レバーのアップ。左側の支点を中心にして砲尾が開くので、ここから装填・排莢を行います。






担いだところ。
砲尾のラッパ状に広がっている部分の左上にレバーが付いていますが、これは薬室の開放・閉鎖を行うものです。






この砲ではバイポッドがT字の鉄パイプになっていました。








グリップの取り付け位置が微妙にずらしてあったり、頬があたる部分にはパッドが付いていたりとユーザーフレンドリーな作りです。砲口にはライフリングが見えます。





84mm無反動砲。もとはカール・グスタフM2です。イラクにも持って行きました。
奥のラッパ状に広がった部分から大量の発射ガスが吹き出るので、射手の後ろに立っていると焦げます。


そろそろ米軍制式化1世紀を迎えるM2重機関銃。私は以前、群馬県太田市に住んでいたのですが、ここにはかつて中島飛行機の工場が集結していて、グラマンF6Fヘルキャットに搭載されたこの機銃の掃射を喰らった人もいました。かすっただけで肉をえぐられたらしいです。







機関部のアップ。右側面にボルトハンドルが突き出しています。その下には排莢口カバー。右上に向かって出ているのはキャリングハンドル。照門は側面を大型カバーに囲まれており、内側に調整ネジが見えます。






右側面には排莢口がポッカリと口を開けています。オープン・ブリーチ・ファイアなので、普段は薬室開放状態となっています。照星と照門の間にある大きな突起が槓桿です。




9mm機関拳銃。機甲科部隊隊員の自衛用で、車両に迫る敵兵に対して弾幕を張るのが仕事です。よって、命中精度よりも発射速度を重視。弾倉はグリップの下から挿入します。

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発射すると発射筒後部に覗くカウンターマスが後ろに吹っ飛んで反動を相殺するので、真後ろには立たないように。
照準器はスタジアメトリック式で、照準レティクルが100mごとに400mまで表示してあり、十字線を合わせて発射します。
重量13kgで、左のように、お年寄りでも1人で戦車を破壊することが可能です。






ハンドガードおよびバイポッド。バイポッド取り付け基部上方に照星があります。





こちらは64式小銃。バイポッドが付いており、伏せ撃ちでも安定的な射撃ができます。






立射で突撃。銃の側面に付いている土色のものは、空薬莢回収袋です。ポイ捨て禁止。










焦点がぼけてますが、前方部分のアップ。照星や2脚折りたたみ機構などに注目。



1人でも運べないことはないかな。まあダミーだからですが。爆弾三勇士が持っていたのも同じような爆薬パイプで、遠隔操作で鉄条網を爆破するはずが装置の故障でうまくいかず、人員ごと吹っ飛ばしてしまったわけです。事故隠しと言えなくもないような。