砲身基部の上に載っているのは初速計測レーダーのアンテナ収容部だと思いますが、詳細不明。

車体・砲塔後面。車体の方には観音開きのドアがあります。砲塔の方には恐らく99式弾薬給弾車から弾丸と装薬を受け取るための構造物が付いていて、隙間に雑具入れを押し込んである模様。

こちらは右側面で、ドアは前開きです。同じドアを左右で使ってコスト削減を図ったんでしょうか。

砲塔左側面。後ろ開きのドアがあります。その前方にもヒンジがありますが、ドアはボルトや溶接で固定されていて、普段使いではない模様。
ロングノーズの愛称の通り砲身が長いので、横から全体を写真に収めづらい。

砲口部の多孔式マズルブレーキ。前に行くほど孔が微妙に上下に広がるという、こだわりの仕様となっております。



砲口排煙器の前後にガンロッキングアームの取付部があります。こちらは砲塔内遠隔操作で外せる方に取り付けた図。

砲塔前面右。予備履帯が取り付けられています。

フロントエンジン・フロントトランスミッションなので、起動輪は前方にあります。
履帯はゴムパッド着脱式で、これは外している版。

操縦手用ハッチ。前方にペリスコープが3基付いてます。90式戦車のようなワイパーはありませんが、大丈夫なのかな。まあ基本的に後方を移動するので、顔を出して操縦していてもさほど問題は無いでしょうが。

車体前部。ラインは参考にしたという89式装甲戦闘車にどことなく似ています。前面中央にはごついガンロッキングアーム付き。



角張った車体と大型砲塔が強そうな印象を与える、99式自走155mm榴弾砲。
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マズルブレーキは前端部の補強が無いといった微妙な違いのみ。

自衛用に12.7mm機銃M2を装備。主に対空用らしく、リード射撃用の照準環を付け、仰角が取れる背の高い銃架に装着されています。
車体後部の銘板。全体は日本製鋼所製、車体は三菱重工製。

エンジンが車体前部左にあるので、排気口は車体左側面前部に付いてます。
99式自走155mm榴弾砲/15HSP/ロングノーズ

こちらは試作車両。ガンロッキングアームが華奢な印象です。

下部転輪はダブルタイプ片側7組。発射反動を駐鋤無しで受け止めるため、90式戦車より1組多くなっており、前後2組ずつにはショックアブソーバーが付いてます。スカートは無し。

砲塔前面左。ツルハシの掘るところなどが取り付けられます。