尾脚と水平安定板取り付け基部。

反対側。VORアンテナ後方の丸いのはM130チャフ・フレアディスペンサーの取り付け基部です。

テイルブーム付け根あたり。下面にブレードアンテナやフェアリングが付いてます。

左舷側アビオニクス・ベイ後端。


燃料と潤滑油の規格が機体表面にちゃんと記載されています。有事で慌てていても間違わないようにしましょう。

ランチャーを装着したところ。上下にFIM-92スティンガーのキャニスターを1基ずつ装着できます。

翼端には自衛用空対空ミサイルのランチャー基部があります。

パイロンとM261発射機の接続部。

翼下にはパイロンが2基あります。この展示機は内側にヘルファイア用4連装発射機M299、外側にFFAR用19連装発射機M261を懸吊していました。

胴体中央両側の兵装搭載用スタブウイング。

鏡餅の影に隠れてAN/APR-48Aレーダー周波干渉装置。パッシブ式レーダーセンサーで、只のレーダー警戒装置ではなく、相手を識別してロングボウ・レーダーとのセンサー・フュージョンを行い、反撃に活かすことができます。

内部にミリ波レーダー・アンテナを収容しており、対地・対空目標捜索からAGM-114Lの誘導まで行えます。


メインローターマスト上に鏡餅・・・じゃなかった、AN/APG-78ロングボウ・レーダーのアンテナフェアリングを装着。

メインローターは4翅。ローターヘッドはセミリジッド型で、操作ロッドやらボルトやらが各所に見えますが、これでも構造は単純な方です。
このローターブレード支持機構が破綻して1機が墜落、殉職者2名と民間人負傷者を出すという大事故が起きてしまいました。

エンジンは機体中央上部両側に張り出すように離して配置し、間に装甲板を仕込んでいて、片方の損傷がもう片方に波及するのを防いであります。

エンジンはT700-IHI-701Cターボシャフト双発。
AH-64D戦闘ヘリコプター/アパッチ・ロングボウ
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右側ブラックホール・オカリナの内側にはもう1つ孔が開いてます。

排気口はただの円形ではなく、赤外線放射抑制装置ブラックホール・オカリナを取り付けて赤外線シーカーのロックオンを防ぐようになっています。

エアインテイク前方には異物吸入防止装置も兼ねてか、何かの機器の冷却フィンを仕込んだ構造物が設置されています。
降着装置はスキッドではなく車輪式。整地なら地上の移動も楽です。支柱にはワイヤーカッターや足掛けが付いてます。