エンジン排気口には偏向板3枚を付けて推力偏向ノズルにしています。後縁がギザギザなのは赤外線輻射抑制のためで、後方象限の対レーダー・ステルスではないとのこと。
確かに排気口周りの複雑なパーツが剥き出しになっていて、レーダー波を良く反射しそうです。
水平安定板は超音速飛行対応の全遊動式。内側後ろ半分の色が違うのは、エンジン排気の高温に耐えられる素材を使っているからでしょう。垂直尾翼付け根後縁も同じ色をしています。
垂直尾翼はF-22/F-35と同様の垂直安定板+方向舵の構成。殲撃20型/Su-57では全遊動式垂直安定板ですが、ステルス性なら前者、機動性なら後者なんでしょうか。
付け根にある円筒形フェアリングは方向舵を動かすアクチュエーターだと思われます。
ステルス機といえば外側に傾けた双垂直尾翼。左だけリベットの塗装が剥げたところがありますが、何だろ。
X2先進技術実証機