落下防止柵は立てることもできます。
舷側各所に12.7mm機銃座が設けられていて、小型船への対処を考慮しているようです。ヘリを活用しての対テロ任務支援に出撃する日は来るのでしょうか?
通信用アンテナ収容ドーム。艦全体としてはステルス性を考慮していますが、細かい機材の凹凸が目立ちます。まあ全部艦内に収容しようとすると新たにアンテナを開発しなければならなかったりしてコストがかかるので、第2世代ステルス艦程度に抑えていると思われます。
右舷に立っていたクレーン。その隣には小さなエレベーター。兵装用かな。
甲板前方左舷のファランクス。台座の上に載っていて、俯角が取れるように工夫されています。敵のレーダーからもよく見えそう…。
舷側の通路兼用具置き場も平坦な板で囲われていますが、あまり角度が付いていないので、RCSに悪影響を与えるかも。
横須賀に停泊中のDDH-181ひゅうが。右舷にアイランドを持つ空母型です。運用するのは対潜ヘリで、八八艦隊の対潜バリアを形成するのが主任務。
FCS-3の図解。
右舷側に並んでいたアンテナなど。一番右の大型のものは、支柱が平面型をしており、ステルス性に配慮しています。
ヘリ甲板上にはヘリの駐機・着艦スポットを示す白線が書き込まれています。
ヘリ甲板前部。幅が狭いので、「18」とだけ書かれています。ちなみに、後部は十分な幅があるため、「181」と艦番号が全部書いてあります。
艦後部舷側には三連装短魚雷発射管が突き出しています。左舷後部スポンソンにファランクスが見えますが、かなり死角が多そう。
ひゅうが型護衛艦
アクティブ・フェイズド・アレイ方式で、アンテナ面は軽く凸になっています。
レーダーアンテナのアップ。右が目標捜索追尾用、左がミサイル誘導用らしいです。
窓の上にはFCS-3のレーダーアンテナ。上面左右には電子戦装置が見えます。右舷側背後にはまたまた白いドームが。
アイランド前面。大型の通信用アンテナドームがデンと座っています。
右舷中央のアイランド。傾斜平面構成で、マストもタワー型をしており、左側のむらさめ型と比較するとステルス形状が良く分かります。ただ通信アンテナの白いレドームがすごく目立ちますが。
監視カメラもあります。
こちらは受油ポスト。
舷側ダビット開口部にもシャッターが付いているようです。その上にある盾みたいなのは自動展張式ライフラフトをカバーするシールドですが、これまた直立しているので、シースキミングミサイルのレーダーには大映りしそう。まあ右舷側船体自体もあまり傾いていませんけども。
船体はステルス性を考慮しており、開口部には蓋が用意されています。
艦首右舷のファランクス。左に撮像装置が付いているので、ブロックTB以降の水上目標対処可能型です。