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Q01>:カタールがドイツのライナー・シュテム・ユーティリティ・エアシステムと2016年から共同開発していた長距離無人機。カタールがDIMDEX2018バイラクタル長距離無人機の採用を発表しており、こちらは開発に失敗したらしい。参考:月刊軍事研究8,18

<Q2>:BQM-34シリーズ(無人標的機)を参照。

Q2>:イギリスのコマー・カーズ社が開発した15-cwtトラックQ15シャシー0.25m延長し、エンジンをコマー・カーズ社製6気筒66馬力に換えている。主にイギリス空軍向けに採用され、貨物運搬、移動通信車などとして使用された。参考:月刊グランドパワー4,02

<Q2M>:十九試陸上哨戒機を参照。

<Q3W1>:南海(哨戒機)を参照。

Q4>:イギリスの4×2輪駆動3トントラック。コマー社製で、初期生産車は後輪がダブルタイヤだった。サスペンションリーフ・スプリング全長6.426m全幅2.184m全高3.022mホイールベース4.191m、重量3.023トン。エンジンはサイドバルブ社製6気筒(総排気量4086cc、出力81馬力)、トランスミッションは前進4速。参考:月刊グランドパワー7,02

<Q4W70>:3/4トントラック・シリーズを参照。

<Q−5>:強撃5型(攻撃機)を参照。

<Q−6>:強撃6型(攻撃機)を参照。

Q15>:イギリスのコマー・カーズ社が開発した15-cwtトラックシャシーはスーパーポイズの流用で、エンジンはハンバー製4気筒42馬力。主にイギリス空軍に配備された。参考:月刊グランドパワー4,02

Q40>:オマーン海軍アル・シャミク級コルベット1番艦アル・シャミク(Al-Shamikh)。2009723進水20123月、主砲が事故を起こし、BAEシステムズ社の技術者3名が負傷した。同年竣工。2013627日、オマーン海軍に引き渡された。イギリスで5週間の訓練を行い、オマーンに回航された後に熱帯地域での性能を確認する公試に入るため、就役2014年になった。2014325-27日、DIMDEX2014に参加。201626日、インド海軍国際観艦式に参加。20191217日(21日?)、第34ソマリア沖海賊対処水上部隊DD-113さざなみとオマーンのドゥクム港周辺海空域で親善訓練(通信戦術運動)を実施。参考:月刊世界の艦船6,126,139,137,143,20、月刊軍事研究5,16、朝雲

Q61>:カタール海軍ムシェリブ級哨戒艦1番艦ムシェリブ(Musherib)。2020年進水、2021325日公試開始。2022129日、カタール海軍に引き渡され、イタリアで完熟訓練に入った。参考:月刊世界の艦船7,'226,21

<Q165>:ブレゾン(潜水艦)を参照。

<Q176>:ブーアン(潜水艦)を参照。

<Q339>:ミル(潜水艦)を参照。

QA>:アメリカ海軍の艦載探信ソナー1933年に制式化された。使用周波数15-20kHz、出力20W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

Qaaem級>:イラン海軍潜水艦サンオ級がベースで、20088月に存在が公表された。全長35m排水量500トン級。兵装は魚雷機雷。参考:月刊軍事研究1,11

QBシリーズ>:アメリカ海軍中周波アクティブソナー第2次大戦前後に使用された。送受波器はロッシェル塩変換器。参考:アメリカ護衛艦史

QBA>:潜水艦用で、1938年に制式化された。使用周波数14-32kHz、出力20W、探知距離3.7km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QBE>:潜水艦用で、1941年に制式化された。使用周波数18-25kHz、出力35W、探知距離4.6km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QBF>:水上艦用で、1943年に制式化された。使用周波数22-28kHz、出力150W、探知距離9.1km300基以上が生産され、パトロール・フリゲートなどの小型艦を中心に搭載された。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦、アメリカ護衛艦史

QBG>:水上艦用。使用周波数22kHz、出力5W、探知距離1.8km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCシリーズ>:アメリカ海軍アクティブソナー。送波用に磁歪変換器、受波用にロッシェル塩変換器を使用している。参考:アメリカ護衛艦史

QC−6>:水上艦用で、1937年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QC−7>:潜水艦用で、1938年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCA>:水上艦用で、1937年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCB>:水上艦用で、1938年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCC>:潜水艦用で、1938年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCE>:水上艦用で、1938年に制式化された。出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCH>:潜水艦用。使用周波数24kHz、出力400W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCJ>:水上艦用で、1937年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCK>:水上艦用で、1937年に制式化された。使用周波数18kHz、出力400W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCL>:水上艦用で、1940年に制式化された。使用周波数20kHz、出力600W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCM>:潜水艦用で、1941年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCN>:水上艦・潜水艦用で、1941年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離3.7km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCO>:水上艦用で、1939年に制式化された。使用周波数20kHz、出力400W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCQ>:水上艦用で、1941年に制式化された。使用周波数24kHz、出力400W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCR>:水上艦用で、1941年に制式化された。使用周波数20kHz、出力600W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCS>:水上艦用で、1942年に制式化された。音波ビーム幅は20度で、送受信方向を変化させることができるので、サーチライト・ソナーとも呼ばれている。使用周波数24kHz、出力600W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦、アメリカ護衛艦史

QCT>:水上艦用で、1943年に制式化された。使用周波数20kHz、出力600W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QCU>:水上艦用で、1944年に制式化された。使用周波数25または27kHz、出力200W、探知距離5.5km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QDR>:アメリカ国防省が4年ごと(大統領の4年間の任期中に1回)に行っている国防計画の見直しで、Quadrennial Defense Review(4年ごとの国防見直し)の略。国防戦略、兵力構成・近代化計画、インフラ、予算などについて纏め、国防長官が議会に提出する。1993年のボトムアップ・レビューがきっかけで、1回目は1997年に提出された。2回目は4年後の2001年に提出され、3回目は提出期限の規定が変更されたため2006年の発表となり、4回目はその4年後の2010年に提出された。5回目は201434日に議会に提出された。公開文書なので、悪評や風評を招く記述を避ける傾向があり、2018年からは国家防衛戦略NDSに後を譲った。参考:月刊軍事研究5,105,14、朝雲

 <QDR2001>:1-4-2-1戦略を採用した。参考:月刊航空情報8,12

 <QDR2010>:優先目標は、今日の戦争対テロ戦)での勝利、紛争抑止、広範な不測事態への準備と対処、完全志願制維持である。A2/AD対処とエア・シー・バトルの概念も提示された。参考:月刊軍事研究6,14、月刊世界の艦船12,14

 <QDR2014>:201434日に提出された。本土防衛、地球規模安全保障構築、戦力投射・決定的勝利が三本柱となっている。戦力投射で一応は二正面作戦を謳っているが、予算不足などで長期安定化作戦を行うだけの余裕は無く、イラクアフガンでの戦闘を終結させ、アジア太平洋地域に重点を移すリバランス(Rebalance)を図る予定。2019年の戦略核ミニットマンV弾頭420基、SLBM弾頭240基、戦略爆撃機60機、弾頭合計1550基以下。2019年の陸軍兵力は現役が57万名から44-45万名、州兵35.8万名から33.5万名、予備役が20.5万名から19.5万名へと削減される。師団は現役10個と州兵8個。現役戦闘航空旅団13個から10個に減らし、4個重戦闘航空旅団と6個フルスペクトラム戦闘航空旅団に再編する(他に予備役2個と州兵10個がある)。パトリオット大隊15個、THAAD大隊は7個で、全て現役。2019年の海軍戦力は、現役323200名、予備役58800名、SSBN12隻・SLBM240発(他に2隻を保有)、攻撃原潜51隻、巡航ミサイル原潜4隻、空母11隻・空母航空団10個、ズムウォルト級3隻、タイコンデロガ級21隻(他に10-11隻を予算削減と改修を兼ねて係船状態に置く)、アーレイ・バーク級68隻、LCS25隻、アベンジャー級掃海艦8隻、サイクロン級哨戒艇10隻、ワスプ級タラワ級強襲揚陸艦10隻、サン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦11隻、ホイッドビー・アイランド級ドック型揚陸艦12隻(他に1隻を係船状態に置く)とする。2019年の海兵隊戦力は現役182000名、予備役39000名、2個海兵遠征軍第2海兵遠征軍は廃止)、3個海兵遠征旅団、7個海兵遠征隊となる。2019年の空軍戦力は、現役308800名、予備役103600名、州兵103600名、戦闘飛行隊48個(現役26個、予備22個)、重爆撃飛行隊9個(B-2A爆撃機16機、B-1B爆撃機36機、B-52H爆撃機44機)、空中給油機443機(KC-135335機、KC-46A54機、KC-10A54機)、戦略輸送機211機(C-539機、C-17172機)、C-130戦術輸送機300機、MQ-9無人機231機、RC-135偵察機17機、RQ-4無人偵察機32機、E-3AWACS18機、E-4が3機、E-8J-STARS6機など。A-10U-2は全て退役する。F-35LRS-BKC-46Aを重点的に開発配備する。2019年の特殊戦戦力は要員69700名、特殊戦チーム660個、レンジャー大隊3個、機動・火力支援用航空機259機、ISR用有人機43機、ISR無人機40機など。2019年のサイバー戦力は、国家任務チーム13個、国家任務戦闘支援チーム17個、戦闘任務チーム27個、戦闘任務支援チーム17個、保護チーム68個。参考:月刊世界の艦船6,145,14、月刊軍事研究6,145,1411,14、朝雲

QECセット>:Quick Engine Change Setエンジン交換を迅速に行うための準備を整えた予備エンジン一式のことで、配線や配管などを済ませ、カウリングなども取り付けておく。参考:航空用語事典増補改訂版

<QF−4B>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−4C>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−4E>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−4G>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−4N>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−4S>:F-4戦闘機ファミリーを参照。

<QF−8A>:F-8戦闘機ファミリーを参照。

<QF−16A>:F-16戦闘機ファミリーを参照。

<QF−16C>:F-16戦闘機ファミリーを参照。

<QF−80A>:P-80戦闘機ファミリーを参照。

<QF−80F>:P-80戦闘機ファミリーを参照。

<QF−100>:F-100戦闘機ファミリーを参照。

<QF−102>:F-102戦闘機ファミリーを参照。

<QF−104J>:F-104戦闘機・海外ファミリーを参照。

<QF−106>:F-106戦闘機ファミリーを参照。

<QF−106A>:F-106戦闘機ファミリーを参照。

<QF−106B>:F-106戦闘機ファミリーを参照。

QGA>:アメリカ海軍の艦載探信ソナー1943年に制式化された。使用周波数30kHz、出力400W、探知距離4.6kmの近距離用ソナーと、使用周波数14kHzの遠距離用ソナーを組み合わせて艦底のソナードーム1基に収容している。コンソールもそれぞれに用意されていて、近距離用の方は潜水艦の深度測定も可能。参考:月刊軍事研究5,09、第2次大戦のアメリカ軍艦

QGB>:アメリカ海軍の艦載探信ソナー1944年に制式化された。使用周波数20-26kHz、出力400W。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

<QH−50>:ダッシュ・シリーズ(無人機)を参照。

QHB>:アメリカ海軍の全周走査ソナー。使用周波数20kHz。参考:月刊世界の艦船3,07

QJA>:アメリカ海軍の艦載探信ソナー1944年に制式化された。使用周波数10-30kHz、出力150W、探知距離9.1km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

QJB>:アメリカ海軍の艦載探信ソナー1944年に制式化された。使用周波数22-28kHz、探知距離4.6km。参考:第2次大戦のアメリカ軍艦

<QJZ−89>:8912.7毫米重機槍を参照。

<QKS1849A>:自衛隊の電子管。新日本無線製。参考:月刊軍事研究9,16

QLシリーズ>:イギリスのベドフォード社製4×4輪3トントラック。Qは4輪駆動(Quad)、Lはホイールベースが長い(Long)ということを示している。19402月にプロトタイプが完成したが、ダンケルク撤退で2輪駆動トラックを大量に供給する必要に迫られて生産が遅れた。19412月から第2次大戦終戦までに52245両が生産された。参考:月刊PANZER2,02、月刊グランドパワー7,02

 <QLC>:6トンセミトレーラー牽引用トラクター。参考:月刊PANZER2,02

QLD>:全長5.994m全幅2.26m全高3.048m、重量4.377トン。エンジンは6気筒3519cc72馬力トランスミッションは4速ギアボックス+2速トランスファー。サスペンションリーフ・スプリング式。後輪駆動も可能。参考:月刊グランドパワー7,02

QLT>:兵員輸送型。カーゴ・ボディをロングタイプに換えており、兵士29名と装備を搭載できる。参考:月刊グランドパワー7,02

<QLファミリー>

 <QLR>:クローズドボディ無線車両。1970年代まで使用されたものもある。参考:月刊グランドパワー7,02

 <移動調理車>:QLDをベースに、荷台に調理具を搭載したもの。参考:月刊グランドパワー7,02

 <歯科医療車>:キャビンに歯科治療用の椅子や無影燈、医療品ロッカーや大型の清浄水タンクなどを搭載し、予診室兼事務室となるトレーラーを牽引したもの。参考:月刊PANZER2,02

 <病院車>:クローズドボディを搭載し、大型のトレーラーを牽引する。参考:月刊グランドパワー7,02

QL15>:カタール海軍15.7m級揚陸艇LCVPアル・アーリヤ(Al-Aaliya)。フィンカンティエーリ社で建造され、202276日に引き渡された。参考:月刊世界の艦船10,22

<QLC>:QLシリーズ(トラック)を参照。

<QLD>:QLシリーズ(トラック)を参照。

<QLR>:QLトラック・ファミリーを参照。

<QLT>:QLシリーズ(トラック)を参照。

QLZ87B>:中国の保利科技有限公司が開発した35mmグレネードランチャー。全長1.046m、重量9.1kg作動セミオートマチック式。弾倉ドラム型、装弾数4発または6発。有効射程1750m。参考:月刊軍事研究6,07

QMフェア>:陸上自衛隊需品学校2006年度から年に一回開催している総合展示会・セミナーで、QM需品科職種(クォーターマスター)の略。陸上自衛隊員の生存自活に関する器材を官民双方が展示し、技術セミナーが開かれる。参考:朝雲

<QN−TANK>:リコン・スカウト(投擲型偵察ロボット)を参照。

QRC>:Quick Reaction Capabilityの略。直訳すれば即応能力だが、有事などに部隊が緊急で必要になった装備品の開発計画に付けられる。参考:月刊JWings11,20

<QRC−160>:AN/ALQ-71(ジャミングポッド)を参照。

<QRC−288>:AN/ALQ-101シリーズ(ジャミングポッド)を参照。

<QRC−559>:AN/ALQ-131(ジャミングポッド)を参照。

QRIP>:アメリカ空軍のF-35飛行試験データ収集装置Quick Reaction Instrumentation Package。従来品より重さ300分の1・値段100分の1を実現した。重量8ポンド・3.7kg。価格23万ドル。参考:月刊JWings2,23

<QRMO−152>:自衛隊のパルス個人実習装置。ネットコムセック製。参考:月刊軍事研究3,09

<QSRA>:C-8A輸送機ファミリーを参照。

<QST>:X-59(技術実証機)を参照。

<QSキット>:クイックストライク・シリーズ(機雷)を参照。

QTR>:NASAベルボーイング社1990年代から計画しているティルトローター輸送機で、4発ティルトローターの略。当初は最大離陸重量45トン・積載量11トンの予定で、V-22オスプレイの倍の積載量ということでV-44と呼ばれた。2005-07年のアメリカ陸軍要求に提示したが、積載量が少なすぎるということで更に大型化している。C-130-30の胴体を流用し、上面前後に主翼を装着、翼端にティルトローターを取り付けて垂直離着陸できるようにした。貨物室長19m航続距離1000海里16トン積載)/420海里26トン積載)。最大積載量26トン。人員なら110名、463L貨物パレットなら8枚を輸送可能。貨物室長を20.7mに延長する案もあり、この場合は463L貨物パレットを9枚積める。JHL計画/JFTL計画に提案中。参考:月刊軍事研究9,13

QTS91>:カタール海軍アル・ドーハ級練習艦1番艦アル・ドーハ(Al Doha)。2020109日、トルコのアナドゥル造船所で進水。参考:月刊世界の艦船3,'21

QTS92>:カタール海軍アル・ドーハ級練習艦2番艦アル・シャマル(Al Shamal)。20201224日、トルコのアナドゥル造船所で進水。参考:月刊世界の艦船3,'21

QU−22B>:アメリカ軍ELINT/データ中継用RPV。ビーチ社製モデル36ボナンザ軽飛行機がベースで、乗員1名が乗り込むが、ELINT機器の操作要員で、操縦はしない。1967-70年に40機弱が改造され、イグルー・ホワイト・センサーから送信された電波の中継を行った。参考:スパイ機

<Quad>:クアッド(日米豪印戦略対話)を参照。

<QueSST>:X-59(実験機)を参照。

QW1シリーズ>:中国軍携帯式地対空ミサイル、前衛(クァンウェイ)1。参考:月刊軍事研究4,00

QW1>:別名ヴァンガード(Vanguard)。重量16.9kg。誘導はパッシブ赤外線有効射程5000m。参考:月刊軍事研究4,003,03

QW1A>:改良型。早期警戒能力を持つ全天候システムと銘打たれているが、資料が発表されておらず、詳細不明。参考:月刊軍事研究3,03

QW1G>:グリップに変更が加えられており、発射システムを改良したものと思われるが、詳細不明。参考:月刊軍事研究9,07

 <QW1M>:改良型。対赤外線ジャミング能力を持つらしい。重量18kg。参考:月刊軍事研究3,03

<QW1海外シリーズ>

 <ミサク1>:イラン陸軍携帯式地対空ミサイルMisaq 1。参考:THE MILITARY BALANCE 2016

QW2>:中国軍携帯式地対空ミサイル、前衛(クァンウェイ)2。全備重量18kg。ミサイル全長1.59m。誘導はパッシブ赤外線で、第2.5世代に相当し、9K34よりも性能は良いらしい。有効射程500-6000m、最大迎撃高度3500m有効射高10-4000m?)。1998年頃から輸出もされており、20181月にはトルクメニスタン陸軍が大統領に展示している映像が放送された。参考:月刊軍事研究4,003,047,18

QW3>:中国軍携帯式地対空ミサイル、前衛(クァンウェイ)3。2000年頃から量産に入ったらしい。全長2.1m、重量23kg初速毎秒750m、最小射程800m最大射程8000m、最低運用高度4m最大射高5000m。誘導はセミアクティブ・レーザー信管近接着発、命中半径3m。参考:月刊軍事研究3,03

QW4>:中国軍携帯式地対空ミサイル、前衛(クァンウェイ)4。2005年頃の実用化を目指しているらしい。赤外線画像誘導射程500-6000m。参考:月刊軍事研究3,03

QW11>:中国軍携帯式地対空ミサイル。対巡航ミサイル用で、低高度航空機との交戦も可能。信管レーザー近接着発。参考:月刊軍事研究9,07

QW18>:中国軍携帯式地対空ミサイル電子妨害対抗能力を強化しており、シーカーはデュアルバンド赤外線を採用、高い目標追尾能力を持つ。参考:月刊軍事研究9,07

<QW18海外シリーズ>

 <ミサク2>:イラン陸軍携帯式地対空ミサイルMisaq2。参考:THE MILITARY BALANCE 2016

QW19>:中国軍携帯式地対空ミサイルで、中国航天科工集団が開発中。シーカーはデュアルバンド赤外線画像シーカーで、ジャミングに強く、目標正面からの迎撃が可能。ランチャーモジュールは使い捨てである。参考:月刊軍事研究5,15

QWIP>:冷却式赤外線センサーの1つで、Quantum Well Infrared Photo-detector(量子井戸型赤外線検知素子)の略。波長感度帯を3-19ミクロンと広く設計できるため、2波長以上の感度帯域を設定でき、目標検出・識別能力に優れる。参考:火器弾薬技術ハンドブック

Q基地>:呉海軍工廠総務部気付伊東事務所のこと。特二式内火艇の実戦訓練施設で、広島の情島に設置された。昭和18年から施設の建設が始まり、付近の住民は立ち入り禁止とされ、司令部や隊員宿舎の他、二等輸送艦が接岸できるコンクリート岸壁も用意された。特四式内火艇も集められ、近くの倉橋島や大迫海岸で敵前上陸訓練が実施されている。参考:小艦艇入門、日本の戦車と装甲車両

Q級駆逐艦>:イギリス海軍駆逐艦全長109.4m全幅10.9m吃水2.9m基準排水量1725トン。主機蒸気タービン、出力40000馬力、速力36.8ノット。兵装は12cm単装砲4門、2ポンド4連装砲1基、533mm4連装魚雷発射管2基。G09キリアムG11クオドラントG45クエイルG62クオリティG70クイーンボロG78クエンティンG81キベロンG92クイックマッチの8隻が1942年に竣工した。G70クイーンボロG81キベロンG92クイックマッチの3隻は1943年にオーストラリア海軍に貸与され、19556月に譲渡されてクイーンボロ級フリゲートへの改造工事を施されている。参考:第2次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船6,17

Q計画>:自衛隊が直接侵略事態に対応するため策定しているとされる防衛計画で、規模などに応じてQ一号、Q二号といった種類があるらしい。内閣総理大臣から防衛出動命令が発出されると、同時に防衛庁長官から出動整備実施命令が出され、桧町駐屯地の地下中央指揮所から市ヶ谷駐屯地パラボラアンテナ経由で陸自方面総監部に機密・特緊命令として送られる。方面総監部の日直・当直長がこれを受領し、直ちに作戦規定に従って出動準備を発令、当直司令待機車で不在人員を集めて司令部を立ち上げ、直轄部隊を各部隊に配属し、方面通信群通信網を確保、地区補給処弾薬と燃料を集結し、予備自衛官の招集を行う。各部隊は非常呼集を行い、装備、弾薬、燃料、食料などを満載し、駐屯地を出て戦闘団を形成しつつ防御正面に移動したり、後方に各種指揮所を立ち上げたりする。航空自衛隊デフコンに応じた態勢を取る。海上自衛隊は状況に応じてA号−E号対策処置を発動し、レベルに応じた対潜哨戒機空中哨戒態勢を取り、艦艇は出港して担当海域に展開する。参考:陸上自衛隊地上戦力の全容

Qサイト>:イギリスの欺瞞火災発生装置。第2次大戦時にドイツ空軍爆撃機部隊の目をそらすために使用された。ライム・グローブにあるガーモント・イギリス映画スタジオを費用50ポンドで改造してダミー飛行基地にしたものもあった。参考:連合軍の傑作兵器駄作兵器

Qシップ>:イギリス海軍の囮船で、艦種記号の頭文字がQなのでこう呼ばれる。第1次大戦時にUボート対策として建造した。100-4000トン級で、コルク、木材、空樽などと共に武装を隠しており、普段は中立国の国旗を掲げているが、Uボート臨検のため浮上して接近したところでホワイト・エンサインを掲揚し、攻撃して撃沈する。存在が暴露しないよう、沈めたUボートから脱出した乗員を皆殺しにすることもあった。180隻以上を建造した。Uボート無制限作戦をとってからは効果が無くなり、Uボート11隻の戦果に対して27隻(61隻?)が撃沈された。参考:Uボート入門、月刊丸2,07、月刊世界の艦船4,157,20

Q熱リケッチア>:コクシエラ・バーネッティイによる感染症で、動物やダニなどから空気感染を起こす。芽胞となって数週間生存することが出来るため、エアロゾルで散布したり、水に混入して感染させたりすることが可能である。感染力は非常に高く、致死率は低い(4%未満)が、感染者を治癒するまで無能力化できる。参考:図解雑学生物・化学兵器

<Qバード>:P4M-1Q(電子偵察機)を参照。

Qバンド(一般呼称)>:36-46GHz周波数帯を指す。参考:ロッキードF-117ナイトホーク

Qベイ>:U-2R(偵察機)を参照。

Q列車>:ドイツ国防軍の対空列車。無蓋貨車を連ねて対空砲対空機銃を満載している。第2次大戦時に使用した。参考:歴史群像10,06

 

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