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＜第二出水海軍航空隊＞：日本海軍航空隊で、鹿児島県出水郡にある。飛行機整備教育を行う。参考：陸海軍学校と教育

＜第２移動警戒隊＞：航空自衛隊の移動警戒隊。入間基地に所在している。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。9月10-12日、インド空軍戦闘機パイロットと兵器管制官が部隊を研修した。10月13日から台風19号・21号被害の災害派遣に参加。参考：朝雲、月刊JWings12,’19、MAMOR vol.155

　＜第２移動警戒隊（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、入間基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２移動通信隊＞：航空自衛隊の移動通信隊。1988年、春日基地で新編された。2000年、上級部隊が航空システム通信隊移動通信群になった。2018年7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：航空自衛隊ホームページ、月刊JWings8,’14、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第２移動通信隊（２０１５年）＞：航空システム通信隊移動通信群隷下で、春日基地に置かれている。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２ウクライナ方面軍＞：ロシア軍の方面軍。1943年10月20日、ステップ方面軍を改称して創設された。1944年10月6日、デブレツェン作戦を開始。参考：激闘　東部戦線(2)、歴史群像4,’18

＜第２遠征打撃群＞：アメリカ海兵隊の遠征打撃群ESG-2。2006年に新編された。参考：月刊軍事研究1,’16

＜第２遠征打撃群（２０１５年）＞：アメリカ本国艦隊コマンド隷下で、リトル・クリークに置かれている。兵力11000名。隷下に第４揚陸隊（ノーフォーク。LHD-3キアサージ、LPD-24アーリントン、LSD-51オーク・ヒル）、第６揚陸隊（ノーフォーク。LHD-1ワスプ、LPD-17サン・アントニオ、LSD-41ホイッドビー・アイランド、LSD-46トーテュガ）、第８揚陸隊（ノーフォーク。LHD-7イオー・ジマ、LPD-21ニューヨーク、LSD-43フォート・マクヘンリー、LSD-50カーター・ホール）、LHD-5バターン、LPD-19メーサ・バード、第２海軍海岸作業群（LCU担当の第２強襲艇隊、LCAC担当の第４強襲艇隊、第２揚陸指揮隊、第２揚陸建設大隊）などを置く。参考：月刊軍事研究1,’16

＜第２延坪海戦＞：2002年6月29日（カニ漁最盛期の時期）、国連軍の設定した北方限界線を越えて漁をしていた北朝鮮漁船と警備艇に対し、0954に韓国シードルフィン級警備艇２隻が出動。1001にはもう１隻の警備艇が北方限界線を越えてきたため、韓国は警備艇２隻を追加派遣して警告放送を実施した。北側の警備艇は韓国警備艇に150mまで接近して砲撃を開始。85mm砲を装備したコルベットの射撃を操舵室に喰らって韓国警備艇１隻が大破した。これに対し、韓国海軍もコルベット含む４艦を派遣して対抗、1043に少なくとも１隻に損害を与えて1056までに両者とも砲撃を終了した。韓国側の損害は、大破した警備艇１隻が曳航中に沈没、乗員４名死亡、１名行方不明、19名負傷。北朝鮮側は、少なくとも１隻被弾、負傷者30名前後とみられる。参考：月刊世界の艦船9,’02

＜第二岡崎海軍航空隊＞：日本海軍航空隊で、愛知県碧海郡にある。飛行機整備教育を行う。参考：陸海軍学校と教育

＜第二小倉丸＞：日本海軍特設給油船。全長136.24m、幅17.37m、深さ10.52m、満載吃水8.5m、総トン数7311トン、重量トン数11436トン。主機は三菱スルザー6ST60型ディーゼル１基、最大連続出力2682馬力、航海速力12.5ノット、最大速力14.15ノット。昭和6年2月17日、小倉石油のタンカーとして竣工した。昭和16年、日本石油に移籍。太平洋戦争で海軍に一般徴用され、その後特設給油船となった。昭和18年に解用されて船舶運営会が運航した。昭和19年、日本油槽船に移籍した。9月16日、ミ14船団としてマニラから門司に向かう途中、台湾南東バシー海峡でSS-395レッドフィッシュの雷撃により沈没した。参考：月刊世界の艦船6,’12

＜第２海軍区＞：日本海軍の海軍区。呉軍港と舞鶴要港が所在している。明治19年5月に指定された。昭和14年12月の担当地域は、三重から宮崎に至る太平洋、秋田から福岡県遠賀以東に至る日本海、瀬戸内海の海岸・海面、大阪府、和歌山、兵庫の一部、岡山、広島、山口、香川、徳島、高知、愛媛、宮崎、大分、福岡の一部である。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊、帝国陸海軍事典

＜第２海軍燃料廠＞：日本海軍燃料廠。昭和16年4月、三重県四日市に開設された。秋水の燃料も作っている。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊

＜第２海上訓練指導隊＞：海上自衛隊の海上訓練指導隊。1961年9月1日、自衛艦隊の隷下に入った。1962年7月1日、海上訓練指導隊群の隷下に入った。参考：月刊世界の艦船6,’22

＜第２海上護衛隊＞：日本海軍の海上護衛隊で、昭和17年4月10日に第４艦隊隷下に創設された。内地（横須賀、館山）と内南洋・南東方面（小笠原、サイパン、トラック環礁、ラバウルなど）の間の船団護衛を担当する。ただシーレーン4500kmに対して配備されたのは特設艦船３隻だけだった。7月10日、夕張、第29駆逐隊、第30駆逐隊が編入されたが、駆逐艦は旧式で、ソナーもレーダーも無く、あまり役に立たなかった。昭和18年3月28日、海防艦隠岐が編入された。7月15日、海防艦福江が横須賀防備戦隊から転入した。8月15日、海防艦六連が呉鎮守府部隊から転入した。10月31日、海防艦御蔵が編入された。11月1日、海防艦平戸が編入された。11月15日、海上護衛総隊の隷下に入った。11月20日、海防艦天草が編入された。11月30日、海防艦満珠が編入された。昭和19年2月28日、海防艦能美が編入された。3月30日、満珠が連合艦隊付属に転出した。7月17日、平戸が第１海上護衛隊に転出した。7月18日、福江が大湊警備府に、天草が横須賀鎮守府付属に、御蔵が第１海上護衛隊に転出した。8月17日、能美が大湊警備府部隊に転出した。昭和20年3月、海防艦隠岐が第１護衛艦隊に転出した。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊、12,’10、6,’83、月刊丸7,’14、比島決戦

＜第２回天隊＞：日本海軍の基地回天隊。八丈島に配備された。宿舎は八丈島最大の建造物である養蚕試験場で、回天配備基地は底土基地と石積基地の２箇所あり、全長37mのトンネルを２本ずつ設置、各トンネルに２基ずつ計８基の回天を収容した。予備の酸素は無いため、出撃機会は一度のみ、訓練もできないので、整備や戦術討議に日を費やしていた。結局そのまま8月15日のポツダム宣言受諾を迎えたが、一応交戦準備は整えたままとしている。8月24日、八丈島の陸海軍守備隊（陸軍19000名、八丈島海軍警備隊2000名）が合同で実施した実弾射撃に参加し、拳銃や小銃の実弾射撃を行った。10月中旬になりアメリカ重巡CA-71クインシー、駆逐艦３隻、フリゲート１隻が八丈島沖に現れて武装解除となり、回天は回天隊の手で弾頭部を海中投棄、胴体にはダイナマイトを仕掛けてトンネル内で爆破処分した。隊員は11月下旬に復員している。参考：月刊丸8,'15別冊

＜第２海兵遠征軍＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征軍。1983年、隷下に第４・第６海兵遠征旅団が新編された。参考：月刊軍事研究7,’12

　＜第２海兵遠征軍（デザート・セイバー作戦時）＞：クウェート沿岸で陽動作戦を実施し、イラク軍をクウェート沿岸に釘付けにする任務を与えられた。1991年2月25日、クウェート南部沿岸で陽動揚陸作戦を展開し、SEALが沿岸での爆破作業などを行って注意を引きつけた。特殊部隊の一部はクウェート市に潜入し、アラブ合同軍がクウェートを解放する際の支援準備を行った。2月26日、クウェート北部沿岸のファライカ島・ブビヤン島への陽動作戦を実施、デザート・セイバー作戦完了まで待機した。参考：月刊グランドパワー4,’95

　＜第２海兵遠征軍（２０１０年）＞：司令部はノースカロライナ州のキャンプ・レジューンにある。隷下に第２海兵師団、第２海兵航空団、第２海兵兵站群、第２情報大隊、第８通信大隊、第２無線大隊、第２海空射撃連絡中隊、生物化学事態即応軍、第２海兵遠征旅団、第22海兵遠征隊、第24海兵遠征隊、第26海兵遠征隊を置く。参考：月刊JWings5,’10

　＜第２海兵遠征軍（２０１３年）＞：アメリカ海兵隊総軍隷下で、司令部はノースカロライナ州キャンプ・レジューンにある。隷下に第２海兵遠征軍司令部群、第２海兵遠征旅団、第22海兵遠征隊、第24海兵遠征隊、第26海兵遠征隊、第２海兵師団、第２海兵航空団、第２海兵兵站群、海兵隊警備部隊連隊、化学生物兵器事態対処部隊（CBIRF）を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第２海兵遠征旅団＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征旅団。常設なのは司令部（第２海兵遠征軍司令部群分遣隊）のみで、戦闘部隊は有事に配属される。2003年、イラク戦争に参加。2009年5月29日からアフガン戦に参加（１個連隊戦闘団、第40海兵航空群、第２戦闘兵站連隊）。7月2日から8月20日、カンジャール作戦に参加。2010年2月、モシュタラク作戦に参加。4月12日、第１海兵師団に後を譲ってアフガンを去った。2012年1月、ボールド・アリゲーター2012演習に参加。参考：月刊軍事研究8,’12、9,’12、11,’12

＜第２海兵遠征旅団（イラク戦争時）＞：タラワ支隊と命名された。2003年1月6日に部隊が配属され、1月15日にアメリカ海軍第２揚陸群の揚陸艦７隻に分乗してアメリカ東海岸を出撃した。隷下に第２連隊戦闘団、第29海兵航空群（AV-8B増強）、第22戦闘業務支援大隊を置く。2月15日、クウェートに到着し、第29海兵航空群と第22戦闘業務支援大隊を第１海兵遠征軍に渡した。この時点で兵力5800名。隷下に第２海兵遠征軍司令部群分遣隊、第２遠征軍連絡部隊、第２海兵大隊、第４偵察大隊Ｃ中隊、第２情報大隊、第２連隊戦闘団（本部中隊、３個海兵大隊、１個海兵砲兵大隊、１個戦闘工兵中隊、１個戦車中隊、１個軽装甲偵察中隊、１個強襲水陸両用中隊、１個偵察中隊）を置き、M-1A1戦車14両、LAV-25装甲車26両、AAV7強襲車46両、155mm榴弾砲M198を18門、M-9装甲ドーザー４両を配備する。主任務はナシリヤの確保で、開戦まで集結地ホーキンスで訓練を行いつつ待機した。3月21日、イラク領内に侵入。3月23日早朝、ナシリヤ近郊に進出。0600、戦車中隊が増強されていた第１海兵大隊にナシリヤ制圧命令が出されたが、進撃途中でナシリヤから離脱してくる損傷HMMWVを発見。これはナシリヤに迷い込んだ第507整備中隊所属車で、第１海兵大隊はこちらの救出に向かった。0800、第１海兵大隊は救出任務を打ち切ってナシリヤ制圧のための進撃を再開したが、M-1A1戦車は燃料切れで補給のため後方に残した。ここで先鋒部隊が立体交差の低い方の路上に戦車7-9両と歩兵40-50名を発見。TOW搭載HMMWVとジャベリンで片付けたが、その後の戦闘に備えて戦車の給油を半分で打ち切り、第１海兵大隊は戦車１個小隊、Ｂ中隊、前進指揮所、Ａ中隊、Ｃ中隊の順で縦列隊形をとり、南側からナシリヤ市内へと突入した。制圧計画は以下の通り。まずＢ中隊がナシリヤ市南にあるユーフラテス河に掛かる橋を突破して市街に突入、後続のＡ中隊がその橋の両岸を制圧して安全を確保する。次いでＢ中隊はその北にあるサダム運河に掛かる橋を確保するが、直進する道路は両側にイラク兵が待ち伏せを仕掛けていることが見え見えなので、一旦東に迂回して橋に向かう。Ｃ中隊はＢ中隊の後ろを進撃し、Ｂ中隊がサダム運河の橋の南側に布陣して援護体制を整えたら、橋を渡って対岸を制圧、確保するというものである。1230、Ｂ中隊（＋戦車小隊）と前進指揮所がユーフラテス河にかかる橋を渡って市街に突入。しかし先頭の戦車が右折地点を間違え、数百メートル先で北に曲がったものの、軟弱地盤に嵌り込んで進撃不能に陥った。更に前進指揮所の通信機器が交信混雑やビル陰などの影響で全て使用不能になってしまった。周囲からは銃撃やRPG-7による射撃を受けたが、戦車による反撃やAH-1Wの近接航空支援で何とか切り抜けている。Ａ中隊は予定通りユーフラテス河に掛かる橋の制圧に成功、北側に円陣を組んで確保した。Ｃ中隊は橋を渡って進撃したが、Ｂ中隊と全く連絡が取れず、作戦目標を優先するためか真っ直ぐに運河に掛かる橋に向かってしまった。前進指揮所は副大隊長と連絡が取れたため、後方に残してきたM-1A1戦車５両に増援を依頼。１両が故障したため、４両がナシリヤに向かい、途中で３両のイラク戦車を撃破してＡ中隊に加わった。Ｃ中隊は道路の両側から受ける一撃離脱射撃をAAV7強襲車11両による制圧射撃で跳ね返しつつ前進したが、1305に後ろから２両目のAAV7強襲車にRPG-7が命中、５名が負傷した。火災も発生したが駆動系は無事で、停止すると狙い撃ちにされるので、そのまま前進を続行。運河にかかる橋を一気に渡って北側にヘリンボーン隊形のAAV7強襲車を中心とする円陣を組み上げた。しかしＣ中隊はイラク軍や民兵の真ん中に取り残されており、通信も通じず、前線航空統制官もおらず、大隊の他部隊はＣ中隊が既に運河の橋を渡っていることを知らなかった。Ｃ中隊は手持ちの武器で応戦したが、唯一の砲火力である60mm迫撃砲３門が布陣していた場所にイラク軍の迫撃砲弾が直撃、４名が死亡した。イラク側からの集中砲火を浴びて負傷者も続出したため、AAV7強襲車１両に負傷者を乗せ、護衛を付けて大隊救護所まで強行突破することにし、円陣に120-130名を残し、80-90名とAAV7強襲車６両が南に向けて出発した。この頃、Ｂ中隊はまだ迂回路で待ち伏せ攻撃を受け続けており、配属されていた前線航空統制官は航空支援を要請。アメリカ州航空隊のAAV7強襲車２機が派遣され、前線航空統制官に対して運河にかかる橋の北で炎上する車両を位置参照目標、南に向かう車列を攻撃目標として報告、前線航空統制官はＢ中隊よりも先に味方はいないとしたため、A-10A攻撃機は車列に対して爆弾を投下し、次いで30mmガトリング砲GAU-8/Aにより掃射をかけた。実はこの車列は大隊救護所に向かうＣ中隊で、炎上していたのはRPG-7を被弾しつつ橋に辿り着いたAAV7強襲車だったため、射撃を受けた海兵隊員１名が死亡、４名が負傷した。発射音で誤射に気付いたＣ中隊は射撃やめを意味する赤色照明弾２発を発射し、無線連絡を試み、AAV7強襲車のルーフに星条旗を掲げたが、AAV7強襲車は更に掃射を7-8回行い、AGM-65まで叩き込んで来たため、AAV7強襲車１両が破壊され、更に６名が死亡した。車列は橋を渡って南に急進したが、１両のAAV7強襲車にAGM-65が命中、車体が乗車兵員ごと吹っ飛んで９名が即死した。次いで１両が銃撃により行動不能になり、脱出した12名は近くの建物に離脱。残る３両は南に進み、更に１両が炎上したが、残る２両がＡ中隊陣地に辿り着いて苦境を伝えた。Ａ中隊と増援戦車は救援に向かったが、大隊本部と連絡が取れず、1600過ぎに漸くＣ中隊のもとに到着した。その後4月2日までナシリヤ制圧作戦を継続。4月3日、高速道１号線を北上し、第１海兵師団が迂回した都市を制圧して補給路を確保した。参考：月刊軍事研究8,’12

＜第２海兵航空団＞：アメリカ海兵隊の海兵航空団。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第２海兵航空団（２０１３年）＞：第２海兵遠征軍隷下で、司令部はノースカロライナ州チェリー・ポイント海兵航空基地にある。隷下に第14海兵航空群（AV-8B、EA-6B、KC-130J）、第26海兵航空群（MV-22B）、第29海兵航空群（AH-1W、UH-1Y、CH-53E）、第31海兵航空群（F/A-18A/C/D）、第28海兵航空管制群を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第２海兵航空団（２０１６年）＞：司令部はノースカロライナ州チェリー・ポイント海兵航空基地にある。隷下に第14海兵航空群、第26海兵航空群、第29海兵航空群、第31海兵航空群、MWHS-2、VMR-1、MACG-28を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第２海兵師団＞：アメリカ海兵隊の海兵師団。1990年、湾岸戦争に参加。2011年3月15日からアフガン戦に参加。2012年2月25日、第１海兵師団に後を譲ってアフガンを去った。参考：月刊軍事研究9,’12

　＜第２海兵師団（デザート・セイバー作戦時）＞：兵力20500名以上で、隷下に師団司令部大隊、第６海兵連隊、第８海兵連隊、第２機甲師団第１旅団（タイガー旅団）、第10海兵連隊、第２戦車大隊（第８海兵連隊からの増強で、M-1A1戦車48両装備）、第２軽機甲歩兵大隊、第２強襲水陸両用大隊、第２偵察大隊、第２戦闘工兵大隊、アルファ突破口支隊、ベガ支隊を置いていた。保有する装備は、M-1A1戦車196両、M60A1戦車53両、M-2歩兵戦闘車59両、AAVP-7A1装甲車248両、LAV軽装甲車159両、野砲120門、MLRS10両などである。任務は、第１海兵遠征軍の左翼として、クウェート南部に配置されたイラク第３軍団防御線を突破して60km北にあるジャハラを制圧、国道６号線を押さえ、クウェートから撤退するイラク軍の退路を遮断すること。イラク軍は第４・第７歩兵師団が前面に、第３戦車師団・第１機械化師団が後方に待ち構えていて、防御線の最も厚い部分に突入するため、M-1A1装備の陸軍戦車旅団（タイガー旅団）と海兵隊予備役１個戦車大隊を増強し、手持ちのM60A1戦車も極力M-1A1戦車に転換した。1991年1月24日0430、師団砲兵による攻撃準備射撃を開始。0441までに40個の砲迫陣地に対して1430発を撃ち込んだ。タイガー旅団のMLRSや航空攻撃も加わっている。0530、第６海兵連隊が攻撃開始線を越えて進撃を開始。0600、第６海兵連隊が第１障害帯の啓開を開始。0656、フォックス化学偵察車がマスタードガスを検知し、MOPPレベル４が発令されたが、30分後に誤報と判明し、MOPPレベル２に戻された。0724、左翼に２本の通路が開設され、第６海兵連隊が前進を再開。0850、中央でも通路が開設され、先鋒は第２障害帯に到達。右翼では強力な地雷原により地雷処理戦車３両とM-1A1戦車１両が立て続けに破壊され、別の通路を啓開し直す羽目になったが、イラク軍の突撃破砕射撃をM60A1+の砲撃で排除しつつ0920までに第６海兵連隊正面に計６条の通路を啓開した。引き続いて1000から第１・第２障害帯の間にある防御陣地に攻撃を開始、4000名以上の捕虜を確保して制圧した。1445、第２障害帯を突破して橋頭堡を築き、北西に針路を変えて前進を継続した。1600、タイガー旅団が第２障害帯を越えて前進を開始。1605、キャンディー・ケインズの戦いでイラク軍陣地を制圧。1800、イラク第４・第７歩兵師団を撃破して統制線レッドへの進出を完了、隊形を整え、正面左翼にタイガー旅団、右翼に第６連隊を置き、第２戦車大隊と第２機甲歩兵大隊が右側面に配置された。2月24日の損害はM60A1戦車７両、M-1A1戦車１両、AAVP-7A1装甲車２両、戦死２名、負傷12名であった。2月25日早朝、統制線レッド付近で補給と再編成を終えた後に国道６号線を遮断するため進撃開始。攻撃正面に急遽作られたイラク第４軍団防御陣地を粉砕し、0550にはリヴァリーの戦いでイラク第３戦車師団増強戦車大隊を撃破。国道６号線の東西ジャンクション付近の交差点に到達し、夜間配置についた。2月26日0230、イラク軍はクウェートからの撤退を開始、交差点確保のために攻撃を仕掛けてきたが、T-62戦車９両、BMP-1歩兵戦闘車12両などを破壊して撃退した。早朝、６号線を見渡せるムトラ高地に向けて進撃を開始、1200頃から高地に陣取るイラク軍の制圧戦に入り、T-55戦車20両を破壊して国道６号線南方に進出。国道上には2月25日の爆撃で破壊された1500両の各種車両が残骸を晒していた。2月27日、一部の部隊がクウェート市民とコンタクトを取ることに成功。また、地雷原処理装置付きM-1A1を投入してムトラ高地を確保した。この後、退却するイラク軍車両を航空兵力と合同でめった撃ちにし、６号線を死のハイウェイに変えた。アリ・アル・サレム空軍基地の解放にも成功。デザート・セイバー作戦終了まで待機した。参考：月刊グランドパワー4,’95、月刊軍事研究10,’08、8,’09、10,’09

　＜第２海兵師団（２０１３年）＞：第２海兵遠征軍隷下で、司令部はノースカロライナ州キャンプ・レジューンにある。隷下に司令部大隊、第２海兵連隊、第６海兵連隊、第８海兵連隊、第10海兵連隊、第２戦車大隊、第２強襲装甲大隊、第２軽装甲偵察大隊、第２戦闘工兵大隊、第２偵察大隊を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

　＜第２海兵師団（２０１５年）＞：機甲偵察大隊１個、偵察大隊１個、機甲大隊１個、歩兵連隊（４個大隊編成）１個、歩兵連隊（３個大隊編成）２個、水陸両用強襲大隊１個、砲兵連隊（２個大隊編成）１個、戦闘工兵大隊１個、電子戦大隊１個、情報大隊１個、通信大隊１個からなる。参考：THE MILITARY BALANCE 2016

＜第２海防隊＞：日本海軍の海防隊。横須賀鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下にある。参考：小艦艇入門

＜第２海洋＞：日本海軍海洋型観測船。昭和14年竣工。昭和19年11月、空襲を受けて沈没した。参考：小艦艇入門

＜第二鹿屋海軍航空隊＞：日本海軍航空隊で、鹿児島県鹿屋市にある。兵器整備教育を行う。参考：陸海軍学校と教育

＜第２艦隊（アメリカ海軍）＞：アメリカ海軍の艦隊。アメリカ本土に根拠地を置き、主に訓練や整備を行う。2008年、大西洋艦隊が艦隊総軍に吸収されたため、その隷下に移った。2011年9月30日に解隊され、艦隊総軍に吸収された。2018年5月4日、復活が決定した。司令部はノーフォークで、担当海域はアメリカ東部沿岸、北大西洋、バルト海である。司令官は中将、再編当初の人員は250名の予定。8月24日、艦隊総軍隷下に再編され、CVN-77ジョージ・Ｈ・Ｗ・ブッシュで編成式典が行われた。参考：月刊軍事研究1,’01、月刊世界の艦船12,’11、3,’12、11,’18、月刊JWings7,’18、朝雲

＜第２艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の艦隊。明治36年12月28日、日露関係の悪化に伴い初編成され、連合艦隊の隷下に入った。第１艦隊を補助する装甲巡洋艦部隊で、軽快性と速力性能を活かした前進索敵や夜戦を主任務とする。旗艦は装甲巡洋艦出雲で、第２戦隊（装甲巡洋艦６隻）、第４戦隊（巡洋艦４隻）、駆逐隊、水雷艇隊などからなる。明治38年12月20日、連合艦隊解隊により隷下から外れ平時編制に復帰。明治40年1月15日、装甲巡洋艦筑波が編入された。1月18日、二等巡洋艦千歳が編入された。2月28日から11月16日、筑波と千歳で遣外艦隊を臨時編成し、第２艦隊司令長官伊集院五郎中将が指揮して北米とヨーロッパ10カ国を歴訪した。大正3年8月18日、隷下に艦隊航空隊が編成された。8月23日、第１次大戦で出動命令が出され、膠州湾封鎖と青島攻略戦に参加。大正4年12月13日、平時編制として初めて水雷戦隊を編入した。主力は金剛型巡洋戦艦３隻である。仮想敵がアメリカになり、漸減戦法が採用されると、艦隊決戦に先んじて巡洋艦・駆逐艦により夜間攻撃をかける艦隊に役目が変更され、砲雷戦能力に優れた重巡洋艦と最新の駆逐艦を配備した。大正9年9月7日、小樽に入港。9月12日、小樽を出港。大正11年度は編成されなかった。大正15年4月1日、重巡古鷹が編入された。昭和4年11月30日、主力が妙高型４隻となった。昭和6年9月1-5日、横浜に寄港（旗艦足柄、第２水雷戦隊など）。昭和9年11月15日、航空戦隊を隷下に編入した。昭和14年5月20日、隷下に利根型重巡２隻からなる第６戦隊が再編された。11月15日、水雷戦隊を２個に増強した。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時には重巡13隻、軽巡２隻などが配備されており、連合艦隊南方部隊主隊として全般作戦支援にあたった。昭和17年6月6日、ミッドウェイ海戦に参加。8月11日、柱島を出撃。8月17日、トラックに到着。8月21日、トラックを出撃して第３艦隊と合流し、ガダルカナル島北方に向かった。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加。10月26日、南太平洋海戦に参加（第３戦隊、第４戦隊、第５戦隊、第２航空戦隊、第２水雷戦隊、油槽船神国丸、健洋丸、日本丸、日榮丸）。昭和19年2月25日、第１艦隊解隊に伴い戦艦部隊が編入された。3月1日、第１機動艦隊の隷下に入った。6月19日、マリアナ沖海戦に参加（第１戦隊、第３戦隊、第４戦隊、第５戦隊、第７戦隊、第２水雷戦隊）。10月22日、比島沖海戦に参加（第１戦隊、第２戦隊、第３戦隊、第４戦隊、第５戦隊、第７戦隊、第10戦隊、第２水雷戦隊、第４駆逐隊、第27駆逐隊、最上）。昭和20年4月6日、菊水１号作戦の沖縄海上特攻に参加（大和、第２水雷戦隊）。4月20日（10日？）に解隊された。参考：日本海軍艦隊総覧、軍事用語の基礎知識、第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊丸2,’08、月刊世界の艦船12,’10、8,’11、9,’13増刊、9,’14、12,’14、12,’18、1,’21

　＜第２艦隊（明治３８年５月２７日、日本海海戦時）＞：連合艦隊隷下で、第２戦隊、第４戦隊、第４駆逐隊（駆逐艦４隻）、第５駆逐隊（駆逐艦４隻）、第９水雷艇隊（水雷艇４隻）、第19水雷艇隊（水雷艇３隻）からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２艦隊（大正４年１２月、艦隊平時編制）＞：日本、中国、東アジア方面ロシア領沿海を担当する。第３戦隊（巡洋戦艦４隻）、第４戦隊（巡洋艦４隻）、第２水雷戦隊（巡洋艦１隻、駆逐隊４隊）からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２艦隊（昭和８年５月２１日）＞：連合艦隊隷下で、第４戦隊（重巡４隻）、第５戦隊（編成されず）、第６戦隊（重巡３隻）、第２水雷戦隊（軽巡１隻、駆逐隊４隊）、第２潜水戦隊（軽巡１隻、潜水隊２隊）、第２航空戦隊（編成されず）からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２艦隊（昭和９年）＞：第４戦隊、第６戦隊、第２水雷戦隊、第２潜水戦隊を隷下に置く。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２艦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：連合艦隊隷下で、第４戦隊、第５戦隊、第２水雷戦隊、第２潜水戦隊、第２航空戦隊、第12戦隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２艦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：司令長官は近藤信竹中将。建制上は連合艦隊隷下で、第４戦隊、第５戦隊、第７戦隊、第８戦隊、第２水雷戦隊、第４水雷戦隊、神風丸からなる。参考：日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

　＜第２艦隊（昭和１９年８月）＞：第１機動艦隊隷下で、司令長官は栗田健男中将。戦艦武蔵、大和、長門、金剛、榛名、重巡10隻、軽巡１隻、駆逐艦９隻からなる。参考：比島決戦

＜第２機甲騎兵連隊（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍装甲騎兵連隊、別名セカンド・ドラゴンズ。1958年にニュルンベルクに創設された。参考：月刊グランドパワー4,’95

＜第２機甲騎兵連隊（デザート・シールド作戦時）＞：1990年11月12日、湾岸への派遣命令が出され、12月18日に戦術集結地に移動。1991年1月末には更に場所を移し、2月17日に攻撃発起位置に展開。兵力5242名で、M-1A1HA戦車129両、M-2/M-3ブラッドレイ116両、M109/M110自走砲24両、AH-1S26機を装備していた。参考：月刊グランドパワー4,’95、月刊軍事研究6,’08

＜第２機甲騎兵連隊（デザート・セイバー作戦時）＞：第７軍団隷下で、連隊本部、３個騎兵大隊、１個航空騎兵大隊、１個支援大隊、１個防空砲兵中隊、１個工兵中隊、１個軍事情報中隊、１個化学防護中隊からなり、２個野戦砲兵大隊、１個野戦砲兵中隊、１個航空大隊、１個工兵大隊の増強を受けていた。戦力はM-1A1戦車129両、M2/M3戦闘車116両、M109自走榴弾砲24両、AH-1ヘリ26機、M93偵察車６両などである。1991年2月23日1530、国境沿いの陣地帯に突破口を開くため、マインプラウ付きM-1A1やM9戦闘工兵車を投入。前方30kmの統制線にまで進出した。2月24日0700、前進を開始。第７軍団の作戦開始が14時間早まったのを受けて1430には攻撃目標への進撃を開始した。1530頃より、イラク軍１個大隊と戦闘を開始。2月25日朝までに防御陣地を制圧した。更に前進を継続した連隊は昼までに２個の防御陣地を制圧し、1400からタワカルナ機械化師団の１個偵察中隊と戦闘に入り、これを撃破。2月26日0330、東への進撃を開始。1500、統制線タンジェリン（60イースティング）を越えた。夜間には73イースティングへの進撃を開始した。ここでタワカルナ機械化師団第18機械化旅団と接触し、73イースティングの戦いが開始された。2月27日、軍団予備となり、停戦後は難民救援と戦時捕虜管理を行い、4月22-23日に帰還した。参考：月刊グランドパワー4,’95、月刊軍事研究2,’09

＜第２機甲師団（イギリス）＞：イギリス陸軍の機甲師団。1939年12月15日に創設された。1941年1月1日、エジプトに派遣された。3月20日、キレナイカ地域司令部に配属。4月8日、ドイツ軍のキレナイカ攻勢で壊滅し、残余部隊は第７機甲師団に吸収され、5月10日にエジプトで解隊された。参考：月刊グランドパワー1,’01

＜第２基地防空隊（２０１５年）＞：第２航空団隷下で、千歳基地に置かれている。短SAM、携SAM、VADSを装備する。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２級賞詞＞：賞詞を参照。

＜第２級賞状＞：賞状を参照。

＜第２級防衛功労賞＞：防衛功労賞を参照。

＜第２教育群＞：航空自衛隊の教育群で、熊谷基地に置かれている。1982年、第２航空教育隊から改編されて熊谷基地で創設された。2011年、教育大隊が３個から２個に減った。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2014年10月17日、千鳥ヶ淵戦没者墓苑で部隊拝礼を実施。2015年4月7日、第８期一般空曹候補生課程の入隊式を実施。4月9日、第６期自衛官候補生課程の入隊式を実施。2019年11月10日、祝賀御列の儀に、と列部隊及び儀じょう隊として参加。2022年4月6日、一般空曹候補生の入隊式を実施。4月8日、自衛官候補生の入隊式を実施。参考：月刊JWings8,’14、MAMOR vol.116、vol.52、vol.157、朝雲

　＜第２教育群（２０１５年）＞：航空教育隊隷下で、熊谷基地に置かれている。第１教育大隊第12・第13中隊と第２教育大隊第21・第22中隊で自衛官候補生課程（各中隊は12-16個班、各班は12-16名）、第１教育大隊第11中隊で一般空曹候補生課程（中隊は12個班、各班12名前後）の各教育が行われる。他に空曹予定者課程、上級空曹課程の各教育も担当する。参考：MAMOR vol.116、月刊航空ファン5,’16

＜第２教育団＞：陸上自衛隊の教育団。1959年8月13日、大久保駐屯地で新編され、団本部と第107教育大隊を大久保駐屯地、第４陸曹教育隊と第108教育大隊を信太山駐屯地、第109教育大隊を大津駐屯地、第110教育大隊を善通寺駐屯地に置いた。1961年8月20日、団本部が善通寺駐屯地に移駐した。12月2日、第108教育大隊が小野駐屯地（後の松山駐屯地）に移駐した。1962年1月18日、第112教育大隊が隷下に入った。3月31日、第107教育大隊が善通寺駐屯地した。8月15日、第107教育大隊が廃止された。1964年8月1日、第116教育大隊が久居駐屯地で新編された。1969年7月29日、第４陸曹教育隊が松山駐屯地に移駐した。8月1日、第108教育大隊が廃止された。1981年3月25日、団本部が大津駐屯地に移駐した。1994年3月24日、第４陸曹教育隊が大久保駐屯地に移駐した。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の災害派遣に参加。1999年3月29日、第112教育大隊が廃止された。2004年3月28日、第116教育大隊が廃止された。2006年3月26日、第４陸曹教育隊が大津駐屯地に移駐した。2008年3月26日に廃止され、中部方面混成団に改編された。参考：中部方面混成団ホームページ、日本の防衛戦力Part8、月刊軍事研究4,’17

＜第二共栄丸＞：日本海軍特設給油船。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は連合艦隊補給部隊所属だった。昭和17年8月24日、第２次ソロモン海戦に参加。10月26日、南太平洋海戦に参加。参考：日本海軍艦隊総覧、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第２京丸＞：日本海軍特設駆潜艇。元は極洋捕鯨の捕鯨船（総トン数340トン）で、昭和15年に日本海軍に徴用されて特設駆潜艇となり、大阪名村造船所で改造工事に入った。船首の捕鯨砲を外して６センチ砲を設置、後甲板に爆雷投射機２基と爆雷12個を搭載する。昭和16年1月中旬に工事を終え、中国沿岸の封鎖作戦を行った。太平洋戦争開戦時は第２根拠地隊第53駆潜隊に所属し、フィリピン攻略戦に参加。その後第３南遣艦隊第32特別根拠地隊に配備されてダバオ方面で警備にあたった。昭和19年8月7日、ミンダナオ島の西で雷撃を受け沈没した。参考：丸スペシャル第49号

＜第２魚雷艇隊＞：海上自衛隊の魚雷艇隊。1990年11月28日、PT-815魚雷艇15号が第１魚雷艇隊に移った。1991年10月4日、PT-814魚雷艇14号が第１魚雷艇隊に移った。参考：月刊丸7,’14

＜第２魚雷艇隊（１９７８年）＞：舞鶴地方隊舞鶴防備隊隷下で、PT-813魚雷艇13号、PT-814魚雷艇14号、PT-815魚雷艇15号を配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第２空気＞：酸素の日本軍秘匿名称。参考：日本駆逐艦史

＜第２空気圧縮機＞：日本海軍の酸素発生器の公称で、酸素魚雷を秘匿するためにこの名称が付いた。これを製作した日本酸素工業も日本理化工業に改称させられている。軍内部では九五式酸素発生機と呼ばれた。圧縮空気をノズルから噴射させて液化、蒸発温度の差を利用して酸素と窒素を分離する。参考：日本駆逐艦史

＜第２空気圧縮ポンプ２型＞：日本海軍の酸素充填器で、九三式魚雷に酸素を充填するため駆逐艦に搭載された。参考：日本駆逐艦史

＜第２駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。参考：小艦艇入門

　＜第２駆潜隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：昭和16年12月、第１根拠地隊隷下で、第13号駆潜艇、第14号駆潜艇、第15号駆潜艇を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第２駆逐艦＞：若竹を参照。

＜第２駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正9年3月、澤風が編入された。昭和12年1月29日、五月雨が編入された。8月26日、春雨が編入された。昭和17年2月27日、スラバヤ沖海戦に参加（村雨、五月雨、春風、夕立）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（村雨、五月雨、春雨、夕立）。11月12日、第３次ソロモン海戦（村雨、五月雨、夕立、春風）に参加。昭和19年10月22日、比島沖海戦に参加（早霜、秋霜）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船7,’17、10,’18

　＜第２駆逐隊（昭和９年）＞：第１航空戦隊隷下で、駆逐艦沖風、峯風、沢風、矢風を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第１水雷戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制でも兵力部署でも第４水雷戦隊隷下で、駆逐艦村雨、夕立、春雨、五月雨を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第２軍（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍の軍。2012年12月、隷下にサイバー戦専門部隊である第780軍事情報旅団が新編された。2017年3月に解隊された。参考：月刊軍事研究5,’13、9,’18

＜第２軍（アメリカ陸軍、２０１３年）＞：アメリカ陸軍のサイバー戦部隊で、アメリカ陸軍サイバー・コマンド（United States Army Cyber Command）ともいう。サイバー・コマンド隷下で、司令部はヴァージニア州フォート・ベルボアにある。隷下にアメリカ陸軍ネットワーク・エンタープライズ・テクノロジー・コマンド（アリゾナ州フォート・ホーチュカ。４個通信コマンドと２個通信旅団からなる）、第１情報作戦コマンド（ヴァージニア州フォート・ベルボア）、第780軍事情報旅団（アリゾナ州フォート・ホーチュカ）を置く。参考：月刊軍事研究5,’13

＜第２軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和18年11月、第２方面軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

　＜第２軍（昭和１９年後半）＞：第２方面軍隷下で、第35師団、第36師団からなる。参考：比島決戦

＜第２遣外艦隊＞：日本海軍の艦隊で、中国南部より南を担当する艦隊として大正8年8月9日に新編された。大正9年（大正11年？）12月1日に解隊された。昭和2年5月16日に再編された。7月18日、第９駆逐隊が隷下に入った。昭和5年12月15日、第９駆逐隊が隷下を外れた。昭和8年4月20日に解隊された。参考：日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’13増刊、11,’20

＜第２遣支艦隊＞：日本海軍の艦隊。昭和14年11月15日、第５艦隊を改編して支那方面艦隊隷下に創設され、妙高が旗艦となった。警備区は華南方面海域である。11月25日、妙高が予備艦に転出。昭和20年9月2日に解隊された。参考：日本海軍艦隊総覧、小艦艇入門、月刊丸10,’93、月刊世界の艦船4,’20

　＜第２遣支艦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：支那方面艦隊隷下で、司令長官は新見政一中将。第15戦隊、広東方面特別根拠地隊、厦門方面特別根拠地隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第２号＞：スウェーデン海軍第２号級潜水艦１番艦。参考：月刊軍事研究1,’03

＜第二号海城丸＞：日本海軍特設給油船Kaijo maru No.2。元は日本タンカーの海城丸である。垂線間長143.3m、幅18.6m、深さ11.43m、満載吃水9.04m、総トン数8637トン、重量トン数13305トン。主機はMAN社製D6Zu60/110Pディーゼル１基１軸4500馬力、航海速力13ノット、最大速力15.5ノット。昭和12年10月18日竣工。その後日本海軍に徴用され、第４艦隊に配備された。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第４艦隊補給部隊に所属していた。昭和17年3月1日、トラック南210kmでSS-207グランパスの雷撃を受けて沈没した。参考：月刊世界の艦船4,’15、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第二号春日丸＞：日本海軍特設運送船（雑用船）。元は昭和11年10月30日に竣工した内外汽船の春日丸で、後に海軍に徴用された。垂線間長108.07m、幅15.25m、深さ8.1m、満載吃水6.656m、総トン数3967トン、重量トン数5606トン。主機は排気タービン付き三連成汽機、出力1700馬力、１軸推進、航海速力13ノット、最大速力15.6ノット。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時は南遣艦隊補給部隊に所属していた。昭和18年3月13日、アンダマン諸島ポートブレア沖でオランダ潜水艦O-21の雷撃を受けて沈没した。参考：月刊世界の艦船1,’24、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第２号級＞：スウェーデン海軍潜水艦で、ハヤンの改良型。1909年に第２号、第３号、第４号の３隻が進水した。全長26.8m、全幅3.6m、全高3.0m、水上排水量138トン、水中排水量230トン。主機はポーラーディーゼルエンジン（420馬力）１基＋水中航行用ラス＆ロッセン電動機（200馬力）１基、１軸推進、水上速力8.8ノット、水中速力6.6ノット。兵装は艦首の457mm魚雷発射管１門（魚雷３本）。乗員12名。1930年までに全艦退役した。参考：月刊軍事研究1,’03

＜第２航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空艦隊（基地航空部隊）。昭和19年6月15日に新編され、九州及び南西諸島に配備された。司令長官は福留繁中将。台湾とフィリピンを担当する。第345航空隊が編入された。10月22日、比島沖海戦に参加。昭和20年1月8日に解隊され、第１航空艦隊に統合された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧、太平洋海戦史、比島決戦

＜第２航空教育隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の教育部隊。1958年3月、臨時第２航空教育隊として宇都宮駐屯地で新編され、7月に熊谷のキャンプ・ウィッティングトン（8月から空自熊谷基地）に移動、8月に第２航空教育隊として発足した。1975年10月、隷下に婦人自衛官教育隊が新編された。1982年12月、第２教育群に改編され、航空教育隊の隷下に入った。参考：熊谷基地ホームページ、防府南基地ホームページ

＜第２航空軍（アメリカ空軍）＞

＜第２航空軍（２００７年）＞：アメリカ空軍の非飛行要員訓練部隊で、司令部はキースラー空軍基地にあり、基礎的軍事技術訓練を行う。期間は６週間半で、修了後は専門訓練課程に進む。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第２航空軍（２０１５年）＞：航空教育訓練コマンド隷下で、司令部はキースラー空軍基地にある。第17訓練航空団（技術訓練担当）、第37訓練航空団（基本軍事教練と技術訓練担当）、第81訓練航空団（技術訓練担当）、第82訓練航空団（技術訓練担当）、第381訓練航空軍（宇宙・ミサイル運用整備訓練担当）、第602訓練航空軍（統合遠征任務訓練担当）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第２航空軍（日本陸軍）＞

　＜第２航空軍（昭和１９年後半）＞：関東軍の隷下にある。参考：比島決戦

＜第２航空群＞：海上自衛隊の航空群。1961年、八戸航空隊から改編されて八戸航空基地で新編され、航空集団隷下に入った。1961年9月1日、第51航空隊が隷下に新編された。1963年、第４航空隊が新編された。3月15日、第51航空隊が第４航空群の隷下に移った。1965年10月10-22日、マリアナ沖遭難漁船乗組員捜索救難の災害派遣に参加。1983年2月12日0900頃、P-2J対潜哨戒機が、津軽海峡の東25kmを西に航行するフォックストロット級潜水艦レガル、アブハシア級海洋観測艦バシキリヤを確認した。1985年、第２航空隊がP-3Cに機種改変された。1986年、第４航空隊がP-3Cに機種改変された。1998年、第２支援整備隊が第２整備補給隊に改編された。2001年10月14日、礼文島の西132kmを南西に航行しているロプーチャ�T型揚陸艦２隻（艦番号55、66）、ネフテガズ型救難船カラルを確認した。2002年、９件の災害派遣を実施。2003年、10件の災害派遣を実施。2004年、16件の災害派遣を実施。2005年、９件の災害派遣を実施。2006年、10件の災害派遣を実施。2007年、７件の災害派遣を実施。2008年3月、第４航空隊が解隊された。2009年2月2日、マイク・フライト参加P-3Cによる体験搭乗を行い、自治体や学校関係者10人を乗せてオホーツク海を飛行した。5月20日0730、マグロ延縄漁船第21共栄丸の捜索のため、P-3C哨戒機２機が離陸。1203、八戸沖240kmの海上で２名の乗った救命浮舟を発見したため、海上保安庁に通報した。9月22日1500頃、宗谷岬の西南西250kmを北東に航行するソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストリイ、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビア、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェートを確認した。11月27日2000頃、宗谷岬の北東170kmを西に航行するアクラ型攻撃原潜とミハイル・ルドゥニツキー級救難艦を確認した。2010年3月5日、八戸港で冬季救命生存訓練の一環として海上漂流訓練を実施。4月26日、宗谷岬の西南西210kmでグリシャ�X型警備艦MPK-17を確認した。4月27日0900頃、宗谷岬の東北東170kmを西に航行するアクラ型攻撃原潜とグリシャ�X型警備艦MPK-17を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に通過している。4月30日、宗谷岬の北北西40kmでグリシャ�X型警備艦MPK-17とミハイル・ルドゥニツキー級救難艦を確認した。9月25日、宗谷岬の西南西270kmを北東に航行しているロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェートを確認した。10月10日0200頃、宗谷岬の東北東350kmを南西に航行するアドミラル・トリブツとペレスウェートを悪人した。11月19日、宗谷岬の東150kmを航行するデルタ�V型戦略原潜と救難曳船フォーティ・クリロフを確認した。

2011年1月5日、初飛行訓練を実施。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月12日、1330-1523、小学生が見学中に地震に襲われ、沖合に避難していた地球深部探査船ちきゅうから、UH-60により児童48人全員を含む80人を救出し、八戸に移送した。3月15-19日、基地車両により、八戸航空基地に避難している小中学生（根木小学校４人、多賀小学校１人、市川中学校３人）の登下校支援を行った。3月26日0937、P-3Cで洋上漂流船舶１隻を視認し、塩釜海上保安本部に通報した。0941、P-3Cが漂流コンテナ２個を視認し、塩釜海保に通報した。1044、P-3Cが漂流船舶１隻と浮き桟橋１個を視認し、塩釜海保に通報した。1137、P-3Cが漂流コンテナ１個を視認し、塩釜海保に通報した。1352、P-3Cが漂流船舶１隻を視認し、塩釜海保に通報した。1526、P-3Cが漂流コンテナ等３個を視認し、塩釜海保に通報した。1600、八戸地区被災者の宿泊・入浴支援を実施。1604、P-3Cが漂流コンテナ１個を視認し、塩釜海保に通報した。3月27日1000、三菱製紙八戸工場航空障害灯用燃料の給油作業を実施。3月30日1800、八戸地区で診療支援を実施。3月31日1800、八戸地区でシャワー支援とメンタルヘルスケアを実施。4月2日0800、八戸地区で診療とメンタルヘルスケアを実施。1800、大湊音楽隊が被災者激励ハートフルコンサートを開催した。4月6日、被災者19人に入浴支援、14人にメンタルヘルスケアを行った。4月7日1800、八戸地区で19人に入浴支援、25人にメンタルヘルスケアを行った。4月8日1800、八戸地区で入浴支援、診療支援、メンタルヘルスケア、住民輸送支援を実施。4月9日0826、固定翼機で被災地周辺の捜索救難飛行を実施。1800、八戸地区で被災者受け入れ支援、入浴支援、メンタルヘルスケアを行った。4月10日1800、八戸地区で被災者受け入れ支援、入浴支援、メンタルヘルス支援を実施。4月11日1800、八戸地区で被災者70人に受け入れ支援、30人に入浴支援、14人にメンタルヘルスケアを実施。4月12日1800、被災者69人に受け入れ支援、21人に入浴支援、21人にメンタルヘルスケアを実施。4月13日0823、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。1020、余震状況偵察のため、固定翼機を八戸から離陸させた。1800、八戸地区で被災者61人に受け入れ支援、18人に入浴支援、２人に診療支援、12人にメンタルヘルスケアを行い、車両延べ２両で住民輸送支援を行った。4月14日1800、八戸地区で60人に被災者受け入れ支援、15人に入浴支援、11人にメンタルヘルスケア、延べ６人に児童通学支援を行った。4月15日1125、固定翼機が漂流漁船を視認し、海上保安庁に通報した。1800、八戸地区で54人に被災者受け入れ支援、16人に入浴支援、14人にメンタルヘルスケア、延べ６人に児童通学支援を行った。4月16日1800、八戸地区で被災者47人に受け入れ支援、21人に入浴支援、15人にメンタルヘルスケアを実施。4月17日0827、固定翼機で捜索活動を行った。1305、岩手産業文化センターに食品を輸送。1800、八戸地区で被災者34人に受け入れ支援、10人に入浴支援、10人にメンタルヘルスケアを行った。4月18日1000、八戸地区での被災者受け入れ支援を終了した。4月19日0509、固定翼機で秋田内陸部を震源とする地震の偵察飛行を実施。0815、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月20日0836、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月21日0827、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月22日0825、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月23日1623、固定翼機で被災地周辺の地震被害状況偵察を実施。4月25日0825、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月27日0826、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。4月29日0819、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月1日0829、固定翼機で被災地周辺の被害状況偵察を実施。5月3日0825、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月5日0826、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。2300頃、宗谷岬の西170kmを北東に航行するデルタ�V型戦略原潜とイングル型救難曳船マシュクを確認した。5月7日0826、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月9日0830、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月15日0831、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月17日0828、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月19日0823、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月20日0823、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月23日0832、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月27日0825、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。5月29日0824、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。9月9日0100頃、宗谷岬の西南西250kmの日本海を北東に航行するグリシャ�X型警備艦メテル、ウスト・イムリスク、コレーツ、改アルタイ型給油艦１隻を確認した。0100-1000頃、宗谷岬の西200kmを東に航行するソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストリイ、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリヤーグ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・トリブツ、アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�V型警備艦ホルムスク、グリシャ�X型警備艦ソヴェツカヤ・ガヴァニ、メテル、ウスト・イムリスク、コレーツ、タランタル�V型ミサイル艇R-11、R-14、R-18、R-19、R-24、R-298、ロプーチャ�T型揚陸艦BDK-98、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、改アルタイ型給油艦１隻、ドゥブナ級補給艦イルクート、エルブラス型潜水艦救難艦１隻、イングル型救難曳船１隻、カツン�U型救難艦１隻、オビ型病院船１隻を確認した。これらは2000-2200に宗谷海峡を通過しており、カムチャツカ方面で実施予定の大規模演習に向かうものとみられている。9月16日0500頃、宗谷岬の東北東350kmを航行するデルタ�V型戦略原潜とソルム型航洋曳船MB-148を確認した。9月21日0830頃、宗谷岬の東北東200kmを航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリヤーグ、ドゥブナ級補給艦イルクート、ソルム型航洋曳船MB-61を確認した。その後こえらは舞鶴に寄港している。9月24日0500頃、宗谷岬の西南西250kmを航行するアクラ型攻撃原潜とソルム型航洋曳船MB-48を確認した。9月28日、宗谷岬の東北東350kmを確認するソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストリイ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・トリブツ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�V型警備艦ホルムスク、グリシャ�X型警備艦ウスト・イムリスク、同コレーツ、同ソヴェツカヤ・ガヴァニ、ロプーチャ�T型揚陸艦BDK-98、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、改アルタイ型給油艦、オビ型病院船を確認した。10月19日1130頃、宗谷岬西北西150kmを東に航行するミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、揚陸艦BDK-98、揚陸艦オスラビアを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。11月2日、津軽海峡を西に航行するミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、揚陸艦BDK-98、揚陸艦オスラビアを確認した。11月24日1925頃に発生した北海道浦河沖を震源とする震度５弱の地震を受け、情報収集のためP-3C哨戒機１機を飛行させた。

2012年1月16-25日、P-3C哨戒機２機がグアムのアンダーセン基地で派米訓練を行った。1月21日0200頃、宗谷岬の東300kmを西に航行するキロ級潜水艦１隻とイングル型救難曳船マシュクを確認した。6月14日1700、竜飛崎の西北西350kmを東に航行し、津軽海峡を通過するウダロイ�T型ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、ボリス・チリキン級補給艦ボリス・ブトマ、バグラザン級救難曳船フォーティ・クリロフを確認した。その後これらは津軽海峡を東に進み、リムパック2012に参加するため真珠湾に向かった。7月1日0600-1800、宗谷岬の西160kmを東に航行するスラヴァ級巡洋艦ワリヤーグ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、ウダロイ�T級駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、アドミラル・トリブツ、アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�X型警備艦メテル、ウスト・イムリスク、コレーツ、ロプーチャ�T型揚陸艦BDK-98、オスラビア、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ナヌチュカ�V型ミサイル護衛哨戒艇イネイ、ラズリーフ、タランタル�V型ミサイル護衛哨戒艦R-14、R-18、R-19、フィニク級測量艦GS-47、GS-84、GS-296、GS-404、ビヤ級測量艦GS-200、カメンカ級測量艦GS-211、モマ級測量艦アンタークティダ、ユグ級海洋観測艦ヴィーツェ・アドミラル・ヴォロンツォフ、カシュタン級設標艦KIL-168を確認した。その後これらは宗谷海峡を通過してオホーツク海に向かっており、サハリン島南方の訓練海域で演習を行ったとみられる。7月7日、宗谷岬の北東30kmを西に航行するロプーチャ�T型揚陸艦BDK-98を確認した。7月8日、宗谷岬の北東60kmを西に航行して沿海州方面に向かうスラヴァ級巡洋艦ワリヤーグ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、ウダロイ�T級駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�X型警備艦メテル、同ウスト・イムリスク、同コレーツ、改アルタイ級補給艦イリム、フィニク級測量艦GS-84、モマ級測量艦アンタークティダ、ユグ級海洋観測艦ヴィーツェ・アドミラル・ヴォロンツォフ、ゴーリン級航洋曳船SB-522を確認した。7月22日1130頃、アメリカ空軍第35戦闘航空団のF-16C戦闘機１機が北海道根室市の北東870kmの海上で墜落したため、1315と1556にP-3C哨戒機１機ずつを離陸させて脱出した乗員の捜索を行った。乗員は漁業調査船北光丸に救助された。8月29日から9月14日まで、隊員40名とP-3C哨戒機２機がカカドゥ12演習に参加。9月16-23日、ダーウィン周辺海域で行われた日米豪共同訓練に隊員40名とP-3C哨戒機２機が参加。9月24日未明、宮城県金華山東方沖でパナマ船籍貨物船と三重県紀北町漁協所属の漁船が衝突し、漁船が沈没して13人が行方不明となったため、0700に第二管区海上保安本部長から第２航空群司令に災害派遣要請が出され、1000過ぎからP-3C哨戒機で捜索を行った。10月14日1500頃、宗谷岬の西160kmを東に航行するスラヴァ級巡洋艦ワリヤーグを確認した。10月20日1100頃、宗谷岬の北東300kmを西に航行するスラヴァ級巡洋艦ワリヤーグを確認した。12月17日1600頃、宗谷岬の東200kmを西に航行するキロ級潜水艦１隻とソルム型航洋曳船MB-61を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。

2013年1月7日、初哨戒飛行を実施。7月13-14日、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、ウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�X型警備艦ウスト・イリムスク、同メテル、同ステリャーク、タランタル�U型ミサイル艇R-79、タランタル�V型ミサイル艇R-11、同R-14、同R-18、同R-19、同R-20、ソーニャ型掃海艇BT-256、同艇番号553、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビア、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ドゥブナ級補給艦イルクート、フィニク型測量艦GS-397、ユグ型海洋観測艦ヴィーツェ・アドミラル・ヴォロンツォフ、オビ型病院船イルティシュ、ゴーリン型航洋曳船SB-522、ソルム型航洋曳船MB-99の計23隻と中国海軍051C型ミサイル駆逐艦116石家荘、同115瀋陽、054A級フリゲート538煙台、同546塩城、福清型補給艦881洪澤湖（7月5-12日に日本海で中露共同訓練を行っていた）が宗谷海峡を東に航行するのを確認した。その後ロシア艦はオホーツク海で軍事演習を行った後、7月19-20日に宗谷海峡を西に進み、中国艦は太平洋に出て日本を一周し、7月25日に宮古島の東を通航して中国に戻った。8月12日、宗谷岬の西南西250kmを北東に航行するグリシャ�X型警備艦ソビエツカヤ・ガバニ、同ステリャーク、同ウスト・イリムスク、タランタル�V型ミサイル艇R-11、同R-14、同R-18、ソーニャ型掃海艇艇番号553、同BT-256、ボリス・チリキン級補給艦ボリス・ブトマ、フィニク級測量艦GS-397を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んている。8月14日、宗谷海峡の北北西60kmを南東に航行するスラヴァ級巡洋艦ワリャーグ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、アドミラル・ヴィノグラードフ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、タランタル�V型ミサイル艇R-20、R-24を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進み、オホーツク海でミサイルの発射を含む軍事演習を行った。9月22日、宗谷岬の東250kmを西に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、同アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。9月23日、宗谷岬の東北東300kmを西に航行するソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビア、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、カシュタン型設標艦KIL-498、同KIL-927、オビ型病院船イルティシュを確認した。10月19日1200頃、宗谷岬の西南西220kmを北東に航行するソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイとロプーチャ�T型揚陸艦オスラビアを確認した。10月25日、利尻島の西南西120kmを北東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフを確認した。10月31日、宗谷岬の東北東180kmを航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビアを確認した。12月25日1100頃、宗谷岬の西南西200kmを北東に航行しているウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。

2014年1月6日、初飛行訓練を実施。2月22日1600頃、青森県尻矢崎の北東50kmを西に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、改アルタイ型補給艦イリム、ネフテガズ型航洋曳船カラルを確認した。4月25日1500頃、奥尻島の西南西100kmを東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。4月27日1800頃、宗谷岬の北西100kmを東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-11、R-19、R-24を確認した。5月9日1800頃、宗谷岬東北東130kmを西に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。その後これらは宗谷海峡を通過して日本海に入っている。6月15日0500-1100、宗谷岬北西80-120kmを北東−東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、アドミラル・パンテレーエフ、グリシャ�V型警備艦ホルムスク、グリシャ�X型警備艦ステリャーク、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフを確認した。8月20日0700頃、宗谷岬の北西90-120kmを北東に航行するスラヴァ級巡洋艦ワリャーグ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�X型警備艦ソビエツカヤ・ガバニ、グリシャ�V型警備艦ホルムスクを確認した。1800頃、宗谷岬の西90-150kmを北東に航行するソブレメンヌイ級駆逐艦ビストリイ、グリシャ�X型警備艦MPK82、同エルクーツキー・コムソモレッツ、改アルタイ型補給艦イリム、ネフテガズ型航洋曳船カラルを確認した。9月18日1130頃、宗谷岬北西70kmを航行するタランタル�V型ミサイル艇R-19と同型艦１隻を発見した。9月22日0530頃、宗谷岬北西55kmを日本海からオホーツク海に向け東に航行するグリシャ�X型警備艦MPK82、同コレーツを発見した。その後宗谷海峡を抜けオホーツク海に入っている。9月26日1830頃、宗谷岬の北40kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦MPK82、同コレーツ、タランタル�V型ミサイル艇R-19、同R-24、同艦番号991（他にもう３隻）、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ロプーチャ�T型揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、ソーニャ型掃海艇BT256、同艦番号553を確認した。10月2日0600頃から10月3日0800頃、宗谷岬の北東80kmをオホーツク海から日本海に向け西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦２隻、オビ型病院船１隻、ネフテガズ級航洋曳船１隻、グリシャ�X型警備艦１隻、改アルタイ級補給艦２隻、スラヴァ級巡洋艦１隻、グリシャ�V型警備艦１隻、ユグ型海洋観測艦１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に入っている。11月6-9日、みちのくALERT2014に参加。12月27日1500頃、宗谷岬北西50kmを南東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフとオスカー�U級潜水艦１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を東進したが、マーシャル・シャポシニコフは途中で反転して西進している。

2015年1月6日、初訓練飛行を実施。2月17日1346、岩手県沖を震源とするマグニチュード5.7・最大震度５強の地震が発生したため、1350からP-3C哨戒機１機で情報収集を実施。5月8日1200頃、宗谷岬西北西160kmを東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-11と同R-20を確認した。その後これらは宗谷海峡を東進し、オホーツク海に入っている。5月13日0612頃、宮城県沖でマグニチュード6.8の地震が発生し、最大震度５強を観測したため、航空機により情報収集を行った。6月1日0900頃、宗谷岬西北西110kmを東に航行するグリシャ�X型警備艦メテル、同コレーツを確認した。6月5日1500頃、宗谷岬西190kmを東に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。6月7日0400頃、宗谷岬西北西140kmを東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-19、同R-29、同R-298を確認した。6月9日0530頃、宗谷岬の西北西130kmでキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に航行している。6月10日1200、宗谷岬北西100kmを東に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。6月18日、宗谷岬北東130kmでキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。6月19日2000頃、PG-825わかたかと共に、宗谷岬の西北西100kmを東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、マーシャル・シャポシニコフを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月21日1000頃、宗谷岬北東135kmを西に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。6月23日0500頃、宗谷岬北東120kmを西に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。7月9日0530-1130、宗谷岬北東60kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストルイ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、改アルタイ級補給艦イリム、PE-65型航洋曳船MB-92（標的船曳航中）を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。7月10日0230頃から7月11日0730頃、宗谷岬北東60kmを航行するグリシャ�X型警備艦MPK-221、メテル、コレーツ、ソビエツカヤ・ガヴァニ、タランタル�V型ミサイル艇R-18、R-19、R-298、ロプーチャ型戦車揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、アリゲーター型戦車揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、改アルタイ型補給艦イジョラ、オビ級病院船イルティシュを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。8月16日1230頃、宗谷岬の西南西190-230kmを北東に航行するグリシャ�X型警備艦ソビエツカヤ・ガヴァニ、グリシャ�V型警備艦ホルムスク、タランタル�V型ミサイル艇R-18、R-19、R-20、R-261、ロプーチャ�T型戦車揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、アリゲーター�W型戦車揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ソーニャ型沿岸掃海艇BT-215、BT-232を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。8月29日1600頃、海上連合2015（�U）を終えて宗谷岬北西90kmを東に進む051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A型フリゲート547臨沂、568衝陽、071型ドック型揚陸艦989長白山、福池級補給艦889太湖を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでオホーツク海に入っている。8月30日1830頃、宗谷岬西150kmを北東に航行するソブレメンヌイ級駆逐艦ビストルイを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。8月31日1800頃、宗谷岬西南西200kmを北東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。その後これは宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。9月3日1800頃、宗谷岬西南西200kmを北東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフ、マーシャル・シャポシニコフを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。9月18日、チリ中部沖地震による津波警報発令に伴い、P-3C哨戒機１機で情報収集を実施。9月26日0800頃、宗谷岬北西75kmを北東に浮上航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。9月27日、宗谷岬北西120kmを航行するグリシャ�V型警備艦ホルムスク、ロプーチャ�T型戦車揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェートを確認した。1130頃、宗谷岬北北東45kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。10月20日0800頃、宗谷岬北東90kmを南西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、アドミラル・ヴィノグラードフ、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェートを確認した。その後宗谷海峡を通峡してオホーツク海から日本海に入っている。10月26日0600頃、宗谷岬西北西150kmの宗谷海峡を東に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフを確認した。その後これは日本海に入っている。11月4日、上対馬北東75kmを航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級駆逐艦ビストルイ、ボリス・チリキン級補給艦ボリス・ブトマ、イングル型航洋曳船アラタウを確認した。11月16日0500頃、宗谷岬北東65kmを西に航行するオスカー�U級原潜１隻、ウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、アムガ級ミサイル補給艦ダウガヴァを確認した。その後これらは日本海に入っている。

2016年1月5日、初訓練飛行を実施。3月9-11日、アメリカ海軍・カナダ海軍との共同訓練にP-3C哨戒機１機で参加。5月10日0500頃、宗谷岬北西120kmを東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-24とR-29を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に抜けている。5月30日0600頃、宗谷岬西北西120kmを東に航行するグリシャ�X型警備艦ウスト・イリムスクとMPK-221を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月2日1500頃、宗谷岬北北東40kmを西に航行するロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、タランタル�V型ミサイル艇R-24、同R-29を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に抜けている。6月8日1500頃、宗谷岬北東55kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦MPK-82とカメンカ型測量艦２隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に抜けている。6月15日、宗谷岬北西70kmを航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。その後これは宗谷海峡を東に抜けている。6月16日1230頃、宗谷岬西170kmを東に航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。1421頃、函館市で最大震度６弱を記録する地震が発生したため、P-3C哨戒機１機で情報収集を実施。6月18日1330頃、宗谷岬西北西115kmを東に航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に抜けている。6月19日1100頃、宗谷岬西北西90-110kmの宗谷海峡を東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-18、同R-298を確認した。1800頃、宗谷岬北西40kmの宗谷海峡を東に航行するグリシャ�V型警備艦ホルムスクを確認した。6月20日0800頃、宗谷岬北西40kmの宗谷海峡を東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-14、同R-29を確認した。1400頃、宗谷岬北西74kmの宗谷海峡を東に航行するナヌチュカ�V型ミサイル艇イネイ、同モロズ、同ラズリフを確認した。1430頃、宗谷岬西北西130kmの宗谷海峡を東に航行するアクラ�T型攻撃原潜クズバスを確認した。2130頃、宗谷岬西北西110-130kmの宗谷海峡を東に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・トリブツ、グリシャ�X型警備艦コレーツ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、ボリス・チリキン級補給艦ボリス・ブトマを確認した。6月21日1630頃、宗谷岬西165kmを東に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に抜けている。7月6日1400頃、宗谷岬北東75kmを西に浮上航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に抜けている。7月7日1600頃、宗谷岬北東105kmを西に浮上航行するアクラ級攻撃原潜１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に抜けている。7月8日1600頃、宗谷岬北東85kmを航行するキロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に通峡している。7月10日0100頃、宗谷岬東北東110kmを航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、宗谷岬東110kmを航行するソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、宗谷岬北東95kmを航行するアリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に通峡している。7月16-19日、AOE-422とわだの八戸港入港支援を行った。7月18日0700頃、宗谷岬西北西160kmを東に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-11、同イヴァノヴェッツを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に通峡している。7月30日から8月1日、岩手地本による募集対象者22人の体験入隊を支援し、P-3C哨戒機体験搭乗やパイロットとの懇談会を行った。7月31日から8月2日、MST-463うらが、MSO-303はちじょう、MSC-606はつしまの八戸入港支援を行った。8月5日1500頃、青森県尻屋崎北東100kmを西に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。その後これは津軽海峡を西に抜けている。8月12日1400、宗谷岬北北東35kmを西に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-11、同イヴァノヴェッツを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。8月14日1330頃、宗谷岬東北東350kmを西に航行する054A級フリゲート572衡水、052C型ミサイル駆逐艦153西安、福池型補給艦966高郵湖を発見した。9月29日、長期災害派遣活動時の留守家族支援を目的とする隊員家族あんしん協定を八戸市と締結した。10月3日、長期災害派遣活動時の留守家族支援を目的とする隊員家族あんしん協定を青森県階上町の社会福祉法人徳望会と締結した。10月19日、宗谷岬北西55kmを航行するグリシャ�X型警備艦ソヴェツカヤ・ガヴァニ、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、改アルタイ型補給艦イリムを確認した。12月17日0030頃、宗谷岬北北東35kmを西北西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、ロプーチャ�T型揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ユグ型海洋観測艦マーシャル・ゲロヴァニ、改アルタイ型補給艦イジョラを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に航行し、オホーツク海から日本海に入っている。

2017年1月5日0400、青森県尻屋崎東南東80kmを北西に航行する054A級フリゲート546塩城、同576大慶、福池型補給艦889太湖を確認した。その後これらは津軽海峡を西に進んでいる。1月6日、P-3C哨戒機３機で初訓練飛行を実施。4月2日、北海道松前半島白神岬西220kmを南東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ドゥブナ級補給艦ペチェンガを確認した。その後これらは津軽海峡を通って太平洋に向かっている。6月25日0900頃、礼文島北西80kmを北東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月26日0600頃、礼文島北60kmを東に航行するウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月27日0000頃、宗谷岬北北東50kmを西に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。7月5日0500-0700頃、宗谷岬北北東40kmを西に航行するウダロイ級ミサイル駆逐艦２隻（アドミラル・ヴィノグラードフなど）、グリシャ�V型警備艦ホルムスク、グリシャ�X型フリゲート１隻、タランタル�V型ミサイル艇４隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に抜けて日本海に向かっている。1500-1700頃、宗谷岬北北東40kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストリイ、グリシャ�X型警備艦コレーツ、タランタル�V型ミサイル艇２隻、ナヌチュカ�V型ミサイル艇ラズリフ、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビヤ、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェートを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に抜けて日本海に向かっている。8月18日1000頃、宗谷岬北東40kmを西に航行するタランタル�V型ミサイル艇R-11、R-14、ドゥブナ級補給艦イルクートを確認した。その後これらは宗谷海峡を日本海に向け西に航行している。9月6日0600頃、宗谷岬北西50kmを東に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。9月29日0500頃、宗谷岬北40kmを西に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。10月14日1900頃、宗谷岬北東60kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み日本海に入っている。10月30日、ソマリア海賊対処任務を終えて帰国途中のP-3C哨戒機２機がインドのハンサ海軍基地を訪問し、うち１機がインド海軍P-8I哨戒機１機とインド西方海域で日印共同対潜訓練（哨戒訓練、通信訓練）を行った。

2018年1月9日、第２航空隊P-3C哨戒機が初訓練飛行を実施。3月19日1830、宮城県沖で行方不明となった船舶の捜索に係る災害派遣要請があり、航空機延べ２機で捜索を行った。4月19日、ソマリア沖海賊対処第31次航空部隊の第22飛行隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地からジブチに向け出発。6月5日1330頃、宗谷岬北35kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦エルクーツキー・コムソモレッツ、同MPK82、ナヌチュカ�V型ミサイル艇イネイ、同ラズリフを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。6月16日1830頃、宗谷岬北西50kmを東に航行するグリシャ�X型警備艦MPK221、同ウスト・イリムスクを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月29日1300頃、宗谷岬北東35kmを西に航行するタランタル�V級ミサイル艇R297とR298を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。8月29日0200-0330頃、礼文島北西110kmを東に航行するプロジェクト20381ステレグシュチイ級フリゲート（海自初確認）ソブエルシェンヌイ、グリシャ�X型警備艦メテル、同MPK221、タランタル�V級ミサイル艇R11、同R14、同R18、同R19、同R20、同R79、ドゥブナ級補給艦１隻、バクラザン級救難曳船フォーティ・クリロフ、イングル級救難曳船マシューク、オビ級病院船イルティシュを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に航行している。8月29日1100頃から8月30日0800頃、礼文島西80kmを北東に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後宗谷海峡を東に航行している。9月1日2130頃から9月2日1600頃、宗谷岬北東210kmを西に航行するバルザム級情報収集艦プリバルティカ、イーゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフ、ソーニャ級沿岸掃海艇艇番号553、同593、同BT256、ロプーチャ�U級戦車揚陸艦ペレスウェート、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、プロジェクト20381型ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、グリシャ�X型警備艦メテル、同MPK221、同ウスト・イリムスク、同コレーツ、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、タランタル�V級ミサイル艇７隻、バクラザン級救難曳船１隻、改アルタイ級補給艦１隻、トプリボ級給油艦１隻、カシュタン級設標艦１隻、オビ級病院船１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。10月12日、ソマリア沖海賊対処第33次航空部隊のP-3C哨戒機２機と隊員30名が八戸航空基地を出発。11月1日1400頃、宗谷岬東120kmを西に航行するプロジェクト20381ステレグシュチイ級フリゲートのソブエルシェンヌイとアムガ級ミサイル補給艦ダウガヴァを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に抜けて日本海に入っている。

2019年1月30日、ソマリア沖海賊対処第33次航空隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地に帰投。2月21日2122頃、北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度６弱の地震が発生したため、P-3C哨戒機１機で情報収集を行った。4月12日、ソマリア沖海賊対処第35次航空隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地を出発。5月11日1000頃、北海道松前半島白神岬西160kmを東に航行するプロジェクト22350アドミラル・ゴルシコフ級フリゲートのアドミラル・ゴルシコフ、バクラザン型航洋曳船ニコライ・チカー、エルブルス級航洋曳船エルブルスを確認した。その後これらは津軽海峡を東に進み、太平洋に向かっている。6月18日2222に発生した山形県沖を震源とする最大震度７の地震でP-3C哨戒機による情報収集活動を実施。7月15日1300頃、宗谷岬東北東250kmを西に航行するナヌチュカ�V級ミサイル艇スメルチとソルム級航洋曳船MB-61を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。7月22日、第２航空隊P-3C哨戒機１機がモルディブ東方海空域でモルディブ海軍哨戒艇シャヒード・アリとの親善訓練（捜索救難、通信）に参加。7月25日、ソマリア沖海賊対処第35次航空隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地に帰投。8月24日0630から8月25日1030、宗谷岬西130kmを東に航行するウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、プロジェクト20381型ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、同グロームキイ、タランタル�V級ミサイル艇R14、同R18、タランタル�U型ミサイル艇R79、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフ（マーシャル・ネデリン？）を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。9月17日、北海道納沙布岬沖640kmで乗員８人を乗せた民間漁船第65慶栄丸が行方不明になったため、1900に第１管区海上保安本部長から第２航空群司令に災害派遣要請が出された。1930、P-3C哨戒機１機が八戸航空基地を離陸。航空機延べ５機で捜索を行い、9月21日1700に撤収要請を受けた。

2020年2月12日1200頃、上対馬北東130kmを南西に航行するウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・ヴィノグラードフとドゥブナ級補給艦ペチェンガを確認した。その後これらは対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。3月26日1100頃、宗谷岬北西95kmを東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同マーシャル・シャポシニコフ、グリシャ�X型警備艦メテル、同ソビエツカヤ・ガヴァニ、タランタル�V級ミサイル艇R14、同R18、同R19、同R20、同R24、同R297、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦１隻、改アルタイ級補給艦２隻、オホーツク級航洋曳船１隻、アムール級工作艦１隻、オビ級病院船イルティシュを確認した。その後これらは太平洋艦隊演習に参加するため宗谷海峡を東に進んでいる。4月24日、ソマリア沖海賊対処のためP-3C哨戒機２機が八戸航空基地を出発。4月24日1600頃、宗谷岬北東40kmを南南西に航行するタランタル�V型ミサイル艇R14、同R18、同R19、同R20、同R24、同R297、ロプーチャ�T級戦車揚陸艦オスラビアを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。7月14日1600頃、宗谷岬北東350kmを南西に航行するグリシャ�V型警備艦ホルムスクとズヴェズドチカ級兵器輸送艦１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。9月14日1000頃、宗谷岬東北東160kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、ステレグシュチイ級フリゲートのソヴェルシェンヌイ、同グロームキイ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフ、アムール級工作艦PM-59を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。10月21日、P-3C哨戒機１機が津軽東方海空域でアメリカ海軍P-8A哨戒機１機との共同訓練（対潜戦、情報交換）に参加。11月25日、ソマリア沖海賊対処第41次航空隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地から出発。11月30日、陸自八戸駐屯地と共に、八戸市と、大規模災害時における緊急避難場所等に関する協定を締結した。大規模災害が発生した場合、八戸演習場と八戸航空基地の一部に地域住民らが緊急避難できるようにする。12月22日0300頃、宗谷岬北東60kmを西に航行するウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・トリブツを確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。

2021年2月13日2308頃、福島県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、P-3C哨戒機で情報収集を行った。4月28日、ソマリア沖海賊対処第43次航空部隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地を離陸。6月18日1100頃、宗谷岬西北西150kmを東に航行するグリシャ�X型警備艦ソヴィエツカヤ・ガヴァニ、同コレーツ、ソーニャ型掃海艇BT114、同BT232を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に向かっている。6月27日、航空学生志望者を対象に説明会を実施。7月9日1900頃、宗谷岬北東35kmを浮上して西に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西進し、日本海へ向かっている。8月24日0900頃、奥尻島南西200kmを北東に航行する055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦119貴陽、福池型補給艦903可可西里湖、東調型情報収集艦799を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に航行している。9月10日0900頃、宗谷岬北東75kmを浮上して西に航行するロシア海軍キロ級潜水艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。9月14日1300頃、宗谷岬北東40kmを南に航行するタランタル�V型ミサイル艇R29、同R298を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。9月19日2300頃、宗谷岬西北西145kmを東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。9月20日0300頃、宗谷岬北35kmを西に航行するグリシャ�X型フリゲートMPK82とアムガ級ミサイル補給艦１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。9月21日1100頃、宗谷岬北東65kmを西に航行するナヌチュカ�V型ミサイル艇ラズリーフを確認した。その後これは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。9月27日、ソマリア沖海賊対処第45次航空隊P-3C哨戒機２機が八戸航空基地を離陸。9月29日1300頃、宗谷岬北東270kmを南西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグを確認した。その後宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。10月18日0800頃、北海道奥尻島南西110kmを東に航行する055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート515浜州、同573柳州、福池型補給艦902東平湖、ロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフを確認した。その後これらは津軽海峡を東に進み、太平洋に向かっている。10月18日1800頃、青森県尻屋崎東南東40kmを南東に航行する055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート515浜州、同573柳州、福池型補給艦902東平湖、ロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフを確認した。その後これらは10月20日0100頃には千葉県犬吠埼東130kmを南に航行、10月21日0400頃には小笠原諸島須美寿島と鳥島の間を西に進み、須美寿島南西50-100kmで054A級フリゲート１隻からKa-28ヘリ、ステレグシュチイ級フリゲート１隻からKa-27ヘリを発着艦させたため空自がスクランブル発進した。11月28日0800頃、宗谷岬西140kmを東に航行するナヌチュカ�V型ミサイル艇ラズリーフとロプーチャ�T級戦車揚陸艦オスラビアを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。

2022年2月1-15日、日本海とオホーツク海南部で活動するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同マーシャル・シャポシニコフ、ステレグシュチイ級フリゲートのグレミャーシチイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、同ソブエルシェンヌイ、同グロームキイ、グリシャ�X型警備艦メテル、同コレーツ、同MPK82、ナヌチュカ�V型ミサイル艇イネイ、キロ級潜水艦３隻、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビア、同アドミラル・ニヴェルスキー、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフ、改アルタイ級補給艦１隻、イーゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフ、ゴーリン型航洋曳船SB-522、ソルム型航洋曳船MB99、同MB148、オホーツク型航洋曳船アレクサンドル・ピスクノフ、オビ級病院船イルティシュ、民間砕氷船カピタン・フレブニコフを確認した。2月16日2200頃、宗谷岬北北東60kmを南西に航行するタランタル�V級ミサイル艇６隻（R11、R14、R19、R20、R261など）、オホーツク型航洋曳船アレクサンドル・ピスクノフ、ペラ級航洋曳船１隻、トプリボ�V級給油船１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。3月10日0200頃、襟裳岬東北東180kmを南西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、ステレグシュチイ級フリゲート４隻（グレミャーシチイなど）、グリシャ�X型警備艦２隻、改アルタイ級補給艦１隻、イーゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフ、ソルム型航洋曳船１隻を確認した。その後これらは津軽海峡を西に進み、日本海に向かっている。3月15日2000頃、尻屋崎東北東70kmを西に航行するアリゲーター�W級戦車揚陸艦ニコライ・ヴィルコフとロプーチャ�T級戦車揚陸艦オスラビアを、3月16日0700頃、尻屋崎東北東220kmを南西に航行するロプーチャ�T級戦車揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキーとロプーチャ�U級戦車揚陸艦ペレスウェートを確認した。ニコライ・ヴィルコフは露天甲板にトラックを所狭しと並べており、その後これらは津軽海峡を西に進んで日本海に向かっていて、極東からウクライナへの輸送任務に就いていたとみられる。3月16日2336頃、福島県沖を震源とする最大震度６の地震が発生したため、P-3C哨戒機で情報収集を行った。3月24日1433頃、朝鮮半島西岸付近から弾道ミサイル１発が東方向に発射されたため、P-3C哨戒機でスクランブル発進した。4月23日に北海道知床沖で沈没した観光船KAZU�T乗員・乗客捜索の災害派遣にP-3C哨戒機で参加。4月23日、３年振りに観桜会を実施。大湊音楽隊が演奏支援を行った。5月16日、青森県八戸沖の漁船乗組員１人の急患空輸に係る災害派遣にP-3哨戒機１機で参加。5月18日0500頃、宗谷岬西120kmを東に航行するバルザム型情報収集艦プリバルチカを確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。6月7日0700頃、宗谷岬北15kmを西に航行するバルザム型情報収集艦プリバルチカを確認した。その後これは宗谷岬を西に進んでいる。6月12日0700頃、宗谷岬東50kmを西に航行するバルザム型情報収集艦プリバルチカを確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。6月16日0900頃、龍飛崎南西130kmを北東に航行する東調級情報収集艦艦番号794天狼星と福池級補給艦902東平湖を確認した。その後これらは津軽海峡を東に進んでいる。6月16日1200頃、礼文島南西230kmを北東に航行する055型ミサイル駆逐艦102拉薩、052D型ミサイル駆逐艦120成都を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月17日0600頃、宗谷岬北40kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦コレーツ、タランタル�V級ミサイル艇R19、同R20、同R24、同R29、同R261、同R298、改アルタイ級補給艦１隻、オビ級病院船イルティシュを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。7月16日、若狭湾で舞鶴地方隊創設70周年記念展示訓練にP-3C哨戒機１機で参加。8月1日1800頃、礼文島西50kmを北東に航行する636A/B型測量艦22銭三強を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。8月20日1300頃、宗谷岬東北東260kmを西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、ステレグシュチイ�U級フリゲート337グレムヤシチィ、ステレグシュチイ級フリゲート333ソブエルシェンヌイ、同339アルダー・チデヌサポフを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。8月21日0900頃、宗谷岬東北東80kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦メテル、同MPK221、タランタル�V級ミサイル艇R11、同R14、同R18、同R19、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフ、ドゥブナ級補給艦１隻、スリヴァ型救難曳船１隻、オビ型病院船イルティシュを確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。9月2日0700頃、礼文島北北西210kmを東に航行するステレグシュチイ�U級フリゲート・グレムヤシチィとマーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフを確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。9月3日1500頃、北海道神威岬西190kmを東に航行するステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、同グロームキイ、同アルダー・チデヌサポフ、055型ミサイル駆逐艦101南昌、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦902東平湖を確認した。その後これらはロシア軍大規模極東演習ヴォストーク2022の一環として同海域で機銃射撃を行い、9月4日0400頃には礼文島西50kmを北東に進み、更に宗谷海峡を東に航行している。9月8日1100頃、礼文島西南西350kmを北東に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフを確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。9月11日0800頃、礼文島北西50kmを東に航行するタランタル�V級ミサイル艇R29、同R261を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。9月16日1100頃、宗谷岬北東40kmを西に航行するタランタル�V級ミサイル艇R11、同R14、同R18、同R297を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。9月28日1300頃、宗谷岬北30kmを西に航行するタランタル�V級ミサイル艇R29、同R261を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。10月6日1800頃、宗谷岬北東40kmを西に航行するウダロイ�T級ミサイル駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、キロ級潜水艦１隻、イゴール・ベロウソフ級潜水艦救難艦イゴール・ベロウソフを確認した。これらは10月7日には宗谷海峡を西に進んでいる。10月13日0900頃、宗谷岬160kmを西に航行するグリシャ�X型警備艦MPK-82とゴーリン級航洋曳船SB-521を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。10月28日1000頃、龍飛崎西160kmを西に航行するバルザム型情報収集艦プリバルチカを確認した。その後これは10月29日に津軽海峡に向け南東に進み、龍飛崎80kmで反転、北西に航行して日本海に向かっている。

2023年4月3日1200頃、龍飛岬南西80kmを北東に航行する東調級情報収集艦796開陽星を確認した。その後これは津軽海峡を北東に進み、太平洋に向かっている。4月17日2300頃、礼文島西80kmを北東に航行するウダロイ�T級駆逐艦２隻、タランタル�V級ミサイル艇６隻を確認した。その後これらは4月18日にかけて宗谷海峡を東に進んでいる。4月19日2000頃、宗谷岬北東40kmを西に航行するオビ型病院船１隻を確認した。その後周辺にウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ級フリゲート２隻、タランタル�V級ミサイル艇６隻、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦１隻、ロプーチャ�T級戦車揚陸艦１隻、ロプーチャ�U級戦車揚陸艦１隻、ドゥブナ級補給艦１隻、プロジェクト12700掃海艇２隻、オホーツク型航洋曳船１隻を確認、これらは4月20日にかけて宗谷海峡を西に進んでいる。5月5日、龍飛岬南西30kmを北東に航行する東調級情報収集艦796開陽星を確認した。その後これは津軽海峡を北東に進み、太平洋に向かっている。5月5日2000頃、礼文島北西40kmを北東に航行する052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、福池級補給艦889太湖を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。5月6日0000頃、礼文島北西40kmを北東に航行する055級ミサイル駆逐艦102拉薩、054A級フリゲート542棗荘を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。5月9日、シー・ガーディアンUAVの実運用試験を開始。5月15日0600頃、宗谷岬北東40kmを西に航行するステレグシュチイ�U級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。5月19日0930頃、龍飛岬北西300kmを南東に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは5月20日にかけて津軽海峡を北東に進み、太平洋に向かっている。5月23日1000、礼文島北西50kmを東に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。5月30日0600頃、宗谷岬北30kmを南東に航行するグリシャ�X型フリゲート２隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。6月15日1200頃、宗谷岬東170kmを西に航行するステレグシュチイ級フリゲート１隻とステレグシュチイ�U級フリゲート１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。6月17日0500頃、龍飛岬南西20kmを北東に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは津軽海峡を東に航行し、太平洋に向かっている。6月19日0600頃、青森県尻屋崎北東40kmを南西に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは津軽海峡を西に進み、日本海に向かっている。6月19日2300頃、礼文島北東60kmを西に航行するタランタル�V級ミサイル艇６隻を確認し、引き続いてスリヴァ級救難曳船１隻、ロプーチャ�U級戦車揚陸艦１隻、アムール級工作艦１隻、オビ級病院船１隻を付近の海域で確認した。その後これらは6月20日にかけて宗谷海峡を西に進んでいる。7月1日0900頃、礼文島北西40kmを東に航行するグリシャ�X型警備艦２隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。7月18日1300頃、隠岐諸島北400kmで052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート542棗荘、同598日照、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻を確認した。その後これらは7月18-23日に同海域で射撃訓練、陣形運動、艦載ヘリ発着艦訓練などを行っている。7月28日1500頃、礼文島南西200kmを北東に航行する052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート542棗荘、同598日照、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻、ドゥブナ級補給艦を確認した。その後これらは7月29日にかけて宗谷海峡を東に進んでいる。7月29日0700頃、礼文島北西40kmを東に航行するタランタル�V級ミサイル艇２隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。0800頃、礼文島北西40kmを東に航行する東調級情報収集艦796開陽星を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。8月4日0700頃、青森県尻屋崎北東40kmを北西に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは8月5日にかけて津軽海峡を西に進んでいる。8月6日2000頃、北海道松前町大島南西40kmを北西に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは8月9日にかけて津軽海峡西の接続水域内を南北に遊弋して南下、8月11日に能登半島北側で接続水域を出て日本海に向かっている。8月19日0400頃、北海道松前町大島南西40kmを東に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは津軽海峡を東に進み、太平洋に向かっている。8月20日1100頃、青森県尻屋崎南東80kmを南西に航行するヴィシュニャ型情報収集艦を確認した。その後これは8月25日にかけて三陸沖から房総半島沖にかけての接続水域内を含む海域を南下し、犬吠埼南で接続水域を出て南西に向かっている。8月29日1200頃、礼文島南西210kmを北東に航行するステレグシュチイ級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。8月30日1900頃、伊豆諸島大島東60kmを北東に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは9月1日にかけて房総半島から三陸沖にかけての接続水域内を含む海域を北上し、9月2-3日には釧路沖の接続水域内を北東に進んでいる。9月1日0700頃、礼文島北70kmを東に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦１隻、ステレグシュチイ級フリゲート２隻、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦１隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。1700頃、宗谷岬北30kmを西に航行するタランタル�V級ミサイル艇２隻を確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進んでいる。9月7日0600頃、宗谷岬南東80kmを北西に航行するヴィシュニャ型情報収集艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。10月7日、ソマリア沖海賊対処第53次航空部隊要員が出国。10月9日1200頃、宗谷岬北東70kmを西に航行するステレグシュチイ級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。10月16日1200頃、宗谷岬東230kmを北西に航行するステレグシュチイ�U級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。10月25日0900頃、宗谷岬北東100kmを西に航行するステレグシュチイ級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。10月31日1000頃、宗谷岬北東270kmを西に航行するスラヴァ級ミサイル巡洋艦１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を西に進んでいる。12月24日0300頃、宗谷岬北西70kmを東に航行するステレグシュチイ級フリゲート１隻を確認した。その後これは宗谷海峡を東に進んでいる。

参考：月刊JWings12,’06、6,’11、10,’12、3,’15、5,’15、9,’15、9,’16、3,’17、9,’18、12,’18、5,’19、9,’19、7,'20、5,'21、6,'22、7,'22、9,'22、12,'23、月刊世界の艦船5,’83、3,’10、1,’02、12,’10、1,’11、4,’11、7,’11、11,’11、12,’11、1,’12、3,’12、9,’12、10,’12、2,’13、4,’13、10,’13、11,’13、12,’13、1,’14、3,’14、4,’14、5,’14、7,’14、11,’14、12,’14、3,’15、7,’15、8,’15、9,'15、10,'15、11,’15、12,'15、1,’16、7,'16、8,’16、9,’16、10,’16、11,’16、9,’17、10,’17、3,’18、4,’18、10,’18、1,’19、3,’19、7,’19、8,’19、10,’19、11,’19、3,’20、5,'20、6,'20、7,'20、10,'20、12,'20、9,'21、10,'21、11,'21、12,'21、1,'22、2,'22、5,'22、6,'22、9,'22、10,'22、11,'22、12,'22、1,'23、6,'23、7,'23、9,'23、10,'23、11,'23、12,'23、1,'24、2,'24、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、八戸基地ホームページ、月刊丸1,’10別冊、月刊軍事研究9,’10、MAMOR vol.52、vol.137、vol.155、月刊航空ファン6,’11、2,’15、5,'16、海上自衛新聞、朝雲

　＜第２航空群（１９７８年）＞：航空集団隷下で、司令部は八戸にある。第２航空隊、第４航空隊、第２支援整備隊、八戸航空基地隊からなる。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

　＜第２航空群（１９８０年）＞：航空集団隷下で、司令部は八戸にある。第２航空隊、第４航空隊、第２支援整備隊、八戸航空基地隊からなる。参考：自衛隊装備カタログ1981

　＜第２航空群（２００１年度）＞：航空集団隷下で、八戸航空基地に置かれている。第２航空隊（P-3C、LC-90）、第４航空隊（P-3C）、第２整備補給隊、八戸航空基地隊（UH-60J）からなる。参考：月刊世界の艦船1,’02

　＜第２航空群（２００７年度、改編前）＞：航空集団隷下で、八戸航空基地に置かれている。第２航空隊、第４航空隊、第２整備補給隊、八戸航空基地隊からなる。参考：月刊JWings6,’07

　＜第２航空群（２０１０年）＞：航空集団隷下で、八戸航空基地に置かれている。第２航空隊、第２整備補給隊、八戸航空基地隊からなる。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第２航空群（２０１１年）＞：航空集団隷下で、八戸航空基地に置かれている。第２航空隊、第２整備補給隊、八戸航空基地隊からなる。参考：海上自衛新聞

　＜第２航空群（２０１５年）＞：航空集団隷下で、司令部は八戸航空基地に置かれている。第２航空隊、第２整備補給隊（本部、第２航空機整備隊、第２電子整備隊、第２武器整備隊、第２検査隊、第２補給隊）、八戸航空基地隊からなる。参考：月刊航空ファン4,’16、八戸航空基地ホームページ

　＜第２航空群（２０２０年）＞：航空集団隷下で、司令部は八戸にある。第２航空隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第２航空修理隊＞：海上自衛隊の航空修理隊。P-3C哨戒機など大型固定翼機の定期検査や修理（Ｂ整備）を独力で行える海自唯一の部隊である。元は1958年4月に発足した八戸航空隊本部航空工作所で、八戸航空工作所を経て1998年に新編された。2009年10月2日、服務無事故日数10000日を達成した。2013年1月2日、航空機造修整備作業20000日を無事故で達成し、1月15日に海幕長から二級賞状を授与された。1月16日、安全作業日数20000日達成記念行事を実施。参考：八戸航空基地ホームページ、朝雲、MAMOR vol.148

　＜第２航空修理隊（２０１５年）＞：航空集団隷下で、八戸航空基地に置かれている。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和16年4月10日、蒼龍と飛龍を配備しており、第１航空艦隊の隷下に入った。6月20日から6月29日まで、連合艦隊後期訓練に参加（蒼龍、飛龍）。7月10日、南部仏印進駐部隊護衛のため佐世保を出撃。7月25-30日、サイゴン沖に展開。8月6日、佐世保に戻った（蒼龍、飛龍）。12月21-23日、ウエーク島を空襲（蒼龍、飛龍）。昭和17年2月19日、ダーウィンを攻撃（蒼龍、飛龍）。3月1日、ジャワの南において第１航空戦隊と共同で給油艦ペコスを撃沈し、DD-219エドソールを航行不能とした（蒼龍、飛龍）。4月5日、セイロン島コロンボを攻撃（蒼龍、飛龍）。4月9日、セイロン島ツリンコマリを攻撃。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（蒼龍、飛龍）。10月26日、南太平洋海戦に参加（隼鷹）。昭和19年3月10日に再編され、隼鷹、飛鷹、龍鳳が配備された。また、各空母航空隊も再編され、第652航空隊が配属された。6月19日、マリアナ沖海戦に参加（隼鷹、飛鷹、龍鳳）。7月10日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊丸12,’92、日本航空母艦史

　＜第２航空戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２艦隊隷下で、加賀、第22駆逐隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：司令官は山口多聞少将。建制上は第１航空艦隊隷下で、空母蒼龍、飛龍、第23駆逐隊からなる。兵力部署では機動部隊空襲部隊所属で、空母蒼龍、飛龍からなり、第23駆逐隊は欠である。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第２航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。元は1958年に八戸航空基地で新編された第２飛行隊である。1985年、P-3Cに機種改変された。2010年6月10日、ソマリア沖海賊対処第３次航空隊としてジブチに派遣されていたP-3C２機が八戸航空基地に帰投した。9月11日、稚内空港でP-3Cによる体験搭乗を実施。9月28日から10月1日まで、八戸航空基地を親善訪問したカナダ空軍CP-140哨戒機１機のホストスコードロンを務めた。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。1515、P-3C哨戒機１機を離陸させた。6月23日、岩手県沖を震源とする震度５弱の地震が発生したため、航空機で情報収集を行った。2012年1月5日、初飛行訓練を実施。6月5日、40万時間無事故飛行（1976年4月から）を達成。7月11-12日、千歳基地で空自第２航空団との協同訓練を実施。2016年6月7日から8月23日、P-3C哨戒機２機と隊員70名がリムパック2016に参加。2017年8月9日、金華山沖1900kmの太平洋上で発生した漁船急病患者の緊急空輸に参加。2018年1月9日、P-3C哨戒機で初飛行訓練を実施。8月5日、P-3C哨戒機１機がスリランカ東方海域でスリランカ空軍機１機と親善訓練（捜索救難訓練）を実施。2019年1月25日、P-3C哨戒機２機がカラチ沖海空域でパキスタン海軍P-3C哨戒機１機及び艦艇２隻と捜索救難・海賊対処訓練を実施。1月27日、P-3C哨戒機２機がハンバントタ沖でスリランカ空軍航空機１機及びスリランカ海軍艦艇２隻と捜索救難・通信訓練を実施。7月22日、P-3C哨戒機１機がモルティブ国防軍沿岸警備隊哨戒艇シャヒード・アリとモルディブ統合海空域で親善訓練（捜索救難、通信）を実施。8月28日から9月16日、令和元年度米国派遣訓練にP-3C哨戒機１機と隊員40名で参加。8月30日、無事故45万時間の功績で岩屋防衛相から１級賞状が授与された。2020年1月21日、P-3C哨戒機２機が、スリランカ西方海空域で、スリランカ海軍ミサイル艇スラニミラ及び高速警備艇FAC-21と、共同訓練（捜索救難）を行った。2022年1月4日、P-3C哨戒機で初訓練飛行を実施。参考：月刊世界の艦船12,’10、4,’18、4,'20、4,'22、月刊JWings6,’11、7,’13、4,’19、10,’19、11,’19、月刊航空ファン11,’92、8,’16、10,’18、朝雲、八戸航空基地ホームページ

＜第２航空隊（１９７８年）＞：第２航空群隷下で、八戸航空基地にある。P-2Jを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第２航空隊（２０１０年）＞：第２航空群隷下で、八戸航空基地に置かれている。第21飛行隊（P-3C）、第22飛行隊（P-3C）からなる。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２航空隊（２０１５年）＞：第２航空群隷下で、本部は八戸航空基地にある。第21飛行隊（P-3C）、第22飛行隊（P-3C）、列線整備隊からなる。参考：八戸航空基地ホームページ、月刊航空ファン4,’16

＜第２航空隊（２０２０年）＞：第２航空群隷下で、八戸航空基地にある。P-3Cを配備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２航空隊（日本海軍）＞：日本海軍航空隊で、連合艦隊隷下として昭和17年5月31日に横須賀で編成された。定数は艦戦16機、艦爆16機。7月29日、特設空母八幡丸に器材とパイロットを積んで横須賀を出港。8月6日に零戦15機・九九式艦爆16機で発艦してラバウル東飛行場に進出。8月15日、第８艦隊に編入された。8月7日、艦爆９機でガダルカナル島沖のアメリカ艦船攻撃に出撃、３機を喪失した。艦戦隊は台南航空隊と共同でB-17をラバウル上空で撃墜した。8月22日、艦戦隊がブナ飛行場に展開。8月24日、ラビを攻撃し、P-39戦闘機９機（不確実２機を含む）を撃墜した。8月26-27日、艦爆隊も加えてラビを攻撃したが、艦戦２機と艦爆２機を喪失した。9月4日、ガダルカナル島進攻に参加。9月12日、零戦15機でガダルカナルに出撃し、11機を撃墜した。9月14日、零戦11機でガダルカナルに出撃し、10機を撃墜した。9月28日、ブカ基地に零戦21機で進出。11月1日、改編により第582航空隊に改称された。参考：日本海軍戦闘機隊

＜第２航空団＞：航空自衛隊の航空団。マーク（2022年12月1日公開・運用開始）はロービジで、横向きヒグマの首の後ろから背中・胸部を通ってアゴの下まで羽根４枚が円形に囲むデザインである。1956年10月11日に浜松基地で新編された実戦部隊で、F-86F装備の第３飛行隊を隷下に置いた。1957年2月1日、隷下に第４飛行隊が新編された。9月2日、千歳基地に移動した。1958年4月28日、航空自衛隊として初めてアラート任務を開始した。8月1日、第６飛行隊が新編された。1959年10月27日、第６飛行隊が新田原基地に移動。1960年4月1日、第６飛行隊が第５航空団隷下に移った。1961年5月17日、第４飛行隊が第６航空団に移った。6月10日、第103飛行隊が第３航空団から移動してきた。1962年3月22日、隷下に臨時F-104訓練隊が発足。1963年3月5日、臨時F-104訓練隊が第201飛行隊に改称された。第３飛行隊が第４航空団に移った。1964年6月25日、隷下に第203飛行隊が新編された。1968年10月1日、第103飛行隊が解隊された。1974年7月18日、隷下に臨時F-4EJ飛行隊が編成された。10月1日、第201飛行隊が解隊された。臨時F-4EJ飛行隊が第302飛行隊に改称された。1985年11月29日、第302飛行隊が第83航空隊に移った。2003年6月5-20日、コープサンダーにF-15J/DJ戦闘機６機が参加。2008年12月8-12日、在日米軍再編に伴う訓練移転にF-15戦闘機６機で参加。2009年4月20-23日、千歳基地で在日米軍再編に伴う訓練移転（日米共同訓練）を実施。アメリカ第12海兵航空群のF/A-18戦闘機５機と訓練を行った。7月1日、5555回目のスクランブル発進を実施。11月10日、日本科学技術連盟が主催する第39回全日本選抜QCサークル大会で第２航空団整備群装備隊のQCサークル、イーグルアイが銀賞を受賞した。11月25日1518頃、日本海の訓練空域で飛行訓練を行っていたF-15J戦闘機から左エンジンノズル（長さ2.2m、直径1.2m、重量200kg）が脱落し、千歳基地北西210kmの洋上に落下した。死傷者はいなかった。2010年1月2日、新千歳空港で着陸後に滑走路から誘導路に進入しようとした民間航空機が前脚を逸脱して脱出できなくなったため、1月3日0100に新千歳空港事務所長から災害派遣要請を受け、0120過ぎに基地業務群の隊員８名と車両６両が現場に向かい、0230頃に脱出させた。2011年2月13-25日、コープノース・グアム11-1にF-15J戦闘機６機で参加した。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年4月6日、千歳基地体育館で戦闘行動基礎競技会を実施。腕立て伏せ、腹筋、牽引力の競技を行い、整備補給群Ａチームが優勝した。7月11-12日、海自第２航空隊と協同訓練を実施。9月5-7日、米軍再編に係る岩国飛行場から空自千歳基地への訓練移転（日米共同訓練）に参加。2013年1月7日、初訓練飛行を実施。2014年1月7日、飛行初めを実施。2月13日、千歳救難隊と千歳川で冬季水上保命訓練（第35回）を実施。気温マイナス1.1℃・水温1.2℃の中、パイロットは川に飛び込んで救命浮舟に泳ぎ着き、救難隊員が演出する波でずぶ濡れになったり転覆させられたりしながら30分間の過酷な漂流を体験した。6月17-28日、レッドフラッグ・アラスカ14-3演習にF-15戦闘機６機で参加。11月4日、基地体育館で第２航空団課題論文の表彰式を実施。2015年1月23日、千歳救難隊と千歳川で冬期水上保命訓練を実施。気温マイナス３度・水温４度の中、漂流訓練者25名が訓練に参加した。5月15日、千歳基地体育館でQCサークル大会を実施。8月17日、政務官による視察を受けた。12月1-18日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から空自三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機４機で参加。アメリカ第18航空団と三沢東方・秋田西方空域で戦闘機戦闘訓練などを行った。2016年1月12-22日、米軍再編に関する岩国飛行場から千歳基地への共同訓練移転に参加。4月21日、司令部広報室の富田曹長が苫小牧自衛隊協力会連合会から感謝状を授与された。5月13日、第２航空団司令にオバマ大統領からの功績勲章メリトリアル・サービス・メダルが授与された。6月10日、QC（品質管理）サークルのアビオニクスキーパーが全日本選抜QCサークル大会で金賞を受賞した。8月30日、基地業務群施設隊が矢臼別演習場で平成28年度実爆を伴う滑走路被害復旧訓練に参加。10月17日から11月6日、F-15J戦闘機４機でガーディアンノース16に参加。12月5-16日、千歳基地で米軍再編に係る訓練移転（日米共同訓練）に参加。VMA-542のAV-8Bと戦闘訓練などを行った。2017年5月25日から7月1日、レッドフラッグ・アラスカ17に参加。7月5日、整備補給群装備隊が空自QCサークル第３回大会でゴールド賞を受賞した。7月7-14日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機２機で参加。第３航空団、警戒航空隊、北部航空警戒管制団と共に、アメリカ第18航空団F-15C戦闘機、E-3早期警戒管制機１機と三沢東方・秋田西方空域で戦闘機戦闘訓練を行った。10月5日、ロシア空軍Su-24MR偵察機に対して0822にスクランブル発進したF-15戦闘機に搭載されていたAIM-7のウイング１枚（長さ450mm、高さ400mm、重量4.5kg）が紛失しているのが、0927に帰投した後の整備点検で発見された。2018年4月18日、整備補給群修理隊の空曹３名が、航空機外板に用いるテーパーロック用ドリルプレートを考案した功績で、文部科学大臣から創意工夫功労賞を授与され、防衛省で伝達式が行われた。4月23-27日、米軍再編に係る三沢基地から千歳基地への訓練移転にF-15戦闘機４機で参加し、北部航空警戒管制団と共に、アメリカ第35戦闘航空団F-16戦闘機６機と戦闘機戦闘訓練などを行った。5月9-24日、米軍再編に係る岩国飛行場から三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機４機で参加。第３航空団F-35A戦闘機１機、F-2戦闘機４機、北部航空警戒管制団、第３・第６高射群、警戒航空隊などと共に、アメリカ第12海兵航空群F-35B戦闘機８機と、三沢東方空域などで戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練を行った。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。9月27日、F-15戦闘機４機で、第６・第８・第９航空団と共に、東シナ海と日本海空域でアメリカ空軍第96遠征爆撃飛行隊B-52爆撃機との編隊航法訓練に参加。10月18-26日、平成30年度航空総隊総合訓練（実動訓練）に参加。2019年2月12-21日、飛行教導群の巡回教導を受けた。5月下旬から6月上旬、飛行教導群の巡回教導を受けた。2020年2月4日、日米共同訓練にF-15戦闘機８機で参加。3月12日、千歳救難隊と、千歳川で操縦者冬季水上保命訓練を実施。操縦者15名と指導側救難隊員・支援部隊計60名が参加し、浮舟への乗り移りや30分間の漂流を行った。6月17日、日本海と沖縄周辺空域で、アメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第６航空団F-15戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機と共に、アメリカ空軍B-52H爆撃機２機との編隊航法訓練を行った。7月1日、隊員自主募集の功績で、丸茂空幕長から第３級賞状を授与された。7月27日、アメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第６航空団F-15戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機と共に、日本周辺空域で、アメリカ空軍B-1B爆撃機１機と、編隊航法訓練を行った。8月7日、日本海及び沖縄周辺空域で、アメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機２機が、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機と共に、アメリカ空軍B-1B爆撃機１機と、編隊航法訓練を行った。8月18日、アメリカ空軍、アメリカ海軍、アメリカ海兵隊との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第６航空団F-15戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機８機と共に、アメリカ空軍B-1B爆撃機３機、F-15戦闘機10機、E-3早期警戒管制機１機、アメリカ海軍F/A-18戦闘機２機、アメリカ海兵隊F-35B戦闘機３機と、編隊航法・防空戦闘訓練を行った。8月24-28日、北海道周辺で在日米空軍との共同訓練に参加。第201・第203飛行隊F-15J/DJ戦闘機が、千歳基地に展開した第18航空団第44・第67戦闘飛行隊F-15C/D戦闘機６機及び第35戦闘航空団F-16CM戦闘機６機と、戦闘訓練を行った。9月10日、日本海、東シナ海、沖縄周辺空域で、アメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第５航空団F-15戦闘機８機、第６航空団F-15戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機と共に、アメリカ空軍第28爆撃航空団B-1B爆撃機２機と、編隊航法・防空戦闘訓練を行った。9月30日、日本海、東シナ海、沖縄周辺空域で、アメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第５航空団F-15戦闘機８機、第６航空団F-15戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機と共に、アメリカ空軍第28爆撃航空団B-1B爆撃機２機と、編隊航法・要撃戦闘訓練を行った。10月20日、F-15戦闘機４機が、日本海・東シナ海・沖縄周辺空域で、アメリカ空軍B-1B爆撃機１機との共同訓練（編隊航法及び要撃戦闘）に参加。12月4日、F-15戦闘機４機が、日本海・東シナ海・沖縄周辺空域で、アメリカ空軍B-1B爆撃機１機との編隊航法訓練に参加。

2021年1月18日から2月28日、コープ・ノース21にF-15J/DJ戦闘機６機で参加。3月18日、三沢東方の太平洋でアメリカ空軍との共同訓練に参加し、F-15戦闘機２機がF-16戦闘機１機と対戦闘機戦闘訓練を行った。4月27日、F-15戦闘機４機が日本海及び沖縄北方を含む東シナ海海上の空域でアメリカ空軍との共同訓練に参加。8月31日、日本海と沖縄北方を含む東シナ海海上の空域でアメリカ空軍B-52H爆撃機１機との共同訓練（編隊航法・要撃戦闘）にF-15戦闘機３機で参加。9月21日、F-15戦闘機４機が、日本海、東シナ海、沖縄周辺空域で、アメリカ空軍B-52H爆撃機２機との日米共同訓練（編隊航法・各種戦術訓練）に参加。9月30日、整備群装備隊が空自第５回品質管理QCサークル全国大会でゴールド賞を受賞した。10月22日、日本科学技術連盟QCサークル本部からQCサークル活動優良企業・事業者表彰を受賞した。12月9日、F-15戦闘機４機が日本海上空でアメリカ空軍B-52H爆撃機１機、F-35A戦闘機７機、KC-135空中給油機１機ととの共同訓練（編隊航法訓練）に参加。2022年1月19日から3月4日、コープ・ノース・グアム22に参加。3月24日1433頃、朝鮮半島西岸付近から弾道ミサイル１発が東方向に発射されたため、F-15戦闘機でスクランブル発進し、空中で弾道ミサイル関連物体を確認、動画撮影した。4月22日、北海道防衛局の新規採用者教育研修（前段）に協力した。5月25日、F-15戦闘機４機がアメリカ空軍第35戦闘航空団F-16戦闘機４機と日本海上で日米共同訓練（各種戦術訓練）を実施。6月3日、F-15戦闘機２機が北部航空警戒管制団と共に青森県東方の太平洋上で日米共同訓練に参加。アメリカ空軍B-1B爆撃機２機と要撃戦闘訓練を行った。6月29日、F-15戦闘機４機が東シナ海と日本海上で日米共同訓練に参加。第６航空団F-15戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部航空警戒管制団、中部航空警戒管制団、西部航空警戒管制団と共に、アメリカ空軍第34爆撃飛行隊B-1B爆撃機２機と、編隊航法訓練を行った。9月9日、F-15戦闘機４機が青森県西方の日本海上空で日米共同訓練に参加。10月27日、日本海上空で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第７航空団、第８航空団、北部・中部・西部航空警戒管制団と共に、アメリカ空軍B-52H戦略爆撃機２機と、編隊航法訓練を行った。2023年2月8-16日、飛行教導群による巡回教導訓練を受けた。2月19日、日本海上で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機３機がアメリカ空軍B-1B爆撃機２機及びF-16戦闘機４機と各種戦術訓練を行った。3月17日、日米共同訓練に参加。第35戦闘航空団F-16戦闘機４機と日本海上で各種戦術訓練を行った。3月30日、日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第５航空団F-15戦闘機４機、第６航空団F-15戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と共に意、アメリカ空軍第２爆撃航空団B-52H爆撃機２機と、日本海及び東シナ海上で各種戦術訓練を行った。5月26日から7月1日、レッド・フラッグ・アラスカ23にF-15J/DJ戦闘機６機で参加。8月30日、日本海上で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機と共に、B-1B爆撃機２機と、各種戦術訓練を行った。9月15日、青森県西方の日本海上で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、北部航空警戒管制団と共に、アメリカ空軍F-16戦闘機15機・AC-130攻撃機１機、アメリカ海軍EA-18G電子戦機５機、アメリカ海兵隊F-35B戦闘機８機と、各種戦術訓練を行った。9月26日から10月4日、米軍再編に係る三沢飛行場から千歳基地への訓練移転に参加。F-15戦闘機８機が、千歳基地に展開したアメリカ空軍第35戦闘航空団F-16戦闘機12機及び第18航空団E-3G早期警戒管制機１機と、北海道西方空域、三沢東方空域、三沢対地射爆撃場で、戦闘機戦闘訓練及び空対地射爆撃訓練などを行った。10月17日、日本海上と沖縄周辺で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第６航空団F-15戦闘機４機、第９航空団F-15戦闘機４機、北部航空警戒管制団、中部航空警戒管制団、南西航空警戒管制団と、アメリカ空軍B-52H爆撃機２機、F-35A戦闘機６機、KC-135空中給油輸送機１機と、各種戦術訓練を行った。11月22日、日本海上で日米共同訓練に参加。F-16戦闘機４機と各種戦術訓練を行った。12月19日、日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が日本海上空でアメリカ軍F-16戦闘機４機と各種戦術訓練を行った。2024年1月18日、日本海上空でアメリカ空軍との共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が北部航空警戒管制団と共にアメリカ空軍B-1B爆撃機２機と各種戦術訓練を行った。1月30日、日本海と東シナ海上空で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機４機が、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と共に、アメリカ空軍B-52H爆撃機１機と、各種戦術訓練を行った。

参考：月刊丸12,’10、9,’03、月刊JWings6,’07、4,’11、11,’12、4,’15、12,’16、1,’17、12,’17、12,’18、5,’19、8,’19、9,'20、10,'20、11,'20、12,'20、1,'20、2,'21、4,'21、6,'21、7,'21、11,’21、12,'21、3,'22、4,'22、6,'22、8,'22、9,'22、12,'22、1,'23、2,'23、5,'23、9,'23、11,'23、12,'23、1,'24、3,'24、4,'24、月刊航空ファン3,’17、9,’17、7,’18、MAMOR vol.52、vol.86、朝雲

　＜第２航空団（２０１０年）＞：北部航空方面隊隷下で、ホームベースは千歳基地。隷下に第201飛行隊（F-15J/DJ、T-4）、第203飛行隊（F-15J/DJ、T-4）、第２基地防空隊（短SAM、携SAM、VADS）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第２航空団（２０１５年）＞：北部航空方面隊の隷下で、千歳基地に置かれている。第２航空団司令部、飛行群（第201飛行隊、第203飛行隊）、整備補給群、基地業務群、第２基地防空隊からなる。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン5,’16

　＜第２航空団（２０２０年）＞：北部航空方面隊隷下で、千歳基地にある。第201飛行隊、第203飛行隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第２号駆逐艦＞：若竹を参照。

＜第２高射群＞：航空自衛隊の高射群。1964年4月1日、陸自から移管されたナイキ・アジャックスの運用部隊として春日基地で創設された。1966年2月、隷下に第２整備補給隊（芦屋基地）、第５中隊（芦屋基地）、第６中隊（芦屋基地）、第７中隊（築城基地）、第８中隊（高良台分屯基地）が新編された。1969年10月、第２整備補給隊が整備補給隊、第５中隊が第５高射隊、第６中隊が第６高射隊、第７中隊が第７高射隊、第８中隊が第８高射隊に改編された。1994年3月、ペトリオットへの換装を完了。2010年5月、ペトリオットPAC-3の配備を完了。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2016年4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。8月3日から11月18日、高射部隊年次射撃訓練に参加。2017年6月21日、PAC-3機動展開訓練に参加し、福岡駐屯地に展開した。6月26日、PAC-3機動展開訓練に参加し、北熊本駐屯地に展開した。7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に参加。8月29日、PAC-3機動展開訓練に参加し、在日米軍岩国基地に展開した。12月12日、PAC-3機動展開訓練に参加し、海自佐世保基地に展開した。2018年2月16日と20-23日、平成29年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。2019年2月7日、空自協力団体の四歩会に基地見学会を実施。2月22日と2月25日から3月1日、平成30年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。8月28日から佐賀県大雨の災害派遣に参加。2020年2月24-28日、令和元年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。9月24日、PAC-3機動展開訓練に参加。春日基地から福岡駐屯地にPAC-3MSEを展開した。2021年8月17日から11月21日、ニューメキシコ州マクレガー射場で令和3年度高射部隊実弾射撃訓練に参加。10月24日、ニューメキシコ州マクレガー射場で陸自令和3年度ホーク・中SAM部隊実射訓練に参加中の第15旅団第15高射特科連隊03式中SAMと協同射撃訓練を実施。2022年7月20日、PAC-3機動展開訓練に参加し、PAC-3MSEを春日基地から海自呉基地に展開、撤収までの手順を訓練した。2023年3月16日、西部高射群に改編された。参考：月刊JWings8,’14、11,’17、3,’18、5,’19、1,'22、10,'22、6,'23、MAMOR vol.52、vol.154、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン1,’15、9,’17、芦屋基地ホームページ、月刊世界の艦船5,’18、朝雲

＜第２高射群（２０１０年）＞：西部航空方面隊隷下で、春日基地に置かれている。隷下に第５高射隊（芦屋）、第６高射隊（芦屋）、第７高射隊（築城）、第８高射隊（高良台）を置く。高射隊の装備はペトリオットとPAC-3。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２高射群（２０１５年）＞：西部航空方面隊隷下で、群本部は春日基地に置かれている。第５高射隊、第６高射隊、第７高射隊、第８高射隊、指揮所運用隊、整備補給隊を隷下に置く。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２高射群（２０２０年）＞：西部航空方面隊隷下で、春日基地にある。参考：月刊JWings6,’20

＜第２高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。元は陸上自衛隊第101高射大隊第２中隊で、1963年1月に習志野駐屯地で新編され、5月に武山駐屯地に移駐し、1964年4月に空自第２高射隊に改編された。ナイキ・アジャックスを運用する。1971年6月、ナイキＪの運用を開始。1992年3月、ペトリオット・システムの運用を開始。2008年1月、PAC-3の運用を開始。1月14日、新宿御苑でPAC-3展開に必要な地積確保、障害となる施設の調査を行い、アンテナマストグループを使用して通信連接の検証を実施した。2017年8月29日、PAC-3機動展開訓練に参加し、在日米軍横田基地に展開した。2018年3月12日、百里基地でペトリオットPAC-3展開訓練を実施。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2021年10月27日、PAC-3機動展開訓練に参加し、入間基地から防衛大学校にPAC-3MSE機材（ミサイル発射機２両、レーダー装置、射撃管制装置、アンテナマストグループ、電源車）を展開、陣地進入から20分で迎撃態勢を完了した。参考：武山分屯基地ホームページ、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第２高射隊（２０１５年）＞：第１高射群隷下で、武山分屯基地に置かれている。総括班、射撃小隊、整備小隊、業務小隊からなり、ペトリオット、ペトリオットPAC-3を装備する。参考：武山分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２高射団＞：陸上自衛隊の高射団。1973年8月1日、飯塚駐屯地で団本部／本部付隊が新編され、第３高射特科群が隷下に入った。9月10日、第304無線誘導機隊が隷下に入った。1976年8月20日、第２高射特科団に改称された。参考：飯塚駐屯地ホームページ

＜第２高射特科群＞：陸上自衛隊の高射特科群。2009年3月26日、第305高射中隊が廃止され、朝霞駐屯地に第337高射中隊が新編された。3月30日、第337高射中隊が朝霞駐屯地から古河駐屯地に移駐した。2014年11月7日、ニューメキシコ州マクレガー射場で03式中SAMの部隊実射訓練を実施。2015年12月6-19日、平成27年度方面隊実動演習に参加。2016年4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。2018年6月3日、千葉地本が船橋市京葉食品コンビナート南埠頭で開催したマリンフェスタに協力し、野外炊事車を展示した。2020年2月24-28日、令和元年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。2021年2月7日、千葉県多古町の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたため、第１空挺団、高射学校、需品学校と共に、2月11日までに115万羽を殺処分した。2月22-26日、令和2年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。2023年7月20日から8月4日、タリスマン・セイバー23に参加。参考：月刊軍事研究10,’10、月刊JWings2,’15、月刊世界の艦船9,'23、朝雲、古河駐屯地ホームページ

＜第２高射特科群（２０１０年）＞：東部方面隊隷下で、本部は松戸駐屯地にある。隷下に群本部／管理中隊、第334高射中隊（下志津）、第335高射中隊（朝霞）、第336高射中隊（松戸）、第337高射中隊（古河）、第302高射搬送通信中隊（松戸）を置く。参考：月刊軍事研究10,’10

＜第２高射特科群（２０１５年）＞：本部は松戸駐屯地にある。群本部／管理中隊、第337高射中隊（松戸）、第302高射搬送通信中隊（松戸）などからなる。参考：千葉県隊友会ホームページ

＜第２高射特科団＞：陸上自衛隊の高射特科団。1976年8月20日、第２高射団から改編されて飯塚駐屯地で創設された。1982年1月19-22日、方面指命演習（対空演習）を実施。2009年2月17-20日、西部方面対空情報戦闘訓練に参加。2010年1月26日、第２高射特科団持続走競技会を実施。団体戦では第７高射特科群が優勝した。2013年3月21日、本部付隊に対空戦闘指揮統制装置が配備された。2015年10月19日から11月19日、鎮西27に参加。2016年1月24-25日の九州・中国地方寒波に対する災害派遣に参加。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。10月10日から11月11日、鎮西28演習に参加。2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に参加。2月22日と2月25日から3月1日、平成30年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。2019年8月26日から9月23日、オリエント・シールド19に参加。2020年11月25-27日、福岡県宗像市で発生した鳥インフルエンザの災害派遣に参加。2021年2月22-26日、令和2年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。2023年7月10-17日、レゾリュート・ドラゴン23前段演習に参加。10月14-31日、レゾリュート・ドラゴン23後段訓練に参加。参考：飯塚駐屯地ホームページ、月刊JWings5,’19、朝雲

　＜第２高射特科団（１９７７年）＞：西部方面隊隷下で、飯塚に置かれている。第３高射特科群、第６高射特科群を隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

＜第２高射特科団（２００９年度）＞：西部方面隊隷下で、飯塚駐屯地に置かれている。隷下に第３高射特科群（飯塚駐屯地。改良ホーク）、第７高射特科群（竹松駐屯地。改良ホーク）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２号新興丸＞：日本海軍特設砲艦兼敷設艦。総トン数2577トン。兵装は12サンチ砲２門、25ミリ機銃十数門、爆雷投射機。太平洋戦争開戦直前に海軍に徴用された。戦時中は樺太や千島で行動。終戦後は樺太からの引き揚げに従事した。8月22日、留萌沖でソ連潜水艦の雷撃を受けて大破したが、何とか留萌に逃れた。参考：月刊丸12,’92

＜第二号天洋丸＞：日本海軍特設艦船。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は連合艦隊補給部隊に所属していた。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第二号東光丸＞：日本海軍特設艦船。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時は第５艦隊補給部隊に所属していた。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第２港湾哨戒隊（１９７８年）＞：呉地方隊阪神基地隊隷下で、PB-919哨戒艇19号、PB-920哨戒艇20号、PB-921哨戒艇21号を配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第２護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1984年3月30日、第３護衛隊群隷下に新編され、DD-166もちづき、DD-167ながつきが配備された。1989年1月25日、地方隊隷下に移った。1997年3月24日、改編で第２護衛隊群隷下となった。1998年10月6日、第６護衛隊からDD-151あさぎりが転入した。1999年3月18日、DD-152やまぎりとDD-157さわぎりが第６護衛隊から転入した。2002年3月19日、DD-151あさぎりが第８護衛隊に転出した。2004年3月18日、DD-112まきなみが配備された。2008年3月26日、DDG-178あしがらが第64護衛隊から転入した。DDH-144くらまが転入した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2013年3月7日、DD-153ゆうぎりが第11護衛隊に転属した。DD-102はるさめが第６護衛隊から転入した。2017年3月22日、DDH-144くらまが除籍され、DDH-182いせが第４護衛隊から転入した。2018年3月7日、DD-119あさひが編入され、DD-154あまぎりが第11護衛隊に移った。参考：MAMOR vol.52、月刊世界の艦船5,’13、11,’11、5,’17、5,’18

　＜第２護衛隊（１９９８年）＞：呉に置かれている。DD-129やまゆき、DD-130まつゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船4,’98

　＜第２護衛隊（２００１年４月１日）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DD-151あさぎり、DD-152やまぎり、DD-157さわぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

　＜第２護衛隊（２００６年４月３日）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DD-157さわぎり、DD-103ゆうだち、DD-112まきなみを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第２護衛隊（２００７年度改編後）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDH-144くらま、DDG-178あしがら、DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第２護衛隊（２０１０年）＞：第２護衛隊群隷下のDDHグループ。DDH-144くらま、DDG-178あしがら、DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11、月刊軍事研究7,’10

　＜第２護衛隊（２０１１年）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDH-144くらま、DDG-178あしがら、DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’11

　＜第２護衛隊（２０１５年）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDH-144くらま、DDG-178あしがら、DD-102はるさめ、DD-154あまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第２護衛隊（２０２０年）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDH-182いせ、DDG-178あしがら、DD-102はるさめ、DD-119あさひを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２護衛隊（日本海軍）＞：日本海軍の護衛隊。昭和17年4月にトラック環礁と内地の間のシーレーン防衛部隊として創設された。参考：月刊丸5,’07

＜第２護衛隊群＞：海上自衛隊の護衛隊群。訓練の２群と呼ばれる。1954年7月1日、海上自衛隊発足に伴い、第２船隊群から改称されて自衛艦隊隷下に創設された。隷下に第３・第４護衛隊を置き、全てDDの編成で、日本海軍第２水雷戦隊に倣って創設時最強の護衛隊群だった。1960年12月1日、第３護衛隊群に改編された。1961年2月1日、再編された。9月1日、新編された護衛艦隊の隷下に入った。1963年12月10日、第１護衛隊が第１練習隊に改編されて隷下から外れた。1965年1月29日、DD-113やまぐもが直轄艦となった。3月19日、隷下に第21護衛隊が新編され、DD-113やまぐもがそちらに移った。1966年7月16日、第５護衛隊が解隊された。1967年3月15日、DD-164たかつきが直轄艦となった。1968年3月27日、DD-164たかつきが第１護衛隊に移った。1969年3月25日、DD-166もちづきが直轄艦となった。1971年2月1日、第１護衛隊が隷下に入った。1972年11月25日、隷下に第23護衛隊が新編された。1976年3月26日、DDG-168たちかぜが直轄艦として編入された。1977年12月1日、第21護衛隊が第３護衛隊群隷下に移った。1981年3月27日、隷下に第52護衛隊が新編された。1982年3月27日、第22護衛隊が隷下に入り、第23護衛隊が第４護衛隊群に移った。1983年3月30日、隷下に第62護衛隊が新編され、DDG-168たちかぜがそちらに移った。DDH-141はるなとDDH-144くらまが直轄艦になった。第１護衛隊が第４護衛隊群に転出した。1984年1月26日、隷下に第42護衛隊が新編された。3月30日、DDH-144くらまが旗艦となり、DDH-141はるなが第３護衛隊群に移った。1985年12月3日、DD-129やまゆきが直轄艦として編入された。1986年3月19日、隷下に第44護衛隊が新編され、直轄艦だったDD-129やまゆきがそちらに移った。第22護衛隊が呉地方隊に転出した。1990年3月6日、隷下に第47護衛隊が新編された。第42護衛隊が第３護衛隊群に移った。1997年3月24日、改編で隷下に第２・第６・第62護衛隊を置いた。旗艦はDDH-144くらまである。2008年3月26日、改編が行われ、隷下に第２・第６護衛隊が置かれた。2009年4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故による行方不明者捜索に参加。2010年10月4日、群司令ら司令部要員29名が佐世保市内の東山海軍墓地で清掃奉仕を実施。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。4月11日までに51遺体を発見した。2013年6月10-26日、ドーン・ブリッツ13に参加。2020年1月30日、横須賀基地に停泊するDD-110たかなみで、中東のシーレーンを航行する日本関係船舶の安全確保に必要な情報収集活動を行う艦艇派遣に先立つ図上演習に参加。参考：月刊丸1,’10別冊、MAMOR vol.52、朝雲、月刊世界の艦船11,’11、6,’83、5,’86、2,’19、4,'20、月刊軍事研究7,’11

　＜第２護衛隊群（１９６１年９月１日）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DD-101はるかぜ、第１護衛隊、第５護衛隊、第10護衛隊、第11護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第２護衛隊群（１９７１年２月１日）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DD-164たかつき、第１護衛隊、第21護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２護衛隊群（１９７８年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。直轄艦（DD-164たかつき、DDG-168たちかぜ）、第１護衛隊、第23護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第２護衛隊群（１９８０年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DD-164たかつき、DDG-168たちかぜ、第１護衛隊、第23護衛隊を隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第２護衛隊群（１９９８年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。直轄艦（DDH-144くらま）、第２護衛隊、第６護衛隊、第62護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船4,’98

＜第２護衛隊群（２００１年度）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保に置かれている。直轄艦（DDH-144くらま）、第２護衛隊（DD-151あさぎり、DD-152やまぎり、DD-157さわぎり）、第６護衛隊（DD-103ゆうだち、DD-104きりさめ）、第62護衛隊（DDG-170さわかぜ、DDG-173こんごう）を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第２護衛隊群（２００６年４月３日）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DDH-144くらま、第２護衛隊、第６護衛隊、第62護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２護衛隊群（２００７年度、改編前）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DDH-144くらま、第２護衛隊（DD３隻）、第６護衛隊（DD２隻）、第62護衛隊（DDG２隻）を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第２護衛隊群（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。第２護衛隊、第６護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２護衛隊群（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。隷下にDDHグループの第２護衛隊とDDGグループの第６護衛隊を置く。参考：月刊軍事研究7,’10

＜第２護衛隊群（２０１１年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。第２護衛隊、第６護衛隊を隷下に置く。参考：海上自衛新聞

＜第２護衛隊群（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。第２護衛隊、第６護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第２護衛隊群（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。第２護衛隊、第６護衛隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和16年1月15日に編成された。昭和16年12月、台湾馬公（高雄？）に司令部があり、第21・第31駆潜隊、第11・第30掃海隊、第２水雷隊などを隷下に置いていた。12月8日、陸戦隊がフィリピンのバタン島に上陸し、飛行場を占領した。昭和18年9月、司令部はニューギニア島ウエワクにあり、第29号駆潜艇、第34号駆潜艇、第35号駆潜艇などを配備していた。参考：小艦艇入門、第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第２根拠地隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３艦隊隷下で、若鷹、第21水雷隊、第11掃海隊、第30掃海隊、第21駆潜隊、第31駆潜隊からなる。兵力部署では比島部隊根拠地隊に所属する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第２混成団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の混成団。ポスト４次防で四国に独自の防衛部隊を配置することになったのを受けて編成された。第13師団を中国四国担当の甲師団編成から中国地方のみを担当する乙師団編成にして善通寺駐屯地の第15普通科連隊を分離し、これを基幹とする連隊戦闘団をベースとしている。特科部隊や戦車部隊も編成されたが、四国に演習場が無いので岡山県の日本原駐屯地に置かれており、四国には団本部と後方支援中隊が増勢されただけになった。1981年3月25日、善通寺駐屯地で新編された。特科大隊と戦車隊は日本原駐屯地で新編されている。1990年3月、戦車隊が廃止された。1994年3月、特科大隊が松山に移駐した。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱で、Ｂタイプ旅団に改編されることになった。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の災害派遣に参加。2001年6月、北方機動特別演習に参加。2006年3月27日、第14旅団に改編された。参考：スピアヘッドNo.16、No.2、月刊軍事研究5,’12、4,’17、日本原駐屯地ホームページ、中部方面隊ホームページ

　＜第２混成団（陸自、１９８１年）＞：団本部／本部中隊、第15普通科連隊、第２混成団特科大隊、第２混成団戦車隊、第２混成団施設隊、第２混成団後方支援中隊からなる。隊員2090名。61式戦車11両、対戦車誘導弾４セット、105mm榴弾砲８門（２個中隊）、155mm榴弾砲４門（１個中隊）、35mm高射機関砲L90を２セット（１個中隊）装備する。参考：スピアヘッドNo.16

＜第２混成団（陸自、１９８０年代半ば）＞：中部方面隊隷下で、団本部は善通寺にある。四国全域の防衛を担当するが、戦車と特科は岡山県の日本原駐屯地に置かれている。団本部／団本部中隊（対戦車小隊、偵察小隊、通信小隊など）、第15普通科連隊、第２混成団戦車隊、第２混成団特科大隊、第２混成団施設隊、後方支援中隊などからなる。参考：陸上自衛隊地上戦力の全容、兵器最先端５

＜第二相模野海軍航空隊＞：日本海軍航空隊で、神奈川県高座郡にある。飛行機整備教育を行う。参考：陸海軍学校と教育

＜第二相模野飛行場＞：日本海軍の飛行場。昭和18年、神奈川県高座郡に開設された。参考：首都防空網と空都多摩

＜第２作業隊＞：航空自衛隊の作業隊。千歳基地に置かれている。2022年4月22日、北海道防衛局の新規採用者教育研修（前段）に協力した。参考：月刊JWings8,’14、朝雲

＜第２次アルトワ会戦＞：アラスの戦いともいう。第１次大戦において1915年5月9日からフランス軍がアラス付近で実施した、ドイツ軍への攻勢作戦である。シャンパーニュ冬季戦の戦訓に基づき、20km正面に第１梯団15個師団と第２梯団歩兵・騎兵師団を配置し、４時間の攻撃準備射撃の後で攻撃を開始、中央の幅4kmでドイツ軍第一線陣地を突破した。しかし両翼ではドイツ軍の反斜面陣地に阻まれて進撃できず、予備兵力を阻止するための第２梯団による突破口からの進撃も遅れ、ドイツ軍に穴を塞がれてしまった。結局予備兵力を投入しての消耗戦になってしまい、フランス軍は死者・行方不明者14万名以上と負傷者30万名以上の損害を出して5月20日に作戦を中止した。参考：歴史群像8,’11

＜第２次イラク・クウェート国境紛争＞：1972年末、イラクがクウェートのアル・サムタ地区の租借権を要求。1973年2月、国境線を巡って対立が起き、外相同士で会談を行ったが解決しなかった。3月20日0300、イラク軍はアル・サムタのクウェート側国境監視所を占領し、ウム・カスル港近くのクウェート側国境監視所に砲撃を加えた。クウェートは国境を閉鎖してイラク軍の撤退を要求。4月26日にイラクは撤退し、紛争は収まった。石油利権を巡ってサウジアラビアと対立を深めていたイラクが、サウジのクウェート支援に探りを入れるために起こしたとも、湾岸地域と関係を深めるアメリカを牽制するためにソ連が教唆したともいわれる。この反省から、クウェートはアメリカなど西側諸国との関係を深め、国防を強化することとなった。参考：軍事分析湾岸戦争

＜第２次インティファーダ＞：2000年9月28日、イスラエルのシャロン党首がイスラム聖地である神殿の丘を訪問したのをきっかけに始まった民衆蜂起。自爆テロを繰り返すパレスチナ過激派に対し、イスラエルは戦車・装甲車・攻撃ヘリ、挙げ句の果てにF-16まで繰り出して応戦。アラファト議長のテロ停止命令に聞く耳を持たない過激派に業を煮やしたイスラエルは2002年3月29日にはパレスチナ暫定自治区に大規模侵攻、議長府を破壊してアラファト議長を監禁状態に置いてしまった。2004年11月11日、アラファト議長が病死。2005年1月9日、パレスチナ自治政府の議長に穏健派のマハムード・アッバス氏が就任。2月8日、エジプトでイスラエルのシャロン首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長が会談、親中東和平構想（ロードマップ）の完全履行を約束し、第２次インティファーダは終結した。イスラエル側の死者は1016人、パレスチナ側は3414人。イスラエルへの出稼ぎが出来なくなったパレスチナの失業率は40%に達し、戦闘で社会資本の20%が破壊され、１人あたり住民総所得は1750ドルから1040ドルにまで低下した。参考：月刊軍事研究6,’02、5,’05

＜第２次印パ戦争＞：1965年4月からカシミール地方で衝突事件が頻発し、8月にはパキスタン武装勢力千名が国境を越えてインド軍と交戦するに至り、インド軍も停戦ラインを越えて戦争が始まった。9月1日、パキスタン軍はジブラルタル作戦を開始。9月6日、パンジャブ州から国境を越えたインド軍がパキスタン州都ラホールを包囲。これに対し空挺降下部隊でパキスタンが反撃し、9月7日には双方の都市に爆撃が実施された。損害が拡大するにつれ戦闘が下火になり、9月23日（22日？）に停戦となった。インド空軍はDH100バンパイア、ミステール、ナット、ハンター、MiG-21FL、パキスタン空軍はF-86F、F-104Aを繰り出して空中戦を繰り広げた。インド側は撃墜95機・損失56機、パキスタン側は撃墜106機・損失25機と発表している。MiG-21FLとF-104Aによる、世界初のマッハ２級戦闘機の会敵があったが、交戦には至らなかった（MiG-21がF-104を２機撃墜したという説もある）。参考：月刊軍事研究8,’02、歴史群像8,’02、8,’17、月刊航空ファン9,’02、月刊JWings10,’09

＜第２次ヴィンソン法＞：1938年5月17日に成立したアメリカの海軍増強法案で、マル三計画に対抗して海軍戦力を20%拡大するものである。サウス・ダコタ級戦艦、アイオワ級戦艦３隻、CV-8ホーネット、CV-9エセックスなどを建造した。参考：近代戦艦史、月刊世界の艦船12,’11

＜第二士官次室（日本海軍）＞：兵から昇進した中尉や少尉が入る個室。参考：海軍よもやま物語

＜第２次ギルバート諸島沖航空戦＞：ギルバート諸島沖航空戦を参照。

＜第２次キレナイカ攻勢＞：第２次大戦の北アフリカ戦でロンメル率いるアフリカ軍団が1942年1月21日から発動した攻勢作戦。２週間でキレナイカの殆どを奪取した上、最終的にトブルク近郊のガザラ前面まで進撃した。その後補給物資が更に届けられ、ガザラ・ボックス戦に突入した。参考：月刊PANZER9,’02

＜第２次ケベック会談＞：第２次大戦中の1944年9月11-19日にカナダのケベックで行われた第７回連合軍首脳会談の通称で、秘匿名はオクタゴン。この席でルーズベルトとチャーチルは、統合参謀本部が提出した対日戦争計画（輸送船攻撃、戦略爆撃、直接侵攻による東京占領）を承認した。また、フィリピン上陸をミンダナオ島11月15日・レイテ島12月20日としたが、会議中に戦況からレイテ島への上陸を10月20日に前倒しすることが決定されている。参考：歴史群像12,’03、4,’16

＜第２次玄作戦＞：玄作戦を参照。

＜第２次国連緊急軍＞：UNEF�Uを参照。

＜第２次国連ソマリア活動＞：UNOSOM�Uを参照。

＜第２次山東出兵＞：第１次山東出兵で一時撤退した蒋介石は昭和3年2月に再び中国北部の軍閥に対し北伐を宣言、4月10日に総攻撃を開始した。これをみて日本陸軍は再び第６師団の８個歩兵大隊を基幹とする5000名を山東省に派遣。首相は青島に出兵を留める命令を出したが、既に兵は師団命令で済南に向かっており、4月26日に山東省済南に入城した。直ちに居留民保護のため布陣し、5月2日に当地に入城した蒋介石が撤兵を申し入れたが断った。この日は蒋介石軍と居留民の間で何事も起きなかったため、居留民の要望でバリケードを撤去した。しかし蒋介石軍が略奪、暴行、居留民への発砲を行ったため、5月3日10時から日本軍との間で戦闘が始まり、済南事件が発生。この時停戦交渉に訪れた中国側交渉団12名が日本兵により全員射殺されている。蒋介石は兵士に日本人居留地域への立ち入り禁止を下令したが一向に守られず、全軍を済南から撤退させて5月5日に漸く戦闘が収まった。日本は混成第28旅団などの増援を得ており、5月7日に五箇条の責任追及要求書を蒋介石軍に渡した。5月9日夕方までに日本軍は済南を完全占領。6月5日には第３次山東出兵が行われた。参考：月刊PANZER10,’01、大日本帝国陸海軍軍装と装備

＜第２次上海事変＞：日華事変において、大山事件を発端として昭和12年に発生した事変。日本海軍陸戦隊は小兵力で広い戦線を戦う必要があり、中立である租界を攻撃しないよう苦労したが、戦車・装甲車を集中運用して対抗した。昭和12年8月10日午前、日本海軍第12戦隊が杭州湾東の舟山列島に到着。中国軍航空部隊の配置などを知るため、偵察飛行を行おうとしたが、悪天候のためこの日は断念した。8月11日、天候が回復したため、神威が搭載機で杭州方面などの写真偵察を実施。しかし中国側の砲艦に見つかった上、杭州飛行学校の飛行機に追尾もされた。8月12日夕方、日本海軍第３艦隊が大海令10号及び12号（敵の攻撃を受けたら機を逸せず敵航空兵力を撃破すること）を受領。これに基づき、即座に上海特別陸戦隊に配備命令を出した。上海特別陸戦隊は八字橋部隊、北部警備部隊、中部第一警備部隊、中部第二警備部隊、東部警備部隊に１個大隊ずつと、西部警備部隊に１個中隊、虹口警備部隊に出雲の陸戦隊、漢口に１個中隊、兵舎地区に司令部大隊を配置し、特別陸戦隊司令部、第４大隊本部、砲兵・高射砲部隊、出雲以外の艦船の陸戦隊を予備に残して戦備を整えたが、中国軍は欧米租界内部に陣地を構えて下手に手出しを出来ないようにしつつ、既に日本軍包囲網を完成させていた。8月１3日午後、中国軍の偵察機が第８戦隊と出雲の上空を飛行。その後上海市内の競馬場に不時着した際に大破し、日本側がパイロットを捕らえてみるとアメリカ人が操縦していたことが判明した。1650、中国軍が八字橋から攻勢を開始したが、2300頃に撃退した。2350、第３艦隊司令長官が中国空軍撃滅のため翌日の空襲を命じた。8月14日0300、北部警備部隊正面から中国軍が攻撃を実施。守備隊は一時劣勢となったが、0615に第６大隊の増援が届いて0640に攻勢を頓挫させた。0420、中国軍が公大紡績工場方面から攻撃を実施。早朝、第３艦隊は隷下航空部隊を空襲に向かわせる予定だったが、風速22mの暴風が吹き荒れたため、0530に出撃を見合わせる命令が出た。1050、中国空軍の戦闘機３機と爆撃機１機が上海特別陸戦隊本部に空襲をかけた。1055、中国空軍の爆撃機５機が第８戦隊を爆撃したが、風に煽られて外れた。1122、中国空軍爆撃機３機が出雲を爆撃したが、全て外れた。このうち陸戦隊本部を狙った爆弾がアジア石油タンクを誤爆したため、石油が炎上して大量の黒煙が発生、市街地に流れていったため、住民数万名が逃げ惑う事態に発展した。1140、第３艦隊は隷下航空部隊に上海付近の中国航空基地を空襲するよう命じた。1440、出雲と川内の水上機２機が虹橋飛行場を爆撃。1450、台北から18機が出撃し、渡洋爆撃をかけたが、悪天候で目標視認に難渋し、２機が帰投せず、１機が基�骰`に不時着水した。1630、中国空軍の爆撃機５機が南京路の入り口に250kg爆弾を投下。うち２発が上海目抜き通りのカセイホテル玄関前とパレスホテル地下室で炸裂し、殺到していた避難民200名が死亡し、数百名が負傷した。しかし上海の夕刊紙では日本軍機の誤爆と報道して反日感情を煽っている。1700、中国軍が再び八字橋から攻勢を開始。日本軍は日本人墓地で１個分隊が包囲されたが、2030に第６大隊の増援が到着して危機を脱した。8月15日未明、加賀から九四式艦爆16機、八九式艦攻16機、九六式艦攻13機が離艦し、中国軍の飛行場を攻撃したが、台風の接近による悪天候と中国軍による迎撃で、九四式艦爆２機と八九式艦攻８機を喪失した。参考：月刊丸12,’11、2,’12別冊付録、月刊PANZER9,’04

＜第２次スーダン内戦＞：スーダン内戦を参照。

＜第２次世界大戦＞：参加各国で第２次欧州戦争、大祖国戦争、大東亜戦争、太平洋戦争など様々な呼称が付いている。また、通常はドイツによるポーランド侵攻を開戦とするが、満州事変、エチオピア戦争、スペイン内乱、日華事変を含む説もある。ヒトラーが、ドイツを本土と東プロイセンに分けているポーランド回廊の併合に乗り出したが、英仏はポーランドの援助を表明。1939年9月1日、ドイツ国防軍は白作戦を発動、ポーランドに侵攻。ポーランドの併合をソ連と共に武力で開始し、第２次大戦が始まった。9月3日、イギリス・フランスがドイツに宣戦布告、ファニー・ウォーが始まった。セネガル沖でU-30がロンドン条約に反し、イギリス客船アセニアを輸送船と間違えて無警告で撃沈したため、イギリスは商船の武装を宣言し、無制限潜水艦作戦が開始された。9月4日、イギリス遠征軍がフランスへの上陸を開始。日本政府が欧州戦争への非介入声明を発表。9月5日、アメリカは欧州戦争中立を宣言。9月8日、アメリカが国家非常事態を宣言。9月11日、カナダがドイツに宣戦を布告。9月17日、ソ連がポーランドに侵攻。9月29日、新独ソ協定が調印された。11月、アメリカは中立法修正案に署名、武器輸出を開始。11月23日、フェロー諸島沖海戦。11月29日、ソ連がフィンランドと国交を断絶。12月13日、ラプラタ沖海戦。12月14日、国際連盟総会でソ連が除名された。12月17日、イギリス連邦航空要員訓練計画が立ち上げられた。12月18日、イギリスが初めてドイツを爆撃。ウェリントン爆撃機24機でウィルムスハーフェン軍港を襲ったが、10機が撃墜されて３機が大破し、以降は夜間爆撃を行うようになった。1940年4月9日、ドイツがデンマーク侵攻作戦を開始し、デンマークはその日のうちに降伏した。また、ドイツはノルウェー侵攻ヴェーゼル川演習作戦も開始。ナルヴィク海戦が勃発。4月27日、ドイツがノルウェーに宣戦を布告。5月、グリーンランド地方政府がアメリカに保護を求めてきたため、保護協定を結び、翌年4月9日にデンマークが解放されるまでアメリカがグリーンランドの補給と防衛にあたった。また、アイスランドはデンマークから分離独立を宣言した。5月10日、ドイツは黄作戦（西方電撃戦）を開始し、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクに侵攻。エバン・エマール要塞攻略。チャーチルがイギリス首相に就任。5月15日、オランダが降伏。5月17日、ベルギーが降伏。5月26日、連合軍ダンケルク撤退。5月28日、イギリス戦時内閣閣議で対ドイツ和平工作の厳禁を決定。6月10日、イタリアがイギリスとフランスに宣戦布告。6月13日、ヴァード作戦。6月14日、ドイツ国防軍がパリに無血入城。6月15-17日、ソ連がバルト三国に赤軍を進駐させ、ソ連に編入。6月22日、ドイツ・フランスの休戦調停が調印された。6月27日、ソ連がルーマニアのベッサラビアとブコヴィナ南部を編入。6月28日、北アフリカ戦開始。7月、アメリカはパナマ宣言（共同防衛決議）を採択。7月2日、イギリス軍がフランス艦隊を無力化すべくカタパルト作戦を開始。7月3日、ドイツとフランスが休戦した。メルス・エル・ケービルとダカールで英仏が交戦し、イギリスとフランスは国交を断絶した。7月7日、アイスランドにアメリカ艦隊が入泊し、イギリス占領軍と交替して駐留軍となった。7月9日、カラブリア沖海戦。8月、ドイツがルーマニアに軍を派遣。9月、アメリカが選抜徴兵法を制定。9月2日、米英防衛協定が調印され、カリブ海の海軍基地と引き替えに駆逐艦50隻及びコースト・ガードの1500トン級カッター（カユーガ級）10隻がアメリカからイギリスに供与されることになり、レンドリース法議決前に全艦が引き渡された。フランス領ダカールをイギリス軍及び自由フランス軍が攻撃したが、ビシー政権側に撃退された。9月7日、ブルガリアとルーマニアがヒトラーの仲介でクラヨーヴァ条約を締結し、ブルガリアがルーマニアから南ドブルジアの割譲を受けた。9月13日、イタリア第10軍がエジプトに侵攻。9月27日、日独伊三国同盟締結。10月12日、ドイツがルーマニアに進駐。10月28日、アルバニア駐留イタリア軍がギリシャに侵攻。10月31日、イギリス軍がクレタ島への展開を開始。11月、ハンガリーが三国同盟に参加。11月11日、ジャッジメント作戦。11月26日、スパルティヴェント岬沖海戦。12月5日、ドイツが対ソ連作戦立案に着手。12月13日、マリタ作戦発令。12月18日、総統指令第21号バルバロッサを発令。1941年1月22日、ベルリン作戦を開始。2月6日、グロッグ作戦を発動。2月24日、イギリス連邦軍がギリシャ本土への展開を開始。3月1日、ブルガリアが三国同盟に参加。3月2日、ドイツ軍がブルガリアに進駐。3月11日、アメリカ大統領がレンドリース法に署名。3月25日、ユーゴが三国同盟に参加。3月26日、ユーゴで反ドイツのクーデターが発生、三国同盟から離脱。3月28日、マタパン岬沖海戦。4月6日、ドイツ国防軍がユーゴ侵攻とギリシャ侵攻を開始。4月13日、日ソ中立条約締結。4月17日、ユーゴが降伏。5月5日、イギリスがアイアンクラッド作戦を発動してフランス領マダガスカル島に上陸。5月20日、メルクール作戦開始。5月27日、アメリカが国家非常事態を宣言。エンスラポイド作戦。6月22日、バルバロッサ作戦開始。7月10日、スモレンスク侵攻開始。レニングラードへの進撃を開始。8月14日、大西洋憲章発表。8月25日、キエフ包囲戦開始。アメリカ大西洋艦隊に対し、ドイツ及びイタリアの敵性軍を攻撃せよとの秘密命令が下された。9月1日、アメリカはアイスランドより西側の大西洋横断船団護衛任務を開始し、実質的に第２次大戦に参戦した。9月4日、アメリカ駆逐艦グリアがドイツ潜水艦をアイスランド南西175海里の公海上で攻撃するグリア号事件が発生したが、ドイツは挑発に乗らなかった。9月11日、レニングラード包囲。アメリカはドイツ潜水艦への攻撃を公式に命令。10月、ソ連が工業疎開を開始。レニングラードやウクライナにある1523の工場がボルガ川の東やシベリア、中央アジアへと移転し、年末から陸上兵器、翌年初めから航空兵器の量産が再開された。10月2日、タイフーン作戦開始。11月6日、イギリスがマダガスカル島を占領。12月1日、ドイツ軍斥候がモスクワ市外縁部8kmに達した。12月5日、ソ連軍が反撃開始。ネフェドヴォ村の戦闘。12月8日、太平洋戦争開戦。12月9日、重慶政府がドイツとイタリアに宣戦を布告。12月11日、アメリカがドイツとイタリアに宣戦を布告。1942年1月1日、連合国共同宣言が調印され、日独単独不講和、大西洋憲章確認が行われた。2月11日、ケルベロス作戦。2月27日、ビッティング作戦。3月22日、シルテ湾海戦。3月28日、チャリオット作戦。5月17日、フリデリクス作戦。5月30日、ミレニアム�T作戦。6月1-2日、ミレニアム�U作戦。6月28日、ブラウ作戦開始。7月2日、ザイドリッツ作戦。7月13日、スターリングラードの戦いが始まった。7月19日、ジュビリー作戦開始。8月、ペデスタル作戦。11月、ドイツ軍がアッチラ作戦（アントン作戦？）を開始、フランス全土を占領した。11月8日、北アフリカに連合軍が上陸（トーチ作戦）。11月10日、アントン作戦。11月19日、ソ連軍冬季攻勢。11月25日、マルス作戦開始。11月27日、ツーロン港でフランス艦隊が一斉自沈。12月、フランクトン作戦。12月12日、冬の嵐作戦開始。12月30日、レーゲンボーゲ作戦。12月31日、バレンツ海海戦。1943年、イギリス海軍はソナー装備の艦艇2500隻、哨戒機1000機を揃え、Ｕボートに対する安全海域を確保した。1月1日、ドイツＡ軍集団がクリミア半島への撤退を開始。1月12日、ソ連軍がオリョールからロストフまでの2000kmにブリャンスク方面軍、ヴォロネジ方面軍、南西方面軍、南方方面軍を並べて攻勢を開始。1月13日、ソ連軍はオストロゴーズ・ローソシ作戦とヴォロネジ・カストルノエ作戦を開始、ヴォロネジ方面軍主力がＢ軍集団を包囲。1月26日、ソ連ブリャンスク方面軍がクルスクに向けて進撃開始。2月2日、スターリングラードでドイツ第６軍が降伏。2月7日、ブリャンスク方面軍がクルスクを占領。2月14日、ソ連がロストフを占領。2月16日、ソ連がハリコフを奪回。2月19日、ドイツがハリコフを再占領すべくクラスノグラードから反撃に出た。3月1日、水牛作戦を開始。3月2日、ドイツがハリコフを再占領。4月、東部戦線は雪解けで泥濘状態となり、作戦がストップ。クルスクがソ連軍突出部として残った。5月12日、北アフリカで枢軸軍が降伏。5月16日、ダム攻撃作戦。7月、ポイント・ブランク作戦開始。7月4日、ツィタデレ作戦開始。7月10日、連合軍がシチリア島に上陸。7月12日、ソ連によるハリコフ・オリョール奪還作戦開始。7月24日、ゴモラ作戦。7月25日、ムッソリーニが失脚、逮捕された。7月26日、イタリアでパドリオ政権が樹立された。7月28日、イタリアのファシスト党が解散。8月、ケベック会談。8月1日、タイダル・ウェーブ作戦。8月13日、ソ連軍がドンバス解放作戦開始。8月17日、ドイツ国防軍がシチリア島から撤退。8月26日、ソ連軍がドニエプル川への進出を開始。9月3日、連合軍がイタリア本土に上陸、パドリオ政権がシチリア島で秘密裏に降伏文書に調印。9月8日、イタリアが連合軍に無条件降伏。9月9日、ドイツ国防軍が誘導弾でイタリア戦艦ローマを撃沈。イランがドイツに宣戦布告。9月10日、イタリア北部・中部をドイツ国防軍が占領。9月12日、ムッソリーニ救出作戦。9月15日、ムッソリーニが北イタリアに新政権樹立。9月22日、キエフ解放戦開始。9月23日、ファシスト共和国設立。9月24日、ドイツ国防軍がスモレンスクを撤退。10月10日、ソ連第2-4ウクライナ方面軍がドニエプル川渡河を開始。10月13日、イタリアのパドリオ政権がドイツに宣戦布告。10月14日、暗黒の木曜日。10月22日、セット・イル沖海戦。11月6日、キエフ解放。11月12日、ソ連はファストフ、ジトミールを奪回。11月18日、ドイツ国防軍はジトミールを再度奪回し、キエフに迫ったが、阻止された。11月22-26日、カイロ会談。11月22日、イギリス軍機がベルリンを空襲。11月28日から12月1日、テヘラン会談。12月、ジョン・ハーベイ号事件。12月24日、ウクライナ西部解放作戦開始。12月26日、北岬沖海戦。1944年1月14日、レニングラード解囲作戦。1月22日、シングル作戦開始。1月28日、マルス作戦開始。2月18日、ジェリコー作戦。4月8日、クリミア半島奪回作戦開始。5月11日、連合軍がダイアデム作戦を発動し、イタリアのグスタフ・ラインへの攻撃を再開。5月17日、連合軍がグスタフ・ラインを突破。5月23日、連合軍がイタリアのヒトラー・ラインに対する攻撃を開始。6月4日、連合軍がローマに入城。6月6日、オーバーロード作戦、ネプチューン作戦。フランティック作戦開始。6月10日、ソ連がフィンランドに対してヴィープリ作戦を開始。6月13日、ヴィレル・ボカージュの戦い。6月23日、バグラチオン作戦開始。7月4-5日、ウインザー作戦。7月5日、シャウリャイ＝ムタヴァ作戦、ヴィルヌース作戦開始。7月7-9日、チャーンウッド作戦。7月10-11日、ジュピター作戦。7月13日、ルヴォフ・サンドミエルツ作戦を開始。7月14日、第２白ロシア方面軍がビアリストクを解放。7月18日、ルブリン・ブレスト作戦を開始。7月19日、グッドウッド作戦・アトランティック作戦開始。7月20日、ヒトラー暗殺未遂事件。7月25日、コブラ作戦とスプリング作戦を開始。ムッソリーニが失脚・逮捕された。7月30日、ブルーコート作戦開始。8月1日、ワルシャワ蜂起。8月7日、リュティヒ作戦開始。8月8日、トータライズ作戦開始。8月14日、トラクタブル作戦開始。ファレーズでドイツ軍が包囲された。8月15日、ドラグーン作戦開始。8月17日、連合軍がシチリア島を解放。8月20日、ヤッシー・キシニョフ作戦開始。8月21-29日、ワシントンで開催されたダンバートン・オークス会談で国際連合の設立を決定。8月22日、パリ解放作戦開始。8月23日、ルーマニアでクーデターが発生し、ドイツとの友好関係を破棄。ソ連第２・第３ウクライナ方面軍がモルダビア地域で攻勢をかけた。8月24日、連合軍がパリに入城。ルーマニアが降伏。8月25日、ルーマニアがドイツに宣戦布告。孤立したドイツ南ウクライナ軍集団はルーマニアからカルパチア山脈を越えハンガリーに下がった。8月26日、ブルガリアがドイツとの友好関係を破棄して中立を宣言。8月28日、第３ウクライナ方面軍がコンスタンツァに進出。8月29日、スロバキアでドイツに対する反乱が発生。8月30日、ソ連第２ウクライナ方面軍がプロエスティ油田を占領。8月31日、ソ連がブカレストを占領。9月、ドイツが国民突撃隊の編成を開始。ナルヴァ奪回作戦。9月2日、連合軍がベルギーに進入。9月3日、イタリア本土上陸作戦開始。9月4日、フィンランドがソ連に降伏。ラップランド戦争開始。9月5日、ソ連がブルガリアに宣戦を布告。9月8日、アイゼンハワーがイタリア降伏を発表。第１ウクライナ方面軍第38軍がカルパチア＝ドゥクラ作戦を開始。第３ウクライナ方面軍がブルガリアに侵攻、ブルガリアが降伏。9月9日、ソ連第４ウクライナ方面軍第１親衛軍がハンガリーに侵攻。ブルガリアがドイツに宣戦布告。ド・ゴール将軍がパリに臨時政府を設立。9月12-16日、第２次ケベック会談。ドイツ国防軍がムッソリーニを救出。9月12日、ルーマニアが連合国と休戦協定を締結。9月17日、マーケット・ガーデン作戦開始。9月23日、ムッソリーニのイタリア社会共和国が成立した。9月24日、オーバールーンの戦い。ソ連がハンガリー国境に到達。ソ連がブルガリア全土を解放。9月25日、マーケット・ガーデン作戦が失敗に終わり、アメリカ軍はアーヘン及びロレーヌでの限定攻勢を、イギリス軍はアントワープ周辺の制圧及びカレー地区などの港湾占領を実施することとした。10月、ソ連が冬季攻勢の策定を開始。10月2日、アメリカ第１軍がアーヘンに攻撃を開始。10月6日、デブレツェン作戦開始。10月9日、第４回モスクワ会談でスターリンとチャーチルが会談。10月11日、ハンガリーが休戦協定に調印。10月15日、ブダペスト包囲戦開始。ペトサム・キルケネス・カンダラクシャ作戦開始。ミッキーマウス作戦開始。10月16日、パンツァーファウスト作戦、グンビンネン作戦開始。10月17日、ドイツ軍がギリシャからの撤退を開始。ハンガリーが休戦協定を破棄して戦争に復帰。10月18日、ギリシャ亡命政府がカイロからアテネに帰還。10月19日、ソ連第３ウクライナ方面軍はドイツＦ軍集団を撃破してユーゴスラビアの首都ベオグラードを占領。11月下旬、アーヘンへのアメリカ第１軍による攻勢が行き詰まり、アメリカ第４歩兵師団と第28歩兵師団は大損害を受けてアルデンヌ地方に後送された。11月27日、ソ連軍第２・第３ウクライナ方面軍がブダペストを包囲。12月には悪天候でロレーヌに対するアメリカ第３軍による攻撃も頓挫した。12月16日、ラインの守り作戦開始。12月28日、ハンガリー臨時政府がドイツに宣戦を布告。1945年1月1日、ドイツがコンラート作戦を開始。1月12日、ソ連がヴィツスラ河・オーデル河・シュレゼン作戦を開始。1月13日、ソ連が東プロシア・グムビン・ケーニヒスベルク作戦開始。1月16日、ドイツ軍がワルシャワから撤退。1月23日、ハンニバル作戦を開始。1月末、ポーゼン要塞攻略戦開始。2月4-11日、ヤルタ会談。2月7日、アメリカ・イギリス軍が西部戦線で攻勢を開始。2月11日、ソ連がブダペストを制圧。2月17日、春風作戦。2月20日、東ポメラニア作戦。3月5日、アメリカ第１軍第７軍団がケルンに到達。3月6日、春の目覚め作戦。3月7日、アメリカ第３軍第12軍団がコブレンツの西方でライン川に到達。アメリカ第１軍第３軍団がレマーゲンに到達、ルーデンドルフ橋を占領。3月16日、ブラスティスラビア・ブルノ作戦。3月24日、バーシティー作戦。4月13日、第３ウクライナ方面軍第６親衛戦車軍がウイーンに入城。4月16日、ベルリン市街戦開始。4月20日、ポメラニアン作戦開始。4月25日、エルベ河畔トルガウ付近でアメリカ軍とソ連軍が邂逅し、代表のロバートソン中尉とルバシュコ中尉が握手を交わした（エルベの誓い）。4月28日、ムッソリーニがパルチザンに処刑された。裁判無しに愛人まで処刑したため、国際的な非難の対象となっている。4月30日1530頃、ヒトラー自殺。夕方、総統官房ボルマン官房長からデーニッツ海軍総司令官に総統職を引き継ぐよう無電が入った。5月1日、デーニッツがドイツ国防軍に対して総統兼国防軍総司令官となったことを布告。レーゲンボーゲン作戦開始。1500、デーニッツ総統に総統官房からヒトラー死亡の正式な連絡が入った。5月2日、プラハ作戦開始。5月3日、カップ・アルコナ撃沈事件。5月4日、デーニッツ総統が潜水艦戦停止とレーゲンボーゲン作戦中止を下命。5月6日、ドイツ国防軍統帥部長アルフレート・ヨードル上級大将がフランスのランスにある連合軍遠征軍最高司令部で降伏文書に調印。5月7日、ドイツが連合軍に降伏。5月8日、ソ連の要求に基づき、ベルリン郊外でドイツ国防軍最高司令部総監ヴィルヘルム・カイテル元帥が降伏文書に調印。5月12日、ソ連第１・第３ウクライナ方面軍がアメリカ第３軍と接触、ヨーロッパ戦線の戦闘は終了した。東ヨーロッパのかつてのドイツ占領地域ではドイツ市民に対する虐殺が始まったため、ポーランドやチェコスロバキアを中心に900万人のドイツ人がドイツの西側管理区域内に逃れた。難民の管理が困難となり、1945年6月にイギリス軍が、1947年4月にアメリカ軍が占領地区への難民流入を阻止。以降はアメリカなど海外に移住するしかなく、1948年5月にイギリスがパレスチナ委任統治停止を決定してからはイスラエルもユダヤ人難民の定住先となった。1945年11月20日、ニュルンベルグ裁判開始。参考：月刊軍事研究7,’04、7,’07、12,’08、3,'17、月刊PANZER8,’02、12,’03、5,’79、月刊丸3,’01、4,’07、12,’11、4,’17、月刊グランドパワー12,’04、朝鮮戦争（上）、WW�U欧州戦史シリーズVol.4、激闘東部戦線(2)、第２次大戦のアメリカ軍艦、ティーガー重戦車パーフェクトバイブル、歴史群像2,’08、8,’17、4,’18、10,’18、ラバウル航空戦、連合軍の傑作兵器駄作兵器、月刊世界の艦船1,’02、1,’12、9,’12増刊、9,’13増刊、11,’14、4,'23、グラフィックアクション44、比島決戦、図解雑学生物化学兵器、世界の傑作機No.157、武装親衛隊、日本赤十字社社史稿第５巻

＜第２次世界大戦まで＞：1922年、ドイツがオランダのハーグにIvs造船技術会社を設立、潜水艦設計作業を開始。1923年1月、ミュンヘン一揆。1924年12月27日、ヒトラーが仮出獄。1925年9月21日、ナチス地方支部にSS（親衛隊）を組織した。1927年、ドイツが潜水艦隊再建計画に着手。1931年、満州事変勃発。1933年1月30日、ヒトラーがドイツ首相に就任。閣僚はナチス３人とそれ以外９人であったが、ゲーリングをドイツ最大の州であるプロシア州内務大臣に就任させた。首相就任の翌日、議会を解散、3月5日に選挙を実施することにした。2月22日、ゲーリングがプロシア正規警察に25000名のSA隊員を補充。2月27日夜、ドイツ国会議事堂放火事件が発生、ヒトラーはこれを共産党の陰謀と公表し、共産党弾圧を強化。2月29日、ヒトラーは一般市民に対して裁判無しに勾留することを可能とした。3月5日、ナチスが国会で過半数（得票率は40%、絶対多数は取れなかった）を獲得。3月23日、全権附与法が成立（社会民主党のみ反対、共産党は議席ゼロ）し、ヒトラーに独裁権が与えられた。ヒトラーはアウトバーン建設、フォルクスヴァーゲン製造、人造燃料開発、国民受信機生産、テレビ研究推進の５大プロジェクトにより国民生活を向上させるとしたが、実際には軍用道路建設、軍用車両量産、石油代替燃料開発、電波兵器生産、原子力関連兵器研究であった。4月26日、治安警察が秘密国家警察（ゲシュタポ）に改称された。8月2日、ヒンデンブルグ大統領が死去し、ヒトラーが首相府と大統領府を併合して総統となることを宣言、国家最高元首と軍最高司令官を兼ねた。10月、キールに対潜訓練学校（実際には潜水艦乗員養成学校）を創設。10月14日、ドイツが国際連盟を脱退。1935年3月16日、ドイツはベルサイユ条約を破棄し、再軍備を宣言。徴兵制を敷いた。6月18日、英独海軍協定締結。10月3日、イタリアがエチオピアに侵攻。1936年3月、ラインラント進駐。7月17日、スペイン内戦勃発。1937年7月7日、日華事変勃発。7月17日、２度目の英独海軍協定締結。1938年、イギリス三軍参謀長会議で、現状のイギリス軍戦力では西ヨーロッパから極東に及ぶイギリス領を防衛するには遙かに不十分で、潜在敵国の数を減らし潜在的同盟国を増やすための外交政策を採るしかないとする分析が出された。これを受け、イギリスのチェンバレン首相は、フランスは無力、ソ連は信頼性に欠ける、アメリカはイギリスの競争者でヨーロッパに不介入と分析し、ドイツとの宥和政策に走った。3月13日、オーストリア併合。9月29日、ミュンヘン会談でズデーテンラントを併合。1939年2月、ドイツ海軍がＺ計画を策定。3月15日、ドイツがチェコスロバキア、ボヘミア、モラビイアを併合。3月21日、メーメル回収。4月7日、イタリアがアルバニアに侵攻。4月12日、イタリアがアルバニアを占領。4月29日（28日？）、英独海軍協定をドイツが一方的に破棄。8月23日、独ソ不可侵条約締結。フランス海軍が予備役を召集。参考：月刊軍事研究7,’04、Ｕボート入門、WW�U欧州戦史シリーズVol.4、第２次大戦のフランス軍艦、英独航空決戦、ゲシュタポ、海軍技術研究所、グラフィックアクション２、月刊世界の艦船9,’13増刊、歴史群像4,’18、朝雲

＜第２次世界大戦・データ集＞：連合国はアメリカ、イギリス、ソ連、フランス、中国、アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ボリビア、ブラジル、白ロシア、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、キューバ、チェコスロバキア、デンマーク、ドミニカ、エクアドル、エジプト、サルバドル、エチオピア、ギリシャ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、インド、イラン、イラク、レバノン、リベリア、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ニカラグア、ノルウェー、パナマ、パラグアイ、ペルー、フィリピン、ポーランド、サウジアラビア、シリア、トルコ、ウクライナ、南アフリカ、ウルグアイ、ベネズエラ、ユーゴスラビアの51カ国。枢軸国は日本、独、イタリア、ブルガリア、フィンランド、ハンガリー、ルーマニア、スロバキア、タイ。ヨーロッパの中立国はスイス、スウェーデン、アイルランド、スペイン、ポルトガルなど。1945年11月21日のバチカン皇庁の発表では、交戦諸国動員総兵力8000万−１億1000万名、直接戦費１兆1540億ドル、軍民死者2240万人、負傷者3440万人、各国死傷者はアメリカ1078674人、イギリス980161人、フランス749710人、ソ連1300万人、ポーランド5597320人、ユーゴスラビア168500人、オーストリア70万人、チェコスロバキア50万人、中国3178063人、ドイツ950万人、イタリア673450人、日本6463957人。一説に軍民死者は8500万人（当時の世界人口の4%）ともいわれる。1939年9月時点の各国保有航空機数は、ソ連13000機、アメリカ6305機、ドイツ4333機、日本3110機、イタリア2950機、フランス2550機、イギリス2327機。1939年の各国海軍戦力は、アメリカ338隻1124765トン、イギリス287隻1226908トン、日本が212隻792635トン、ソ連が196隻253110トン、イタリアが194隻411990トン、フランスが166隻481176トン、ドイツが69隻124014トン。ドイツの合成石油生産量は1940年には日産7.2万バレル（全供給の46%）、1943年には12.4万バレル、1944年初期には全供給の57%（航空燃料の92%）であったが、1944年5月以降の連合軍の工場爆撃により1944年9月には日産0.5万バレルに低下、1945年2月には航空ガソリンの生産が１ヶ月で1000トンになってしまった。大戦中の各国生産機数はアメリカ261800機、ドイツ135000機、ソ連125000機（136800機？）、イギリス125000機、日本66100機、イタリア15000機。ドイツ航空機生産数は1939年が8295機（戦闘機1856機、爆撃機2877機、輸送機1037機、練習機1112機、その他1413機）、1940年が10826機（戦闘機3106機、爆撃機3997機、輸送機763機、練習機1328機、その他1632機）、1941年が11776機（戦闘機3732機、爆撃機4350機、輸送機969機、練習機889機、その他1836機）、1942年が15556機（戦闘機5213機、爆撃機6539機、輸送機1265機、練習機1170機、その他1359機）、1943年が25527機（戦闘機11738機、爆撃機8589機、輸送機2033機、練習機2076機、その他1091機）、1944年が39807機（戦闘機28926機、爆撃機6468機、輸送機1002機、練習機3063機、その他348機）、1945年が7540機。ソ連航空機生産数は1940年が10382機（うち戦闘機・爆撃機・攻撃機計8300機）、1941年が15735機（うち戦闘機・爆撃機・攻撃機計12400機）、1942年が25436機（うち戦闘機・爆撃機・攻撃機計21700機）、1943年が34900機（うち戦闘機・爆撃機・攻撃機計29900機）、1944年が40300機（うち戦闘機・爆撃機・攻撃機計33200機）、1945年が20900機。アメリカ航空機生産数は1939年2195機、1940年12804機、1941年26277機、1942年47836機、1943年85898機、1944年96318機、1945年49761機。イギリス航空機生産数は1939年7940機、1940年15049機、1941年20094機、1942年23672機、1943年26263機、1944年26461機、1945年12070機。ソ連にはレンドリースで22206機がアメリカ・イギリスから引き渡された。ソ連は女性パイロットで編成される航空連隊を３個（戦闘、爆撃、夜間爆撃）編成し、30000回以上出撃、33名がソ連邦英雄章を受章し、２名がエースとなった。ドイツ本土爆撃は1390回実施され、爆弾199万トンを投下、63万５千名（うちドイツ人57万名、占領地からドイツ本土への強制退去者６万５千名）が死亡し、186万戸が破壊され、135万戸が一時使用不能になる被害を受けた。アメリカがドイツに投下した爆弾は1356808トン。大戦中のB-17の戦績は、延べ出撃回数291508回、爆弾投下量640036トン、損失機数4688機。アメリカ重爆撃機の損失は1942年に42機（戦闘機37機、その他５機）、1943年に1036機（戦闘機700機、高射砲228機、その他108機）、1944年に3497機（戦闘機1516機、高射砲1587機、その他394機）、1945年に973機（戦闘機199機、高射砲624機、その他150機）。イギリス空軍爆撃機は1939年の昼間に163機が発進して29機が失われ、夜に170機が発進して４機が失われた。1940年は昼に3316機が発進して152機が失われ、夜に17493機が発進して342機が失われた。投下爆弾量は13000トン。1941年は昼に3507機が発進して213機が失われ、夜に27101機が発進して701機が失われた。投下爆弾量は31000トン。1942年は昼に2313機が発進して109機（戦闘機15機、高射砲18機、不明76機）が失われ447機（高射砲318機）が損傷、夜に32737機が発進して1291機（戦闘機169機、高射砲193機、その他929機）が失われ2839機（高射砲2221機）が損傷した。投下爆弾量は45000トン。1943年は昼に1792機が発進して59機（戦闘機26機、高射砲９機、その他24機）が失われ245機（高射砲203機）が損傷、夜に62736機が発進して2255機（戦闘機964機、高射砲547機、その他744機）が失われ5177機（高射砲3650機）が損傷した。投下爆弾量は157000トン。1944年は昼に44096機が発進して224機（その他224機）が失われ、夜に113352機が発進して2349機（戦闘機940機、高射砲489機、その他920機）が失われ4520機（高射砲2584機）が損傷した。投下爆弾量は525000トン。1945年は昼に20664機が発進して90機（その他90機）が失われ、夜に44074機が発進して507機（戦闘機41機、高射砲27機、不明414機）が失われた。イギリス空軍爆撃隊は第２次大戦で55573名の戦死者を出し、その平均年齢は23歳だった。1939年末時点のドイツ陸軍装甲車両は5420両、うち砲を装備した戦車は533両（そのうち219両が35(t)で、150両が38(t)式戦車）。1940年時点での戦車保有数は、ソ連が約20000両、日本が600両弱。大戦中の戦車生産数はアメリカM3が6258両、M4が48347両、ソ連T-34シリーズが48715両、イギリス巡航戦車が10382両、ドイツ�V号戦車11234両、�W号戦車9894両、�X号戦車5995両、イタリア中戦車2107両、日本中戦車（九七式−三式）2367両。大戦中のドイツ陸軍戦車・装甲車全生産数は89000両。ドイツの戦車・自走砲生産数は1940年が2200両、1941年が3800両、1942年が6200両、1943年が10700両、1944年が18300両、1945年が4400両。1940-45年のアメリカ戦車生産数は86732両。大戦中のソ連の戦車・装甲車全生産数は125000両。ソ連の戦車・自走砲生産数は1940年が2800両、1941年が6600両、1942年が24700両、1943年が24000両、1944年が29000両、1945年が22600両。大戦中のカナダの戦車・自走砲生産数は5800両。開戦時、ドイツ海軍艦船はドイッチュラント級３隻、シャルンホルスト級２隻、旧式戦艦シュレジエン、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、Ｕボート�U型系列30隻、Ｕボート�T型・�Z型・�\型系列27隻、Ｓボート20隻など。大戦中にビスマルク級２隻を建造した。大戦中のドイツ海軍巡洋艦保有数は重巡３隻、軽巡６隻。1935年3月の再軍備から降伏までのドイツＵボート生産数（潜水艇除く）は1200隻、開戦時のＵボート保有数は57隻、戦時中の建造数は1113隻。大戦中に作戦行動を実施したＵボートは830隻、戦果を挙げたのは325隻で、商船2927隻14915921トンと軍用艦船150隻を撃沈した。Ｕボートの喪失は784隻（781隻？）、戦死者は30003名。1940年、1059隻399万トンがＵボートに撃沈され、Ｕボートの損失は23隻だった。1941年は1299隻432万トンに対して損失25隻。1942年は1664隻779万トンに対して損失87隻。1943年は597隻332万トンに対して損失242隻。1944年は205隻104万トンに対して241隻。1945年は105隻43万トンに対して152隻。終戦までに就役したＳボートは244隻。ドイツ軍が撃沈した連合軍船舶は4500隻、2340万トンで、潜水艦が1450万トン、航空機が280万トン、通商破壊艦が140万トン、機雷が140万トンを沈めた。ドイツ商船は700隻324万総トンが沈められた。イタリア海軍は開戦時に115隻の潜水艦を保有しており、大戦中に30隻を建造（供与・貸与・鹵獲含まず）、商船132隻665317総トンと軍艦18隻28950トンを撃沈し、111隻が失われ、56隻が残った。イタリア商船は600隻393万総トンが沈められた。1940-45年、アメリカは戦艦10隻、大型巡洋艦２隻、重巡12隻、軽巡33隻、空母27隻、護衛空母111隻、駆逐艦370隻、護衛駆逐艦504隻、潜水艦217隻、上陸用舟艇65530隻を建造。1944年、アメリカは戦闘機38970機、重爆16334機、中爆10060機、軽爆8782機、大型輸送機6792機、重戦車40両、中戦車15489両、軽戦車3893両を生産し、正規空母７隻、護衛空母33隻、戦艦２隻、大型巡洋艦２隻、重巡１隻、軽巡10隻、駆逐艦87隻が就役した。アメリカ商船は2724隻1024万総トンが沈められた。開戦時、イギリス海軍兵力は戦艦15隻、空母７隻（艦番号47フューリアス、50カレイジャス、77グローリアス、94イーグル、I95ハーミーズ、I49アーガス、91アークロイヤル）、水上機母艦２隻、巡洋艦60隻強、駆逐艦180隻、潜水艦57隻。大戦中に建造されたイギリス海軍艦船は、戦艦２隻（ネルソン級）、砲艦２隻、空母６隻、護衛空母約40隻、駆逐艦200隻（アメリカからの貸与艦含む）、潜水艦170隻（アメリカからの貸与艦含む）。潜水艦・特殊潜航艇により商船475隻1350000トンと軍艦105隻を撃沈した。機雷により枢軸国船舶759隻を撃沈し、130隻を損傷させている。イギリス海軍の喪失は駆逐艦120隻、潜水艦75隻など。終戦時には潜水艦122隻を保有していた。イギリス商船は2426隻1133万総トンが沈められた。開戦時、フランス海軍兵力は現役91093名（士官5486名）、予備役69243名（士官4820名）、戦艦５隻、空母１隻、重巡７隻、軽巡９隻、敷設巡洋艦２隻、練習巡洋艦１隻、大型駆逐艦32隻、駆逐艦27隻、水雷艇12隻、潜水艦77隻（76隻？）、航空機350機。潜水艦で商船１隻5757総トン（フランス海軍）、16隻33592総トン（自由フランス海軍）、軍艦14隻6361トン（自由フランス海軍）を撃沈した。フランス海軍の損失は、艦艇249隻（うち潜水艦59隻）、トン数457000トン、人的被害8358名。終戦時の保有艦艇は潜水艦20隻など。独ソ戦開始時のソ連潜水艦戦力は211隻で、大戦中に56隻が竣工した。ソ連潜水艦は大戦中に輸送船61隻217560総トン、その他の艦船47隻（軍艦28隻含む）を撃沈し、95隻を喪失、173隻が残った。参考：第２次大戦のフランス軍艦、第２次大戦のイギリス軍艦、比島決戦、ジャーマンタンクス、月刊丸1,’77、3,’90、8,’87、ナチスＵボート、月刊軍事研究2,’08、1,’13、6,’14、月刊戦車マガジン10,’78、航空ジャーナル9,’77臨時増刊、現代の潜水艦、写真集ドイツの巡洋艦、歴史群像10,’04、10,’10、4,’11、月刊世界の艦船6,’09、7,’15、グラフィックアクション29、護衛空母入門、輸送船入門、ウォーマシン・レポートNo.67

＜第２施設群＞：陸上自衛隊の施設群で、第５施設団隷下にある。1954年9月に新編された。群本部、本部中隊、第106施設大隊からなる。1956年1月、第108施設大隊が隷下に新編された。1961年8月、第５施設団の隷下に入った。1973年8月、第108施設大隊から拡大改編されて第５施設団隷下に飯塚駐屯地で再編され、第106施設大隊が第９施設群に拡大改編されて第５施設団の隷下に移った。1981年、第306ダンプ車両中隊が廃止された。2000年3月、第304坑道中隊が隷下に新編された。2003年3月、機能別中隊に改編され、整備中隊が廃止されて特殊器材中隊が新編された。2009年12月7-9日、福岡県直方市で開催された大相撲地方巡業直方場所の支援を行い、土俵の製作やテント設営を実施した。2015年8月18日から9月9日、第367施設中隊がドーン・ブリッツ2015に参加。2018年4月11-23日、大分県中津市耶馬溪町で発生した土砂崩れの災害派遣に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。2019年2月23-24日、第368施設中隊が宮崎県延岡市五ヶ瀬川堤防でこのはなウォークに参加し、第９施設群第376施設中隊を支援して81式自走架柱橋により70mの橋を架設した。2021年6月10-18日、日出生台演習場で第５施設団の訓練検閲を受閲した。7月3日、新隊員後期教育開始式を実施。参考：第５施設団ホームページ、飯塚駐屯地ホームページ、スピアヘッドNo.17、月刊JWings12,’15、5,’19、月刊MAMOR vol.138、朝雲

＜第２施設団＞：陸上自衛隊の施設科部隊で、東北方面隊隷下にある。第10・第11施設群を隷下に置く。1961年8月16日に新編された。1963年8月、本部が仙台から船岡駐屯地に移駐した。1989年3月24日、地区施設隊を廃止して施設中隊を編成した。2009年4月10日、宮城県角田市山林火災の災害派遣に参加。7月20-25日、王城寺原演習場で東北方面施設科訓練エンジニアフレアinみちのく09に参加。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。仙台市に拠点を置いた。1530、宮城県庁に連絡員を派遣。1845、名取市で家屋に取り残されている十数名を救助するために出動した。3月18日、第104施設器材隊が流失した南三陸町の国道45号線水尻橋の代わりにパネル橋MGBを設置。3月28日1200、宮戸島で給水支援を実施。4月1日1200、東松島市、女川町、多賀城市、仙台市で道路啓開や瓦礫除去作業を行った。4月3日0800、門脇地区南浜町、三本塚地区、県道41号での道路啓開作業にあたった。7月7日、水尻橋の代替として使用されていたパネル橋MGBの運用を終了した。2012年5月28日から6月12日、第10施設群と第312ダンプ車両中隊の訓練検閲を実施。南北600kmにわたり展開して施設支援任務や全般支援任務の訓練を行った。2014年2月15-23日、東北大雪災害の災害派遣に参加。2016年4月10-15日、王城寺原演習場で東北方面衛生隊第１次隊集中野営訓練に協力し、連携を強化した。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。8月30日から台風10号被害の災害派遣に参加。10月4日から11月6日、鎮西28に連動した東北方面隊平成28年度連隊等協同転地演習に参加。2017年3月24-26日、宮城県栗原市の農場で発生した高病原性鳥インフルエンザの災害派遣に参加。2018年4月6-29日、モンゴル陸軍への能力構築支援に参加。6月27-28日、宮城県蔵王山で行方不明になった男性の捜索に係る災害派遣に参加。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第104施設器材隊と第312ダンプ車両中隊が参加。10月13日から台風19号・21号被害の災害派遣に参加。2021年9月2-8日、王城寺原演習場、北上川飯野橋、船岡駐屯地で、第104施設器材隊訓練検閲（応急出動準備、応急道路新設工事、重門橋渡場開設・運営、応急橋梁架設）を実施。9月3-14日、モンゴル陸軍工兵に対する能力構築支援事業に参加。10月15-23日、岩手山・王城寺原・白河布引山演習場で第11施設群と第312ダンプ車両中隊の訓練検閲を実施。12月12日、宮城県大河原町の養豚場で豚熱が確認されたため、1800に宮城県知事から第２施設団長に豚の殺処分等支援の災害派遣要請があり、2000から活動を開始、12月14日1600に撤収要請を受けた。参考：MAMOR vol.52、vol.140、vol.155、月刊JWings6,’11、月刊航空ファン6,’11、スピアヘッドNo.17、月刊戦車マガジン6,’89、朝雲、船岡駐屯地ホームページ、福島駐屯地ホームページ

　＜第２施設団（１９７７年）＞：東北方面隊隷下で、本部は船岡にある。第10施設群、第11施設群などを隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

＜第２次戦時標準船＞：戦時標準船（日本）を参照。

＜第２次ソロモン海戦＞：アメリカ軍呼称東部ソロモン海戦。太平洋戦争中の昭和17年8月13日、日本軍は情勢に応ずる東部ニューギニア、ソロモン群島作戦に関する陸海軍中央協定を発出。東部ニューギニア攻勢レ号作戦を発動すると共に、第１次ソロモン海戦の成果を利用して陸海軍協同でソロモン群島の要地奪回に乗り出すことにした。投入する海軍戦力は山本五十六連合艦隊司令長官、第８艦隊と第11航空艦隊の大部分を基幹とする兵力、第２艦隊と第３艦隊の大部分を基幹とする部隊、陸軍戦力は第17軍司令官、第17軍（歩兵13個大隊基幹）である。8月16日、ガダルカナル付近を遊弋するアメリカ機動部隊を攻撃するため、連合艦隊が第２艦隊（前進部隊）と第３艦隊（機動部隊）に出撃を命じた。陸軍はガダルカナル戦テナル河畔の戦いで一木支隊が全滅したため、連合軍の隙を突いて同支隊第２梯団などをガダルカナルに増派することにした。第２艦隊の陣容は司令長官が近藤信竹中将、本隊が第４戦隊愛宕、高雄、摩耶、第５戦隊妙高、羽黒、第２戦隊陸奥、第４水雷戦隊由良、第９駆逐隊朝雲、山雲、夏雲、峯雲、第27駆逐隊有明、夕暮、白露、時雨、航空部隊が第11航空戦隊千歳、山陽丸、第４駆逐隊野分、舞風。第３艦隊の陣容は、司令長官が南雲忠一中将、本隊が第１航空戦隊翔鶴、瑞鶴、龍驤、第10駆逐隊風雲、夕雲、巻雲、秋雲、第16駆逐隊時津風、天津風、初風、付属の駆逐艦秋風、前衛が第11戦隊比叡、霧島、第７戦隊熊野、鈴谷、第８戦隊利根、筑摩、第10戦隊長良、第19駆逐隊浦波、敷波、綾波、第１補給隊東邦丸、東栄丸、東亜丸、国洋丸、第二共栄丸、第２補給隊豊光丸、日朗丸、旭東丸。8月11日、第２艦隊が柱島を出撃。8月16日、第３艦隊が柱島を出撃。8月17日、第２艦隊がトラックに到着。8月20日、第２・第３艦隊にガダルカナル島北方海面への進出が下命された。ただヘンダーソン基地にF4F艦戦とSBD艦爆計20機を運び込むACV-1ロング・アイランドを発見してアメリカ機動部隊と誤認したため、飛行場奪還増派部隊の輸送船団は一時停止させている。8月21日、第２艦隊がトラックを出撃。8月23日、空母CV-3サラトガ（F4F艦戦28機、SBD艦爆36機、TBF艦攻９機）、CV-6エンタープライズ、CV-7ワスプからなるアメリカ第61任務部隊がガダルカナル島東方150海里に到着。0800、一木支隊第２梯団などを乗せた輸送船３隻と護衛の第２水雷戦隊が、ガダルカナル島に向け南下中にPBY哨戒機の触接を受けた。1200過ぎ、サラトガとガダルカナルの飛行場から艦爆36機、艦攻６機など計65機が日本軍輸送船団の攻撃に向かったが、輸送船団は触接機が飛び去った後に北に反転しており、発見できなかった。夕方、空母サラトガ攻撃隊をガダルカナル飛行場に待機させた。第２・第３艦隊はガダルカナル北400海里に到達して次々に索敵機を飛ばしたが、アメリカ機動部隊の発見には失敗した。8月24日、第３艦隊と一木支隊第２梯団を乗せた輸送船団は北方海域からガダルカナル島空襲・上陸に向かった。第３艦隊がアメリカ機動部隊を発見できず南下と北上を繰り返していたため、山本五十六連合艦隊司令長官は指導電を発し、0200に空母龍驤、第８戦隊、第16駆逐隊時津風、天津風からなる機動部隊支隊がガダルカナル島に向け南下。0400、第３艦隊本隊が進路150度、速力20ノットで南下を開始。0415、第３艦隊は艦攻19機を0-190度に飛ばして索敵を行ったが、アメリカ機動部隊を発見できなかった。早朝にアメリカ機動部隊は索敵機を飛ばしたが、日本艦隊を発見できなかったため、ガダルカナル島のサラトガ搭載攻撃隊は母艦に帰投した。日本艦隊前進部隊の空母千歳及び第５戦隊も15機の水偵により索敵を実施したが、アメリカ艦隊を発見できず、一時は自軍の機動部隊本隊も見失ってしまい、水偵で探し出す羽目になった。0705、サンタクルーズ島ヌデニから出撃した哨戒機がアメリカ機動部隊の北西280海里の地点に空母１隻、巡洋艦１隻、駆逐艦２隻を発見。これは空母龍驤などからなる機動部隊支隊であった。0900、索敵のため出撃していた艦攻19機が帰還。筑摩、比叡などが水偵６機により60-165度、開度15度、距離300海里の索敵を実施することになり、水偵が出撃した。出撃後、索敵範囲がガダルカナル島に寄りすぎているという意見が出されたため、右端の筑摩２号機の索敵線を165度に変更し、左折帰還することとした。1029、サンタクルーズ島哨戒機の情報を確認するため、エンタープライズから500ポンド爆弾搭載の索敵機が発進した。1048、龍驤がガダルカナル島北250海里に到達し、ガダルカナル島飛行場第１次攻撃隊が発進。1130、ガダルカナル島飛行場第２次攻撃隊が龍驤を発進。1145、サラトガからCVG-3所属VB-3及びVS-3のSBD30機とVT-8のTBF８機からなる攻撃隊が出撃。1200過ぎ、エンタープライズの索敵隊が龍驤など機動部隊支隊を母艦からの方位317度・距離200海里に、翔鶴・瑞鶴など機動部隊本隊を方位34度・距離197海里に、巡洋艦３隻・駆逐艦３隻からなる艦隊を方位347度・距離235海里に発見し、それぞれ攻撃に移った。敵主力発見の報は通信状況が悪くエンタープライズに直接届かなかったため、護衛艦経由でこの情報を掴んだ後にサラトガ攻撃隊に目標変更を伝えたが、この命令も通信状況が悪く到達しなかった。1205から、アメリカ機動部隊付近に日本海軍の哨戒機３機が触接。直衛機が全て撃墜したが、存在を通報されたと判断し、直衛機を増やして警戒にあたった。この頃、筑摩所属の水偵２号機が「敵大部隊見ゆ、我敵戦闘機の追跡を受く」の打電を残して消息不明となった。機動部隊本隊司令部は筑摩２号機の打電から、アメリカ艦隊が翔鶴の15度260海里にいると判断し、翔鶴から艦爆18機及び零戦４機を、瑞鶴から艦爆９機及び零戦６機を発艦させた。攻撃隊は途中、比叡所属水偵が打電した所在地点情報をもとに、針路を153度から160度に変更してアメリカ艦隊に向かった。1230、機動部隊支隊ガダルカナル島飛行場第１次・第２次攻撃隊（艦攻６機、直掩戦闘機６機、遊撃戦闘機９機）がガダルカナルを攻撃、60kg爆弾36発を投下した。1242、重巡摩耶が急降下爆撃機２機による攻撃を受けたが、全て回避した。1255、B-17爆撃機２機が龍驤に爆弾を投下したが、全て外れた。龍驤からB-17迎撃のため艦戦が発艦したのはB-17が飛び去ってからで、B-17に位置を通報されたと予想しての迎撃態勢も取られなかったため、天津風艦長が同期の龍驤副長に対して、失礼ながら貴艦は飛行機準備・発進攻撃共に手ぬるい、と手旗信号で苦言を呈している。1350、サラトガから発艦したSBD艦爆23機とTBF雷撃機６機が龍驤を攻撃、至近弾数発と魚雷１本（左舷中部）を命中させた。残るSBD７機及びTBF２機は利根を攻撃した。1400、龍驤及び第８戦隊は北方への退避を開始したが、間も無く浸水により龍驤の傾斜が20度に達して行動不能となった。帰投してきた龍驤攻撃隊は海上に不時着水した。機動部隊本隊は翔鶴の艦爆９機・零戦３機、瑞鶴の艦爆18機・零戦６機からなる第２次攻撃隊を発艦させ、攻撃隊は針路150度でアメリカ艦隊に向かった。1420、翔鶴・瑞鶴第１次攻撃隊がスチュワート諸島の141度16海里（空母１隻、戦艦１隻、巡洋艦２隻、駆逐艦７隻）及び167度27海里（空母１隻、戦艦１隻、巡洋艦・駆逐艦10隻）にアメリカ艦隊を発見。直衛戦闘機30機の迎撃をくぐり抜け、翔鶴隊は前者、瑞鶴隊は後者を攻撃し、1438にエンタープライズに爆弾３発を命中させた。２発が飛行甲板、１発が甲板５枚を貫いて下士官室で爆発し、火災を発生させたが、すぐに消火され、エンタープライズは傾斜３度となったものの、24ノットでの航行が可能だった。攻撃隊は艦爆17機と零戦３機が未帰還、艦爆１機と零戦３機が不時着水の損害を受けた。第５戦隊上空に艦上機10機が来襲、６機が雷撃を行ったが、全て外れた。1500、第３艦隊に前衛哨戒機から敵大部隊見ゆとの報告が入ったため、第11戦隊（比叡、霧島）、第７戦隊（熊野、鈴谷）、第10戦隊（長良）からなる前衛部隊が夜戦のために南下を始めた。第８戦隊（利根、筑摩）もこれに加わることにし、第16駆逐隊（時津風、天津風、初風）に龍驤乗員の救助と魚雷処分を任せ、前衛部隊と合流するため東に向かった。第２艦隊に臨時編入されていた戦艦陸奥も加わろうとしたが、速力に差がありすぎて護衛の第２駆逐隊と共に取り残されている。1542、機動部隊本隊第２次攻撃隊が敵予想地点に到達したが、針路修正電報を受け損ねたためにアメリカ艦隊を発見することが出来ず、付近を捜索したものの日没を迎えたために帰投した。この際、母艦の行動変更も伝わらなかったため、艦爆４機が母艦に帰投できず行方不明になり、１機が燃料切れで不時着した。1600、ガダルカナル島北方200海里で駆逐艦の雷撃を待たず龍驤が沈没した。アメリカ側はSBD13機及びTBF12機からなる第２次攻撃隊を発進させ、1600過ぎにスチュワート諸島北方70海里で空母千歳及び第５戦隊（陸奥、妙高、羽黒）を発見し、急降下爆撃機12機が千歳を攻撃した。千歳の観測機４機が迎撃に当たったが、力不足で如何ともし難く、至近弾２発により千歳は両舷機械室に浸水し、左舷機械使用不能、右舷火災、舵故障を起こしたため、人力操舵によりトラックに退避を開始した。1730、アメリカ第２次攻撃隊が帰投。一部はガダルカナル基地に着陸した。1800、アメリカ機動部隊は補給と修理のため南方に退避を開始した。日本艦隊も翔鶴・瑞鶴が発艦させた第２次攻撃隊の損害が予想以上で、哨戒機の触接も絶たれてしまったため、夜間第３次攻撃を断念して退避のため北上した。それでも一木支隊第２梯団の輸送作戦は続けられていたが、8月25日0605、輸送船団と護衛の第２水雷戦隊及び第30駆逐隊がガダルカナル北150海里でヘンダーソン飛行場からのアメリカ艦爆隊による銃爆撃を受け、旗艦神通が１番・２番砲塔間に爆弾１発を被弾して大破、輸送船金龍丸が爆撃で沈没、駆逐艦睦月が機関室への直撃弾で沈没したため、輸送作戦は中止となり、以降は輸送船による兵力輸送を諦めて駆逐艦による輸送を行うこととなった。日本側は艦上機117機のうち59機（零戦30機、艦爆23機、艦攻６機）を失い、アメリカ側は艦上機189機のうち22機（攻撃参加機は68機のうち７機）を失った。陸軍は空母３隻の護衛がありながら輸送に失敗したことに不満を抱き、陸海軍間の亀裂が広がった。アメリカ軍は既にガダルカナル島の基地航空隊と空母艦隊との連携システムを確立させており、日本側の敗北に終わってしまった。参考：月刊丸1,’77、日本海軍艦隊総覧、激闘太平洋戦記、歴史群像2,’05、太平洋海戦史、第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本航空母艦史、月刊世界の艦船12,’15、6,’17、2,’19

＜第２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、仙台に置かれている。通称勇兵団。歩兵第３旅団（歩兵第４・第29連隊）、歩兵第15旅団（歩兵第16・第30連隊）、騎兵第２連隊、野砲兵第２連隊、独立山砲兵第１連隊、工兵第２大隊、輜重兵第２大隊を隷下に置く。師団管区の管轄区域は宮城県、福島県、新潟県。昭和17年8月31日、第17軍に編入された。10月24日、ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場に総攻撃を行ったが、撃退された。昭和19年後半、第28軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’15、比島決戦、大日本帝国陸海軍軍装と装備

　＜第２師団（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：師団司令部、第２歩兵団司令部、歩兵第４連隊、歩兵第16連隊、歩兵第29連隊、野砲第２連隊、捜索第２連隊、工兵第２連隊、輜重兵連隊、第２師団通信隊、第２師団衛生隊、兵器勤務隊、野戦病院３個、防疫給水部、病馬処を隷下に置く。兵力13755名、馬匹1335頭、自動車586両を有し、歩兵砲18門、速射砲12門、連隊砲12門、九〇式野砲12門、九五式野砲12門、九一式榴弾砲12門、重機関銃74丁を装備する。参考：月刊PANZER6,’13

＜第２師団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の師団。ソ連軍が上陸してくる可能性が最も高い道北を防衛するのが主任務で、長さ400kmの海岸線にソ連太平洋艦隊の揚陸艦隊が上陸させる自動車化狙撃師団（兵力12700名、戦車288両、装甲車475両。揚陸艦隊２往復で１個師団を運べる）を9000名（戦闘部隊は実質4000名）で迎え撃つという陸自最精鋭部隊であり、陸上自衛隊の基準杭、北鎮師団などの異名を持つ。1962年1月18日、第２管区隊（第３・第９普通科連隊基幹）をベースに、第25普通科連隊（第５管区隊第６普通科連隊ベース）と第26普通科連隊（第２管区隊第10普通科連隊第１大隊ベース）を加えて旭川駐屯地で編成された。6月25-29日、天売島で海上機動演習を実施。1967年2月28日から3月3日、冬期積雪地戦闘団演習を実施。9月26-29日、連隊戦闘団対抗演習を実施。10月20-25日、対機甲防御演習を実施。1969年2月8-9日、積雪地訓練を実施。8月8-9日、焼尻島で上陸演習を実施。1970年2月20-24日、積雪地研究を主眼とする上紋演習を実施。1974年9月1-9日、迅速築城演習を実施。1975年9月23-28日、連隊戦闘団対抗演習を実施。1976年2月17-20日、冬期演習を実施。10月12-24日、師団演習を実施。1979年2月19-28日、冬期連隊支隊演習を実施。1980年2月11-22日、冬期連隊支隊演習を実施。1981年2月16-20日、冬期連隊支隊演習を実施。8-10月、連隊戦闘団検閲を実施。1982年2月23-25日、冬期連隊支隊演習を実施。1988年、第２後方支援連隊、第２高射特科大隊、司令部付隊化学防護小隊が新編された。12月24-26日、第２戦車大隊が十勝岳噴火の災害派遣に参加。泥流監視装置の設置作業を行った。1989年1月22日、第２戦車大隊が十勝岳噴火の災害派遣に参加。泥流監視装置の設置作業を行った。1994年3月、第２飛行隊が北部方面航空隊から隷下に入った。3月28日、第２対戦車隊が廃止された。1995年3月28日、第２戦車大隊が第316戦車中隊を加えて第２戦車連隊に昇格し、第９普通科連隊が廃止された。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱で、Ａタイプ師団（沿岸配備、在道）に改編されることになった。2002年、東チモールPKOで第１次派遣施設群を務めた。2003年、イラク復興支援群第１次派遣部隊を務めた。5月27-29日、第２後方支援連隊が旭川駐屯地で総合訓練を実施。その後、同連隊は７月から半年間にわたり国際緊急援助隊派遣待機部隊となった。2006年10月13-24日、矢臼別演習場で北鎮2006演習を実施。対抗部隊は第11師団であった。2007年7月、ReCSを使用した演習を実施。2008年3月末、第２通信大隊隷下に電子戦中隊を新編。

2009年1月5日、第25普通科連隊が訓練始めとしてスキー行進を実施。1月28日、上富良野演習場で冬期戦技競技会を実施。3月26日、第２特科連隊第２大隊を４個中隊から３個中隊に改編し、装備を75式から99式自走155mm榴弾砲に更新した。5月17日、第25普通科連隊が紋別市で地元消防隊と共同の災害救助訓練を実施。6月1日、幌筵町で山菜採りをしていた女性が行方不明になったため、0820に北海道知事から第26普通科連隊長に災害派遣要請があり、0900頃に隊員20名と車両10両が駐屯地を出発。地元捜索隊が女性を発見保護したため、0930に撤収要請を受け撤収した。6月22日、北海道中川町で山菜採りに出掛けた女性が行方不明となったため、1530過ぎに北海道知事から第３普通科連隊長へ災害派遣要請が出された。第３普通科連隊は連絡員２名を現地に派遣し、第２飛行隊のOH-6ヘリ１機とUH-1ヘリ１機が捜索を実施。北海道警のヘリが女性を発見したため、1820に道知事から撤収要請があり、撤収した。6月24日、第25普通科連隊本部管理中隊が遠軽駐屯地で新型インフルエンザ対処教育を実施。7月7日、第25普通科連隊が平成21年度新隊員課程及び一般曹候補生課程後期教育の開始式を実施。9月17-18日、上富良野演習場で平成21年度師団重迫撃砲競技会を実施。第26普通科連隊重迫撃砲中隊が優勝した。9月29日、第２後方支援連隊がNHK旭川放送局内にディレクターが撮影のため保管していた日本軍の不発弾（長さ200-300mm、直径75mm）４発を回収した。10月、イーグルアイ2009師団演習を実施。師団等指揮システム（FiCS）、基幹連隊指揮統制システム（ReCS）、野戦特科情報処理システム（FADS）、師団対空情報処理システム（DADS）、対空戦闘指揮統制システム（ADCCS）、火力戦闘指揮統制システム（FCCS）、新野外通信システムといった各種ネットワークや小型無人機を使用した大規模訓練を行った。

2010年1月14日、上富良野演習場で師団冬期戦技競技会を実施。５名一組の部隊機動レース（6km）、４名一組のアキオ曳航レース（4km）が行われ、音声・映像や選手の位置などは市ヶ谷駐屯地にリアルタイム中継された。優勝は連隊部門が第25普通科連隊、大隊部門が第２高射特科大隊、隊部門が第２師団司令部付隊だった。3月2日、中隊対抗方式総合戦闘力競技会を実施。3月10日、中隊対抗方式総合戦闘力競技会を実施。4月22日、第26普通科連隊が留萌駐屯地周辺で平成22年度連隊総合基本戦技競技会を実施。第３中隊が総合優勝した。6月19日、第２師団司令部、第２特科連隊第５大隊、予備自衛官５名が石狩川水系忠別川水防公開演習に参加。6月26-28日、第一次夏季訓練検閲を実施。第２偵察隊と第２戦車戦闘団など2500名を師団等指揮システムと戦車連隊指揮統制システムで連接し、小型無人機や監視レーダーを使用した広範囲の敵情解明などを行った。6月29日、第25普通科連隊が上富良野演習場で第一次部隊射撃訓練を実施。自衛隊協力会員と隊員家族に訓練を公開した。7月3日、紋別郡滝上町の上紋峠付近で山菜採りに入山した男性が行方不明となったため、1830に北海道知事が第25普通科連隊に対して災害派遣を要請。7月4日0400に隊員60名が車両15両で遠軽駐屯地を出発し、0650から捜索に入ったが、0730過ぎに自力で下山した男性が発見され、0900に撤収した。7月14日、第２偵察隊が第２飛行隊UH-1の支援を受け、空路・水路・山地などでの潜入訓練を実施。7月20日、第３普通科連隊がレンジャー隊員15名の帰還式を名寄駐屯地で実施。部隊集合教育を終えた隊員に連隊長がレンジャー徽章を授与した。8月23日から9月14日まで、玄武2010演習に参加。イーグルアイ2010という師団独自名称も付けてネットワーク戦闘能力のテストを行った。8月24日に発生した大雨により孤立した天人峡温泉の宿泊客を救出するため、1500に北海道知事から災害派遣要請があり、第２飛行隊のOH-6とUH-1が出動し、宿泊客計72名や飲料水の輸送を行って8月25日1530に撤収した。9月28日、北海道枝幸町の三笠山に山菜採りに入った男性が行方不明となったため、10月1日1500過ぎに北海道知事から第３普通科連隊長に災害派遣要請が出た。10月2日0350から第３普通科連隊150名が車両30両で駐屯地を出発、0630から基幹連隊指揮システムや衛星通信装置などを使用して捜索を行い、同日午後の消防による遺体発見を受けて撤収した。10月29日から11月12日まで、上富良野駐屯地、旭川駐屯地、上富良野演習場などで防衛省技術研究本部とのC4ISR部隊実験を実施。空中滞在監視装置が初公開された。11月2-11日、日米共同実動訓練オリエント・シールド�]�Tに参加。第26普通科連隊、第２特科連隊第３大隊、第２戦車連隊第３中隊、第２施設大隊第３中隊が、アメリカ第137歩兵連隊第１大隊と共に、上富良野駐屯地と上富良野演習場で機能別訓練と総合訓練を実施した。

2011年3月11日に発生した東日本大震災に対応するため、小樽港と苫小牧港から青森に向かい、3月13-15日に被災地に到着、久慈市に展開して岩手県沿岸部で活動に入った。3月13日、第26普通科連隊の隊員450名が被災地に移動を開始。3月14日、第２施設大隊が老木公園に集結し、支援を開始した。3月16日2021、第25普通科連隊が宮古市で１トンの給水支援、捜索救難、輸送、瓦礫除去などを実施。3月17日1730、第26普通科連隊が久慈市を拠点に3.4トンの給水支援や1220食の給食支援を実施。3月19日1715、第２戦車連隊が宮古市田老地区で瓦礫除去作業を実施。3月22日1300、山田高で入浴支援を開始。4月1日、岩手県内で災害派遣中の50歳代の第２特科連隊陸曹長が体調不良を訴え、病院に搬送されたが、死亡した。同日付で准陸尉に特別昇任となった。4月15-19日、予備自衛官５日間招集訓練を実施。4月22日、平成17年度以降に係わる防衛計画の大綱に基づき、１個戦車連隊と３個普通科連隊を基幹とする隊員8100名の総合近代化師団への部隊改編を実施。各普通科連隊隷下の対戦車中隊計３個を統合し、第２対舟艇対戦車中隊（96式多目的誘導弾システム装備）を新編した。また、特科隊に99式自走155mm榴弾砲と96式多目的誘導弾システムが配備された。4月25-26日、岩手県で第３回集中捜索を実施。5月18日、災派部隊主力が帰隊を開始。5月末、東日本大震災災派部隊主力が帰隊を完了した。6月7日、北海道増毛郡増毛町で山菜採りの男性が行方不明になったため、6月8日2000過ぎに道知事から第26普通科連隊長に災害派遣要請があり、6月9日早朝から60名で捜索を実施、1040に撤収した。9月12-22日、北部方面隊の北方総合戦闘力演習（兵站）に隊員3700名、車両1200両で参加。方面隊と連携した兵站活動、方面隊の職種協同訓練、第２高射特科大隊訓練検閲、新野外通信システム実用試験支援を行った。10月26日、第２化学防護隊が旭川市総合防災センターで化学テロを想定した旭川消防本部との共同訓練を実施。10月31日、第26普通科連隊で教育を受けていたレンジャー訓練隊学生26名が最終想定を終えて留萌駐屯地に帰還し、連隊長からレンジャー徽章を授与された。

2012年6-7月、北海道大演習場で平成24年度日米共同訓練に伴う国内での準備訓練を実施。8月27日から9月12日、平成24年度方面隊実動演習（北方総合戦闘力演習）に参加。9月4-24日、ヤキマ演習場でアメリカ陸軍との共同実動訓練「雷神2012」に参加。9月9日、北海道美瑛町の美瑛富士で男性が遭難したため、9月10日0930に北海道知事から第２師団長へ不明者捜索の災害派遣要請が入った。第４特科群と第２飛行隊の隊員延べ140名、車両延べ30両、OH-6ヘリ延べ２機が捜索に当たり、9月12日1020にOH-6ヘリが男性を発見、北海道防災ヘリが救助した。

2013年2月11-16日、第２偵察隊が鬼志別演習場で軽雪上車操縦合同訓練を実施。第２偵察隊に加え、第25・第26普通科連隊、第２戦車連隊、第２特科大隊、第２通信大隊、第２飛行隊、第５旅団第５戦車連隊、同旅団第５偵察隊、第11旅団第11偵察隊の操縦手要員が参加した。2月28日から3月4日、上富良野演習場で冬期訓練検閲を実施。第３普通科連隊を基幹とする第３戦闘団が受閲した。10月18日、第３普通科連隊が名寄演習場などで武装走競技会を実施。第１中隊が優勝した。

2014年2月17-22日、アラスカに所在する第25歩兵師団第１ストライカー旅団戦闘団兵士11名が第３普通科連隊の部隊研修を行った。2月17-19日、第３普通科連隊が冬季戦技競技会を実施。第25歩兵師団第１ストライカー旅団戦闘団もスキー競技にオープン参加した。3月6-10日、上富良野演習場で冬期訓練検閲を実施。第25普通科連隊基幹の第25連隊戦闘団が隊容検査、スキー行進、防御準備、防御戦闘を行った。3月26日、第２戦車連隊が上富良野演習場で改編に伴う編成完結式を実施。隷下中隊が６個から５個に減った。5月12日から第３普通科連隊が鬼志別演習場で演習場整備を開始。5月17日、北海道猿払村で山菜採り中の男性が行方不明になったため、1200過ぎに宗谷総合振興局から第３普通科連隊に災害派遣要請があり、鬼志別演習場の整備を中断して1500から隊員72名・車両17両で捜索を行い、1900頃に男性を発見保護した。8月1日、第２音楽隊に自衛隊初の女性音楽隊長が着任した。8月5日、台風11号の影響で、留萌郡小平町の道路が冠水したため、1210に北海道知事から第26普通科連隊長に災害派遣要請があり、20名で水防活動を実施。1555に撤収要請を受けた。9月25日から10月15日、北部方面隊が実施した平成26年度方面隊実動演習に参加。10月14-22日、北部方面施設隊の方面隊職種協同訓練に参加。10月27日から11月26日、協同転地演習に参加。

2015年4月17-21日、第３普通科連隊が予備自衛官招集訓練を実施。5月7日、北海道旭川市で山林火災が発生したため、1148に北海道知事から第２師団長に災害派遣要請があり、第２飛行隊UH-1Jヘリ２機が1421に空中消火を開始、２回１トンを散水し、1500に撤収要請を受けた。7月13-22日、矢臼別演習場で平成27年度師団夏季訓練検閲を実施。第25普通科連隊、第２戦車連隊、第２特科連隊、第２飛行隊、第２対舟艇対戦車隊、第２後方支援連隊が受閲した。10月19日から11月19日、鎮西27に参加。10月20日から11月17日、平成27年度協同転地演習に参加。10月24日、第２音楽隊が札幌市内で北部方面隊音楽まつりに参加。10月26日から11月1日、第２戦車連隊が北海道大演習場で北部方面隊戦車射撃競技会に参加。12月21日、大雪山系黒岳で登山者１人が行方不明になり、2230に第２師団長に行方不明者捜索の災害派遣要請があった。12月22日未明、第２飛行隊連絡幹部２名が現地対策本部に向け出発し、0800から第２飛行隊OH-6ヘリ１機で捜索した。1010に撤収している。12月30日1200頃、大雪山系旭岳盤ノ沢付近で雪崩が発生し、スノーボーダー１人が巻き込まれたという情報があったため、2045に北海道知事から第２師団長へ災害派遣（不明者捜索）の要請があった。12月31日0530、第２特科連隊隊員40名と車両５両が駐屯地を出発。第２飛行隊UH-1ヘリ１機が待機した。1645に撤収している。

2016年2月2日、北海道上川郡旭岳を前日下山予定だった男性が行方不明になったため、1900に第２師団長に災害派遣要請が出された。第２特科連隊と第２飛行隊が現地調整所に連絡要員を派遣し、2月3日0716から第２飛行隊UH-1ヘリ１機、0758から第２飛行隊OH-6ヘリ２機が離陸したが、現地が悪天候で捜索開始前に帰投した。2月4-5日も同様の悪天候で離陸したOH-6ヘリが引き返し、2月5日1645に北海道知事から撤収要請が出された。2月15日、第２戦車連隊が上富良野町で十勝岳噴火総合防災訓練に参加。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。4月26日、第３普通科連隊が連隊服務意見発表会を実施。6月11日、第２音楽隊が千歳市民文化センターで第１特科団音楽隊が開催したユーカラコンサートを支援した。7月15日、上富良野駐屯地の人命救助システム訓練にUH-1ヘリで参加。8月23-28日、美幌町で災害派遣（給水支援）に参加。8月31日から第２施設大隊が台風10号被害の災害派遣に参加。9月11日、稚内市中央アーケード街で実施された職業体験わくわくワークフェス2016で87式偵察警戒車とオートバイを展示した。11月21-28日、北海道大演習場、旭川駐屯地、留萌駐屯地などで平成28年度第３次師団訓練検閲を実施。第26普通科連隊、第２偵察隊、第２高射特科大隊、第２化学防護隊に対する師団検閲で、第11旅団を対抗部隊とし、隊員940名と車両340両が参加した。10月12日から11月15日、第２戦車連隊や第２後方支援連隊が北部方面隊平成28年度連隊等協同転地演習に参加。

2017年2月7-12日、第58回旭川冬まつりで雪像制作支援を実施。2月21日、旭川駐屯地で救命ドクトリン訓練展示を実施。駐屯地に師団収容所を開設し、ヘリで搬送された患者２名を78式雪上車（Ｂ）と救急車で師団収容所に搬入、野外手術システムでの手術などにより治療した。2月23-24日、第２戦車連隊が十勝岳噴火総合防災訓練に参加。2月26日から3月2日、上富良野演習場で第２戦車連隊第４中隊の冬季訓練検閲を実施。3月4-5日、第２音楽隊が旭川地方協力本部によるイオンモール旭川西での広報展に協力し、演奏会を実施。8月 28日から10月5日、北部方面隊総合戦闘力演習の北演29に参加。8月31日から9月1日、第26普通科連隊教育隊が留萌市と小平町で新隊員59名の35km徒歩行進訓練を実施。9月25-27日、第３普通科連隊が北海道大演習場で総合戦闘射撃訓練を実施。9月26-28日、北海道大演習場で普通科連隊に対する総合戦闘射撃訓練を実施。普通科連隊戦闘団３個に支援部隊を加えて師団等指揮システムを使用した訓練を行い、最終日には第１対戦車ヘリコプター隊も機関砲やTOW実射訓練を実施している。10月16-21日、矢臼別演習場で平成29年度第３次師団検閲を実施。10月17日、北海道大雪山系旭岳で登山者４人が遭難したため、10月18日1200に北海道知事から第２師団長に行方不明者捜索等の災害派遣が要請され、第２高射特科大隊の連絡要員２名と捜索部隊55名が駐屯地を出発し、第２飛行隊OH-6ヘリ１機も捜索に加わった。1745に北海道警が行方不明者を発見し、その後ヘリで救助したため、10月19日0720に撤収要請が出された。10月14日、平成29年度連隊等協同転地演習を開始。10月23-28日、北海道大演習場島松地区第１戦車射場で北部方面隊戦車射撃競技会に参加。10月23日から11月22日、鎮西29演習に参加し、演習対抗部隊を務めた。11月6-24日、平成29年度自衛隊統合演習（実動演習）に参加。

2018年1月11日、第２飛行隊がUH-1ヘリ３機とOH-6ヘリ３機で年頭編隊飛行訓練を実施。2月7-12日に旭川市で開催された第59回旭川冬まつりで雪像協力隊が雪像を制作した。3月3-4日、旭川地本がイオンモール旭川西店で行ったじえコレ（自衛隊コレクション）で演奏支援を行った。5月7日から7月31日、師団集合教育レンジャーを実施。27名にレンジャー徽章が授与された。6月30日、山菜採りに出掛けた男性１人が旭岳で行方不明になったため、7月1日に災害派遣要請があり、第２特科連隊が延べ隊員120名と車両25両で捜索、消防が発見したため7月2日に撤収要請が出された。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。9月28-30日、第２戦車連隊が北海道大演習場第１戦車射場で連隊戦車射撃競技会を行い、中隊対抗の部で第２中隊が優勝した。10月17日から11月24日まで、平成30年度協同転地演習に参加。

2019年2月7日、上富良野駐屯地で十勝岳噴火災害対処指揮所訓練を実施。駐屯地所在部隊、上川総合振興局、北海道開発局、旭川地方気象台、美瑛町・上富良野町・中富良野町防災担当者、消防署、旭川方面警察本部、旭川東警察署、富良野警察署が参加し、噴火前の緊急避難を想定した連携要領、次第に活発化する火山活動に応じた対処要領、訓練後合同研究会などを行った。2月15日、北海道旭岳でスキーの男性１人が行方不明になったため、2月16日に北海道知事から師団長へ行方不明者捜索の災害派遣要請があり、0600に第２特科連隊第５大隊長以下35名が車両５両で現地に出発。1305、第２飛行隊UH-1Jヘリ１機が離陸。2月17日、第２特科連隊第５大隊長以下40名が車両10両で現地に出発。1930に撤収要請を受けた。活動規模は延べ隊員75名、車両15両、航空機２機だった。3月9-10日、第３普通科連隊第３中隊６名が北海道美深町で開催されたスキー選手権大会エアリアル種目に協力した。4月22-23日、第３普通科連隊が名寄駐屯地演習場でバトラー戦闘競技会を実施。攻撃部隊３個分隊と防御部隊１個分隊が１試合40分で近接戦闘を競い、重迫撃砲中隊が優勝した。5月27日、北海道雄武町で発生した山林火災の災害派遣に司令部、第25普通科連隊、第２飛行隊が参加。7月24日、レンジャー志願者28名の師団集合教育「部隊レンジャー」帰還式を実施し、第25普通科連隊長がレンジャー徽章を授与した。8月7日、第２音楽隊女性アンサンブルが旭川地本の自衛隊ガールズトークで演奏した。8月22日から9月21日、第25普通科連隊１個中隊基幹120名が雷神2019に参加。9月3-9日、令和元年度北部方面隊実動演習に参加。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第２後方支援連隊が参加。9月24日、第26普通科連隊が陸幕長の講話を受講した。10月8-15日、第３普通科連隊が鬼志別演習場と名寄演習場で令和元年度秋季演習場整備を実施。10月13日から第２後方支援連隊が台風19号・21号被害の災害派遣に参加。10月26日、第３普通科連隊が日本拳法全道団体選手権大会で優勝した。11月5-26日、鎮西演習に合わせて協同転地演習を実施。11月10-15日、大矢野原演習場でサイトテック社及びクリーク・アンド・リバー社と国産大型ドローンによる物資輸送実証試験を実施。サイトテック社製KATANA1750大型ドローン（最大スリング重量50kg）とスイス製Pixhawkフライトコントローラーを使用、20kgの物資を載せて1km先の目視外目標地点に自律飛行させ物資を降ろし、発進地点まで戻ってくることに成功した。有線ケーブルを吊り下げて300m先に運ぶ試験にも成功している。12月10日、ソマリア沖海賊対処第13次支援隊第１波が成田空港を出発。12月12日0109頃に発生した北海道宗谷地方北部を震源とする最大震度５弱の地震で情報収集にあたった。

2020年1月20-28日、第３普通科連隊が鬼志別演習場と上富良野演習場で６次連隊野営（第３中隊・本部管理中隊施設作業小隊の訓練検閲）を実施。鬼志別演習場で陣地構築・障害構成、上富良野駐屯地で夜間スキー行進と雪上戦闘射撃訓練を行った。2月3日、旭川駐屯地で十勝岳噴火を想定した指揮所演習を実施。2月5-7日、第３普通科連隊が名寄演習場で冬季戦技競技会を実施。個人機動、部隊機動、アキオ曳行で競い、重迫中隊が優勝した。2月7日0930頃、旭川駐屯地で緊急回避訓練中のUH-1Jヘリ１機がホバリングからの着陸に失敗して横転し、副操縦士が脳出血・頭蓋骨骨折・肺挫傷で意識不明の重体、正操縦士が左肘打撲などの軽傷を負った。陸幕が陸幕副長をトップとする航空事故調査委員会を設置して原因調査にあたり、副操縦士がホバリングを行った際に地面の雪が舞い上がって危険な状態に陥ったため、正操縦士が交代したものの、スノーアウト状態で計器を確認せず感覚で着陸しようとしたため、機体が左後方に傾きメインローターが地面と接触し横転したものと判明している。正・副操縦士とも後に回復して部隊に復帰しており、陸幕はスノーアウトの危険性や判断基準などの再徹底、練度に応じた段階的訓練の実施、冬季運航に係る統制・禁止事項などの明確化、北海道に新規赴任した教官操縦士に対する連成の徹底、冬季飛行に関する危険意識の高揚と詳細な予備計画の作成といった再発防止策を講じた。2月17日0730頃、上富良野演習場での第25普通科連隊に対する師団訓練検閲で、野外演習中に天幕で仮眠を取っていた第25普通科連隊３等陸曹が意識不明の状態で発見された。病院に搬送されたものの、天幕内ストーブ使用による一酸化中毒で1000頃に死亡が確認されている。2月18日、北海道旭岳でスノーボード中のアメリカ人男性１人が行方不明になったため、2月20日2100に北海道知事から第２師団長に行方不明者捜索に係る災害派遣要請があり、2月21日0847から第２特科連隊が40名で捜索を実施、現地対策本部にも４名を派遣した。2月21日2030、北海道知事から撤収要請を受け撤収している。2月19日、第２戦車連隊が上富良野町で十勝岳噴火総合防災訓練に参加。3月2-3日、旭川駐屯地で師団武道競技会（銃剣道男子団体、銃剣道男女個人、拳法男子団体、拳法女子個人）を実施。4月6-12日、第３普通科連隊が上富良野演習場と鬼志別演習場で第１次連隊野営を実施。隊員350名が参加し、戦闘訓練、各種射撃訓練、中隊対抗訓練を行った。4月14日、旭川駐屯地で師団らっぱ吹奏競技会を実施。5月7-14日、鬼志別演習場で春季定期整備を実施。5月13日、令和2年度師団集合教育レンジャーを開始。6月2-16日、北海道大演習場恵庭・千歳地区で第７師団が行った機械化部隊戦闘訓練AC-TESCに参加。6月8日、第３普通科連隊２個分隊が部隊訓練評価隊の令和2年度FTC第１次運営（対抗戦）に参加。6月13日、北海道空知地方雨竜町で不発弾６発（最大で長さ21cm・直径8cm）が発見されたため、旭川方面深川警察署から第２師団に通報があり、第２後方支援連隊不発弾処理隊３名が現場に向かい、日本軍の撃ち殻や模擬弾などと確認、１発に火薬が残存していたものの全て信管は無く、回収して近文台弾薬支処に送った。6月29日から7月11日、第１次師団訓練検閲を実施。第26戦闘団850名と第２特殊武器防護隊50名が防御計画作成の指揮所訓練と実動戦闘訓練を行った。7月27日、第26普通科連隊が令和2年度師団集合訓練レンジャー帰還式を実施。8月24日から9月10日、令和2年度北部方面隊実動演習に参加。9月20日、第26普通科連隊重迫中隊16名が増毛山道を整備した。10月8-16日、第３普通科連隊が上富良野演習場で連隊野営を実施。400名が参加し、増強第４中隊が防御部隊、第２中隊が攻撃部隊を務め、陣地防御と砲迫射撃の技量向上を図った。10月20日から11月12日、令和2年度機動展開訓練（北部方面隊）に司令部、第25普通科連隊、第２偵察隊、第２通信大隊が参加。

2021年1月20-21日、北海道・上富良野演習場で冬季戦技競技会（5km部隊機動・アキオ曳行）を実施。2月5-11日、第３普通科連隊に対する戦闘団訓練検閲を実施。第３普通科連隊に第２戦車連隊第１中隊、第２特科連隊第２大隊、第２後方支援連隊第１普通科直接支援中隊、第２施設大隊第１中隊、第２高射特科大隊第１中隊第１小隊、第２対舟艇小隊を配属して第３戦闘団を編成し、10時間のスキー行進、障害構成、陣地構築、防御戦闘を完遂し、検閲後は連隊射撃競技会も行っている。2月21-25日、第26普通科連隊が上富良野演習場で第３次中隊等訓練検閲を実施。3月13日、第３普通科連隊が第101期一般幹部候補生任官行事を実施。4月5-21日、第３普通科連隊が上富良野演習場で令和3年度第１次連隊野営を実施。隊員300名が、小火器・部隊装備火器・迫撃砲射撃訓練と、各中隊長計画による小隊等訓練を行った。4月8-19日、第２特科連隊が旭川駐屯地や近文台演習場などで特科戦技競技会および整備競技会を実施。隊員500名が参加し、射撃指揮、通信、観測、測量（夜間陣地地域測量）、装輪整備（夜間灯火管制下の小型車輌Ａ整備）の競技会を行った。また、学科試験（各種法令・規則など）と大形車両操縦技能判定も実施している。4月14日、第26普通科連隊が然別演習場で近接戦闘訓練を行い、第４中隊代表小隊が優勝した。5月6日から7月23日、第３普通科連隊が担任してレンジャー集合教育を実施。26名にレンジャー徽章が授与された。5月31日から6月4日、第26普通科連隊が然別演習場で第１次中隊等訓練検閲を実施。第１中隊が攻撃、第３中隊と施設作業小隊が防御を担当し、攻撃部隊が防御陣地の一部を奪取して終了した。6月17-18日、第３普通科連隊が、同連隊と第２施設大隊の７名に、名寄演習場で陸士特技課程初級部隊通信教育の総合訓練を実施。7月1-12日、第３普通科連隊600名が上富良野演習場で第３次連隊野営を実施。離島防衛における普通科連隊の行動がテーマで、13時間の徒歩行進の後、障害構成と陣地構築を実施、敵の前進を阻止した。7月23日、第３普通科連隊がレンジャー訓練帰還式を行い、学生26名にレンジャー徽章が授与された。8月30日から9月4日、第26普通科連隊が上富良野演習場で第３次射撃野営訓練（81mm迫撃砲、12.7mm重機関銃、06式小銃てき弾、70式地雷原爆破装置）と交戦訓練装置（バトラー）による小隊対抗近接戦闘競技会を実施。11月23-30日、第３普通科連隊が上富良野演習場で第５次連隊野営と第２中隊・本部管理中隊対戦車小隊検閲を実施。12月5-15日、令和3年度北部方面隊戦車射撃競技会に参加し、10式戦車の部で第２戦車連隊が優勝した。

2022年、第２情報隊が新編された。1月16日、名寄市民文化センターエンレイホールで行われた名寄駐屯地定期演奏会に第２音楽隊が参加。1月27日、第26普通科連隊が一般幹部候補生３名の歓迎行事を実施。2月2-4日、第26普通科連隊が留萌演習場で第４次連隊練成訓練を実施。第２中隊基幹の攻撃部隊と第１中隊の防御部隊が対抗方式で訓練を行った。2月12-13日、第３普通科連隊第４中隊が北海道下川町で第48回しもかわアイスキャンドルミュージアムを支援した。2月1日から3月8日、第３普通科連隊バイアスロン訓練隊８名が令和3年度バイアスロン訓練隊第４次転地訓練に参加。第58回バイアスロン日本選手権大会男子4.5キロスプリントと、第93回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技男子4.5キロリレー（一般銃）の部で優勝した。3月3-6日に行われた第93回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技男子4.5キロインディビジュアル（一般銃）の部で第２戦車大隊の３等陸曹が優勝した。3月16日、第３普通科連隊が第４普通科中隊と重迫撃砲中隊の廃止式を実施。3月17日、機動師団に改編され、第３普通科連隊が第３即応機動連隊になり、名寄駐屯地で編成完結行事が行われた。4月3日、第26普通科連隊教育隊が留萌駐屯地屋内訓練場で自衛官候補生35名の自衛官候補生課程教育入隊式を実施。5月21日、第２音楽隊が名寄市民文化センターで名寄駐屯地第34回定期演奏会春のコンサートに参加。6月13-14日、第26普通科連隊が留萌高校令和4年度普通科インタ−ンシップに協力し、高校２年生３人に軽装甲機動車体験試乗、懸垂降下訓練、救急法体験、格闘訓練、モールス通信体験、コンパス行進、飯ごう炊爨などを行った。

2023年2月27日、第２飛行隊と第２偵察隊が旭川駐屯地でUH-1Jヘリによるスノーモービル吊り下げ訓練を実施。5月18日から6月21日、令和5年度北海道訓練センター第１回実動対抗演習で対抗部隊を務めた。7月20日から8月4日、第２情報隊がタリスマン・セイバー23に参加。

参考：月刊丸2,’07、12,’10、スピアヘッドNo.6、No.12、日本の防衛戦力Part7、月刊軍事研究4,’10、5,’11、8,’11、5,’14、6,’14、1,’15、4,’17、5,’17、12,’17、9,’18、月刊JWings6,’10、7,’11、11,’12、7,’15、10,'15、4,'16、6,’17、12,’17、1,’18、2,’18、10,’18、4,’20、11,'20、10,'21、5,'23、月刊PANZER5,’83、7,’10、12,’10、月刊航空ファン6,’11、MAMOR vol.52、vol.141、vol.148、vol.151、vol.155、vol.160、月刊丸9,’03、6,’14、4,’17、月刊グランドパワー11,’12、月刊世界の艦船9,'23、戦車隊長、朝雲

　＜第２師団（陸自、１９７７年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川にある。隷下に第３普通科連隊、第９普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊、第２特科連隊などを置く。参考：日本の防衛戦力Part1

　＜第２師団（陸自、１９８０年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川にある。隷下に第３普通科連隊、第９普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊、第２特科連隊などを置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第２師団（陸自、１９８０年代半ば）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川にある。道北を担当する貼り付け師団である。隷下に第３・第９・第25・第26普通科連隊、第２特科連隊などを置く。参考：兵器最先端５、日本の戦力

＜第２師団（陸自、２００７年度）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川にある。第２飛行隊、第３普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊、第２特科連隊、第２高射特科大隊、第２後方支援連隊、第２化学防護隊、第２施設大隊、第２通信大隊、第２戦車連隊、第２偵察隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第２師団（陸自、２０１０年度）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川にある。定数は8100名で、全て常備自衛官。主要装備は90式／74式戦車98両、99式自走155mm榴弾砲50両。司令部、司令部付隊、第３普通科連隊（名寄。隷下普通科中隊は全て96式装輪装甲車で機械化）、第25普通科連隊（遠軽。完全自動車化）、第26普通科連隊（留萌。第４中隊のみ旭川。完全自動車化）、第２戦車連隊（上富良野。６個中隊を３個ずつに分け、連隊戦闘団用と師団直轄用として運用する）、第２特科連隊（旭川。第２大隊のみ名寄。第1-3大隊は99式自走155mm榴弾砲装備）、第２高射特科大隊（旭川。第１中隊は93式近SAM、第２中隊は81式短SAM、第３中隊は87式自走高射機関砲装備）、第２施設大隊（旭川。73式装甲車などで機械化）、第２偵察隊（名寄）、第２飛行隊（旭川）、第２後方支援連隊（旭川。本部付隊、第１整備大隊、第２整備大隊、補給隊、輸送隊、衛生隊からなる）、第２通信大隊（旭川。電子戦中隊あり）、第２化学防護隊（旭川）、第２音楽隊（旭川）を隷下に置く。2010年度末に師団直轄の第２対舟艇対戦車隊（96式MPMS装備）が新編される予定。参考：スピアヘッドNo.6、月刊軍事研究9,’11

＜第２師団（陸自、２０１５年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は旭川駐屯地にある。隊員数7500名。師団司令部／司令部付隊、第３普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊、第２戦車連隊（５個戦車中隊。74式戦車、90式戦車、10式戦車）、第２特科連隊（機械化５個大隊11個射撃中隊、99式自走155mm榴弾砲）、第２後方支援連隊、第２高射特科大隊（３個射撃中隊、87式自走高射機関砲など）、第２施設大隊（機械化４個施設中隊、91式戦車橋、82式地雷原処理車、施設作業車）、第２通信大隊（機械化）、第２偵察隊、第２飛行隊、第２化学防護隊、第２対舟艇対戦車中隊（96式MPMS）、第２音楽隊からなる。参考：月刊軍事研究9,’18、陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２師団飛行場攻撃＞：太平洋戦争時の昭和17年10月1-14日、ガダルカナル島のアメリカ軍を駆逐するため、日本陸軍第17軍第２師団主力と第17軍司令部、第38師団、第51師団、独立戦車第１中隊（九七式中戦車10両、九五式軽戦車２両）がヘンダーソン飛行場の西に上陸。ガダルカナル島の残存兵力と合わせて約２万名が飛行場奪取に向かった。飛行場西のマタニカウ川に砲兵陣地を構築して攻撃時の援護とする予定だったが、アメリカ軍も第７海兵連隊と陸軍第164歩兵連隊が増援として到着しており、総兵力23000名となっていて、10月7日にアメリカ海兵隊の攻撃によりマタニカウ川の砲兵陣地を制圧されてしまった。また、10月14日には重火器を積んだ輸送船６隻が揚陸作業中に空襲を受け、重火器の８割と食料の半分が失われた。これにより、ジャングル内を迂回してヘンダーソン飛行場南側から攻撃を行うこととし、師団長の名字から丸山道と名付けられた細い通路を啓開して移動を開始したが、予想以上の密林で各部隊は寸断され、攻撃予定が10月20日から10月24日に延期された上に人力搬送の山砲すら持ち込めなくなっており、敵情も全く把握できていなかった。攻撃直前には歩兵第16連隊隷下の大隊長が打ち合わせの席で連隊長に向かって「これで我々にどうしろというのですか」と発言しており、作戦成功は到底望めないものであった。それでも第２師団は飛行場南側から攻撃をかけ、独立戦車第１中隊（中隊長車含む九七式中戦車３両が損傷・故障したため参加したのは九七式中戦車７両と九五式軽戦車２両）はマタニカウ川を渡河して西側から陽動を実施、第38師団はコリ岬に強行上陸を行い、第51師団は予備戦力として10月24日深夜に突撃を開始したが、部隊の連携が無く、戦車隊は単独で渡河しようとして対戦車砲と対戦車自走砲の集中砲火により全車撃破され、主力はアメリカ軍の猛烈な最終防護射撃（機関銃群の持続射撃と30m間隔で2.5秒に１発着弾する迫撃砲弾）の前に粉砕され、せっかく陣地を突破しても後続がおらず敵中に孤立する有様で、10月26日0600に第17軍司令官が攻撃中止を命令、作戦は失敗した。歩兵第29連隊は連隊長と軍旗を失って部隊が消滅し、戦闘詳報には作戦を立案した上層部を批判する文言が並べられた。参考：激闘太平洋戦記、歴史群像2,’05、10,’08、激闘！太平洋戦争地上戦、日本戦車隊戦史

＜第２次チェチェン紛争＞：チェチェン紛争を参照。

＜第２次中東戦争＞：イスラエル名称はシナイ会戦、スエズ動乱。1952年7月23日、エジプトのガマール・アブドゥル・ナセル中佐をリーダーとする自由将校団がカイロで無血クーデターに成功。1953年6月、エジプト王政廃止・エジプト共和国設立。1954年10月、エジプト領内からのイギリス軍撤退に関する基本調停に調印。11月、ナセルがエジプト大統領に就任。1956年6月末、イギリスがスエズ運河駐留軍の撤退を完了。7月26日、エジプトがアメリカから得る予定だったアスワンハイ・ダムの建設資金融資がイギリス・フランスの圧力で中止になったため、万国スエズ海洋運河会社を政府職員により接収、スエズ運河の国有化を宣言して収益をダム建設にあてることとした。これに対し、元の運河所有者だったイギリス・フランスはイスラエルと組んでスエズに侵攻を企てた。まずイスラエル軍がエジプトに侵攻、英仏が停戦要求声明を出し、これに従う形でイスラエル軍は運河の東16kmで停止、英仏連合軍が中立的治安維持を名目にスエズ運河を占領するというシナリオだった。作戦名はマスケティーアである。イギリス軍は兵力５万名で、第３師団、第３コマンドー旅団（第40・第42・第45コマンドー大隊）、第１・第６王国戦車連隊（センチュリオン計93両）、第16独立空挺旅団第３パラシュート大隊、空母R05イーグル、アルビオン、ブルワーク、軽空母68オーシャン（シカモア輸送ヘリ６機）、セシウス（ホワールウインド輸送ヘリ10機）、戦車揚陸艦（LST）17隻、揚陸艇（LCT）10隻、シーベノム戦闘機、シーホークMk.6戦闘機、キャンベラ爆撃機、ヴァリアント爆撃機、ヴィッカーズ・バレッタ637双発輸送機18機（第３パラシュート大隊を輸送）、ヘイスティングス輸送機14機（重装備空輸担当）などからなる。フランス軍は兵力３万名で、第10パラシュート師団（AMX13軽戦車中隊１個増強）、第７高速機械化師団、第２植民地パラシュート連隊、海軍コマンドー大隊３個、ノールN2501ノラトラ輸送機40機とC-47輸送機（第２植民地パラシュート連隊を輸送）、空母R95アロマンシュ、ラファイエット、ドック型揚陸艦フードル、戦車揚陸艦（LST）４隻、ワイン・タンカーのバッカス（飲料水供給用として徴用）、徴用商船（兵員輸送用）52隻、徴用商船（車両輸送用）26隻、F4Uコルセア戦闘機などからなる。1956年10月29日0500、イスラエル軍はエジプト国境を越えてシナイ半島に侵攻。第202空挺旅団の１個大隊395名が16機のC-47に分乗してシナイ半島中央西部のミトラ峠のすぐ東に降下、エジプト軍の後方を遮断した。夕方には106mm無反動砲４門、120mm迫撃砲２門、ジープ８両などがミトラ峠に空中投下された。第202空挺旅団主力は開戦前にはヨルダン国境付近にいたが、直前にエジプト国境に移動、ミトラ峠付近への空挺降下と同時にエジプト国境を地上から越えて降下部隊の下に向かった。夕方、イスラエル第４歩兵旅団、第10歩兵旅団、第７機甲旅団などを擁する第38部隊がシナイ半島のエジプト軍主力に対し攻撃を開始。10月30日、第202空挺旅団主力がエジプト軍陣地３ヵ所を突破してミトラ峠東入口に到着した。同日、英仏両国政府は予定通り停戦勧告を出し、イスラエル・エジプト両国に運河から24kmの地点まで後退するように求めた。イギリス空軍ヴァリアントB.1爆撃機がマルタ島から出撃し、エジプト軍施設を爆撃した。10月31日昼、ミトラ峠にエジプト軍の１個旅団が派遣されたため、第202空挺旅団は予定に無かったミトラ峠への進出による反撃を実施してこれを撃退。夜、イギリス空軍戦略・戦術爆撃機による航空攻撃を開始した。11月1日未明、イギリス空母を発艦したシーホークMk.6戦闘機がカイロ郊外のエジプト空軍航空基地を急襲し、航空機105機を地上撃破した。フランス空母もコルセアを発艦させ、ポートサイド港のエジプト艦隊を襲撃したが、アメリカ第６艦隊の輸送船も停泊していたため、攻撃を止めて引き返している。11月2日、イスラエル軍はアブアゲイラのエジプト軍司令部を陥落させ、ミトラ峠に対するもう一本の連絡路を確保した。夜にはシナイ半島南西部のエトルに空挺旅団の２個中隊が降下、飛行場を占領し、スエズ運河沿いを進撃する空挺旅団主力の１個大隊と合流した。英仏連合軍はエジプト空軍をほぼ壊滅させた。11月3日、イスラエル軍はシナイ半島のほぼ全域を占領。11月5日、イスラエル軍はシナイ半島南端のアカバ湾の解放を終了。0800、イギリス第16独立空挺旅団第３パラシュート大隊600名及びフランス第10パラシュート師団の一部（500名）がキプロス島を出撃し、キャンベラ爆撃機とヴァリアント爆撃機の掩護を受けて前者はエル・ガミル空港、後者はその南の運河に架かる２本の橋を確保。午後にはポートサイド及びポートファドを占領した。11月6日0500、ポートサイド及びポートファドにイギリス海兵第３旅団、イギリス陸軍第３師団、フランス海軍奇襲上陸部隊が上陸。0615、イギリス海兵隊コマンドー大隊３個と陸軍第45コマンドー大隊が第845ヘリ中隊のヘリコプターでポートサイドに上陸し、世界初のヘリコプターによる上陸作戦が実施され、海からの部隊と協同でポートサイドを占領した。しかしアメリカとソ連が割り込んできた上、目論見がばれて英仏政府が激しい非難に晒されたため、11月6日に国連安保理決議第997号を受け入れて11月7日0000にスエズ運河への侵攻を中止した。イスラエルはシナイ半島をエジプトに返却し、エジプトはスエズ運河国有化を世界的に承認された。参考：現代の空挺作戦、歴史群像2,’05、月刊PANZER9,’12、月刊軍事研究8,’06

＜第２次天安門事件＞：天安門事件を参照。

＜第２次特別攻撃（甲標的）＞：太平洋戦争時の昭和17年3月、甲標的によるインド洋・オーストラリア方面への攻撃を行うため、第８潜水戦隊が編成された。配備された潜水艦は11隻（７隻が甲標的搭載、４隻が水偵搭載）で、うち５隻を甲先遣支隊としてインド洋南西方面に、６隻を東方先遣支隊として南西太平洋方面に向かわせ、港湾を襲撃する計画である。4月中旬、第８潜水戦隊甲先遣支隊が呉軍港を出港し、マレー半島西のペナン島に到着、伊10と伊30を除く潜水艦に甲標的を搭載した。4月16日、東方先遣支隊が柱島を出港。4月22日、甲先遣支隊の伊30はペナン島を出撃。4月24日、東方先遣支隊がトラック環礁に到着。4月27日、東方先遣支隊はMO作戦協力のため伊21と伊27を監視任務に出撃させた。4月30日、甲先遣支隊の潜水艦４隻と特設巡洋船愛国丸・報国丸がペナン島を出撃。東方先遣支隊の残りの潜水艦がガダルカナル島南西の散開線に向け出撃。5月7日、伊30が近東のアデンを航空偵察。5月8日、伊30が東アフリカのジブチを航空偵察。珊瑚海海戦でMO作戦が延期になり、東方先遣支隊の伊22、伊24、伊27、伊28はトラック環礁に帰投することとなり、伊21はフィジー諸島、伊29はシドニー軍港の偵察に向かった。5月9日、愛国丸と報国丸がオランダ油槽船１隻を拿捕。5月16日、伊28がSS-199タウトグの雷撃で沈没。5月17日、東方先遣支隊の伊22、伊24、伊27がトラック環礁に帰投、潜水母艦千代田に積んであった甲標的を搭載した。5月18日、甲先遣支隊の伊18が機関に故障を生じたため、後送された。東方先遣支隊の伊22、伊24、伊27がトラック環礁を出撃。5月19日、伊30がザンジバルとダルエッサラームを航空偵察。5月20日、伊30がモンバサを、伊10が南アフリカのダーバンを航空偵察したが、敵影は無く、マダガスカル島ディエゴスワレズへの攻撃を行うこととした。5月25日、東方先遣支隊の伊22、伊24、伊27がシドニー沖に到達。5月30日、伊10がディエゴスワレズを航空偵察、戦艦・巡洋艦１隻などを発見した。早朝、伊21がシドニー北北東20マイルで零式小型水偵を発進させ、シドニー所在の艦船などを偵察した。5月31日1600過ぎ、東方先遣支隊の伊22、伊24、伊27がシドニー湾口東６海里の地点で甲標的を発進させた。伊27から発進した甲標的は入港中のフェリーの後を付けて湾内に入ったが、防潜網に引っかかってしまい、2015に監視員に発見され、2220に小型潜水艇であることがばれて水道監視艇ロイターから３発の爆雷攻撃を受けた。これは水深が浅かったため不発だったが、防潜網からの脱出は不可能とみて乗員は前部電池室の自爆用爆薬に点火した。伊24から発進した甲標的は東水道から防潜網を突破して湾内に入り、2235（6月1日0035説あり）にアメリカ重巡CA-29シカゴに向け魚雷２本を発射したがどちらも命中せず、逸れた１本がガーデンアイランド岸壁で炸裂して宿泊艦クタバルとオランダ潜水艦K9を大破させた。その後6月1日0158に湾外に脱出したとされるが、詳細は不明である。伊22から発進した甲標的は湾口への接近に手間取り、6月1日0300頃に漸く浸入を開始したが、重巡CA-29シカゴ、掃海艇グーナンビー、特設巡洋艦カニンブラなどに攻撃を受け、0640から30分に及ぶ監視艇隊の集中攻撃によりテイラー湾に沈没、乗員は自決した。5月31日深夜、甲先遣支隊の伊16及び伊20から甲標的が発進。イギリス戦艦ラミリーズと大型油槽船を撃破した。6月2日、伊16は甲標的が帰投しないため収容地点から撤収。6月3日、東方先遣支隊の潜水艦は甲標的が帰投しないため撤収。6月4日、伊20も甲標的が帰投しないため収容地点から撤収した。6月4日、伊27から発進した甲標的がオーストラリア軍により引き揚げられた。6月5日、伊22から発進してテイラー湾に沈没した甲標的がオーストラリア軍により引き揚げられた。6月9日、伊22搭載甲標的及び伊27搭載甲標的の内部から見つかった４名に対するオーストラリア海軍葬がロックウッド墓地で行われた。遺骨は8月13日に駐オーストラリア日本公使に引き渡され、10月9日に交換船鎌倉丸で横浜港に到着した。伊27搭載甲標的の中後部と伊22搭載甲標的の前部は組み合わされて戦時国債募集の宣伝に使用され、1943年4月28日からキャンベラ戦争記念館に展示されている（1985年には２年半にわたるオーバーホールを実施）。また、伊22搭載甲標的の司令塔と基部船体はフリンダース海軍訓練所で教育用に使用され、1967年からはガーデンアイランド史料室に展示されている。参考：激闘太平洋戦記、月刊丸6,’01

＜第２次バルカン戦争＞：第１次バルカン戦争後、アルバニアが独立してしまい、セルビアの獲得領土が少なくなったため、戦争前に領土について密約を結んでいたブルガリアにマケドニアの一部を割譲するよう要求した。しかしセルビアはブルガリアが占領する筈のマケドニアの一部を占領したままであり、ブルガリアはこの要求を拒否。1913年6月29日、ブルガリアがセルビアを攻撃して第２次バルカン戦争が始まった。セルビアはギリシャと同盟して反撃、そこにモンテネグロ、セルビアが加わり、トルコとルーマニアまでブルガリアに攻め込んだ。孤立無援のブルガリア軍は蹂躙され、大国の後押しも得られず、8月10日に講和。ブルガリア北部をルーマニア、北・中部マケドニアをセルビア、南部マケドニアをギリシャに占領された。また、トルコとは9月に講和が成立し、アドリアノープル周辺を占領された。参考：月刊PANZER7,’04

＜第２次ブーゲンビル島沖航空戦＞：ブーゲンビル島沖航空戦を参照。

＜第２次防衛力整備計画＞：２次防と略す。国防基本方針策定、在日米軍兵力削減、アメリカ軍からの防空任務引き継ぎ、P2V-7国産化、防空ミサイル導入といった防衛環境の激変を受け、一次防開始前の1957年暮れには作成要領が呈示され、1958年4月から本格的な策定作業を開始した。目標は陸自現役18万名・予備６万名13個師団、海自艦船16万5000トン航空機220機、４個護衛兵力・２個対潜通峡阻止兵力・２個対潜掃討兵力、空自24個飛行部隊・25個警戒要撃管制部隊、BADGE整備、ボマーク・ナイキ・ホーク整備で、当初は1961年度から開始する予定だったが、安保反対運動対処、内閣交替、総選挙、大蔵省の抵抗などで延期と規模縮小を余儀無くされ、国防会議と閣議での最終承認が1961年7月18日となり、開始が1962年度からにずれ込んだ。防衛力整備対象は当初全面戦争と局地戦の両方に対応できる防衛力だったが、通常兵器による局地戦以下の侵略のみに縮小している。また、災害派遣や民生協力などを重視する方針が盛り込まれた。水上艦のみで対潜戦を行うことに限界を感じたため、２万トン級軽空母CVHa（S2F対潜哨戒機4-6機、対潜ヘリ18機）と１万トン級対潜ヘリ空母CVHb（対潜ヘリ18機）などを検討、防衛庁ではCVHbの予算を1961年度に計上する予定としたが、高価だったこともあり、二次防開始延期を受けて立ち消えになった。整備目標は1966年度末までに陸自現役18万名・予備３万名、海自艦艇229隻143669トン・航空機235機、空自航空機1000機・地対空ミサイル部隊４個で、総額１兆1600億円（うち海自2800億円）。海自は3000トン級護衛艦４隻、2000トン級護衛艦７隻、1600トン級潜水艦５隻、450トン級駆潜艇３隻、70トン級水中翼船１隻、340トン級掃海艇14隻、機雷敷設艦１隻、高速救命艇２隻、練習艦１隻を建造する予定とした。1962年度、DD-113やまぐも、PC-318くまたか、MSC-619むつれ、MSC-620ちぶり、ASH-41消防41号の建造を承認。1963年度、DD-164たかつき、DD-114まきぐも、SS-562あさしお、PC-319しらとり、MSC-621おおつ、MSC-622くだこの建造を承認。1964年度、DD-165きくづき、DD-115あさぐも、SS-563はるしお、PC-320ひよどり、MSC-623りしり、MSC-624れぶん、AGB-5001ふじの建造を承認。1965年度、DD-166もちづき、DD-116みねぐも、SS-564みちしお、MSC-625あまみ、MSC-626うるめ、MSC-627みなせ、ASH-06高速６号の建造を承認。1966年、DD-167ながつき、DD-117なつぐも、SS-565あらしお、MSC-628いぶき、MSC-629かつら、TV-3501かとりの建造を承認。終了時、陸上自衛隊の定数171500名で、12個師団からなり、機動運用部隊は１個機械化師団、１個戦車群、１個特科団、１個空挺団、１個教導団で、低空域防空部隊として２個高射大隊を有していた。航空自衛隊は定数39553名で、24個警戒群15個要撃戦闘飛行隊４個支援戦闘飛行隊１個偵察飛行隊３個輸送飛行隊２個高射群に航空機1100機を配備した。海上自衛隊は定数34963名、３個護衛隊群５個地方隊２個潜水隊２個掃海隊群５個航空群15個航空隊に艦艇11600トン、対潜水上艦59隻、潜水艦７隻、航空機230機を配備した。艦艇建造数は30隻37170トンで、達成率は隻数77%、トン数78%だった。参考：月刊世界の艦船9,’13、4,’11、自衛隊装備カタログ1981、日本の防衛戦力Part3

＜第２種支援船＞：支援船を参照。

＜第二種巡察＞：衛戌巡察を参照。

＜第２術科学校（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の術科教育学校で、横須賀基地（海軍水雷学校跡）にある。警備隊時代に開校した術科学校がベースであり、海自学校発祥の地でもある。機関、電機、応急工作（海士応急工作課程など）、語学、情報、技術、電算機などの教育・研究を行う。語学では海外国防大学などへの留学を目指す幹部留学生課程、海曹士基礎課程、海曹士留学課程、PKOで必要な英語を学ぶ海曹士一般課程英語教育課程などがあり、アメリカ海軍横須賀基地から講師を派遣してもらうこともある。海自創設史料室には海自創設に関する史料が200点ほど展示されている。所在地は神奈川県横須賀市田浦港町無番地。JR横須賀駅から徒歩６分。1958年4月1日（6月？）、術科学校田浦分校から改称されて創設された。1960年、機関教官室が蒸気教官室に改編された。1969年10月、潜水艦科が潜水艦教育訓練隊として独立し、第１潜水隊群の隷下に移った。1975年10月1日、第４術科学校開校に伴い、業務管理教育が第４術科学校の管理下に移った。2010年10月14日、アメリカ海軍横須賀基地内グラウンドでアメリカ海軍西太平洋艦隊訓練指導隊群と交歓ソフトボール大会を実施。12対６で勝利した。2012年4月26日、海軍水雷学校跡で海上自衛隊創設60周年記念式典を実施。創設60周年にあたり、創設史料室が新設された。2013年4月1日、教育第１部蒸気教官室を同機関術科教官室に改編し、機関術科全般を担当するよう改めた。7月30日、副校長以下教員、幹部中級機関課程学生、専門機関課程学生の計19名が防衛研究所戦史研究センターを研修した。12月6日、英会話教育講師、ATG教官、協力団体関係者らを招いて謝恩行事を実施。2017年9月25-29日、フィリピン海軍への艦船整備に関する能力構築支援事業（艦船整備に係る研修）を実施。11月18日、オープンスクールで長野地本が採用予定者５人に採用予定通知書授与式を実施。2018年6月23日、校内託児所の田浦このはな保育園で運動会を実施。9月6日、平成30年度第２回中級管理講習で神奈川地本が隊員72名に予備自衛官制度説明を実施。11月6日、開校60周年記念行事を実施。11月28日、横須賀海上保安部、田浦警察署、横須賀市消防局女性職員を招いて女性職員会報を開催。2019年6月3-7日、先任伍長講習を実施。9月28日、庁内託児所の田浦このはな保育園が校内体育館で第９回運動会を実施。2022年4月26日、海自創設70周年記念植樹が行われ、酒井海幕長や鬼木防衛副大臣らがクロマツを植樹した。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊、9,'15、12,’17、月刊丸1,’10別冊、月刊JWings7,’12、12,’11、朝雲、MAMOR vol.62、vol.91、vol.113、vol.124、陸海軍学校と教育

　＜第２術科学校（海自、２０１４年）＞：トップは校長で、その下に副校長と専任伍長が置かれている。組織は総務部（総務課、厚生課、会計課）、教務部（教務課、教材課、整備課、電子教材課）、教育第１部（機関術科教官室、ディーゼル教官室、ガスタービン教官室、電機教官室、応急工作教官室、体育教官室）。教育第２部（情報教官室、技術教官室、外語教官室、電子計算機教官室）、研究部（資料課、企画室、研究室）、学生隊（学生隊本部、第１学生隊、第２学生隊）からなる。参考：MAMOR vol.93

＜第２術科学校（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の術科教育学校。地上レーダーや防空誘導武器（ペトリオットなど）に関する整備運用、電子戦などの教育研究を行う。トップは学校長（空将補）で、副校長、総務課、教務課、第１教育部（レーダー担当。第1-5科）、第２教育部（誘導武器担当。第6-9科）、整備部（計画課、第１整備課、第２整備課）、学生隊からなる。1959年6月、通信学校から改編されて浜松基地で創設された。10月、熊谷基地に熊谷分校が創設された。1961年、幹部電子対策課程が新設された。7月、熊谷分校が第４術科学校に改編された。1962年9月、術科教育本部の隷下に入った。1989年3月16日、術科教育本部が航空教育集団に改編されたため、航空教育集団の隷下に移った。1992年1月、電子戦課程が新設され、電子戦教育装置を導入した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2015年9月28日から10月2日、基本教育、各種練成訓練、安全管理などの項目で航空教育集団による検閲を受閲し、優秀の評価を得た。2019年6月30日、第15回ボートフェスティバルin天竜に５クルー25名が出場し、男子漕ぎ手合計年齢140歳未満の部で２位に入賞した。2020年3月11日、空自准曹士先任が学校を訪問した。3月26日に廃止され、第１術科学校に統合された。参考：航空自衛隊第２術科学校組織規則、月刊丸5,’13、陸海軍学校と教育、熊谷基地ホームページ、月刊JWings8,’12、6,’20、MAMOR vol.52、月刊軍事研究2,’13、月刊航空ファン1,’15、朝雲、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、航空教育集団ホームページ

　＜第２術科学校（空自、２０１５年）＞：航空教育集団隷下で、浜松基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２術科学校海軍機関術参考資料館＞：海軍機関学校記念事業の１つとして創設された資料館で、6100点の資料を展示している。参考：JShips VOL.46

＜第２初級操縦（Ｔ−１Ａ／Ｂ）課程＞：航空自衛隊のパイロット養成コース。６ヶ月半の操縦教育訓練と、T-1A/Bによる85時間の飛行訓練からなり、第13飛行教育団で実施される。その後は戦闘機操縦コースと輸送機・救難機等操縦コースに分かれて教育を受ける。訓練体系見直しで戦闘機と輸送機・救難機等は基本操縦課程から別々に教育訓練を行うことになり、廃止された。参考：月刊航空情報2,’10

＜第２親衛戦車軍（ソ連）＞：ソ連陸軍親衛戦車軍。1944年11月20日、第２戦車軍から改称された。1945年1月、予備編入された後、11月12日に第１白ロシア方面軍配属となった。ヴィツスラ・オーデル作戦に機動予備として参加。3月、シュテッチン要塞攻撃の戦車支援を行った。4月、ベルリン作戦に投入され、ベルリン北西地区に進出。5月、フルステンブルク地区に駐屯し、第２親衛機械化軍に改称された。参考：月刊グランドパワー4,’98

＜第２親衛戦車軍団（ソ連）＞：ソ連陸軍親衛戦車軍団。タツィンスカヤ、イェリニャの称号を持つ。1942年12月26日に第24戦車軍団から改称された。1943年1月、ドネツ作戦に第３親衛軍隷下として参加。2月、第１親衛軍隷下となってヴォロシロフグラードに配置された。7月、クルスク作戦に参加、第５親衛戦車軍隷下でプロポロフカ戦車戦を行った。8月、ハリコフ奪回。その後再編成のためソ連最高総統帥部予備に編入され、再編成終了後にスモレンスク作戦に投入された。9月2日、イェリニャ奪回。1944年4月、ソ連最高総統帥部予備に編入。6月、第３白ロシア方面軍予備に編入され、次いで同方面軍第11親衛軍に配置された。7月、白ロシア作戦でオルシャ−ミンスクを奪回、ネマン河を渡河。10月、東プロシア国境を越えた。1945年4月、ケーニッヒスベルク攻略に参加。5月、第１ウクライナ方面軍に配属され、ベルリン作戦に参加した。1946年11月、第２親衛戦車師団に改称された。参考：月刊グランドパワー4,’98

＜第２水雷戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の水雷戦隊。大正３年に第２艦隊隷下に常設となった。主任務は艦隊決戦において魚雷による夜襲をかけることで、洋上の漸減作戦において最重要となる部隊であり、花の二水戦と呼ばれた。昭和3年8月、第12駆逐隊が隷下に入った。12月、第11駆逐隊が隷下に入った。昭和6年9月1-5日、第２艦隊の一員として横浜に寄港（旗艦鬼怒、１番隊第19駆逐隊、２番隊第11駆逐隊、３番隊第12駆逐隊）。昭和17年2月27日、スラバヤ沖海戦に参加（神通、第16駆逐隊）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（神通、第15駆逐隊、第16駆逐隊、第18駆逐隊）。10月15日、ガダルカナル島砲撃作戦に参加。10月26日、南太平洋海戦に参加（五十鈴、第15駆逐隊、第24駆逐隊、第31駆逐隊）。11月30日、ルンガ沖夜戦に参加（長波、高波、巻波、第15駆逐隊黒潮、親潮、陽炎、第24駆逐隊涼風、江風）。昭和18年7月12日、コロンバンガラ島沖夜戦に参加。昭和19年6月19日、マリアナ沖海戦に参加（能代、駆逐艦11隻）。10月22日、比島沖海戦に参加（能代、第２駆逐隊、第31駆逐隊、第32駆逐隊、島風）。12月14日、軽巡大淀が旗艦となった。12月24日から礼号作戦に参加（軽巡大淀、駆逐艦霞、清霜、朝霜）。昭和20年4月6日、沖縄海上特攻に参加（矢矧、第17駆逐隊、第21駆逐隊、第41駆逐隊）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、歴史群像8,’11、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船12,’18、1,’21、10,’23

　＜第２水雷戦隊（昭和９年）＞：第２艦隊隷下で、旗艦は那珂。第６駆逐隊、第10駆逐隊、第11駆逐隊、第12駆逐隊からなる。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２水雷戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２艦隊隷下で、神通、第７駆逐隊、第８駆逐隊、第19駆逐隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２水雷戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第２艦隊隷下で、旗艦は神通。第８駆逐隊、第15駆逐隊、第16駆逐隊、第18駆逐隊からなる。兵力部署では比島部隊南比支援隊所属で、神通、第15駆逐隊、第16駆逐隊からなる（第８・第18駆逐隊は欠）。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第２水雷隊＞：日本海軍の水雷隊。昭和16年12月、第２根拠地隊隷下で、千鳥、真鶴、初雁、友鶴が配備されていた。参考：小艦艇入門

＜第２世代ＦＬＩＲ＞：FLIRを参照。

＜第２世代自走対空砲＞：自走対空砲を参照。

＜第２世代哨戒艦−沿海戦闘艦＞：ゴーウインド級コルベット（マレーシア海軍）を参照。

＜第２世代赤外線暗視装置＞：赤外線暗視装置を参照。

＜第２世代赤外線パッシブホーミング＞：赤外線パッシブホーミングを参照。

＜第２世代戦車＞：戦車を参照。

＜第２世代戦闘機＞：アフターバーナー付きターボジェットエンジンにより超音速飛行できる戦闘機で、概ねベトナム戦争までに実用化されたものを指す。簡単なレーダーと赤外線受動誘導式ミサイルを積み、制限全天候能力を持つ。参考：月刊JWings12,’03、2,’20

　＜第２世代戦闘機（ロッキード・マーチン社）＞：レーダー及びミサイルを搭載した超音速戦闘機。F-104など。参考：月刊軍事研究5,’07

＜第２世代対戦車ミサイル＞：対戦車ミサイルを参照。

＜第２世代微光暗視装置＞：微光暗視装置を参照。

＜第２世代レーダー警戒装置＞：レーダー警戒装置を参照。

＜第２戦車軍（ソ連）＞：ソ連陸軍戦車軍。1942年7月、ハリコフ軍管区で司令部が創設された。1943年1月、２個戦車軍団が隷属された。4月、クルスク戦区の中央方面軍に配属された。7月、クルスク戦においてドイツ第９軍第47装甲軍団と激戦を演じ、稼働戦車を100両に減らしながらも攻撃を阻止した。12月、第２ウクライナ方面軍隷下となった。1943年1月、コルスン・シェフチェンコスキー作戦に参加。3月、ウマン・ポトサニ作戦とプロスクロフ・チェノフツィ作戦に参加。4月29日、ルーマニア国境を越えた。6月、第１白ロシア方面軍に配属された。7月、ルブリン・ブレスト作戦及びルヴォフ・サンドミエルツ作戦に参加。8月、ワルシャワ地区に移動。8月2日、ドイツ第39機甲軍団の反撃を受けた。8月7日、戦力の40%を損耗し前線を退き、方面隊予備となった。11月20日、第２親衛戦車軍に改称された。参考：月刊グランドパワー4,’98、月刊丸1,’07

＜第２戦車軍団（イラク）＞：イラク陸軍戦車軍団、別名ヤルムーク軍団。1990-91年、湾岸戦争に参加。参考：月刊グランドパワー3,’95

　＜第２戦車軍団（湾岸戦争時）＞：クウェート沿岸地域とイラク南部地域への空挺作戦と強襲上陸作戦の対処任務、機動予備としてクウェート北部から北西部地区に配置された。第17戦車師団、第51機械化歩兵師団からなる。参考：月刊グランドパワー3,’95

＜第２潜水艦＞：第２潜水艇を参照。

＜第２潜水戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水戦隊。大正13年9月、長鯨が旗艦となった。昭和14年2月5日、潜水母艦剣埼が配備された。2月6日、剣埼が旗艦となった。11月、剣埼が第４潜水戦隊に転属した。参考：月刊世界の艦船9,’12増刊、7,’20

　＜第２潜水戦隊（昭和９年）＞：第２艦隊隷下で、由良、迅鯨、第19潜水隊、第29潜水隊、第30潜水隊からなる。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２潜水戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２艦隊隷下で、迅鯨、第12潜水隊、第29潜水隊、第30潜水隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２潜水戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第６艦隊隷下で、旗艦は特設潜水母艦さんとす丸。第７潜水隊、第８潜水隊、伊７、伊10からなる。兵力部署では先遣部隊第２潜水部隊所属で、伊７、伊１、伊２、伊３、伊４、伊５、伊６、さんとす丸からなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本潜水艦物語、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典、月刊世界の艦船9,’14

＜第２潜水隊（日本海軍）＞

＜第２潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第１潜水戦隊隷下で、伊18、伊19、伊20からなる。兵力部署では伊19は機動部隊哨戒隊に所属する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、日本潜水艦物語

＜第２潜水隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の潜水隊。1965年2月、第１潜水隊群隷下に新編された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2015年3月6日、SS-597たかしおが第４潜水隊から転入した。SS-590おやしおが第１練習潜水隊に移った。参考：MAMOR vol.52、月刊世界の艦船5,’15、9,’15

＜第２潜水隊（１９７８年）＞：第１潜水隊群隷下で、呉に置かれている。SS-561おおしお、SS-565あらしおを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第２潜水隊（２００１年度）＞：第２潜水隊群隷下で、横須賀に置かれている。SS-590おやしお、SS-592うずしおを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第２潜水隊（２０１０年）＞：第２潜水隊群隷下で、横須賀に置かれている。SS-590おやしお、SS-592うずしお、SS-595なるしおを配備する。参考：月刊軍事研究9,’10

＜第２潜水隊（２０１５年）＞：第２潜水隊群隷下で、横須賀に置かれている。SS-592うずしお、SS-595なるしお、SS-597たかしおを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第２潜水隊（２０２０年）＞：第２潜水隊群隷下で、横須賀に置かれている。SS-592うずしお、SS-595なるしお、SS-597たかしおを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２潜水隊群（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の潜水隊群。1973年10月16日、横須賀で新編され、自衛艦隊の隷下に入った。潜水隊２個・潜水艦５隻からなる。1981年2月10日、潜水艦隊の隷下に移った。1983年3月1日、SS-563はるしおが直轄艦として編入された。1985年3月、潜水艦救難母艦AS-405ちよだが編入された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2015年9月21日、募集対象者への潜水艦研修を実施。2018年3月12日、第６潜水隊が新編された。3月20日、AS-405ちよだが退役し、ASR-404ちよだが配備された。9月8日、募集対象者17人に潜水艦見学を実施。2019年6月、隊員自主募集優秀部隊等褒賞を受賞した。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊、5,’83、9,'15、5,’18、11,’18、10,’19、MAMOR vol.52、朝雲

＜第２潜水隊群（１９７８年）＞：自衛艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。第３潜水隊、第４潜水隊、横須賀潜水艦基地隊、直轄艦（ASR-402ふしみ）を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第２潜水隊群（１９８０年）＞：自衛艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。ASR-402ふしみ、第３潜水隊、第４潜水隊、横須賀潜水艦基地隊を隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第２潜水隊群（２００１年度）＞：潜水艦隊隷下で、横須賀に置かれている。隷下に第２潜水隊、第４潜水隊、第６潜水隊、AS-405ちよだを置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第２潜水隊群（２０１０年）＞：潜水艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。隷下に第２・第４潜水隊とAS405ちよだ、横須賀潜水艦基地隊を置く。参考：月刊丸1,’10別冊、月刊世界の艦船1,’11

＜第２潜水隊群（２０１１年）＞：潜水艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。AS-405ちよだ、第２潜水隊、第４潜水隊、横須賀潜水艦基地隊を隷下に置く。参考：海上自衛新聞

＜第２潜水隊群（２０１５年）＞：潜水艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。AS-405ちよだ、第２潜水隊、第４潜水隊などを隷下に置く。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第２潜水隊群（２０２０年）＞：潜水艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。ASR-404ちよだ、第２潜水隊、第４潜水隊、第６潜水隊などを隷下に置く。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２潜水艇＞：日本海軍ホランド型潜水艇２番艇。明治38年就役。大正8年4月1日に第２潜水艦に改称された。大正10年に除籍された。参考：日本の潜水艦パーフェクトガイド

＜第２戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊勢、日向、山城、扶桑）。7月14日、伊勢と日向が連合艦隊直轄艦となり、長門と陸奥が第１戦隊から転入した。8月11日、第１艦隊から第２艦隊隷下に臨時編入され、陸奥が内地を出撃してトラックに向かった。8月17日、陸奥がトラックに入港。8月21日、陸奥がトラックを出撃してガダルカナルに向かった。昭和19年2月25日、長門が第１戦隊に移った。10月22日、比島沖海戦に参加（山城、扶桑）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船12,’15、日本海軍艦隊総覧

　＜第２戦隊（明治３８年５月２７日、日本海海戦時）＞：第２艦隊隷下で、装甲巡洋艦出雲、吾妻、常磐、八雲、浅間、磐手、通報艦千早を配備する。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制及び兵力部署では第１艦隊隷下で、伊勢、日向、扶桑、山城を配備する。参考：帝国陸海軍事典、日本海軍艦隊総覧

＜第２船隊群＞：警備隊の船隊群で、長官直轄である。1953年8月16日に創設され、隷下に第11船隊（LSSL６隻）、第12船隊（LSSL６隻）、司令警備船PF-284もみを置いた。1954年4月10日、パトロールフリゲート編成に改編され、隷下に第３船隊（PF３隻）、第４船隊（PF３隻）、司令警備船PF-284もみを置いた。参考：月刊世界の艦船5,’02増刊

＜第２戦闘飛行隊（アメリカ海軍）＞：VF-2を参照。

＜第２鮮友丸＞：MS-35（掃海艇）を参照。

＜第２掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1952年11月1日に新編された。1962年3月に一旦解隊された。1999年3月、MSC-666おぎしまが編入された。2001年3月16日、MSC-684なおしまが配備された。8月、MSC-666おぎしまが第42掃海隊に転出した。2009年3月6日、MSC-602やくしまが配備され、MSC-685とよしまが第43掃海隊に移った。4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故による行方不明者捜索に参加。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年4月10日、佐世保市ニミッツパークでアメリカ海軍第７掃海隊と日米親善行事を実施。2013年12月27日、在日米海軍第７機雷戦部隊に手作りの門松を贈呈した。参考：月刊丸1,’10別冊、6,’01、月刊世界の艦船8,’11増刊、MAMOR vol.52、朝雲

　＜第２掃海隊（２００１年度）＞：掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。MSC-665ひめしま、MSC-666おぎしま、MSC-684なおしまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第２掃海隊（２００９年）＞：掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。MSC-686うくしま、MSC-601ひらしま、MSC-602やくしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3、月刊丸1,’10別冊

＜第２掃海隊（２０１０年）＞：掃海隊群隷下で、MSC-601ひらしま、MSC-602やくしま、MSC-603たかしまを配備する。参考：月刊軍事研究9,’10

＜第２掃海隊（２０１５年）＞：掃海隊群隷下で佐世保に置かれている。MSC-601ひらしま、MSC-602やくしま、MSC-603たかしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第２掃海隊（２０２０年）＞：掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。MSC-601ひらしま、MSC-602やくしま、MSC-603たかしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２掃海隊群＞：海上自衛隊の掃海隊群。掃海隊が８個に増え、第１掃海隊群だけでは運用しきれなくなったため、術科能力向上と教育訓練を主任務、第１掃海隊群の業務掃海（実任務）の補完を副次任務とする部隊として1961年9月1日に自衛艦隊隷下に横須賀基地で新編され、旗艦PF-291きり、ARC-481つがる、掃海隊３個・かさど型掃海艇９隻、敷設艇１隻、掃海艦１隻が編入された。1969年3月、第１掃海隊群が自衛艦隊隷下に移ったのに伴い、戦術などの研究開発が主任務となった。1983年2月14-27日、周防灘で対機雷戦協同訓練に参加。1986年12月16日、第17掃海隊が新編された。第46掃海隊が横須賀地方隊隷下に移った。1993年3月16日、第51掃海隊が新編された。2000年3月13日、掃海隊群に改編された。参考：月刊世界の艦船11,’18、2,’87、1,’79増刊、6,’83、10,'15、3,’19、10,’19、8,'21、6,'22、月刊軍事研究10,’13

　＜第２掃海隊群（１９６１年９月）＞：自衛艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。旗艦きり、試航船桑栄、敷設艦つがる、敷設艇えりも、第32掃海隊、第33掃海隊、第34掃海隊からなる。参考：月刊世界の艦船3,’19

　＜第２掃海隊群（１９７８年）＞：自衛艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。第44掃海隊、第46掃海隊、第47掃海隊、直轄艦（MMC-951そうや、ARC-481つがる）を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

　＜第２掃海隊群（１９８０年）＞：自衛艦隊隷下で、司令部は横須賀にある。MMC-951そうや、ARC-481つがる、第44掃海隊、第46掃海隊、第47掃海隊を隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第２総軍＞：日本陸軍の総軍。昭和20年4月に新編され、第15方面軍と第16方面軍を隷下に置き、近畿より西の本土防衛を担当した。総司令官は畑俊六元帥である。参考：太平洋海戦史、月刊丸8,'15別冊

＜第２操縦学校＞：航空自衛隊の教育機関。1954年、臨時松島派遣隊として新編された。1958年8月、静浜基地に第２分校が新編された。1959年6月1日、第13飛行教育団に改編された。参考：静浜基地ホームページ、航空教育集団ホームページ

＜第２対戦車ヘリコプター隊＞：陸上自衛隊の対戦車ヘリコプター隊。1989年3月25日に新編された。2009年度、飛行隊が１個に減らされた。2011年6月23日、岩手県沖を震源とする震度５弱の地震が発生したため、航空機で情報収集を行った。2012年2月29日、場外離着陸場偵察のため離陸したOH-1ヘリが、動力伝達系油温異常を示す注意灯が点灯したため、最寄りの大館能代空港に予防着陸した。八戸駐屯地から派遣された整備要員が故障点検と整備を行い、3月1日に八戸飛行場に戻っている。2014年4月3日0300-1800、チリ地震で発令された津波注意報を受け、情報収集活動を実施。2015年1月、平成26年度航空科統一職種訓練に参加。2月のOH-1事故を受け、OH-1をOH-6Dに戻した。2017年9月5-22日、雷神2017にAH-1S対戦車ヘリ２機で参加。参考：朝雲、月刊JWings7,’13、6,’14、2,’18、月刊航空ファン8,’17、1,’18

＜第２対戦車ヘリコプター隊（２００９年度）＞：東北方面航空隊隷下で、八戸駐屯地に置かれている。本部付隊（OH-1）、第１・第２飛行隊（AH-1S）からなる。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２対戦車ヘリコプター隊（２０２０年）＞：東北方面航空隊隷下で、八戸駐屯地にある。OH-1、AH-1Sを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第二台南海軍航空隊＞：日本海軍航空隊で、台湾にある。飛行機整備教育を行う。参考：陸海軍学校と教育

＜第二鷹取丸＞：飯野商事油槽船Takatori maru No.2。垂線間長51.82m、幅8.84m、深さ3.81m、総トン数522トン、重量トン数592トン。主機は神鋼ヘッセルマン式ディーゼル１基１軸500馬力、航海速力11ノット、最大速力12.309ノット。昭和6年9月22日竣工。国内での石油輸送に使用され、昭和11年度は69航海で35000トン超を運んでいる。昭和12年から日本海軍に度々徴用され、太平洋戦争勃発後も徴用された。昭和19年2月22日、シンガポールからの重油をラバウルで荷揚げ中に空襲を受け、沈没した。参考：月刊世界の艦船4,’16

＜第２玉丸＞：日本海軍特設掃海艇。昭和17年3月5日、SR作戦に参加。3月10日、アメリカ機動部隊の空襲を受けて損傷した。参考：月刊世界の艦船6,’83

＜第二段階０３式中距離地対空誘導弾動力部用特殊工具セット（車体部用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究4,’10

＜第二段階４ＶＡ型エンジン用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究11,’18

＜第二段階８ＶＡ型エンジン用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１０式雪上車用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。大原鉄工所製。参考：月刊軍事研究5,’17

＜第二段階１０式戦車車体用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１０式戦車砲塔用特殊工具セット（指揮・射撃統制装置用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１０式戦車砲塔用特殊工具セット（戦車砲用）＞：自衛隊の機器。日本製鋼所製。参考：月刊軍事研究3,’16

＜第二段階１０式戦車砲塔用特殊工具セット（砲塔用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１１式装軌車回収車特殊工具セット＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１２式地対艦誘導弾発射装置車両用特殊工具セット（車体部用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究2,’16

＜第二段階１６式機動戦闘車車体用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究11,’18

＜第二段階１６式機動戦闘車砲塔用特殊工具セット（射撃統制装置用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究11,’18

＜第二段階１６式機動戦闘車砲塔用特殊工具セット（砲塔用）＞：自衛隊の機器。三菱重工製。参考：月刊軍事研究11,’18

＜第二段階４０ｍｍ自動てき弾銃（水陸両用車（人員輸送型）用）用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。住商エアロシステムが受注している。参考：月刊軍事研究1,’19

＜第二段階８７式対戦車誘導弾発射装置用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。川崎重工製。参考：月刊軍事研究7,’09

＜第二段階８７式対戦車誘導弾発射装置用特殊工具セット（三種別三段階）＞：自衛隊の機器。川崎重工製。参考：月刊軍事研究3,’12

＜第二段階９２式地雷原処理車用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。IHIエアロスペース社製。参考：月刊軍事研究3,’12

＜第二段階９２式地雷原処理車用特殊工具セット（車体部用）＞：自衛隊の機器。日立製作所製。参考：月刊軍事研究8,’09

＜第二段階９２式地雷原処理車用特殊工具セット（発射部用）＞：自衛隊の機器。IHIエアロスペース製。参考：月刊軍事研究9,’09

＜第二段階掩体掘削機用特殊工具セット＞：自衛隊の機器。小松製作所製。参考：月刊軍事研究7,’09

＜第二段階橋体及び架設部用特殊工具セット（０７式機動支援橋用）＞：自衛隊の機器。日立製作所製。参考：月刊軍事研究4,’10

＜第二段階工作用工具セット（三種別三段階）＞：自衛隊の機器。東邦商工が受注している。参考：月刊軍事研究7,’09

＜第二段階施設作業車用特殊工具セット（車体部用）＞：自衛隊の機器。日立製作所製。参考：月刊軍事研究8,’09

＜第二段階施設作業車用特殊工具セット（車体部・制御装置部用）＞：自衛隊の機器。小松製作所製。参考：月刊軍事研究8,’09

＜第二段階車両用工具セット（三類別三段階）＞：自衛隊の機器。東邦商工が受注している。参考：月刊軍事研究9,’09

＜第二段階水陸両用車車体用特殊工具セット（輸入工具）＞：自衛隊の機器。住商エアロシステムが受注している。参考：月刊軍事研究1,’19

＜第二段階水陸両用車銃塔用特殊工具セット（輸入工具）＞：自衛隊の機器。住商エアロシステムが受注している。参考：月刊軍事研究1,’19

＜第二段階溶接セット（三種別三段階）＞：自衛隊の機器。三愛部品または東邦商工が受注している。参考：月刊軍事研究7,’09、1,’11

＜第２地対艦ミサイル連隊＞：陸上自衛隊の地対艦ミサイル連隊。第１特科団隷下で、美唄駐屯地に置かれている。1993年3月、第126特科大隊から改編されて美唄駐屯地で新編された。2011年11月、月形町と災害情報共有協定を締結した。2012年4月11日、美唄市、札幌方面美唄警察署と災害情報共有協定を締結した。9月6-10日、美唄駐屯地と駒ヶ岳演習場で第３中隊訓練検閲を実施。南西諸島での状況を想定して夜間長距離機動後の対艦戦闘準備を行った。2013年12月5日、美唄市内の養護老人ホームを慰問した。2015年10月19日から11月19日まで、鎮西27に参加。2016年7月24-28日、第１特科団の訓練検閲を受閲。400km機動で北海道大演習場に展開し、偵察活動、陣地占領、火力戦闘などを行った。2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2020年1月14-31日、隊員延べ600名が第67回美唄雪んこまつりで使用される滑り台付き大雪像を製作した。4月14日、美幌演習場で連隊戦技競技会（有線）を実施。第３中隊が優勝した。5月15日、第２回連隊戦技競技会の測量競技会（天体観測、慣性測量）を実施。第３中隊が優勝した。5月19-20日、第２回連隊戦技競技会の射統・射撃班競技会を実施。第１中隊が優勝した。8月28日、新隊員教育隊が美唄演習場で総合訓練を実施。2021年1月12日、美唄駐屯地と美唄演習場で訓練始めを実施。参考：朝雲、隊友、第11旅団ホームページ

＜第二千歳基地＞：日本軍の航空基地で、現千歳空港の東4kmくらいの所にあった。昭和20年7月に天雷特攻隊が配備されたが、出撃直前に終戦となった。参考：続日本海軍よもやま物語

＜第２特務艦隊＞：日本海軍が第１次大戦中に連合軍に要請されて編成した艦隊で、地中海方面のシーレーン防護を担当する。大正6年1月11日にイギリスから地中海への駆逐艦派遣要請が出され、一旦は拒否したが、外交・国益や対潜作戦技術習得などを目的に派遣することを決定、2月7日に第２特務艦隊の編成が下令され、2月10日の閣議で派遣が了承された。イギリス海軍の指揮下に入らず共同作戦を行うため、イギリスの要請よりも大規模な２個駆逐隊を送ることとし、司令官は佐藤皐蔵中将、旗艦は二等巡洋艦明石、隷下に第10駆逐隊（梅、楠、桂、楓）と第11駆逐隊（松、榊、杉、柏）を置いた。出発に先立ち、寺内総理大臣は佐藤中将に対し、日英同盟や外国の要求で行かせるのではなく、ドイツの無制限潜水艦戦を阻止するのが正義や人道に基づく世界の大国としての責任上当然の措置であり、無制限潜水艦戦により危機に陥っている連合国を救う事は同盟国としての義務であると共に、連合国が敗れた際に敗戦国として扱われ国益を損なうことを防ぐためである、と派遣の理由を説明している。2月18日、第11駆逐隊が佐世保を出港、艦隊集結地のシンガポールに向かった。最終的な行き先が地中海であることを乗員が知ったのは、出航後のことである。3月11日、艦隊はシンガポールを出撃。4月4日、ポートサイドに到着。イギリス海軍の要請を受け、4月9日から梅と楠がイギリス運送艦護衛任務に就いた。4月12日、梅と楠が任務を終えて地中海のマルタに入港。4月13日、残りの第２特務艦隊所属艦がマルタに到着。現地に到着するまでに行った対潜訓練では、体当たり（衝撃）を主に実施している。到着後、駆逐艦は魚雷兵装と掃海具などを陸揚げし、主砲弾も１門あたり70発に減らして、イギリス海軍から供与されたデプスチャージ（Depth Charge、爆雷のこと）を搭載した。連合国の艦隊司令官と幕僚が出席する会議で、高速の駆逐艦を主力としているため前線に将兵を輸送する船団を護衛することになり、駆逐艦２隻からなる護衛隊を４隊編成し、常に１隊を任務に就け、航路はマルセイユ−マルタ−アレキサンドリアとタラント−アレキサンドリアを主に担当することとなった。イギリス海軍部隊に士官を派遣して対潜戦や対機雷戦の実習を受けており、イギリス海軍は将官や大佐以上に限定された機密資料も惜しまず提示してレクチャーにあたっている。5月4日から対潜護衛任務を開始。護衛任務の際にイギリスの駆逐艦がハイドロホンを引っ張って潜水艦探知を行っているのを目撃したが、まだ開発されたばかりの兵器であり、いまいちピンと来なかったようである。5月4日、松と榊がサヴォナ沖でドイツ潜水艦の雷撃を受け沈没したイギリス客船トランシルヴァニアの救助活動を実施、2866名を救助した。これにより駆逐隊司令以下士官・下士官27名にイギリス国王から勲章が授与されている。5月5日のイギリスからの増派要請を受けて5月15日に増派が決定し、6月に第15駆逐隊（桃型駆逐艦桃、檜、樫、柳）が交代の旗艦出雲と共に出発。6月11日、イギリス海軍からトローラー（対潜艇）２隻の運用を依託され、東京・西京と命名して編入した。1332、駆逐艦榊がアンチキセラ海峡でオーストリア＝ハンガリー帝国海軍潜水艦U27から雷撃を受け、船首楼左舷に１本を被雷、艦首を切断して大破し、艦長以下59名が死亡、22名が負傷した。7月26日夕方、梅と楠が被雷損傷したイギリス商船ムールタンの542人全員を救助した。8月9日、榊が修理を終えて艦隊に復帰。8月14日、出雲と第15駆逐隊がマルタに到着した。10月12日、イギリス海軍からＨ級駆逐艦２隻を提供され、栴壇・橄欖と命名して編入した。年末、イギリス議会で日本海軍への感謝決議が採択された。大正7年2月12日、桃と柳がイギリス駆逐艦１隻と共にフランス輸送船３隻の護衛にあたっていたところ、潜水艦２隻から雷撃を受けた。桃と柳は回避して爆雷を投下、１隻を損傷させている。4月1日、第10・第11・第15駆逐隊が第22・第23・第24駆逐隊に改称された。5月3日、桃と樫がイギリス輸送船２隻を護衛してマルタに向かっていたところ、ボン岬付近で潜水艦の雷撃を受けて輸送船パンクラスが航行不能に陥った。樫は救助作業の後に残る輸送船１隻を護衛してマルタに向かい、桃の乗員はパンクラスを擱座放棄させようとした船長を説得して到着した曳船などと共に救難作業を三日三晩続行、マルタへと入港させることに成功した。6月、第２特務艦隊の戦病没者78名がマルタ島のイギリス海軍墓地内に設置された日本海軍墓地に祀られた。11月16日、旗艦が出雲から巡洋艦日進に交代した。大正8年7月2日、横須賀に帰港。7月20日に解隊された。総護衛任務数348回、護送輸送船延べ788隻（海軍艦艇21隻、輸送船767隻）、護送要員延べ75万名、戦闘行動34回（36回？）、出動率72%（ちなみにイギリスは60%、フランス・イタリアは45%）。戦病死者は78名で、うち73名はマルタ共和国の英連邦戦没者墓地に埋葬されている。ここで得られた船団護送の戦訓は、太平洋戦争ではあまり活かされなかった。2017年、安倍総理大臣がマルタ共和国の第２特務艦隊将兵戦死者墓碑に献花した。在マルタ英国大使、在日イギリス武官も参列している。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊、5,’11、11,’13、9,'15、ペルシャ湾の軍艦旗、MAMOR vol.43、vol.134、月刊丸5,’07

＜第２徳山丸＞：MS-38（掃海艇）を参照。

＜第２特科群＞：陸上自衛隊の特科群。1958年3月（1954年？）、南仙台駐屯地（後の仙台駐屯地）で新編された。1998年3月、第109特科大隊が廃止され、第130特科大隊が新編された。2010年3月25日、廃止行事が行われ、東北方面特科隊に改編された。参考：仙台駐屯地ホームページ、朝雲

＜第二圖南丸＞：日本海軍特設運送船（雑用船）Tonan maru No.2。元は昭和12年8月31日に竣工した日本水産大型鯨工船で、太平洋戦争で海軍に徴用された。垂線間長163m、幅22.5m、深さ17.3m、吃水11.059m、総トン数19262トン、重量トン数22949トン。主機は三連成汽機１基１軸7000馬力、最大速力13.3ノット。太平洋戦争中は重油、真水、軍需品などの補給輸送任務に就いた。昭和19年8月22日、基�驍ｩら門司に向けて航行していたところ、舟山列島東320kmでSS-387ピンタドの雷撃を受け沈没した。参考：月刊世界の艦船11,’17

＜第２南遣艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の艦隊。昭和17年3月10日、第３艦隊から改編されて創設された。司令長官は高橋伊望中将、旗艦は足柄で、スラバヤに司令部を置く。4月10日、南西方面艦隊の隷下に入り、足柄が南西方面艦隊に転出した。主任務は南方軍政である。昭和20年5月、第10方面艦隊に隷下に移った。9月2日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船6,’09、9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

＜第二日新丸＞：大洋捕鯨鯨工船Nisshin maru No.2。垂線間長163.07m、幅22.56m、深さ14.86m、吃水10.521m、総トン数17553トン、重量トン数21989トン。主機は川崎MAN式ディーゼル１基１軸7210馬力、最大速力13.616ノット。昭和12年10月6日竣工。太平洋戦争勃発で海軍に徴用されて運送船（雑用）となった。昭和18年4月17日、石垣島南方50海里で雷撃を受けて損傷（船体が三分して沈没したという説もある）し、基隆に曳航され、11月30日に廃船となった。参考：月刊世界の艦船10,’16

＜第２任務部隊（アメリカ海軍）＞：太平洋艦隊設立と共に隷下に入った。第１戦艦戦隊、第２航空戦隊、第５巡洋艦戦隊、第２水雷戦隊を隷下に置く。戦力は戦艦３隻、CV-6エンタープライズ（CV-5ヨークタウン欠）、重巡４隻、軽巡１隻、駆逐艦母艦２隻、駆逐艦８隻など。参考：歴史群像8,’98

＜第２白ロシア方面軍＞：ソ連陸軍の方面軍。1944年4月24日（12日？）に西部方面軍を分割して新編された。6月23日からバグラチオン作戦に参加。1945年1月14日から東プロシア作戦に参加。2月20日から東ポメラニア作戦に参加。4月20日からポメラニアン作戦に参加。参考：歴史群像6,’10、8,’17、4,’18、激闘　東部戦線(2)

　＜第２白ロシア方面軍（バグラチオン作戦時）＞：司令官はゲオルギー・ザハーロフ大将。隷下に第４航空軍、第33軍、第49軍、第50軍を置く。参考：歴史群像6,’10

＜第２バルト方面軍＞：ソ連陸軍の方面軍。1943年10月20日、西部方面軍とブリャンスク方面軍を併合して新編された。参考：激闘　東部戦線(2)

＜第二播州丸＞：日本海軍特設艦船。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は連合艦隊補給部隊に所属していた。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第二氷川丸＞：日本海軍特設病院船。大元は昭和2年（1927年）に竣工した蘭印王立郵船会社（KPM社）の東南アジア航路用貨客船オプテンノールで、太平洋戦争開戦に伴い蘭印海軍が徴用して病院船となっていたのを、ジャワ島攻略戦で日本軍が偵察行動の疑いで臨検をかけ拿捕し、本土に持ち帰って特設病院船に改造したものである。全長139.2m、全幅18.1m、総トン数5076トン。主機はレンツ式４衝程レシプロ蒸気機関２基２軸6160馬力、速力17ノット。昭和18年4月に運用を開始した時は天応丸という名称だったが、天皇と読みが一緒なのはまずいということで昭和19年4月に第二氷川丸に改称された。昭和20年8月19日未明、舞鶴を出港して若狭湾で自沈した。その後オランダからジュネーブ条約違反の病院船拿捕について追求され、昭和55年に日本政府が賠償を行っている。参考：敷設艦 工作艦 給油艦 病院船

＜第２飛行教育隊＞：航空自衛隊の飛行教育隊で、静浜基地に置かれている。1959年6月1日に新編された。参考：月刊JWings7,’13

＜第２飛行師団＞：日本陸軍の飛行師団。昭和19年12月2日、飛行第18戦隊の一部が隷下に入った。昭和19年後半、第４航空軍の隷下にあった。参考：日本陸軍戦闘機隊、比島決戦

＜第２飛行隊＞：航空自衛隊の飛行隊。1956年8月25日に浜松基地で新編され、航空団（後の第１航空団）隷下となった。使用機はF-86F、主任務は戦闘高等操縦課程訓練である。1957年9月、戦闘基礎操縦課程訓練に任務を変更。1960年4月16日、空中機動研究班が新編された。8月1日、空中機動研究班が特別飛行研究班に改称された。1965年11月20日に解隊された。参考：月刊JWings4,’15、4,’11、月刊航空ファン1,’15

＜第二菱丸＞：日本海軍特設運送船Hishi Maru No.2。元は扇町タンカー所属の小型タンカーである。垂線間長58m、幅10m、深さ4.9m、満載吃水4.29m、総トン数857トン、重量トン数1079トン。主機はディーゼル１基１軸750馬力、航海速力９ノット、最大速力11.622ノット。昭和12年2月1日竣工。太平洋戦争直前に日本海軍に徴用され、特設運送船（給油船）となった。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は連合艦隊補給部隊所属だった。昭和18年8月、会社の合併で三菱石油の所有船となり、更に三菱汽船の所有となった。昭和19年、近海輸送船運航の所有船となった。昭和19年11月9日、マニラからバリクパパンに向かう途中、ミンドロ海峡でSS-255ハッドの雷撃を受け沈没した。参考：月刊世界の艦船4,’14、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第二伏見丸＞：日本の油槽船。総トン数779トン。昭和20年3月5日、南号作戦ヒ八八ｉ船団の一員としてシンガポールを出港。3月20日、ニャンチャン沿岸でB-25の攻撃を受けて沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第２炮兵部隊＞：中国軍の独立兵種Peaple’s Liberation Army Second Artillery Force（PLA SAF）。戦略・戦域・戦術弾道ミサイル（ICBM、MRBM、SRBM）を麾下に置く戦略ミサイル部隊で、宇宙開発も担当しており、陸軍第802砲兵営をベースにソ連の戦略ロケット軍に倣って1966年7月1日に戦略核ミサイル部隊として創設されたが、存在を公にしたのは1984年である。司令部は北京市海淀区清河海道に置かれた。戦闘序列は指導機関−発射基地（軍クラス）−発射旅で、核ミサイルは中央軍事委員会に運用権がある。1971年5月、東風３型シリーズを配備。1980年、東風４型の運用を開始。1981年、東風５型を配備。1987年、東風21型を配備。1990年代には通常弾頭装備弾道ミサイルの比率が増えたが、こちらも中央軍事委員会が一元管理するのか、前線部隊にも運用権があるのかは不明である。1990年、東風15型を配備。1999年、東風31型を配備。2011年、東風16型を配備。2012年、東風25型を配備。2014年、東風26型を配備。2015年12月31日、中国人民解放軍火箭軍に改編された。参考：月刊軍事研究11,’10、7,’02、5,’16、歴史群像4,’11

　＜第２炮兵（１９８９年）＞：兵力９万名。師団6-7個からなる。東風５型２基、東風４型６基、東風３型60基を配備する。参考：ミリタリー・バランス1989-1990

　＜第２炮兵（１９９５年）＞：兵力10万名。戦略弾道ミサイル100基を運用する。参考：月刊軍事研究4,’97

　＜第２炮兵（２０１０年）＞：兵力9-22万名。総司令部は清河鎮にある。実戦部隊の基地は第51-56基地の６カ所で、計28個程度の導弾旅（弾道ミサイル旅団）が配備されているとみられる。他に第20基地、第27基地といったミサイル試射・商業衛星打ち上げ基地や、訓練基地がある。参考：月刊軍事研究11,’10

　＜第２炮兵（２０１２年）＞：兵力はミサイル部隊50000名、工程兵（建設工兵）20000名、後方部隊20000名、技術装備部隊17000名、訓練研究部門10000名、防化兵5000名、通信兵5000名の計130000名で、ICBM75発、IRBM20発、MRBM100発、SRBM1200発、巡航ミサイル500発を装備する。隷下に６箇所のミサイル基地があり、トップは司令員（少将）。遼寧省瀋陽の第51基地（96101部隊）隷下には第806旅団（96111部隊、陝西省韓城。東風31A配備）、第810旅団（96113部隊、遼寧省大連。東風3A配備）、第816旅団（96115部隊、吉林省通化。東風21C配備）、第822旅団（96117部隊。山東省莱蕪。東風21C配備）、96119部隊（東風21配備）が置かれている。安徽省黄山の第52基地（96151部隊）隷下には第807旅団（96161部隊、安徽省池州。東風21C配備）、第811旅団（96163部隊、安徽省祁門。東風21C配備）、第815旅団（96165部隊、江西省楽平。東風15C配備）、第817旅団（96167部隊、福建省永安。東風15B配備）、第818旅団（96169部隊、広東州梅州。東風11A配備）、第819旅団（96162部隊、江西省贛州。東風15配備）、第820旅団（96164部隊、浙江省金華。東風15配備）、96166部隊（東風21配備）が置かれている。雲南省昆明の第53基地（96201部隊）隷下には第802旅団（96211部隊、雲南省建水。東風21配備）、第808旅団（96213部隊、雲南省楚雄。東風21配備）、第821旅団（96215部隊、江西省柳州。DH-10配備）、第822旅団（96217部隊、貴州省清鎮。DH-10配備）、第825旅団（96219部隊。広東省清遠。東風21D配備）が置かれている。河南省洛陽の第54基地（96251部隊）隷下には第801旅団（96261部隊、河南省霊宝。東風5A配備）、第804旅団（96263部隊、河南省欒川。東風5A配備）、第813旅団（96265部隊、河南省南陽。東風31A配備）が置かれている。河南省懐化の第55基地（96301部隊）隷下には第803旅団（96311部隊、河南省靖州。東風5A配備）、第805旅団（96313部隊、河南省通道。東風４配備）、第814旅団（96315部隊、河南省会同。東風４配備）、第824旅団（96317部隊、河南省洞口。DH-10配備）が置かれている。青海省西寧の第56基地（96351部隊）隷下には第809旅団（96361部隊、青海省大通。東風21A配備）、第812旅団（96363部隊、甘粛省天水。東風31A配備）、第823旅団（96365部隊、新疆コルラ。東風21配備）が置かれている。参考：月刊軍事研究10,’13

　＜第２炮兵（２０１５年）＞：現役兵力100000名強。DF-4旅団１個、DF-5A旅団２個、DF-5B旅団１個、DF-31旅団１個、DF-31A旅団２個、DF-26旅団１個、DF-16旅団１個、DF-21旅団１個、DF-21A旅団５個、DF-21C旅団３個、DF-21D旅団２個、DF-11A旅団４個、DF-15B旅団３個、DH-10旅団２個、訓練旅団２個からなる。DF-4を10基、DF-5Aを20基、DF-31を８基、DF-31Aを24基、DF-26を16基、DF-16を12基、DF-21/-21Aを80基、DF-21Cを36基、DF-21Dを18基、DF-11Aを108基、DF-15Bを81基、DH-10を54基保有する。参考：THE MILITARY BALANCE 2016

＜第２方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和18年11月末、司令部が満州からアンボンに移動し、第２軍、第19軍、第７飛行師団が隷下に入った。昭和19年3月25日、第18軍と第４航空軍が隷下に入った。6月、第18軍が南方軍直轄となった。10月下旬、海軍に代わってセレベスの防備統一指揮を執る事となった。参考：太平洋海戦史

　＜第２方面軍（昭和１９年後半）＞：南方軍隷下で、司令部はセレベスにある。第２軍、第19軍、第32師団、独立混成第57旅団、海上機動第２旅団を隷下に置く。参考：比島決戦

＜第２補給処＞：航空自衛隊の補給処で、航空機部品や航空機用エンジン部品の補給を担当する。1956年11月15日、臨時岐阜補給隊として岐阜基地で創設され、1958年1月10日に第２補給処に改編された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2013年8月1日、隷下に十条支処が新編された。2014年5月21日、業務部施設課消防班が、飛行開発実験団の支援を受け、岐阜基地エプロン地区でC-1輸送機とF-15J戦闘機の搭乗員救出訓練を実施。2015年5月29日、資材計画部が創設50周年記念行事を実施。2018年1月19日、岐阜県国民保護共同図上訓練に参加。参考：月刊軍事研究7,’11、MAMOR vol.52、月刊JWings8,’14、補給本部ホームページ、朝雲

＜第２補給処（２０１０年）＞：補給本部隷下で、岐阜基地に置かれている。隷下に小牧支所（小牧。F-4EJが保管されている）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２補給処（２０１５年）＞：補給本部の隷下で、岐阜基地に置かれている。十条支処を隷下に置く。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２補給処十条支処＞：航空自衛隊の補給支処。十条基地に置かれている。2013年8月1日、第１補給処東京支処から改編されて創設された。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：補給本部ホームページ、月刊JWings8,’14、MAMOR vol.155

＜第２歩兵師団（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍の歩兵師団。1992年7月、米韓連合野戦軍の解隊に伴い、司令部が東豆川のキャンプ・ケーシーから議政府のキャンプ・レッド・クラウドに移駐した。2000年5月、第３旅団がアメリカ陸軍初のストライカー旅団戦闘団に改編された。2003年11月から2004年11月、第３ストライカー旅団戦闘団がイラク戦争に参加。2004年8月、第２ストライカー旅団戦闘団がイラクに派遣され、派遣終了後はアメリカ本土のフォート・カーソンに移駐した。2005年、第１旅団戦闘団を第１重旅団戦闘団（東豆川のキャンプ・ケーシー）に、司令部付砲兵部隊を火力旅団（東豆川のキャンプ・フーベー）に改編し、第６騎兵師団を解隊、第17航空旅団と第６騎兵師団第３攻撃ヘリ大隊を第２戦闘航空旅団（キャンプ・ハンフリー）に再編した。2006年6月から2007年9月、第３ストライカー旅団戦闘団がイラクに派遣された。2009年9月、第３ストライカー旅団戦闘団がイラクに派遣された。2011年12月、第３ストライカー旅団戦闘団がアフガニスタンに派遣された。2013年10月、第２戦闘航空旅団隷下に攻撃偵察飛行隊（攻撃ヘリ・偵察ヘリ装備）がアメリカ本土から９ヶ月ローテーションで配備されるようになった。2015年6月、第１機甲旅団戦闘団が解隊され、機甲旅団戦闘団がアメリカ本土からの９ヶ月ローテーション配備になった。2021年12月1-15日、雷神2021に第２ストライカー旅団戦闘団第1-17歩兵大隊が参加。参考：月刊軍事研究8,’13、10,’18、月刊JWings2,’22

　＜第２歩兵師団（１９９８年）＞：在韓米陸軍第８軍隷下で、司令部は議政府のキャンプ・レッド・クラウドにある。第１旅団、第２旅団、第３旅団（ワシントン州フォート・ルイス）、師団砲兵連隊（MLRS）、第５高射砲連隊第５大隊（PAC-2）、航空旅団、工兵旅団、師団支援コマンド、第122通信大隊、第102軍事情報大隊からなる。参考：月刊軍事研究6,’16

　＜第２歩兵師団（２０１３年）＞：太平洋陸軍隷下の常備モジュラー師団で、韓国に前方展開している。司令部／司令部付大隊、第１機甲旅団戦闘団、第２ストライカー旅団戦闘団、第３ストライカー旅団戦闘団、第４ストライカー旅団戦闘団、第２戦闘航空旅団、第210砲兵旅団を隷下に置く。第2-4ストライカー旅団戦闘団はワシントン州フォート・ルイスに置かれている。参考：月刊軍事研究8,’13、8,’16

　＜第２歩兵師団（２０１６年）＞：在韓米陸軍第８軍隷下で、司令部は議政府に置かれている。司令部／司令部管理大隊、東豆川キャンプ・フーベーにローテーション配備される機甲旅団戦闘団１個、第２戦闘航空旅団（平沢のキャンプ・ハンフリー。第602航空支援大隊、第２航空連隊第４空中偵察大隊、第２航空連隊第２大隊、第３全般支援航空大隊、攻撃偵察飛行隊）、第２継戦旅団、第210野戦砲兵旅団（東豆川のキャンプ・ケーシー。第70旅団支援大隊、第36野戦砲兵連隊第１大隊、第37野戦砲兵連隊第６大隊、第52防空砲兵連隊第６大隊Ｅ中隊、国連軍警備大隊−統合警備地域）、第23化学大隊（議政府のキャンプ・スタンレイ）からなる。参考：月刊軍事研究8,’16

＜第２ミサイル艇隊＞：海上自衛隊のミサイル艇隊。2002年3月、舞鶴地方隊舞鶴警備隊隷下に創設され、ミサイル艇２隻が配備された。2008年6月6日、PG-825わかたかが第１ミサイル艇隊に転出した。2009年10月31日、舞鶴市の海岸通りにある公園周辺で清掃奉仕を実施。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年5月12-16日、PG-824はやぶさとPG-828うみたかが舞鶴で初の３個ミサイル艇隊合同隊訓練に参加。2013年5月21日、PG-824はやぶさが若狭湾でミサイル艇隊合同訓練に参加。参考：月刊世界の艦船6,’01、8,’13、月刊丸7,’14、朝雲、MAMOR vol.52

＜第２ミサイル艇隊（２０１０年）＞：舞鶴警備隊隷下で、PG-824はやぶさ、PG-828うみたかを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第２ミサイル艇隊（２０１５年）＞：舞鶴警備隊隷下で、PG-824はやぶさ、PG-828うみたかを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第２ミサイル艇隊（２０２０年）＞：舞鶴警備隊隷下で、PG-824はやぶさ、PG-828うみたかを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第２輸送航空隊＞：航空自衛隊の輸送航空隊。輸送航空団入間航空隊がベースで、1978年3月31日、輸送航空団隷下に入間基地で新編され、第402飛行隊を隷下に置いた。1989年3月16日、輸送航空団解隊に伴い、航空支援集団の隷下に入った。2003年7月、PKO法に基づくイラク被災民などへの救援物資輸送のため、U-4多用途機１機をヨルダンに派遣した。2009年6月13-21日、ゴラン高原PKO部隊に物資を輸送するため、U-4多用途機１機をイスラエルに派遣した。11月28日から12月6日まで、ゴラン高原PKO部隊に物資を輸送するため、U-4多用途機１機をイスラエルに派遣。2010年1月10日、U-4多用途機に官房長官を乗せて那覇基地を離陸し、普天間飛行場代替移設先の下地島や伊江島などの上空を視察飛行した。2月23日1401頃、福岡空港から那覇空港に向かっていたC-1輸送機で、右エンジンの異常を示す警報が点灯したため、博多湾上空から福岡空港に引き返し、1416に緊急着陸した。乗員・隊員計35名は全員無事だった。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月12日2333、災害派遣医療チーム（DMAT）８名を羽田から福島まで輸送した。3月14日、救援物資を輸送。2034、食糧600箱を新潟に輸送した。3月15日、C-1により消火バケットを名古屋から百里基地に輸送した。3月17日1132、C-1で防護マスクやガスフィルターなど救援物資3.9トンを花巻に輸送。福島へも救援物資を輸送した。3月18日0756、C-1で松島、福島、花巻に救援物資を輸送。3月19日1047、C-1により入間／岐阜／福島から花巻／福島／松島に支援物資を輸送した。3月20日0840、C-1で松島に救援物資を輸送。3月21日1321、C-1で花巻や松島などに救援物資を輸送。3月22日1107、C-1で花巻に救援物資を輸送。3月23日0944、C-1で救援物資を松島に輸送。3月24日0753、C-1で救援物資を松島に輸送。3月25日0742、C-1で救援物資を松島に輸送。3月26日1243、C-1で救援物資を松島と花巻に輸送。3月27日0951、C-1で入間／福岡／千歳／小牧から花巻／松島まで救援物資を輸送した。3月28日1045、C-1で救援物資を松島に輸送した。3月29日1015、C-1で救援物資を花巻と松島に輸送した。3月30日1006、C-1で救援物資を松島に輸送。3月31日1003、C-1で救援物資を三沢と花巻に輸送。4月1日1144、C-1で救援物資を福岡から松島に輸送。4月2日1020、救援物資を松島と三沢に輸送。4月3日1153、救援物資を花巻と松島に輸送。4月27日、天皇皇后両陛下の宮城県訪問をU-4多用途機で支援し、羽田空港から松島基地まで飛行した。5月6日、天皇皇后両陛下の岩手県訪問をU-4多用途機で支援し、羽田空港から花巻空港まで飛行した。8月8日、ゴラン高原PKO部隊に物資を届けるため、U-4多用途機１機をイスラエルに派遣した。2012年6月16-17日、空自浜松広報館でC-1を地上展示した。2013年2月2日、U-4多用途機に安倍総理を乗せて羽田空港から沖縄まで飛行した。9月23-28日、U-4多用途機で国外訓練飛行を実施。入間基地を離陸し、那覇、チェンマイ、チェンナイ、バヤレバ、那覇を経由して入間に戻った。10月16日から11月8日、伊豆大島で台風26号豪雨の災害派遣に参加。2014年1月17日、伊豆大島災害派遣で消防庁長官から感謝状が贈呈された。2016年3月13-20日、U-4による国外運航訓練（入間−ラオス・ビエンチャン−インド・デリー−ミャンマー・ヤンゴン−那覇−入間）を実施。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。2017年12月12-16日、U-4による国外運航訓練（入間−那覇−コタキナバル−ダナン−那覇−入間）を実施。12月14日にはダナン国際空港でベトナム防空航空軍第372航空師団と防衛交流を行った。2018年2月、飛行点検隊と合同で上級空曹集合訓練に参加。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。11月30日、入間基地で創設60周年記念式典を実施。2019年3月17-21日、U-4多用途支援機１機と隊員10名が国外運航訓練とスリランカ空軍との部隊間交流に参加。ベトナムのタンソンニャット国際空港、スリランカのマッタラ・ラージャパクサ国際空港、ブルネイのブルネイ国際空港に寄航した。7月22-25日、国外運航訓練に参加。C-1輸送機と副司令以下隊員20名がフィリピンのクラーク国際空港とセブのベニト・エブエン空軍基地に寄航し、後者でフィリピン空軍輸送集団及び第220輸送飛行隊などと部隊間交流を行った。8月28日に発生した佐賀県豪雨の災害派遣に参加。10月9-12日、U-4多用途支援機と隊員10名が国外運航訓練を実施。パラオ共和国ロマン・トメトゥチェル国際空港とミクロネシア連邦ポンペイ国際空港に寄航し、日パラオ外交関係樹立25周年記念式典に参加、外務省の依頼でミクロネシア連邦に寄付物資（車いす）を輸送した。11月30日、入間基地で創設60周年記念式典を実施。2019年5月18-20日、鹿児島県屋久島で大雨により孤立した登山者などの救助に係る災害派遣に参加。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2020年8月8日、河野防衛大臣をC-1で与那国空港から宮古空港に輸送した。8月9日、河野防衛大臣をC-1で宮古空港から入間基地に輸送した。8月24-28日、北海道周辺で行われた在日米空軍との共同訓練（米軍再編に係る航空機移転訓練）にC-1輸送機１機で参加。

2021年3月3日、アジア太平洋方面に於ける航空路と地域特性把握及び国際緊急援助活動などの任務遂行能力向上のため、国外運航訓練に参加し、U-4多用途支援機１機と隊員10名がベトナムのタンソンニャット国際空港を目的地とする運航訓練を行った。9月27-30日、令和3年度国外運航訓練を実施。C-2輸送機１機と隊員20名がベトナムのノイバイ国際空港とマレーシアのクアラルンプール国際空港に寄港した。10月28日、C-1輸送機１機が那覇市北西の東シナ海上空で日米共同訓練に参加。12月4日、築城基地で行われた募集広報の日に協力し、C-2輸送機体験搭乗を行った。2022年1月18-19日、C-1輸送機１機が那覇南東の太平洋上で日米共同訓練に参加。1月19日から3月4日、コープ・ノース・グアム22に参加。5月1日、ウクライナ被災民救援国際平和業務でウクライナ被災民救援空輸隊C-2輸送機１機が入間基地を離陸。7月11-22日、C-2輸送機１機と隊員15名をエア・タトゥーに派遣し、地上展示を行った。2023年1月12-13日、令和4年度第２輸送航空隊国外運航訓練に参加。人員10名とU-4多用途支援機１機が、パラオ国際空港とフィリピンのニノイ・アキノ国際空港に運航した。1月23日から3月4日、コープ・ノース・グアム23に参加。2月16日から3月12日、アイアンフィスト23に参加。2月28日から3月5日、C-2輸送機１機、運航要員33名、部隊間交流（和太鼓演舞）要員14名が、オーストラリアのアバロン空港で国際航空ショーAVALON2023に参加。7月26-29日、新田原基地・同周辺空域・関東周辺空域で日仏共同訓練に参加。C-2輸送機１機が、第５航空団F-15戦闘機３機、第８航空団F-2戦闘機２機、第１輸送航空隊KC-767空中給油輸送機１機、中部航空警戒管制団、西部航空警戒管制団と共に、フランス空軍第４航空団第１・第２飛行隊ラファール戦闘機２機、第31航空団第１飛行隊A330-200MRTT空中給油輸送機１機、第61航空団第１飛行隊A400M輸送機１機と、各種戦術訓練を行った。8月21日から9月2日、アンダーセン空軍基地とオーストラリアのティンダル空軍基地・ダーウィン空軍基地で、F-35A戦闘機のアメリカ・オーストラリアへの機動展開訓練に参加。C-2輸送機１機が、第３航空団F-35A戦闘機４機、第１輸送航空隊C-130H輸送機１機・KC-767空中給油輸送機１機、第３輸送航空隊C-2輸送機１機と、長距離航法及び空中給油訓練を行った。

参考：MAMOR vol.52、vol.151、vol.155、月刊航空ファン6,’11、1,’15、6,'16、7,’16、2,’19、10,’19、月刊丸9,’03、月刊JWings1,’14、8,’14、2,’18、2,’19、6,’19、10,’19、11,’19、1,’20、5,'21、11,'21、1,'22、4,'22、10,'22、3,'23、4,'23、6,'23、10,'23、11,'23、朝雲、木更津分屯基地ホームページ

＜第２輸送航空隊（２００７年度）＞：航空支援集団隷下で、ホームベースは入間基地。隷下に第402飛行隊を置く。参考：月刊JWings6,’07

　＜第２輸送航空隊（２０１０年）＞：航空支援集団隷下で、入間基地に置かれている。隷下に第402飛行隊（C-1、U-4）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第２輸送航空隊（２０１５年）＞：航空支援集団隷下で、入間基地に置かれている。隷下に第402飛行隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’16、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

　＜第２輸送航空隊（２０２０年）＞：航空支援集団隷下で、入間基地にある。第402飛行隊を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第二養老丸＞：日本陸軍輸送船Yoro maru No.2。大元は大正7年7月竣工の日下部汽船貨物船で、昭和14年に日本郵船に移籍し、太平洋戦争で陸軍に徴用された。垂線間長82.91m、幅12.19m、深さ7.35m、満載吃水6.2m、総トン数2220トン、重量トン数3636トン。主機は三連成レシプロ蒸気機関１基、出力1150馬力、１軸推進、航海速力８ノット、最大速力10ノット。昭和20年5月31日、韓国・北支方面の輸送任務中に北九州部崎南東で触雷して擱座した。戦後にサルベージされている。1950年11月28日、低性能船舶買入法に基づいて運輸省が購入し、その後解体された。参考：月刊世界の艦船8,’20

＜第２陸曹教育隊＞：陸上自衛隊の陸曹教育隊。東北方面混成団隷下で、仙台駐屯地に置かれている。2019年7月23日から9月11日、東北方面管区の二等陸曹54名に陸曹中級課程教育を実施。2020年3月19日、陸曹基礎英語課程の通訳実習を実施。7月1日と14日、基幹要員が東根射場などで東北方面混成団の射撃指導者集合訓練に参加。参考：朝雲

＜第二龍虎隊＞：龍虎隊を参照。

＜第２列島線＞：列島線を参照。

＜第２連合航空隊＞：日本海軍の連合航空隊で、中支を担当する。昭和13年8月上旬、高雄海軍航空隊が隷下に入った。8月下旬、高雄海軍航空隊が隷下を外れた。昭和14年4月、重慶爆撃を行う事になり、第３連合航空隊隷下の第14航空隊を一時的に隷下に入れた。5月2日、重慶を爆撃する予定だったが、悪天候で延期した。5月3日、第13航空隊九六式陸攻18機と第14航空隊九六式陸攻27機がそれぞれ25番陸用爆弾２発、九七式六番陸用爆弾２発、九八式七番六号爆弾２発を積んで1115から漢口飛行場を出撃、重慶に向かった。1500頃から爆撃を行い、1755に帰投。I-15/I-16戦闘機30機の迎撃を受け、第14航空隊の２機が撃墜されて14名が戦死し、残る43機のうち34機が1-19発を被弾、１名が戦死して10名が戦傷を負った。重慶では36箇所が爆撃を受けて1023人が死傷し、19の町が廃墟と化し、41の町で火災が発生した。重慶初の大規模空襲だったため、空襲警報発令後に退避せず空戦を眺めていた市民が多かったらしい。5月4日、第13航空隊九六式陸攻９機と第14航空隊九六式陸攻18機が1635に漢口飛行場を出撃し、重慶に向かった。途中で時間調整し、2036に重慶上空に入って高度3500mから薄暮爆撃を実施。中国軍戦闘機は陸攻離陸直後の通報で迎撃態勢に入ったため、この時は燃料補給で大半が地上に降りており、I-16戦闘機４機でしか対応できず、陸攻に損害は無く2325に漢口に帰投した。重慶では死傷者5291人、焼失家屋846棟222軒の被害が出ている。11月下旬、陸攻隊が運城に移動。12月24日、司令部が運城に移動。12月26-28日、陸海軍協同蘭州爆撃作戦の百号作戦に参加。昭和15年1月24日、成都・蘭州攻撃の戦果により支那方面艦隊司令長官から感状を授与された。5月18日から百一号作戦に参加（第12航空隊、第13航空隊、第14航空隊、第15航空隊）。9月5日、百一号作戦終了に伴い第15航空隊が原隊に復帰した。9月12日、第13航空隊九六式陸攻27機と第12航空隊零戦13機で李家花園を爆撃。9月13日、第12・第13航空隊で第35回重慶爆撃を実施。10月1日、隷下に美幌航空隊が新編された。11月15日、隷下に元山航空隊が新編された。昭和16年1月15日、第22航空戦隊に改編された。参考：月刊航空ファン7,’17、9,’17、11,’17、1,’18、3,’18、6,’18

＜第２．５世代対戦車ミサイル＞：対戦車ミサイルを参照。

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