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＜第１０艦隊（アメリカ海軍）＞：アメリカ海軍の艦隊。第２次大戦時に対潜水艦作戦を担当する部隊として創設された。要員は50名くらいで、実戦部隊は配備されず、作戦中枢の役目を果たしている。1945年に廃止された。2010年1月、情報戦やサイバー戦、暗号、宇宙戦を担当する部隊として、サイバー軍USCYBERCOM隷下にメリーランド州フォート・ミードで編成された。司令部要員は130名で、将来的には200名に増やす。参考：月刊世界の艦船3,’12

　＜第１０艦隊（アメリカ海軍、２０１３年）＞：アメリカ海軍のサイバー戦部隊で、アメリカ艦隊サイバーコマンド（United States Fleet Cyber Command）ともいう。サイバー軍USCYBERCOM隷下で、司令部はメリーランド州フォート・ミードにある。隷下に海軍ネットワーク戦コマンド（ヴァージニア州リトル・クリーク。海軍情報作戦コマンドや海軍情報作戦分遣隊を展開する）、海軍コンピュータ・遠隔通信地域マスター・ステーション太平洋（ハワイ州ワヒアワ）、海軍コンピュータ・遠隔通信地域マスター・ステーション大西洋（ノーフォーク）を置き、艦船は１隻も保有しない。参考：月刊軍事研究5,’13

＜第１０機甲師団（イギリス）＞：イギリス陸軍機甲師団。1941年8月1日、中東方面軍で第１騎兵師団を改編してヨルダンで創設された。基幹戦力は１個機甲旅団で、10月9日以降にもう１個の機甲旅団と１個騎兵連隊（装甲車偵察）が隷属された。11月22日、エジプトに移動。1942年3月27日、改編が実施され、１個機甲旅団と１個自動車化旅団が隷属された。8月30日にも改編され、１個機甲旅団と１個自動車化旅団、１個義勇騎兵連隊（装甲車偵察）が隷属された。8月30日から9月7日、アラム・ハルファ高地の戦闘に参加。10月23日から11月4日、第８機甲師団から２個機甲旅団と１個自動車化歩兵旅団の増援を受けてエル・アラメイン会戦に参加。11月22日、基幹戦力を１個機甲旅団のみとして予備戦力となり、エジプトに移動。1943年3月1日、１個機甲旅団、１個近衛自動車化旅団、１個騎馬連隊（装甲車偵察）を隷属してヨルダン戦域に移動。10月3日、基幹戦力を１個機甲旅団のみとして予備に回り、エジプトに移動。1944年3月1日、２個機甲旅団と１個軽騎兵連隊が配属となり、イギリスエジプト派遣軍司令部の隷属となった。6月15日、エジプトで解隊。参考：月刊グランドパワー1,’01

＜第１０機甲師団（ドイツ国防軍）＞：ドイツ国防軍の機甲師団で、1939年4月1日に新編された。第２次大戦勃発で白作戦、黄作戦、バルバロッサ作戦、タイフーン作戦に参加。1942年4月、フランスで再編成に着手。連合軍の北アフリカ上陸を受けて南フランス占領を支援した後、イタリアに移り、11月にナポリからチュニジアに展開した。参考：月刊軍事研究11,’14

＜第十共栄丸＞：1TS型戦時標準油槽船。総トン数1041トン。第十南進丸、第三弥栄丸、第八弥栄丸、第六共栄丸、第十南興丸と共にボルネオ島ミリから石油還送（計16500キロリットル）を行うことになり、昭和20年1月4日に護衛の海防艦１隻・駆潜艇５隻と共に高雄を出港した。1月6日、ルソン島ボヘヤドール岬沖でアメリカ艦上機（第１波30機・第２波130機）の攻撃を受けて沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第１０駆逐艦＞：朝顔を参照。

＜第１０駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正6年2月7日、第２特務艦隊の隷下に入った（梅、楠、桂、楓）。3月11日、シンガポールを出撃して地中海に向かい、海上護衛作戦を行った。7月4日、楓と桂がイギリス軽巡ウェイマスをマルタから護衛してイタリアのブリンディジに入港。7月6日、楓と桂がブリンディジを出港し、タラントに向かった。昭和7年4月1日、第22駆逐隊に改称された。昭和16年12月5日、夕雲が編入された。昭和17年4月10日、秋雲が編入された。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（秋雲、夕雲、巻雲、風雲）。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（風雲、夕雲、巻雲、秋雲）。10月26日、南太平洋海戦に参加（風雲、夕雲、巻雲、秋雲）。昭和18年2月1日、イサベル島沖海戦に参加（風雲、巻雲、夕雲、秋雲）。10月6日、ベラ・ラベラ島沖夜戦に参加（風雲、夕雲）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊丸4,’99、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

　＜第１０駆逐隊（昭和９年）＞：第２水雷戦隊隷下で、駆逐艦狭霧、漣、暁を配備する。参考：帝国陸海軍事典

＜第１０軍（アメリカ軍）＞：1944年6月20日、テキサス州ヒューストンで新編され、その後ハワイに移った。当初は台湾上陸作戦に投入する予定だったが、10月3日に沖縄戦へと変更され、そちらを担当することになった。7月、サイモン・バックナー中将が司令官に就任。1945年4月1日から沖縄戦に参加。参考：歴史群像8,’17

＜第１０航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空艦隊。捷一号作戦で第１・第２航空艦隊が壊滅し、残る第３・第５航空艦隊と第11航空戦隊では本土防衛もままならないため、練習航空隊戦力をかき集めて昭和20年3月1日に新編された。司令長官は前田稔中将で、特攻作戦を担当し、4月末を目途に昼夜間作戦の訓練に入った。9月2日に解隊された。参考：太平洋海戦史、日本海軍艦隊総覧、第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第１０航空軍（２０１５年）＞：アメリカ空軍予備役コマンド隷下で、フォートワース統合基地にある。第44戦闘航空群（F-22A）、第301戦闘航空団（F-16C/D）、第307爆撃航空団（B-52H）、第419戦闘航空団（F-16CM/DM）、第442戦闘航空団（A-10C）、第477戦闘航空群（F-22A）、第482戦闘航空団（F-16C/D）、第513空中管制航空群（E-3B/C/G）、第919特殊作戦航空団（C-145A、DHC-6、Mi-17）、第920救難航空団（HC-130N/P、WC-130H、HH-60G）、第926航空団（MQ-1B、MQ-9A）、第940航空団（RQ-4B）、第943救難航空群（HH-60G）、第944戦闘航空団（F-16C/D）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第１０号駆逐艦＞：朝顔を参照。

＜第１０高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。2015年11月18日、MDAAのジャパン・ミサイル・ディフェンダー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2017年10月31日、PAC-3機動展開訓練に隊員30名と車両10両（発射機、レーダー、射撃管制装置など）で参加し、千歳基地から襟裳分屯基地に展開した。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings1,’18、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第１０高射隊（２０１５年）＞：第３高射群隷下で、千歳基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１０護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1984年3月30日に解隊され、DD-109はるさめは第３護衛隊群直轄艦、DD-107むらさめとDD-108ゆうだちは特務艦になった。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１０護衛隊（１９６１年９月１日）＞：第２護衛隊群隷下で、司令部は舞鶴にある。DD-107むらさめ、DD-108ゆうだち、DD-109はるさめを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１０護衛隊（１９７１年２月１日）＞：第３護衛隊群隷下で、司令部は舞鶴にある。DD-107むらさめ、DD-108ゆうだち、DD-109はるさめを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１０護衛隊（１９７８年）＞：第３護衛隊群隷下で、司令部は舞鶴にある。DD-107むらさめ、DD-108ゆうだち、DD-109はるさめが配備された。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第１０混成団＞：陸上自衛隊の混成団。1958年6月10日に新編され、団本部を久居駐屯地に置いた。警備地区は東海・北陸６県である。1959年6月、団本部、武器隊、通信隊、補給隊、衛生隊が久居駐屯地から、第14普通科連隊第２大隊が金沢駐屯地から守山駐屯地に移動した。9月、伊勢湾台風の災害派遣に参加。1962年1月18日、第10師団に改編された。参考：第10師団ホームページ、日本の防衛戦力Part1

＜第１０山岳師団＞：アメリカ陸軍の師団。アメリカ初の山岳部隊で、第２次大戦時はアメリカ唯一の山岳部隊でもあった。1943年7月13日に第10軽師団として創設され、登山家、スキー選手、冬季スポーツインストラクターなどで構成されており、初陣は1945年のイタリア戦線だった。1985年2月13日、第10山岳師団（軽歩兵）としてフォート・ドラムで再編成された。1992年12月、ソマリアに派遣されてレストア・ホープ作戦に参加。1994年9月、ハイチに派遣されてアップホールド・デモクラシー作戦に参加。参考：月刊軍事研究11,’16、コンバット・バイブル２

　＜第１０山岳師団（２０１３年）＞：第18空挺軍団隷下で、司令部はニューヨーク州フォート・ドラムにある。隷下に第１歩兵旅団戦闘団、第２歩兵旅団戦闘団、第３歩兵旅団戦闘団、第４歩兵旅団戦闘団、第10山岳師団戦闘航空旅団、第10継戦旅団を置く。参考：月刊軍事研究7,’12

　＜第１０山岳師団（２０１５年）＞：第18空挺軍団隷下で、司令部はニューヨーク州フォート・ドラムにある。兵力15000名。司令部／司令部付大隊（大隊司令部／司令部付中隊、司令部支援中隊、情報支援中隊、師団通信中隊、音楽隊）、第１歩兵旅団戦闘団、第２歩兵旅団戦闘団、第３歩兵旅団戦闘団、第10山岳師団戦闘航空旅団（AH-64航空大隊（攻撃）１個24機、UH-60L航空大隊（強襲）１個30機、UH-60L/HH-60/CH-47F航空大隊（GSAB）１個32機、OH-58D騎兵大隊１個30機、第277航空支援大隊）、第10山岳師団砲兵（本部）、第10山岳師団継戦旅団（第10特別部隊大隊、第91憲兵大隊、第548戦闘継戦支援大隊）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究11,’16、5,’16

＜第１０施設群＞：陸上自衛隊の施設群。第２施設団隷下で、船岡駐屯地に置かれている。1998年3月26日、第303坑道中隊が新編された。2010年3月25日、第303坑道中隊が解隊された。2012年5月28日から6月12日、第２施設団の訓練検閲を受けた。2016年1月7-8日、第387施設中隊が訓練始め（スキー訓練）を実施。9月29日、宮城県蔵王山で行方不明になった男性の捜索に参加。2018年7月13日、岩手駐屯地で開催された平成30年度市町村自衛官等募集事務主管課長等会議に協力し、81式自走架柱橋の架設手順を展示した。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2020年2月1日から28名がベトナムで支援部隊早期展開プロジェクトに参加。11月5日、４ヶ月間に及ぶ宮城県柴田町での防災拠点・総合体育館敷地造成工事（陸自４年振りの部外土木工事）を完工し、11月27日に引渡式を行った。参考：スピアヘッドNo.17、月刊JWings12,’16、朝雲、MAMOR vol.155

＜第１０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍常備師団の１つで、姫路に置かれている。通称鉄師団。歩兵第８旅団（歩兵第39・第40連隊）、歩兵第33旅団（歩兵第10・第63連隊）、騎兵第10連隊、野砲兵第10連隊、工兵第10連隊、輜重兵第10連隊を隷下に置く。師団管区は兵庫、鳥取、岡山、島根。太平洋戦争時、歩兵第10・第39・第63連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第14方面軍の隷下にあった。捷一号作戦ではアメリカ軍のリンガエン上陸を受けてバレテ峠に配置され、持久戦を行った。参考：帝国陸海軍事典、月刊丸3,’90、比島決戦、大日本帝国陸海軍軍装と装備

＜第１０師団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の師団。1962年1月18日、第２次防衛力整備計画に基づき、第10混成団をベースとして中部方面隊隷下に新編された。隷下に第14・第33・第35普通科連隊を置く乙師団である。警備地区は第10混成団時代と同じく愛知、岐阜（師団隷下の部隊は無く、第313地区施設隊のみ所在）、三重、石川、福井、富山（師団隷下の部隊は無く、第321地区施設隊と第425会計隊のみ所在）で、有事には戦略機動師団として全国に急速展開する。第10戦車大隊は師団管区外の今津駐屯地に所在する。管内には小規模演習場しか無く、訓練に難渋する。1963年1月、北陸豪雪に対する災害派遣で延べ75545名を派遣。1967年3月、第10偵察隊の所在する西山分屯地が春日井駐屯地に昇格し、第10施設大隊が豊川駐屯地から春日井駐屯地に移駐。1975年8月、第10音楽隊が新編された。1977年9月、愛知県及び名古屋市と共に、東海大地震を想定した指揮所演習しゃち演習を実施。隊員450名、県・市などから70人が参加した。1980年7月9日から17日まで、木曽川で夜間渡河演習を実施。参加部隊は第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊、第10施設大隊、第10対戦車隊、第10戦車隊など1100名、61式戦車を含む車両150両であった。途中で反対派200名が司令部のテントに押しかけたり、探照灯に布を被せたりと演習の進行を妨害した。1986年11月、中部方面隊初の日米共同訓練である琵琶湖演習を饗庭野演習場で実施。第35普通科連隊から隊員300名と車両50両、第３海兵連隊第１大隊から隊員300名と車両20両が参加した。1991年3月、第10高射特科大隊と第10後方支援連隊が新編された。1994年3月、第10飛行隊が中部方面航空隊から隷下に入った。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の災害派遣に参加。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱で、Ｂタイプ師団に改編されることになった。1997年1月、ナホトカ号事故の災害派遣に参加。7月、北方機動特別演習に参加。1999年10月、日米共同訓練の琵琶湖99を饗庭野演習場で実施。第33普通科連隊戦闘団（隊員770名、車両150両）と第４海兵連隊第３海兵大隊（人員750名、車両50両）が参加した。2000年9月、東海豪雨の災害派遣に参加。2004年、第10飛行隊がUH-1Jの配備を開始。3月、平成8年度以降に係る防衛計画の大綱に基づく近代化改編を実施。コア連隊である第49普通科連隊を新編し、第10特科連隊に第４大隊を追加、第10化学防護隊が独立し、第10対戦車隊を廃止、第10後方支援連隊武器大隊を廃止して第１・第２整備大隊を新編した。人員は7000名から8700名に増え、即応近代化師団として有事の際に戦略機動を行うこととなった。9月、CALFEX2004に参加。10月23日に発生した新潟県中越地震の災害派遣に参加。2005年6月、師団最強化多目的統合演習の鯱北05を実施。隊員4000名、車両1200両、火砲20門、戦車19両が矢臼別演習場まで機動し、師団演習、訓練検閲、重迫撃砲射撃競技会、第10特科連隊実射検閲を行った。2007年7月、新潟県中越沖地震の災害派遣に参加。2008年12月15日、第10戦車大隊の隊員150名が福井県嶺南地方で徒歩行進訓練を実施。12月25日、第35普通科連隊国際平和維持活動待機部隊が饗庭野演習場で至近距離射撃を実施。全員が射撃検定に合格した。

2009年1月19-20日、第35普通科連隊が武装走を実施。中隊対抗の部では第３中隊が優勝した。1月21日、第35普通科連隊が平成20年度下期ラッパ競技会を実施。第４中隊が総合優勝、第２中隊が団体の部で優勝した。2月2-6日、川西駐屯地で第４次指揮所訓練センター訓練を実施。5月6-10日、新型インフルエンザの検疫支援のため、第10後方支援連隊の准看護師５名を中部国際空港に派遣した。6月24日から8月7日まで、平成21年度第１次協同転地演習を実施。8月25-28日、饗庭野演習場で師団総合戦闘射撃訓練を実施。10月25日から11月4日、第33普通科連隊が秋季饗庭野演習場集中整備に参加。11月8日、第35普通科連隊が岐阜県大野郡白川村で防災訓練に参加。11月22日、第33普通科連隊が第10飛行隊の支援を受けて久居訓練場でUH-1ヘリ体験搭乗を実施。

2010年2月21日から3月7日、日本原演習場で日米共同訓練を実施。第14普通科連隊第３中隊などから300名、第３海兵師団戦闘攻撃大隊戦闘工兵中隊などから120名が参加し、機能別訓練、総合訓練、スポーツ・文化交流などを行った。3月29-31日、第35普通科連隊第１中隊が守山駐屯地で中部自衛隊協力会所属企業11社34人に対する隊内生活体験を実施。6月11日、第10師団格闘競技会を実施。連隊グループの部では第35普通科連隊が三連覇した。7月5日、第10特科連隊が防衛大３年生陸上要員32名の夏季定期訓練部隊実習を支援した。7月6日、第35普通科連隊がレンジャー隊員15名の帰還式を守山駐屯地で実施。部隊集合教育を終えた隊員に連隊長がレンジャー徽章を授与した。7月16日0510、梅雨前線による大雨被害を受けて岐阜県知事から災害派遣要請があり、第35普通科連隊の隊員210名と車両40両が八百津町の土砂崩れ現場での捜索活動を行った。9月5日、第33普通科連隊第２中隊が三重県川越町旧役場跡で実施された防災訓練に参加。

2011年1月14-17日、第35普通科連隊が東富士演習場で第４次連隊訓練検閲を実施。1月30日、福井県で大雪が降って国道８号での車両立ち往生などが発生したため、1月31日1515に福井県知事から福井地本長を通じて第14普通科連隊に災害派遣要請が出された。第14普通科連隊から隊員140名と車両30両、第10戦車大隊から隊員80名と車両20両、第372施設中隊から隊員20名と車両３両が出動し、2200前から除雪と立ち往生車両への給油支援を実施、2月1日1000に撤収要請を受けた。2月2-4日、第33普通科連隊が近畿日本鉄道株式会社助役31人の隊内生活体験を実施。会社側のリクエストを受けて24km行進訓練などを行った。2月26日、三重県南伊勢町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、26万羽の殺処分が必要となったため、2332に三重県知事から第33普通科連隊に災害派遣要請が出た。隊員200名と車両40両が処分現場に向かい、2月27日0420から作業を開始した。3月3日0900、三重県知事の撤収要請を受け、殺処分を終了した。派遣規模は延べ隊員1010名、車両180両。3月7日、第33普通科連隊が久居訓練場で平成22年度連隊炊事競技会を実施。第２中隊が優勝した。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。宮城県名取市に拠点を置き、名取市や山元町周辺での支援活動、山下小学校での救護活動を行った。3月12日、隊員1670名・車両510両が被災地に移動を開始。3月13日0020、災派部隊が福島に到着し、支援活動を開始した。3月14日、第10飛行隊が宮城県亘理町でUH-1Jにより被災者をホイストで救助した。3月17日1600、司令部付隊が蔵王町で給水、丸森町避難所で給食支援を実施。3月22日1537、第14普通科連隊が知楽荘と山下第一小学校に支援物資を輸送した。3月26日0730、岩沼市と山元町で給水支援を行った。3月28日1615、山元町などに救援物資を輸送し、岩沼市で給食支援を行った。3月29日0500、岩沼市で給食支援を実施。3月30日1400、第10音楽隊が丸森町筆甫中学校で慰問演奏を行った。4月1日0820、救援物資を山元町に輸送。1149、第10音楽隊が岩沼市で慰問演奏を実施。4月3日0800、宮城県山元町山下小で救護活動を実施。0938、第10音楽隊が山元町で慰問演奏を実施。4月10日、平成23年度自衛官候補生入隊式を実施。4月25-26日、宮城県の行方不明者集中捜索に参加。5月23日（24日？）、災害派遣任務を終えて主力が宮城県南部から撤収し、帰隊した。9月4-14日、台風12号の豪雨災害による災害派遣のため、第33普通科連隊が三重県紀宝町に派遣された。9月20日1100過ぎ、台風15号の接近に伴い天白川が警戒水域に達し、庄内川も氾濫しかかったため、名古屋市の100万人に避難指示が出された。1700前、愛知県知事から第10師団に災害派遣要請が出され、第35普通科連隊の40名と第10普通科連隊の50名、空自第１輸送航空隊の40名が水防作業を行った。9月21日2100過ぎに撤収要請が出された。10月17日、名取市に災害派遣された第35普通科連隊を名取市長が訪問し、謝辞を伝えると共に、記念盾を師団長と連隊長に贈呈した。

2012年1月12日から2月3日、第33普通科連隊が久居駐屯地や久居演習場などで平成23年度補助担架員集合訓練を実施。2月2日1730過ぎに滋賀県知事が第３戦車大隊長に出した除雪支援の災害派遣に協力、2月3日朝から彦根市内山間部の除雪を行い、1800前に撤収要請を受けた。2月25日、第33普通科連隊第２中隊の７名が桑名市広域避難訓練に参加し、炊事車で炊飯500食分と豚汁900食分を調理して住民500人に提供した。3月10日、第10戦車大隊が今津駐屯地体育館で創隊50周年記念行事を実施。3月30日、第10音楽隊がナゴヤドームのプロ野球開幕戦で君が代と中日ドラゴンズ応援歌を吹奏。4月21-24日、第49普通科連隊が第１次即応予備自衛官招集訓練の一環として饗庭野演習場で連隊射撃野営を実施。87式対戦車誘導弾や個人携帯対戦車弾の実弾射撃、軽装甲機動車の射場射撃、普通科部隊戦闘射撃訓練シミュレータGICSSでの訓練などを行った。4月24日、第33普通科連隊が久居基本射撃場で自衛官候補生58名の実弾射撃訓練（25m小銃射撃）を実施。5月27日、第33普通科連隊が岐阜県長良川河川敷などで実施された木曽三川連合水防演習・複合型災害防災実動訓練に参加。7月10-12日、饗庭野演習場で師団総合戦闘射撃訓練を実施。7月16日、三重県伊賀市で開催されたラジコン飛行機イベントの第10回KFCフライトショーで第33普通科連隊が軽装甲機動車や高機動車を展示。中部日本放送の中継車が駐車場でぬかるみに嵌って動けなくなったため、三重地本部員が軽装甲機動車を使って牽引し、脱出させた。9月2日、第33普通科連隊第１中隊の19名が三重県鈴鹿市総合防災訓練に参加。10月13-15日、第49普通科連隊が久居演習場で第24年度第２次訓練指導法検閲を実施。10月24日から11月7日まで第33普通科連隊がオリエント・シールド2012に参加。11月8日、第33普通科連隊が三重県国民保護共同実動訓練に参加。11月10-11日、退職自衛官雇用企業主に対して即応予備自衛官招集訓練を公開。11月15-16日、第49普通科連隊が豊川信用金庫の新人社員23人に隊内生活体験を実施。12月8日、第49普通科連隊が伊丹駐屯地と久代射撃場で雇用企業主14社30人・即応予備自衛官志願者３人に対する訓練公開を実施。

2013年1月7日、第10特科連隊が豊川訓練場で訓練始めを実施。FH-70榴弾砲12門が空包射撃を行った。2月1日、第10後方支援連隊230名が行進訓練を実施。2月21-24日、第49普通科連隊が信太山演習場で第３次訓練指導法検閲を実施。2月21-26日、東富士・北富士演習場などで第３次師団訓練検閲を実施。第14普通科連隊、第10偵察隊、第10飛行隊が受閲し、第33普通科連隊が対抗部隊を務めた。3月1日、第33普通科連隊が一般幹部候補生７名に対する職種徽章授与式を実施。3月26日、第10化学防護隊が第10特殊武器防護隊に改編され、生物偵察車が配備された。4-5月、第49普通科連隊が平成25年度第１次即応予備自衛官招集訓練を実施。4月1日、第10特科連隊が豊川訓練場で改編事業開始式（2014年3月に２個大隊が廃止されて３個大隊編成となり、装備火砲もFH-70榴弾砲60門から同30門に半減する）を実施。4月9日、第33普通科連隊が平成25年度自衛官候補生入隊式を実施。5月26日、第33普通科連隊が伊賀市で伊賀広域防災拠点活動訓練に参加。5月28日、滋賀県高島市の赤坂山で前日に行方不明となった小学生２人の捜索に参加。6月6日、第33普通科連隊新隊員教育隊が手榴弾投擲訓練を実施。第33普通科連隊が平成25年度連隊野外炊事競技会を実施。第３中隊が優勝した。6月7日、第33普通科連隊新隊員教育隊が64式小銃による小銃てき弾射撃訓練を実施。7月2日から8月4日、平成25年度協同転地演習（北方転地）に参加。7月4日、第10特科連隊が新隊員特技課程教育入隊式を実施。7月13日、第10特科連隊第４大隊が東富士演習場で実射訓練検閲を実施。8月27日、第35普通科連隊対戦車中隊が東富士演習場で79MATの実射訓練を実施。年度末の改編で普通科対戦車中隊が廃止されるため、最後の実射となった。8月31日から9月1日、第35普通科連隊、第10飛行隊、第10特科連隊が岐阜県総合防災訓練に参加。第35普通科連隊第１中隊は道路が寸断されたことを想定し、30kmの夜間徒歩行進の後に救出活動を演練した。9月2日、第33普通科連隊が久居駐屯地整備工場で車両整備教育を実施。9月15日、第10特科連隊が後期一般陸曹候補生課程と新隊員特技課程の修了式を実施。9月16日、第10戦車大隊と第14普通科連隊が台風18号による豪雨被害の災害派遣に参加。11月16日、第14普通科連隊が平成25年度原子力防災訓練に参加。

2014年1月6日、第14普通科連隊が訓練始めを実施。第10特科連隊が訓練始めを実施。FH-70榴弾砲６門で12発の空包を射撃した。1月8-11日、第49普通科連隊が饗庭野演習場で第２次連隊射撃訓練を実施。1月24日、第35普通科連隊が本部業務能力向上を目的としたパソコン競技会を実施。2月14日、第49普通科連隊が豊川市陸上競技場で連隊持続走競技会を実施。3月25日、第33普通科連隊が対戦車中隊を廃止し、普通科中隊に狙撃班を新設、広帯域多目的無線機を導入し、対戦車中隊の隊旗返還式と連隊の編成完結式を実施した。第35普通科連隊が対戦車中隊の廃止式を実施。3月26日、第49普通科連隊が中部方面混成団に転出し、第10後方支援連隊第２整備大隊第４普通科直接支援中隊を廃止した。第10特科連隊が豊川訓練場で編成完結式を実施。コア部隊の第４・第５大隊を廃止し、第1-3の３個大隊編成に改編、FH-70の装備数が60門から30門になった。3月31日、第35普通科連隊が連隊編成完結式を実施。4月5日、第10特科連隊が自衛官候補生課程教育入隊式を実施。6月6日、第33普通科連隊が第42期部隊集合教育レンジャーの帰還式を実施。16名にレンジャー徽章が授与された。6月10日、第35普通科連隊が炊事競技会を実施。第２中隊が優勝した。6月26日から7月25日、北方転地訓練（師団等転地）を実施。長距離機動訓練、揚陸訓練、訓練検閲、特科連隊射撃練度判定、師団施設統一訓練などを行った。6月28日、自衛官候補生課程修了式を実施。9月15日、第14普通科連隊第２中隊がファミリーフェスタを実施。9月26日、第10後方支援連隊の准陸尉にアメリカ太平洋陸軍司令官から陸軍功労章を授与された。10月1日、第14普通科連隊などが富山県国民保護共同実動訓練に参加。11月2-3日、第14普通科連隊、第10戦車大隊、第10特殊武器防護隊が志賀原発で平成26年度石川県・富山県原子力総合防災訓練に参加。

2015年1月5日、第14普通科連隊が金沢駐屯地で訓練始め（4.5km登山走）を実施。1月10-19日、守山駐屯地と川西駐屯地で平成26年度師団指揮所訓練センター訓練を実施。川西駐屯地の中部方面指揮所センターで指揮所訓練統裁支援システム、守山駐屯地で野外用指揮システムを使用し、陣地攻撃における有機的な指揮幕僚活動能力を向上させた。2月19日、第10特科連隊が陸自入隊予定者の豊川駐屯地見学会を支援した。2月24-26日、第35普通科連隊、第10特科連隊第３大隊、第10戦車大隊第１中隊、第10施設大隊第３中隊、第３直接支援中隊が饗庭野演習場で諸職種連携総合戦闘射撃を実施。3月5日、第35普通科連隊が連隊パソコン競技会を実施。第２中隊が優勝した。3月10-13日、第33普通科連隊第１中隊主力の49名が三重県伊賀市上野城で城垣の清掃を実施。4月4日、第10特科連隊が自衛官候補生118名の入隊式を実施。5月19日、第14普通科連隊新隊員教育隊が行進訓練を実施。6月5-10日、第33普通科連隊が東富士演習場で第２次野営訓練を実施。第２・第４中隊、本部管理中隊補給小隊、衛生小隊の検閲と、第10特科連隊、第10戦車大隊、第５対戦車ヘリコプター隊も加えて総合戦闘射撃訓練を行った。6月30日から7月1日、第35普通科連隊が岐阜県川辺町の漕艇場で渡河ボートによる漕舟訓練を実施。7月13-17日、第33普通科連隊第３中隊が空自笠取山分屯基地基地業務隊と合同調理訓練を実施。9月8-25日、第33普通科連隊基幹の300名が雷神2015に参加。

2016年2月16日、第33普通科連隊が三重県庁で伊勢志摩サミット防災・危機対策関係機関連絡会議第７回定例会議に参加。4月5-8日、東富士演習場で第１次連隊訓練野営（81mm迫撃砲・対人狙撃銃射撃錬成）を実施。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。5月25日、第14普通科連隊自衛官候補生教育隊が三子牛山演習場で自衛官候補生90名に行進訓練を実施。6月27日から7月2日、第33普通科連隊が東富士演習場で第２中隊と施設作業小隊に対する検閲（40km行進、敵警戒部隊駆逐、主陣地攻撃、逆襲対処、防御への転移）と情報要員集合訓練を実施。7月5-8日、南海レスキュー28に参加。8月6日、第10飛行隊が南海トラフ地震を想定した内閣府の平成28年度大規模地震時医療活動訓練に参加。8月26日と28日、第33普通科連隊が久居駐屯地訓練場などで上半期連隊最強戦士選考会を実施。10月30日、第14普通科連隊が福井県あわら市北潟湖畔公園で福井県総合防災訓練（情報収集伝達訓練、倒壊家屋救出訓練、災害対策本部図上訓練、炊き出し訓練）に参加。11月4日、第14普通科連隊と第10特殊武器防護隊が平成28年度富山県国民保護共同訓練に参加。12月5日、第14普通科連隊第４中隊が行進訓練を実施。

2017年1月9日、音楽隊が兵庫県立芸術文化センターで平成28年度中部方面隊音楽まつりに参加。1月10日、久居駐屯地で第33普通科連隊と直接支援中隊が訓練始めとして持続走と格闘訓練を実施。1月14日、岐阜県山県市の農場で高病原性鳥インフルエンザの発生が確認されたため、2305に岐阜県知事から師団長に災害派遣要請が出された。1月15日未明、第35普通科連隊と第10特殊武器防護隊の隊員100名が駐屯地を出発して0600から活動を開始し、0900に交代の120名に引き継ぎ、1月16日1200に撤収要請が出されて撤収した。1月20-24日、第14普通科連隊が予備自衛官42名に第３次予備自衛官招集訓練を実施。1月26日、平成28年度師団らっぱ競技会を実施。連隊グループの部では第35普通科連隊が優勝した。2月4日、第14普通科連隊が牛岳温泉スキー場雪フェスタで富山募集案内所の広報活動に協力。2月5日、第14普通科連隊が富山市山室地区雪フェスタで富山募集案内所の広報活動に協力。3月、第10通信大隊が野外通信システム導入に伴う改編を行い、第10後方支援連隊もそれに合わせた改編を実施した。2月14-18日、第35普通科連隊が饗庭野演習場で寒冷積雪地における遭難者の救出訓練を実施。3月1-2日、第35普通科連隊が連隊炊事競技会を実施。中隊の部では本部管理中隊が優勝した。3月1-3日、第33普通科連隊が下半期最強戦士選考会を実施。6月2-4日に開催された第66回金沢百万石祭りに第14普通科連隊が協力し、百万石行列で隊員79名が武者に扮して行進した。5月10日、第33普通科連隊が久居駐屯地体育館で防災連絡会議を開催し、災害派遣活動実績や南海トラフ地震対処計画などの報告、県職員や警察官とのグループ討議などを行った。6月3-4日、第14普通科連隊が北アルプスで墜落した民間セスナ機捜索救難の災害派遣に参加。6月10-19日、第33普通科連隊が東富士演習場で第１次連隊訓練野営を実施。第10特科連隊第２大隊、第10戦車大隊との協同バトラー戦闘を活用し、第１中隊、重迫中隊、施設作業小隊への検閲も行った。6月11日、第14普通科連隊が全国銃剣道能美大会に協力。6月27日から7月31日、平成29年度協同転地演習に参加。8月30日、第10特科連隊が日吉原演習場で新隊員33名にFH70榴弾砲操砲訓練を実施。9月3日、第14普通科連隊第１中隊33名と情報小隊員が平成29年度石川県防災総合訓練に参加。9月14日、第33普通科連隊が駐屯地体育館で一般陸曹候補生課程後期と新隊員特技課程の計104名に修了式を行った。9月28日、1月の高病原性鳥インフルエンザ防疫措置の功績で、農林水産大臣から感謝状を贈呈された。10月21日、第33普通科連隊第４中隊が家族コミュニティーを開催。隊員と家族計153人が参加し、訓練展示、体験試乗、昼食会などを行った。10月23日、第10飛行隊が愛知県選挙管理委員会からの依頼で、台風21号により船舶輸送ができなくなった第48回衆院選投票箱と同伴立会人を、UH-1Jヘリにより西尾市佐久島から坂田球場まで空輸した。11月6-10日、第33連隊第１中隊が伊賀上野城石垣清掃を実施。11月14日から12月14日、第98期一般幹部候補生12名に普通科隊付教育（小銃小隊の攻撃、対人狙撃銃実射、リペリング降下）を実施。11月16日、第35普通科連隊が木曽三川（木曽川、揖斐川、長良川）で国土交通省木曽川上流河川事務所との重要水防箇所合同巡視を実施。

2018年1月19日、岐阜県国民保護共同図上訓練に参加。1月30日から2月2日、石川県輪島市で水道管破裂による断水の給水支援に参加。2月6-10日、福井豪雪の災害派遣に参加。2月12日、第33普通科連隊が四日市港で三重地本によるMSTうらがの艦艇広報を支援した。3月28日、第35普通科連隊が160名で名古屋城清掃作業を実施。4月6日から7月10日、第35普通科連隊が岐阜県白川町周辺で部隊集合教育レンジャーを実施し、20名にレンジャー徽章が授与された。5月13日、第14普通科連隊第１中隊長以下37名が金沢市水防訓練に参加し、水防工法講習会で堤防強化のための土のう積み工法を指導した。5月20日、第33普通科連隊が三重県受援態勢整備に向けた活動実験に参加。第６師団第22・第44普通科連隊への災害派遣活動申し送り訓練などを行った。5月26日、第14普通科連隊と第10飛行隊UH-1Jヘリが第６施設群第372施設中隊と共に手取川・横川総合水防演習に参加。5月30日、福井国体実行委員会と支援協定締結式を実施。6月6日、第33普通科連隊が三重県庁で全国高校総合体育大会の登山競技に協力する協定書調印式に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。8月3-7日、第33普通科連隊42名が全国高校総合体育大会の登山競技に協力した。8月5日、第10戦車大隊が富山地本に協力し、富山まつり　はたらく車に96式装輪装甲車を展示した。9月6日、第33普通科連隊が平成30年度らっぱ競技会を行い、団体の部で重迫中隊が優勝した。10月2日、第35普通科連隊が、第12旅団第13普通科連隊と合同で山地機動訓練を実施。岐阜県側から北アルプス焼岳に登り、1100頃に山頂で第13普通科連隊と合流した。11月4日、第14普通科連隊が富山県氷見市のひみ食彩祭りで富山地本の広報活動を支援した。12月25-27日、岐阜県関市の豚コレラ発生に伴う豚の殺処分などの支援に係る災害派遣に司令部、第35普通科連隊、第10通信大隊が参加。

2019年1月22日、第33普通科連隊が三重県庁で三重県国民保護共同図上訓練に参加。1月29日、岐阜県各務原市の豚コレラ発生に伴う豚の殺処分などの支援に係る災害派遣に司令部／司令部付隊、第35普通科連隊、第10後方支援連隊、第10通信大隊が参加。2月6-9日、愛知県と岐阜県で豚コレラの発生に伴う豚の殺処分などの支援に係る災害派遣に参加。2月13日、愛知県田原市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が確認されたため、2月14日1800に愛知県知事から師団長に豚の殺処分などの支援に係る災害派遣要請があり、2月15日から司令部、第35普通科連隊、第10特科連隊の隊員延べ725名と車両80両が参加、2月20日0500に撤収要請を受けた。2月19日、岐阜県瑞浪市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が確認されたため、0830に岐阜県知事から師団長に豚の殺処分などの支援に係る災害派遣要請があり、司令部と第14・第33・第35普通科連隊から延べ隊員475名と車両85両が参加、2月21日0003に撤収要請を受けた。3月27日、愛知県瀬戸市の養豚場で豚コレラが発生したため、0905に愛知県知事から師団長に豚の殺処分などの支援に係る災害派遣要請があり、司令部、第10通信大隊、第10特殊武器防護隊から延べ隊員280名と車両25両が参加、3月30日1550に撤収要請を受けた。3月28日、愛知県田原市の養豚場で豚コレラが発生したため、1705に愛知県知事から師団長に豚の殺処分などの支援に係る災害派遣要請があり、司令部、第10高射特科大隊、第10特科連隊から隊員延べ495名と車両70両が参加、4月1日0845（2045？）に撤収要請を受けた。4月10日、愛知県瀬戸市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が確認されたため、愛知県知事から第10師団長に災害派遣要請があり、司令部と第10後方支援連隊から延べ隊員145名と車両15両などが参加、4月13日に撤収要請を受けた。4月15日から7月上旬、第33普通科連隊が隊内16名、第10施設大隊１名、第５対戦車ヘリコプター隊１名、中部方面航空隊１名にレンジャー養成訓練を実施。4月17日、岐阜県恵那市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が確認されたため、1330に岐阜県知事から第10師団長に災害派遣要請があり、司令部、第10偵察隊、第10戦車大隊が駐屯地を順次出発。4月18日には第35普通科連隊と第10後方支援連隊も加わり、隊員延べ310名と車両30両などが参加、4月19日2055に撤収要請を受けた。5月9日、第33普通科連隊が久居駐屯地で三重県内各自治体・関係機関との防災連絡会議を実施。第10飛行隊、横須賀地方総監部、第１警戒群、第14高射隊も参加した。5月17-20日、司令部と第10施設大隊が愛知県田原市の養豚場で発生した豚コレラの災害派遣に参加。6月3日、第35普通科連隊自衛官候補生課程教育隊が自衛官候補生87名に空自岐阜基地で25キロ行進訓練を実施。6月5-8日、司令部、第35普通科連隊、第10後方支援連隊第３普通科直接支援中隊が、岐阜県山県市の養豚場で発生した豚コレラの災害派遣に参加。6月9-12日、饗庭野演習場で師団部隊装備火器集合訓練を実施。第33普通科連隊が担任し、戦闘支援部隊や後方支援部隊に12.7mm重機関銃（第２中隊が担任）と110mm個人携帯対戦車弾（第４中隊が担任）の射撃要領などを教育した。6月17-26日、第10特科連隊が東富士演習場で第１大隊の訓練検閲（防御準備、陣地構築、情報収集、火力戦闘など）を実施。6月18日、山形県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、第14普通科連隊が情報収集を実施。6月29日から7月2日、愛知県西尾市の豚殺処分などの支援に係る災害派遣に司令部と第10特科連隊が参加。6月30日、第10戦車大隊が、滋賀県高島市の平和堂あどがわ店で滋賀地本が行った広報活動に協力し、滋賀十戦太鼓を演奏した。7月3日、岐阜県恵那市の豚殺処分などの支援に係る災害派遣に司令部、第35普通科連隊、第10後方支援連隊が参加。第33普通科連隊が一般曹候補生課程後期・新隊員特技課程84名の入隊式を実施。7月24日、三重県いなべ市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が確認されたため、三重県知事から第33普通科連隊長に災害派遣要請があり、第33普通科連隊、第10後方支援連隊、第10施設大隊から延べ隊員575名と車両95両などが参加、7月27日に撤収要請を受けた。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第10後方支援連隊が参加。9月21日、岐阜県恵那市の養豚場で豚コレラの疑似患畜が発見されたため、9月22日に岐阜県知事から第10師団長に災害派遣要請があり、司令部、第35普通科連隊、第10後方支援連隊、第10高射特科大隊から隊員延べ240名などが参加、9月24日に撤収要請を受けた。10月13日から第14普通科連隊、第10後方支援連隊、第10飛行隊が台風19号・21号被害の災害派遣に参加。10月20日、第35普通科連隊200名が第65回名古屋まつり郷土英傑行列に参加。11月8-12日、第10特科連隊が東富士演習場で師団特科隊練成訓練（夜間行進、基本基礎教育、戦術訓練）を実施。

2020年2月6日、2019年の豚コレラ災害派遣の功績で、河野防衛大臣から第１級賞状が授与された。2月11-19日、第14普通科連隊がとやま・なんと国体2020に協力した。2月21-23日、第10飛行隊、第33普通科連隊が令和元年度日米共同統合防災訓練に参加。2月21日、第10即応機動連隊第１中隊長以下27名と駐屯地修親会25名が赤平市で高齢者宅ボランティア除雪を実施。2月26日、第14普通科連隊が新潟県パインバレースキー場跡地で雪道機動・遭難救助訓練を実施。2月26-27日、第10特科隊が姫路駐屯地で中部方面特科部隊合同射撃指揮競技会に参加。3月13日、第35普通科連隊が2018年12月から2019年9月までの豚コレラ対処の災害派遣計６回の功績で、岐阜県知事から感謝状を授与された。0218頃、能登地方を震源とする最大震度５強の地震が発生したため、第14普通科連隊初動対応部隊20名が情報収集を行った。3月25-26日、第33普通科連隊が陸曹候補生１次試験（学科・体力検定）を実施。4月5日、第35普通科連隊が守山駐屯地で自衛官候補生入隊式を実施。4月6日、第14普通科連隊が自衛官候補生課程入隊式を実施。4月8-10日、第14普通科連隊90名が100キロ行進を実施。4月17日、10名が石川県職員ら30人に新型コロナウイルス衛生教育を実施。4月20-21日、第33普通科連隊が陸曹候補生２次試験（ハイポート、分隊教練、指導法、面接）を実施。4月30日、石川県から災害派遣要請を受け、第14普通科連隊が輸送業務を担う県職員及び民間業者への教育支援を行った。5月27日、第14普通科連隊長が福井県庁で防災会議に参加。6月8日、第35普通科連隊が部隊訓練評価隊の令和2年度FTC第１次運営（対抗戦）に参加。6月11日、岐阜県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、隊員５名が県職員ら10人に衛生教育を実施。6月17日、石川県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、第14普通科連隊の隊員20名が自治体職員及び医療関係者140人に感染防止などの教育支援を行った。輪島分屯基地隊員もオブザーバー参加している。6月19日、富山県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、隊員20名が医療関係者ら40人に衛生教育を行った。6月26日、第14普通科連隊が自衛官候補生82名の修了式を実施。7月3日、第35普通科連隊が新隊員特技及び一般陸曹候補生課程後期教育開始式を実施。8月7日、三重県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、10名が県職員20人に教育支援を行った。8月27日、愛知県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、６名が民間事業者ら20人に教育支援を行った。9月3-9日、第33普通科連隊が訓練評価支援隊の北海道訓練センター第２回運営に参加。9月5日、三重地本を支援してUH-1Jヘリ体験搭乗を行った。10月29日、第10特殊武器防護隊が令和2年度富山県国民保護共同実動訓練に参加した。11月14日、富山地本がKUROBEアクアフェアリーズのホームゲームで行った広報活動に第10戦車大隊が協力した。12月28日、三重県伊賀市の養豚場で豚熱が発生したため、12月29日2000に三重県知事から第33普通科連隊に豚の殺処分等の支援に係る災害派遣要請があり、夜から200名態勢で豚の運搬などを開始、2021年1月1日1841に知事から撤収要請を受けた。6600頭を殺処分している。

2021年1月10-11日、第14・第33普通科連隊、第10施設大隊、第10後方支援連隊、第10戦車大隊が、北陸道・東海北陸道での車両立ち往生の災害派遣に参加。1月23日、富山県小矢部市の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたため、0800に富山県知事から第14普通科連隊長に鶏の殺処分等の支援の災害派遣要請があり、５個部隊380名で支援を実施、1月24日1300に富山県知事から撤収要請が出された。3月11日、新型コロナウイルス対応の功績で、第14普通科連隊、第35普通科連隊、第10後方支援連隊に１級賞状が授与された。4月14日、三重県津市の養豚場で豚熱が発生したため、2007に三重県知事から第33普通科連隊長に災害派遣要請があり、200名を派遣、4月17日1700に県知事から撤収要請が出された。7月19-23日、第10特科連隊が東富士演習場で部隊訓練評価隊の拡大運営に参加。7月22日、第10音楽隊が守山駐屯地で行われた募集広報の日に協力し、演奏支援を行った。8月1日、富山県総合防災訓練に第10飛行隊UH-1Jヘリや第14普通科連隊が参加。8月24-28日、第10特科連隊が東富士演習場で令和3年度連隊実射練成訓練を実施。200km車両機動で東富士演習場に移動し、防御想定で陣地に進入、射撃準備と非実射連携訓練の後に155mm榴弾砲FH70の実射訓練を行った。11月10日、令和3年度富山県国民保護共同訓練に第14普通科連隊が参加。11月28日、福井県防衛協会が主催して福井県産業会館駐車場で行われた陸海空自市中パレードに第14普通科連隊、第10後方支援連隊輸送隊、第104直接支援大隊鯖江派遣隊、第10戦車大隊が参加。12月16日、第33普通科連隊が連隊炊事競技会を行い、第４中隊が優勝した。

2022年1月12日から2月3日、令和3年度第４回実動対抗演習等（訓練評価支援隊の支援による日出生台演習場における実動対抗演習）に参加。2月13-15日、自衛隊と愛知県蒲郡市の共同防災訓練に参加。2月14日、愛知地本の大学生36人を対象とした春季インターンシップに協力し、共同防災訓練研修を行った。4月4-6日、第10特科連隊が高山基本射撃場で連隊小火器射撃競技会を実施。89式小銃を装備する全隊員が、中隊対抗の部と個人戦（幹部、陸送、陸士、陸士１任期未満）で射撃競技を行った。6月5日、第10高射特科大隊が富山市まちなかにぎわい広場グランドプラザで行われた富山県女性防衛協力会主催自衛隊写真展に協力し、短距離地対空誘導弾を展示した。8月27-28日、富山県小矢部市クロスランドおやべで開催されたヘリコプター＆防災・防犯フェスティバル2022に参加し、第10音楽隊が演奏を行った。

2023年6月14日0900頃、第10師団第35普通科連隊が日野基本射撃場で新隊員教育における実弾射撃訓練を行っていたところ、自衛官候補生１名が他の隊員に向けて発砲し、陸曹２名が死亡、陸曹１名が負傷した。6月29日から7月31日、令和5年度北海道訓練センター第２回実動対抗演習等に参加。AH-1S対戦車ヘリ、UH-1J汎用ヘリ、74式戦車、155mm榴弾砲などが参加し、北部方面区北海道大演習場への機動展開訓練と北海道大演習場での準備訓練の後、北海道大演習場で第11旅団（90式戦車など装備）と実動対抗演習を実施、矢臼別演習場で補備訓練を行い、機動展開訓練（復路）で矢臼別演習場から中部方面区の各駐屯地に戻った。9月20日、6月14日に日野基本射撃場で他隊員に小銃を発射して死傷させた自衛官候補生が免職処分となった。

参考：第10師団ホームページ、月刊軍事研究10,’09、11,’10、5,’11、9,’13、4,’17、9,’17、10,’17、スピアヘッドNo.13、自衛隊兵器カタログ1981、月刊丸11,’09、月刊航空ファン6,’11、MAMOR vol.52、vol.135、vol.136、vol.146、vol.147、vol.148、vol.149、vol.150、vol.151、vol.152、vol.153、vol.155、vol.164、vol.166、月刊JWings6,’11、5,'20、1,'21、11,'21、2,'22、11,'22、月刊世界の艦船5,’22、中部方面隊ホームページ、朝雲

　＜第１０師団（陸自、１９７７年）＞：中部方面隊隷下の乙師団で、司令部は守山にある。第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10特科連隊などを隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

　＜第１０師団（陸自、１９８０年）＞：中部方面隊隷下で、司令部は名古屋市にある。隷下に第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10特科連隊などを置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

　＜第１０師団（陸自、１９８０年代半ば）＞：中部方面隊隷下で、司令部は守山にある。防衛関連産業の多い中京地域の防衛を担当する。隷下に第14・第33・第35普通科連隊、第10特科連隊などを置く。参考：兵器最先端５、日本の戦力

＜第１０師団（陸自、２００７年度）＞：中部方面隊隷下で、司令部は守山にある。第10飛行隊、第14普通科連隊、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第49普通科連隊、第10化学防護隊、第10通信大隊、第10後方支援連隊、第10施設大隊、第10偵察隊、第10高射特科大隊、第10特科連隊、第10戦車大隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第１０師団（陸自、２０１０年）＞：中部方面隊隷下で、司令部は守山にある。定数は隊員8700名、74式戦車58両、FH-70榴弾砲60門。第14・第33・第35・第49普通科連隊（第1-3中隊は高機動車、第４中隊は軽装甲機動車で完全自動車化）、第10特科連隊、第10後方支援連隊、第10高射特科大隊、第10戦車大隊、第10施設大隊、第10通信大隊、第10偵察隊、第10飛行隊、第10化学防護隊、第10音楽隊からなる。参考：月刊軍事研究11,’10

＜第１０師団（陸自、２０１５年）＞：中部方面隊隷下で、司令部は守山にある。第10師団司令部、第10師団司令部付隊（隊本部、管理小隊、車両小隊、司令部勤務班）、第10飛行隊（OH-6D、UH-1J装備）、第14普通科連隊（本部、本部管理中隊、普通科中隊４個、重迫撃砲中隊）、第33普通科連隊、第35普通科連隊、第10戦車大隊（74式戦車装備）、第10特科連隊（FH-70装備。本部、本部中隊、第１大隊、第２大隊、第３大隊、情報中隊）、第10高射特科大隊（本部、本部管理中隊、近SAM装備第１中隊、短SAM(C)装備第２中隊）、第10偵察隊（87式偵察警戒車、1/2トントラック、偵察用オートバイ装備）、第10後方支援連隊（第１整備大隊、第２整備大隊、補給隊、輸送隊、衛生隊）、第10施設大隊（大隊本部、本部管理中隊、施設中隊３個）、第10通信大隊、第10特殊武器防護隊、第10音楽隊を隷下に置く。参考：第10師団ホームページ、陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１０昭南丸＞：日本海軍特設駆潜艇。元は日本水産昭南丸型捕鯨船（総トン数350トン、速力14.1ノット）である。昭和13年8月竣工。昭和16年に徴用され、太平洋戦争開戦時は第６根拠地隊第64駆潜隊２番艇としてマーシャル方面で警備を行っていた。昭和17年2月1日、ウォッゼ港外で哨戒中にアメリカ巡洋艦の攻撃を受けて大破擱座した。参考：丸スペシャル第49号

＜第１０親衛戦車軍団（ソ連）＞：ソ連陸軍親衛戦車軍団で、ウラル義勇・ルヴォフの称号を持つ。1943年10月23日、第30戦車軍団から改称された。11月、ソ連最高総統帥部予備に編入された。1944年3月、第１ウクライナ方面軍第４親衛戦車軍に配属、プロスクロフ・チェルノフツィ作戦に参加。7月、ルヴォフ・サンドミエルツ作戦に参加、ルヴォフを奪回。1945年1月、ヴィスラ・オーデル作戦に参加。4月、ベルリン作戦に参加し、ベルリン後方を遮断。5月、プラハ作戦に参加。1946年9月、第10親衛戦車師団に改称された。参考：月刊グランドパワー4,’98

＜第十青函丸＞：日本のＷ型戦時標準青函連絡船。昭和20年3月、海難事故で沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第１０潜水艦＞：波３を参照。

＜第１０潜水艇＞：波３を参照。

＜第１０戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（長良、第10駆逐隊、第17駆逐隊）。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（長良）。10月26日、南太平洋海戦に参加（長良、第10駆逐隊）。11月13日、第３次ソロモン海戦に参加（長良、第16駆逐隊）。昭和19年6月19日、マリアナ沖海戦に参加（矢矧、駆逐艦12隻）。10月22日、比島沖海戦に参加（矢矧、第17駆逐隊、野分、清霜）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

　＜第１０戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第３艦隊隷下で、出雲、天龍、龍田を配備する。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第１０戦隊（昭和１９年８月）＞：第３艦隊隷下で、軽巡１隻、駆逐艦８隻、付属重巡１隻を配備する。参考：比島決戦

＜第１０掃海隊＞：海上自衛隊の掃海隊。1952年11月1日、保安庁警備隊隷下に創設された。1955年9月に解隊された。参考：月刊世界の艦船8,’11増刊

＜第十南興丸＞：2ET型戦時標準油槽船。総トン数834トン。第十南進丸、第三弥栄丸、第八弥栄丸、第六共栄丸、第十共栄丸と共にボルネオ島ミリから石油還送（計16500キロリットル）を行うことになり、昭和20年1月4日に護衛の海防艦１隻・駆潜艇５隻と共に高雄を出港した。1月6日、ルソン島ボヘヤドール岬沖でアメリカ艦上機（第１波30機・第２波130機）の攻撃を受けて沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第十南進丸＞：2ET型戦時標準油槽船。総トン数834トン。第十南興丸、第三弥栄丸、第八弥栄丸、第六共栄丸、第十共栄丸と共にボルネオ島ミリから石油還送（計16500キロリットル）を行うことになり、昭和20年1月4日に護衛の海防艦１隻・駆潜艇５隻と共に高雄を出港した。1月6日、ルソン島ボヘヤドール岬沖でアメリカ艦上機（第１波30機・第２波130機）の攻撃を受けて沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第１０任務部隊（アメリカ海軍）＞：アメリカ海軍の任務部隊。太平洋艦隊設立と共に隷下に入った。北太平洋地域を担当する部隊である。参考：歴史群像8,’98

＜第１０飛行師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行師団。昭和19年3月10日、第17飛行団から改編されて東京で創設された。通称天翔師団。隷下に飛行第47戦隊と飛行第244戦隊を置き、同日、飛行第18戦隊が編入された。昭和19年後半、第６航空軍の隷下にあった。11月2日、飛行第23戦隊が編入された。昭和20年2月16-18日、関東地区に来襲したアメリカ艦上機の迎撃を実施。稼働機100機前後の全力で出撃したが、F6F艦上戦闘機の逆襲で16日に37機、17日に14機が未帰還となり、2月19日に飛行第244戦隊と飛行第47戦隊を第６航空軍直轄として後方に下げる羽目になった。参考：帝国陸海軍事典、日本陸軍戦闘機隊、月刊丸6,’14、月刊航空ファン11,’15、比島決戦

＜第１０飛行隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の飛行隊。1962年1月8日、第５航空団隷下のF-86F部隊として新田原基地で新編された。1964年2月1日、築城基地に移動。10月26日、臨時築城派遣隊（12月28日から第８航空団）の隷下に移った。1969年5月１１日、美保基地開庁11周年記念式典の祝賀飛行を行うため美保基地に向かっていたF-86F戦闘機４機のうち３機が悪天候で島根県出雲市槍ヶ崎山頂付近に衝突し、３名が殉職した。供養のため地元住民らの浄財で護国延命地蔵尊が建立され、第８航空団などが毎年法要を営んでいる。1977年4月1日に解隊された。参考：月刊JWings4,’15、4,’11、月刊航空ファン2,’18、朝雲

＜第１０方面艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の方面艦隊。昭和20年2月5日、シンガポールで新編された。司令長官は福留繁中将。第13航空隊陸攻部隊を隷下に入れている。3月10日、元第13航空隊陸攻部隊に攻撃特701飛行隊という方面艦隊内部隊名称を付けた。4月3日、攻撃特701飛行隊の大半が台湾の新竹、残りが内地に移動した。4月7日1600、攻撃特701飛行隊九六式陸攻３機が魚雷を積んで新竹を出撃し、沖縄周辺の艦船を攻撃に向かったが、１番機は目標を見つけられず帰還、残る２機は未帰還となった。4月9日1555、攻撃特701飛行隊九六式陸攻３機が魚雷を積んで新竹を出撃し、沖縄に向かったが、１機は悪天候で引き返し台南に着陸、残る２機は未帰還となった。4月15日1600-1640、攻撃特701飛行隊一式陸攻１機と九六式陸攻３機が沖縄北飛行場夜間爆撃のため新竹を出撃。2000頃に４機とも爆撃に成功し、夜間戦闘機を振り切って鹿屋に不時着した。4月18日、攻撃特701飛行隊九六式陸攻２機が沖縄北飛行場夜間爆撃のため新竹を出撃。投弾したが雲のため効果は不明だった。4月20日、攻撃特701飛行隊九六式陸攻４機が沖縄北飛行場夜間爆撃のため新竹を出撃し、８カ所に火災を発生させた。4月21日、攻撃特701飛行隊が新竹から出撃して沖縄北飛行場夜間爆撃を行った。4月28日から攻撃特701飛行隊が橘作戦に参加。5月15日、攻撃特701飛行隊が解隊され、第756航空隊攻撃第702飛行隊に吸収された。昭和20年9月2日に解隊された。参考：日本海軍艦隊総覧、第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、月刊航空ファン3,’20

＜第１０方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。参考：太平洋海戦史

　＜第１０方面軍（昭和１９年後半）＞：司令部は台湾にある。第32軍、第12師団、第50師団、第66師団、第８飛行師団を隷下に置く。参考：比島決戦

＜第十雄洋丸衝突炎上事故＞：1974年11月9日、LPGタンカーの第十雄洋丸がリベリアの貨物船パシフィック・アレスと浦賀水道で衝突した。第十雄洋丸は周囲の海面ごと大炎上し、曳船で外洋に引っ張り出そうとしたが、熱で曳航索が切れてしまい千葉県野島崎沖を漂流、２週間以上経過しても鎮火できず、防衛庁に災害派遣要請が出された。自衛艦隊司令官は砲雷爆撃による撃沈を下命し、DDH-141はるな、DD-164たかつき、DD-166もちづき、DD-102ゆきかぜ、SS-569なるしお、P-2J（対潜爆弾搭載）延べ14機（18機？）が11月26日から攻撃を開始。当時信頼できる潜水艦用魚雷はMk37中魚雷のみで、これを調定できるのは呉水雷整備所だけだったため、呉を定係港とするなるしおがわざわざ呼び出されている。護衛艦が水線上を滅多打ちにしたが、元々がタンカーで予備浮力が大きかったせいか沈む気配が無く、なるしおがMk37中魚雷４本を発射。１本目は発射キーを押した後も推進装置が作動せず艦外投棄、４本目は吃水が浅くなった船尾船底をくぐり抜け、２本目と３本目が船体に命中、11月28日1847に船体が軋む音をなるしおのソナーに残して漸く沈められた。参考：月刊軍事研究12,’14、月刊世界の艦船9,'15、5,’02増刊、6,’22

＜第１１移動警戒隊＞：航空自衛隊の移動警戒隊。1988年3月31日、北部航空警戒管制団隷下に車力分屯基地で新編された。2000年6月30日に廃止された。参考：三沢基地ホームページ、月刊丸4,’17

＜第１１海兵遠征隊＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征隊。2016年1月18日から3月7日、アイアン・フィスト16に参加。2023年11月9-20日、カマンダグ23に参加。参考：月刊世界の艦船3,’16、陸上自衛隊ホームページ

＜第１１海兵遠征隊（２０１４年）＞：第１海兵遠征軍の隷下で、HMM-268(Rein)と共にLHD-8マキン・アイランドに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１１海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-11と略す。1959年10月、VMF-251が隷下に入った。1960年11月、VMF-251が隷下を外れ、VMF-312が隷下に入った。1962年1月、VMF(AW)-451が隷下に入った。1965年2月、VMF(AW)-312が隷下に入った。4月、VMFA-531が南ベトナムのダナンに展開した。6月、VMF(AW)-312が第13海兵航空群に移った。7月1日、厚木基地から南ベトナムのダナン基地に移った。同月、VMFA-115が隷下に入った。参考：月刊JWings6,’23、月刊軍事研究8,’14

　＜第１１海兵航空群（２０１４年）＞：第３海兵航空団隷下で、ミラマー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-11、VMFA-232、VMFA-314、VMFA-323、VMFA(AW)-225、VMFAT-101、VMGR-352、MWSS-373を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第１１海兵航空群（２０１６年）＞：第３海兵航空団隷下で、ミラマー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-11、VMFA-232、VMFA-314、VMFA-323、VMFA(AW)-225、VMFAT-101、VMGR-352、MWSS-373を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第１１海防隊＞：日本海軍の海防隊。呉鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第１１機甲師団（イギリス）＞：イギリス陸軍機甲師団。1941年3月9日、イギリス本土軍北部軍管区で創設され、２個機甲旅団、１個槍騎兵連隊、１個支援群を隷下に置いた。1942年6月1日、イギリス本土軍第12軍団の下で改編を受けて１個機甲旅団、１個自動車化歩兵旅団、１個槍騎兵連隊（装甲車偵察）を隷下に置いた。1943年7月1日、イギリス本土軍第８軍団の下で改編を受けて１個機甲旅団、１個自動車化歩兵旅団、１個義勇騎兵連隊（機甲偵察）を隷下に置いた。1944年3月16日、イギリス本土軍第８軍団の下で改編を受け、１個機甲旅団、１個自動車化歩兵旅団、１個義勇騎兵連隊（機甲偵察）を隷下に置いた。6月13日、ノルマンディーのジュノー海岸に揚陸。6月25日から7月2日、エプソム作戦で112高地に進撃。7月18-23日、カーン南東のブールグバス・ライドの戦闘に投入された。7月30日から8月9日、ピンコン山制圧戦に参加。9月17-27日、マーケット・ガーデン作戦に参加。1945年2月8日から3月10日、ライン川渡河作戦に参加。参考：月刊グランドパワー1,’01

＜第１１京丸＞：日本海軍特設駆潜艇。元は極洋捕鯨の捕鯨船である。昭和15年に海軍に徴用されて特設駆潜艇となり、捕鯨砲を外して６センチ砲を搭載、後甲板に爆雷投射機２機と爆雷12個を装備、中国沿岸の封鎖作戦を実施した。太平洋戦争開戦時は第２根拠地隊第53駆潜隊に所属し、フィリピン攻略戦に参加。その後はフィリピンで泊地警戒や対潜掃討を行った。昭和17年3月2日、スービック湾で哨戒中にアメリカ戦闘機の銃爆撃を受けて沈没した。参考：丸スペシャル第49号

＜第１１空挺師団（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍の空挺師団。2023年11月30日から12月13日、ヤマサクラ85に参加。参考：朝雲

＜第１１駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時には第９根拠地隊隷下で、第７号駆潜艇、第８号駆潜艇、第９号駆潜艇が配備された。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第１１駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正6年2月7日、第２特務艦隊の隷下に入った（松、榊、杉、柏）。3月11日、シンガポールを出撃して地中海に向かい、海上護衛作戦を行った。昭和3年12月、第２水雷戦隊の隷下に入った。昭和6年9月1-5日、第２水雷戦隊２番隊として横浜に寄港。昭和7年4月1日、第23駆逐隊に改称された。昭和17年3月1日、バタビア沖海戦に参加（初雪、白雪、吹雪）。4月5日、セイロン島攻撃に参加（初雪、白雪、吹雪）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（初雪、白雪、吹雪、叢雲）。昭和18年7月5日、クラ湾夜戦に参加（天霧、初雪）。11月25日、セント・ジョージ岬海戦に参加（天霧、夕霧）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、12,’18、10,'23、日本海軍艦隊総覧

　＜第１１駆逐隊（昭和９年）＞：第２水雷戦隊隷下で、駆逐艦白雪、初雪、深雪を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第１１駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３水雷戦隊隷下、兵力部署では馬來部隊護衛部隊本隊所属で、駆逐艦吹雪、白雪、初雪を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、月刊世界の艦船9,’14、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第１１軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和17年5月31日からせ号作戦に参加。昭和19年5月27日から一号作戦のコ号作戦に参加。8月末、第６方面軍の隷下に入り、第116師団が第20軍に移った。引き続き衡陽以南の攻略作戦を行っている。参考：歴史群像6,’16、8,’15

　＜第１１軍（昭和１９年後半）＞：第６方面軍隷下で、第３師団、第13師団、第34師団、第40師団、第58師団からなる。参考：比島決戦

＜第１１航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の基地航空部隊。昭和14年6月に航空制度研究会が天皇直轄基地航空部隊の創設を提言したのが始まりで、昭和15年6月9日の第１航空戦隊司令官小澤治三郎少将による航空機統一指揮部隊（航空艦隊）創設の意見具申を元に、昭和16年1月15日、方面艦隊管区を越える運用が可能な、陸上航空機を統一運用する基地航空部隊として編成され、連合艦隊に編入された。初の航空艦隊だが、陸上基地航空隊のナンバーが10番台なので第11になっている。隷下に第21、第22、第23航空戦隊を置く。主任務は艦隊決戦時に南洋基地から出撃してアメリカ主力艦隊を漸減する事である。4月10日、第３航空隊が隷下に編成された。5月から6月30日、泥沼化した日華事変で中国大陸に拘束されていた航空戦力を引っこ抜き、第１航空隊、第３航空隊、千歳航空隊などに対する南洋展開訓練Ｇ訓練を実施。訓練が終わると7月22日に鹿屋から中国の漢口に再び展開し、対米戦に備えた実戦訓練と零戦への慣熟訓練も兼ねて7月27日から百二号作戦に参加、重慶や成都で航空撃滅戦を実施した。9月1日、司令部が独立となった。9月2日、中国の漢口から鹿屋に帰還した。12月8日、太平洋戦争開戦時は連合艦隊南方部隊所属で、航空支援を担当、台湾南部から陸攻106機と零戦85機で出撃し、フィリピンのクラーク飛行場及びイバ飛行場を攻撃して壊滅させた。12月10日、台湾基地から出撃してルソン島を攻撃。第１航空隊のマニラ湾への攻撃で、駆逐艦ペアリー、潜水艦シードラゴン、シーライオン、掃海艇ビターンを損傷させた。昭和17年6月、ミッドウェイ海戦で空母航空部隊が壊滅したため、海軍航空戦力の主役を務めることとなった。FS作戦でエアカバーを可能とするため、ガダルカナルに陸攻基地を建設したが、直後にアメリカ軍に占領されてしまい、ラバウル航空戦が開始された。12月、南東方面艦隊の隷下となった。昭和18年7月初旬、保有機数は426機だった。実動機数は半分くらいである。10月、ろ号作戦に参加（第25航空戦隊、第26航空戦隊、第151航空隊）。昭和20年9月2日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、日本海軍艦隊総覧、歴史群像8,’15、月刊丸12,’92、月刊世界の艦船9,’13増刊、太平洋海戦史、月刊航空ファン8,’18

　＜第１１航空艦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：司令長官は塚原二四三中将。建制上は連合艦隊隷下で、第21航空戦隊、第22航空戦隊、第23航空戦隊、第34駆逐隊、補給部隊（辰神丸、天城山丸、南阿丸、日国丸、第五日の丸）を隷下に置く。参考：日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第１１航空軍（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の航空軍。参考：月刊軍事研究9,’12

＜第１１航空軍（２００７年）＞：太平洋空軍隷下で、アラスカ州エルメンドルフ空軍基地に司令部がある。隷下に第３航空団、第354戦闘航空団を置く。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第１１航空軍（２０１２年）＞：太平洋空軍隷下で、司令部はエレメンドルフ空軍基地にある。第３航空団（エレメンドルフ。F-22A、F-15C、E-3B、C-17、C-12F/J）、第354戦闘航空団（アイルソン。F-16C/D）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究9,’12

＜第１１航空軍（２０１５年）＞：太平洋空軍隷下で、司令部はエルメンドルフ−リチャードソン統合基地にある。第３航空団（エレメンドルフ−リチャードソン統合基地。F-22A、E-3B/C、C-17A、KC-135R、C-130H、HC-130N、C-12U）、第354戦闘航空団（アイルソン。F-16C/D）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第１１航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。太平洋戦争緒戦では空母部隊が全て真珠湾に向かったため、陸上を基地とする第11航空艦隊では賄いきれない南方作戦における船団直衛や作戦地での防空を一手に引き受けた。作戦地近くの島に水上機基地を設置して出撃、攻略が済むと水上機を収容して次の作戦地に向かうという行動パターンを取っている。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（千歳、神川丸）。8月11日、柱島を出撃。8月17日、トラックに到着。8月21日、トラックを出撃してガダルカナルに向かった。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（千歳、山陽丸）。参考：写真集日本の小艦艇、第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

　＜第１１航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は連合艦隊隷下、兵力部署は比島部隊南比支援隊所属で、水上機母艦瑞穂、千歳からなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第１１航空隊（１９７８年）＞：第１航空群隷下で、司令部は鹿屋にある。S2F-1、T-34を配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第１１号駆逐艦＞：追風（２代目）を参照。

＜第１１高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1971年12月、長沼分屯基地で新編された。1972年5月、ナイキＪの配備を開始。1990年4月、ペトリオットに転換した。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：長沼分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、MAMOR vol.155

　＜第１１高射隊（２０１５年）＞：第３高射群隷下で、長沼分屯基地に置かれている。ペトリオットを装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１１護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1956年5月31日、DE-261わかばが編入された。1957年4月、DE-261わかばが横須賀地方隊直轄艦に転出した。1960年8月31日、呉地方隊隷下となり、DD-110たかなみとDD-111おおなみが編入された。10月28日、DD-112まきなみが編入された。1961年2月1日、第２護衛隊群隷下となった。1971年2月1日、第４護衛隊群隷下となった。1972年2月29日から3月1日、紀伊半島南沖でパナマ貨物船救難作業に参加。1977年12月1日、佐世保地方隊隷下に移った。2008年3月26日、第21護衛隊から改編されて護衛艦隊隷下に再編され、DD-122はつゆき、DD-123しらゆき、DD-125さわゆきが編入された。2010年6月25日、DD-122はつゆきが除籍され、DD-123しらゆき、DD-125さわゆきの２隻編成となった。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月16日、DD-123しらゆきが第１練習隊に転じた。DD-129やまゆきが第12護衛隊から、DD-152やまぎりが第１練習隊から加わった。5月16日0830、海上保安庁と協力し、福島第一原発20km圏内の捜索を行った。2013年3月7日、DD-153ゆうぎりが第２護衛隊から編入された。2016年4月27日、DD-129やまゆきが練習艦TV-3519に艦種変更され、第１練習隊に移った。2018年3月7日、DD-154あまぎりが第２護衛隊から編入された。参考：月刊世界の艦船11,’11、8,’10、9,’10、5,’11、8,’11増刊、5,’12、5,’13、7,’17、5,’18、6,'22、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、MAMOR vol.52、海上自衛新聞

　＜第１１護衛隊（１９６１年９月１日）＞：第２護衛隊群隷下で、司令部は呉にある。DD-110たかなみ、DD-111おおなみ、DD-112まきなみを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１１護衛隊（１９７１年２月１日）＞：第４護衛隊群隷下で、司令部は呉にある。DD-110たかなみ、DD-111おおなみ、DD-112まきなみを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１１護衛隊（１９７８年）＞：佐世保地方隊隷下で、DD-110たかなみ、DD-111おおなみ、DD-112まきなみを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第１１護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、横須賀に置かれている。DD-122はつゆき、DD-123しらゆき、DD-125さわゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１１護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、DD-123しらゆき、DD-125さわゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第１１護衛隊（２０１１年）＞：護衛艦隊隷下で、横須賀に置かれている。DD-125さわゆき、DD-129やまゆき、DD-152やまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’11

＜第１１護衛隊（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、横須賀に置かれている。DD-129やまゆき、DD-152やまぎり、DD-153ゆうぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第１１護衛隊（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、横須賀に置かれている。DD-152やまぎり、DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第１１施設群＞：陸上自衛隊の施設群で、第２施設団隷下にある。1974年3月26日、第２施設団第105施設大隊から改編されて創設された。1999年3月29日、機能別中隊に改編。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。4月18日、福島第一原発から30km圏内の北部沿岸地域での捜索を開始。2017年2月15-19日、第357施設中隊が秋田県仙北市でFISフリースタイルスキーワールドカップ秋田たざわ湖大会を支援した。2018年2月13-23日、コブラ・ゴールド18に参加。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。10月13日から台風19号・21号被害の災害派遣に参加。2021年5月1日、秋田市八橋運動公園陸上競技場で開催されたサッカーJ2リーグ関連イベントの働く車大集合で、第357施設中隊が81式自走架柱橋や特大型タンプを展示した。10月15-23日、岩手山・王城寺原・白河布引山演習場で第２施設団の訓練検閲を受閲した。参考：スピアヘッドNo.17、朝雲、福島駐屯地ホームページ、MAMOR vol.155

＜第１１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団で、上陸作戦師団に指定されており、善通寺に置かれている。通称錦師団。歩兵第10旅団（歩兵第12・第22連隊）、歩兵第22旅団（歩兵第43・第44連隊）、騎兵第11連隊、山砲兵第11連隊、工兵第11大隊、輜重兵第11大隊を隷下に置く。師団管区は香川、愛媛、徳島、高知。太平洋戦争時、歩兵第12・第43・第44連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第５軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、月刊軍事研究9,’16、大日本帝国陸海軍軍装と装備

＜第１１師団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の師団。第２次防衛力整備計画により新編された師団で、1962年1月18日、第７混成団から第18普通科連隊が移管され、同連隊の１個大隊が第29普通科連隊に改編され、更に第２管区隊の第10普通科連隊も移管され、その一部が第28普通科連隊に改編され、全てを隷下に収めて４個普通科連隊編成の甲師団として北部方面隊隷下に真駒内駐屯地で編成を完結した。担任警備管区は石狩支庁（島松より北）、後志支庁、渡島支庁、桧山支庁、空知支庁（滝川含む南半分）で、札幌、函館、津軽海峡の北海道側を含み、冷戦終結までは連隊規模の戦車大隊と大型編成の特科連隊を有していた。ある。1968年10月14-20日、陸幕訓練検閲を受けた。11月8-10日、第10・第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。1969年6月17日、師団担架要員集合訓練を実施。7月18日から8月11日、隊員3675名で矢臼別集中野営訓練を実施。9月8-12日、第10・第29普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。1970年8月25日から9月10日、隊員3915名で矢臼別集中野営訓練を実施。11月12日、師団重迫射撃競技会を実施。1971年2月23-25日、第18普通科連隊増強普通科中隊冬期検閲を実施。8月7-8日、師団射撃大会を実施。1972年8月28日から9月5日、北海道大演習場で防御演習を実施。1973年5月28-29日、小火器・重迫射撃競技会を実施。9月3-17日、北海道大演習場で第10・第28普通科連隊陸幕指命対機甲演習を実施。1974年3月2-7日、北海道大演習場で第29普通科連隊冬期連隊支隊演習を実施。3月29日、音楽隊検閲を実施。5月28-31日、小火器・重迫射撃競技会を実施。8月26日から9月5日、対機甲戦法研究演習を実施。11月8-10日、北海道大演習場で第７師団と師団対抗演習を実施。1975年6月9-13日、師団兵站演習を実施。1976年9月6-24日、MiG-25函館強行着陸を受けて函館駐屯地警備訓練を実施。1978年2月19-24日、北海道大演習場で冬期連隊支隊演習を実施。6月8日、74式戦車渡河訓練を実施。7月10日、施設大隊集中野営訓練を実施。10月2-6日、第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。1979年9月24日、74式戦車潜水渡渉訓練を実施。9月25日から10月9日、第18・第29普通科連隊・DHQ付MP野外訓練検閲を実施。1980年2月28日から3月3日、北海道大演習場で第18・第29普通科連隊冬期連隊支隊演習を実施。6月3-6日、対空射撃訓練を実施。6月30日から7月1日、施設渡河訓練を実施。9月8-9日、北海道大演習場で戦闘団火力演習を実施。9月18日から10月6日、矢臼別演習場で第10・第18・第28・第29普通科連隊戦闘団野外訓練検閲を実施。1981年3月25日、第11特科連隊多連装ロケット中隊（75式MSSR装備）が編成を完結。7月18-21日、師団重迫射撃競技会を実施。9月20-24日、第10普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。10月5-7日、対着上陸防護訓練を実施。1982年2月、北海道大演習場で冬期支隊演習を実施。9月13-16日、北海道大演習場で第29普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。11月15日、偵察戦技競技会を実施。11月18-20日、第11特科連隊訓練検閲と第11音楽隊訓練検閲を実施。1983年2月9-12日、北海道大演習場で第18普通科連隊冬期連隊支隊演習を実施。2月19-23日、北海道大演習場で第28普通科連隊支隊訓練を実施。6月8-10日、師団重迫競技会を実施。7月6-7日、第10普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。9月4-7日、北海道大演習場で第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。9月26日から10月17日、北海道大演習場で陸幕指命演習日米共同実動訓練を実施。11月22日、師団直轄持久走競技会を実施。1984年6月15-16日、矢臼別演習場で75式多連装ロケット実射展示を実施。8月10日、北海道大演習場で戦車潜水訓練を実施。11月27日、師団小銃班戦闘射撃競技を実施。1985年2月25-28日、冬期第10普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。6月14日、北海道大演習場で第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。7月24-28日、北海道大演習場で特科訓練検閲を実施。1986年2月21-23日、北海道大演習場で第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。4月3-18日、普・特・機・施・対戦共同訓練を実施。4月21-25日、戦闘団指揮所演習を実施。7月6-10日、第28普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。8月26日、日米共同訓練を実施。10月24日、日米共同訓練（機能別訓練）を実施。10月27日、日米共同訓練（総合訓練）を実施。1987年6月10日、輸送隊小隊訓練を実施。6月15-18日、第10普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。7月18-23日、第29普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。1988年5月23-25日、築城訓練を実施。8月19-27日、第10普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。1989年3月24日、近代化改編を実施。４個普通科連隊を自動車化し、高射特科連隊、化学防護小隊、後方支援連隊を編成、戦車を60両から70両に、重MAT発射機を10セットから20セットに増やした。10月28日、北海道大演習場で日米共同演習に参加。1990年8月6-9日、第11偵察隊・第11飛行隊共同訓練を実施。8月22-23日、陸上自衛隊演習に参加。1991年2月28日から3月10日、アメリカ陸軍との実動訓練に参加。3月29日、独立戦車中隊の第317・第318戦車中隊が新編された。4月15日、第１次方面近接戦闘訓練に参加。8月23日から9月1日、北海道大演習場で緊急医療支援訓練ビッグレスキューに参加。10月8-15日、第10・第28普通科連隊戦闘団検閲を実施。1992年6月5日から10月5日、国際緊急援助隊派遣準備訓練を実施。1993年2月16日から3月6日、アメリカ陸軍との実動訓練を実施。8月31日から9月4日、矢臼別演習場で師団特科検閲を実施。9月29日から10月1日、陸自総合演習に参加。10月25-28日、北海道大演習場で化学防護小隊検閲を実施。1994年3月、第11飛行隊が北部方面航空隊から隷下に入った。7月6日、重MATで対舟艇実射訓練を実施。11月8-18日、北海道大演習場で日米共同総合演習に参加。1995年5月9-11日、北海道大演習場で空中消火訓練を実施。9月20-22日、北海道大演習場で第28普通科連隊・第11対戦車隊などの訓練検閲を実施。10月18-21日、北海道大演習場で第18普通科連隊戦闘団訓練検閲を実施。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱で、Ａタイプ旅団に改編されることになった。1996年3月、第29普通科連隊が廃止された。9月29日、北海道大演習場で総合戦闘射撃訓練を実施。1997年2月25日から3月11日、北海道大演習場でアメリカ陸軍との実動訓練に参加。4月1-27日、師団統一訓練を実施。7月4-5日、北海道大演習場で特科大隊実射検閲を実施。10月3-7日、北海道大演習場で第18普通科連隊・第11対戦車隊の対戦車訓練検閲などを実施。1998年2月12日、師団冬期戦技競技会を実施。2月16-20日、第28普通科連隊戦闘団冬期検閲を実施。8月30日、北海道大演習場で重迫競技会を実施。9月26日から10月6日、北海道大演習場で師団演習を実施。12月16-17日、師団武道競技会を実施。1999年2月12日、冬期戦技競技会を実施。3月、第318戦車中隊が廃止された。3月6-10日、総合戦闘射撃練成訓練を実施。5月31日から6月1日、沿岸監視訓練を実施。5月31日から6月3日、10課目指定演習を実施。9月5日、矢臼別演習場で第11特科連隊実射訓練を実施。2000年5月、第11特科大隊・第11後方支援連隊・第18普通科連隊・第11偵察隊に訓練管理指導を実施。5月19-29日、北海道大演習場で戦車大隊集中訓練を実施。9月9-14日、北海道大演習場で師団演習を実施。10月8日、市立函館病院の移転に伴い、患者輸送支援を行った。10月12-14日、北海道大演習場で師団演習を実施。2001年11月12日から12月26日、アメリカ海兵隊との共同実動訓練に参加。2002年3月27日、対空射撃訓練を実施。8月23-25日、北海道大演習場で総合戦闘射撃訓練を実施。9月17-25日、北海道大演習場で師団演習を実施。11月20日、ゲリラ・コマンドー対処（市街地）実員展示訓練を実施。2003年3月13日、師団冬期戦技競技会を実施。7月23-25日、方面戦車射撃競技会に参加。10月17日、方面持続走競技会に参加。10月19-25日、師団演習を実施。10月23-25日、師団警備訓練を実施。2004年3月、第11特科連隊多連装ロケット中隊が廃止された。10月4-11日、北海道大演習場で師団演習を実施。10月23-28日、第11特科連隊訓練検閲を実施。10月25日から11月13日、新潟県中越地震の災害派遣に参加。2005年2月16-28日、北海道大演習場でアメリカ陸軍との積雪寒冷地共同実動訓練に参加。3月、第317戦車中隊が廃止された。6月25日、渡河競技会を実施。7月2-20日、協同転地訓練（南方転地）に参加。8月23-24日、師団持続走競技会を実施。10月18-20日、警察との共同実動訓練に参加。10月24-29日、北海道大演習場で第２次訓練検閲を実施。2006年5月27日から6月3日、北海道大演習場で普通科中隊近接戦闘訓練を実施。8月22-31日、矢臼別演習場で第１次訓練検閲を実施。10月1-6日、北海道大演習場で第２次訓練検閲を実施。10月13-24日、第２師団の北鎮2006演習に対抗部隊として参加した。2007年2月1日、方面警務科競技会に参加。6月10-13日、第11対戦車隊訓練検閲を実施。7月19日から8月22日、新潟県中越沖地震の災害派遣に参加。8月22-30日、師団集中訓練検閲に参加。2008年3月25日に廃止され、第11旅団に改編された。参考：第11旅団ホームページ、月刊軍事研究12,’06、6,’08、4,’10、8,’11、11,’18、スピアヘッドNo.13、月刊JWings6,’08、月刊丸2,’07、月刊戦車マガジン6,’89

　＜第１１師団（陸自、１９６２年新編時）＞：北部方面隊隷下で、司令部は真駒内にある。師団司令部／司令部付隊、第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第29普通科連隊、第11特科連隊（本部中隊、第１−第６大隊）、第11戦車大隊（本部管理中隊、第１−第４中隊）、第11施設大隊（本部管理中隊、第１−第４中隊）、第11通信大隊（本部管理中隊、第１中隊、第２中隊）、第11対戦車隊、第11偵察隊、第11武器隊、第11補給隊、第11衛生隊、第11輸送隊からなる。参考：第11旅団ホームページ

　＜第１１師団（陸自、１９７７年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は札幌市にある。第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第29普通科連隊、第11特科連隊などを隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

　＜第１１師団（陸自、１９８０年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は札幌市にある。第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第29普通科連隊、第11特科連隊などを隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

　＜第１１師団（陸自、１９８０年代半ば）＞：北部方面隊隷下で、司令部は真駒内にある。道央・道南を担当する貼り付け師団である。隷下に第10・第18・第28・第29普通科連隊、第11特科連隊などを置く。参考：兵器最先端５、日本の戦力

　＜第１１師団（陸自、２００７年度、改編前）＞：北部方面隊隷下で、司令部は真駒内にある。第11飛行隊、第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第11特科連隊、第11後方支援連隊、第11戦車大隊、第11高射特科大隊、第11施設大隊、第11通信大隊、第11偵察隊、第11対戦車隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第１１重攻撃飛行隊＞：VAH-11を参照。

＜第１１昭南丸＞：日本海軍特設駆潜艇。元は日本水産昭南丸型捕鯨船（総トン数355トン、速力14ノット）である。昭和13年8月竣工。昭和16年に徴用され、太平洋戦争開戦時は第６根拠地隊第64駆潜隊３番艇としてマーシャル方面で警備を行っていた。昭和17年2月1日、アメリカ機動部隊の攻撃を受けて被弾中破した。昭和19年6月、あ号作戦で船団護衛中に空襲を受け、航行不能になったため、パラオで修理を受けてマニラ方面に配備された。更に青島方面に転出し、終戦を迎えた。昭和21年、日本水産の捕鯨船に復帰し、昭和38年まで使用された。参考：丸スペシャル第49号

＜第１１水雷隊＞：日本海軍の水雷隊。参考：小艦艇入門

　＜第１１水雷隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第３遣支艦隊隷下で、雉、雁を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第１１潜水艦＞：波４を参照。

＜第１１潜水戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水戦隊。太平洋戦争中は竣工した潜水艦の瀬戸内海に於ける初期訓練を主任務とした。昭和18年11月29日、長鯨が転入し、旗艦となった。参考：写真集日本の小艦艇、日本潜水艦物語

＜第１１潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊175、伊174）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第１１潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３潜水戦隊隷下で、伊74、伊75からなる。兵力部署では連合艦隊先遣部隊第３潜水部隊に所属する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第１１潜水艇＞：波４を参照。

＜第１１戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。当初は河用砲艦部隊で、昭和16年8月11日に解隊された。昭和17年に比叡・霧島からなる戦艦部隊として再編された。昭和17年8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（比叡・霧島）。10月26日、南太平洋海戦に参加（比叡・霧島）。11月13日、第３次ソロモン海戦に参加（比叡・霧島）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、小艦艇入門

　＜第１１戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第３艦隊隷下で、八重山、安宅、鳥羽、勢多、堅田、比良、保津、熱海、二見、栗、栂、蓮からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１１戦闘飛行隊（アメリカ海軍）＞：VF-11を参照。

＜第１１掃海隊（日本海軍）＞：日本海軍掃海隊。参考：小艦艇入門

　＜第１１掃海隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第２根拠地隊隷下で、第13号掃海艇、第14号掃海艇、第15号掃海艇、第16号掃海艇を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第１１掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。アメリカから貸与された掃海艇からなる部隊として佐世保地方隊隷下に新編され、MSC-659おぎしま、MSC-660ゆげしま、MSC-661ゆりしま、MSC-658やくしまが配備された。参考：月刊世界の艦船8,’10

＜第１１偵察攻撃飛行隊＞：RVAH-11を参照。

＜第１１特別根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の特別根拠地隊。昭和16年11月20日にサイゴンで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

　＜第１１特別根拠地隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は南遣艦隊の隷下で、特設艦船永福丸を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第１１飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団。第12飛行教育団と共に、初級操縦課程を担当している。1959年6月1日、操縦学校から改編されて創設され、飛行教育集団の隷下に入った。1964年、T-6からT-34に機種改変した。5月、小月基地から静浜基地に移駐した。1979年、T-3に機種改変して6月から教育を開始。1989年3月16日、飛行教育集団が航空教育集団に改編されたため、航空教育集団の隷下に移った。2005年4月、T-7への機種改変を開始。7月、T-7での教育を開始。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2017年8月6日、静岡市で開催された清水みなと祭りでT-7による展示飛行を実施。2022年9月4日、静岡県総合防災訓練にT-7練習機で参加。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、静浜基地ホームページ、航空教育集団ホームページ、MAMOR vol.52、月刊JWings7,’13、8,’14

＜第１１飛行教育団（２０１０年）＞：航空教育集団隷下で、静浜基地に置かれている。隷下に第１飛行教育隊（T-7）、第２飛行教育隊（T-7）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第１１飛行教育団（２０１５年）＞：航空教育集団隷下で、司令部は静浜基地にある。飛行教育群第１飛行教育隊（T-7）、同第２飛行教育隊（T-7）、整備補給群、基地業務群を隷下に置く。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１１飛行教育団（２０２０年）＞：航空教育集団隷下で、静浜基地にある。T-7を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第１１飛行師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行師団。大阪で編成された。通称天鷲師団。昭和19年後半、第６航空軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第１１飛行隊＞：ブルー・インパルスを参照。

＜第１１方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、東北地方を担当することになった。4月、第１総軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

＜第１１旅団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の旅団。道央と道南を担当する。2008年3月25日に第11師団から改編された。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱のＡタイプ旅団、平成17年度以降に係わる防衛計画の大綱の総合近代化旅団で、旅団司令部、司令部付隊、普通科連隊３個（滝川の第10、真駒内の第18、函館の第28）、第11特科隊（第11特科連隊から改編、本部管理中隊と３個射撃中隊。真駒内）、高射特科中隊、第11戦車大隊（本部管理中隊と２個戦車中隊。真駒内）、第11偵察隊（真駒内）、第11施設大隊（真駒内）、第11通信中隊（真駒内）、第11飛行隊（丘珠）、第11後方支援隊（第11後方支援連隊から改編。真駒内）から編成される。定数は3600名と師団時代の約半分に減り、第11対戦車隊は廃止、重砲・戦車などの重装備も数は減らされるが、要員は全員常備自衛官で、戦車大隊は全て90式戦車、特科隊は全て99式自走155mm榴弾砲で固め、96式装輪装甲車や軽装甲機動車に120mm迫撃砲などが配備され、旅団全体の機動力は強化される。2008年12月16日、平成20年度連隊らっぱ・野外炊事競技会を実施。

2009年、第11偵察隊に１個偵察小隊が新編された。2月10-14日、北方指揮所訓練センターで第５旅団との旅団対抗指揮所訓練を実施。2月18日、第28普通科連隊が駒ヶ岳演習場で冬期戦技競技会を実施。6kmスキー機動と3kmアキオ曳行を行い、第２普通科中隊が優勝した。2月19-29日、第28普通科連隊が富士訓練センター訓練を実施。3月2-11日、第18普通科連隊基幹の350名と戦車４両を含む車両70両が、北海道大演習場と真駒内駐屯地で、アメリカ陸軍（第1-149歩兵大隊基幹300名）との日米共同実動訓練に参加。3月25-27日、第28普通科連隊がネットトヨタ函館の社員５人に対する体験入隊を実施。4月12日0600頃、北海道当別町の民家の敷地内に手榴弾らしきものが落ちているのを散歩中の男性が発見、警察に通報した。警察から第11旅団に連絡が入り、不発弾処理班を現場に派遣して調査したところ、日本軍の九七式手榴弾１個（信管・火薬入り）とみられたため、回収作業を行った。4月20日、第28普通科連隊が第115期陸曹候補生８名に対する履修前教育を開始。5月31日、八雲町で山菜採りをしていた男性が行方不明となり、6月1日1440に北海道知事から第28普通科連隊に災害派遣要請が出され、1510に連絡員２名を派遣、6月2日0400に隊員60名・車両10両が駐屯地を出発し、0700から捜索を開始した。6月3日、警察などの捜索隊が死亡した男性を発見したため、遺体の収容を支援して撤収した。6月3日1340、上の国町に入山していた女性が行方不明になったため北海道知事から第28普通科連隊に災害派遣要請があり、隊員50名で捜索を実施。6月4日、第28普通科連隊の隊員90名と第11飛行隊のUH-1ヘリ１機で捜索を継続し、1600に女性の遺体を発見、6月5日午前に撤収した。6月21-25日、第28普通科連隊が北海道大演習場島松地区で第３中隊訓練検閲を実施。6月23日0850頃、北海道函館市若松町の民家解体現場から不発弾のようなものが発見されたと北海道警に連絡が入った。0930に道警から函館駐屯地に不発弾処理要請があり、現場に隊員を派遣して調査を実施。1540頃、真駒内駐屯地から隊員２名が派遣され、長さ340mm、直径100mmの迫撃砲弾とみられる不発弾１発を回収した。7月6-22日、第28普通科連隊が平成21年度防衛大学校夏期定期訓練第３学年部隊実習を実施。9月8-25日、ヤキマ演習場で平成21年度派米実動訓練に参加。11月2-13日、第28普通科連隊が平成21年度演習場秋季定期整備を実施。

2010年2月24日、駒ヶ岳演習場で野外炊事競技会を実施。中隊ごとに炊事車により豚汁を作り、協力団体や函館駐屯地業務隊による厳正なる審査の結果、第２中隊が優勝した。5月21日、北海道知事の災害派遣要請を受け、第28普通科連隊が北海道桧山郡厚沢部町で山菜採りに行き行方不明になった女性の捜索を行った。7月29-30日、第28普通科連隊が北海道渡島半島付近で行方不明になった中日本航空所属セスナTU206G型機の捜索に参加。7月29日、北海道岩内町で大雨による土砂崩れにより断水が発生したため、2310に北海道知事から災害派遣要請が出た。7月30日0230、第18普通科連隊と第11後方支援隊の隊員26名と、水タンク車３両や水トレーラー５両を含む車両13両が岩内町に向かい、0600から岩内文化センターで支援を開始した。7月31日には町内６箇所で給水支援を行い、1200に撤収要請を受けて撤収した。8月23日から9月14日まで、玄武2010演習に参加。10月19-21日、第28普通科連隊が株式会社近藤商会の社員３人の体験入隊を支援した。2011年3月7日、第10普通科連隊が幹部候補生８名に対する普通科隊付教育を終了した。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。第２師団に配属されて久慈市に拠点を置き支援活動を行った。4月11日、第11化学防護隊が福島市あづま総合運動公園に除洗所を開設。4月12日、北海道桧山郡上ノ国町で山菜採りの男性が行方不明になったため、4月13日2000に北海道知事から第28普通科連隊に災害派遣要請があり、4月14日朝から64名が車両14両で捜索、1430過ぎに撤収要請を受けた。4月22日、司令部付隊第11化学防護隊が司令部付隊第11特殊武器防護隊に改編された。4月24日、第11特殊武器防護隊が福島市あづま総合運動公園の除洗所を閉所した。4月27日、第28普通科連隊が国交省北海道開発局函館開発建設部と渡島・檜山地方における災害時の情報交換に関する協定を締結。5月1日、第11特殊武器防護隊が福島市あづま総合運動公園から郡山総合体育館に移転し、除洗所を開設した。5月27日、岩手県で災害派遣任務中の第18普通科連隊所属の三等陸曹が休養中に倒れ、搬送先の病院で死亡した。5月31日から6月3日、駒ヶ岳演習場で第28普通科連隊が第１次錬成訓練と第１普通科中隊訓練検閲を実施。6月5日、北海道積丹部積丹町で山菜採りの女性が行方不明になったため、6月6日1800、道知事から災害派遣要請があり、6月7日朝から第11特科隊の80名が捜索に当たり、1630に撤収要請を受けた。6月6日、北海道山越郡長万部町で山菜採りに入った女性が体調不良となったため、6月7日0900に道知事から第28普通科連隊長に災害派遣要請があり、60名が捜索を実施、1600に撤収した。9月7日、第11戦車大隊が江別市役所で平成23年度大隊炊事競技会を実施。駐屯地糧食班長や市関係者らの厳正なる試食の結果、第１戦車中隊が優勝した。9月19日、第10普通科連隊が滝川コスモスマラソンで炊事支援と太鼓演奏を実施。10月13日、第10普通科連隊炊事競技会を北海道大演習場松島地区で実施。第３中隊が２連覇を達成した。10月31日、札幌市南区北ノ沢で山菜採りに出かけた女性が行方不明になったため、11月1日1900に北海道知事から災害派遣要請が出され、11月2日早朝から第18普通科連隊第３中隊の隊員130名と車両20両が現地に向かい捜索活動を行ったが、発見できず、1530頃に撤収要請を受けた。

2012年1月6日、札幌雪まつり協力団（600名）が編成を完結。1月7日、第63回さっぽろ雪まつりの雪輸送開始式に参加。第11音楽隊はファンファーレ演奏を実施した。2月22日、第10普通科連隊本部管理中隊が隊区内市営住宅の除雪ボランティア活動を実施。3月5-6日、第11特科隊が北海道大演習場島松地区で部隊配備後初となる99式自走155mm榴弾砲の実射訓練を実施。4月25日、第28普通科連隊教育隊の自衛官候補生40名が駒ヶ岳演習場で10km行進訓練を実施。5月17日朝、北海道古宇郡神恵内村で山菜採りに出かけた女性が行方不明になったため、1630過ぎに北海道知事から第11旅団長に災害派遣要請が出された。第18普通科連隊の125名が車両27両で現地に向かい、5月18日0600から捜索したところ、0640頃に女性を発見したが、後に死亡が確認された。6月24日、シャクナゲ岳新見峠付近で男性１名が行方不明となり、6月25日2100前に北海道知事から災害派遣要請が出された。6月26日早朝から第18普通科連隊と第11後方支援隊の130名と車両30両が捜索を行った。8月27日から9月12日、平成24年度方面隊実動演習（北方総合戦闘力演習）に参加。10月3-25日、第10普通科連隊が市内中学校３校の生徒19人の職場体験学習に協力。11月5-14日、矢臼別演習場、滝川演習場、新十津川射撃場、滝川駐屯地秋季演習場などの整備と実員指揮訓練を実施。

2013年2月10-15日、第10普通科連隊が島松演習場で冬期訓練検閲を受閲した。3月、司令部付隊特殊武器防護隊が第11特殊武器防護隊として独立した。4月7日、第10普通科連隊が自衛官候補生課程前期入隊式を実施。5月8日、第10普通科連隊の自衛官候補生62名が10km徒歩行進訓練を実施。5月29日1500過ぎ、北海道神恵内村の山中で山菜採りの男性が行方不明となり、2130に道知事から旅団長へ災害派遣要請が出された。5月30日早朝から第18普通科連隊と第11後方支援隊が隊員130名と車両30両で捜索を行い、0544に男性を保護した。7月21日、2013年北海道スカイスポーツフェア・イン滝川で第11飛行隊のOH-6とUH-1が展示飛行を実施。11月30日、第11後方支援隊が美唄市の住宅で発見された四斤砲弾（長さ200mm、直径100mm。戊辰戦争で使用）を回収した。

2014年1月6日1540、岩見沢市北村中小屋の中小屋神社祭壇に数十年前から砲弾が置かれているとの通報を受けた岩見沢署から、第11旅団に撤去要請があり、第11後方支援隊が1600から撤去作業を開始。砲弾は三八式野砲のものとみられ、長さ290mm、直径75mm、重量6.7kgで、信管が付いたままだったが、爆発の危険は少ないと判断し、ケースに収容して2040に駐屯地火薬庫に収めた。2月6日、第10普通科連隊が新十津川町と大規模災害時の連携に関する協定・大規模災害時における派遣隊員の留守家族支援に関する協定を締結した。2月7日、第10普通科連隊第１中隊の隊員33名が北海道赤平市内の独居老人宅11軒で除雪支援を実施。2月28日、第10普通科連隊が滝川演習場で４年振りの冬季戦技競技会を実施。3月9日、北海道余市郡赤井川村のスキー場で男性が行方不明になり、3月10日1100に北海道知事から旅団長に災害派遣要請が出された。1200、Fast-forceの隊員60名・車両30両が真駒内駐屯地を出発。1534に第11飛行隊OH-6ヘリ１機が丘珠駐屯地を離陸して捜索に当たった。3月11日0300、第11特科隊の隊員60名と車両30両が真駒内駐屯地を出発。0820に防災ヘリが男性を発見したため、1100に撤収要請が出された。第11特科隊、第18普通科連隊、第11偵察隊、第11飛行隊から隊員延べ120名、車両60両、OH-6ヘリ１機が捜索を行っている。4月6日、第28普通科連隊が自衛官候補生56名の入隊式を実施。9月25日から10月15日、北部方面隊が実施した平成26年度方面隊実動演習に参加。11月6-9日、みちのくALERT2014に参加。

2015年2月13日、第10普通科連隊の隊員43名と滝川駐屯地修親会が、担当地区である北海道赤平市で独居高齢者宅のボランティア除雪を実施。3月2日、余市岳で男性３人が行方不明となったため、3月3日0300に北海道知事から第11特科隊長に災害派遣要請が出された。第11特科隊、第11後方支援隊、第11偵察隊、第11飛行隊の計82名が出動して0500から捜索を開始、0720過ぎに行方不明者全員を発見し、中型雪上車で麓に搬送、消防に引き渡した。1000に撤収要請を受けている。3月2-12日、旅団冬期レンジャー育成訓練を実施。レンジャー隊員19名がヘリからのラペリング降下、スキー機動、実弾戦闘射撃を伴う襲撃行動、冬期山岳遭難救助を想定した救助要領を演練した。3月11日、北海道余市郡井川村のスキー場で１人が行方不明になったため、3月12日1430に北海道知事から旅団長に災害派遣要請が出された。第11飛行隊UH-1Jヘリ１機とOH-6Dヘリ１機が空から、第11特科隊などの隊員90名、車両30両（うち雪上車７両）が陸から捜索を開始し、3月13日には陸上捜索隊に第18普通科連隊の隊員20名と車両５両が加わり、空からは第11飛行隊UH-1Jヘリ１機が捜索に当たった。10月24日、第11音楽隊が札幌市内で北部方面隊音楽まつりに参加。10月26日から11月1日、第11戦車大隊が北海道大演習場で北部方面隊戦車射撃競技会に参加。

2016年4月10日、第28普通科連隊が自衛官候補生36名の入隊式を実施。4月14日・16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加（第11飛行隊）。5月28日、北海道七飯町の山中で７歳の男児が行方不明となったため、北海道知事から第28普通科連隊長に行方不明者捜索の災害派遣要請が出され、6月1-3日に隊員延べ155名で捜索。6月3日0750に駒ヶ岳演習場で訓練のミーティングを行うため第28普通科連隊所属の曹長が演習場内にある廠舎の扉を開けたところ、中に男児がいるのを発見・保護し、合同捜索隊に通報した。0930に撤収している。6月16日1421頃、函館市で最大震度６弱を記録する地震が発生したため、情報収集を実施。7月28日、第10普通科連隊が北海道石狩市で即応体制訓練を実施。石狩市を震源とする地震が発生し、多数の負傷者と損壊家屋などが生じたとの想定で、連隊本部が市役所庁舎に指揮所を開設、各中隊は市の防災計画通りに展開し、救急法、担架搬送、土嚢作成、人命救助、炊事などの訓練を行った。8月26-27日、赤平市で災害派遣（給水支援）に参加。9月26日から10月5日、北部方面隊総合戦闘力演習に参加。11月、第２師団第３次訓練検閲の対抗部隊を務めた。11月3-13日、平成28年度連隊等協同転地演習に第28普通科連隊などが参加。

2017年1月10日、空自第45警戒群と協同訓練及び相互支援に関する申し合わせを締結。2月13-26日、第８回冬季アジア札幌大会を支援した。3月6-17日、第11特科隊が冬期山岳救助訓練を実施。5月15日に墜落した北部方面航空隊LR-2連絡偵察機の捜索に第28普通科連隊が参加。5月23日、札幌市手稲山で登山中の男性が行方不明となったため、北海道知事から災害派遣要請があり、5月26日朝から第18普通科連隊50名が捜索した。1740に撤収要請を受け撤収している。6月13日、島牧郡島牧村でタケノコ採りの男性が行方不明になったため、北海道知事から災害派遣要請があり、第28普通科連隊20名が捜索した。消防が男性を発見し、1230に撤収している。6月20日から7月2日、第18普通科連隊が矢臼別演習場で課目指定演習の平成29年度北海道トレーニングセンター（29HTC）事前検証と第18普通科連隊訓練検閲に参加。7月10-18日、第11偵察隊が第２次集中訓練（水路潜入、山地潜入）を実施。8月10-28日、日米共同訓練ノーザンヴァイパーに参加。8月25-27日、第11音楽隊が岩見沢市で行われたくりさわ農業祭で演奏支援を行った。9月22日、はこだてカルチャーナイトに函館地本が出展した広報ブースで高機動車などを展示した。10月20日、第18普通科連隊が北海道主催防災総合訓練に参加。10月23-28日、第11戦車大隊が北海道大演習場島松地区第１戦車射場で北部方面隊戦車射撃競技会に参加。

2018年1月6日、第18普通科連隊が第２雪像制作部隊の編成完結式を実施。1月7日から2月3日、第18普通科連隊がさっぽろ雪まつりの大雪像奈良・薬師寺大講堂を制作した。2月6-8日、第10普通科連隊が芦別市カナディアンワールド公園で冬期連隊演習を実施。気温マイナス18℃の中、天幕無しの雪中露営やアイスクリート1600個による陣地構築を行い、訓練の様子を地域住民などに公開した。2月26-27日、第10普通科連隊が北海道警察機動隊と共同訓練を実施。治安出動時の共同対処要領を検証すべく、当事者に内容を知らせないブラインド方式で図上・実動訓練を行った。3月6-7日、第10普通科連隊が滝川演習場で冬季戦技競技会（個人走、アキオ曳行）を実施し、第２中隊が優勝した。4月8日、第28普通科連隊が新隊員44名に自衛官候補生課程入隊式を実施。4月25日、第10普通科連隊が即応対応訓練を実施。震度６弱の地震により液状化現象が発生したとの想定で、指揮所を町役場に開設し、防災計画で指定された各地に展開、各種救助訓練や避難経路確認などを行った。6月8日、札幌市定山渓で山菜採りに出掛けた男性１人が行方不明となったため、第18普通科連隊に災害派遣要請があり、隊員10名と車両３両で捜索を実施。6月9日0750に行方不明者発見で捜索活動が終了したため撤収要請が出された。6月17日、第18普通科連隊が石狩川水系豊平川総合水防演習に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。

2019年1月7日から2月3日、第70回さっぽろ雪まつりに協力した。1月27日、第10普通科連隊が第28回しんとつかわ雪まつりを支援した。2月21日2122頃、北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度６弱の地震が発生したため、第11飛行隊UH-1Jヘリが情報収集を行った。3月26日、機動旅団への改編を実施。第10普通科連隊が第10即応機動連隊に改編された。4月8日、第28普通科連隊が自衛官候補生31名の入隊式を実施。5月7日、第28普通科連隊がレンジャー集合教育開始式を実施。5月21-23日、第18普通科連隊が北海道大演習場島松地区で第２次連隊練成訓練を実施。5月25日、北海道十津川街で林野火災が発生したため、第10即応機動連隊に災害派遣要請があり、旅団司令部、第10即応機動連隊、第11飛行隊から延べ隊員25名、車両５両、航空機２機が参加、同日に撤収要請を受けた。6月9日、第18普通科連隊と第11音楽隊が北海道岩内町岩内地方文化センターで開催された岩内町自衛隊協力会主催の岩宇地区定期演奏会を支援した。7月6日、滝川商工会議所の要望を受け、16式機動戦闘車６両など車両70両と新隊員23名を含む徒歩部隊が滝川市駅前ベルロードで市中パレードを実施。7月8-14日、第18普通科連隊が北海道大演習場島松地区で第４次連隊練成訓練を実施。7月16-23日、令和元年度協同転地演習に参加。9月3-9日、令和元年度北部方面隊実動演習に参加。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第11後方支援連隊が参加。9月8日、第10即応機動連隊が滝川市主催たきかわコスモスマラソンで炊事支援を実施。9月26日、河野防衛相の視察を受けた。12月12日0109頃に発生した北海道宗谷地方北部を震源とする最大震度５弱の地震で情報収集にあたった。

2020年1月6日から2月3日、第18普通科連隊延べ3100名が第71回さっぽろ雪まつりの雪像制作に協力した。1月7日、札幌市大通公園でさっぽろ雪まつり協力団の編成完結式を行い、雪まつり実行委員会主催の雪輸送開始式に参加、雪輸送隊が初雪下ろしを行った。1月26日、第10即応機動連隊第２普通科中隊主力の30名がしんとつかわ雪まつりを支援した。2月27日から5月19日、第11施設隊が新隊員特技課程施設教育を実施。3月6-10日、第28普通科連隊、第11戦車大隊、第11特科大隊が北海道大演習場で総合戦闘射撃訓練に参加。4月2-8日、第11施設隊が北海道内で地誌資料収集訓練を実施。4月17-18日、北海道職員ら50人に新型コロナウイルスに関する衛生教育を実施。4月20-24日、民間宿泊施設で新型コロナウイルス感染軽症・無症状患者への生活支援を実施。5月7日から7月23日、第18普通科連隊がレンジャー養成集合教育を実施。5月15日、函館市惠山で男子高校生１人が行方不明になったため、5月17日0240に北海道知事から第11旅団長に捜索救助に係る災害派遣要請があり、第28普通科連隊が隊員延べ110名と災害用ドローン１機で捜索し、5月18日1900に撤収要請が出された。5月29日、北海道瀬棚郡今金町の山中で男性１人が行方不明になったため、5月31日0145に北海道知事から第28普通科連隊長に捜索救助に係る災害派遣要請があり、0200過ぎに隊員40名が函館駐屯地を出発して捜索活動を実施、1400過ぎに北海道防災ヘリが不明者を発見したため、撤収要請を受けた。6月2-16日、北海道大演習場恵庭・千歳地区で第７師団が行った機械化部隊戦闘訓練AC-TESCに参加。6月21-28日、北海道大演習場で第10即応機動連隊に対する連隊訓練検閲を実施。第10即応機動連隊は早朝の応急出動準備から作戦地域に機動展開し、白龍の稲妻作戦を発動、縦深20kmに亘り組織的な遅滞戦闘を繰り広げた。6月27日、札幌地本が真駒内駐屯地と北恵庭駐屯地で行った高校生・大学生に対する部隊研修に協力した。8月22日、第18普通科連隊が第11飛行隊UH-1Jヘリの支援を受けて自衛隊協力会員ら29人に航空機体験搭乗を実施。8月24日から9月10日、令和2年度北部方面隊実動演習に参加。8月29日から9月6日、真駒内駐屯地と上富良野演習場で第11施設隊訓練検閲を実施。9月19日、第10即応機動連隊が滝川駐屯地で第11飛行隊UH-1Jの支援を受け駐屯地モニターや協力会など27人に航空機体験搭乗を実施。10月12-18日、第10即応機動連隊が東千歳市街地戦闘訓練場、然別演習場、上富良野演習場で連隊演習と訓練検閲（第１中隊、機動戦闘車中隊、火力支援中隊、衛生小隊、通信小隊）などを実施。10月17日、第10即応機動連隊が上富良野演習場で射撃訓練（小銃小隊戦闘射撃、16式機動戦闘車停止射・スラローム射撃）を実施。

2021年1月7日、第18普通科連隊が連隊年始行事と３曹昇任式を実施。1月20-21日、第18普通科連隊が北海道大演習場西岡地区で個人携帯対戦車弾（縮射弾）や機関銃などの射撃訓練を実施。2月10日、第10即応機動連隊33名が北海道砂川市で高齢者宅のボランティア除雪を実施。2月22-26日、第18普通科連隊が北海道大演習場で連隊育成訓練及び第１中隊・対戦車小隊訓練検閲を実施。20km夜間スキー行進の後、陣地を構築し、敵の侵攻を阻止した。2月22-27日、第10即応機動連隊が北海道大演習場で連隊演習と第２普通科中隊・対戦車小隊・補給小隊に対する冬季訓練検閲を実施。第18普通科連隊、第11特科隊、第11施設隊、第11戦車隊、第11飛行隊、第11後方支援隊、北部方面航空隊、第12施設群も加わり、20kmスキー行進後の陣地攻撃や対機甲戦闘などを行った。3月11日、新型コロナウイルス対応の功績で、第18普通科連隊に１級賞状が授与された。4月1-2日、第10即応機動連隊が然別演習場で16式機動戦闘車及び96式装輪装甲車からの12.7mm重機関銃実弾射撃訓練を実施。4月1-4日、駒ヶ岳演習場で旅団駒ヶ岳訓練センター（B-KTC）訓練を実施。4月1日、第10即応機動連隊に自衛官候補生66名が入隊した。4月19日から7月30日、旅団レンジャー養成集合教育を実施。5月14日から6月25日、第18普通科連隊が令和3年度北海道訓練センター第１回実動対抗演習に参加。5月31日から6月4日、第10即応機動連隊が茨戸川渡河訓練場で施設・偵察小隊の漕舟訓練を実施。7月5-8日、第10即応機動連隊が第１高射特科団が行った総合防空訓練に参加。8月30-31日、第10即応機動連隊新隊員教育隊が隊員27名に35km徒歩行進を実施。9月16日、第10即応機動連隊が滝川演習場などで第11飛行隊との共同訓練を実施。UH-1Jヘリによる空中観測（目標捜索・火力要求）と偵察小隊空中機動（偵察用オートバイ積載・空中機動・卸下）を行った。9月1-2日、北海道大演習場有明射場で旅団射撃競技会を実施。共通の部で第10即応機動連隊が３連覇した。9月18-21日、第10即応機動連隊が上富良野演習場で総合戦闘射撃訓練「白龍の炎神21」を実施。12月5-15日、令和3年度北部方面隊戦車射撃競技会に参加。12月10日、ソマリア沖海賊対処第17次支援隊第１波の第10即応機動連隊要員がチャーター機で成田空港を出国。

2022年2月3-13日、第10即応機動連隊が令和3年度富士訓練センター第19次運営に参加。民間フェリーなどで富士地区に向かい、独立的に行動する増強普通科中隊の行動を演練し、第３普通科中隊と対戦車小隊の訓練検閲を行った。3月3日、広報映像コンテストを実施。第10即応機動連隊が最優秀賞を獲得した。6月6-20日、カーン・クエスト22に参加。7月3日、函館地本が北海道江差町で行われた第69回江差かもめ島まつりで行った市街地広報を支援し、装備品展示などを行った。

2023年6月29日から7月31日、令和5年度北海道訓練センター第２回実動対抗演習に参加。北海道大演習場での実動対抗演習で第10師団の対抗部隊を務めた。

参考：スピアヘッドNo.2、月刊軍事研究12,’06、4,’08、6,’08、5,’11、8,’11、11,’18、月刊JWings6,’08、6,’15、9,’16、6,’17、12,’18、5,’19、11,'20、月刊航空ファン7,’16、朝雲、MAMOR vol.140、vol.151、vol.155、vol.163、月刊世界の艦船9,’19

　＜第１１旅団（陸自、２０１５年）＞：北部方面隊隷下で、司令部は真駒内にある。第11旅団司令部、司令部付隊、第10普通科連隊、第18普通科連隊、第28普通科連隊、第11特科隊、第11高射特科中隊、第11戦車大隊、第11施設隊、第11後方支援隊、第11通信隊、第11飛行隊、第11偵察隊、第11特殊武器防護隊、第11音楽隊からなる。参考：陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１２海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-12と略す。1942年3月1日に新編され、VMF-121などを隷下に入れた。1956年から岩国基地に展開している。2014年9月15日から10月7日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアムなどへの訓練移転を実施。アンダーセン空軍基地と北マリアナ島ファラロン・デ・メディニラ空対地射場で戦闘機戦闘訓練と空対地射爆撃訓練を行った。2015年7月13日から8月7日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアムなどへの訓練移転を実施。人員240名、F/A-18戦闘機10機、KC-130空中給油機４機が戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練などを行った。8月17日から9月4日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアム島などへの単独訓練の移転を実施。F/A-18戦闘機10機と人員260名が戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練などを行った。9月7日から9月18日、米軍再編に係る岩国飛行場から航空自衛隊百里基地への訓練移転（共同訓練）を実施。F/A-18戦闘機５機が参加し、第７航空団、中部航空警戒管制団と戦闘機戦闘訓練などを行った。9月11日から10月8日、米軍再編に係る岩国飛行場と三沢飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）を実施。12月2-18日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）を実施。F/A-18戦闘機10機、EA-6B電子戦機５機がファラロン・デ・メディニラ空対地射場と周辺空域で戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練を行った。2016年1月12-22日、米軍再編に関する岩国飛行場から千歳基地への共同訓練移転に参加。1月13日と30日、VMFA-314がF/A-18A/C戦闘機７機でUDP配備された。1月15日と26日、VMFA-312がUDP配備を外れてF/A-18A/C戦闘機８機で本国に帰国。2月10日、VMAQ-3がUDP配備を外れてEA-6B電子戦機６機で帰国。2月17日と19日、VMFA(AW)-224がUDP配備を外れてF/A-18D戦闘機８機で本国に帰国。3月7-18日、米軍再編に係る岩国飛行場から航空自衛隊小松基地への訓練移転（共同訓練）にVMFA-314のF/A-18A/C戦闘機６機で参加。3月16日と25日、VMFA-122がF/A-18C戦闘機10機でUDP配備された。6月15日と7月2日、VMA-542がAV-8B攻撃機８機でUDP配備された。6月16日、VMA-214がUDP配備を外れ、AV-8B攻撃機６機でグアムに向かった。8月14日、VMFA-115がUDP配備された。9月2日から10月5日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアム島などへの訓練移転（単独移転）にF/A-18戦闘機20機と人員680名で参加。9月中旬、VMFA(AW)-225がUDP配備された。12月16日、VMFA-115がUDP展開を終えて帰国。2017年1月、VMFA-121がF-35B戦闘機10機でPCS配備された。1月27-28日、VMA-214がAV-8Bプラス６機でUDP展開に入った。1月29日、VMA-542のAV-8Bプラス７機がUDP展開を終えアメリカに帰国。2月15日から3月3日、米軍再編に係る岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）にF/A-18戦闘機８機などで参加。3月、VMFA-232がUDP展開に入り、VMFA(AW)-225がUDP展開を終えた。5月31日、VMA-311のAV-8B攻撃機８機がUDP展開を終え帰国。これが最後のAV-8B攻撃機によるUDPとなった。7月7-21日、米軍再編に係る岩国飛行場から百里基地への訓練移転（共同訓練）にF/A-18戦闘機６機で参加。第７航空団、中部航空警戒管制団と百里沖で戦闘機戦闘訓練などを行った。8月中旬、VMFA-232がUDP配備を終え本国に帰還。8月31日、F-35B戦闘機４機が九州周辺空域で空自第５航空団F-15戦闘機２機、アメリカ空軍第37遠征爆撃飛行隊B-1B爆撃機２機と編隊航法訓練を実施。9月13日、VMFA-251がF/A-18C戦闘機11機とF/A-18D戦闘機１機で岩国基地に展開し、UDP配備された。12月4日、F/A-18戦闘機２機がアメリカ空軍第34戦闘飛行隊F-35A戦闘機２機と共に、日本海上空と沖縄周辺空域で空自第８航空団F-2戦闘機２機、第９航空団F-15戦闘機２機との対戦闘機戦術訓練に参加。12月12日、F/A-18戦闘機４機が第９航空団F-15戦闘機４機、警戒航空隊E-2C早期警戒機１機、アメリカ空軍第34戦闘飛行隊F-35A戦闘機４機、第18航空団KC-135空中給油機１機、第37遠征爆撃飛行隊B-1B爆撃機２機と沖縄周辺空域で日米共同対処能力と部隊戦術技量向上を目的とした編隊航法訓練を行った。2018年2月8日から3月6日、米軍再編に係る嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）に参加。アンダーセン空軍基地と周辺空域で第18航空団と戦闘機戦闘訓練を行った。3月15日、VMFA（AW）-533がUDP配備された。3月17日、VMFA-251がUDP配備を終えた。5月9-24日、米軍再編に係る岩国飛行場から三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-35B戦闘機８機と人員140名で参加し、第２航空団F-15戦闘機４機、第３航空団F-35A戦闘機１機、F-2戦闘機４機、北部航空警戒管制団、第３・第６高射群、警戒航空隊などと、三沢東方空域などで戦闘機戦闘訓練や空対地射爆撃訓練を行った。10月、VMFA(AW)-225がUDP配備された。2019年2月13日から3月12日、米軍再編に係る嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独移転）に参加。F/A-18D戦闘機10機などが、第18航空団F-15C戦闘機12機、E-3B早期警戒機２機、KC-135R空中給油機２機などと共に、アンダーセン空軍基地及び周辺空域で戦闘機戦闘訓練を行った。2022年9月9日、F-35B戦闘機４機が青森県西方の日本海上空で日米共同訓練に参加。9月28日、F-35B戦闘機３機が沖縄周辺空域で日米共同訓練に参加。10月4日、F-35B戦闘機４機が九州西方上空で日米共同訓練に参加。2023年12月8-20日、米軍再編に係る訓練移転（日米共同訓練）に参加。F/A-18戦闘機10機、KC-130空中給油輸送機１機で新田原基地に展開（他にF-35B戦闘機２機が訓練の都度飛来）し、四国沖と九州西方で、第５航空団F-15戦闘機12機と、戦闘機戦闘訓練などを行った。参考：月刊軍事研究2,’13、月刊航空ファン11,’15、2,'16、5,'16、6,’16、4,’17、5,’17、6,’17、8,’17、11,’17、12,’17、4,’18、6,’18、1,’19、4,’19、月刊JWings12,’17、2,’18、3,’18、12,'22、2,'24、朝雲

　＜第１２海兵航空群（２０１４年）＞：第１海兵航空団隷下で、岩国基地に置かれている。隷下にMALS-12、VMFA(AW)-242、VMGR-152、VMFA(AW)-224、VMFA-122、VMA-542、MACG-18、MWSS-171などを置く。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１２海防隊＞：日本海軍の海防隊。呉鎮守府所属で、第５艦隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第１２駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和3年8月、第２水雷戦隊の隷下に入った。昭和6年9月1-5日、第２水雷戦隊３番隊として横浜に寄港（叢雲、東雲、薄雲、白雲）。昭和17年3月1日、バタビア沖海戦に参加（叢雲、白雲）。参考：日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船12,’18、10,'23

　＜第１２駆逐隊（昭和９年）＞：第２水雷戦隊隷下で、駆逐艦叢雲、薄雲、白雲を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第１２駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第３水雷戦隊隷下で、駆逐艦叢雲、東雲、白雲を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第１２軍（日本陸軍）＞

　＜第１２軍（昭和１９年後半）＞：北支那方面軍隷下で、第110師団、第115師団、第117師団、戦車第３師団、騎兵第４旅団からなる。参考：比島決戦

＜第１２航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空艦隊（基地航空部隊）で、昭和18年5月18日に新編された。北千島から北海道に展開して北太平洋方面を担当する。司令長官は戸塚道太郎中将で、隷下に第24・第27航空戦隊を置く。8月5日、北東方面艦隊の隷下に入った。昭和20年9月2日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊丸12,’90、日本海軍艦隊総覧

＜第１２航空軍（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の航空軍。2002年、B-1B爆撃航空団である第７・第28爆撃航空団が第８航空軍から隷下に入った。2015年10月、B-1B爆撃航空団の第７・第28爆撃航空団がAFGSC第８航空軍に移管された。参考：月刊航空ファン11,’17、月刊軍事研究4,’16

＜第１２航空軍（２００７年）＞：ACC隷下で、デービス・モンサン空軍基地に司令部がある。隷下に第７爆撃航空団（B-1B）、第28爆撃航空団（B-1B）、第27戦闘航空団（F-16C/D）、第49戦闘航空団（F-117、QF-4、T-38B）、第366戦闘航空団（F-15C/D/E、F-16CJ/DJ）、第388戦闘航空団（F-16C/D）、第355航空団（A/OA-10A）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第１２航空軍（２０１２年）＞：司令部はアリゾナ州デービス・モンサン空軍基地にあり、アメリカ南方空軍司令部を兼ねる。隷下に第７爆撃航空団、第９偵察航空団、第28爆撃航空団、第35遠征航空宇宙飛行隊、第49航空団、第429遠征作戦隊、第474遠征土木隊を置く。このうちアメリカ南方空軍の担当域で活動しているのは第35遠征航空宇宙飛行隊（プエルトリコ）、第429遠征作戦隊（オランダ領アンティル諸島、カリブ海アルバ島）、第474遠征土木隊（グアンタナモ）で、他は本土にいるか、アフガンやイラクなどに派遣されている。参考：月刊軍事研究1,’13

＜第１２航空軍（２０１３年）＞：ACC隷下で、司令部はアリゾナ州デービス・モンサン統合基地にある。隷下に第７爆撃航空団、第28爆撃航空団、第９偵察航空団、第49航空団、第55航空団、第432航空団、第355戦闘航空団、第366戦闘航空団、第388戦闘航空団、第552航空管制団を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第１２航空軍（２０１５年）＞：航空戦闘軍団ACC隷下で、アメリカ南方空軍の実戦部隊であり、司令部はデービス・モンサン空軍基地にある。第49航空団（MQ-1B、MQ-9A）、第355航空団（A-10C、EC-130）、第432航空団（MQ-1B）、第366戦闘航空団（F-15E、F-16CM/DM）、第388戦闘航空団（F-16CM/DM、F-35A）、第552航空管制団（E-3B/C/G）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第１２航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３艦隊隷下で、神川丸、山陽丸を配備する。兵力部署では馬來部隊第２航空部隊で、神川丸、山陽丸、相良丸を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第１２航空隊（日本海軍）＞：日本海軍航空隊。昭和12年7月7日の日華事変勃発を受け、7月11日に佐伯航空隊で編成された。定数は九五式艦戦12機、九四式艦爆12機、九二式艦攻12機で、第２連合航空隊隷下となった。8月7日、大連の周水子飛行場に進出、船団護衛任務に就いた。8月末、本土に帰還。9月5日、第３艦隊に編入され、上海の公大基地に配属されたが、九五式艦戦が能力不足だったため、主に地上直協作戦や防空作戦に就いた。10-11月、九六式艦戦に更新された。12月、大校場飛行場に進出、南昌・漢口攻撃を行った。昭和13年3月22日、艦戦隊に改編され、定数は九六式艦戦30機と艦攻12機になった。4月29日、九六式陸攻18機を護衛して九六式艦戦27機で漢口に出撃し、迎撃に来たI-15戦闘機・I-16戦闘機80機に逆襲をかけて敵機35機（不確実７機含む）を撃墜した。損害は２機である。7月19日までに112機（不確実12機含む）を撃墜。秋に漢口に移動し、ベテラン乗員の大部分を本土に帰還させ、残りは武漢の防空任務に就いた。昭和15年5月18日から第２連合航空隊隷下で百一号作戦に参加。7月21日、初めて零戦一一型（この時はまだ十二試艦戦という名称だった）を６機実戦配備し、続いて９機が送り込まれた。8月19日に零戦は初陣を飾り、12機で重慶に出撃したが、敵機は出現しなかった。9月12日、零戦12機で李家花園爆撃の護衛に就いたが、敵機は現れなかった。9月13日、第４次重慶攻撃・第35回重慶爆撃の護衛に２個中隊13機の零戦が出撃、重慶白市駅飛行場上空で34機の敵戦闘機隊（飛行第４大隊）と交戦し、I-153戦闘機22機とI-16戦闘機５機を撃墜（他に不確実撃墜７機、共同撃墜３機、地上撃破３機。中国側記録は被撃墜破24機）した。10月4日、零戦８機で成都の太平寺飛行場を攻撃。昭和16年1月30日、安慶派遣隊の九五式水上偵察機が広進市街の敵第３戦区司令部を爆撃。1020に安慶基地を離陸して1135に爆撃を行ったが、帰路に１機がエンジン故障で広進郊外に不時着した。乗員２名は機体に火を付け、敵兵に反撃しつつ離脱し、近くの川に降りた小隊長機に乗って安慶基地に無事帰投している。5月3日、元山航空隊、美幌航空隊と共に、九八式陸偵２機、誘導用陸偵１機、艦攻９機、零戦３機で重慶爆撃に参加。5月21日から六〇一号作戦に参加。昭和16年夏までに第14航空隊と合わせて104機を撃墜し、163機を地上撃破して空戦での損害はゼロという記録を残した（地上砲火による損失は３機）。昭和16年9月15日に解隊され、乗員は台南航空隊または第３航空隊に移った。参考：日本海軍戦闘機隊、丸メカニック別冊１、月刊JWings1,’12、9,’13、月刊丸7,’14、月刊航空ファン1,’18、3,’18、6,’18

＜第１２号駆逐艦＞：夕顔を参照。

＜第１２高射隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の高射隊。1973年10月、第４高射群隷下に饗庭野分屯基地で創設された。ナイキＪを装備する。1993年3月、ペトリオットに換装した。2009年4月28日、ペトリオットPAC3が配備された。2010年3月4日、無事故距離数777万7777kmを達成した。12月上旬、日米共同統合演習に参加し、PAC3部隊が海自LST-4003くにさきと協同して呉−佐世保間の海上機動を行い、饗庭野分屯基地から芦屋まで移動して第２高射群との対空協同訓練を実施した。帰路は全て陸路を使用した。2012年2月2日1730過ぎに滋賀県知事が第３戦車大隊長に要請した除雪支援の災害派遣に協力し、2月3日昼過ぎから40名で彦根市山間部の除雪作業を行い、1800前に撤収要請を受けた。2015年11月18日、MDAAのジャパン・ミサイル・ディフェンダー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2020年3月5日、PAC3機動展開訓練を実施。隊員30名と車両15両が伊丹駐屯地に進出し、システム立ち上げまでの発射準備手順を訓練した。11月13日、QCサークルのホットマン＋が第13回全日本選抜QCサークル大会で金賞を受賞した。2021年5月22日、滋賀県草津市エイスクエア駐車場で行われた滋賀安心安全フェスタで待機車１号を展示した。2022年11月28日、PAC-3及び基地防空用地対空誘導弾（11式短SAM）機動展開訓練に参加。第６基地防空隊と共に福井県おおい町長井浜海水浴場に展開し、撤収までを訓練した。参考：月刊JWings8,’14、8,'21、2,'23、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第１２高射隊（２０１５年）＞：第４高射群隷下で、饗庭野分屯基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１２護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1971年2月1日、第３護衛隊群隷下に新編され、DD-101はるかぜ、DD-102ゆきかぜが編入された。1973年12月16日に解隊された。2008年3月26日、護衛艦隊隷下に新編された。2010年3月15日、DD-130まつゆきが第14護衛隊に転出し、DE-229あぶくまが第14護衛隊から編入された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月16日、DD-129やまゆきが第11護衛隊に転じた。DE-232せんだいとDE-234とねが第16護衛隊から加わった。2012年3月14日、DD-131せとゆきが第１練習隊に転出した。2014年3月12日、DD-158うみぎりが第４護衛隊から編入された。2016年3月18日、DE-232せんだいが第14護衛隊に転出した。参考：月刊世界の艦船9,’10、5,’11、11,’11、5,’12、5,’14、6,’16、MAMOR vol.52

　＜第１２護衛隊（１９７１年２月１日）＞：第３護衛隊群隷下で、佐世保にある。DD-101はるかぜ、DD-102ゆきかぜを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１２護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、呉にある。DD-129やまゆき、DD-130まつゆき、DD-131せとゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１２護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、DD-129やまゆき、DD-131せとゆき、DE-229あぶくまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

　＜第１２護衛隊（２０１１年）＞：護衛艦隊隷下で、呉にある。DD-131せとゆき、DE-229あぶくま、DE-232せんだい、DE-234とねを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’11

　＜第１２護衛隊（２０１２年）＞：護衛艦隊隷下で、呉にある。DE-229あぶくま、DE-232せんだい、DE-234とねを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

　＜第１２護衛隊（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、呉にある。DD-158うみぎり、DE-229あぶくま、DE-232せんだい、DE-234とねを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第１２護衛隊（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、呉に置かれている。DD-158うみぎり、DE-229あぶくま、DE-234とねを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第１２施設群＞：陸上自衛隊の施設群。1976年3月25日、第102施設大隊から改編されて岩見沢駐屯地で新編された。2012年1月17日1850、北海道知事から除雪支援の災害派遣要請が出された。1月18日朝、隊員150名と車両35両で出動し、北海道岩見沢市と三笠市で24時間態勢の除雪作業を開始した。1月22日1400、撤収要請を受けて除雪支援を終了。述べ770名・420両が参加し、岩見沢市で5.8km、三笠市で3.5kmの幹線道路と計20棟の独居高齢者宅を除雪した。2月14日1100、北海道知事から除雪支援の災害派遣要請が出された。1300、第335施設中隊長ら隊員30名と大型ダンプ、ロータリー式除雪装置付きローダーなど車両10両で北海道三笠市弥生地区に向かい、1430から除雪を開始した。2030過ぎ、除雪要員を交代。2月15日0200前、除雪作業を一旦終了。0800、隊員50名と車両30両で除雪作業を再開。2月16日0330、除雪作業を一旦終了。0800、除雪作業を再開。1500に撤収要請を受けた。延べ派遣隊員は423名で、大型ダンプ142台分の雪を除雪し、総延長3.8kmの道路を啓開した。2014年6月5日、自衛官候補生に25km行進訓練を実施。8月24日、第335施設中隊と第312施設機材中隊が北海道三笠市防災訓練に参加。10月14-22日、北部方面施設隊の方面隊職種協同訓練に参加。2015年1月26日、北部方面施設隊冬期戦技競技会で４連覇した。9月14-22日、第11旅団演習に合わせて矢臼別演習場で群合同訓練検閲を実施。24時間雨量150mmを超える大雨の中、第336・第337施設中隊が第11施設隊と協同で旅団指揮所の４・５型簡易掩蓋掩壕と障害を構築・構成し、旅団長から隊員20名に褒賞が授与された。2016年1月25日、一般幹部候補生１名の着隊行事を実施。2月1-26日、岩見沢市でIWAMIZAWAドカ雪まつりの雪像製作支援を行った。3月4日、北海道岩見沢市立北村中学校で２年生27人に東日本大震災に関する講話を実施。5月12日、矢臼別演習場で群通信競技会を実施。電報送信、電報受信、信務作業など５種目で競技を行い、本部管理中隊が総合優勝した。6月1日、自衛官候補生教育隊が北海道大演習場で自衛官候補生26名に25km行進を実施。6月5-8日、北海道大演習場東千歳地区で群段列（本部管理中隊本部、補給班、衛生班）訓練指導及び第337施設中隊の検閲を実施。群段列は集結地を占領して兵站基盤を確立し、第337施設中隊は師団全般支援のため掩蓋掩壕、露天掩体、対戦車壕、ヘリボーン障害、大規模地雷原を構成し、道路を閉塞破壊した。その後、島松地区で第336・第342施設中隊の訓練検閲も行っている。7月8日、いわみざわ彩花まつりの観光踊りに隊員30名が参加。7月9-14日、北部方面施設隊の訓練検閲を受閲した。8月21日、岩見沢市でサイクルイベントを支援し、第335施設中隊と第302坑道中隊がコース誘導、第337施設中隊と第312施設器材中隊が給水支援を行った。11月1-10日、矢臼別演習場秋期定期整備を実施。12月12日から2017年1月24日、孫別演習場などで新補職者積雪地集合訓練を実施。2017年1月6日、孫別演習場で訓練始めのスキー行進を実施。1月30日、一般幹部候補生２名の着隊行事（3kmスキー行軍）を実施。3月27日、機能別化改編を行い、第３施設団の隷下に入った。5月31日、自衛官候補生教育隊が自衛官候補生27名に25km行進訓練を実施。9月16-17日、岩見沢市ふるさと百餅祭りを支援し、第302坑道中隊が臼の設置と撤収、第399施設中隊が炊事車による汁粉調理（6000食）を行った。8月 28日から10月5日、北部方面隊総合戦闘力演習の北演29に参加。2018年1月22日から2月16日、第399施設中隊が岩見沢市ドカ雪まつりの大雪像を制作した。2月1日、隊員170名が孫別演習場、岩見沢市内、三笠市内などで全長15kmのスキー行進訓練を実施。3月8日、岩見沢駐屯地で炊事競技会を実施し、本部管理中隊が優勝した。7月13日、教育隊新隊員ら40名がいわみざわ彩花まつりの観光踊りに参加し、岩見沢市長賞を受賞した。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2019年1月7日、孫別演習場で訓練始め（スキー機動）を実施。2月21日、北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度６弱の地震が発生したため、情報収集を実施。2月26-27日、スキー行進訓練を実施。7月3日、新隊員特技課程「施設」と一般曹候補生課程後期「施設」の教育開始式を実施。8月26日から11月15日、支援部隊早期展開プロジェクトに参加。12月18日、JR岩見沢駅前で街頭広報活動を実施。2020年1月6日、訓練始め（3kmスキー機動）に参加。1月23日、岩見沢駐屯地と孫別演習場で冬季戦技競技会（スキーによる部隊機動、アキオ曳行、個人走）を実施。6月17-22日、北海道大演習場、上富良野演習場、孫別演習場、来馬演習場で訓練検閲を受閲し、掩体・掩壕11カ所構築、地雷原・対空挺障害構成、道路80m新設、自走架柱橋２カ所架設、軽門橋渡場開設・運航、道路破壊などの各種施設作業を実施、優良の評価を得た。7月、九州北部豪雨の災害派遣に参加。7月20日、隊員180名と車両90両が撤収のため門司港でフェリーはくおうに乗り込んだ。9月12日、令和2年度新隊員特技課程（施設）と一般陸曹候補生課程後期（施設）教育修了式を実施。2021年2月15日、岩見沢市幌向緑地公園で雪害対処訓練を実施。2月22-27日、第11旅団第10即応機動連隊の連隊演習に参加。6月25日、南富良野町かなやま湖で群漕舟競技会を行い、第302坑道中隊が優勝した。7月5-8日、第１高射特科団が行った総合防空訓練に参加。7月3日、札幌地本の新さっぽろ自衛隊イベント2021に協力し、偵察用オートバイやドローンを展示した。12月10-14日、駒ヶ岳演習場で第399施設中隊の訓練検閲を実施。防御支援に任ずる施設中隊の行動を課題とし、第１小隊が複合障害を、第２小隊が指揮所用簡易掩蓋掩壕（2.5LP）を、器材班は対戦車壕や中距離多目的誘導弾露天掩体などを構築した。2022年1月11日、訓練始めで雪上綱引きを実施。第399施設中隊が優勝した。参考：朝雲、岩見沢駐屯地ホームページ、MAMOR vol.148、月刊世界の艦船10,’20

＜第１２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、上陸作戦師団に指定されており、通称剣師団。歩兵第12旅団（歩兵第14・第24連隊）、歩兵第24旅団（歩兵第46・第48連隊）、戦車第１連隊、騎兵第12連隊、野戦重砲兵第２旅団、下関砲兵連隊、佐世保重砲兵大隊、鶏知重砲兵大隊、工兵第18大隊、飛行第４連隊、輜重兵第18大隊を隷下に置く。師団管区は福岡県、山口県、長崎県、佐賀県、大分県。小倉で創設された。大正14年、久留米に移動した。太平洋戦争時、隷下に歩兵第24・第46・第48連隊などを置いていた。昭和19年後半、第10方面軍の隷下にあった。昭和20年1月、第40軍の隷下に入った。参考：帝国陸海軍事典、月刊軍事研究9,’16、比島決戦、太平洋海戦史、大日本帝国陸海軍軍装と装備

＜第１２師団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の師団。第１管区隊北部警備地域を担任する乙師団として1962年1月18日に相馬原駐屯地で創設された。隷下部隊として第１管区隊から第２・第13普通科連隊を引き継ぎ、管区隊各連隊の第３大隊を抽出して第30普通科連隊を新設、第12戦車大隊と第12特科連隊を創設している。良港のある新潟、そこから山間部を越えて首都圏を臨む関東平野にある群馬、隣県の栃木・長野を担任する。1964年6月16日に発生した新潟地震の災害派遣に参加。9月1日、内閣総理大臣賞と防衛庁長官第一級賞状を受賞した。1978年11月11-16日、東部方面隊空地演習に参加。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱でＣタイプ旅団への改編が決まり、2001年に第12旅団となった。参考：スピアヘッドNo.13、No.5、月刊軍事研究9,’12、日本の防衛戦力Part1、月刊航空ファン4,’19

　＜第１２師団（陸自、１９７８年）＞：東部方面隊隷下の乙師団で、司令部は相馬原にある。第２普通科連隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊、第12特科連隊などを隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

　＜第１２師団（陸自、１９８０年）＞：東部方面隊隷下で、司令部は相馬原にある。第２普通科連隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊、第12特科連隊などを隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第１２師団（陸自、１９８０年代半ば）＞：東部方面隊隷下で、司令部は相馬原にある。関東北部、中部山岳地帯、新潟の防衛を担当する。隷下に第２・第13・第30普通科連隊、第12特科連隊などを置く。参考：兵器最先端５、日本の戦力

＜第１２潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊168、伊169、伊171）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第１２潜水隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２潜水戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第１２潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３潜水戦隊隷下で、伊68、伊69、伊70を配備する。兵力部署では連合艦隊先遣部隊第３潜水部隊に所属する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、日本潜水艦物語

＜第１２戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和12年、沖島が編入された。参考：日本海軍特務艦船史

＜第１２戦隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２艦隊隷下で、沖島、神威、第28駆逐隊からなる。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１２掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊で、アメリカ海軍から貸与された掃海艇を配備する部隊として呉地方隊隷下に新編され、MSC-656えたじま、MSC-655うじしま、MSC-657ぬわじまが配備された。参考：月刊世界の艦船8,’10

＜第１２偵察攻撃飛行隊＞：RVAH-12を参照。

＜第１２徳山丸＞：MS-50を参照。

＜第１２飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団で、防府北基地に置かれている。隷下の航空学生教育群は入隊した航空学生が最初に配属される部隊で、航空学生課程教育が行われる。また、幹部候補生課程と航空学生課程の修了者が受講する飛行準備課程を一手に引き受けており、第12飛行教育団は空自パイロットが一度は所属する部隊となっている。その次のステップである初級操縦課程も第11飛行教育団と共に担当している。1959年6月1日、操縦学校から改編されて創設され、飛行教育集団の隷下に入った。1989年3月、航空学生教育群が隷下に入った。3月16日、飛行教育集団が航空教育集団に改編されたため、航空教育集団の隷下に移った。2009年8月12日、中国・九州北部豪雨の災害派遣で、山口県知事から感謝状を授与された。派遣修了後も有志ボランティア延べ230名が8月24日まで復旧活動にあたっている。2010年3月5日、無事故飛行22万時間（1976年3月から）の功績で防衛大臣から一級賞状を授与された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2018年7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。10月24日から山口県周防大島町で給水支援に係る災害派遣に参加。2020年7月1日、隊員自主募集の功績で、丸茂空幕長から第５級賞状を授与された。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、航空教育集団ホームページ、MAMOR vol.52、vol.60、vol.111、vol.144、朝雲、月刊JWings6,’13、7,’13

＜第１２飛行教育団（２０１０年）＞：航空教育集団隷下で、防府北基地に置かれている。隷下に第１飛行教育隊（T-7）、第２飛行教育隊（T-7）などを置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第１２飛行教育団（２０１５年）＞：航空教育集団隷下で、団司令部は防府北基地にある。隷下に飛行教育群第１飛行教育隊（T-7）、同群第２飛行教育隊（T-7）、同群地上準備教育隊、航空学生教育群、整備補給群、基地業務群を置く。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１２飛行教育団（２０２０年）＞：航空教育集団隷下で、防府北基地にある。T-7を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第１２飛行師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行師団。小月で編成された。通称天風師団。昭和19年後半、第６航空軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第１２ヘリコプター隊＞：陸上自衛隊のヘリコプター隊。2001年3月27日の第12旅団創設と同時に第12飛行隊から改編されて隷下に新編され、隊本部／本部付隊（OH-6D）と第２飛行隊（CH-47J/JA）は相馬原駐屯地、第１飛行隊（UH-60JA）は北宇都宮駐屯地に置かれた。2008年夏、他部隊に送付する秘指定文書１件が一時行方不明となり、12月19日に関係者の一等陸尉に減給１ヶ月15分の１、二等陸曹に減給１ヶ月30分の１の懲戒処分が出された。2009年4月3日、栃木県内の男性が心臓移植手術を受けるため東大医学部付属病院へ転院することになり、医療機器や多数の医療スタッフを同行させつつ迅速な搬送を行うため、栃木県知事から第12旅団に災害派遣要請が出された。4月6日1100過ぎ、北宇都宮駐屯地に前進待機していた第12ヘリコプター隊のCH-47輸送ヘリ１機が離陸し、1120に宇都宮市の済生会宇都宮病院に到着。患者と医療スタッフの計６名を乗せ、1250に離陸し、1330に自衛隊中央病院屋上ヘリポートに着陸して患者らを東京消防庁特殊救急車に引き渡した。4月11日、山梨県甲州市山林火災の災害派遣に参加。4月30日、山梨県甲州市勝沼町深沢の山林火災の災害派遣に参加。10月18日、長岡市と川口町で行われた合同防災訓練に参加。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月14日、福島第一原発から20km圏内の要救助者を空輸した。5月9日、栃木県足利市で山林火災が発生したため、OH-6ヘリ１機により情報収集を行い、CH-47ヘリ２機が28回147トンの散水を実施した。5月10日も引き続きOH-6ヘリ２機とCH-47ヘリ４機で情報収集と消火活動を行い、73回383トンを散水して1330に撤収した。6月30日0816に発生した長野県中部を震源とする震度５強の地震を受け、OH-6偵察ヘリとUH-60JA多用途ヘリを情報収集のため飛行させた。7月31日、福島豪雨に伴う災害派遣に参加。2012年1月17-18日、埼玉県秩父郡小鹿野町にある父不見山の山林火災で消火活動を実施。11月18日、CH-47で三宅島山林火災の消火活動を実施。2013年4月28日0930過ぎ、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原で野焼きの飛び火から山林火災が発生したため、1300に県知事から第13普通科連隊長に災害派遣要請が出され、CH-47ヘリなど５機が出動し、47トンを散水して1700に鎮火させた。5月8-13日、山梨県韮崎市の山林火災で災害派遣され、CH-47ヘリで消火活動を行った。10月16日から11月8日、伊豆大島で台風26号豪雨の災害派遣に参加。2014年2月15-23日、関東甲信地方豪雪災害の災害派遣に参加。3月25-26日、茨城県日立市山林火災の災害派遣に参加。4月15-19日、群馬県黒川ダム付近の山林火災の災害派遣に参加。5月8日、東京都多磨町境付近で発生した火災の災害派遣に参加。9月27日から御嶽山噴火の災害派遣に参加。11月22日に発生した長野県北部を震源とする地震の被害偵察のため、OH-6Dヘリ１機を発進させた。2015年3月31日から4月2日、長野県岡谷市川岸西地区で発生した山林火災の災害派遣に参加。CH-47ヘリで126トンを放水した。7月22日から8月7日、御嶽山噴火災害による行方不明者再捜索支援の災害派遣に参加。9月10日から関東・東北豪雨災害の災害派遣に参加。10月29日、東京電力柏崎刈羽原発とその周辺地域で新潟県警との共同実動訓練に参加。2016年1月7日、本部付隊OH-6Dヘリ３機、第１飛行隊UH-60JAヘリ４機、第２飛行隊CH-47J/JAヘリ３機で統一編隊飛行訓練を実施。3月3-4日、栃木県鹿沼市谷倉山の山林火災に対する災害派遣に参加。3月5日、北宇都宮駐屯地で栃木地方協力本部が実施した募集対象者ら60人に対するCH-47J輸送ヘリ体験搭乗を支援した。4月14日・16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。5月21日、姫川・関川総合水防演習に参加。6月26日、第12旅団第30普通科連隊の体験搭乗を支援した。9月1日、埼玉県で行われた第37回９都県市合同防災訓練に参加。9月10日、新潟地本が高田駐屯地で行った募集対象者60人のCH-47JAヘリ体験搭乗に協力した。2017年1月10日、統一編隊飛行訓練を実施。3月6日、長野県消防防災ヘリ墜落事故の災害派遣に参加。3月6-17日、フォレスト・ライト2016-2に参加。3月27日、栃木県那須町のスキー場で雪崩に巻き込まれた高校生らの捜索を目的とする災害派遣に参加。5月2-3日、静岡県浜松市で発生した山林火災の災害派遣に参加。12月18日、第１飛行隊が山梨県上野原市で発生した山火事の災害派遣に参加。2018年1月4日、第１飛行隊が東京都西多摩郡奥多摩町で発生した山火事の災害派遣に参加。1月10-11日、群馬県甘楽郡南牧村で発生した山林火災の災害派遣に参加。1月22日、26日までの予定で隊員30名が草津国際スキー場で積雪地訓練に入った。1月23日0959、草津白根山が噴火し、草津国際スキー場で訓練中の上級者グループ８名が巻き込まれ、隊員１名が部下をかばった際に噴石が背中を直撃して死亡、残る７名も重軽傷を負った。1051に群馬県知事から第12旅団長に災害派遣が要請されたのに伴い、CH-47とUH-60で孤立者救出にあたっている。1月26日、草津白根山噴火で殉職した隊員の部隊葬送式を実施。2月10日、DMAT関東ブロック訓練に参加し、第１飛行隊UH-60JAヘリで北宇都宮駐屯地から下総航空基地までDMATと患者を搬送する訓練を行った。4月2-3日、長野県飯田市で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月6日、長野市若穂綿内の近傍で発生した山林火災の災害派遣に参加。6月1日、第12旅団司令部、第12後方支援隊衛生隊と共に、前橋赤十字病院の患者輸送を支援した。6月18日、第13普通科連隊と共に、焼岳火山噴火を想定した防災訓練にCH-47ヘリとUH-60JAヘリで参加。7月30日から8月3日、第２飛行隊が夏季集中訓練（低空飛行訓練、リペリング訓練、ホイスト訓練、高機動車搭載訓練、霞ヶ浦訓練場での着水訓練など）を実施。8月7-8日、長野県大桑村城山で発生した山林火災の災害派遣に参加。8月10-11日、草津白根山上空付近で行方不明となった群馬県防災ヘリ捜索救助の災害派遣に参加。10月21日、長野県総合防災訓練に参加し、CH-47とUH-60JAで人員や救援物資の緊急輸送訓練を行った。11月6日、群馬地本高崎地域事務所の陸自採用試験女性受験生に対する部隊見学に協力した。11月9-11日、みちのくALART2018に参加。2019年1月3日に発生した群馬県安中市の山林火災に対する災害派遣に参加。1月23日に発生した埼玉県比企郡の山林火災に対する災害派遣に参加。3月24-25日、埼玉県飯能市で発生した山林火災の災害派遣に参加。3月25-26日、栃木県足利市で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月5-7日、長野県佐久穂町で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月6-7日、長野県喬木村で発生した山林火災に対する災害派遣に参加。4月19日、長野県軽井沢町で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月22日、群馬県下仁田町で発生した山林火災の災害派遣に参加。5月21-25日、自衛隊統合防災演習に連動した東部方面隊防災訓練に参加。5月27日、東京都檜原村で発生した山林火災の災害派遣に参加。6月18日2222に発生した山形県沖を震源とする最大震度７の地震でOH-1ヘリとUH-1Jヘリによるによる情報収集活動を実施。8月8日、浅間山小規模噴火の情報収集を実施。10月13日から台風19号・21号被害の災害派遣に参加。2020年3月6日、OH-6Dの用途廃止セレモニーを行い、部隊で最後の１機が相馬原駐屯地から霞ヶ浦駐屯地に飛行した。3月27日に発生した茨城県久慈郡大子町の山林火災の災害派遣に参加。4月15-16日、農水省と協力し、UH-60JAヘリ１機が、栃木県日光市、佐野市、群馬県沼田市など３市２町の国有林で、野生猪への豚コレラ経口ワクチンを空中散布した。

2021年2月21日に発生した足利市両崖山の山火事消火の災害派遣に参加。2月25日に発生した群馬県桐生市の山林火災の災害派遣に参加。4月22日、茨城県大子町で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月22日に発生した群馬県みどり市の山林火災の災害派遣に参加。2022年10月1日、DMAT広域搬送訓練に参加し、静岡空港から富山空港まで人員や医療機器を輸送した。11月6日、海上自衛隊創設70周年記念令和4年度国際観艦式にCH-47JAヘリ２機で参加。11月17-19日、栃木県日光市で発生した山林火災の災害派遣に参加。12月11日、栃木県・栃木市総合防災訓練に第１飛行隊UH-60JAヘリが参加。

参考：スピアヘッドNo.18、MAMOR vol.52、vol.135、vol.138、vol.142、vol.149、vol.150、vol.151、vol.154月刊JWings1,’14、6,’14、12,’14、2,’15、6,’15、10,’15、11,’15、3,’16、5,'16、3,’17、5,’17、6,’17、3,’18、10,’18、3,’19、4,’19、9,’19、6,’20、5,'21、7,'21、12,'22、1,'23、2,'23、3,'23、月刊航空ファン7,’16、11,’18、朝雲、月刊航空情報5,’18

＜第１２ヘリコプター隊（２００９年度）＞：第12旅団隷下で、相馬原駐屯地に置かれている。本部付隊（相馬原駐屯地。OH-6D４機）、第１飛行隊（北宇都宮駐屯地。UH-60JA８機）、第２飛行隊（相馬原駐屯地。CH-47J、CH-47JA計８機）からなる。参考：月刊航空ファン4,’10、スピアヘッドNo.5

＜第１２ヘリコプター隊（２０２０年）＞：第12旅団隷下で、相馬原駐屯地にある。第１飛行隊（北宇都宮駐屯地。UH-60JA）、第２飛行隊（相馬原駐屯地。CH-47J/JA）を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第１２方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、関東地方を担当することとなった。4月、第１総軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

＜第１２旅団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の旅団で、第12師団から改編されて相馬原駐屯地で東部方面隊隷下に創設された。担当地域は栃木、群馬、長野、新潟で、本州中央部に位置するという地の利を活かし、ヘリによって全国各地に機動展開することを想定していたが、輸送ヘリの配備数が限られており、自前の攻撃ヘリ部隊も持っておらず、１個普通科連隊（軽）700名のヘリボーンを行う能力を持たせる予定が、実際には増強１個中隊350名で、東部方面隊の他ヘリ部隊の協力も得て方面隊管内の空中機動作戦を行えるに止まっている。空中機動性を考慮しすぎたためか、ソフトスキンばかり配備されており、軽装甲機動車すら装備しておらず、装甲車は旅団本部付隊の化学防護車だけだった（その後の方針転換で87式偵察警戒車などを配備）。火砲はFH-70が20門で、１個普通科連隊あたり１個特科中隊を配属させられるが、全般支援火力が無い。定数は4000名で、隷下に旅団司令部／司令部付隊（相馬原）、第２普通科連隊（高田）、第13普通科連隊（松本）、第30普通科連隊（新発田）、第48普通科連隊（コア連隊。相馬原）、第12ヘリコプター隊（相馬原）、第12特科隊（宇都宮）、第12高射特科中隊（相馬原）、第12対戦車中隊（新町）、第12後方支援隊（新町）、第12施設中隊（新町）、第12通信中隊（相馬原）、第12音楽隊（相馬原）を置く。空中機動指導官の教育も担当する。2001年3月27日、相馬原飛行場で編成完結式を実施。新編された第48普通科連隊に連隊旗が授与された。2002年、第１空挺団と北方機動演習を実施。この時は東部方面航空隊、第４対戦車ヘリコプター隊、航空自衛隊輸送機、海上自衛隊輸送艦の協力を得た。2004年7月13日に発生した新潟・福島豪雨の災害派遣に参加。2008年春から空中機動指揮官養成訓練を開始。期間は２ヶ月間で、第12旅団隷下各中隊の選抜要員（ほぼ陸曹、たまに幹部）に対し、空中機動作戦の訓練指導者となれるような教育を施す。11月5日、高田駐屯地で新潟・長野県警と共同実動訓練を行った。12月9日、第48普通科連隊が高崎市箕郷町の社会福祉法人はるな郷で餅つき慰問を実施。隊員13名が60kgの餅をついた。

2009年1月19日、第13普通科連隊が松本市で図上防災訓練に参加。1月21日、第30普通科連隊が新潟県庁で国民保護図上訓練に参加。4月9日、群馬県沼田市で枯れ草を燃やす火が燃え広がって山火事となったため、群馬県知事から災害派遣要請が出され、情報収集などを行った。4月10日、新潟県南魚沼市で野焼きの火が燃え広がって山火事となり、新潟県知事から災害派遣要請が出され、情報収集などを行った。5月2-5日、第48普通科連隊が宇都宮など４箇所の射場で基本射撃競技会（前段）を実施。5月8-16日、第２普通科連隊が朝霞駐屯地の東部方面指揮所訓練センターで訓練を実施。5月26日、第２普通科連隊第３中隊の70名が南魚沼市八海山麓スキー場前駐車場からレスポート六日町駐車場までの20km行進訓練を実施。地元協力団体や地域住民から激励や飲料水の差し入れなどを受けた。6月5日、第13普通科連隊が松本駐屯地で新隊員教育隊前期教育の公開訓練を実施。新隊員が家族らに訓練の成果を披露した。6月6-7日、第２普通科連隊が柏崎市みなとまち海浜公園で開催された2009かしわざき風の陣に高機動車や野外炊具１号などを展示。7月1-4日、第13普通科連隊が関山演習場で第２中隊と通信小隊に対する訓練検閲を実施。7月8-10日、第２普通科連隊が湯沢町役場の職員５人に対する隊内生活体験を実施。7月14-16日、第２普通科連隊が高田駐屯地と相馬原演習場で第１中隊と通信小隊に対する第１次訓練検閲を実施。7月23日、妙高市役所職員14人に対する隊内生活体験を実施。9月4-6日、第２普通科連隊が関山演習場などで第３中隊衛生小隊に対する第２次基礎となる部隊訓練検閲を実施。9月19-22日、第48普通科連隊が関山演習場と高田駐屯地で平成21年度連隊総合射撃競技会を実施。第３中隊が総合優勝した。10月10日、第12特科隊が新隊員課程後期教育修了式を実施。10月10-13日、第48普通科連隊が相馬原演習場で第５次連隊野営訓練（Ｆタイプ）を実施。10月18日、長岡市と川口町で行われた合同防災訓練に参加。

2010年1月18日から2月5日、第48普通科連隊が相馬原演習場などで中級陸曹集合訓練を担任。第12旅団の二等陸曹41名が実員指揮、訓練服務指導の訓練を行った。2月25-27日、関山演習場で第２中隊に対する部隊訓練検閲を実施。空中機動を含むスキー行進後に陣地攻撃を行った。3月16日、新潟県加茂市で送水管破裂により500世帯が断水したため、0843に第30普通科連隊長に対して県知事が災害派遣を要請。隊員22名、車両５両、水トレーラー４両を派遣して給水活動を行い、2000前に撤収要請を受けて活動を終了した。5月1-4日、相馬原駐屯地など４つの駐屯地で連隊基本射撃競技会（前段）を実施。即応予備自衛官200名を含む240名が参加し、小銃基本射撃検定・上級による競技の結果、第１中隊が優勝した。5月9日と11日、第48普通科連隊本部管理中隊が即応予備自衛官招集訓練として黒桧山登山訓練を実施。7月17-19日、第43普通科連隊が関山演習場で第一次連隊野営訓練（各種砲弾射撃・各直轄小隊等機能別訓練）を実施。即応予備自衛官226名を含む360名が参加した。8月4日、第12後方支援補給中隊がおおた100km徒歩の旅に協力し、新隊員後期教育課程で配属されていた学生17名が野外入浴セット２組を設営して支援にあたった。8月28-29日と9月1日、第13普通科連隊が長野県総合防災訓練に参加。9月8-10日、第48普通科連隊が相馬原駐屯地で北群馬信用金庫社員10人の隊内生活体験を支援。10月28日、第12特科隊が平成22年度栃木県国民保護図上訓練に参加。

2011年1月17日から2月4日、相馬原演習場で平成22年度第２次第12旅団中級陸曹集合訓練を実施。2月2日、新潟県知事から豪雪に対する災害派遣要請があり、第２普通科連隊が魚沼市で除雪支援を実施、第12旅団と第５施設群が魚沼市役所に連絡員を派遣し、第12ヘリコプター隊のOH-6ヘリが情報収集を行った。2月6日の撤収要請までに人員延べ360名、車両90両を派遣した。2月28日から3月18日、第30普通科連隊が平成22年度補助担架要員集合訓練を実施。3月1-7日、第30普通科連隊が相馬原演習場などで実施された国際緊急援助隊総合訓練に参加。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。福島県相馬市に展開し、相馬市海岸部、南相馬市、いわき市で支援活動にあたった。第48普通科連隊は相馬原駐屯地で創隊10周年記念行事を行っていたが、その最中に地震があったため、直ちに第３種非常勤務態勢をとった。夜、第30普通科連隊主力270名が新発田駐屯地を出発。3月12日、隊員2200名、車両640両が被災地に移動を開始。3月13日、災派部隊が福島に到着して救援活動を開始。1400、第12化学防護小隊が二本松市で50人の除染を完了。3月14日、第12飛行隊が福島第一原発20km圏内の要救助者輸送を再開。第30普通科連隊は福島駐屯地に連隊指揮所を開設し、第44普通科連隊から救援任務を引き継いだ。3月13日、福島に到着し、支援活動を開始した。第12化学防護小隊が二本松で除染対象者の除染作業を実施。3月29日0855、須賀川市で給水支援を実施。4月2日1643、福島布引で巡回診療を行った。4月3日0800、いわき市中央北中で給水支援を実施。4月10日、第13普通科連隊が平成23年度自衛官候補生50名の入隊式を実施。第30普通科連隊が新発田駐屯地体育館で自衛官候補生50名の入隊式を実施。4月18日、第13普通科連隊が400名規模、第48普通科連隊が380名規模で福島第一原発から半径30km圏内の北部沿岸地域における行方不明者捜索を開始。第12施設中隊も重機を投入して捜索に加わった。第２普通科連隊が230名規模で福島第一原発から半径30km圏内の南部沿岸地域における行方不明者捜索を開始。4月21日、第48普通科連隊370名（うち即応予備自衛官280名）が福島県に向け出発。4月22日、第48普通科連隊が南相馬市鹿島区で行方不明者の捜索を開始。4月25-26日、福島県の行方不明者集中捜索に参加。4月25-29日、福島第一原発から30km圏内の南相馬市小田島地区で行方不明者捜索を実施。4月26日午後、第48普通科連隊が南相馬市みちのく鹿島球場周辺で捜索活動を開始。4月27日1200、第48普通科連隊が東日本大震災の捜索任務を終了。4月28日、第48普通科連隊が帰隊した。4月28-30日、第30普通科連隊が福島第一原発から20km圏内の南相馬市小高区で、水門付近の瓦礫除去作業を行った。4月29日、第30普通科連隊第１中隊が第３中隊から任務を引き継ぎ、南相馬市小島田地区で行方不明者の捜索を開始。5月1日、福島第一原発から半径20km圏内の行方不明者捜索を開始。5月4日、第30普通科連隊が３個中隊で福島第１原発から20km圏内の南相馬市小高地区での行方不明者捜索を開始。5月7日、第30普通科連隊が福島第一原発の半径20km圏内で行方不明者捜索を実施。5月17日、第13普通科連隊と第12特科隊が南相馬市小高地区で不明者捜索を実施。5月23日、第30普通科連隊が南相馬市小高地区での捜索態勢を４個中隊に強化。5月24-30日、第２普通科連隊、第30普通科連隊、第12特科隊が福島第一原発から20km圏内の南相馬市小高区の不明者捜索を実施。5月31日、南相馬市小高地区を第２・第13・第31普通科連隊、第12特科連隊が捜索。7月29日から8月1日、第30普通科連隊、第２普通科連隊、第12後方支援隊が新潟・福島豪雨災害に対する災害派遣に参加。9月16-19日、第48普通科連隊が関山演習場で総合戦闘射撃競技会を実施。隊員307名（うち即応予備自衛官196名）が参加し、各中隊が班戦闘射撃と87式対戦車誘導弾（実距離誘導）で競い合い、前者は第３中隊Ａ班、後者は第２中隊が優勝した。また、増強補給小隊の炊事錬成訓練も行われた。9月22日、第２普通科連隊が一般曹候補生課程後期・新隊員特技課程の隊員49名に対して修了式を実施。9月25-29日、東部方面航空隊、国際活動教育隊と共に、国際緊急援助隊準備訓練を実施。10月3-10日、第30普通科連隊が王城寺原演習場などで平成23年度協同転地演習（連隊等転地）に参加。10月6-15日、王城寺原演習場で第12旅団協同転地演習を実施。11月4日、第30普通科連隊が新潟県三条市から感謝状を授与された。

2012年1月5日から2月24日、第２普通科連隊が担任して相馬原駐屯地と相馬原演習場などで平成23年度空中機動指導官養成訓練を実施。第12旅団の各部隊から31名が参加した。1月10日、第30普通科連隊が新発田駐屯地で訓練始めを実施。1月13日、第30普通科連隊の隊員２名に対し、福島第１原発の原子力災害に関する表彰式が行われ、統合幕僚長からの２級賞詞が伝達された。1月24-27日、第30普通科連隊が関山演習場で練成訓練などを実施。1月30日から2月3日、第48普通科連隊が相馬原駐屯地と相馬原演習場で陸曹特技上級検定を実施。上級迫撃砲を11名（120mm２名、81mm９名）、上級軽火器を７名、上級ATMを７名が受検した。2月12日、新潟県糸魚川市西飛山のシャルマン火打スキー場で男性客１名が行方不明になったため、2月13日2120に新潟県知事から不明者捜索の災害派遣要請が出された。2月14日早朝、第２普通科連隊の隊員60名が捜索を開始したが発見されず、翌日と翌々日は二次災害の恐れがあるため捜索は中断され、2月17日1500に撤収要請が出された。2月15-16日、第30普通科連隊で教育を受けている幹部候補生11名が新発田駐屯地村杉地区と大日原演習場で襲撃に任ずる小部隊の行動を訓練し、敵の立て籠もる建物を奇襲して人質を救出した。2月21-24日、第30普通科連隊が大日原演習場で装軌操縦特技訓練（大型特殊免許保有者に対する雪上車の操縦練成・検定）を実施。2月27日から3月16日まで、第30普通科連隊が新発田駐屯地で平成23年度補助担架要員集合訓練を実施。2月28-29日、第２普通科連隊が関山演習場で平成23年度連隊スキー競技会を実施。初日はアキオ曳行、二日目は個人機動で競技し、中隊対抗の部では第１中隊が優勝した。2月29日、相馬原駐屯地で旅団情報競技会を実施。普通科連隊などのＡグループと直轄支援部隊などのＢグループに分かれて競技を行い、Ａグループでは第12偵察隊が優勝した。3月1日、第30普通科連隊第１中隊が新発田駐屯地で新潟県警との共同訓練を実施。3月22日、第30普通科連隊が新発田駐屯地雨天訓練場で連隊表彰式を実施。東日本大震災の災害派遣で功績のあった隊員10名に第12旅団長の三級賞詞、57名に連隊長からの４級賞詞、８名に５級賞詞が伝達・授与された。4月2日、第48普通科連隊が平成24年度末の第４中隊・重迫撃砲中隊の新編に向け、相馬原駐屯地木造外来隊舎前で新編部隊準備隊の編成完結式を実施。4月9日、第２普通科連隊が高田駐屯地で自衛官候補生25名の入隊式を実施。4月19-23日、第30普通科連隊が大日原演習場で空中機動訓練を実施。5月27日、第２普通科連隊が長岡市で信濃川・魚野川水防演習に参加。6月1日、第12後方支援隊衛生隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊、第12旅団本部の計40名と救急車５両で、群馬県太田市の富士重工健保組合総合太田病院の新病院移転に伴う入院患者の搬送を支援した。6月27日、第２普通科連隊が自衛官候補生22名に対する平成24年度自衛官候補生課程修了式・祝賀会食を実施。9月、第２普通科連隊が関山演習場などで連隊射撃競技会を実施。普通科中隊対抗の戦闘射撃と基本射撃を行った。9月9日、関山演習場で平成24年度旅団重迫撃砲競技会を実施。第30普通科連隊が３連覇を達成した。9月11日、静内対空射撃場で第12高射特科中隊が93式近距離地対空誘導弾による実射訓練を実施。9月17-28日、相馬原駐屯地と相馬原演習場で平成24年度不発弾処理技能者養成集合訓練を実施。10月5-7日、第48普通科連隊が平成24年度連隊総合訓練（招集訓練Ｆタイプ）を実施。即応予備自衛官250名を含む437名が参加した。10月30日から11月24日、協同転地演習を実施。11月2-22日、西部方面隊実動演習に参加。

2013年2月25-28日、第30普通科連隊が関山演習場で第２次中隊等訓練検閲・第４次連隊錬成訓練を実施。3月、第12施設中隊が第12施設隊に改編された。3月4-8日、第13普通科連隊が八ヶ岳連峰で冬期山地行動訓練を実施。3月17日、第12特科隊が第４中隊の廃止に伴う即応予備自衛官任務完遂式を実施。3月26日、第48普通科連隊を東部方面混成団隷下に移し、即応予備自衛官編成を旅団編成から廃止した。4月3-5日、第２普通科連隊が北越銀行総合職新人行員32人に隊内生活体験を実施。4月28日0930過ぎ、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原で野焼きの飛び火から山林火災が発生したため、1300に県知事から第13普通科連隊長に災害派遣要請が出され、第13普通科連隊の30名と第12ヘリコプター隊のCH-47ヘリなど５機が出動し、47トンを散水して1700に鎮火させた。6月5-6日、第２普通科連隊第３中隊が35km行進訓練を実施。7月2-4日、越後製菓の新入社員16名に隊内生活指導を実施。7月4-5日、第13普通科連隊と第30普通科連隊１個分隊が松本駐屯地体育館で89式小銃型訓練用電動エアガンを使用して小部隊の近接戦闘訓練を実施。7月5-24日、第13普通科連隊第２中隊が防大３年学生10名に対し、各種訓練や営内生活指導を実施。7月27-28日、第48普通科連隊が平成25年度第１次連隊集中訓練・家族キャンプを実施。9月1日、第２普通科連隊が新潟県・十日町市総合防災訓練に参加。9月16日、第２普通科連隊が台風18号による豪雨被害の災害派遣に参加。9月28日、第48普通科連隊がサンデン社員25人に隊内生活体験を実施。10月5-6日、第13普通科連隊が北アルプスの上高地から槍ヶ岳への機動訓練を実施。10月16日から11月8日、伊豆大島で台風26号豪雨の災害派遣に参加。

2014年1月15日、長野県の県道80号と国道18号で豪雪により200両の車両が孤立したため、2148に長野県知事から第13普通科連隊長に災害派遣要請があり、2300にFAST-Forceの隊員10名と車両２両が出動。1月17日1800に撤収要請を受けた。1月21-24日、第13普通科連隊山岳レンジャー訓練隊が八ヶ岳で冬期山地訓練を実施。標高2000メートル・気温マイナス25度の断崖絶壁を踏破するなどの訓練を行った。1月27-30日、第30普通科連隊が第５次連隊錬成訓練を実施。2月15-23日、第13・第48普通科連隊、第12後方支援隊、第12施設中隊、第12対戦車中隊、第12偵察隊が関東甲信地方豪雪災害の災害派遣に参加。2月25日から3月8日、関山演習場や相馬原演習場などで、第２普通科連隊の１個中隊がアメリカ海兵隊との相互運用性向上を目的とした訓練に参加。5月12日から7月25日まで、第２普通科連隊が関山演習場などでレンジャー集合教育を実施。8月29日から9月28日、第13普通科連隊、第12特科隊など（中距離多目的誘導弾装備）がヤキマ演習場でアメリカ陸軍第２ストライカー旅団戦闘団などとの日米共同実動訓練（雷神2014）に参加。9月27日から御嶽山噴火の災害派遣に参加。10月3日、第12音楽隊が糸魚川市きららホールで市制10周年記念イベントとして陸上自衛隊第12音楽隊演奏会を実施。10月5日、第12音楽隊が新潟競馬場で開催された第48回日本中央競馬会スプリンターズステークスでファンファーレ演奏を実施。10月18日、新潟県小千谷市総合体育館で行われた中越地震小千谷復興感謝祭おぢゃれ元気フェスタで、第２普通科連隊が小千谷市長から感謝状を贈呈された。10月26日、第30普通科連隊が新潟県五泉市で平成26年度五泉市地域防災訓練に参加。11月5-10日、関山演習場整備を実施。11月6-9日、みちのくALERT2014に参加。11月11日、第２普通科連隊が柏崎市と刈羽村で行われた平成26年度新潟県原子力防災訓練に参加。11月22日に発生した長野県北部を震源とする地震の情報収集のため、第12偵察隊と第13普通科連隊を派遣した。11月23日、第13普通科連隊が地震に伴い断水した白馬村への給水に係る災害派遣に参加。

2015年1月7日、第13普通科連隊が年頭訓練を実施。第48普通科連隊が標高1390mの榛名富士で噴火災害対処を目的とした訓練始めを実施。予告無しに東部方面総監が視察に現れ、隊員を激励した。1月13-16日、第13普通科連隊がレンジャー特技保有者からの選抜隊員６名に冬期山地訓練を実施。3月1-5日、東富士演習場で普通科教導連隊の訓練検閲を支援した。3月31日から4月2日、第13普通科連隊が長野県岡谷市川岸西地区で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月5日、第２普通科連隊が第６期自衛官候補生56名の入隊式を実施。5月10日、第13普通科連隊が関山演習場で隊員家族、協力団体、駐屯地モニターなど28人に第１次連隊野営訓練を公開した。5月11-12日、相馬原駐屯地で女性自衛官集合訓練を実施。5月20日、第13普通科連隊が中部電力と地震時の大規模停電を想定した共同訓練を実施。5月23日、第13普通科連隊が長野市で行われた千曲川・犀川総合水防演習に参加。6月12-15日、第48普通科連隊が関山演習場で第１次射撃訓練野営と第２次炊事訓練を実施。隊員325名（うち即応予備自衛官70名）が110m個人携帯対戦車弾、06式小銃てき弾、81mm迫撃砲、120mm重迫撃砲の実射訓練、指揮所訓練、狙撃銃観測手訓練、地図判読訓練などを行った。7月2-10日、雷神2014に参加した第13普通科連隊隊員が第13普通科連隊、第２普通科連隊、第30普通科連隊に市街地戦闘知識・技能普及教育を実施。概要や成果のブリーフィング、屋内掃討訓練、市街地戦闘訓練を行った。7月22日から第13普通科連隊と第12通信中隊が御嶽山噴火災害による行方不明者再捜索支援の災害派遣に参加。9月7日、御嶽山噴火の災害派遣での功績により、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。9月10日から関東・東北豪雨の災害派遣に参加。9月29日から10月19日、第30普通科連隊が平成27年度協同転地演習（連隊等）に参加。10月1-12日、第30普通科連隊が北海道大演習場で平成27年度方面隊実動演習に参加。10月29日、第２普通科連隊が東京電力柏崎刈羽原発とその周辺地域で新潟県警との共同実動訓練に参加。隊員70名と第12ヘリコプター隊UH-60JAヘリが県警と初の共同訓練を行った。12月6-19日、平成27年度方面隊実動演習に参加。

2016年1月24-25日、第２普通科連隊がアルペンスキーＷ杯2016湯沢苗場大会の大回転コース造りに参加。2月4日、第48普通科連隊が相馬原演習場などで治安出動下の共同対処能力向上を目的とした群馬県警との共同対処訓練を実施。2月5-15日、第２普通科連隊がアルペンスキーＷ杯2016湯沢苗場大会の回転コース造りに参加。2月22-24日、第２普通科連隊が関山演習場などで第２中隊の訓練検閲を実施。13kmスキー行進、大型雪上車での機動による敵陣地攻撃などを行った。3月1日、民間人の救助に尽力した陸曹長に善行褒賞を授与した。3月3-4日、第12特科隊が栃木県鹿沼市谷倉山の山林火災に対する災害派遣に参加。4月5日、第13普通科連隊が松本駐屯地で新隊員55名の入隊式を実施。4月6日、第２普通科連隊が第７期自衛官候補生59名の入隊式を実施。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。4月15-17日、第48普通科連隊がパーク24新入社員88人に隊内生活体験（基本教練、10km行進、野外衛生など）を実施。5月18-19日、募集担当者が平成28年度都県募集等連絡会議に参加。5月21日、第２普通科連隊が姫川・関川総合水防演習に参加。5月23-29日、関山演習場で自衛官候補生58名に野営訓練（歩哨、掩体構築、戦闘、宿営など）を実施。5月24-25日、第13普通科連隊が32名に陸曹候補生２次試験を実施。6月10-14日、第13普通科連隊第２中隊が予備自衛官５日間招集訓練を実施。6月26日、第30普通科連隊が空自新潟分屯基地で第12ヘリコプター隊の支援を受けてCH-47ヘリ体験搭乗を実施。10月14日、第13普通科連隊第１中隊が朝霞駐屯地での観閲式警備支援の合間に東部方面指揮所訓練支援隊で戦闘射撃シミュレーター（GICSS）を使用した射撃訓練（基本射撃、戦闘射撃、至近距離射撃）を実施。10月18日、第12特科隊第２中隊が東部方面指揮所訓練支援隊で防御戦闘訓練を実施。10月29-30日、にいがたアニメ・マンガフェスティバルで新潟地本の広報活動を支援し、軽装甲機動車などを展示した。11月13-15日、第12後方支援隊衛生隊員が南十字星16に参加。11月29日から12月4日、新潟県で発生した鳥インフルエンザの災害派遣に参加。12月22-23日、第２普通科連隊が新潟県糸魚川市大火災の災害派遣に参加。

2017年1月23日、第12音楽隊が町立黒田原中学校閉校記念行事で演奏支援を実施。1月30日から2月18日、第２普通科連隊が東部方面隊スキー指導官養成訓練を担任。参加47名中22名が合格し、スキー徽章を授与された。3月5-6日、長野県消防防災ヘリ墜落事故の災害派遣に参加。3月27日0830頃、栃木県那須町のスキー場で雪崩が発生し、教員と高校生48人が巻き込まれて行方不明になった。1037に栃木県知事から第12特科隊長に遭難者救助の災害派遣要請があり、第12特科隊４名が現地活動拠点に向かい、本隊捜索部隊110名も続いた。更に第２普通科連隊、第30普通科連隊、第48普通科連隊が加わり、第12ヘリコプター隊UH-60JAヘリ１機も上空からの偵察を開始。1723に撤収要請が出された。派遣規模は隊員230名、車両55両、航空機３機だった。教員１人と高校生７人が死亡、７人が重傷から中等症、33人が軽傷を負っている。4月4-6日、第２普通科連隊が北越銀行新入行員77人に隊内生活体験を実施。4月9日、第12音楽隊が吉井分屯地記念行事で演奏支援を実施。5月15-19日、第２普通科連隊延べ796名が春季関山演習場整備を実施。5月21日、第12後方支援隊が高崎市観音山ファミリーパークで県民参加フェスタ2017に参加し、高機動車や救急車など装備品を展示した。5月29日から6月23日、教官・助教22名と学生25名が参加して平成29年度第１回空中機動指導官養成訓練を実施。6月15-19日、関山演習場で第48普通科連隊が第１次連隊射撃野営と第３次連隊炊事練成訓練を実施。120mm重迫撃砲戦闘射撃で連隊初のハイバースト試射を行った。6月20-26日、ビッグレスキューあずま2017に参加。6月25日、第12後方支援連隊第１整備中隊が群馬県安中市松井田文化会館であんなか防災フェアを支援し、オートバイなどを展示した。6月26-29日、第２普通科連隊が関山演習場で第１次連隊射撃野営訓練（小隊戦闘射撃・防御、機関銃／個人携帯対戦車弾LAM縮射弾／狙撃銃射撃、夜間戦闘射撃、120mm重迫／81mm迫昼・夜射撃など、）を実施。7月17-21日、東富士演習場で第１師団第１施設大隊と共に第１施設団の施設科職種合同訓練に参加。7月28-30日、第48普通科連隊400名（うち即応予備自衛官240名）が相馬原演習場で第１次連隊集中訓練を実施。参加隊員家族向けの家族間コミュニティ、ミニ訓練展示、装備品説明会も行った。8月5日、第12後方支援隊が群馬県太田市のキャンプ場で行われたおおた100キロアドベンチャーウォーク参加者への入浴支援を実施。第13普通科連隊第３中隊がびんずる祭りの長野地域事務所広報ブースで軽装甲機動車、大型トラック、炊事トレーラーを展示。9月24日、第12施設隊が新隊員特技課程と一般陸曹候補生課程後期教育の修了式を実施。11月23日、第12後方支援隊が群馬県千代田町産業祭で補給中隊の73式小型トラックを展示した。11月19-26日、第２普通科連隊第２中隊長以下７名がラオス人民軍に対する能力構築支援事業に参加。

2018年1月4日、前日に奥多摩町で発生した山林火災の災害派遣に第12ヘリコプター隊CH-47が参加。2018年1月7日、第30普通科連隊が城下町しばた全国雑煮合戦で広報を支援し、車両展示やラッパ吹奏を行った。1月10-11日、群馬県甘楽郡南牧村で発生した山林火災の災害派遣に参加。1月10日から3月2日、第12施設隊が旅団各部隊26名に対する初級陸曹特技課程施設機械操作の教育を実施。1月23日、草津白根山噴火の災害派遣に参加。1月29日から2月2日、新潟県佐渡市で水道管破裂による断水の給水支援に第12旅団司令部と第30普通科連隊が参加。2月1日から3月9日、平成29年度第２回空中機動指導官養成訓練を実施。2月12日、第２普通科連隊連隊長、各幕僚、第３中隊が新潟県十日町市のクロスカントリー競技場でスキー機動訓練を実施。3月4日、第12音楽隊が前橋市内のホールで行われた群馬県入隊・入校予定者激励会で音楽演奏を実施。4月2-3日、第13普通科連隊が長野県飯田市で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月6日、第13普通科連隊が長野市若穂綿内の近傍で発生した山林火災の災害派遣に参加。4月7日、第13普通科連隊が自衛官候補生入隊式を実施。5月7日から6月8日、第２普通科連隊１個中隊基幹130名がサザンジャッカルー2018に参加。5月25日2113頃、長野県北部を震源とするマグニチュード5.2の地震が発生し、最大震度５強を観測したため、第13普通科連隊が長野県庁に連絡幹部２名を派遣した。6月1日、第12後方支援隊長を担任官、第12後方支援隊衛生隊長を輸送支援隊長とする、第12旅団司令部・第12後方支援隊衛生隊・第12ヘリコプター隊の隊員計44名からなる輸送支援隊（本部、救急車班７両、担架班４個）が、前橋赤十字病院の患者輸送を支援した。6月18日、第13普通科連隊本部・本部管理中隊51名と第12ヘリコプター隊CH-47・UH-60JAヘリが焼岳火山噴火を想定した防災訓練に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に第12化学防護隊が参加し、防疫活動を行った。8月7-8日、長野県大桑山城山で発生した山林火災の災害派遣に第12ヘリコプター隊と第13普通科連隊が参加。8月10-11日、草津白根山上空付近で行方不明となった群馬県防災ヘリ捜索救助の災害派遣に第13普通科連隊、第12ヘリコプター隊、第12偵察隊、第12後方支援隊が参加。9月23日、第12施設隊が平成30年度新隊員特技課程（施設）と一般曹候補生課程後期（施設）の修了式を実施。10月2日、第13普通科連隊が、第10師団第35普通科連隊と合同で山地機動訓練を実施。長野県側から北アルプス焼岳に登り、1100頃に山頂で第35普通科連隊と合流した。10月21日、第13普通科連隊、第12ヘリコプター隊、第12後方支援隊、第12化学防護隊が、第１施設団第306施設隊と共に、長野県総合防災訓練に参加。11月11日、第12音楽隊コンサートin糸魚川を糸魚川市文化会館で実施。11月16日、第13普通科連隊が旅団レンジャー集合教育帰還式を実施。12月12日から2月21日、第13普通科連隊が冬期山岳訓練を実施。山岳・スキー技術基礎、雪山登山、雪中露営、氷瀑登攀、人員救助・搬送などの個別訓練の後、民間セスナ機不時着を想定した総合訓練を行い、スキー機動で乗員３人を発見して救助搬送し、悪天候に見舞われた想定でビバーク、翌日に下山して訓練を終了した。

2019年1月3日に発生した群馬県安中市の山林火災に対する災害派遣に参加。1月27日から2月11日、第２普通科連隊が東部方面隊管内46名にスキー指導官養成集合訓練を行い、43名を部隊スキー指導官に任命した。1月31日、第２回人道支援・災害救援に関する日ASEAN招へいプログラム参加者の視察を受けた。2月6-8日、第13普通科連隊、第２普通科連隊、第12化学防護隊、第12後方支援隊が長野県で豚コレラ発生に伴う災害派遣に参加。2月27日、第13普通科連隊基幹の豚コレラ対処災害派遣部隊が、豚コレラ対処の功績で東部方面総監から３級賞状を授与された。3月25-26日、栃木県足利市で発生した山林火災の災害派遣に第12特科隊が参加。4月5-7日、長野県佐久穂町の山林火災に対する災害派遣に第13普通科連隊と第12ヘリコプター隊が参加。4月6日、長野県塩尻地で山林火災が発生したため、長野県知事から第13普通科連隊長に災害派遣要請が出されたが、連絡要員準備中に撤収要請が入り、消火活動は行わなかった。4月6-7日、長野県喬木村で発生した山林火災に対する災害派遣に第13普通科連隊と第12ヘリコプター隊が参加。4月19日、長野県軽井沢町で発生した山林火災の災害派遣に第13普通科連隊と第12ヘリコプター隊が参加。4月22日、群馬県下仁田町で発生した山林火災の災害派遣に司令部、第12ヘリコプター隊、第12施設隊が参加。5月10日から6月10日、第13普通科連隊普通科中隊１個と第12特科隊射撃中隊１個がサザン・ジャッカルー19に参加。5月13-16日、第２普通科連隊が関山演習場で空中機動集中訓練を実施。6月18日、山形県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、第２・第30普通科連隊が情報収集を実施。6月28日から7月2日、関山演習場で２個中隊・１個小隊に対する訓練検閲を実施。7月15-18日、第２普通科連隊が関山演習場で連隊射撃訓練（01式対戦車誘導弾、81mm迫撃砲、120mm迫撃砲など）を実施。7月19日から8月2日、北部方面区への協同転地演習を実施。8月29-30日、第13普通科連隊が新隊員特技課程50名に乗鞍岳35キロ夜間行進を実施。8月31日と9月1日、新潟県長岡市寺泊港のAMS-4301ひうち艦艇広報に協力し、第２普通科連隊が82式指揮通信車などを展示した。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第12後方支援隊が参加。9月15-23日、関山演習場で第12特科隊に対する第２次旅団検閲（陣地占領、５日間に亘る陣地構築、火砲９門による火力戦闘など）を実施。9月15日、長野県岡谷市と下諏訪市で開催された諏訪湖よさこいで茅野地域事務所の広報を支援し、偵察用オートバイや軽装甲機動車を展示した。10月13日から第12ヘリコプター隊、第13普通科連隊、第12特科隊が台風19号・21号の被害に対する災害派遣に参加。

2020年1月12日、城下町しばた全国雑煮合戦で新潟地本新発田地域事務所が行った広報に協力し、ラッパ隊によるオープニング吹奏や、車両展示を行った。2月3日、第13普通科連隊長が長野地本長と共に第69回善光寺節分会に参加。2月14-24日、第２普通科連隊が苗場スキー場でアルペンスキーワールドカップを支援した。4月23日、第２普通科連隊教育隊が自衛官候補生の10キロ徒歩行進を実施。5月25-28日、第２普通科連隊が春季関山演習場定期整備を実施。6月8-11日、第２普通科連隊が高田駐屯地と東富士演習場市街地訓練場で令和2年度第１次基礎訓練検閲を実施。第２中隊が重要防護施設の防護に任ずる増強普通科中隊、衛生小隊・補給小隊・通信小隊が市街地における活動に任ずる直轄小隊として受閲した。6月15-18日、第２普通科連隊が関山演習場と上湯谷演習場で連隊射撃訓練（分隊戦闘射撃、81ミリ／120ミリ迫撃砲射撃）を実施。6月27日、第２普通科連隊が自衛官候補生55名の自衛官候補生課程修了行事を実施。7月3-25日、第２普通科連隊が、高田駐屯地と関山演習場で行われた防衛大学校夏期定期訓練第３学年部隊実習を支援した。7月27-29日、第２普通科連隊が関山演習場で第２回連隊射撃訓練（小銃分隊戦闘射撃、81mm／120mm迫撃砲射撃）を実施。8月25-29日、第13普通科連隊が部隊訓練評価隊第６次運営に参加。9月3日、第２普通科連隊が災害時の円滑な部隊移動を目的としたNEXCO東日本との協同訓練を実施。9月8日、長野県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、9月9-12日に延べ30名が県職員延べ80人に教育支援などを行った。9月10日、第13普通科連隊レンジャー集合教育中の隊員８名が内ノ倉ダムで山地総合課目を実施。9月26日、高崎市の養豚場で豚熱の疑似患畜が確認され、検査で陽性と判定されたため、1840に群馬県知事から第12旅団長に殺処分支援などの支援に係る災害派遣要請があり、9月27日0800から第12後方支援隊、第12対戦車中隊、第12高射特科中隊、第12施設隊、第12通信隊の1450名が参加して支援を実施、10月1日1700に撤収要請を受けた。9月27日、第２普通科連隊が令和2年度一般陸曹候補生課程後期と新隊員特技課程計27名の修了式を実施。12月7-18日、第30普通科連隊がフォレスト・ライトに参加。12月17日1446、大雪により関越自動車道の一部区間で車両の立ち往生が発生したため、新潟県知事から第30普通科連隊に災害派遣要請が出された。第２・第30・第48普通科連隊、第12後方支援隊などの隊員430名が安否確認や食糧・水・燃料・毛布の配布を行い、12月18日1046に撤収要請を受けた。

2021年1月7日、第13普通科連隊が訓練始めの天突き運動を実施。1月10日、新潟県で平年の４倍超の積雪を記録したため、1836に新潟県知事から第12旅団長に柏崎市での災害派遣要請があり、隊員70名が除排雪などを実施、1月11日1722に知事から撤収要請を受けた。1月14日、第13普通科連隊が第３次炊事練成訓練を実施。1月26日、第２普通科連隊第２中隊12名が新潟県柏崎市で原子力防災訓練（冬季避難訓練）に参加。2月18日、宇都宮駐屯地訓練場で命題発表訓練を実施。本部管理中隊が隊収容所の開設・運営、第１中隊が夜間における警戒要領、第２中隊がドローンを用いた陣地の安全化要領、第３中隊が車両行進時の対遊撃の命題を発表し、訓練成果を展示した。2月21日に発生した足利市両崖山の山火事消火の災害派遣に第12特科隊と第12ヘリコプター隊が参加。2月25日に発生した群馬県桐生市の山林火災の災害派遣に第12ヘリコプター隊が参加。4月7日、第２普通科連隊教育隊が自衛官候補生57名の入隊式を実施。4月2日、群馬県前橋市の養豚場で豚熱が発生したため、1910に群馬県知事から第12旅団長に豚の殺処分などの支援に係る災害派遣要請があり、4月3日から第48普通科連隊、第12後方支援隊、第12通信隊、第12偵察隊、第12高射特科中隊などが豚10000頭の殺処分や積載などを実施、4月8日1120に県知事から撤収要請を受けた。4月18-20日、栃木県那須塩原市で発生した豚熱の災害派遣に第12特科隊が参加。5月2-3日、第２普通科連隊本部管理中隊・第３中隊が新潟県南魚沼市のイオン六日町店GWフェスに参加し、軽装甲機動車、高機動車、携行食などを展示した。5月14日から6月25日、第13普通科連隊が令和3年度北海道訓練センター第１回実動対抗演習に参加。5月17-20日、第２普通科連隊が関山演習場で第１回連隊射撃訓練と戦闘射撃競技会を行い、後者で第２中隊が優勝した。6月25日、第２普通科連隊教育隊が自衛官候補生53名の修了式を実施。6月30日、第12後方支援隊が自衛官候補生課程修了式を実施。9月5-7日、第２普通科連隊が関山演習場で第１中隊、重迫小隊、情報小隊の訓練検閲を実施。9月16-22日、第30普通科連隊が王城寺原演習場で令和3年度第２次連隊野営訓練（第１次中隊等訓練検閲、市街地練成訓練、迫撃砲射撃訓練）を実施。9月23日、新潟地本広報室が新潟県防災コンファレンスで行った募集広報活動に協力し、車両展示や制服試着を行った。11月12日、第12音楽隊が松本駐屯地で行われた自衛隊殉職隊員追悼式で演奏支援を行った。11月13日、第30普通科連隊が柏崎市原子力防災訓練に参加し、海自LCACに高機動車２両を積んでLSTくにさきに収容した。

2022年1月7日、第13普通科連隊がらっぱ競技会を行い、団体の部で第２中隊が優勝した。1月11日、第２普通科連隊が訓練始め（スキー・かんじき機動）を実施。2月1-3日、第２普通科連隊が関山演習場で第２中隊訓練検閲を実施。16kmスキー行進後に積雪寒冷地の先遣中隊の防御戦闘を行う内容で、対抗部隊には指定充足訓練のため高田駐屯地業務隊が加わっている。第２中隊は接近予想経路に複合障害と欺瞞工作を施し、スノー・ファントム作戦と称する神出鬼没の防御行動で任務を果たした。2月27日から3月10日、第30普通科連隊40名がダルマ・ガーディアン21に参加。2月26日から行われた第58回バイアスロン日本選手権大会男子4.5キロリレー（一般銃）の部で第２普通科連隊が優勝した。3月9日、旅団炊事競技会を実施。指定献立はカレーライスで、第13普通科連隊第１中隊が２連覇を達成した。3月17日、第12高射特科中隊を第12高射特科隊に改編し、相馬原駐屯地で改編行事を行った。新たに師団対空情報処理システムDADSを配備して防空にあたる。5月9-23日、サザン・ジャッカルー22に第13普通科連隊が参加。11月17-19日、栃木県日光市で発生した山林火災の災害派遣に第12特科隊と第12ヘリコプター隊が参加。12月11日、栃木県・栃木市総合防災訓練に第12ヘリコプター隊第１飛行隊UH-60JAヘリや第12特科隊が参加。

2023年1月20日、相馬原駐屯地で空中機動指導官養成訓練を実施。3月15日、第12偵察隊と第12特科隊が廃止された。3月16日、第12偵察戦闘大隊が新編された。

参考：月刊軍事研究2,’09、10,’10、5,’11、4,’16、スピアヘッドNo.2、月刊航空ファン6,’11、2,’15、5,’18、MAMOR vol.52、vol.135、vol.138、vol.142、vol.149、vol.150、vol.151、vol.152、vol.155、vol.167、月刊JWings1,’14、4,’14、10,’14、12,’14、2,’15、5,’17、6,’17、9,’17、4,’18、3,’19、1,’20、2,'21、2,'23、3,'23、4,'23、7,'23、8,'23、月刊丸6,’01、朝雲

＜第１２旅団（陸自、２００７年度）＞：東部方面隊隷下で、司令部は相馬原にある。第12ヘリコプター隊、第２普通科連隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊、第48普通科連隊、第12偵察隊、第12高射特科中隊、第12通信中隊、第12特科隊、第12後方支援隊、第12対戦車中隊、第12施設中隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第１２旅団（陸自、２０１５年）＞：東部方面隊隷下で、司令部は相馬原にある。旅団司令部／司令部付隊、第12ヘリコプター隊、第２普通科連隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊、第12特科隊、第12高射特科中隊、第12偵察隊、第12対戦車中隊、第12後方支援隊、第12施設隊、第12通信隊、第12化学防護隊、第12音楽隊を隷下に置く。参考：月刊軍事研究3,’15、陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１３海兵遠征隊＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征隊で、13MEUと略す。1991年、湾岸戦争に参加。2013年1月15日から2月22日、アイアンフィスト13に参加。2016年3月7日から4月30日、フォール・イーグル2016に参加。2023年2月11日、南シナ海で、LHD-8マキン・アイランド、LPD-23アンカレッジ、LCAC-74、LCAC-75と共に、CVN-68ニミッツ空母打撃群CVN-68ニミッツ、DDG-73ディケイター、DDG-93チャンフーンと、空母打撃群CSG／両用即応群ARG統合遠征部隊の合同演習に参加。参考：月刊JWings4,’13、月刊航空ファン7,’16、月刊世界の艦船8,’23

＜第１３海兵遠征隊（デザート・シールド作戦時）＞：中央軍海軍CTF150隷下の第５揚陸隊揚陸艦５隻に搭載され中央軍海軍作戦統制下の洋上海兵部隊としてペルシャ湾に展開することになった。作戦発動時には第５揚陸隊に搭載されてフィリピン方面を航海中であり、1990年9月7日にペルシャ湾に到着した。参考：月刊軍事研究7,’12

＜第１３海兵遠征隊（２０１４年）＞：第１海兵遠征軍の隷下で、VMM-166(Rein)と共にLHD-4ボクサーに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１３海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-13と略す。1965年6月、VMF(AW)-312が第11海兵航空群から隷下に入った。12月、VMF(AW)-312が南ベトナムのダナン基地に移動した。参考：月刊JWings6,'23、月刊軍事研究8,’14

　＜第１３海兵航空群（２０１４年）＞：第３海兵航空団隷下で、ユマ海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-13、VMFA-121、VMA-211、VMA-214、VMA-311、VMA-513、MWSS-371を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第１３海兵航空群（２０１６年）＞：第３海兵航空団隷下で、ユマ海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-13、VMFA-211、VMA-214、VMA-311、VMU-1、MWSS-371を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第十三共同丸＞：北海船舶貨物船Kyodo Maru No.13。大元は明治29年2月に竣工したイギリス東インド洋汽船チャロンで、北ドイツのロイド社などに渡った後、明治44年3月に阿波國共同汽船が購入して第十三共同丸に改称し、内田汽船と荻布海商を経て昭和19年に合併で北海船舶所有になった。垂線間長82.3m、幅12.5m、深さ6.8m、吃水5.18m、総トン数1999トン、重量トン数2880トン。主機は三連成レシプロ蒸気機関１基１軸1000馬力、航海速力８ノット、最大速力9.5ノット。昭和20年7月14日、小樽から伏木に向かっていたところ、松前半島南岸弁天島沖4kmで空襲を受けて沈没した。参考：月刊世界の艦船11,’19

＜第１３駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第５水雷戦隊に所属していた。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１３軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和17年4月30日からせ号作戦に参加。参考：歴史群像8,’15

＜第１３軍（昭和１９年後半）＞：支那派遣軍隷下で、司令部は上海にある。第60師団、第61師団、第65師団、第70師団、独立混成第62旅団、独立歩兵第６旅団からなる。参考：比島決戦

＜第１３警戒群＞：航空自衛隊の警戒群で、高畑山分屯基地に置かれている。参考：月刊JWings8,’14

　＜第１３警戒群（２０１５年）＞：西部航空警戒管制団隷下で、高畑山分屯基地に置かれている。AN/FPS-6/-20レーダーを運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第１３号艦型＞：日本海軍が八八艦隊構想で最後に計画した戦艦４隻。主砲は46cm砲を採用、防御も対46cm砲とする予定だったが、計画終了時点でワシントン条約が締結され、建造されなかった。常備排水量47500トン。速力30ノット。兵装は46cm連装砲４基、14cm砲16門。装甲厚は水線部330mm、甲板163mm。第８号艦型の別名という説もある。参考：近代戦艦史、月刊世界の艦船6,’20

＜第１３号駆逐艦＞：疾風（２代目）を参照。

＜第１３航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の基地航空部隊。昭和18年9月20日、スラバヤで編成された。司令長官は高須四郎中将である。南西方面を担当する。昭和20年9月2日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

＜第１３航空軍＞：アメリカ空軍の航空軍。国防費削減のため2012年9月28日に解隊された。太平洋地域の航空作戦指揮任務はPACAFに移管され、横田基地の第１分遣隊要員は第５航空軍司令部に移った。参考：月刊JWings12,’12、月刊軍事研究5,’15、2,’17

＜第１３航空軍（２００７年）＞：太平洋空軍PACAF隷下で、ハワイのヒッカム空軍基地に司令部がある。隷下に第36航空団（グアムのアンダーセン空軍基地）、第497戦闘訓練飛行隊（シンガポールのパヤ・レバル飛行場）を置く。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第１３航空軍（２０１２年）＞：太平洋空軍PACAF隷下で、司令部はパールハーバー・ヒッカム統合基地にある。第15空輸航空団（ヒッカム。C-17、C-37、C-40B/C）、第36航空団（アンダーセン。固有機は無く、本土から展開する部隊の支援を行う）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究9,’12、2,’17

＜第１３航空隊＞：日本海軍航空隊。昭和12年7月11日に大村航空隊で編成され、当時の最新鋭機であった九六式艦戦12機、九六式艦爆６機、九六式艦攻12機を配備、第２連合航空隊に編入された。8月7日、周水子に進出。8月末、大村基地に帰投。9月5日、大村基地を出発。9月9日、済州島に到着、すぐ上海に向かい、公大基地に展開した。9月19日、南京第１次空襲に九六式艦戦12機と艦爆17機で出撃し、カーチス・ホーク及びP-26戦闘機15機（不確実３機含む）を撃墜した。12月2日、南京上空で６機により10機を撃墜し、感状を受けた。昭和13年3月22日、陸攻を中心とする部隊に再編され、陸攻24機と艦戦12機という編成になった。ただ日華事変の最中に戦地で機体を揃える余裕は無く、木更津航空隊から陸攻18機、鹿屋航空隊から陸攻６機を抽出している。南京大校場に配備されて中支方面を担当した。4月4-5日、陸軍徐州攻略作戦に協力し、飛行場を爆撃した。4月26日、飛行長が九六式陸攻に60kg爆弾12発を積んで漢口方面の単機偵察兼奇襲爆撃に出撃。漢口方面が晴天だったため孝感に向かうという連絡と、直後のヒ連送を最後に行方不明となり、後に被撃墜戦死が確認された。4月29日、陸攻13機で漢口飛行場と漢口兵器工廠を爆撃。２機が撃墜された。8月12日、九六式陸攻（250kg爆弾２発、60kg爆弾６発搭載）14機で漢口駅を爆撃。8月18日、九六式陸攻（60kg爆弾12発搭載）18機で衡陽の飛行場に対する昼間強襲爆撃を実施。敵戦闘機の迎撃を受け２機が被弾損傷し、２名が戦死した。12月15日、第14航空隊に保有機の半分を渡し、定数が陸攻18機のみになった。昭和14年1月下旬から中支奥地への爆撃を行う予定だったが、天候不順が続いて出撃の機会が限定され、2月に万県、3月に梁山、4月に芷江を爆撃したのみに止まった。5月3日、九六式陸攻18機で重慶を爆撃。5月4日、九六式陸攻９機で重慶を爆撃。5月7日、重慶爆撃のため出撃したが、悪天候で宜昌を爆撃した。5月12日、成都爆撃のため出撃したが、悪天候で重慶を爆撃した。5月25日、重慶を爆撃。１機が高射砲で撃墜された。6月11日、重慶を爆撃。11月4日、成都近郊鳳凰山飛行場を九六式陸攻27機で爆撃。迎撃戦闘機により２機が撃墜され、航空隊司令、飛行隊長、先任分隊長が戦死した。昭和15年3月、木更津に帰還し、九六式陸攻二二型への機種改変に入った。5月18日から第２連合航空隊隷下で百一号作戦に参加。9月12日、九六式陸攻27機で李家花園を爆撃。9月13日、九六式陸攻27機で重慶、九九式艦爆９機で江南のセメント工場を爆撃。10月31日、大村基地に帰還。11月15日に解隊された。人員の大半は新設の美幌海軍航空隊に移っている。昭和19年5月1日、陸攻練習航空隊としてマレー半島アエルタワルで再編された。6月1日、黄流海軍航空隊の要員と機材が到着。九六式陸攻29機で教務飛行を開始した。10月下旬、連合軍機の空襲を受ける可能性が高まり、教務飛行を中止してマラッカ海峡哨戒などに集中することになった。11月5日、B-24の空襲を受けた。昭和20年1月25日、南号作戦支援を開始。2月5日、陸攻部隊が第10方面艦隊の隷下に移り、攻撃特701飛行隊に改称された。5月15日に解隊された。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン7,’17、9,’17、11,’17、1,’18、3,’18、3,’20

＜第１３高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。2009年2月26日、ペトリオットPAC3が配備された。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、MAMOR vol.155

＜第１３高射隊（２０１５年）＞：第４高射群隷下で、岐阜基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１３護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。2008年3月26日、護衛艦隊隷下に再編された。2009年4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故による行方不明者捜索に参加。2011年6月1日、第15護衛隊からDE-230じんつうが転入した。2014年3月13日、第５護衛隊からDD-157さわぎりが転入し、DD-127いそゆきとDD-128はるゆきが除籍された。2020年11月16日、DD-132あさゆきが除籍された。2022年12月15日、FFM-3のしろが配備された。2023年3月7日、FFM-4みくまが配備された。参考：月刊丸1,’10別冊、月刊世界の艦船8,’11、11,’11、5,’14、1,'21、3,’23、5,’23

　＜第１３護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保にある。DD-127いそゆき、DD-128はるゆき、DD-132あさゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１３護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保にある。DD-127いそゆき、DD-128はるゆき、DD-132あさゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

　＜第１３護衛隊（２０１２年）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保にある。DD-127いそゆき、DD-128はるゆき、DD-132あさゆき、DE-230じんつうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

　＜第１３護衛隊（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保にある。DD-132あさゆき、DD-157さわぎり、DE-230じんつうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第１３護衛隊（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、佐世保に置かれている。DD-132あさゆき、DD-157さわぎり、DE-230じんつうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第１３施設群＞：陸上自衛隊の施設群。2000年3月、第343施設中隊が第361施設中隊に改称された。2008年3月に廃止された。2017年3月27日、幌別駐屯地で再編され、第３施設団の隷下に入った。8月 28日から10月5日、北部方面隊総合戦闘力演習の北演29に参加。2018年5月12日、北海道大演習場と南恵庭駐屯地に７家族13人を招待してお父さんの参観日を実施。7月20日、アフリカ早期展開プロジェクトに参加する隊員が防衛省で陸幕長に出国を報告。7月30日から10月19日、隊員20名がケニア国際平和支援訓練センターでアフリカ早期展開プロジェクトに参加。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2019年9月1日、室蘭市地震津波避難訓練に参加。94式水際地雷敷設装置で訓練参加者と救援物資を水上輸送した。2020年7月3日、新隊員後期課程・一般陸曹候補生課程後期教育開始式を実施。8月24日から9月10日、令和2年度北部方面隊実動演習に参加。10月21-22日、登別市役所職員22人に隊内生活体験（施設基礎作業や５キロ行進訓練など）を実施。2021年5月9日、北海道大演習場で、隊員家族、駐屯地モニター、隊友会、家族会、登別市近郊通学中高生ら37人に仕事場見学会を実施。6月14-16日、北海道大演習場東千歳地区で第360施設中隊に訓練検閲を実施。8月23日から9月4日、第３施設団の訓練検閲を受閲し、北部方面ヘリコプター隊と連携した水際地雷原構成、汀線部における複合障害構成、治安出動下の重要施設防護、施設調整所・群指揮所開設、旅団指揮所用軽掩蓋掩壕構築、81式自走架柱橋による橋梁架設、道路爆破などを行った。10月21-22日、登別市役所職員14人に隊内生活体験を実施。2022年1月9日、室蘭地域事務所がMUROE中島で行った冬の自衛隊フェアに協力した。1月31日から2月13日、北海道大演習場などで行われた第３施設団第５次団集中野営訓練に参加。北部方面情報隊と連携してドローンによる敵障害解明（偵察）及び地雷原爆破装置投射後の未処理確認を実施した。5月11日、北海道防衛局の新規採用者教育研修（後段）に協力した。参考：倶知安駐屯地ホームページ、月刊世界の艦船11,’19、月刊JWings11,'20、朝雲

＜第１３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。明治41年11月、新潟県高田町で新編された。大正2年4月、満州に移駐。大正4年5月、満州から帰還した。大正14年5月、宇垣軍縮の一環として廃止された。昭和12年、仙台で再編された。通称鏡師団。太平洋戦争開戦時、歩兵第58・第65・第104・第116連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第11軍の隷下にあった。終戦時は歩兵第65・第104・第116連隊などを隷下に置いていた。参考：高田駐屯地ホームページ、帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第１３師団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の師団。1962年1月18日、第３管区隊の第８・第15普通科連隊と第４管区隊の第17普通科連隊を隷下に置く乙師団として中部方面隊隷下に海田市駐屯地で新編された。この際、第８普通科連隊第１大隊が第13特科連隊に改編されている。中国・四国地方を担任する。1970年3月10日、三次防に基づいて隷下に第46普通科連隊が新編され、甲師団になった。1975年8月、第13音楽隊が新編された。1981年3月25日に創設された第２混成団に第15普通科連隊などが移動し、乙師団になった。警備管区も中国地方のみとなっている。1991年3月、第13高射特科大隊が日本原駐屯地、第13後方支援連隊が海田市駐屯地で新編された。平成8年度以降に係る防衛計画の大綱で、Ｂタイプ旅団に改編されることになった。1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の災害派遣に参加。6-7月、北方機動特別演習に参加。1999年3月、第13旅団に改編された。参考：スピアヘッドNo.13、No.2、日本の防衛戦力Part1、日本原駐屯地ホームページ、月刊軍事研究4,’17、中部方面隊ホームページ

　＜第１３師団（陸自、１９７７年）＞：中部方面隊隷下の甲師団で、司令部は海田市にある。第８普通科連隊、第15普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第13特科連隊などを隷下に置く。参考：日本の防衛戦力Part1

　＜第１３師団（陸自、１９８０年）＞：中部方面隊隷下で、海田市に司令部がある。第８普通科連隊、第15普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第13特科連隊などを隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜第１３師団（陸自、１９８０年代半ば）＞：中部方面隊隷下で、海田市に司令部がある。中国地方と瀬戸内海の防衛を担当する。第８・第17・第46普通科連隊、第13特科連隊などを隷下に置く。参考：兵器最先端５、日本の戦力

＜第１３重攻撃飛行隊＞：VAH-13を参照。

＜第１３潜水艦＞：波６を参照。

＜第１３潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊21、伊22、伊23）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第１３潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第６潜水戦隊隷下、兵力部署では第５潜水戦隊隷下で、伊121、伊122を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第１３潜水艇＞：波６を参照。

＜第１３偵察攻撃飛行隊＞：RVAH-13を参照。

＜第１３飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団で、芦屋基地に所在し、戦闘機パイロット候補への基本操縦前期課程を担当する。1959年6月1日に第２操縦学校を改編して宇都宮で創設され、飛行教育集団の隷下に入った。1960年8月1日、岐阜基地で第１飛行教育隊を編成、練習機をT-6GからT-1に機種改変した。1962年8月31日、司令部が宇都宮から芦屋基地に移動。9月25日、飛行教育群と第１飛行教育隊を含む整備補給群が岐阜基地から芦屋基地に移動、隷下に第１・第２飛行教育隊を置いてT-1練習機による第２初級操縦課程を開始した。1989年3月16日、飛行教育集団が航空教育集団に改編されたため、航空教育集団の隷下に移った。1998年8月からT-4への機種改変を開始。1999年6月、第１飛行教育隊がT-4への機種改変を終了。2000年12月14日、第２飛行教育隊がT-4への機種改変を終了。2001年2月1日、T-4への機体更新を完了した。その後、第２初級操縦課程が基本操縦前期課程と改称され、戦闘機操縦要員学生のみを訓練するようになった。卒業後は第１航空団で基本操縦後期課程を行う。2009年5月31日から6月1日まで、創設50周年記念行事を実施。50年間に育成したパイロット候補生は約3800名である。7月8日、連続飛行無事故18万時間（1990年4月18日から）を達成。2010年10月19日、連続飛行無事故19万時間を達成。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2016年8月29日、T-4基本操縦前期課程修了1000名を達成。2022年3月28日、令和3年度体力測定�T練度向上の部で優秀賞を獲得し、空幕長から表彰を伝達された。参考：月刊航空ファン8,’09、11,’16、月刊JWings6,’09、10,’09、月刊航空情報2,’10、MAMOR vol.52、vol.111、航空教育集団ホームページ、朝雲

　＜第１３飛行教育団（２０１０年）＞：航空教育集団隷下で、芦屋基地に置かれている。隷下に第１飛行教育隊（T-4）、第２飛行教育隊（T-4）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第１３飛行教育団（２０１５年）＞：航空教育集団隷下で、芦屋基地に置かれている。トップは団司令で、副司令、准曹士先任、飛行教育群第１飛行教育隊（T-4）、同第２飛行教育隊（T-4）、整備補給群、飛行場勤務隊からなる。参考：芦屋基地ホームページ、月刊航空ファン4,’16

　＜第１３飛行教育団（２０２０年）＞：航空教育集団隷下で、芦屋基地にある。T-4を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第１３飛行師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行師団。南京で編成された。通称魁師団。参考：帝国陸海軍事典

＜第１３方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、東海地方を担当することとなった。4月、第１総軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

＜第１３揚陸隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の揚陸隊。1961年、佐世保地方隊隷下に新編された。参考：佐世保地方隊ホームページ

＜第１３旅団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の旅団。1999年3月、第13師団から改編され、陸上自衛隊で初めて師団から旅団に改編された部隊となった。旅団司令部／司令部付隊、普通科連隊３個、特科連隊、高射特科中隊、戦車中隊、対戦車中隊、偵察隊、施設中隊、通信大隊、飛行隊、後方支援隊から編成されており、更に即応予備自衛官を主力とする１個普通科連隊が隷属している。また、司令部／司令部付隊、特科連隊、高射特科中隊、戦車中隊、対戦車中隊、偵察隊、後方支援隊には即応予備自衛官を含む。定員4100名（うち550名が即応予備自衛官）。広島、岡山、山口、島根、鳥取の防衛を担当する。2001年6月、北方機動特別演習に参加。2006年8月26日から9月11日、呉・江田島市断水に際して給水活動を実施。2008年3月に即応近代化旅団への改編が実施され、即応予備自衛官を含む部隊を方面直轄部隊に移動して動員無しに動けるようにした。対戦車中隊は廃止され、第47普通科連隊が中部方面混成団に移り、編成は旅団司令部／司令部付隊、普通科連隊３個、特科隊、高射特科中隊、戦車中隊、偵察隊、施設中隊、通信中隊、飛行隊、後方支援隊となり、戦車と重砲を削減する代わりに軽装甲機動車や高機動車を配置し、機動性を更に充実させている。定員は3700名に減った。

2009年4月15日、山口県下関市にある国立病院機構関門医療センターの入院患者輸送を支援し、第17普通科連隊や第13後方支援隊などの隊員60名と救急車６両で患者70名を新病院へと搬送した。5月21日から6月9日、第13特科隊が矢臼別演習場で長距離射撃訓練と射撃中隊訓練検閲を実施。7月10-18日、日本原演習場で第13特科隊、第13高射特科中隊、第13音楽隊、第13旅団付隊化学防護隊に対する８夜９日連続状況下訓練検閲を実施。7月21日、山口県内で集中豪雨による土砂崩れが発生し、６人が死亡、10人が行方不明となったため、1220に山口県知事から第17普通科連隊長に災害派遣要請が出された。1330から第13飛行隊のOH-6ヘリが偵察を行い、第17普通科連隊130名が捜索活動を開始。7月22日、第17・第46普通科連隊、第13後方支援隊などが山口市内で給水支援を開始。8月9日2305、台風８号豪雨により岡山県美作市で土砂崩れが発生し、１人が行方不明となったため、岡山県知事から第13特科隊長に災害派遣要請があり、2340に先遣隊４名が日本原駐屯地を出発、8月10日0030から隊員30名が現場に向かった。また、美作市内で断水も発生したため、第13特科隊員50名が給水支援を行っている。8月12日、7月下旬の中国・九州北部豪雨の災害派遣で、第17普通科連隊と第13飛行隊に対し、山口県知事から感謝状が授与された。8月23日、第13高射特科中隊が静内対空射場で81式短SAMの中隊対抗実射検閲を実施。10月4日、第46普通科連隊が世羅町防災訓練に参加。10月25日から11月3日、日本原演習場秋季定期整備を実施。行啓道と呼ばれる近隣住宅地域との境界道路のアスファルト舗装も行った。

2010年6月1日、鳥取県知事の災害派遣要請を受け、6月2-4日に鳥取県若桜町氷ノ山に山菜採りに入った男性の捜索を実施。延べ隊員300名、車両70両が参加した。7月15日、梅雨前線による大雨被害で山口県知事から災害派遣要請があり、第17普通科連隊が山陽山田市の厚狭駅周辺で住民の避難誘導、厚狭高校で給水支援を行った。7月16日、梅雨前線による大雨被害で広島県知事から災害派遣要請があり、第43普通科連隊と第13飛行隊の延べ隊員390名と車両延べ90両が庄原市の土石流現場で19日1700まで行方不明者捜索を行った。9月7-24日、ヤキマ演習場でアメリカ陸軍との合同演習ライジングサンダーに参加。第13戦車中隊の74式戦車４両、第13特科隊のFH-70榴弾砲４門、120mm迫撃砲RT、81mm迫撃砲、01式対戦車ミサイルなどを派遣した。9月9日、第８普通科連隊が第２回サージャント競技会を実施。災害派遣時の初動派遣資機材操作能力向上を目的としており、第１中隊が優勝した。10月20-22日、鳥取県知事の災害派遣要請を受け、第８普通科連隊が鳥取県大山町大休峠付近にキノコ採りのため入山して行方不明になった男性の捜索に参加。10月22日1400前、男性の遺体を発見、搬送した。1900に撤収した。

2011年1月1日0300、前日の大雪で立ち往生した鳥取県大山町国道９号線上の車両1000台を救出するため、鳥取県知事から第８普通科連隊に災害派遣が出され、停車車両への給油作業や除雪作業を実施、1月2日1252に撤収要請が出された。1月1日午後には島根県松江市美保関町で大雪による倒木などにより道路が寸断されて集落が孤立、島根県知事から第13偵察隊に災害派遣要請が出され、第304施設隊も加えて1月2日から啓開作業を実施、1018に撤収要請を受けた。2011年1月7日、第８普通科連隊が駐屯地と周囲国道などの除雪作業を実施。2月28日から3月3日まで、在日米海兵隊岩国基地などで在日米軍と日米共同警護出動訓練を実施。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。福島県南相馬市に拠点を置き、新地町と相馬市内陸部で支援活動にあたり、福島の光明作戦と命名した。3月20日、第８普通科連隊がいわき市で捜索活動を開始。3月21日1145、第13後方支援隊が福島県矢吹町で給水支援を実施。3月22日1246、救助支援隊が4000食分の炊き出しを実施。1500、新地町の８カ所の避難所に水や米などを輸送。3月23日0600、相馬市役所で給食支援を開始。1200、相馬市日向中で入浴支援を開始。3月24日0600、相馬市役所、塙町役場、須賀川市役所で給食支援を実施。0800、郷ヶ丘小、中央台南小、新地町で給水支援を実施。3月25日0600、いわき市内で給水支援、須賀川市役所、相馬市役所、いわき市、新地町で給食支援を行った。3月26日0430、新地町、相馬市、須賀川市で給食支援、矢吹町などで巡回給水を実施。3月27日0430、新地町と相馬市で給食支援を実施。0910、磯部小で給水支援を実施。3月28日0430、新地町、相馬市、須賀川市などで給食・給水支援を実施。1000、いわき市中央卸売市場で給水支援、相馬市向陽中学校で入浴支援を実施。3月29日0430、新地町と相馬市で給食支援、いわき市で給水支援を実施。1200、相馬市向陽高校で入浴支援、中央台南小で給食支援を実施。3月30日0430、新地町、相馬市、須賀川市で給食支援を実施。0844、新地町といわき市で給水支援を実施。1300、相馬市向陽中学校で入浴支援を実施。3月31日、0600、相馬市などで給食給水入浴支援を実施。4月1日、0500、岩沼市と相馬市で給食支援を実施。1200、相馬市向陽中学校で入浴支援を実施。1530、救援物資を相馬市卸売市場に輸送。4月2日0641、相馬市で給食支援、いわき市などで給水支援を実施。1645、新地町で物資輸送を支援。4月3日0600、相馬市と須賀川市で給食支援を実施。1100、相馬市向陽中で診療支援を実施。4月4日、給食支援、給水支援、入浴支援などを実施。4月25-26日、福島県の行方不明者集中捜索に参加。4月27日、第８普通科連隊が福島地方協力本部いわき地域事務所と共にいわき市立江名小学校で給食支援を実施。5月4日、第13化学防護隊がいわき市21世紀の森公園で放射性物質モニタリングを開始。5月6日、福島第一原発の半径20km圏内で行方不明者捜索を実施。5月7日、福島第一原発の半径20km圏内で行方不明者捜索を実施。5月17日、第８・第17普通科連隊が浪江町で不明者捜索を実施。5月24-30日、第８・第17普通科連隊が福島第一原発から10km圏内の浪江町、双葉町、大熊町で不明者捜索を実施。5月31日、第17普通科連隊が福島第一原発から10km圏内の浪江町、双葉町、大熊町で捜索を実施。6月4日、災害派遣先の福島県いわき市にあるいわきグリーンスタジアムで、第８普通科連隊が地元小中学生チームと交流野球を行った。6月7日、第17普通科連隊が福島第一原発から10km圏内の浪江町と大熊町で行方不明者の捜索を行った。6月10日、第８普通科連隊が宿営地のいわきグリーンスタジアムを離れた。6月13日、東日本大震災災派部隊主力が帰隊を開始。8月10-12日、第13飛行隊が瀬戸内海の石島で発生した山林火災の災害派遣に参加。11月8-11日、第17普通科連隊が平成23年度武装走競技会を実施。第２中隊が優勝した。11月21日1916頃に発生した広島県北部を震源とする震度５弱の地震を受け、情報収集のためUH-1ヘリ１機を飛行させた。

2012年2月16日、島根県原子力防災訓練に参加。3月8-14日、第17普通科連隊が戦技競技会（銃剣道、通信、補助担架、車両整備、炊事、らっぱ、持続走）を実施。3月9日、陸上自衛隊の新しい師団通信システムであるDICS（改）とNTT災害対策通信機器を連接する訓練を全国で初めて実施した。4月6-8日、自衛官候補生122名の入隊式を各駐屯地で実施。4月11日、海田市駐屯地体育館で旅団レンジャー集合訓練開始式を実施。学生28名にレンジャー旗が授与された。4月15日、第８普通科連隊の自衛官候補生40名が第70回大山春の一斉清掃に参加。第13音楽隊が島根芸術文化センターでふれあいコンサートin益田に参加。5月17日、山菜採りのため大山に入った男性が行方不明になったため、5月18日1400前に県知事から第８普通科連隊へ不明者捜索の災害派遣要請が入った。1600過ぎから第１中隊の100名と車両20両、第13飛行隊のUH-1ヘリ１機が捜索を行った。5月19日0750過ぎ、阿弥陀川上流で男性を発見したが、救急隊により死亡が確認され、1130前に撤収した。6月5日、海田市駐屯地で中国地方治安懇談会を実施。第13旅団長、広島高等検察庁検事長、広島地方検察庁検事正、海自呉地方総監、中国管区警察局長、広島県警察本部長、第６管区海上保安本部長、中国公安調査局長、広島入国管理局長が参加した。8月2日から9月26日、第17普通科連隊基幹の部隊が協同転地演習に参加。10月28日、第17普通科連隊が山口市防災実動訓練に参加。2013年1月21日、第17普通科連隊が特技課程教育を受けていた隊員５名の修了式を実施。2月25-28日、第８普通科連隊が大山で冬期初動対処部隊養成訓練を実施。2月25日から3月1日、海田市駐屯地で旅団中国語集合訓練を実施。3月26日、第13化学防護隊が新編された。4月17日、第46普通科連隊教育隊が自衛官候補生98名にガス体験を実施。6月28日、第17普通科連隊が平成25年度自衛官候補生課程96名の修了式を実施。7月28日未明からの豪雨で山口県と島根県に被害が出たため、1041に島根県知事から第13偵察隊長に住民避難支援の災害派遣要請が出され、隊員30名が出動した。また、1110には山口県知事から第17普通科連隊長へ山口市内の行方不明者捜索に関する災害派遣要請が出された。第17普通科連隊と第13飛行隊などが7月28-29日に隊員延べ220名、車両60両、ヘリ３機で行方不明者捜索や孤立者非難などの災害派遣を行った。2014年2月3-6日、第17普通科連隊がむつみ演習場で第３中隊と衛生小隊の訓練検閲を実施。折からの寒波で気温氷点下７℃・積雪20cm以上の中、旅団から先遣され陣地防御を行う連隊内戦闘前哨と衛生小隊の行動を演練した。2月20日、第17普通科連隊が山口駐屯地で山口県警との共同実動訓練を実施。3月、第13施設中隊が第13施設隊、第13通信中隊が第13通信隊、第13化学防護隊が第13特殊武器防護隊に改編された。4月2日、山口駐屯地で旅団レンジャー集合教育を開始。8月20日に発生した広島市安佐南区土砂災害の災害派遣に参加。9月24日から10月14日、第２次旅団訓練検閲を実施。第17普通科連隊、第13飛行隊、第13施設中隊、第13通信中隊が受閲し、旅団の陣地防御におけるそれぞれの部隊の行動を演練した。2014年3月26日、上級曹長制度の運用を開始。5月9日、国土交通省中国地方整備局の８人を海田市駐屯地に招き、防災をテーマとして情報交換会を実施。6月20日、山口駐屯地で旅団レンジャー帰還式を実施。14名に旅団長からレンジャー徽章が授与された。8月6日、台風11号の影響により山口県玖珂郡和木町と岩国市新港町で土砂崩れが発生したため、0654に山口県知事から第17普通科連隊長に災害派遣要請があり、延べ隊員220名と車両48両で捜索活動、道路啓開、給水支援を実施、8月8日0811に撤収した。11月14日、第13音楽隊が広島県世羅町せらにしタウンセンターで演奏会を実施。

2015年1月15日、岡山県笠岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生したため、2305に岡山県知事から第13特科隊長に災害派遣要請が出された。1月16日、第46普通科連隊第３中隊が訓練初め（中隊駅伝大会）を実施。0400、第13特科隊基幹（他に第13戦車中隊、第13高射特科中隊）の隊員400名が駐屯地を出発し、鶏の殺処分を開始した。2月25日から3月4日、第８普通科連隊が川西駐屯地中部方面指揮所訓練センターで評価支援システムによる指揮所訓練を実施。第13特科隊、第13戦車中隊、第13高射特科中隊、第13施設中隊と共に第８戦闘団を編成し、防御戦闘を行った。4月5日、第46普通科連隊が自衛官候補生80名の入隊式を実施。5月13-14日、海田市駐屯地で旅団通信訓練を実施。5月17日、広島市三次親水公園で実施された江の川上流総合水防演習に参加。第13偵察隊が島根県出雲市キララビーチで行われた第１回全日本土のう詰め・積め大会で３位に入賞した。7月25日から8月10日、第17普通科連隊主力の延べ850名が山口市で第23回世界スカウトジャンボリー大会を支援した。8月7日、第３次派遣海賊対処行動支援隊70名の帰国行事を実施。9月7日、前年8月の広島市大規模土砂災害での功績で防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。12月19日、第13音楽隊が岡山県里庄町でハートフルコンサートin里庄を実施。

2016年1月24-25日の九州・中国地方寒波に対する災害派遣に参加。1月25-27日、第13特科隊が黒石原演習場で第８特科連隊の通信・測量競技会に参加。1月28日、第13旅団米子自動車教習所が鳥取県公安委員会主催の平成27年度指定教習所総合検査を受検し、人的・物的・運営的基準全てを満たしており指摘事項無しの評価を受けた。2月11-16日、第８普通科連隊が饗庭野演習場で衛生小隊に対する検閲を実施。防勢行動における衛生小隊の行動を課目とし、駐屯地を出発して演習場で防御準備を行い防御戦闘を実施すると共に、車両機動中の心肺停止者、工事中の傷病者、戦傷者などへの対処を行った。2月13日、第13音楽隊が三次市民ホールきりりで演奏会を実施。2月13-19日、饗庭野演習場で第46普通科連隊と第13戦車中隊に対し第２次旅団訓練検閲を実施。濃霧や猛吹雪を突いて夜間行進、緊急患者輸送訓練、戦闘射撃検閲などを行った。3月2日、第13偵察隊が饗庭野演習場で方面隊偵察警戒車射撃競技会に87式偵察警戒車16両と隊員48名で参加し、２個分隊共に全的的中の成績で優勝した。3月8-10日、第８普通科連隊が米子射撃場で小火器射撃競技会（応用射撃、各個戦闘射撃）と野外炊飯競技会（炊事長実員指揮、器材取扱要領、衛生管理、味付け）を実施。両方とも本部管理中隊が優勝した。3月30日から4月3日、第46普通科連隊臨時教育隊に入隊する54名の引率行事を広島地方協力本部が実施。4月11日、海田市駐屯地でレンジャー集合教育の開始式を挙行。4月14日・16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。5月29日、第17普通科連隊が2016山口県総合防災訓練に参加。6月3日、呉地方総監部主催の共同海上輸送訓練に参加。6月4日、第46普通科連隊第３中隊が広島県福山市で広島地本が行った松永ゆめタウンふれあい防災展に軽装甲機動車、高機動車、偵察用オートバイ、非常用糧食、災害派遣活動パネル写真などを展示した。7月14日、第13音楽隊が広島県立青陵高校で演奏会を実施。6月17-27日、饗庭野演習場、長池演習場、青野ヶ原演習場で、第８普通科連隊、第13後方支援隊、第13施設隊に第１次旅団訓練検閲（陣地防御を主体とする戦術行動と戦闘射撃）、第１３戦車中隊に実射検閲を実施。9月9日、第13音楽隊が広島県立三次高校文化祭で演奏会を行った。9月18日と10月2日、第46普通科連隊が広島県内市立高校文化祭で装備品展示を実施。9月22日、第17普通科連隊が周南市古市のショッピングセンターイオンタウン周南店で開催されたはたらく自動車展で高機動車とオートバイを展示した。10月21日、鳥取県中部を震源とするマグニチュード6.6の地震に対する災害派遣に第８普通科連隊、第13偵察隊、第13後方支援隊などが10月28日まで参加。

2017年1月9日、音楽隊が兵庫県立芸術文化センターで平成28年度中部方面隊音楽まつりに参加。1月24日、大雪の影響により鳥取県智頭町で車両数十両が立ち往生したため、0410に鳥取県知事から第８普通科連隊長に人命救助等の災害派遣要請が出された。第８普通科連隊25名と車両５両が町役場に向かい、到着後情報収集を開始、第13戦車中隊隊員30名と車両５両も増派され、現地で救出活動、除雪、避難所への食料品輸送、除雪車への給油などを行い、1935に撤収要請が出された。第８普通科連隊、第13戦車中隊、第13特科隊、鳥取地本から隊員55名、車両10両が派遣され、連絡要員７名が県鳥と町役場で調整にあたっている。2月4日、第13飛行隊が広島地本のUH-1Jヘリ体験搭乗・離着陸見学に協力した。4月16日、第８普通科連隊の自衛官候補生65名が大山一斉清掃に参加。4月24-26日、吉井川渡河訓練場で第13特科隊と第13施設隊が第４施設団第305施設隊との合同渡河訓練及び漕舟競技会に参加。5月17-28日、第17普通科連隊第２中隊が日米豪共同訓練サザン・ジャッカルー2017に参加。5月28日、第８普通科連隊と第13飛行隊が倉吉市天神川河川敷で鳥取県天神川総合水防演習に参加。6月13日、第17普通科連隊が自衛官候補生80名に山口訓練場で戦闘訓練練度判定を実施。6月20-24日、南海レスキュー29に参加。7月29-30日、第８普通科連隊が米子市内で米子がいな祭に参加し、82式指揮通信車や軽装甲機動車などによる市中パレードを行った。万灯大パレードにも陸自がいな万灯隊12名で参加し、パレード部門で優勝、個人部門でも第２中隊の３等陸曹が最優秀賞を受賞している。8月16-17日、静内対空射場で第13高射特科中隊に対する対空ミサイル実射検閲を実施。81式短SAMによる目標の要撃に成功した。8月19日から饗庭野演習場、原村演習場、むつみ演習場で集中訓練を実施。第17普通科連隊が接近戦闘基幹要員集合訓練、市街地戦闘訓練、衛生小隊と狙撃班の検閲、第13飛行隊と協同での負傷者後送、第46普通科連隊が車両行進と陣地構築、第13偵察隊が小隊検閲（第13飛行隊と協同での偵察用バイク空輸含む）、第13通信隊が野外通信システムによる通信網の構築、第13施設隊が爆破訓練（道路爆破薬、指向性散弾、小型指向性散弾）、第13特殊武器防護隊が除染所開設・運営、汚染地域偵察などを行い、小火器、狙撃銃、重機関銃、81mm/120mm迫撃砲、155mm榴弾砲FH70の実射訓練も実施した。8月26-27日、山口地本下関出張所が下関市の遊園地はい！からっと横町に開設した広報ブースに第17普通科連隊が軽装甲機動車を展示した。9月3日、司令部付隊が東広島地域事務所に協力し、東広島市安芸津町の安芸津B&G海洋センターで開催されたチャレンジフェスタに82式指揮通信車を展示した。9月17-20日、第８普通科連隊が日光演習場と米子射撃場で小隊戦闘競技会を実施。戦闘行動の部と戦闘射撃の部で競技を行い、第１中隊第２小隊が優勝した。10月3日から旅団協同転地演習を実施。

2018年2月3日、第13飛行隊が広島地本の募集対象者・家族・援護協力者に対するUH-1J多用途ヘリ体験搭乗に協力した。2月4日、第13音楽隊が広島県三次市の市民ホールで第13音楽隊避難訓練コンサートに参加。第46普通科連隊は広島地本ブースで軽装甲機動車などの装備品を展示した。3月13-14日、第８普通科連隊が兵站（炊事・車両・通信）競技会を実施。炊事の部で第３中隊、車両の部で第２中隊、通信の部で本部管理中隊が優勝し、総合優勝は本部管理中隊だった。3月20日、第46普通科連隊が分隊基本基礎競技会を実施。対抗部隊識別と作戦規定に関する筆記試験、車両運行前点検・タイヤチェーン装着、車両操縦技量、第一線救護、ラッパ吹奏、天幕展張を行い、本部管理中隊が優勝した。3月28日、島根県隠岐の島町で山林火災が発生したため、島根県知事から災害派遣要請があり、日本原駐屯地へ第13飛行隊UH-1Jヘリ１機を派遣。3月29日0730頃、消火活動のためUH-1Jヘリが日本原駐屯地を離陸し、給油のため美保分屯地に着陸しようとしたところ、油圧系統の警告灯が点灯したため、米子空港滑走路脇の草地に0815頃に緊急着陸した。２時間後に美保分屯地格納庫に収容されたが、米子空港滑走路が1000まで閉鎖され、ANAの２便が欠航となった。災害派遣には第９普通科連隊や第13偵察隊も参加し、3月30日朝に撤収した。4月8日、第46普通科連隊が新隊員78名に平成30年度自衛官候補生入隊行事を実施。4月9日未明、島根県で震度５強の地震が発生し、水道管が破裂して島根県大田市で断水が発生したため、0550に島根県知事から第13偵察隊長に給水支援の災害派遣要請があり、第８普通科連隊と第13偵察隊が隊員延べ40名と車両延べ25両を派遣、20.8トンを給水して4月11日1700に撤収要請を受けた。5月15-18日、第８普通科連隊が日光演習場と米子射撃場で小隊戦闘競技会（偵察・命令下達・戦闘指導・戦闘予行・陣地攻撃の戦闘行動の部、戦闘射撃・至近距離射撃の戦闘射撃の部）を実施。6月6日、第13特科隊が岡山地本と共に岡山県水害特別防災訓練に参加。6月15日から7月31日、平成30年度協同転地演習に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。10月14日、第46普通科連隊が尾道市防災フェアで広島地本尾道出張所が行った広報に協力した。10月22日に発生した山口県周防大島町の断水の災害派遣に参加し、山口県庁や周防大島町役場に連絡要員を派遣した。10月30日、第８普通科連隊長以下14名が鳥取地本部長以下９名と今後の募集広報に関する意見公開会を実施。11月25日、第17普通科連隊が山口県長門市のちびなが商店街をつくろう14で山口地本の広報展示に協力した。

2019年2月6-7日、第17普通科連隊が山口駐屯地で山口県警との共同実動訓練（警察車両先導による緊急輸送訓練、共同調整所の開設、共同検問訓練、被疑者および証拠品の引き渡し）を実施。2月26-27日、第13特科隊が姫路駐屯地で中部方面特科部隊合同射撃指揮競技会に参加。4月4-5日、司令部、第13飛行隊、第46普通科連隊が呉市山林火災の災害派遣に参加。4月14日、防府さかな祭りで山口地本が行った広報を支援し、軽装甲機動車や高機動車を展示した。4月28日、第13音楽隊が浜田地区防衛協会主催スプリングコンサートinはまだで演奏した。5月24日、第46普通科連隊が広島県立呉商業高校で防災講話を実施。6月、隊員自主募集優秀部隊等褒賞を受賞した。7月27日、米子がいな祭で第８普通科連隊と第13音楽隊が市中パレードと野外コンサートを行った。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第８・第17・第46普通科連隊が参加。9月13日、広島県江田島市で発生した山林火災の災害派遣に第13飛行隊と第46普通科連隊が参加。12月1-13日、フォレスト・ライト2019に参加。12月8日、第17普通科連隊が長門市のちびなが商店街をつくろう15で山口地本萩地域事務所が行った広報に協力した。

2020年3月19日、第13飛行隊が防府分屯地でOH-6D観測ヘリ用途廃止に伴うラストフライト・セレモニーを実施。4月6日、山口駐屯地で30名に第21期旅団集合教育レンジャーの教育を開始。4月10日、岡山県警職員５人に防護服着脱要領などの新型コロナウイルス衛生教育を実施。4月17日、鳥取県内７個町村職員計30人に防護服着脱要領などの新型コロナウイルス衛生教育を実施。6月1日、油種判別教育を実施。6月11-12日、鳥取県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、隊員20名が県職員40人に感染防止などの教育支援を行った。6月12-16日、第８普通科連隊第３中隊が予備自衛官81名に令和2年度第１次予備自衛官５日間招集訓練を実施。6月19日、第21期旅団集合教育レンジャーの最終想定を修了した20名に山口駐屯地で帰還式を実施。6月27日から7月2日、第８普通科連隊に対する第１次旅団訓練検閲を実施。日本原演習場で麒麟の盾作戦を発動し、饗庭野演習場に移動、陣地防御により敵を阻止した。11月15日、島根地本が行った募集対象者らに対するUH-1Jヘリ体験搭乗に第13飛行隊が協力した。12月7-9日、第46普通科連隊と第13後方支援隊基幹の200名が広島県三原市で鳥インフルエンザの災害派遣に参加し、134000羽を殺処分した。12月11-14日、第13特科隊が岡山県で鳥インフルエンザの災害派遣に参加し、642000羽を殺処分した。

2021年1月27日から2月2日、訓練評価支援隊の検証訓練に協力し、増強第17普通科連隊が、第４師団第16普通科連隊基幹の第16戦闘団と、日出生台演習場で実動対抗演習を行った。3月20-21日、島根県出雲市河下港で第13偵察隊が87式偵察警戒車と偵察用オートバイを展示した。4月23日、防府北基地で島根地本が行った一般幹部候補生・一般曹候補生志願者計10名への研修に協力し、UH-1Jヘリによる体験搭乗などを行った。5月7-15日、原村演習場で旅団バトラー集中訓練を実施。これに合わせ、第８普通科連隊が、第２中隊、施設作業小隊、衛生小隊の訓練検閲を行った。6月5日、島根県立浜山公園陸上競技場で島根地本が行った広報に協力し、第13偵察隊が87式偵察警戒車、偵察用オートバイ、軽装甲機動車を展示した。7月7日、島根県道23号で大雨による土砂崩れや倒木が発生し、通行困難に陥ったことから、1935に島根県知事から第13偵察隊長兼出雲駐屯地司令に道路啓開に係る災害派遣要請が出され、第13偵察隊第１偵察小隊長以下30名と車両８両で55mを啓開し、7月8日1330に活動を終了した。9月18日、チュウブ鳥取砂丘こどもの国で開催された「はたらく自動車がやってくる！」で鳥取地本が行った広報に協力し、軽装甲機動車や人命救助セットの油圧ジャッキを展示した。10月18日、山菜採りで鳥取県倉吉市の山に入った男性が行方不明になったため、10月20日1623に鳥取県知事から第８普通科連隊長に災害派遣要請が出され、10月21日早朝から第８普通科連隊が捜索活動を実施、10月22日1358に心肺停止状態の行方不明者を発見し、1639に撤収要請を受けた。活動規模は延べ隊員140名、全天候型ドローン２機だった。10月30日、第13飛行隊が若者ら55人にUH-1Jヘリ体験搭乗を実施。

2022年3月4日、第47普通科連隊が第13音楽隊の協力で新しい連隊歌のお披露目行事を実施。3月19日、山口地本が防府分屯地で行ったUH-1J多用途ヘリ体験搭乗に、第13飛行隊が協力した。

2023年10月29日から11月13日、第８普通科連隊が雷神2023演習に参加。

2024年1月9-31日、令和5年度北海道訓練センター第４回実動対抗演習等に参加。155mm榴弾砲FH70、UH-1J多用途ヘリなどが、日出生台演習場への機動展開訓練、日出生台演習場での準備訓練、水陸機動団との実動対抗演習、補備訓練、中部方面区への機動展開訓練を行った。

参考：月刊軍事研究12,’06、10,’10、5,’11、海田市駐屯地ホームページ、月刊丸1,’10別冊、12,’10、MAMOR vol.52、vol.123、vol.137、vol.138、vol.150、vol.155、vol.164、月刊航空ファン6,’11、7,’16、6,’18、2,’20、月刊JWings6,’11、11,’14、10,’19、6,'21、9,'21、月刊世界の艦船9,’18、朝雲

　＜第１３旅団（陸自、２００７年度）＞：中部方面隊隷下で、司令部は海田市にある。第13飛行隊、第８普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第47普通科連隊、第13後方支援隊、第13施設中隊、第13通信中隊、第13高射特科中隊、第13戦車中隊、第13特科隊、第13対戦車中隊、第13偵察隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

　＜第１３旅団（陸自、２０１５年）＞：中部方面隊隷下で、司令部は海田市にある。第13旅団司令部、第13旅団司令部付隊、第13飛行隊、第８普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊、第13戦車中隊、第13偵察隊、第13特科隊、第13高射特科中隊、第13後方支援隊、第13施設隊、第13通信隊、第13特殊武器防護隊、第13音楽隊を隷下に置く。参考：陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１４海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-14と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１４海兵航空群（２０１４年）＞：第２海兵航空団隷下で、チェリー・ポイント海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-14、VMA-223、VMA-231、VMA-542、VMAQ-2、VMAQ-3、VMAQ-4、VMAQT-1、VMAT-203、VMGR-252、VMU-2を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１４海兵航空群（２０１６年）＞：第２海兵航空団隷下で、チェリー・ポイント海兵航空基地にある。隷下にMALS-14、VMA-223、VMA-231、VMA-542、VMAQ-2、VMAQ-3、VMAQ-4、VMAQT-1、VMAT-203、VMGR-252、VMU-2を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第１４軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和16年11月6日、南方軍隷下に新編された。司令官は本間雅春中将で、フィリピンを担当する。昭和19年3月、南方軍の隷下に入った。4月、第32師団が第２軍の隷下に移り、第30師団が隷下に入った。6月、第100・第102・第103・第105師団と独立混成旅団３個が隷下に入った。7月28日、第14方面軍に改編された。参考：歴史群像4,’16、太平洋海戦史

＜第１４航空艦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空艦隊。昭和19年3月4日に新編され、中部太平洋艦隊に編入された。司令長官は南雲忠一中将。中部太平洋方面を担当する。昭和19年7月18日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

＜第１４航空軍（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の宇宙空間担当航空軍。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第１４航空軍（２００７年）＞：AFSPC隷下で、司令部はカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地にある。主要任務は宇宙戦力の指揮管制、宇宙優勢、宇宙管制、弾道ミサイル監視、衛星ネットワーク運用、ロケット打ち上げ及び打ち上げ施設運用。隷下に第21宇宙航空団、第30宇宙航空団、第45宇宙航空団、第50宇宙航空団、第460宇宙航空団を置く。参考：月刊軍事研究12,’07

＜第１４航空軍（２０１３年）＞：AFSPC隷下で、司令部はカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地にある。第21宇宙団（コロラド州ピーターソン。５個宇宙警戒隊、４個制宙隊、１個作戦群を隷下に置き、それぞれ地上配備レーダーによる弾道ミサイル警戒、敵宇宙システム無力化、宇宙監視を行う）、第50宇宙団（コロラド州シュリーバー。GPSやDSCSの運用）、第460宇宙団（コロラド州バックレイ。DSPやSBIRSの運用）からなる。参考：月刊軍事研究5,’13

＜第１４航空軍（２０１５年）＞：AFSPC隷下で、司令部はカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地にある。隷下に第21宇宙航空団、第30宇宙航空団、第45宇宙航空団、第50宇宙航空団、第460宇宙航空団を置く。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第１４航空隊＞：日本海軍の航空隊で、昭和13年4月6日に新編され、第５艦隊付属となった。定数は艦戦12機、艦爆６機、艦攻18機。12月15日、第３連合航空隊の隷下に入り、三竃島に展開、定数が艦戦18機と陸攻18機（＋補用６機）になった。陸攻と要員の大半は第13航空隊から転属している。昭和14年3月29日、海南島の第７基地に移駐。4月8日、補用機も含む九六式陸攻24機で昆明を爆撃。うち１機は第13航空隊から借りたテスト中の九六式陸攻二二型だった。爆撃終了後に敵戦闘機十数機の迎撃を受けたが、損害は無く、九六式陸攻二二型の20mm機関砲による１機を含む６機の撃墜を報告している。航空写真による爆撃効果判定で地上破壊35機の戦果を挙げたとされ、支那方面艦隊司令長官から部隊感状を授与された。5月、マカオ南方に配置された。秋に広東作戦に参加。12年15日、定数が陸攻18機と艦攻18機となり、南支作戦支援に参加した。昭和14年4月29日、重慶爆撃に向け一時的に第２連合航空隊の隷下に入ることとなり、漢口基地に進出した。5月3日、九六式陸攻27機で重慶爆撃に参加。２機が撃墜され、14名が戦死した。5月4日、九六式陸攻18機で重慶爆撃に参加。5月7日、成都爆撃に向かったが、天候不良で襄陽を爆撃した。5月25日、重慶を爆撃。6月11日、成都飛行場を九六式陸攻27機で爆撃。6月16日、漢口基地から海南島第７基地に戻り、第３連合航空隊隷下で南支作戦に参加。11月15日、陸攻部隊の第15航空隊が第３連合航空隊隷下に新編されたことに伴い、陸攻が除かれ、定数が艦戦18機、艦爆９機になった。12月下旬、南寧基地に展開して南寧作戦に参加。12月30日、第12航空隊の艦戦部隊と共同でI-15及びI-16戦闘機14機を撃墜した。昭和15年1月10日、第12航空隊と共に桂林を攻撃し、16機を撃墜、９機を地上撃破した。昭和15年5月、九六式艦戦の一部と中攻隊が漢口に転用された。5月18日から第２連合航空隊隷下で百一号作戦に参加。9月、漢口の部隊が原隊に復帰、零戦９機が配備された。10月5日、北部仏印進駐を受け、ハノイ近郊二〇一基地（ジャラム基地）に零戦９機で進出。10月7日午後、零戦９機で二〇一基地から出撃して第15航空隊の陸攻隊と共に昆明攻撃を行い、I-153/I-16戦闘機14機撃墜、４機地上撃破の戦果を挙げ、損害はゼロだった。昭和16年7月末、南部仏印進駐のため、艦戦12機と陸攻３機をサイゴンに派遣（主力はハノイに駐留）。9月15日に解隊された。昭和17年4月10日、第24航空戦隊の隷下に入った。参考：日本陸軍戦闘機隊、月刊航空ファン9,’17、11,’17、1,’18、3,’18、7,’19

＜第１４航空隊＞：海上自衛隊の航空隊。1963年3月、第４航空群の隷下に入った。参考：厚木航空基地ホームページ

＜第１４航空隊（１９７８年）＞：第４航空群隷下で、司令部は厚木にある。S2F-1を配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第１４高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。2009年6月23日、ペトリオットPAC3を配備する。2019年5月9日、第10師団第33普通科連隊が久居駐屯地が行った三重県内各自治体・関係機関との防災連絡会議に参加。7月6日、阪神基地隊サマーフェスタでペトリオット発射機を展示した。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2021年7月11日、和歌山地本が和歌山県下津港で行った広報に協力し、ペトリオット発射機を展示した。2022年5月19日、PAC3機動展開訓練を実施。車両12両と隊員25名が大阪市舞洲スポーツアイランドに進出し、発射機、レーダー装置、射撃管制装置などを展開、システムを立ち上げた。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings10,’19、10,'21、MAMOR vol.155

＜第１４高射隊（２０１５年）＞：第４高射群隷下で、白山分屯基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１４護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。2008年3月26日、護衛艦隊隷下に編成された。2010年3月15日、DD-130まつゆきが第12護衛隊から転入し、DE-229あぶくまが第12護衛隊に転出した。2012年3月14日、DD-126はまゆきが除籍された。DD-151あさぎりが第１練習隊から転入した。2013年3月7日、DD-124みねゆきが除籍された。2016年3月18日、DE-232せんだいが第12護衛隊から転入した。2019年2月27日、DD-156せとぎりが第７護衛隊から転入した。2021年4月7日、DD-130まつゆきが除籍された。7月27日、第８管区海上保安本部と海上保安学校の女性幹部３人をDD-151あさぎりに招き、艦内で海の女子会を開催した。2022年4月19日、舞鶴市市民会館で第２回海の女子会を開催。第３護衛隊群司令部首席幕僚、護衛艦ふゆづき１名、護衛艦あさぎり２名、第８管区海上保安本部３人、京都府警舞鶴警察署２人、舞鶴市消防局４人の計13人が参加し、勤務の概要や女性施策などの紹介や、人材育成などに関する自由討論を行った。5月18日、市民団体との河川清掃活動に係る取り組みがSDGs優秀賞に選ばれ、防衛省で岸防衛相から表彰状を授与された。6月1-15日、舞鶴市役所で海上自衛隊写真展を実施。参考：月刊世界の艦船9,’10、11,’11、5,’12、5,’13、6,’16、5,’19、6,'21、朝雲

　＜第１４護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、舞鶴にある。DD-124みねゆき、DD-126はまゆき、DE-229あぶくまを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１４護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、舞鶴にある。DD-124みねゆき、DD-126はまゆき、DD-130まつゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

　＜第１４護衛隊（２０１２年）＞：護衛艦隊隷下で、舞鶴にある。DD-124みねゆき、DD-130まつゆき、DD-151あさぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

　＜第１４護衛隊（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、舞鶴にある。DD-130まつゆき、DD-151あさぎりを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第１４護衛隊（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、舞鶴に置かれている。DD-130まつゆき、DD-151あさぎり、DDD-156せとぎり、DE-232せんだいを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第１４施設群＞：陸上自衛隊の施設群。2017年3月27日（26日？）、第３施設団隷下に上富良野駐屯地で新編された。9月23-24日、北海道美瑛町でサイクリングイベントの丘のまちびえいセンチュリーランドを支援した。2018年2月18日、第41回丘のまちびえい宮様国際スキーマラソンに69名で協力した。2019年2月17日、寛仁親王記念丘のまちびえい宮様国際スキーマラソンに70名で協力した。6月9日、丘のまちびえいヘルシーマラソンに協力した。2020年2月22日、美幌町で十勝岳噴火総合防災訓練に参加。4月6-10日、北海道ニセコトレーニングセンターで冬季戦技集合訓練を実施。5月7-15日、北海道大演習場と矢臼別演習場の春季定期整備に参加。7月19-23日、上富良野演習場で第301坑道中隊の訓練検閲を実施。課目は防御支援に任ずる坑道中隊の行動で、88式地対艦誘導弾発射機用掩壕（横穴坑道）を掘った後、140km離れた柏台演習場に移動して燃料集積所の構築と警備を行った。8月21-28日、北海道大演習場島松地区で第395施設中隊に対する訓練検閲を実施。隊員48名が全長24m・48スパン・２階建ての第２師団指揮所用簡易掩蓋掩壕を完成させた。2021年2月8-11日、上富良野演習場で第396施設中隊の訓練検閲を実施。2月17-18日、美幌町と上富良野駐屯地で十勝岳噴火総合防災訓練に参加。6月29日から7月4日、北海道大演習場と上富良野演習場で群検閲を受閲した。12月21日早朝、北海道美瑛町で水道管の漏水による断水が発生したため、1000に北海道知事から第２師団長に災害派遣要請があり、町内10カ所で給水支援を実施、1900に撤収要請を受けた。派遣規模は延べ人員70名、１トン水トレーラー18両、３トン半水タンク車４両で、2.2トンを給水している。2022年1月18-21日、上富良野演習場で第395施設中隊の訓練検閲を実施。1月19日朝に20kg以上の装備を携行して8kmのスキー機動を行い集結地を占領、1月20日には対戦車地雷で道路障害を、鉄条網で対空挺ヘリボーン障害を構築するなど施設作業を行い、全任務を完遂した。参考：上富良野駐屯地ホームページ、朝雲

　＜第１４施設群（２０１７年３月新編時）＞：第３施設団隷下で、本部は上富良野駐屯地に置かれている。第395施設中隊、第396施設中隊、第397施設中隊（釧路駐屯地）、第301坑道中隊からなる。参考：月刊JWings10,’17

＜第１４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、宇都宮に置かれている。通称照師団。歩兵第27旅団（歩兵第２・第59連隊）、歩兵第28旅団（歩兵第15・第50連隊）、騎兵第18連隊、野砲兵第20連隊、工兵第14連隊、輜重兵第14大隊を隷下に置く。師団管区は茨城県、栃木県、群馬県、長野県。昭和15年、関東軍隷下となり、満州に駐屯した。太平洋戦争時、歩兵第２・第15・第59連隊などを隷下に置いていた。昭和19年1月、ニューギニア方面に移動することになり、軍令第106号で島嶼防衛を主任務とする海洋師団への改編を指示され、3月5日に完結した。4月24日、第31軍隷下となり、4月26日までにパラオへの進出を完了、歩兵第２連隊はペリリュー島に移駐した。その後、ペリリュー島には歩兵第15連隊第３大隊、独立歩兵第346大隊、師団戦車隊（九五式軽戦車）が増強された。9月、ペリリュー島防衛戦に参加、守備隊は玉砕した。参考：歴史群像10,’10、帝国陸海軍事典、大日本帝国陸海軍軍装と装備

　＜第１４師団（昭和１９年３月５日編成）＞：師団司令部、歩兵第２連隊、歩兵第15連隊、歩兵第59連隊、師団戦車隊（軽戦車17両）、師団通信隊、師団輜重隊、師団海上輸送隊（欠）、師団兵器勤務隊、師団経理勤務部、師団野戦病院からなる。歩兵第２連隊と歩兵第59連隊は同じ編成で、隷下に歩兵大隊（歩兵中隊３個と歩兵砲中隊１個からなる。歩兵中隊１個に重機関銃２丁、軽機関銃12丁、擲弾筒３門を、歩兵砲中隊１個に37mm速射砲２門と70mm歩兵砲２門を装備）３個、砲兵大隊（10cm榴弾砲４門と75mm野砲８門装備）、工兵中隊、通信中隊、補給中隊、衛生中隊を置く。歩兵第15連隊は海上機動（逆上陸）を考慮した編成となっており、隷下に歩兵大隊（歩兵中隊３個と砲兵中隊１個、迫撃中隊１個、作業小隊１個からなる。歩兵中隊１個に重機関銃２丁、軽機関銃12丁、擲弾筒４門、20mm自動砲１門、70mm歩兵砲２門を、砲兵中隊に37mm速射砲２門、70mm山砲３門を装備）３個、機関砲中隊、戦車中隊、工兵中隊、通信中隊、衛生中隊を置く。ただし機関砲中隊、戦車中隊、歩兵大隊の迫撃中隊は編成未着手だった。参考：歴史群像10,’10

＜第１４潜水艦＞：波９を参照。

＜第１４潜水艇（初代）＞：日本海軍波９型潜水艦。大正2年起工、大正3年4月進水。第１次大戦勃発によりフランス海軍に売却された。参考：日本の潜水艦パーフェクトガイド

＜第１４潜水艇（２代目）＞：波９を参照。

＜第１４掃海隊（日本海軍）＞：日本海軍掃海隊。昭和17年4月下旬からMO作戦に参加（特設掃海艇２隻）。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１４偵察攻撃飛行隊＞：RVAH-14を参照。

＜第１４飛行隊＞：陸上自衛隊のヘリ部隊で、第14旅団隷下に2010年3月26日に新編された。ホームベースは北徳島分屯地で、海上自衛隊徳島航空基地内にある。人員は70名で、UH-1J２機とOH-6D２機を配備する。2011年4月4-6日、高知県香美市で発生した山林火災の災害派遣に参加。2012年5月29-30日、徳島県那賀郡那賀町で発生した山火事の災害派遣に参加。2013年1月9日1120頃、高松国際射撃場敷地から出火して山林に延焼したため、1230前に徳島県知事から災害派遣要請があり、OH-6偵察ヘリとUH-1ヘリで情報収集と空中消火を実施、1月10日1100に鎮圧が宣言されたため撤収した。4月13日0533頃、兵庫県淡路島付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生し、震度６弱を観測したため、0546から情報収集を行った。12月6日、徳島県の豪雪被害に対する災害派遣に参加し、UH-1ヘリによる情報収集を行った。2015年10月20-23日、徳島県那賀町で発生した山林火災の災害派遣に参加。2018年4月21-22日、徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はる・フェスタで祝賀飛行を行った。2019年1月10日、第14飛行隊がUH-1Jヘリ３機で年初編隊飛行訓練を実施。4月20-21日に徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はる・フェスタ2019の開幕式で祝賀飛行を行った。9月2-9日、令和2年度機動展開訓練（中部方面隊）に参加。2022年4月16-17日、徳島市藍場浜公園で行われたはな・はる・フェスタ2022の開幕式で祝賀飛行を行った。参考：月刊JWings4,’10、6,’10、1,'16、11,'20、月刊航空ファン6,’10、朝雲

＜第１４飛行団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行団。昭和17年3月31日、隷下に飛行第68戦隊が新編された。昭和18年1月、三式戦闘機への機種改変の内示を受けた。3月、南東方面への移動が決定。4月10日、飛行第68戦隊がトラックに到着。4月27日、飛行第68戦隊がラバウルに進出。6月28日、第14飛行団司令部と飛行第78戦隊の飛燕７機がラバウルに進出した。7月、第４航空軍の隷下に入った。飛行第68戦隊がウエワク東飛行場に展開。参考：月刊丸1,'17別冊、ラバウル航空戦

　＜第１４飛行団（昭和１８年７月２８日）＞：第４航空軍隷下で、飛行第68戦隊、飛行第78戦隊からなる。参考：歴史群像8,’15

＜第１４方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和19年7月28日、第14軍から改編されて南方軍隷下に創設された。フィリピンを担当し、第35軍、第８師団、第26師団、第103師団、第105師団、戦車第２師団、独立混成第55旅団、独立混成第58旅団、独立混成第61旅団などを隷下に置く。司令官は黒田重徳中将である。9月下旬、第１師団が隷下に入った。9月26日、山下奉文大将が司令官となった。参考：太平洋海戦史、比島決戦

＜第１４方面軍（昭和１９年後半）＞：南方軍隷下で、司令部はマニラにある。第35軍、第１師団、第８師団、第10師団、第19師団、第23師団、第26師団、第103師団、第105師団、戦車第２師団、独立混成第55旅団、独立混成第58旅団、独立混成第61旅団、第68旅団を隷下に置く。参考：比島決戦

＜第１４旅団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の旅団で、中部方面隊の隷下にあり、四国の防衛を担当する。演習場の関係で、第14戦車中隊だけ四国の外（岡山県日本原駐屯地）に置かれている。2006年3月、即応近代化旅団として第２混成団を改編して創設された。2008年12月14日、第15・第50普通科連隊が徳島県と徳島県海陽町が共催した緊急輸送検証訓練に参加。

2009年4月1日、第14飛行隊の発足に備え、八尾駐屯地に飛行隊準備隊が新編された。6月1-5日、第15普通科連隊が北富士演習場富士トレーニングセンターで第３中隊に対する中隊検閲を実施。6月6-7日、室戸市などで高知県総合防災訓練と連接した南海地震対処訓練を実施。LST-4002しもきたに第50普通科連隊１個中隊や高機動車が乗り込み、LCACが室戸市の浜辺に揚陸した。8月24日から9月24日、北富士演習場と東富士演習場で第２次協同転地演習を実施。人員1500名、車両500両、火砲９門、戦車10両が参加した。9月1日、第14特科隊が今治市吉海町で愛媛県総合防災訓練に参加。10月25日から11月3日、日本原演習場秋季定期整備を実施。行啓道と呼ばれる近隣住宅地域との境界道路のアスファルト舗装も行った。

2010年1月7日0950頃、香川県高松市の小学校校庭で工事現場から手榴弾のようなものが発見されたため、司令部要員３名が1400に調査したところ、模擬手榴弾９発、小銃弾34発、銃剣１本、小銃部品10点を発見し、全て回収した。3月末、隷下に第14飛行隊が新編され、北徳島分屯地に配置された。また、高知駐屯地第１営舎地区が新設され、第50普通科連隊が移駐した。6月21日から8月8日まで、平成22年度協同転地演習に隊員2700名、車両700両、火砲10門、戦車７両で参加。6月21日から7月4日までが往路輸送、7月5-25日が浜大樹訓練場での揚陸訓練や矢臼別演習場での旅団規模防御演習・長距離射撃訓練など、7月26日から8月8日までが復路輸送であり、LST-4002しもきた、F-2戦闘機、C-1輸送機なども参加した。8月30日、香川県小豆島で発生した山林火災を受け、香川県知事から災害派遣要請があり、9月1日まで延べ隊員250名、車両18両、ヘリ13機で消火活動を行い、56回340トンの散水を行った。12月15-16日、国分台演習場で第14旅団武装障害走競技会を実施。部隊対抗の部では第50普通科連隊が２連覇した。分隊対抗では第50普通科連隊第１中隊第１分隊が２年連続で旅団最速分隊の座についた。

2011年2月20日から3月6日、饗庭野演習場と今津駐屯地で第３海兵後方支援群第９工兵支援大隊170名と共同訓練を実施。第15普通科連隊の１個中隊を基幹とする隊員180名、81mm迫撃砲L16、87式対戦車誘導弾、01式携帯対戦車誘導弾、110mm個人携行対戦車弾、74式戦車が参加した。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。宮城県女川町総合運動公園に前進指揮所を開設し、女川町、石巻市北上町、雄勝町で支援活動にあたった。3月18日、女川町総合運動公園に旅団指揮所を開設。3月22日、第15普通科連隊が女川町総合運動公園に設置した６人用天幕17張を車中泊の被災者に開放した。3月24日0700、雄勝町で入浴支援を実施。3月25日0801、雄勝町で入浴支援を実施。3月26日1618、山野小へ物資を輸送。3月27日0730、女川総合運動公園で給食・入浴・救護支援を実施。1000、雄勝町で入浴支援を実施。3月28日0913、雄勝町大須小学校で入浴支援を実施。3月30日、第14後方支援隊が女川町総合運動公園に設置した６人用天幕16張を車中泊の被災者に開放した。0640、雄勝町船越小学校で入浴支援、追波川総合運動公園と二股地区で給水支援を行った。0845、道路啓開作業を実施。4月1日0630、女川町で救援物資輸送と入浴支援を実施。4月3日0752、北上町と河北町に救援物資を輸送した。4月25-26日、宮城県の行方不明者集中捜索に参加。5月26日、東日本大震災災派部隊の減勢を開始。5月30日、災派部隊主力が帰隊を完了。6月29日、第50普通科連隊が高知駐屯地体育館で平成23年度自衛官候補生課程49名の修了式を実施。8月10-12日、第14飛行隊が瀬戸内海の石島で発生した山林火災の災害派遣に参加。2012年3月26日、徳島駐屯地が新設され、第14施設中隊が第14施設隊に改編されて移駐した。5月4-5日、第14特科隊が日出生台演習場でFH-70の実弾射撃訓練を実施。愛媛県防衛協会青年部会員10人が研修した。6月9-11日、旅団東南海・南海地震対処訓練を実施。隊員1000名、車両150両、航空機６機が参加した。6月11日、第14特科隊が松山市下葉佐地区で東南海・南海地震に伴う津波被害を想定した水没地域捜索・救難訓練を実施。6月14日、第14特科隊を基幹とする50名が四国電力伊方原発の敷地内でテロを想定した愛媛県警との共同実動訓練を実施。9月1日、第14施設隊が徳島県総合防災訓練に参加。07式機動支援橋を架橋した。12月14日、西日本高速道路四国支社（NEXCO四国）と大規模災害時の連携に関する確認書を締結。

2014年8月10日、台風11号の影響により、四万十町や佐川町で飲料水の汚濁が発生したため、高知県知事から第50普通科連隊長に給水支援の要請があり、第50普通科連隊と第14後方支援隊が給水支援を行った。12月6日、徳島県の豪雪被害に対する災害派遣に参加。第15普通科連隊と第14施設隊が道路啓開、第14飛行隊がUH-1ヘリによる情報収集を行った。12月12日、徳島県豪雪被害に対する災害派遣を終了。延べ隊員1390名、車両360両、航空機22機を派遣した。徳島県知事から感謝状を贈呈されている。

2015年2月6日1025頃、徳島県南部でマグニチュード5.0の地震が発生し、最大震度５強を観測したため、第14施設隊が情報収集を行った。6月7日、四国で日米共同統合防災訓練と旅団災害対処演習に参加。9月6-18日、第50普通科連隊基幹の350名がフォレスト・ライトに参加。9月30日から10月19日、平成27年度協同転地演習（連隊等）に参加。10月20-23日、第15普通科連隊が徳島県那賀町で発生した山林火災の災害派遣に参加。

2016年4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。6月21日から8月2日、協同転地演習に参加。10月23日、香川地本が丸亀競技場スタジアム前広場で行った自衛官募集広報に協力し、高機動車や偵察用オートバイを展示した。10月24日、国分台演習場で平成28年度第14旅団武装障害走競技会を実施。11月5日、第14後方支援隊が予備自衛官46名に予備自衛官５日間招集訓練を実施。11月20日、阿波市防災フェスタで第15普通科連隊、第14音楽隊、第14施設隊が装備品展示や音楽演奏を実施。12月19日、第50普通科連隊が高知県教育委員会からの依頼で高知城の清掃活動を実施。

2017年1月9日、音楽隊が兵庫県立芸術文化センターで平成28年度中部方面隊音楽まつりに参加。1月28-29日、第14音楽隊が黒潮シーサイドコンサートと中学生への演奏指導を実施。4月15日、徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はるフェスタ開幕式で祝賀飛行を実施。6月6日、第15普通科連隊が香川県災害対策本部運営訓練に参加。6月18日、音楽隊が西条市総合文化会館でふれあいコンサートIN西条を実施。6月22日、音楽隊が、呉音楽隊と共に、高知県民文化ホールで第31回高知定期演奏会に参加。7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に第14後方支援隊が参加。9月14日、第14戦車中隊に16式機動戦闘車３両が初納入された。9月16-24日、饗庭野演習場で旅団訓練検閲を実施。第14後方支援隊、第14施設隊、第14通信隊、第14特殊武器防護隊が受閲し、４日間の防御準備の後に防御戦闘で侵攻部隊を撃破、その後89式小銃実射検閲による射撃練度評価を行った。9月28日、善通寺駐屯地グラウンドで16式機動戦闘車入魂式を実施。16式機動戦闘車は日本原駐屯地から自走で瀬戸大橋を渡り善通寺駐屯地に前進している。11月5日、第15普通科連隊と第14施設隊が四国とその周辺海空域で南海トラフ地震を想定した平成29年度日米共同統合防災訓練に参加。

2018年1月10日、香川県さぬき市の農場で鳥インフルエンザの疑いがある鶏が確認されたため、1345に香川県知事を本部長とする対策本部が会議を開催、香川県庁などから第14旅団に情報がもたらされたため、第14旅団と第15普通科連隊が県庁などに連絡幹部を派遣した。1月11日、死亡した鶏から鳥インフルエンザウイルスが検出されたため、2310に香川県知事から災害派遣要請が出され、さぬき市役所で待機していた第15普通科連隊長以下隊員70名が自治体との打ち合わせや準備の後に養鶏場へと出発。殺処分などの防疫措置を行い、1月12日1930に作業を終了した。派遣規模は第14旅団司令部と第15普通科連隊から隊員延べ410名（470名？）と車両延べ75両（60両？）で、殺処分数は92000羽だった。3月27日、陸自初の機動旅団に改編され、第14戦車中隊と第14後方支援隊第２整備中隊戦車直接支援小隊を廃止し、第15普通科連隊を第15即応機動連隊に改編、第50普通科連隊は本部管理中隊重迫撃砲小隊を重迫撃砲中隊に拡大し、本部管理中隊対戦車小隊（中距離多目的誘導弾装備）を新編、第14後方支援隊に即応機動直接支援中隊を新編した。第14高射特科中隊は第14高射特科隊に改編している。第14特科隊は中部方面特科隊に改編され、平時は第14旅団隷下だが、有事には中部方面隊直轄となる。4月1日、善通寺駐屯地で機動旅団改編行事を実施。第15即応機動連隊に防衛大臣政務官から隊旗が授与された。4月28-29日、香川県・坂出市主催の瀬戸大橋開通30周年記念事業を支援し、坂出港岸壁で第15即応機動連隊の装備品展示と第14音楽隊の野外演奏を行った。7月4-11日、平成30年度協同転地演習に参加。7月5-8日に発生した西日本豪雨の災害派遣に参加。8月2日、第15即応機動連隊Ａが全日本青年銃剣道大会団体戦１部で優勝した。10月12日、高知県四万十町で山菜採りの男性１人が行方不明となったため、10月14日に災害派遣要請があり、第50普通科連隊から隊員70名と車両20両が派遣された。不明者発見に伴い、1120に撤収要請が出されている。10月17日から11月24日、平成30年度協同転地演習に参加。10月20日、高松空港まつり2018で香川地本が行った広報に協力し、UH-1Jヘリを展示した。

2019年1月7日、第15即応機動連隊が新年初訓練を実施。香川県大麻山の13km登山走と大池訓練場での８個中隊対抗炊事競技会を行い、後者では本部管理中隊が肉うどんで優勝した。2月8日、高知県立県民文化ホールで音楽祭りを実施。3月24日、岩屋防衛大臣が部隊を視察した。5月23-31日、第14施設隊が饗庭野演習場で旅団機能別合同訓練（施設）を担任し、隊員280名に対して陣地構築座学や対戦車地雷などの教育を行い、２夜３日で掩体壕などを構築した。6月20-22日、高知県北川村で発生した山林火災の災害派遣に第50普通科連隊と第14飛行隊が参加。6月25日から7月1日、饗庭野演習場や善通寺駐屯地で中部方面特科隊、第14後方支援隊、第14高射特科隊、第14特殊武器防護隊に対する旅団訓練検閲（夜間行進を含む長距離機動展開後の離島における防御）を実施。7月13-14日、小松島港祭りで第15即応機動連隊が装備品を展示した。8月22-25日、第15即応機動連隊が、日出生台演習場で第４師団第42即応機動連隊・第４偵察隊が行った合同射撃訓練にオープン参加した。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に第15即応機動連隊と第14後方支援隊が参加。12月2-9日、第15即応機動連隊が協同転地演習を実施。

2020年1月4-12日、饗庭野演習場で総合射撃訓練を実施。第50普通科連隊が担任し、増強普通科中隊に組み込まれた特科155mm榴弾砲FH70による火力戦闘などを行った。2月21-23日、令和元年度日米共同統合防災訓練に第15即応機動連隊が参加。4月12日、高知県知事からの災害派遣要請を受け、20名が高知市内の公共宿泊施設で新型コロナウイルス陽性者に対する生活支援と県職員への衛生教育を開始。4月21日、５名が香川県職員ら15人に新型コロナウイルス衛生教育を実施。5月11-12日、第14旅団長が、琵琶湖で行われた第14偵察隊の漕舟訓練と、饗庭野演習場で行われた中部方面特科隊実弾射撃訓練を視察した。6月29日、第15即応機動連隊自衛官候補生課程の修了式を実施。7月22日、第15即応機動連隊が16式機動戦闘車で香川県から千僧駐屯地に移動するついでに兵庫地本とコラボ広報を行った。8月8日、募集広報の日を主催した。8月27-30日、第15即応機動連隊が第８師団第42即応機動連隊と日出生台演習場で機動戦闘車合同射撃訓練に参加。9月2-9日、令和2年度機動展開訓練（中部方面隊）に第14旅団司令部、第15即応機動連隊、第14飛行隊、第14偵察隊、第14高射特科中隊、第14通信隊が参加。10月13日-21日、令和2年度機動展開訓練（中部方面隊）に司令部、第15即応機動連隊、第14偵察隊、第14通信隊が参加。10月18日、北徳島分屯地で陸幕長の部隊視察を受け、第14飛行隊と第14施設隊が状況を報告した。10月25日、第15即応機動連隊が国営讃岐まんのう公園で行われた働く車2020に16式機動戦闘車、96式装輪装甲車、軽装甲機動車を展示した。11月5日、香川県三豊市の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認されたため、1230に香川県知事から第14旅団長に鶏の殺処分などの支援に係る災害派遣要請が出された。1525から第15即応機動連隊基幹の部隊が現地に入り、33万羽を殺処分している。11月8日、香川県東かがわ市の養鶏場でも鳥インフルエンザの発生が確認されたため、1630に香川県知事から第14旅団長に災害派遣要請が出され、三豊市で活動中の部隊から280名を抽出し、48000羽の殺処分を実施。2334に三豊市、11月9日0550に東かがわ市で香川県知事から撤収要請を受けて活動を終了した。11月15-16日、香川県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したため、災害派遣に参加し、８万羽を殺処分した。11月20-24日、香川県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生したため、災害派遣に参加し、94万羽を殺処分した。12月2-4日、香川県三豊市で鳥インフルエンザが発生したため、第15即応機動連隊基幹の750名が367000羽を殺処分した。

2021年1月18日、第50普通科連隊基幹のソマリア沖海賊対処第15次行動支援隊が成田空港を民間チャーター機で出国。2月10-13日、令和2年度旅団災害対処演習を実施。南海トラフ地震を想定して旅団指揮所を善通寺駐屯地から高知駐屯地に移設し、四国全域の各部隊と連携した初動対処訓練、被災者救出・救助訓練、LST-4002しもきたと協同した海からの被災地進出、救援物資輸送、在日米軍との共同訓練などを行った。2月20-21日、高知地本が高知新港で行ったミリまつり高知に協力し、第14飛行隊UH-1Jヘリ、第15即応機動連隊16式機動戦闘車、96式装輪装甲車、第50普通科連隊高機動車、軽装甲機動車、120mm迫撃砲RT、第14高射特科隊11式短距離地対空誘導弾を展示した。2月28日、第14音楽隊が高松市レクザムホールで定期演奏会を実施。3月11日、新型コロナウイルス対応の功績で、第50普通科連隊に１級賞状が授与された。5月2日、宇和島市で行われたえひめ南予きずな博　感謝といやしの音楽祭で演奏を行った。5月23日、サザン・ジャッカルー21に参加する第50普通科連隊基幹の60名が出国。6月5-6日、高知地本が宿毛新港で行った広報に協力し、第14飛行隊UH-1JヘリがLST-4001おおすみに模擬着艦した。6月6日は第50普通科連隊が車両展示と高機動車試乗を行っている。6月13日、第15即応機動連隊が香川地本の広報に協力し、丸亀市ピカラスタジアムで中距離多目的誘導弾などを展示した。6月18日から7月11日、オリエント・シールド21に参加。6月23日1040頃、饗庭野演習場での射撃訓練で第50普通科連隊重迫中隊が発射した120mm重迫の実弾１発が、演習場外の西1kmに着弾した。被害は無かったが、中部方面隊幕僚副長を長とする事故調査委員会を立ち上げて原因究明にあたり、短い間隔で射撃をする訓練の際に編合済弾薬と未編合弾薬を取り違えて弾薬置き場に編合済弾薬を置いてしまい、それを持ち出した弾薬手も装薬量を確認せず副砲手に渡し、副砲手も確認無しに装填、監督する分隊長も訓練計画から遅れが発生していたため時間計測に気を取られ、そのまま発射したためと判明。関係者12名を処分し、再発防止策を公表した。7月4日、サザン・ジャッカルー21に参加した第50普通科連隊基幹の60名が帰国。12月19日、五條市上野公園で行われた奈良県防災フェア2021で広報に協力し、第15即応機動連隊が16式機動戦闘車を善通寺駐屯地から持って行って展示した。

2022年3月17日、善通寺駐屯地で第14情報隊（50名。無人偵察機班と情報処理班からなる）が新編された。6月1日、第15即応機動連隊が国分台演習場で自衛官候補生課程25キロ行進を実施。6月30日、第14飛行隊が徳島地本の地区別募集会議に協力し、徳島県内の学校関係者24人に部隊見学を行った。

2023年10月29日から11月13日、第15即応機動連隊と第14情報隊が雷神2023演習に参加。

参考：月刊軍事研究12,’09、5,’11、8,’11、11,’18、月刊JWings4,’10、6,’11、6,’12、2,’15、11,’15、10,’16、9,’18、11,'20、5,'21、8,'21、3,'22、スピアヘッドNo.2、No.8、陸上自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン6,’11、10,’17、東日本大震災自衛隊救援活動日誌、朝雲、MAMOR vol.131、vol.135、vol.144、vol.152、vol.155、月刊世界の艦船9,’18、第14旅団ホームページ、月刊PANZER6,’18

＜第１４旅団（陸自、２００７年度）＞：中部方面隊隷下で、司令部は善通寺にある。第14飛行隊、第15普通科連隊、第50普通科連隊、第14後方支援隊、第14通信中隊、第14偵察隊、第14高射特科中隊、第14特科隊、第14施設中隊、第14戦車中隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第１４旅団（陸自、２０１５年）＞：中部方面隊隷下で、司令部は善通寺にある。第14旅団司令部、第14旅団司令部付隊、第14飛行隊、第15普通科連隊、第50普通科連隊、第14戦車中隊、第14偵察隊、第14特科隊、第14高射特科中隊、第14後方支援隊、第14施設隊、第14通信隊、第14化学防護隊、第14音楽隊を隷下に置く。参考：陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１４旅団（陸自、２０１８年３月２７日、機動旅団改編後）＞：中部方面隊隷下で、隊員数2500名。司令部は善通寺駐屯地にある。第14旅団司令部、第14旅団司令部付隊、第14飛行隊、第15即応機動連隊、第50普通科連隊、第14偵察隊、第14後方支援隊、第14通信隊、第14特殊武器防護隊、第14施設隊、第14高射特科隊、第14音楽隊、中部方面特科隊を隷下に置く。参考：月刊軍事研究11,’18、第14旅団ホームページ

＜第十五雲海丸＞：中村汽船貨物船Unkai maru No.15。元は大正7年11月に竣工した松尾鐵工場の大松丸で、大正15年に中村組が購入して第十五雲海丸に改称し、昭和12年に中村組の事業を委譲された中村汽船に移籍した。垂線間長60.96m、幅10.06m、深さ6.07m、吃水5.39m、総トン数1205トン、重量トン数1860トン。主機は三連成レシプロ蒸気機関１基１軸720馬力、航海速力10.5ノット、最大速力13.2ノット。太平洋戦争中も中村汽船が運航した。昭和20年7月28日、男鹿半島南5kmでSS-408セネットの雷撃を受けて沈没した。参考：月刊世界の艦船8,’23

＜第１５海兵遠征隊＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征隊。2022年1月10日から2月16日、アイアンフィスト22に参加。参考：朝雲

＜第１５海兵遠征隊（２０１４年）＞：第１海兵遠征軍の隷下で、HMM-364(Rein)と共にLHA-5ペリリューに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１５海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群、MAG-15。岩国基地で新編された。1989年に解散した。参考：月刊軍事研究2,’18

＜第１５機甲師団（ドイツ国防軍）＞：ドイツ陸軍の機甲師団。1940年11月11日、第33歩兵師団をベースに第12軍管区で新編された。1941年2月19日、ドイツ・アフリカ軍団の隷下に入った。4月末、北アフリカに移動。11月17日からクルセイダー作戦に参加。参考：月刊PANZER5,’83

　＜第１５機甲師団（１９４１年４月）＞：師団司令部、第33自動車化地図印刷班、オートバイ連絡小隊、第８戦車連隊、第15自動車化狙撃兵旅団（２個自動車化狙撃兵連隊、１個自動車化機関銃大隊、１個オートバイ狙撃兵大隊）、第33自動車化野戦砲兵連隊、第33自走対戦車砲大隊、第33機械化偵察大隊、第33自動車化通信大隊、第33自動車化工兵大隊、第33補充大隊、第33自動車化補給大隊、第33自動車化衛生中隊（大隊？）、第33自動車化野戦病院隊、第33救急車中隊、第33自動車化製パン中隊、第33自動車化精肉中隊、第33師団糧秣事務所、第33自動車化野戦憲兵分遣隊、第33自動車化野戦郵便局からなる。参考：月刊PANZER5,’83

＜第１５空挺軍団＞：中国人民解放軍陸軍の空挺部隊で、1985年に創設された。兵力50000名で、うち11000名が空軍所属であり、Y-5やY-7といった各種輸送機を装備、中国全土に24時間以内に展開できる。装備兵器はBMP-3、120mm自走対戦車砲、105mm無反動砲など。参考：JGround　Vol.19

＜第１５空輸航空団（２００７年）＞：太平洋空軍隷下で、ヒッカム空軍基地に司令部がある。C-17、C-37、C-40が配備されている。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第１５駆逐隊（アメリカ海軍）＞：アメリカ海軍の駆逐隊。1971年、横須賀基地に配属され、横須賀に前方展開するアメリカ海軍駆逐艦とフリゲートを隷下に組み込むようになった。2015年10月19日、DDG-65ベンフォールド（イージスシステム・ベースライン9C1／イージスBMD5.0CU装備）が隷下に入った。参考：月刊世界の艦船11,’18、月刊軍事研究12,’15

＜第１５駆逐隊（２０１２年）＞：軍政系統ではアメリカ太平洋艦隊太平洋海軍水上部隊司令部の隷下で、横須賀に前方展開している。CG-63カウペンス、CG-67シャイロー、DDG-54カーティス・ウィルバー、DDG-56ジョン・Ｓ・マッケイン、DDG-62フィッツジェラルド、DDG-63ステザム、DDG-82ラッセン、DDG-85マッキャンベル、DDG-89マスティンが配備された。参考：月刊軍事研究9,’12

＜第１５駆逐隊（２０１５年）＞：第５空母打撃群隷下で、横須賀に前方展開する。DDG-54カーティス・ウィルバー（BMD対応）、DDG-56ジョン・Ｓ・マッケイン（BMD対応）、DDG-62フィッツジェラルド（BMD対応）、DDG-63ステザム（BMD対応）、DDG-82ラッセン、DDG-85マッキャンベル、DDG-89マスティンからなる。参考：月刊世界の艦船4,’16

＜第１５駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正6年8月14日、マルタに到着し、第２特務艦隊の隷下に入って地中海での船団護衛を開始した（桃、檜、樫、柳）。昭和7年4月1日、第24駆逐隊に改称された。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（黒潮、親潮、早潮）。10月26日、南太平洋海戦に参加（黒潮、親潮、早潮）。11月30日、ルンガ沖夜戦に参加（親潮、黒潮、陽炎）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

　＜第１５駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争勃発時）＞：建制も兵力部署も第２水雷戦隊隷下で、駆逐艦黒潮、親潮、早潮、夏潮を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14

＜第１５軍＞：日本陸軍の軍。昭和16年11月6日、南方軍隷下に新編された。司令官は飯田祥二郎中将で、ビルマ攻略を担当する。昭和18年3月、ビルマ方面軍隷下となった。この時の直属兵站部隊は、兵站地区隊１個、第５野戦輸送隊（司令部、独立自動車大隊６個、独立自動車中隊５個、独立輜重兵大隊甲１個）、野戦道路隊２個、第16兵站衛生隊（本部、兵站病院４個）、第15患者輸送隊（本部、患者輸送小隊４個）、野戦防疫給水部、兵站病馬廠だった。参考：月刊軍事研究7,’97、歴史群像4,’16

　＜第１５軍（昭和１９年後半）＞：ビルマ方面軍隷下で、第15師団、第31師団、第33師団からなる。参考：比島決戦

＜第１５警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。福江島分屯基地に置かれている。参考：月刊JWings8,’14

　＜第１５警戒隊（２０１５年）＞：西部航空警戒管制団隷下で、福江島分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１５航空軍＞：アメリカ空軍の航空軍。1993年、航空機動軍団隷下にトラビス空軍基地で新編された。2003年、第15遠征機動任務部隊に改編された。2012年3月12日に解隊された。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第１５航空隊＞：日本海軍の航空隊で、昭和13年6月25日に大村で編成された。定数は艦戦12機、艦爆12機、艦攻６機である。7月10日、安慶基地に進出、漢口作戦で揚子江周辺の防空任務に就いた。ここには空母蒼龍の艦戦・艦爆隊が派遣されており、大半が残留して第15航空隊に配備されている。戦力は九五式艦戦９機、九六式艦戦９機、艦攻18機、艦爆９機だった。7月18日、南昌攻撃に艦戦６機、艦爆14機、艦攻５機で出撃。艦戦隊と艦爆隊が邂逅に失敗し、艦戦隊は敵機11機と空戦になり、隊長が敵機と衝突して戦死した。艦爆隊は南昌飛行場に着陸して敵機を炎上させている。9月、定数が艦戦18機、艦爆18機、艦攻９機となり、九江に進出、漢口作戦に参加した。12月1日（11月15日？）に解隊された。昭和14年11月15日、陸攻部隊として第３連合航空隊隷下に海口基地で再編された。定数は陸攻27機、陸偵２機である。飛行隊長やパイロットの大部分は同日付の改編で陸攻隊が除かれた第14航空隊からの転属だった。12月22日、陸攻24機で桂林を空襲。帰路に１個中隊が柳州も爆撃しようとしたが、敵機の迎撃で１機を撃墜された。12月31日、柳州飛行場を陸攻27機で爆撃し、５機を地上破壊した。昭和15年3月、高雄で九六式陸攻二二型への機種改変を実施。5月18日から第２連合航空隊隷下で百一号作戦に参加。9月5日の百一号作戦終了に伴い、原隊に復帰し、海南島海口基地に帰還した。百一号作戦で九六式陸攻４機が撃墜されている。10月7日、海口基地から九六式陸攻27機で出撃し、第14航空隊零戦９機の護衛を受け昆明を爆撃した。10月8日、ハノイ近郊二〇一基地（ジャラム基地）に進出。10月13日、九六式陸攻27機で昆明北西の兵工廠を爆撃した。10月18日、九六式陸攻34機で援蒋ルート滇緬公路メコン河の功果橋を爆撃したが、失敗した。10月25日、九六式陸攻36機で功果橋を爆撃し、北の新橋に18発、南の旧橋に８発を直撃させて破壊した。この戦果を受け、伏見宮軍令部総長と及川海軍大臣が祝電を寄せている。10月26日、九六式陸攻35機で雲南省ローウィンの飛行機工場を爆撃し、250kg爆弾59発と60kg爆弾184発を投下して爆砕した。10月28日、九六式陸攻35機で援蒋ルート滇緬公路サルウィン河の恵通橋を爆撃し、250kg爆弾７発と60kg爆弾14発を直撃させたが、橋は落ちなかった。10月29日、九六式陸攻35機で恵通橋を爆撃。800kg爆弾12発、250kg爆弾46発、60kg爆弾92発を投下し、800kg爆弾１発の直撃により橋を破壊した。10月30日、海口基地に帰還。11月15日に解隊された。兵員の大半は新設の元山航空隊に移っている。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン11,’17、1,’18、3,’18、6,’18

＜第１５号駆逐艦＞：朝凪を参照。

＜第１５高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。2009年8月21日、ペトリオットPAC3が配備された。2019年7月13-14日、小松島港まつりで車両を展示した。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2021年2月2日、PAC-3機動展開訓練に参加し、春日井駐屯地にPAC-3を展開した。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、MAMOR vol.155、朝雲

＜第１５高射隊（２０１５年）＞：第４高射群隷下で、岐阜基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１５護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。2008年3月26日、護衛艦隊隷下に新編され、DE-227ゆうばり、DE-228ゆうべつ、DE-230じんつう、DE-233ちくまが配備された。2010年6月25日、DE-227ゆうばりとDE-228ゆうべつが除籍され、DE-230じんつうとDE-233ちくまの２隻編成となった。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月16日、DE-231おおよどが第16護衛隊から転入した。6月1日、DE-230じんつうが第13護衛隊に転属した。8月1日、DD-155はまぎりが第４護衛隊から転入した。参考：月刊世界の艦船8,’10、5,’11、8,’11、11,’11、MAMOR vol.52

　＜第１５護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、大湊に置かれている。DE-227ゆうばり、DE-228ゆうべつ、DE-230じんつう、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

　＜第１５護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、DE-230じんつうとDE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

　＜第１５護衛隊（２０１１年）＞：護衛艦隊隷下で、大湊に置かれている。DE-230じんつう、DE-231おおよど、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’11

　＜第１５護衛隊（２０１２年）＞：護衛艦隊隷下で、大湊に置かれている。DD-155はまぎり、DE-231おおよど、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

　＜第１５護衛隊（２０１５年）＞：護衛艦隊隷下で、大湊に置かれている。DD-155はまぎり、DE-231おおよど、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第１５護衛隊（２０２０年）＞：護衛艦隊隷下で、大湊に置かれている。DD-155はまぎり、DE-231おおよど、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第１５コサック騎兵軍団＞：武装親衛隊の騎兵軍団。ドイツに協力するウクライナ人からなる部隊で、1944年11月4日に編成命令が出され、ヘルムート・フォン・パンヴィッツSS中将が軍団長となった。隷下に第１・第２コサック騎兵師団を置いたが、装備が他の武装親衛隊部隊からの旧式で、戦力が小さく、武装親衛隊、警察部隊、国防軍陸軍部隊で増強している。後にプラスタン旅団（ドン−コサック山岳連隊２個＋偵察部隊）が第３コサック騎兵師団として隷下に入った。参考：武装親衛隊

＜第１５根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和19年6月20日、ペナンで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第１５師団（日本陸軍）＞：日本海軍の師団。編成地は京都で、防諜名は祭師団。昭和14年、南京新政府の防衛任務に就くことになった。太平洋戦争時、歩兵第51・第60・第67連隊を隷下に置いていた。昭和18年、第61師団に南京防衛任務を譲ってビルマに展開することになり、7月16日、呉淞湾から先遣隊がビルマに向け出発。昭和19年後半、第15軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、ラバウル航空戦、陸海軍学校と教育、比島決戦

＜第１５潜水艦＞：波10を参照。

＜第１５潜水艇＞：波10を参照。

＜第１５戦隊＞：日本海軍の戦隊。参考：小艦艇入門

　＜第１５戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第２遣支艦隊隷下で、五十鈴、嵯峨、橋立、鵯、鵲を配備する。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１５飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団。1959年6月、静浜基地で新編された。1964年5月に廃止された。参考：静浜基地ホームページ

＜第１５飛行隊（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊第15旅団隷下のヘリ部隊で、第１混成団が第15旅団に改編されたのに伴い、2010年3月26日に第101飛行隊から改称された。人員150名で、LR-1/-2、CH-47JA、UH-60JAなど10機を装備しており、陸上自衛隊航空部隊で唯一の固定翼機・回転翼機混成運用部隊である。沖縄を中心に南北500km・東西1000kmを活動範囲とし、部隊行動支援、指揮連絡、航空偵察、空輸、災害派遣などを行う。UH-60JA/CH-47JAと機長ら４名からなる第１空輸班、UH-60JA/CH-47JA及びLR-1/LR-2とヘリ機長ら４名及びLR機長ら３名からなる第２空輸班を編成し、24時間体制を構築している。2010年5月19日、LR-1のラストフライト行事を行う予定だったが、急患が入ったためLR-1最後の急患空輸（部隊通算7786件）を実施。5月20日1300から記念式典を行い、沖縄最後のLR-1は定期整備のため名古屋の三菱重工に向かった。12月11日までに第101飛行隊時代と合わせて7871回の急患空輸任務を行った。2011年8月10日、8000回目の急患空輸を達成。総搬送患者数は8355人である。2013年3月25日に廃止され、翌日に第15ヘリコプター隊に改編された。参考：月刊航空ファン8,’10、月刊JWings6,’10、月刊軍事研究2,’11、9,’13、朝雲

＜第１５ヘリコプター隊＞：陸上自衛隊第15旅団隷下のヘリ部隊で、2013年3月26日に第15飛行隊から改編されて空自那覇基地で創設された。トップは一等陸佐で、本部／本部付隊（LR-2連絡機２機）、第１飛行隊（UH-60JAヘリ４機）、第２飛行隊（CH-47JA輸送ヘリ４機）からなる。管轄域は奄美大島から与那国島まで南北500km・東西1000kmもあり、CH-47JAヘリでないと届かない距離の離島が多い。患者輸送を年に250件ほど行っていて、急患空輸隊長、指揮連絡班、第１空輸班、第２空輸班を編成し、鹿児島・沖縄県知事からの要請に備えている。2014年7月9日0945、台風８号による停電が発生した沖縄県慶良間諸島の渡嘉敷村と座間味村に対し、沖縄県知事から第15旅団長に災害派遣要請が出され、CH-47ヘリで沖縄電力の社員と器材を輸送した。7月10日、台風８号に備えて宮古島市で早期収穫されたマンゴー６トンを那覇市に空輸した。2015年8月24日、台風15号により沖縄県石垣市で大規模停電が発生したため、沖縄県知事から第15旅団長に災害派遣要請があり、CH-47ヘリ１機で沖縄電力の人員と機材を輸送した。9月5日、沖縄本島と周辺海域で実施された平成27年度離島統合防災訓練に参加。9月29日、台風21号により与那国島で停電が発生したため、1145に沖縄県知事から第15旅団長に災害派遣要請が出され、CH-47ヘリ２機で沖縄電力の人員と機材を輸送した。2257に撤収要請を受けている。2016年1月7日、本部付隊LR-2連絡機２機、第１飛行隊UH-60JAヘリ３機、第２飛行隊CH-47JAヘリ２機で年頭編隊飛行訓練を実施。9月3日、八重山諸島南西沖地震を想定した平成28年度離島統合防災訓練に参加。10月4日、台風18号により久米島で停電が発生したため、1155に沖縄県知事から第15旅団長に対して災害派遣要請があり、CH-47JAヘリ１機で人員と資機材などを輸送した。1534に撤収要請が出されている。2239、UH-60JAヘリで新生児遷延性肺高血圧症の女児、父親、医師を宮古空港から那覇空港まで搬送して救急隊員に引き継ぐ任務を完了し、緊急患者空輸9000回を達成した。10月5日、緊急患者空輸9000回完遂セレモニーを実施。10月21日、緊急患者輸送9000回の功績で、沖縄県知事と鹿児島県知事から感謝状が贈呈された。12月30日、宮古島から那覇市に急患輸送を実施。2017年1月11日、本部付隊LR-2連絡機１機、第１飛行隊UH-60JAヘリ２機、第２飛行隊CH-47JAヘリ２機で年頭編隊飛行訓練を実施。6月29日、急患輸送9000回以上・救助人員9500人以上の功績で、防衛大臣から一級賞状が授与された。8月26日、南大東島空港でCH-47JAヘリを一般公開した。8月27日、北大東島空港でCH-47JAヘリを一般公開した。9月2日、沖縄県と周辺海空域で沖縄本島北西沖地震を想定した平成29年度離島統合防災訓練に参加。2018年2月11-14日、第15旅団の平成29年度第２次旅団訓練検閲を受けた。3月3日、創設５周年記念行事を実施。2019年1月31日から2月18日に第８師団第42即応機動連隊が行った沖縄地区への転地訓練にCH-47ヘリで協力した。6月28日、UH-60JAヘリからの洋上ドアガン（MINIMI）射撃訓練を実施。2020年3月13日、LR-2で宮古島から那覇まで０歳児の患者を輸送し、第101飛行隊からの累計で急患輸送10000人を達成した。7月24日、鹿児島県知事から新型コロナウイルス感染者の急患輸送に係る災害派遣要請があり、CH-47JAヘリ１機を那覇空港−与論空港−奄美大島佐大熊ヘリポート−那覇空港のルートで飛ばし、感染者10人を輸送した。7月31日、鹿児島県知事から新型コロナウイルス感染者の急患輸送に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47JAで与論島から奄美大島に陽性者５人を輸送した。8月8日、沖縄県知事から新型コロナウイルス感染者の急患輸送に係る災害派遣要請があり、CH-47JAヘリ１機を那覇空港−宮古空港−那覇空港のルートで飛ばし、感染者１人を輸送した。9月7日、台風10号により北大東島が停電し、通信器材の不具合で北大東島空港も運航不能になったため、沖縄県知事から第15旅団長に災害派遣要請があり、CH-47JAヘリ１機で沖縄電力社員12人と資材を北大東島に輸送した。

2021年1月12日1506、沖縄県知事から第15旅団長に急患空輸の災害派遣要請があり、新型コロナウイルス陽性患者１人をCH-47ヘリで新石垣空港から那覇基地に空輸して救急隊に患者を引き渡し、2019に知事からの撤収要請で活動を終了した。1月28日2312、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス陽性者の急患空輸に係る災害派遣要請が出され、陽性者１人をCH-47JAヘリで宮古島から那覇まで空輸した。1月29日0802、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス陽性者の急患空輸に係る災害派遣要請が出され、陽性者１人をCH-47JAヘリで宮古島から那覇まで空輸した。2月4日0813、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス陽性者の急患空輸に係る災害派遣要請が出され、陽性者１人をCH-47JAヘリで宮古島から那覇まで空輸した。4月14日1023、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患輸送に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47JAヘリで宮古島から那覇に陽性者９人を空輸した。5月19日1050、沖縄県知事から第15旅団長に急患輸送の災害派遣要請があり、CH-47ヘリで新型コロナウイルス陽性患者１人を那覇空港に空輸した。5月20日1447、沖縄県知事から第15旅団長に急患輸送の災害派遣要請があり、UH-60JAヘリで新型コロナウイルス陽性患者１人を那覇空港に空輸した。5月27日、UH-60JAヘリ１機とCH-47ヘリ１機がAOE-422とわだで発着艦訓練を実施。6月8日2043、沖縄県知事から第15旅団長に急患空輸の災害派遣要請があり、CH-47ヘリ１機で6月9日に宮古空港から那覇空港に新型コロナウイルス陽性患者１人を空輸した。6月11日1724、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患輸送に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47ヘリ１機で患者１人を新石垣空港から那覇空港に空輸し、2200頃に救急車に引き継いだ。8月25日1051、沖縄県知事から第15旅団長に急患空輸の災害派遣要請があり、第15ヘリコプター隊UH-60JAヘリ１機が宮古空港から那覇空港まで患者１人を輸送、1900頃に救急車に引き継いだ。8月27日2015頃、沖縄県知事から急患空輸の災害派遣要請があり、第15ヘリコプター隊CH-47ヘリで与那国空港から新石垣空港に患者３人を輸送、救急車に引き継いで0800頃に那覇基地に帰投した。8月28日から9月2日、那覇訓練場と中部訓練場で、第15旅団の令和3年度第１次旅団訓練検閲を受閲した。

2022年1月7日、沖縄県知事から新型コロナウイルス陽性患者緊急空輸の災害派遣要請があり、UH-60JA多用途ヘリで久米島空港から那覇基地に患者１人を輸送した。1月16日、沖縄県知事から新型コロナウイルス陽性患者緊急空輸の災害派遣要請があり、CH-47輸送ヘリで新石垣島空港から那覇基地に患者１人を輸送した。2月23日、沖縄地本の航空機見学に協力し、CH-47輸送ヘリやUH-60JA多用途ヘリを公開した。4月6日、南大東島で足を骨折した女性をCH-47JAヘリで輸送し、第１混成団以来の緊急患者空輸が累計10000件を達成した。4月24日、沖縄県石垣市で市民防災訓練に参加。6月27日、急患空輸10000回の功績で、岸防衛大臣から１級賞状を授与された。

参考：月刊軍事研究9,’13、月刊JWings11,’15、12,'15、3,’16、12,’16、3,’17、10,'20、11,'20、4,'21、7,'21、6,’22、陸上自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン11,’16、5,’18、MAMOR vol.161、vol.119、vol.165、vol.167、朝雲

　＜第１５ヘリコプター隊（２０２０年）＞：第15旅団隷下で、那覇駐屯地にある。本部付隊（LR-2）、第１飛行隊（UH-60JA）、第２飛行隊（CH-47JA）を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第１５方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、近畿地方を担当することとなった。4月、第２総軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

＜第１５旅団（陸上自衛隊）＞：陸上自衛隊の旅団。第１混成団から改編されて2010年3月26日に那覇駐屯地で創設され、第15後方支援隊、第15偵察隊、第15飛行隊、第15通信隊、第15施設中隊、第15旅団司令部付隊、第15音楽隊に隊旗が授与された。平成17年度以降に係る防衛計画の大綱で示された即応近代化旅団のうち、沖縄県の防衛を担当する離島防衛旅団であり、島嶼への迅速な展開を可能とするヘリ部隊と、拠点防空を担当する高射特科群を主力とする。第１混成団の部隊に加え、化学防護隊と偵察隊を新設し、団本部付隊の通信小隊を通信隊に改編、第１混成群から第301施設中隊を引き抜いて第15施設中隊と改称し、本部管理中隊、第301・302普通科中隊、第301重迫撃砲中隊を再編して第51普通科連隊を創設した。第101後方支援隊のうち、管理隊は那覇駐屯地業務隊に改編された。残る整備補給隊は整備中隊と補給中隊に改編し、衛生隊を新編、第107高射直接支援隊を高射直接支援中隊に改編してこれらを第15後方支援隊に纏めた。第430会計隊、第416基地通信隊は那覇駐屯地業務隊に移管された。人員は1800名から2100名に拡充され、装備も軽装甲機動車40両、高機動車40両、01式軽対戦車誘導弾、対人狙撃銃、87式偵察警戒車、120mmRT、化学防護車（装輪）などが配備される。2010年4月17日、沖縄県うるま市の民家で2009年11月9日に発見された1964年製対戦車榴弾の処理作業にあたり、1442に作業を開始、1537に信管を破壊して安全化した。戦後のアメリカ製不発弾は陸自の担当ではないが、アメリカ海兵隊から安全化処理要領などの教育を受け、特例として処理を行っている。2011年3月11日に発生した東日本大震災に対応するため、第51普通科連隊と第15後方支援隊を主力とする緊急派遣隊を送ることになり、トラックなどの装備品を3月16-17日に嘉手納基地でオーストラリア空軍のC-17A輸送機に積み込んで横田基地まで輸送した。到着後、第８師団と共に西部方面生活支援隊を編成し、気仙沼に展開した第４師団に配属されて生活支援を行った。9月2日、平成23年度沖縄県総合防災訓練に参加。10月2日、第101不発弾処理隊が県立首里高校校舎建て替え工事現場で発見されたアメリカ製50kg不発爆弾２発の処理にあたり、信管を離脱して安全化した。2013年3月、第15飛行隊が第15ヘリコプター隊に改編された。7月19日1300頃、慶良間諸島安慶名敷島で山林火災が発生したため、沖縄県知事から旅団長に災害派遣要請があり、1400過ぎから第15ヘリコプター隊のUH-60JAヘリ１機が情報収集、CH-47JA輸送ヘリ１機が消火活動を行った。8月23日、那覇駐屯地で県内防災関係機関と初めて合同防災図上訓練を実施。10月2-3日、第15偵察隊がアメリカ海軍訓練場ホワイトビーチで水路潜入訓練を実施。

2014年3月26日、第６高射特科群が第15高射特科連隊に改編された。連隊本部／本部管理中隊（八重瀬）、第1-4高射中隊、高射搬送通信中隊からなり、最新の11式短距離地対空誘導弾（第４高射中隊が装備）と共に、本来は方面隊で運用するホーク／03式中SAMも配備し、ADCCSと連接する。3月27日、沖縄気象台と津波観測の業務協定を締結した。那覇港が津波に襲われて検潮所が使えなくなった場合には、旅団司令部庁舎から沖縄気象台職員が目視で観測を行う。4月9日、那覇駐屯地で平成26年度旅団災害対処訓練を実施。沖縄県知事公室防災危機管理課、県警本部、市町村消防本部、海自・空自部隊、在日米軍など50機関から135人がオブザーバーとして参加した。7月26日から8月11日、第15高射特科連隊第４高射中隊が静内対空射場で11式短SAM部隊対空実射検閲を実施。第１・第２射撃小隊が共にチャカ�Vの撃墜判定を得て優秀の評価が下された。

2015年3月15日、第15偵察隊が那覇駐屯地で創隊５周年記念行事を実施。3月18日、離島での通信確保の功績により、総務省で中央非常通信協議会からの表彰を受けた。7月24日、沖縄県内の自治体、警察、消防などと大規模災害対処訓練を実施。富士通の災害救助活動支援サービスを活用し、リアルタイムで災害現場の情報を共有した。9月5日、沖縄本島と周辺海域で実施された平成27年度離島統合防災訓練に参加。10月23日、最先任上級曹長室が嘉手納基地で在沖米陸軍第10地域支援群との合同３曹承認式に参加し、第15旅団から新昇任者21名が列席した。

2016年1月18日から3月7日、アイアン・フィスト16に参加。2月22日、第15旅団長、海自第５航空群先任伍長、空自南西航空混成団准曹士先任、第９航空団准曹士先任、アメリカ第３海兵師団最先任上級曹長、アメリカ第１海兵航空団最先任上級曹長、アメリカ第３海兵遠征旅団最先任上級曹長、アメリカ陸軍第10地域支援群最先任上級曹長らが臨席し、旅団最先任上級曹長交代式を実施。式典終了後は会食で下士官交流を図った。3月5日、音楽隊が熊本市民会館で西部方面音楽まつりに参加。6月30日から8月1日、リムパック2016に参加。9月3日、八重山諸島南西沖地震を想定した平成28年度離島統合防災訓練に参加。10月4日、緊急患者空輸任務9000回を達成。10月21日、緊急患者輸送9000回の功績で、沖縄県知事と鹿児島県知事から感謝状が贈呈された。

2017年1月5日、各部隊が訓練始めを実施。第15通信隊が武装走、第15特殊武器防護隊が持続走を行った。1月6日、第15旅団最先任上級曹長室が那覇駐屯地で第15旅団３曹昇任式を実施。第15高射特科連隊が八重瀬分屯地で在日米陸軍隊員と綱引き大会を行った。1月30日から3月10日、アイアンフィスト17に参加。2月6日、那覇駐屯地でレンジャー訓練隊16名が10マイル走を実施。2月6日から3月27日、第51普通科連隊選抜隊員が第８師団の師団狙撃集合訓練に参加。5月5日、沖縄那覇新港で行われた第43回那覇ハーリー大会で優勝した。5月17-18日と6月2日、第15高射特科連隊（03式中距離地対空誘導弾１セット）がアメリカ空軍第515航空機動作戦航空団（第15航空団第535空輸飛行隊？）C-17A輸送機１機及びアメリカ陸軍第１防空砲兵連隊第１大隊PAC-3発射機１セットとの共同実動訓練（器材測量、搭載手順確認、機内への固縛、積載・卸下など）に参加。8月7日、那覇駐屯地などで平成29年度第２回旅団レディネスチェックを実施。津波を伴う大地震災害を想定し、非常勤務態勢発令から津波避難措置を経て初動対応部隊の派遣準備完了までの行動を確認して旅団の即応能力を向上させた。那覇駐屯地では託児所開設訓練を行い、実際に子供15人を受け入れている。8月26日、第15音楽隊が南大東島で音楽演奏会を実施。8月27日、第15音楽隊が北大東島で音楽演奏会を実施。9月2日、第51普通科連隊、第15偵察隊が沖縄県と周辺海空域で沖縄本島北西沖地震を想定した平成29年度離島統合防災訓練に参加。10月16日から11月3日、第３海兵遠征軍の水陸両用作戦研修に参加。12月15日、アメリカ空軍嘉手納基地体育館で空自南西航空方面隊主催日米幹部相互学習交流に参加。12月16日、第15音楽隊、旅団エイサー隊、旅団らっぱ隊が読谷村文化センターで第６回音楽まつりを実施。

2018年1月23日、那覇駐屯地で３曹昇任式を実施。1月23日から2月3日、日米共同統合指揮所演習を実施。2月5日、キャンプ・ハンセンなどで旅団英語集合訓練を実施。2月11-14日、第15ヘリコプター隊と第15特殊武器防護隊の平成29年度第２次旅団訓練検閲を実施。第15ヘリコプター隊がヘリで離島への物資輸送を行い、隊員が陣地構築などを実施している間にNBC攻撃を受けたとの想定で、第15特殊武器防護隊が隊員やヘリを除染した。4月9日、那覇駐屯地で宮古警備隊新編準備隊の編成完結式を実施。4月22日、石垣島で石垣市市民防災訓練に参加。5月3-5日、第44回那覇ハーリーに出場。第15旅団単独チームに加え、アメリカ海兵隊第９工兵支援大隊と初の混成チームも参加した。7月18-19日、那覇駐屯地と沖縄県庁で美ら島レスキュー2018を実施。３自衛隊、在日米軍、消防、自治体など108機関1000人が参加し、マグニチュード9.0の大地震と10メートル超の大津波を想定した図上・実動訓練を行った。9月8日、アメリカ第３海兵遠征軍と日米ジョイントコンサートを共催した。9月25日から１ヶ月間、隊員14名がキャンプシュワブとキャンプハンセンで旅団英語集合訓練に参加。12月13日、第15偵察隊が那覇訓練場でオートバイ競技会（20分間耐久レース）を実施。

2019年2月6-10日、平成30年度第１次旅団訓練検閲を日出生台演習場で実施。受閲部隊は第51普通科連隊、第15施設中隊、第15特殊武器防護隊で、統裁部や対抗部隊と併せ隊員1200名、車両300両が参加した。演習場までの往復は防衛省借り上げ船はくおうや日本トランスオーシャン航空及び全日空の那覇空港−福岡空港定期便を使用した他、往路では航空機チャーター会社JMRSとジェットスタージャパンの協力で隊員176人と武器弾薬１トンを民間チャーター機１機に乗せて那覇空港−大分空港間を輸送、復路では大分県中津港から琉球海運株式会社貨物船に車両247両を積み込んで在日米軍那覇軍港まで運んでいる。2月22日と2月25日から3月1日、平成30年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。3月8日、沖縄旅客船協会、南西海運株式会社、崎原海運有限会社の３機関19社と、相互協力に関する覚書を締結し、災害派遣などにおける洋上輸送力を確保した。3月16日、第15音楽隊が鹿児島県徳之島公民館広場で第１混成団第101飛行隊殉職隊員13回忌慰霊祭を支援した。3月26日、宮古駐屯地で宮古警備隊が新編された。4月7日、第15音楽隊が宮古島駐屯地開設祝賀会で演奏を実施。5月3-5日、第45回那覇ハーリーに参加し、優勝した。5月10-24日、第１次旅団九州転地訓練を実施。5月10-16日に宮古警備隊普通科中隊が日出生台演習場で陣地偵察や調整要領に関する教育・練成訓練などを、5月13-24日に第15偵察隊が日出生台演習場で偵察小隊・斥候派遣隊検閲、87式偵察警戒車25mm機関砲実射訓練、軽装甲機動車機関銃実射訓練などを行った。6月1日、沖縄県宮古島市マティダ市民劇場でみゃーくふれあいコンサートを実施。第15音楽隊の演奏や宮古警備隊隊歌の歌唱などを行った。6月3日、沖縄県や鹿児島県などに所在する県トラック協会、倉庫協会、マルエーフェリー、マリックスライン、琉球海運、南日本汽船、JMRSの運送７機関725社と、相互協力に関する協定を締結した。6月7日、三自衛隊、国土交通省、内閣府総合事務局、第11管区海上保安本部、沖縄県、全日本・九州・沖縄県トラック協会、沖縄県倉庫協会、輸送会社など36機関を集め、沖縄県内で災害などの緊急事態が発生した際における自衛隊救助部隊の効率的かつ円滑な輸送についての意見交換会を実施。6月8-9日、新隊員教育隊が自衛官候補生総合訓練を実施。9月14日、沖縄市民会館でアメリカ海兵隊第３海兵機動展開部隊音楽隊と日米ジョイントコンサートを実施。11月10日、与那国町主催の防災訓練と、同訓練で沖縄地本石垣出張所が行った広報に協力し、第15音楽隊による音楽演奏、ヘリ体験搭乗、無人機や人命救助セットの展示、カレー炊き出しなどを行った。12月10-14日、日出生台演習場と十文字原演習場で、第15高射特科連隊に対する旅団訓練検閲を実施。12月17-18日、沖縄県と共催して大規模地震と津波の発生を想定した美ら島レスキューを実施。陸自と県内62機関から800名が参加し、救助訓練や燃料輸送訓練を行った。

2020年、第15情報隊が新編された。1月8-20日、沖縄県で発生した豚コレラの災害派遣に第15高射特科連隊、第51普通科連隊、第15後方支援隊、第15通信隊、旅団司令部が参加。1月16日、三等陸曹昇任28名の昇任式を実施。2月2日、沖縄市の養豚場で豚コレラの感染が確認されたため、1410に沖縄県知事から災害派遣要請され、1800から第15高射特科連隊が活動し、2月4日0235に完了、0820に知事から撤収要請が出された。派遣規模は延べ隊員470名だった。2月10日、第15音楽隊が沖縄コンベンションセンターで定期演奏会を実施。2月26-28日、中部訓練場で日米射撃競技会に参加。第51普通科連隊第３中隊の分隊が優勝した。3月9-11日、第15施設中隊24名が豊崎海浜公園と豊崎美らSUNビーチ運河地区で生地における漕舟訓練を実施。3月26日、スキャンイーグルUAV運用部隊の第15情報隊を新編した。4月1日、旅団隷下部隊、那覇駐屯地業務隊、第136地区警務隊、第７高射特科群、第302地対艦ミサイル中隊に対し、旅団レディネスチェックを実施。非常勤務態勢発令から津波避難を経て初動対処部隊の派遣準備までの行動を確認した。6月11-14日、第51普通科連隊や宮古警備隊が佐多射場で対着上陸戦闘を想定した対舟艇・小火器射撃を実施。6月16日、豚コレラ防疫対応支援の災害派遣の功績で、沖縄県知事から感謝状を贈呈された。7月6-20日、那覇駐屯地と日出生台演習場で旅団HMG（重機関銃）対地射撃訓練を実施。7月14-16日、第15施設中隊と宮古警備隊が日出生台演習場で方面隊施設集合訓練に参加。8月18-31日、沖縄県知事から新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請があり、看護官らが沖縄県内医療機関で医療支援を行った。11月4日1330、鹿児島県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47JAで患者６人を与論島から奄美大島に輸送した。11月6日、鹿児島県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47で患者12人を与論島から奄美大島に輸送した。12月8日、鹿児島県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47JAヘリで患者９人を徳之島から鹿児島市内に輸送した。12月10日、鹿児島県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、CH-47で患者19人を徳之島から奄美大島まで輸送した。

2021年1月29日1633、沖縄県知事から第15旅団長に新型コロナウイルス市中感染拡大防止に係る災害派遣要請が出され、看護官１名と准看護師４名を宮古島市に派遣し、1月31日から医療機関などで医療支援を行い、2月13日1700に撤収を完了した。2月3日、宮古地区自衛隊家族会が宮古島駐屯地を訪問し、新型コロナウイルス感染拡大に伴う医療支援などを行っている災害派遣隊を激励した。2月22-26日、第15高射特科連隊が令和2年度日米共同統合防空・ミサイル防衛訓練に参加。3月11日、新型コロナウイルス対応の功績で、第15後方支援隊に１級賞状が授与された。3月12日、那覇駐屯地で旅団最先任上級曹長の交代式を行い、師団・旅団初の女性最先任上級曹長が就任した。4月16日、第51普通科連隊、第15施設中隊、宮古警備隊が参加して沖縄県豊見城市の河川で旅団漕舟訓練を実施。沖縄地本と合同で記者勉強会を開催し、第15高射特科連隊が03式中距離地対空誘導弾（改善型）を展示した。5月19-31日、第51普通科連隊が令和3年度第１次転地訓練を実施。隊員250名と車両など80両が大矢野原演習場に展開し、陣地防御などの訓練を行った。8月9日から11月19日、ニューメキシコ州マクレガー射場で令和3年度ホーク・中SAM部隊実射訓練に参加。8月12日0933、沖縄県知事から第15旅団長に医療支援に係る災害派遣要請があり、25日までの予定で入院待機ステーションに看護官１名と准看護官４名を派遣した。8月28日から9月2日、那覇訓練場と中部訓練場で、第15ヘリコプター隊、第15旅団司令部付隊、第15音楽隊に、令和3年度第１次旅団訓練検閲を実施。10月24日、第15高射特科連隊がニューメキシコ州マクレガー射場で令和3年度ホーク・中SAM部隊実射訓練の一環として空自第２高射群ペトリオットと協同射撃訓練を実施。11月2日、在沖米軍と共に、沖縄本島南東沖を震源とする震度６強の地震が発生した想定で離島統合防災訓練に参加。

2022年1月11日1013、沖縄県知事から陸自第15旅団長に新型コロナの医療支援に係る災害派遣要請があり、自衛隊熊本病院、第８師団第８後方支援連隊、西部方面衛生隊の看護官・准看護士10名を沖縄県内２カ所の病院に派遣、1月17日1013に撤収要請を受けた。1月18日、那覇駐屯地で隊員29名の３等陸曹昇任式を実施。1月30日、第15音楽隊が、かでな文化センターで第12回定期演奏会を無観客で開催し、第15旅団長が視察した。3月17日、第15施設中隊が第15施設隊に改編され、人員や装備が拡充された。3月30日、那覇駐屯地で旅団安全の日式典を実施。4月6日、第15ヘリコプター隊が南大東島で足を骨折した女性をCH-47JAヘリで輸送し、第１混成団以来の緊急患者空輸が累計10000件を達成した。4月8日、那覇基地で緊急患者空輸１万件到達行事を実施。4月24日、第51普通科連隊、宮古警備隊、第15ヘリコプター隊、第15後方支援隊、第15通信隊が沖縄県石垣市で市民防災訓練に参加。5月14日、沖縄地本の部隊研修に協力し、入隊希望者31名に個人用装具試着、81式短SAM・中距離多目的誘導弾などの装備品展示、車両・築城建設機材・野外用手術システム・整備工場見学などを行った。5月22日、小禄地域振興会主催の青空子ども食堂地域ふれあいまつりで炊事支援を実施。

2023年9月12日から12月6日、第15高射特科連隊がニューメキシコ州マクレガー射場で令和5年度ホーク・中SAM部隊実射訓練に参加。10月14-31日、レゾリュート・ドラゴン23後段訓練に参加。

参考：月刊PANZER5,’10、月刊JWings6,’10、1,’17、5,’19、1,'21、2,'21、4,'21、1,'22、月刊軍事研究10,’10、5,’11、11,’11、9,’13、10,’14、11,'15、5,’16、月刊丸6,’14、月刊航空ファン6,’19、MAMOR vol.166、朝雲

　＜第１５旅団（２０１０年新編時）＞：定員は2100名。隷下に旅団司令部・司令部付隊（隷下に化学防護隊などを置く）、第51普通科連隊、第６高射特科群、第15飛行隊、第15偵察隊、第15施設中隊、第15通信隊、第15後方支援隊、第15音楽隊、第101不発弾処理隊を置く。装備品は87式偵察警戒車、軽装甲機動車、化学防護車（装輪）など。参考：月刊PANZER5,’10

　＜第１５旅団（２０１５年）＞：西部方面隊隷下で、司令部は那覇にある。第15旅団司令部、第15旅団司令部付隊、第51普通科連隊、第15ヘリコプター隊、第15高射特科連隊、第15偵察隊、第15後方支援隊、第15施設中隊、第15通信隊、第15特殊武器防護隊、第101不発弾処理隊、第15音楽隊を隷下に置く。参考：陸上自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１６海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-16と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１６海兵航空群（２０１４年）＞：第３海兵航空団の指揮下にあり、ミラマー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-16、VMM-161、VMM-163、VMM-165、VMM-166、VMM-268、VMM-363、HMH-361、HMH-462、HMH-465、HMH-466、MWSS-374を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第１６海兵航空群（２０１６年）＞：第３海兵航空団隷下で、ミラマー海兵航空基地に置かれている。MALS-16、VMM-161、VMM-163、VMM-165、VMM-166、VMM-363、HMH-361、HMH-462、HMH-465、HMH-466、MWSS-374を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第１６空挺旅団（イギリス）＞：イギリス本土に置かれており、NATOの緊急増援及び植民地や紛争地への応急派兵を主任務とする。参考：現代の空挺作戦

　＜第１６空挺旅団（イギリス、１９８０年代半ば）＞：第７野戦軍隷下である。兵力3000名で、旅団司令部、空挺大隊３個、砲兵大隊１個（105mm砲装備）、情報偵察中隊１個、戦車中隊１個、重量物投下中隊１個、対戦車ミサイル小隊２個（ミランまたはスイングファイア装備）、航空統制班２個、工兵中隊１個、通信中隊１個、兵站大隊１個、衛生隊１個、憲兵１個、ヘリコプター中隊１個からなる。空挺大隊は歩兵中隊４個、迫撃砲小隊１個（81mm迫撃砲装備）、対戦車小隊１個（120mm無反動砲またはミラン対戦車ミサイル装備）からなる。輸送は空軍の戦術輸送飛行隊や戦術輸送ヘリコプター飛行隊で行い、空挺投下をしないなら戦略輸送飛行隊も使える。参考：現代の空挺作戦

＜第１６駆逐艦＞：芙蓉を参照。

＜第１６駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和17年2月27日、スラバヤ沖海戦に参加（雪風、時津風、初風、天津風）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（雪風、時津風、初風、天津風）。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（時津風、天津風、初風）。10月26日、南太平洋海戦に参加（天津風、時津風、雪風、初風）。11月12日から第３次ソロモン海戦に参加（天津風、雪風、時津風、初風）。昭和18年2月1日、イサベル島沖海戦に参加（時津風、雪風）。7月12日、コロンバンガラ島沖夜戦に参加（雪風、濱風、夕暮）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

　＜第１６駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第５水雷戦隊に所属していた。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第１６駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第２水雷戦隊隷下で、初風、雪風、天津風、時津風を配備する。兵力部署では第２水雷戦隊隷下で、初風、天津風を配備する（雪風、時津風は欠）。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14

＜第１６軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和16年11月6日、南方軍隷下に新編された。司令官は今村均中将で、蘭印攻略を担当する。昭和19年3月、第７方面軍の隷下に入った。参考：歴史群像4,’16、太平洋海戦史

　＜第１６軍（昭和１９年後半）＞：第７方面軍隷下で、独立混成第27旅団、独立混成第28旅団からなる。参考：比島決戦

＜第１６航空隊（日本海軍）＞：日本海軍航空隊。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時には第３根拠地隊の隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第１６号駆逐艦＞：芙蓉を参照。

＜第１６高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1996年2月1日、第５高射群隷下に知念分屯基地で新編された。2018年5月29日、PAC-3機動展開訓練を実施し、車両10両で海自勝連地区に展開した。参考：知念分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、朝雲

　＜第１６高射隊（２０１５年）＞：第５高射群隷下で、知念分屯基地に置かれている。ペトリオットを配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１６護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。2008年3月26日、護衛艦隊隷下に編成された。2011年3月16日に廃止された。配備されていたDE-231おおよどは第15護衛隊に、DE-232せんだいとDE-234とねは第12護衛隊に異動となった。参考：月刊世界の艦船5,’11、11,’11

　＜第１６護衛隊（２００７年度改編後）＞：護衛艦隊隷下で、司令部は佐世保にある。DE-231おおよど、DE-232せんだい、DE-234とねが配備された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第１６護衛隊（２０１０年）＞：護衛艦隊隷下で、DE-231おおよど、DE-232せんだい、DE-234とねが配備された。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第１６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、京都に置かれている。通称垣師団。歩兵第19旅団（歩兵台９・第20連隊）、第30旅団（歩兵第33・第38連隊）、騎兵第20連隊、野砲兵第22連隊、舞鶴重砲兵大隊、工兵第16大隊、飛行第３連隊、輜重兵第16大隊を隷下に置く。師団管区は京都府、滋賀県、三重県、奈良県。太平洋戦争時、歩兵第９・第20・第33連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第35軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、大日本帝国陸海軍軍装と装備

＜第１６潜水艦＞：波７を参照。

＜第１６潜水艇＞：波７を参照。

＜第１６戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和16年4月10日に編成された。10月10日、足柄が編入された。昭和17年3月10日、足柄が第２南遣艦隊に転出した。昭和18年9月20日、足柄が編入された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船6,’09

　＜第１６戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３艦隊隷下で、重巡足柄、軽巡長良、軽巡球磨を配備する。兵力部署では比島部隊主隊で、足柄、球磨を配備する（長良は欠）。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第１６掃海隊＞：海上自衛隊の掃海隊。1985年12月12日、第１掃海隊群に編入された。参考：月刊世界の艦船5,’86

＜第１６特殊作戦航空団＞：アメリカ空軍の特殊作戦部隊。ホームベースはハールバート・フィールドで、第４・第６・第８・第９・第15・第16・第20・第55特殊作戦飛行隊を隷下に置く。参考：月刊丸9,’97

＜第１６飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団。1959年、第３操縦学校から改編された。参考：月刊JWings3,’17

＜第１６方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、九州地方を担当することとなった。4月、第２総軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

＜第１７駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和16年12月8日、真珠湾攻撃に参加（谷風、浦風、濱風、磯風）。12月22日から第二次ウェーク島攻略戦に参加（谷風、浦風）。昭和17年4月5日、セイロン島攻撃に参加（谷風、浦風、濱風、磯風）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（谷風、浦風、濱風、磯風）。昭和18年2月1日、イサベル島沖海戦に参加（谷風、浦風、濱風、磯風）。8月17日、ベラ・ラベラ沖海戦に参加（漣、濱風、磯風）。10月6日、ベラ・ラベラ沖夜戦に参加（磯風）。昭和19年10月26日、比島沖海戦に参加（浦風、濱風、磯風、雪風）。11月16日、第１遊撃部隊の護衛としてボルネオ島ブルネイ湾を出港し、内地に向かった（浦風、磯風、濱風、雪風）。11月21日、SS-315シーライオンの雷撃で浦風が沈没し、隊司令が戦死した。11月23日、豊予海峡を通過後に大和から燃料補給を受けた。そのまま横須賀に向かう長門の護衛と、復路は呉に回航される信濃の護衛に就くことになり、2130に臼杵湾に入って仮泊。11月24日0555、長門と共に臼杵湾を出港し、横須賀に向かった。昭和20年4月6日、沖縄海上特攻に参加（濱風、磯風、雪風）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船6,’83、日本海軍艦隊総覧、歴史群像10,’18

　＜第１７駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制及び兵力部署では第１水雷戦隊隷下で、駆逐艦浦風、磯風、谷風、濱風が配備された。参考：月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典、日本海軍艦隊総覧

＜第１７軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和17年5月18日、ポートモレスビー、ニューカレドニア、フィジー、サモア攻略部隊として創設された。隷下に支隊３個と歩兵１個連隊を置き、ポートモレスビーに青葉支隊、ニューカレドニアに南海支隊、フィジーに川口支隊、サモアに東支隊を向ける予定だった。6月のミッドウェイ海戦敗北を受けFS作戦が中止されたのを受け、6月15日に司令部をマニラからダバオに移し、日本軍の通信が連合軍に漏れている可能性が高いということで隷下部隊にFS作戦中止を直接伝達した。8月31日、第２師団が隷下に入った。9月17日、第38師団が隷下に入った。10月20日、第51師団が隷下に入った。11月16日、上級部隊として第８方面軍が創設され、その隷下に入った。12月23日、第20師団が隷下に入った。参考：歴史群像8,’15、軍医戦記

　＜第１７軍（昭和１９年後半）＞：第８方面軍隷下で、第６師団、独立混成第38旅団、南海守備隊からなる。参考：比島決戦

＜第１７警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊で、見島分屯基地に置かれている。2010年10月13日、航空幕僚長の初度視察を受けた。2021年1月17日1700頃、山口県見島の見島診療所から、脳卒中疑い患者の搬送を依頼する可能性があるとの連絡があり、2030に山口県知事から西部航空方面隊司令官に地上搬送の災害派遣要請が出されたため、救急車１両で患者と診療所医師を見島分屯基地に輸送し、海保ヘリに引き継いだ。参考：月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第１７警戒隊（２０１５年）＞：西部航空警戒管制団隷下で、見島分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第１７航空隊（日本海軍）＞：日本海軍航空隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第４根拠地隊の隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第１７号駆逐艦＞：夕凪（２代目）を参照。

＜第１７高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。2013年4月、PAC-3の配備を開始。2017年9月29日、PAC-3機動展開訓練に参加し、那覇駐屯地に展開した。参考：月刊航空ファン4,’16、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、朝雲

　＜第１７高射隊（２０１５年）＞：第５高射群隷下で、那覇基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC-3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は姫路で、通称月師団。太平洋戦争時、歩兵第53・第54・第81連隊を隷下に置いていた。昭和19年後半、第８方面軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第１７潜水艦＞：波８を参照。

＜第１７潜水艇＞：波８を参照。

＜第１７戦隊（日本海軍）＞

　＜第１７戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３艦隊隷下で、敷設艦厳島、敷設艦八重山、特設敷設艦辰宮丸を配備する。兵力部署では比島部隊敷設隊に所属し、厳島を配備する（八重山は欠）。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典、敷設艦 工作艦 給油艦 病院船

＜第１７掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年12月16日、第２掃海隊群隷下に新編され、MSC-664かみしま、MSC-665ひめしまが配備された。参考：月刊世界の艦船2,’87

＜第１７飛行教育団＞：航空自衛隊の飛行教育団。1959年6月、第３操縦学校分校から改編されて新田原基地で創設された。装備機はT-33である。1963年1月に廃止された。参考：世界の傑作機No.104

＜第１７方面軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の方面軍。昭和20年1月下旬、朝鮮を担当することとなった。参考：太平洋海戦史

＜第１８空挺軍団＞：アメリカ中央軍の即応部隊で、ニックネームはスカイ・ドラゴンズ。第82空挺師団及び第101空中強襲師団を隷下に置く。参考：兵器最先端５、月刊軍事研究5,’16

　＜第１８空挺軍団（デザート・シールド作戦時）＞：サウジアラビア防衛の主力として湾岸地域に派遣された。デザート・セイバー作戦を前に、サウジアラビア北西国境の200kmにわたり展開した。隷下部隊は第24歩兵師団（機械化）、第101空挺師団（空中強襲）、第82空挺師団、第３機甲騎兵連隊、フランス第６軽機甲師団、第18空挺軍団砲兵（第18野戦砲兵旅団、第196州兵野戦砲兵旅団、第212野戦砲兵旅団）、第12航空旅団、第18航空旅団、第１軍団支援団、第20工兵旅団、第35通信旅団、第525軍事情報旅団、第16憲兵旅団、第360民事旅団、第62防空砲兵連隊第５大隊で、兵力116040名、総車両数22566両。攻撃ヘリ300機を含む航空機1026機、戦車478両、自走砲198両、MLRS36両、牽引式榴弾砲198門、ATACMS18両、パトリオット24基を装備していた。参考：月刊軍事研究12,’08、月刊グランドパワー4,’95

　＜第１８空挺軍団（デザード・セイバー作戦時）＞：第７軍団の左翼を固めるべく、左翼からフランス第６軽機甲師団（第82空挺師団と第18野戦砲兵旅団がサポート）、第101空挺師団（第18航空旅団がサポート）、第24歩兵師団（第212野戦砲兵旅団がサポート）、第３機甲騎兵連隊（第18野戦砲兵連隊第３大隊がサポート）を並べて進撃した。任務は、イラク南部の砂漠に前線基地を確保し、イラク第９軍団を撃破してユーフラテス川に向けて前進、バスラ北西160kmのナシリヤ及びサマーワ付近に空挺堡を確保して高速道路８号線を遮断することによりイラクの補給線兼撤退線を遮断、クウェートに展開するイラク軍を孤立させ、共和国防衛隊を拘束することである。参考：月刊軍事研究12,’08、月刊グランドパワー4,’95

　＜第１８空挺軍団（２０１３年）＞：アメリカ陸軍総軍隷下で、司令部はノースカロライナ州フォート・ブラッグにある。隷下に第３歩兵師団、第10山岳師団、第82空挺師団、第101空挺師団、第20支援コマンド、第48化学旅団、第52弾薬群、第71弾薬群、第916支援旅団、第11装甲騎兵旅団、第162歩兵旅団、第１機動強化旅団、第３継戦コマンド、第７継戦コマンド、第49補給群、第11戦域戦術通信旅団、第35戦域戦術通信旅団を置く。参考：月刊軍事研究7,’12

　＜第１８空挺軍団（２０１５年）＞：アメリカ陸軍総軍隷下で、司令部はノースカロライナ州フォート・ブラッグにある。第３歩兵師団、第10山岳師団、第82空挺師団、第101空挺師団、第16憲兵旅団、第18野戦砲兵旅団、第20工兵旅団、第44医務旅団、第525戦場監視旅団を隷下に置く。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第１８駆逐艦＞：刈萱を参照。

＜第１８駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和2年2月5日、第１遣外艦隊に編入された。9月20日、第１遣外艦隊から転出した。昭和16年12月8日、真珠湾攻撃に参加（陽炎、不知火、霞、霰）。昭和17年4月5日、セイロン島攻撃に参加（不知火、霞、霰、陽炎）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（陽炎、不知火、霞、霰）。昭和19年10月21日、比島沖海戦に参加（不知火、霞）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船3,’15、日本海軍艦隊総覧

　＜第１８駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第２水雷戦隊隷下で、霞、霰、陽炎、不知火を配備する。兵力部署では第１水雷戦隊隷下で、霞、霰、陽炎、不知火、秋雲（第５航空戦隊）を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14

＜第１８軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。第17軍がソロモンとニューギニアの二正面作戦を行うのが無理だと判断されたため、ニューギニア担当として昭和17年11月16日に新設された。上級部隊は同日新編された第８方面軍である。主力は南海支隊と歩兵第41連隊で、３個師団を増強する予定だったが輸送船が足りずに手配できず、昭和18年1月になって漸く岡部支隊（３個大隊基幹）がラエに到着した程度で、直後に南海支隊はブナを放棄しての撤退を余儀無くされた。岡部支隊もワウ攻略に失敗して壊滅、更なる増援はガダルカナル撤退戦終結後となり、81号作戦と命名された第51師団の船団輸送もダンピール海峡の藻屑となってしまった。ラエへの増援は諦め、第20師団がマダン、第41師団がウエワクに到着したものの、マダンは前線拠点のラエや目標とするワウからは300キロメートル北西で、ウエワクは更に北西の彼方にあり、戦力集中運用には程遠い状態だった。昭和19年3月25日、第２方面軍の隷下に入った。5月下旬のビアク島陥落で第２方面軍と完全に遮断されてしまったため、6月に南方軍直轄となった。7月10日からニューギニアのアイタペで攻勢に入った（アイタペ会戦）が撃退され、アレキサンダー山系で自活に入り、ゲリラ戦を行いつつ終戦を迎え、昭和20年8月18日にオーストラリア軍に降伏した。参考：月刊軍事研究9,’09、歴史群像8,’15、太平洋海戦史

　＜第１８軍（昭和１８年４月１３日）＞：第20師団、第41師団、第51師団、南海支隊、独立混成第21旅団、第４工兵司令部、独立工兵連隊３個、独立工兵連隊（船舶工兵）３個、軍直轄兵站部隊（兵站地区隊４個、野戦輸送司令部２個、野戦道路隊８個）などを隷下に置く。参考：歴史群像8,’15

　＜第１８軍（昭和１９年後半）＞：南方軍隷下で、北部ニューギニアに司令部がある。第20師団、第41師団、第51師団を隷下に置く。参考：比島決戦

＜第１８警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。元は北部訓練航空警戒隊第１中隊第２小隊で、1954年12月に稚内分屯基地に駐屯を開始し、1956年9月に第１警戒隊第２中隊、1957年9月に第18警戒中隊となり、1961年7月に第18警戒群に改編された。1987年12月、J/FPS-2の運用を開始。2000年3月、第18警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、MAMOR vol.104、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第１８警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。2000年3月、第18警戒群から改編されて稚内分屯基地で創設された。2016年9月11日、稚内市中央アーケード街で実施された職業体験わくわくワークフェス2016で軽装甲機動車と災害派遣資材を展示した。2017年9月20日、J/FPS-2レーダーの運用を終了し、稚内分屯基地で灯落とし式を実施。参考：MAMOR vol.104、月刊JWings8,’14、月刊航空ファン12,’17、朝雲

　＜第１８警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、稚内分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第１８航空軍＞：アメリカ空軍の航空軍。2003年、航空機動軍団隷下にスコット空軍基地で新編された。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第１８航空軍（２０１３年）＞：航空機動コマンド（AMC）隷下で、司令部はイリノイ州スコットにある。隷下に第６空輸機動航空団（フロリダ州マクディール。C-37、KC-130R）、第60空輸機動航空団（カリフォルニア州トラビス。C-5、C-17、KC-10）、第305空輸機動航空団（ニュージャージー州マクガイヤー・ディクス・レイクハースト統合基地。C-17、KC-10）、第375空輸機動航空団（イリノイ州スコット。C-21、C-40、KC-130R）、第19空輸航空団（アーカンソー州リトルロック。C-130）、第62空輸航空団（ワシントン州ルイス・マッコード統合基地。C-17）、第89空輸航空団（メリーランド州アンドリュース。C-20、C-32、C-37、C-40）、第436空輸航空団（デラウェア州ドーバー。C-5）、第437空輸航空団（サウスカロライナ州チャールストン。C-17）、第43空輸航空群（ノースカロライナ州ポープ・フィールド。C-130）、第317空輸航空群（テキサス州ダイス。C-130）、第22空中給油航空団（カンザス州マッコーネル。KC-135R）、第92空中給油航空団（ワシントン州フェアチャイルド。KC-135）を置く。参考：月刊軍事研究4,’13

＜第１８航空軍（２０１５年）＞：航空機動コマンド（AMC）隷下で、司令部はイリノイ州スコット空軍基地にある。第６航空機動航空団（C-37A、KC-135R/T）、第19空輸航空団（C-130H/J）、第22空中給油航空団（KC-135R/T）、第43空輸航空団（C-130H）、第60航空機動航空団（C-5B/C/M、C-17A、KC-10A）、第62空輸航空団（C-17A）、第89空輸航空団（C-20B/C、VC-25A、C-32A、C-37A/B、C-40B）、第92空中給油航空団（KC-135R/T）、第305航空機動航空団（C-17A、KC-10A）、第317空輸航空群（C-130J）、第375航空機動航空団（C-21A、C-40C、KC-135R）、第436空輸航空団（C-5M、C-17A）、第437空輸航空団（C-17A）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第１８航空隊＞：日本海軍航空隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第５根拠地隊隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第１８航空団＞：アメリカ空軍の航空団で、ニックネームはショーグンズ（Shoguns）、略称は18WG。大元は1927年1月にハワイで新編された第18追撃航空隊で、1954年に嘉手納基地に配備され、ベトナム戦争頃に第18戦術戦闘航空団に改編され、1992年6月1日にアメリカ空軍組織改編で第18航空団に改称された。1992年7月27日から8月7日、コープ・ノース92-4に参加。2007年、第31救難隊がイラクに派遣された。2008年6-10月、第33救難飛行隊Ｂ小隊とHH-60G救難ヘリ３機、第718航空機整備隊、第18作戦支援隊、第18装備整備隊、第18弾薬隊、第18整備作戦隊がアフガンに派遣され、38名を救出した。Ｂ小隊帰投後はＡ小隊が派遣され、2009年1月に帰投するまでに65名を救出した。2009年1-4月、第31救難隊がイラクに派遣された。2013年5月28日0843頃、沖縄本島東方沖126kmでF-15C戦闘機が墜落した。パイロットは那覇救難隊に救助された。原因は油圧系の故障により操縦不能に陥ったことであると判明した。2014年9月5-26日、米軍再編に係る嘉手納飛行場からグアムへの訓練移転を実施。アンダーセン空軍基地と周辺空域で戦闘機戦闘訓練を行った。12月3-19日、米軍再編に係る沖縄の嘉手納飛行場からグアムなどへの訓練移転を実施。アンダーセン空軍基地と周辺区域でF-15戦闘機18機、空中給油機２機、早期警戒管制機１機などが戦闘機戦闘訓練を行った。2015年2月9-28日、米軍再編に関する沖縄の嘉手納飛行場からグアムへの訓練移転を実施。3月31日、空幕長が司令官ジェイムズ・バイロン・ヘカー准将に旭日中綬章を伝達した。8月21日から9月3日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から築城基地への共同訓練移転にF-15戦闘機12機、人員190名で参加。12月1-18日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から空自三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機12機、オハイオ州空軍第121空中給油航空団KC-135R空中給油機１機、第552航空管制航空団E-3早期警戒管制機２機で参加。空自第２航空団、第３航空団、北部航空警戒管制団と三沢東方・秋田西方空域で戦闘機戦闘訓練などを行った。12月8-11日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から空自新田原基地への訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機４機で参加。空自第５航空団、第８航空団、西部航空警戒管制団と四国沖・九州西方空域で戦闘機戦闘訓練などを行った。2016年7月25-29日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から小松基地への訓練移転（共同訓練）にF-15C戦闘機５機と人員90名で参加。9月8-23日、米軍再編に係る嘉手納飛行場からグアムへの訓練移転（単独移転）にVAQ-138と参加。9月8-27日、米軍再編に係る嘉手納飛行場からアンダーセン空軍基地への訓練移転（単独移転）にF-15戦闘機12機で参加。9月20日、那覇基地で空自第９航空団との第１回日米下士官交流に参加。2017年2月15日から3月3日、米軍再編に係る嘉手納飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）にF-15戦闘機12機、早期警戒管制機２機などで参加。4月20日から5月8日、米軍再編に係る嘉手納飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）にF-15戦闘機14機などで参加。7月7-14日、米軍再編に係る嘉手納飛行場から三沢基地への訓練移転（共同訓練）にF-15C戦闘機６機とE-3早期警戒管制機１機で参加。空自第２航空団、第３航空団、警戒航空隊、北部航空警戒管制団と三沢東方・秋田西方空域で戦闘機戦闘訓練を行った。12月12日、KC-135空中給油機１機が、空自第９航空団F-15戦闘機４機、警戒航空隊E-2C早期警戒機１機、アメリカ空軍第34戦闘飛行隊F-35A戦闘機４機、第37遠征爆撃飛行隊B-1B爆撃機２機、第12海兵航空群F/A-18戦闘機４機と沖縄周辺空域で日米共同対処能力と部隊戦術技量向上を目的とした編隊航法訓練を行った。2018年2月8日から3月6日、米軍再編に係る嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）に参加。アンダーセン空軍基地と周辺空域で第12海兵航空群と戦闘機戦闘訓練を行った。2月27日、F-15C戦闘機が飛行中にアンテナ（長さ380mm、幅150mm、重量1.4kg）を落とした。被害は確認されていない。6月11日0630頃、早朝訓練のため嘉手納飛行場を離陸したF-15C戦闘機７機のうち１機が沖縄本島南端の南80kmに墜落した。パイロットは射出座席で脱出したが足を骨折し、0740に空自救難ヘリで救助され、キャンプ瑞慶覧に搬送されている。第18航空団では原因究明にあたると共に、F-15C/Dの訓練飛行を停止して緊急点検に入った。調査の結果、F-22とのDACTで垂直上昇に入ったが推力不足で機首が一気に下がってしまいパイロットが空間識失調に陥り、速度を出そうと操縦桿を前方に押しながら右ラダーペダルを一杯に踏み込んだ結果、急激に横転して錐揉みに陥り、マイナスＧがかかって飛行制御不能状態となり、パイロットは緊急脱出可能最低高度6000フィートを下回る高度1100フィートで緊急脱出、重傷を負ったことが判明。機体に異常は無く、空間識失調状態での誤操作が原因であるとして、訓練規則変更や訓練内容強化といった改善策を講じている。7月16-20日、米軍再編に係る訓練移転（共同訓練）にF-15戦闘機６機で参加し、第６航空団F-15戦闘機４機及び中部航空警戒管制団と小松沖で戦闘機戦闘訓練などを行った。9月25-28日、空自南西航空方面隊と嘉手納基地で日米ガイドラインに基づく同盟調整メカニズムの協議を行い、平時から有事までの運用面における調整要領について意見交換した。10月27日から11月9日、米軍再編に係る訓練移転で第44戦闘飛行隊F-15C戦闘機８機が新田原基地で日米共同訓練を行った。2019年1月15日1026頃、F-15C戦闘機１機が嘉手納基地南側滑走路に緊急着陸し、1031頃にF-15C戦闘機が反対側のエンドから緊急着陸した（北側滑走路は工事で閉鎖中）。これにより南側滑走路も１時間ほど閉鎖され、F-15戦闘機４機が普天間基地にダイバートしている。2月13日から3月12日、米軍再編に係る嘉手納飛行場と岩国飛行場からグアム等への訓練移転（単独移転）に参加。F-15C戦闘機12機、E-3B早期警戒機２機、KC-135R空中給油機２機などが、第12海兵航空群F/A-18D戦闘機10機などと共に、アンダーセン空軍基地及び周辺空域で戦闘機戦闘訓練を行った。4月22-27日、米軍再編に係る嘉手納飛行場及び三沢飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）に参加。F-15戦闘機６機と空中給油機２機がアンダーセン空軍基地及び周辺空域で第35戦闘航空団F-16戦闘機６機と戦闘機戦闘訓練を行った。2020年8月24-28日、北海道周辺で在日米空軍との共同訓練に参加。第44・第67戦闘飛行隊F-15C/D戦闘機６機が第35戦闘航空団F-16CM戦闘機６機と共に千歳基地に展開し、第２航空団第201・第203飛行隊F-15J/DJ戦闘機と戦闘訓練を行った。

2021年1月18日から2月28日、第44戦闘飛行隊F-15C戦闘機と第909空中給油飛行隊KC-135空中給油輸送機がコープ・ノース21に参加。2022年1月、第961空中航空管制飛行隊にE-3G早期警戒管制機２機が配備された。3月2日、嘉手納基地でHH-60G、F-15C、KC-135R、E-3Gによるエレファント・ウォークを実施。3月22-25日、第44戦闘飛行隊が築城基地で日米共同訓練（米軍再編に係る航空機の訓練移転タイプ�U）に参加し、F-15C戦闘機４機が第８航空団F-2戦闘機と訓練を行った。8月9日、F-15C戦闘機６機が沖縄周辺で日米共同訓練に参加。9月9日、KC-135空中給油輸送機２機が青森県西方の日本海上空で日米共同訓練に参加。9月13日と15日、F-15C戦闘機16機とKC-135空中給油輸送機２機が那覇市南方の太平洋上で日米共同訓練に参加。9月28日、F-15C戦闘機４機とKC-135空中給油輸送機１機が沖縄周辺空域で日米共同訓練に参加。11月10-18日、米軍再編に係る移転訓練に参加。第67戦闘飛行隊F-15戦闘機７機・第44戦闘飛行隊F-15戦闘機５機で築城基地に展開し、F-2戦闘機12機（三沢基地のF-35A戦闘機６機も加わったらしい）と共同訓練を行った。2023年1月19日、沖縄周辺空域で日米共同訓練に参加。F-15戦闘機10機、KC-135空中給油輸送機１機、E-3早期警戒管制機１機、HH-60救難ヘリ２機が、アメリカ海軍VP-10所属P-8哨戒機１機と共に、第８航空団F-2戦闘機３機、第９航空団F-15戦闘機12機、警戒航空団E-767早期警戒管制機１機、南西航空警戒管制団と、各種戦術訓練を行った。2月6-24日、米軍再編に係る訓練移転（単独訓練）に参加し、F-15戦闘機12機、KC-135空中給油機３機、C-130輸送機３機、E-3早期警戒管制機２機がアンダーセン空軍基地で戦闘機戦闘訓練などを行った。3月2日、日米共同訓練に参加。KC-135空中給油輸送機１機が、第28爆撃航空団B-1B爆撃機１機、第35戦闘航空団F-16戦闘機４機と共に、第３航空団F-35A戦闘機４機、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と、日本海上で各種戦術訓練を行った。9月26日から10月4日、米軍再編に係る三沢飛行場から千歳基地への訓練移転に参加。E-3G早期警戒管制機１機が第35戦闘航空団F-16戦闘機12機と共に千歳基地に展開し、北海道西方空域、三沢東方空域、三沢対地射爆撃場で、第２航空団F-15戦闘機８機と、戦闘機戦闘訓練及び空対地射爆撃訓練などを行った。12月5-15日、米軍再編に係る訓練移転（日米共同訓練）に参加。F-35A戦闘機12機で築城基地に展開し、山口北方沖と九州西方で、第８航空団F-2戦闘機８機と、戦闘機戦闘訓練などを行った。

参考：月刊軍事研究10,’09、月刊JWings6,'22、8,’11、8,’13、4,’14、9,’14、3,’16、8,’18、11,'20、5,'21、5,'22、6,'22、11,'22、12,'22、2,'23、4,'23、5,'23、12,'23、2,'24、月刊航空ファン11,’92、2,'16、10,’16、5,’17、9,’17、4,’18、5,’18、1,’19、4,’19、7,’19、朝雲

＜第１８航空団（２００９年）＞：隷下に第18作戦群（第44戦闘飛行隊、第67戦闘飛行隊、第909空中給油飛行隊、第961空中航空要撃管制飛行隊、第33救難飛行隊、第31救難隊、第18空中医療救難隊、第18作戦支援隊、第723航空要撃管制小隊）、第18整備群（第18整備作戦隊、第18装備整備隊、第18弾薬隊、第18部品整備隊、第18航空機整備隊、第718航空機整備隊）、第18任務支援群（第18業務隊、第18通信隊、第18憲兵隊、第18兵站即応隊、第18契約隊）、第18施設群（第18施設隊、第718施設隊）、第18医療群（第18航空宇宙医療隊、第18歯科隊、第18医療支援隊、第18医療活動隊）を置く。定数は第44戦闘飛行隊と第67戦闘飛行隊がF-15C/D戦闘機18機ずつ、第909空中給油飛行隊がKC-135空中給油機15機、第961空中航空要撃管制飛行隊がE-3AWACS２機、第33救難飛行隊がHH-60G10機。参考：月刊軍事研究10,’09

＜第１８号駆逐艦＞：刈萱を参照。

＜第１８高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1973年10月16日、第５高射群隷下に新編された。1995年3月31日、ペトリオットの運用を開始。2013年4月、PAC-3の配備を開始。2019年6月25日、知念分屯基地で嘉手納基地所属アメリカ陸軍1-1-ADA（Ｃ中隊）と交流活動を実施。2021年3月10日、PAC-3機動展開訓練に参加し、那覇基地から在日米軍嘉手納飛行場に機動、PAC-3の展開から撤収までを演練した。参考：知念分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16、朝雲

　＜第１８高射隊（２０１５年）＞：第５高射群隷下で、知念分屯基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC-3を装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は久留米で、通称菊師団。太平洋戦争開戦時、歩兵第55・第56・第114・第124連隊などを隷下に置いていた。昭和17年3月、第15軍隷下に配属され、ビルマ侵攻作戦に参加。昭和19年4月、第33軍の隷下に入った。昭和19年後半、第33軍の隷下にあった。終戦時は歩兵第55・第56・第114連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像6,’02、比島決戦、太平洋海戦史

＜第１８潜水艦＞：呂１を参照。

＜第１８潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第１８潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第４潜水戦隊隷下で、伊53、伊54、伊55を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本潜水艦物語、日本海軍艦隊総覧

＜第１８戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和16年12月11日からウェーク島攻略戦に参加（天龍、龍田）。昭和17年4月下旬からMO作戦に参加（天龍、龍田）。5月6日、珊瑚海海戦に参加（天龍、龍田）。8月8日、第１次ソロモン海戦に参加（天龍）。昭和18年12月、ム号作戦に参加。12月18日、旗艦天龍がSS-218アルバコアの雷撃で沈没した。昭和19年1月、海上護衛隊総司令部に編入された（常磐、特設敷設艦３隻）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦戦5,’22

　＜第１８戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第４艦隊隷下、兵力部署では南洋部隊ウェーク島攻略掩護隊所属で、天龍、龍田を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第１８掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年12月16日、第１掃海隊群隷下に新編され、MSC-661たかしま、MSC-665ひめしまが配備された。参考：月刊世界の艦船2,’87

＜第１８連合航空隊＞：日本海軍の飛行機整備教育部隊で、別名練習連合航空総隊。昭和18年2月に新編された。昭和20年3月、実戦部隊に改編された。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊

＜第１９駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和6年9月1-5日、第２水雷戦隊１番隊として横浜に寄港。昭和17年4月5日、セイロン島攻撃に参加（磯波）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（浦波、磯波、敷波、綾波）。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（浦波、敷波、綾波）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船12,’18

　＜第１９駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２水雷戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第１９駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第３水雷戦隊隷下で、磯波、浦波、敷波、綾波を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第１９軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和18年11月、第２方面軍の隷下に入った。参考：太平洋海戦史

　＜第１９軍（昭和１９年後半）＞：第２方面軍隷下で、第５師団、第46師団、第48師団からなる。参考：比島決戦

＜第１９警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。元は1955年2月に板付で新編された9056部隊で、1956年4月に海栗島に移駐してアメリカ空軍とレーダーサイトの共同運用を開始し、1959年6月に施設が空自に全面移管され、1961年7月に第19警戒群に改編された。2003年3月、第19警戒隊に改編された。参考：航空自衛隊ホームページ

＜第１９警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。2003年3月、第19警戒群から改編されて海栗島分屯基地で創設された。参考：航空自衛隊ホームページ、月刊JWings8,’14

　＜第１９警戒隊（２０１５年）＞：西部航空警戒管制団隷下で、海栗島分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第１９航空軍（アメリカ空軍）＞

＜第１９航空軍（２００７年）＞：アメリカ空軍の飛行訓練部隊で、司令部はランドルフ空軍基地にある。隷下に第12・第14・第47・第71・第80飛行訓練航空団、第56・第325戦闘航空団、第58特殊作戦航空団、第97航空機動航空団、第306・第479飛行訓練群、第314空輸航空団、第336訓練群を置く。操縦員候補生はT-6Aによる50時間の飛行入門訓練の後、T-37B及びT-38を使用した55週のジェットパイロット訓練を行い、機種別訓練を経て実戦部隊に配備される。また、現役パイロットに対する技能向上訓練も行っている。参考：月刊軍事研究3,’08

＜第１９航空軍（２０１５年）＞：航空教育訓練コマンド隷下で、サンアントニオ・ランドルフ統合基地に置かれている。航空機搭乗員の操縦訓練や航法訓練、機種転換訓練を主任務とする。隷下に第12飛行訓練航空団（T-1A、T-6A、T-38C）、第14飛行訓練航空団（T-1A、T-6A、T-38C、A-29）、第33戦闘航空団（F-35A/B）、第47飛行訓練航空団（T-1A、T-6A、T-38C）、第56戦闘航空団（F-16、F-35）、第58特殊作戦航空団（HC-130N/J、MC-130H/J/P、CV-22B、HH-60G、UH-1N）、第71飛行訓練航空団（T-1A、T-6A、T-38C）、第80飛行訓練航空団（T-6A、T-38C）、第97航空機動航空団（C-17A、KC-135R）、第31空輸航空団（C-130J）を置く。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第１９航空隊＞：日本海軍航空隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第６根拠地隊隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第１９号駆逐艦＞：睦月を参照。

＜第１９高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1995年、ペトリオットの運用を開始。2018年1月25日、PAC3機動展開訓練を行い、隊員30名と車両10両で陸自知念分屯地に進出、システム展開から立ち上げまでの発射準備手順を演練した。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、朝雲

　＜第１９高射隊（２０１５年）＞：第５高射群隷下で、恩納分屯基地に置かれている。ペトリオットを装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第１９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、羅南に置かれている。通称虎師団。朝鮮半島の治安維持と防衛にあたり、満蒙問題に備える兵力として大正9年度に創設された。歩兵第37・第38旅団、騎兵第27連隊、野砲兵第25連隊、工兵第19大隊を隷下に置く。関東地方で集めた兵士を送り込んだが、現地で徴兵することはできないので、動員計画は作られなかった。大正15年度に戦時動員の計画が出来たが、二倍動員は含まれていない。昭和13年8月の陸軍特別志願兵令で現地の朝鮮人も入営できるようにした。日本から来た徴募兵より朝鮮の志願兵の方が優秀なことが多く、教育を主管する中隊長は手心を加えて日本人の成績を優秀にしていたらしい。太平洋戦争開戦時、歩兵第73・第74・第75・第76連隊を隷下に置いていた。昭和19年後半、第14方面軍の隷下にあった。捷一号作戦ではリンガエンに上陸したアメリカ軍の迎撃にあたった。終戦時は歩兵第73・第75・第76連隊などを隷下に置いていた。参考：月刊軍事研究5,’13、帝国陸海軍事典、月刊丸3,’90、比島決戦

＜第１９潜水艦＞：呂11を参照。

＜第１９潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊156、伊157、伊158、伊159）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第１９潜水隊（昭和９年）＞：第２潜水戦隊隷下で、伊56、伊57、伊58を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第１９潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第４潜水戦隊隷下で、伊56、伊57、伊58を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語、帝国陸海軍事典

＜第１９戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第１９戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第４艦隊隷下で、敷設艦沖島（旗艦）、常磐、津軽、特設敷設艦天洋丸を配備する。兵力部署では南洋部隊ハウランド方面攻撃支援隊で、敷設艦沖島を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典、敷設艦 工作艦 給油艦 病院船

＜第１９戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍戦闘飛行隊、別名ファイティング・ゲームコックス（Fighting Gamecocks）。元は1917年6月14日に新編された第14エアスコードロンで、後に第19エアスコードロンに改称され、1923年にハワイに移駐した。1941年12月8日、P-40を装備してホイーラー飛行場に配備されていたところに真珠湾攻撃を喰らった。1946年に解隊された。1982年4月、F-16飛行隊としてショウ空軍基地で再編された。1994年1月1日、第３航空団隷下となり、F-15に機種転換してエルメンドルフ空軍基地に移動。2010年、第15航空団隷下となり、パールハーバー・ヒッカム統合基地に移動。固有の機体は無く、第199戦闘飛行隊のアソシエイト飛行隊となっている。参考：月刊JWings12,’12

＜第１９掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1987年12月17日、MSC-666おぎしまが編入された。1997年3月、MSC-666おぎしまが第５掃海隊に転出した。参考：朝雲

＜第２０駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和17年4月5日からセイロン島攻撃（天霧、朝霧、夕霧、白雲）に参加。4月6日、ベンガル湾カルカッタ沖とマドラス方面において、第４航空戦隊、第７戦隊、鳥海、由良と共同で商船13隻を撃沈した。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（天霧、朝霧、夕霧、白雲）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第２０駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制では第３水雷戦隊隷下で、駆逐艦天霧、朝霧、夕霧、狭霧を配備する。兵力部署でも第３水雷戦隊隷下で、駆逐艦天霧、朝霧、夕霧を配備する（狭霧は欠）。参考：日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第２０軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年8月、第６方面軍の隷下に入り、司令部が満州から中支に移動、第６方面軍直轄の第27師団、第64師団、第68師団と第11軍隷下の第116師団を隷下に入れた。主任務は長沙−衡陽の占領地域管理と、中支−南支の敵支配地域に対する作戦である。参考：歴史群像6,’16

　＜第２０軍（昭和１９年後半）＞：第６方面軍隷下で、第27師団、第64師団、第68師団、第116師団からなる。参考：比島決戦

＜第２０航空軍＞：アメリカ陸軍の航空軍で、1944年4月にB-29専用航空軍として創設された。当初は隷下に第20爆撃航空本部／第20爆撃機軍団と第58爆撃航空団を置き、カルカッタと成都に進出して日本への爆撃を行ったが、インド派遣機は高温多湿でエンジン故障を多発した。初出撃は1944年6月5日のバンコク鉄道操車場爆撃（インドから98機出撃、77機投弾）、初日本空襲は1944年6月15日の八幡製鉄所爆撃（中国から68機出撃、47機投弾）である。7月にも佐世保海軍工廠と満州の昭和製鋼所を爆撃したが、出撃ペースが一向に上がらないため、アーノルド第20航空軍司令官が第20爆撃航空本部司令官をケネス・ウォルフェ准将からカーチス・ルメイ少将に交代させた。11月5日にはシンガポールへの戦略爆撃を開始している。マリアナ諸島占領後は第21爆撃航空本部／第21爆撃機軍団を新編し、10月中旬からテニアン島北飛行場・西飛行場、サイパン島イスリィ飛行場、グアム島北飛行場・北西飛行場に第73爆撃航空団など５個爆撃航空団を配備した。マリアナ諸島からの初出撃は1944年10月24日で、第73爆撃航空団B-29爆撃機18機がトラック環礁夏島の潜水艦基地を爆撃している。初東京空襲は1944年11月24日。当初の主目標は中島飛行機武蔵製作所、同太田製作所、三菱重工名古屋発動機製作所、同航空機製作所などであったが、高々度編隊爆撃では悪天候などで一向に爆撃効果が上がらないため、大都市への低高度焼夷弾無差別爆撃に転換した。このためB-29の損害が多くなり、また日本の飛行機生産能力がそれほど低下せずに済むことになり、海軍部隊は激しい特攻に晒され続けることとなった。爆弾のストックが少なくなった時期には日本近海への機雷投下も行っている。1945年1月、カーチス・ルメイ少将が第21爆撃航空本部司令官に転任。3月末、第20爆撃航空本部がインド及び中国からの出撃を終了。5月、第58爆撃航空団が第21爆撃航空本部の隷下に移った。7月、カーチス・ルメイ少将が第20航空軍司令官となった。日本の降伏までに17万トンの爆弾・焼夷弾を投下し、147機を戦闘で喪失、その他267機が失われ、3015名の死者・行方不明者を出した。参考：比島決戦、月刊軍事研究12,’03、月刊JWings5,’05、月刊航空ファン1,’17

　＜第２０航空軍（２０１０年）＞：AFGSC隷下で、司令部はF.E.ウォーレン空軍基地にある。隷下に第90ミサイル航空団（ミニットマン�V、UH-1H。F.E.ウォーレン空軍基地）、第91ミサイル航空団（ミニットマン�V、UH-1H。マイノート空軍基地）、第341ミサイル航空団（ミニットマン�V、UH-1H。マルムストローム空軍基地）を置く。ミニットマン�Vの保有総数は450基。参考：月刊軍事研究1,’11

　＜第２０航空軍（２０１５年）＞：AFGSC隷下で、司令部はF.E.ウォーレン空軍基地にある。第90ミサイル航空団（LGM-30G、UH-1N）、第91ミサイル航空団（LGM-30G、UH-1N）、第341ミサイル航空団（LGM-30G、UH-1N）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２０高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1977年、第３高射群隷下に八雲分屯基地で新編された。1979年3月、第６高射群隷下に移った。2016年6月16日1421頃、函館市で最大震度６弱を記録する地震が発生したため、情報収集を実施。2017年5月15日に墜落した北部方面航空隊LR-2連絡偵察機の捜索に参加。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2020年7月13-17日、第６高射群の戦技競技会に参加し、総合優勝した。参考：八雲分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings9,’16、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第２０高射隊（２０１５年）＞：第６高射群の隷下で、八雲分屯基地に置かれている。総務・運用班、射撃小隊、整備小隊（本部、整備班、通信班、補給班、施設班、給養班、管理班、厚生班）からなる。ペトリオットを装備する。参考：八雲分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。常備師団の１つで、龍山に置かれている。通称朝師団。朝鮮半島の治安維持と防衛にあたり、満蒙問題に備える兵力として大正9年度に新編された。歩兵第39・第40旅団、騎兵第28連隊、野砲兵第26連隊、野砲兵高射砲隊、飛行第６連隊、工兵第20大隊、馬山重砲兵大隊を隷下に置く。関西地方で集めた兵士を送り込んだが、現地で徴兵することはできないので、動員計画は作られなかった。大正15年度に戦時動員の計画が出来たが、二倍動員は含まれていない。昭和13年8月の陸軍特別志願兵令で現地の朝鮮人も入営できるようにした。日本から来た徴募兵より朝鮮の志願兵の方が優秀なことが多く、教育を主管する中隊長は手心を加えて日本人の成績を優秀にしていたらしい。太平洋戦争開戦時、歩兵第77・第78・第79・第80連隊などを隷下に置いていた。昭和17年12月23日、第17軍の隷下に入った。ニューギニア増派のため朝鮮及び中国からパラオへの移動を開始。昭和18年1月15日、パラオに集結。1月20日、主力がニューギニアのウエワクに上陸。3月12日、残存部隊がマダン北西のハンサ湾に上陸。昭和19年後半、第18軍の隷下だった。終戦時は歩兵第78・第79・第80連隊などを隷下に置いていた。参考：月刊軍事研究5,’13、帝国陸海軍事典、ラバウル航空戦、歴史群像8,’15、比島決戦

＜第２０新興丸＞：MS-88（掃海艇）を参照。

＜第２０潜水艦＞：呂12を参照。

＜第２０潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第２０潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３潜水戦隊隷下で、伊71、伊72、伊73を配備する。兵力部署では連合艦隊先遣部隊第３潜水部隊に所属する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第２０戦闘航空団（２０１３年）＞：第９航空軍隷下で、司令部はサウスカロライナ州ショーにある。隷下に第20作戦群第55戦闘飛行隊(F-16CJ)、同第77戦闘飛行隊（F-16CJ）、同第79戦闘飛行隊（F-16CJ）、同第20作戦支援隊、第20整備群、第20任務支援群、第20医療群を置く。参考：月刊軍事研究7,’12

＜第２０戦闘飛行集団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行集団。高松で編成された。参考：帝国陸海軍事典

＜第二十御影丸＞：日本海軍運送船。元は武庫汽船のＣ型平時標準船である。垂線間長93.82m、幅13.7m、深さ7.6m、満載吃水6.44m、総トン数2718トン、重量トン数4302トン。主機は三菱レンツ複二連成汽機１基、最大連続出力1800馬力、１軸推進、航海速力11ノット、最大速力14.346ノット。昭和15年7月20日竣工。太平洋戦争勃発で日本海軍に徴用されて運送船になった。昭和18年7月19日、クェゼリンからウェーク島に向かっていたところ、ウェーク島の南50海里でSS-172ポーパスに沈められた。参考：月刊世界の艦船12,’12

＜第２１宇宙航空団（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の宇宙航空団。宇宙管制・警戒を主任務とする。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２１宇宙航空団（２００７年）＞：第14航空軍隷下で、弾道ミサイル警戒及び宇宙優勢・宇宙管制のための監視を主任務とする。宇宙警戒中隊がBMEWS、ペイブ・ポーズ、周辺捕捉レーダー攻撃識別システム（PARACS）で弾道ミサイルを監視している他、地球軌道上を周回する9000個以上の衛星や宇宙ゴミの追跡も実施している。参考：月刊軍事研究12,’07

＜第２１宇宙航空団（２０１５年）＞：第14航空軍隷下で、ピーターソン空軍基地に置かれている。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２１海軍航空廠＞：日本海軍の航空廠で、昭和16年10月に大村で開設された。参考：朝雲

＜第２１海防隊＞：日本海軍の海防隊。佐世保鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第２１機甲師団（ドイツ国防軍）＞：ドイツ陸軍機甲師団。1941年10月1日、第５軽師団から改編されアフリカ機甲軍団隷下に創設された。隷下に師団司令部、第200自動車化地図印刷班、オートバイ連絡小隊、第５戦車連隊、第104自動車化狙撃兵連隊、第155自動車化野戦砲兵連隊、第３機械化偵察大隊、第200自動車化通信大隊、第200自動車化工兵大隊、第200補充大隊、第200自動車化補給大隊、第200自動車化衛生中隊、第200自動車化野戦病院隊、第200自動車化製パン中隊、第200自動車化精肉中隊、第200師団糧秣事務所、第200自動車化印刷工場、第200自動車化野戦憲兵隊、第200自動車化野戦郵便局、第200救急車小隊を置く。1941年11月17日からクルセイダー作戦に参加。参考：月刊PANZER5,’83

＜第２１駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和17年6月29日、ガダルカナル設営隊を乗せた輸送船団を護衛してトラックを出港。7月6日1330、ガダルカナルに到着。12月10日、第38号駆潜艇が配備された。昭和18年8月、第８根拠地隊隷下で、第４号駆潜艇、第５号駆潜艇、第６号駆潜艇、第16号駆潜艇、第17号駆潜艇、第18号駆潜艇が配備されていた。参考：小艦艇入門、月刊世界の艦船6,’83、丸スペシャル第49号

　＜第２１駆潜隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第２根拠地隊隷下で、第４号駆潜艇、第５号駆潜艇、第６号駆潜艇を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第２１駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第１水雷戦隊の隷下だった。昭和18年3月27日、アッツ島沖海戦に参加（若葉、初霜）。昭和20年4月6日、沖縄海上特攻に参加（朝霜、霞、初霜）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’14

　＜第２１駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第１水雷戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２１駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第１水雷戦隊隷下、兵力部署では第１艦隊隷下で、駆逐艦初春、子日、初霜、若葉を配備する。参考：帝国陸海軍事典、日本海軍艦隊総覧

＜第２１航空群＞：海上自衛隊の航空群。日本の東側を担当する哨戒ヘリ部隊である。1961年9月1日、館山航空隊から改編されて館山航空基地で航空集団隷下に新編され、第101航空隊、第21支援整備隊、館山航空基地隊を隷下に置いた。1965年3月25日、小松島航空隊が隷下に新編された。1974年11月27日、第121航空隊が隷下に新編された。1981年3月27日、第122航空隊が隷下に新編された。1987年12月1日、小松島航空隊が呉地方隊に、第122航空隊が第22航空群に移った。1989年3月17日、第124航空隊が隷下に新編された。1998年3月20日、第124航空隊が第123航空隊に改称された。12月8日、第21支援整備隊が廃止され、第21整備補給隊が新編された。1999年1月5日、初訓練飛行を実施。2001年3月24日、隷下に舞鶴航空基地隊、第123航空分遣隊、第21整備補給分遣隊が新編された。2002年3月22日、第21航空群の通信部隊が独立して館山システム通信分遣隊となった。2008年3月26日、大規模改編を受け、第101航空隊、第121航空隊、第123航空隊、舞鶴航空基地隊、第123航空分遣隊、第21整備補給分遣隊、大湊航空隊が廃止され、第21航空隊、第23航空隊、第25航空隊、第73航空隊が隷下に新編された。11月24日、東京都知事からの災害派遣要請で吐血患者を神津島から鴨川に移送し、伊豆諸島からの急患輸送1500回を達成した。2009年1月7日、館山市消防出初め式に合わせて初編隊飛行訓練を実施。UH-60Jヘリ１機、SH-60Jヘリ２機、SH-60Kヘリ２機が参加した。1月17日、館山市主催の館山湾寒中水泳大会に隊員108名で参加。4月28日、伊豆・小笠原諸島からの急患空輸1500回の功績により、第４航空群と共に東京都知事と東京都島嶼町村会会長から感謝状を授与された。8月19日、東京湾アクアラインパーキングエリア海ほたるで、海自とNEXCO東日本アクアライン管理事務所の協同災害救助訓練に参加。訓練終了後にUH-60Jを一般公開した。9月10日、鋸南町保田漁港沖で第１空挺団と初の協同訓練を実施。2010年7月28日、大湊航空分遣隊が北海道渡島半島付近で行方不明になった中日本航空所属セスナTU206G型機の捜索に参加。9月1日、第31回９都県市合同防災訓練に参加。11月末、急患空輸700回を達成し、東京都と小笠原村から感謝状を贈呈された。

2011年1月7日、初飛行訓練を実施。1月30日、セシウム137を含むダーティーボムによるテロを想定した国民保護共同実動訓練に参加。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月16日1457、千葉県東方沖を震源とする余震の状況を偵察した。3月29日0901、UH-60Jヘリ１機で三陸沖を捜索した。4月12日0815、ヘリが余震状況偵察のため離陸。0826、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。0836、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1416、ヘリが余震状況偵察のため離陸。4月16日1131、ヘリが余震状況偵察のため離陸。4月20日0936、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月21日0733、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月22日0040、ヘリで地震被害偵察飛行を行った。4月24日0819、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1157、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月25日0614、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。0715、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1159、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1449、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月26日0652、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。0718、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1125、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1211、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月27日0823、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月28日1011、ヘリで被災地周辺の捜索活動を開始。1253、ヘリで被災地周辺の捜索活動を開始。4月29日0825、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1124、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月30日0839、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1116、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月1日0830、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。0928、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月3日0826、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1126、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月4日0829、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1053、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月5日0829、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1126、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月6日0827、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月7日0825、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1125、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月8日0825、被災地周辺で捜索救難飛行を実施。1055、被災地周辺で捜索救難飛行を実施。5月9日0823、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月10日0830、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月11日0718、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月12日0827、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1123、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月13日0958、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1125、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月14日0825、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1220、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月15日0943、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1238、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。2309、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月16日0828、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1126、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月17日0814、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1122、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月18日0829、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1120、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月19日0827、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。1128、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月20日1101、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月21日1009、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月22日0821、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月23日1100、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月24日0900、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月25日0822、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月26日0822、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月27日0820、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。0940、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。5月28日0822、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。7月2日、群馬地本に協力し、相馬原駐屯地でSH-60Jヘリによる体験搭乗を行った。11月8-10日、館山市教育委員会の職場体験に協力し、市内の中学校４校から生徒20人を受け入れた。11月17日0630頃、硫黄島の北西167kmを航行中の台湾船籍の漁船が火災を起こし、乗員12人が救命筏で脱出。台湾の救助調整本部から海上保安本部に救助要請があり、0900前には第３管区海上保安本部長から本群司令に災害派遣要請が出たため、硫黄島航空分遣隊のUH-60Jヘリ２機が離陸した。1000頃に海保機が漁船と救命筏を発見し、UH-60Jヘリが12人全員を救出、硫黄島に搬送した。

2012年1月7日、館山航空基地で初訓練飛行を実施。SH-60Kヘリ１機、SH-60Jヘリ４機、UH-60Jヘリ３機が参加した。1月21日、東日本大震災の災害派遣に対し、千葉県知事から感謝状が贈呈された。3月14日2100過ぎ、千葉県東方沖でマグニチュード6.1の地震があり、震度５強を観測したため、2116からUH-60Jを離陸させて情報収集を行った。2013年1月6日、館山航空基地で初訓練飛行を実施。2月13日、伊豆諸島での急患輸送1600回達成により東京都と都島嶼町村会から表彰された。9月1日、第34回９都県市合同防災訓練と相模市総合防災訓練に参加。10月16日から11月8日、伊豆大島で台風26号豪雨の災害派遣に参加。2014年1月7日、館山航空基地で平成26年初訓練飛行を実施。4月11日、小笠原諸島での救急患者輸送800回超の功績により、東京都と小笠原村から表彰を受けた。2015年1月6日、初訓練飛行を実施。5月30日2024頃、小笠原諸島西方沖を震源とするマグニチュード8.5の地震が発生し、最大震度５強を観測したため、UH-60Jヘリ１機を情報収集にあたらせた。8月5-7日、首都圏中学・高校生24人に生活体験を実施。9月1日、首都直下地震を想定した９都県市防災訓練に参加。1000、SH-60Kヘリで負傷者をDDH-183いずもに搬入した。9月10日、関東・東北豪雨の災害派遣に参加。11月17日、日本水難救済会から洋上救難制度30周年記念盾を授与された。

2016年1月7日、初飛行訓練を実施。4月12日、小笠原諸島での救急患者輸送累計850回の功績で、東京都知事から感謝状を贈呈された。8月30日から大湊航空分遣隊が台風10号被害の災害派遣に参加。12月28日2138頃、茨城県北部を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生したため、UH-60ヘリ１機で情報収集を実施。2017年2月10日、館山総合高校マラソン大会を支援。基地体育館前をスタートする基地内コースで行われ全員が完走、千葉地本が給水を行った。2018年1月5日、第23航空隊SH-60Kヘリが初飛行訓練を実施。2月8-9日、安房高校と館山総合高校のマラソン大会支援を行った。2月28日、日本とASEANとの防衛協力強化指針ビエンチャン・ビジョンに基づき、ASEAN諸国軍人ら20名と事務局員１人が部隊を研修した。3月27日、館山市自衛隊協力会と観桜会を共催し、地域住民など400人を招待した。4-5月、民間企業７社の新入社員計187人に体験入隊を実施。4月2日、第73航空隊が第21航空隊第213飛行隊に改編された。6月3日、ソマリア沖海賊対処水上部隊SH-60ヘリ搭乗員８名の帰国行事を実施。6月9日、よこすかYYのりものフェスタでSH-60Kヘリを地上展示した。8月2日、ソマリア沖海賊対処第31次水上部隊SH-60Kヘリ搭乗員８名の壮行会を実施。11月21日、硫黄島で座礁した民間船舶から要救助者と乗員を救出する災害派遣に参加。11月22日、前日に硫黄島で座礁した民間船舶から硫黄島基地に待避していた乗員を民間船舶に輸送する人員輸送の災害派遣に参加。

2019年1月19日、館山市北条海岸で行われた館山湾寒中水泳大会に第23航空隊隊員含む計93名が参加した他、海曹会隊員20名が特製豚汁400食分を参加者に振る舞った。2月7-8日、千葉県立安房高校と館山総合高校のマラソン大会を支援した。3月29日、館山市自衛隊協力会と共催で観桜会を実施。5月28日、千葉県銚子市犬吠埼沖で衝突沈没した民間貨物船乗員の捜索救助を目的とする災害派遣に向かうASR-404ちよだに、UH-60Jで潜水医学実験隊医官などを輸送した。8月7-9日、地元中高生・大学生27人に青少年広報（隊内生活支援）を実施。9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。10月14-17日、台風19号・21号被害の災害派遣に参加し、基地浴室を開放して入浴・携帯電話充電・給水支援を行った。

2020年1月7日、SH-60Jヘリ１機、SH-60Kヘリ１機、UH-60Jヘリ１機（＋撮影機１機）で初訓練飛行を実施。1月8日、南房総市立白浜中学校生徒65人に防災講話を実施。5月23日、手作りマスク96枚を館山市児童養護施設ひかりの子学園に寄贈した。9月18日1850、東京都知事から急患空輸に係る災害派遣要請が出され、UH-60Jヘリで患者２人を父島から硫黄島に搬送した。9月24日0012、東京都知事から海自航空集団司令官に新型コロナウイルス患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、患者２人を父島から硫黄島までUH-60Jヘリ１機で輸送し、第４航空群P-1哨戒機１機に引き継いだ。10月11日、台風14号が接近したため、0908にUH-60Jヘリ１機を自主派遣し、伊豆諸島８島を偵察、被害が無いことを確認した。11月1日、九都県市合同防災訓練を視察する小此木防災担当大臣と赤沢内閣府副大臣をUH-60Jに乗せ、合同庁舎８号館屋上ヘリポートから埼玉県青木町公園総合運動場陸上競技場臨時ヘリポートまで運んだ。

2021年2月13日2308頃、福島県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、UH-60Jヘリで情報収集を行った。3月26日、小笠原諸島での急患空輸950回の功績で、東京都知事から感謝状が贈呈された。4月1日、最後のSH-60Jヘリが第22航空群に転属し、大村航空基地に向かった。

2022年2月11日1245、東京都知事から災害派遣要請があり、新型コロナウイルス陽性患者１人をUH-60J救難ヘリ１機で母島から硫黄島まで輸送し、海上保安庁に引き渡した。4月1日、第213飛行隊廃止式を実施。

参考：月刊JWings12,’06、3,’09、3,’12、3,’13、6,’13、1,’14、3,’14、8,’15、8,’19、3,’20、1,'21、6,'21、館山航空基地ホームページ、月刊丸4,’99、MAMOR vol.52、vol.119、vol.145、vol.155、月刊航空ファン6,’11、月刊世界の艦船12,'15、4,’18、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、海上自衛新聞、朝雲

　＜第２１航空群（１９７８年）＞：航空集団隷下で、司令部は館山にある。第101航空隊、第121航空隊、第21支援整備隊、館山航空基地隊、小松島航空隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

　＜第２１航空群（１９８０年）＞：航空集団隷下で、司令部は館山にある。小松島航空隊、第101航空隊、第121航空隊、第21支援整備隊、館山航空基地隊を隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

　＜第２１航空群（２００１年度）＞：航空集団隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第101航空隊（SH-60J、UH-60J）、第121航空隊（SH-60J）、第123航空隊（SH-60J）、第21整備補給隊、館山航空基地隊、舞鶴航空基地隊を置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

　＜第２１航空群（２００７年度、改編前）＞：第101航空隊、第121航空隊、第123航空隊、第21整備補給隊を隷下に置く。使用機はSH-60J/Kで、第101航空隊は陸上から、第121（第１護衛隊群担当）・第123航空隊（第３護衛隊群担当。舞鶴航空基地に分遣隊を派遣）は護衛艦から発進し、哨戒・捜索救難任務を行う。参考：月刊JWings6,’07

　＜第２１航空群（２０１０年）＞：航空集団隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第21航空隊、第23航空隊、第25航空隊、第73航空隊、第21整備補給隊、館山航空基地隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第２１航空群（２０１１年）＞：航空集団隷下で、館山航空基地に置かれている。第21航空隊、第23航空隊、第25航空隊、第73航空隊、第21整備補給隊、館山航空基地隊を隷下に置く。参考：海上自衛新聞

　＜第２１航空群（２０１５年）＞：航空集団隷下で、館山航空基地に置かれている。第21航空隊、第23航空隊、第25航空隊、第73航空隊、第21整備補給隊、館山航空基地隊を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第２１航空群（２０２０年）＞：航空集団隷下で、館山航空基地にある。第21航空隊、第23航空隊、第25航空隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第２１航空軍＞：アメリカ空軍の航空軍。1992年6月1日、上級部隊改編に伴い、空輸軍団から航空機動軍団の隷下に移った。2003年、第21遠征機動任務部隊に改編された。2012年3月12日に解隊された。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第２１航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和16年1月15日、第１連合航空隊から改編されて創設され、第11航空艦隊の隷下に入った。4月10日、第１航空隊が編入された。7月27日から百二号作戦に参加（鹿屋航空隊、第１航空隊）。9月1日、司令部が新設された。12月10日、マレー沖海戦に参加（鹿屋航空隊）。昭和17年4月1日、第１航空隊が第24航空戦隊に転出した。4月10日、隷下部隊が鹿屋空と東港空に、担当区域が南西方面とベンガル湾になった。11月1日、隷下の第751航空隊艦戦隊が第253航空隊に改称された。昭和18年9月1日に解隊された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン6,’18、8,’18、7,’19

　＜第２１航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第11航空艦隊隷下で、特設艦船葛城丸、鹿屋海軍航空隊、東港海軍航空隊、第１航空隊からなる。兵力部署では南方部隊航空部隊第１空襲部隊で、鹿屋海軍航空隊（半隊）、第１航空隊（輸送機隊は欠）、東港海軍航空隊、ペリリュー派遣戦闘機隊からなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、歴史群像8,’15、帝国陸海軍事典

＜第２１航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。ニックネームはブラック・ジャック・フライト（Black Jack Flight）。2008年3月26日に館山航空基地で新編され、第21航空群隷下となった。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。横須賀基地から緊急出港する護衛艦への搭載に備え、隷下ヘリを離陸させて上空待機に入った。また、一部は津波に備えて厚木基地に避難させた。1530、SH-60ヘリ１機が大湊を離陸。SH-60Jヘリ１機が館山を離陸。1555、SH-60Jヘリ１機が大湊を離陸。SH-60Kヘリ１機が館山を離陸。3月12日夜、第211飛行隊のヘリがDDH-181ひゅうがに乗艦配備された。2012年1月7日、平成24年の初飛行訓練を実施。2014年8月31日、平成26年度神奈川県・小田原市合同総合防災訓練に参加。2016年6月7日から8月23日、SH-60Kヘリ１機でリムパック2016に参加。2017年1月6日、SH-60J/Kで初訓練飛行を実施。2018年3月15日、第73航空隊と共に、館山航空基地でアメリカ海軍HSC-12とのシスタースコードロン親善行事を実施。4月2日、第73航空隊から改編されたUH-60J救難ヘリ部隊である第213飛行隊と硫黄島航空分遣隊を隷下に入れた。6月17日、大井水産物埠頭でT-AH-19マーシーと日米医療搬送訓練に参加。SH-60KとUH-60Jが発着艦して訓練を行った。10月22日0740頃、八丈島南東555kmを航行していた第18日之出丸で乗員１人が背部痛を訴え歩行困難に陥ったと海上保安庁に通報があり、第３管区海上保安本部から第21航空群に災害派遣要請が出された。1135、第213飛行隊UH-60Jヘリが館山航空基地を離陸し、亀田総合病院で医師を乗せ、八丈島空港で燃料を給油し、八丈島南東370kmで漁船と会合、後部甲板に機上救護員を降下させて患者を収容し、八丈島空港で海保ヘリに引き渡した。11月21日、硫黄島で座礁した民間船舶から要救助者と乗員を救出する災害派遣に硫黄島航空分遣隊が参加。11月22日、前日に硫黄島で座礁した民間船舶から硫黄島基地に待避していた乗員を民間船舶に輸送する人員輸送の災害派遣に硫黄島航空分遣隊が参加。2020年10月26日、九都県市総合防災訓練の予行で、SH-60Kヘリ１機が埼玉県川口市の青木町総合運動公園に離着陸した。2021年4月20日、SH-60Kヘリ２機が相模湾でアメリカ海軍HSM-77所属MH-60R汎用ヘリ１機と編隊飛行訓練を行った。10月7日2241頃、千葉県北西部を震源とするマグニチュード5.9・最大震度５強の地震が発生したため、情報収集を行った。2022年3月16日2336頃、福島県沖を震源とする最大震度６の地震が発生したため、SH-60Kヘリで情報収集を行った。4月1日、第213飛行隊が廃止された。11月6日、海上自衛隊創設70周年記念令和4年度国際観艦式にSH-60J/K哨戒ヘリ３機で参加。参考：月刊JWings6,’11、7,’13、11,’14、3,’17、2,'21、12,'21、6,'22、月刊航空ファン9,’18、朝雲、JShips VOL.70、MAMOR vol.145

＜第２１航空隊（２０１０年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第211飛行隊（SH-60K）、第212飛行隊（SH-60J）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２１航空隊（２０１５年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第211飛行隊（SH-60K）、第212飛行隊（SH-60J/K）を置く。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２１航空隊（２０２０年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地にある。隷下に硫黄島航空分遣隊などを置く。使用機はSH-60K、SH-60J、UH-60J。参考：月刊JWings6,’20

＜第２１号駆逐艦＞：如月（２代目）を参照。

＜第２１号作戦＞：日本陸軍南方軍が昭和17年8月に立案したインド侵攻作戦。第18師団がビルマのカレワから北上してインド国境を越えインパールを攻略し、更に北西に進撃してディマプールを抜け、シルグハート、ランディング、バタルブールを越えたラインまで進出して物資の現地調達に必要な地域を取得し防御態勢に移るもので、同時に第33師団の１個連隊が牽制を兼ねてアキャブからインド洋沿岸沿いに北上して越境、チッタゴンを攻略して飛行場と港を確保し、更にゾラワルガンまで押さえる。兵力が少ない、補給に無理がある、インドとの本格戦闘で航空消耗戦に陥るといった欠点が指摘され、同月にガダルカナル戦も始まってインド侵攻どころではなくなってしまった。また、9月の参謀本部第２部の分析では、日本軍がインドに侵攻した場合、国民会議派を初めとするインド独立派は帝国主義の排撃も掲げており、イギリスへの反逆姿勢を強めるどころかイギリスとの抗争を中断してでも日本軍に立ち向かってくるとされ、戦略目的を達成する見込みも無く、中止された。その後カレワから北上する戦力を３個師団に拡大してインパール作戦になった。参考：歴史群像4,’17

＜第２１高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1979年3月、臨時第21高射隊として第６高射群隷下に八雲分屯基地で新編された。1980年12月、第21高射隊に改編され、車力分屯基地に移駐した。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。2021年6月23日、PAC-3機動展開訓練を行い、車両10両と隊員20名が車力分屯基地から霞目駐屯地飛行場地区に展開し、システム立ち上げまでの発射準備手順を演練した。参考：三沢基地ホームページ、八雲分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、MAMOR vol.155、朝雲

　＜第２１高射隊（２０１５年）＞：第６高射群の隷下で、車力分屯基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２１護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1966年3月19日、第２護衛隊群隷下に新編され、DD-113やまぐも、DD-114まきぐもが配備された。1967年8月29日、DD-115あさぐもが編入された。1972年11月25日、DD-115あさぐもが第23護衛隊に移った。1977年12月1日、第３護衛隊群隷下に移った。1978年3月24日、DD-121ゆうぐもが配備された。1987年2月20日、佐世保地方隊隷下に転属した。1991年3月15日、DE-232せんだいが配備され、DD-115あさぐもが第22護衛隊に転出した。1997年3月24日、DD-122はつゆきとDD-123しらゆきが編入された。2008年3月26日、第11護衛隊に改編され、護衛艦隊隷下に移った。参考：月刊世界の艦船9,’10、11,’11、5,’91、横須賀地方隊ホームページ、佐世保地方隊ホームページ

　＜第２１護衛隊（１９７１年２月１日）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保にある。DD-113やまぐも、DD-114まきぐも、DD-115あさぐもを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２１護衛隊（１９７８年）＞：第３護衛隊群隷下で、佐世保にある。DD-113やまぐも、DD-114まきぐも、DD-121ゆうぐもを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第２１護衛隊（２００１年４月１日）＞：横須賀地方隊隷下で、DD-122はつゆき、DD-123しらゆき、DD-125さわゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２１根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和17年3月10日、スラバヤで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は金沢で、通称討師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第62・第82・第83連隊などを置いていた。昭和19年後半、第38軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第２１重攻撃飛行隊＞：VAH-21を参照。

＜第２１水雷隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制では第２根拠地隊隷下、兵力部署では比島部隊第３急襲（護衛）隊に所属し、千鳥、初雁、真鶴、友鶴を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第２１制海飛行隊＞：VS-21を参照。

＜第２１整備補給隊＞：海上自衛隊の整備補給隊。1998年12月8日、第21支援整備隊から改編されて第21航空群隷下に創設された。参考：館山航空基地ホームページ

＜第２１整備補給隊（２００１年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に舞鶴整備補給分遣隊を置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第２１潜水艦＞：呂２を参照。

＜第２１潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年4月下旬からMO作戦に参加。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第２１潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第４潜水戦隊隷下で、呂33、呂34を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本潜水艦物語

＜第２１戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和18年3月27日、アッツ島沖海戦に参加（那智、摩耶、多摩）。昭和19年10月21日、比島沖海戦に参加（那智、足柄）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船8,’15

　＜第２１戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第５艦隊隷下、兵力部署では北方部隊所属で、多摩（旗艦）、木曽、君川丸を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第２１掃海隊（日本海軍）＞：日本海軍掃海隊。参考：小艦艇入門

　＜第２１掃海隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第１根拠地隊隷下で、第７号掃海艇、第８号掃海艇、第９号掃海艇、第10号掃海艇、第11号掃海艇、第12号掃海艇を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第２１掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。参考：月刊世界の艦船3,’19

　＜第２１掃海隊（１９６１年９月）＞：第１掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。やしま、つしま、はしまを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第２１特殊戦飛行隊＞：アメリカ空軍CV-22B飛行隊。元は2018年10月1日に横田基地で新編された第353特殊作戦群第１分遣隊で、2019年7月1日に第21特殊戦飛行隊に改編された。装備機はCV-22B特殊戦機５機で、後に定数10機に増やす予定。2020年2月12日、CV-22B特殊戦機２機が三沢対地射爆撃場で訓練を実施。2021年6月14日、横田基地を離陸して飛行訓練中のCV-22B特殊戦機１機で警告灯が点灯したため、僚機と共に1710頃に山形空港に予防着陸した。僚機は1930頃に離陸し横田に帰投、トラブルを起こした機体は外来機エプロンで整備に入り、6月16日には追加の整備員と機材を乗せたCV-22B特殊戦機が到着したが、整備に時間が掛かったため6月18日に神町駐屯地飛行場地区に牽引され、6月20日1600頃に離陸して横田基地に戻った。6月29日、６機目のCV-22B特殊戦機が横浜ノースドックに陸揚げされた。7月14日、上級部隊が第353特殊戦航空団に改編された。9月22日2100頃、CV-22B特殊戦機１機で警告灯が点灯したため、仙台空港に予防着陸した。その後陸自基地に移動して点検整備に入り、支援のため9月23日の午前と午後に１機ずつCV-22B特殊戦機が整備員や資器材を乗せて仙台空港に飛来している。2022年10月20日1045頃、紀伊半島沿岸で夜間飛行訓練を行っていたCV-22B特殊戦機１機でコクピットの警告灯が点灯したため、南紀白浜空港に予防着陸した。点検整備後、10月21日0600に離陸して横田基地に帰投している。2023年6月14日、青森県小川原湖で薄暮洋上救難訓練を実施。ホイストによる人員吊り上げや、湖面すれすれでのホバリングなどを行った。11月29日1440頃、鹿児島県屋久島沖でCV-22B特殊戦機１機（乗員８名）が墜落した。飛行中に左エンジンから出火し、180度ローリングして逆さになり、海面に落下したのが目撃されている。1458頃から陸自第８師団（師団司令部、第42即応機動連隊、第12普通科連隊）、西部方面航空隊LR-2連絡偵察機、海自第１航空群P-1哨戒機、第212教育航空隊SH-60Kヘリ、第22航空群SH-60Kヘリ、空自西部航空方面隊、新田原救難隊U-125A救難捜索機、同隊UH-60J救難ヘリ、第603飛行隊E-2C早期警戒機が自主派遣による捜索救難活動を開始し、DE-234とね、FFM-3のしろ、FFM-4みくま、MST-463うらが、MSC-603たかしま、MSC-685とよしま、MSC-690みやじま、PG-829しらたかが現場海域に向かい、鹿児島県災害対策本部に連絡員４名（第８師団司令部３名と西部航空方面隊１名、第10管区海上保安本部に鹿児島地本から連絡員１名を派遣した。その後、旧屋久島町役場に現地連絡調整所を開設し、防衛省地方協力局、統幕、九州防衛局、沖縄防衛局、各部隊連絡員が関係機関との調整などを行っている。11月30日、DE-234とね、PG-829しらたか、FFM-3のしろ、FFM-4みくま、MSC-603たかしま、MSC-690みやじま、MST-463うらが、新田原救難隊U-125A救難捜索機、同隊UH-60J救難ヘリが現場海域で捜索を開始。陸上自衛隊がV-22輸送機の運用を停止。1414、西部方面航空隊LR-2連絡偵察機が映像転送を開始。1505、第12普通科連隊先遣隊30名が捜索活動を開始。12月1日、第12普通科連隊110名がドローンなどで捜索活動を開始。DD-104きりさめとMSC-685とよしまが現場海域で捜索を開始。PG-829しらたかが捜索を終えて離脱。12月2日、FFM-4みくまとMSC-603たかしまが捜索を終えて離脱。12月4日、MSO-305ひらどが現場海域で捜索を開始。DE-234とね、FFM-3のしろ、MSC-690みやじまが捜索を終えて離脱。12月5日、アメリカ国防総省が乗員８名全員を死亡認定した。12月6日、アメリカ軍がV-22輸送機全機種の飛行を停止。DD-158うみぎり、MSC-691ししじま、DD-104きりさめ搭載SH-60K哨戒ヘリが現場海域で捜索を開始。MSC-685とよしまが捜索を終えて離脱。12月7日、DD-158うみぎり搭載SH-60K哨戒ヘリが現場海域で捜索を開始。DD-104きりさめと搭載SH-60K哨戒ヘリが捜索を終えて離脱。12月8日、MST-464ぶんごとAOE-422とわだが現場海域で捜索を開始。第12普通科連隊が捜索活動を終了。DD-158うみぎり、搭載SH-60K哨戒ヘリ、MST-463うらが、MSC-691ししじまが捜索を終えて離脱。12月11日、新田原救難隊UH-60J救難ヘリが活動を終了。12月12日、FFM-3のしろと搭載SH-60K哨戒ヘリが現場海域で捜索を開始。AOE-422とわだが捜索を終えて離脱。12月13日、FFM-3のしろと搭載SH-60K哨戒ヘリが捜索を終えて離脱。新田原救難隊U-125A救難捜索機が活動を終了。12月16日、MSO-305ひらどが捜索を終えて離脱。12月23日1730、MST-464ぶんごが離脱し、自衛隊が現場海域の捜索活動を終了した。参考：月刊JWings12,'21、11,'22、1,’23、9,’23、月刊世界の艦船2,’24、統合幕僚監部ホームページ

＜第二十一南進丸＞：2E型改造戦時標準油槽船。総トン数834トン。昭和20年3月5日、南号作戦ヒ八八ｉ船団の一員としてシンガポールを出港。3月20日、パラダン岬沖で潜水艦の雷撃を受けて沈没した。参考：戦時標準船入門

＜第２１飛行隊＞：航空自衛隊の飛行隊。1975年3月31日に松島基地で第４航空団隷下に新編された臨時T-2訓練隊がベースで、1976年3月25日に臨時第21飛行隊に改称され、10月1日に正式に創設された。1982年1月12日、T-2戦技研究班（T-2ブルーインパルス）が編成された。1995年12月22日、T-2戦技研究班が解散した。2002年4月1日、松島基地で臨時教育F-2飛行隊が新編され、2004年3月29日に旧第21飛行隊と入れ替わる形で第４航空団隷下に再編された。主任務は戦闘機操縦(F-2)課程教育で、教官はF-2実戦飛行隊（第３・第６・第８飛行隊）から配属される。2011年1月6日、訓練始めを実施。三陸沖訓練空域で要撃戦闘訓練などを行った。3月11日の東日本大震災で保有するF-2B18機全機とT-4練習機３機が津波により使用不能となり、4月11日に飛行教育を三沢基地（第３航空団のF-2を借りる）で行うことが発表され、4月12日から訓練に入った。使用不能となったF-2Bのうち再生できるのは６機のみ、T-4練習機は１機のみで、訓練不足となる分は飛行教育航空隊での訓練規模拡大や、アメリカ空軍への隊員派遣などでカバーする予定。その後の調査でF-2Bが更に７機修復可能と判断され（三菱重工でF-2用生産治工具を処分する直前に東日本大震災が発生し、廃棄が保留となっていたのも幸いした）、平成25年度予算で再生されることになった。2013年1月24日、津波に呑まれたT-4練習機１機の修復が完了し、1月25日に三沢基地に到着した。2013年末、HSM-77とシスター・スコードロンを締結した。2016年3月9日、松島基地への帰還を開始。3月20日、松島基地で帰還記念式典を実施。3月23日、修復機６機を含むF-2B戦闘機10機で松島基地での飛行訓練を再開した。2017年1月5日、松島基地で６年ぶりとなる初飛行訓練を行った。3月25日、創隊40周年記念式典を実施。2018年1月9日、年初飛行訓練を実施。11月11日、栃木県ツインリンクもてぎで開催されたスーパーGT最終戦のオープニングセレモニーにF-2B戦闘機２機で参加し、歓迎フライトを行った。2019年6月11日、小松基地を訪問中のインド空軍戦闘機パイロットのF-2B体験搭乗に協力した。参考：月刊丸12,’10、月刊航空ファン6,’10、7,’10、11,’11、1,’15、4,'16、6,’16、3,’17、朝雲、月刊JWings4,’13、7,’13、4,’15、4,'16、6,’17、3,’18、2,’19、月刊軍事研究8,’14、MAMOR vol.158

　＜第２１飛行隊（２０１５年）＞：第４航空団飛行群隷下で、松島基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

　＜第２１飛行隊（２０２０年）＞：第４航空団隷下で、松島基地にある。F-2B、T-4を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２２海兵遠征隊＞：

＜第２２海兵遠征隊（２０１４年）＞：第２海兵遠征軍の隷下で、VMM-263(Rein)と共にLHD-5バターンに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第２２海防隊＞：日本海軍の海防隊。佐世保鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第２２駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正7年4月1日、第２特務艦隊第10駆逐隊から改称されて創設された。駆逐艦梅、楠、桂、楓からなる。昭和17年3月1日、バタビア沖海戦に参加（皐月、水無月、文月、長月）。7月5日、クラ湾夜戦に参加（長月、皐月）。7月12日、コロンバンガラ島沖夜戦に参加（皐月、水無月）。昭和18年10月6日、ベラ・ラベラ島沖夜戦に参加（文月）。参考：月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

　＜第２２駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２航空戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２２駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上も兵力部署も第５水雷戦隊隷下で、駆逐艦皐月、水無月、文月、長月を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第２２警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。御前崎分屯基地に置かれている。1981年、周辺空域を飛行する空自機に対し、安全運航に係るレーダー助言を開始。2016年1月8日、通信電子小隊の二等空曹が人命救助の功績（交通事故の通報及び負傷者の意識確認・手当て）で中部航空警戒管制団司令から善行褒賞を受賞した。2020年、レーダー助言実施回数14万回を達成した。8月7日、御前崎分屯基地で池の水ぜんぶ抜く大作戦と銘打って池の清掃を行った。参考：月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第２２警戒隊（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、御前崎分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第２２航空軍＞：アメリカ空軍の航空軍。1993年、航空機動軍団から空軍予備役コマンドに移った。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第２２航空軍（２０１５年）＞：空軍予備役コマンド隷下で、ドビンス空軍予備役基地に置かれている。隷下に第94空輸航空団（C-130H）、第302空輸航空団（C-130H）、第340戦闘訓練航空群（T-1A、T-6A、T-38C）、第403航空団（WC-130J、C-130J）、第440空輸航空団（C-130H）、第908空輸航空団（C-130H）、第910空輸航空団（C-130H）、第911空輸航空団（C-130H）、第914空輸航空団（C-130H）、第932空輸航空団（C-40B）、第934空輸航空団（C-130H）を置く。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第２２航空群＞：海上自衛隊の航空群。日本の西側を担当する哨戒ヘリ部隊である。1987年12月1日、航空集団隷下に大村航空基地で新編された。隷下に第122航空隊、第123航空隊、第22支援整備隊、大村航空基地隊を置く。1998年3月、第123航空隊が第124航空隊に改編された。使用機はSH-60J/Kで、第122航空隊は第２護衛隊群、第124航空隊は第４護衛隊群から発進し、哨戒・捜索救難任務を行う。12月、第22支援整備隊が第22整備補給隊に改編された。2008年3月26日、海自大規模改編に伴い、体制を一新、隷下に第24航空隊（小松島航空隊を改編）などが新編された。2009年1月6日、初飛行訓練を実施。2月6日、大村航空基地でLCC-19ブルーリッジ乗員52名とスポーツ交歓会を実施。4月16日、大村市議会議員21人に対する研修を実施。6月10-12日、大村市立大村中学校２年生10人の職場体験学習を実施。6月24日、大村市新城保育園の園児ら21人の訪問を受けた。6月26日、大村市聖母幼稚園の園児ら50人の訪問を受けた。9月24日、佐賀県唐津地区防衛協会43人の部隊見学と体験飛行を支援した。2010年1月12日未明、長崎県五島沖で漁船第２山田丸（乗員10人）が消息を絶ったため、0700に第７管区海上保安本部から災害派遣要請を受けた。0710よりUH-60J救難ヘリ３機、SH-60K対潜ヘリ３機（通信中継を担った）が離陸して付近を捜索したが、行方不明者は見つからず、1月15日1730過ぎに撤収した。3月5日、平成21年度進路担当教諭等の海上自衛隊研修に協力し、西日本の高校教諭12名の研修を行った。6月25日、大村市聖母幼稚園の園児ら82人の基地見学を受けた。9月14日、隊員583名が大村湾を綺麗にする会大村支部主催の大村湾沿岸一斉清掃に参加。ゴミ730kgを回収した。2011年1月5日、SH-60Kヘリ３機、SH-60Jヘリ３機、UH-60Jヘリ３機で初飛行訓練を実施。1月18-27日、大村市立郡中学校２年生10人、大村中学校２年生10人、西大村中学校２年生５人の職場体験学習を実施。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月13日、SH-60JがCVN-76ロナルド・レーガンに着艦し、給油を受けた。3月27日1000、三菱製紙航空障害灯用の給油作業を行った。4月6日0734、ヘリで三陸海岸の行方不明者捜索救助を行った。2013年1月8日、初飛行訓練を実施。5月、長崎県知事から災害派遣に対する感謝状を授与された。7月12日、大村飛行場外周道路の完成を受けて開通セレモニーを実施。2014年1月、大村市かめりあこども園の園児62人とふるまち保育園の園児46人の基地見学支援を実施。1月7日、初飛行訓練を実施。2015年1月7日、初飛行訓練を実施。第22航空隊SH-60J/Kヘリ７機と第72航空隊UH-60Jヘリ１機が参加した。3月11日、群司令以下隊員320名が大村湾をきれいにする会大村支部主催の大村湾沿岸一斉清掃に参加。4月、長崎県内企業５社の社員計108名に隊内生活体験を実施。5月27日から100km行軍を実施。長崎市女神大橋から大村湾周辺や佐世保市などを経由し、30時間で100kmを踏破して大村航空基地に帰還した。5月29日、口永良部島噴火の災害派遣に参加。11月、日本水難救済会から洋上救難制度30周年記念盾を授与された。12月17日、ソマリア沖海賊対処第22次水上部隊に派出したSH-60J/Kヘリ３機の搭乗員22名に対する帰国行事を実施。2016年1月7日、初訓練飛行を実施。2月7-8日、基地モニター10人に鹿児島研修を実施。2月26日、隊員200名で大村市主催の大村湾沿岸一斉清掃に参加し、240kgのゴミを回収した。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。5月14日、佐賀県有田町陶山神社の古賀峯一元帥慰霊祭を支援した。6月15-16日、幹部候補生５名と隊員有志30名が飛行幹部候補生鍛錬行事の100km行軍を実施。29時間かけて101.4kmを踏破した。11月18日、大村航空基地でアメリカ海兵隊MV-22Bへの燃料搭載訓練、救難物資卸下訓練などを実施。2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に参加。11月22日、長崎県雲仙市などで平成29年度長崎県国民保護共同訓練に参加。2018年3月6日、大村湾をきれいにする会大村支部が主催する一斉清掃に117名が参加。3月26日、第22列線整備隊、第22検査隊を廃止し、第72航空隊第72列線整備隊と合わせて第22機側整備隊に統合した。4月2日、第72航空隊が廃止され、第22航空隊第224飛行隊に改編された。4月18日、殉空の碑の前で基地追悼式を実施。10月12日、長崎県自衛隊家族会大村・東彼地区協議会、長崎県隊友会大村支部、海上自衛隊大村OB会と、緊急事態発生時における隊員の留守家族支援に関する協定を締結した。2019年1月3日、熊本地方を震源とする最大震度６弱の地震が発生したため、情報収集を実施、1月4日に終了した。7月25-26日、大村航空基地の飛行幹部候補生14名に100キロ行軍を実施。8月1-3日、ちどり連65名がおおむら夏越まつりに参加し、おおむら夏越大賞を受賞した。2020年2月2日、SH-60Kヘリ２機がソマリア沖海賊対処水上部隊兼中東海域情報収集艦艇DD-110たかなみに搭載されて出港。4月3日1446、長崎県知事から新型コロナウイルス肺炎患者の急患空輸に係る災害派遣要請が出されたため、UH-60J救難ヘリで壱岐空港から大村航空基地に輸送した。2020年7月4日に発生した九州南部豪雨の災害派遣に参加。8月28日1913、長崎県知事から海自第22航空群に新型コロナウイルス患者急患空輸の災害派遣要請が出されたため、8月29日0900に第22航空群第22航空隊UH-60Jヘリが離陸し、対馬空港で患者１人を収容、0950に離陸して1035に大村航空基地に着陸し、救急車に引き継いだ。2021年4月12日、ソマリア沖海賊対処第37次水上部隊搭載哨戒ヘリ搭乗員８名の帰国行事を実施。2022年4月18日、佐賀空港南20kmに民間機が不時着水したため、1628頃に第７管区海上保安本部から情報提供があり、SH-60ヘリ１機で捜索を開始。その後海上保安庁巡視船が民間機の乗員１人を発見し、空路搬送の必要が出た事から、1837に第７管区海上保安本部長から第22航空群司令に災害派遣要請があり、SH-60ヘリで巡視船から佐賀空港まで搬送した。11月29日、屋久島沖で墜落した第21特殊戦飛行隊CV-22B特殊戦機の捜索活動に参加。1611、SH-60Kヘリ１機が捜索救難活動を開始。参考：月刊JWings12,’06、8,’15、3,’16、4,’20、6,’20、9,'20、11,'20、7,'22、月刊世界の艦船2,’10、9,’18、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、MAMOR vol.52、vol.119、vol.147、月刊航空ファン6,’11、7,’16、10,’17、第24航空隊ホームページ、朝雲

　＜第２２航空群（２００１年度）＞：航空集団隷下で、大村航空基地に置かれている。隷下に第122航空隊（SH-60J）、第124航空隊（SH-60J）、第22航空補給隊、大村航空基地隊を置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

　＜第２２航空群（２００７年度、改編前）＞：航空集団隷下で、大村航空基地に置かれている。第122航空隊、第124航空隊、１個整備補給隊を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

　＜第２２航空群（２０１０年）＞：航空集団隷下で、大村航空基地に置かれている。隷下に第22航空隊、第24航空隊、第72航空隊、第22整備補給隊、大村航空基地隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第２２航空群（２０１１年）＞：航空集団隷下で、司令部は大村航空基地にある。隷下に第22航空隊、第24航空隊、第72航空隊、第22整備補給隊、大村航空基地隊を置く。参考：海上自衛新聞

　＜第２２航空群（２０１５年）＞：航空集団隷下で、司令部は大村航空基地にある。第22航空隊、第24航空隊、第72航空隊、第22整備補給隊、大村航空基地隊（運航隊、警衛隊、厚生隊、衛生隊）、大村システム通信分遣隊、大村警務分遣隊を隷下に置く。参考：大村航空基地ホームページ、月刊航空ファン4,’16

　＜第２２航空群（２０２０年）＞：航空集団隷下で、大村航空基地にある。第22航空隊、第24航空隊を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第２２航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和16年1月15日、第２連合航空隊から改編されて創設され、第11航空艦隊の隷下に入り、元山航空隊、美幌航空隊が編入された。4月10日、元山航空隊が支那方面艦隊に転出した。7月27日から百二号作戦に参加（元山空、美幌空）。12月8日の太平洋戦争開戦時は陸軍第25軍のマレー・シンガポール攻略支援が主任務で、同日ツドウム基地から出撃した美幌空の陸攻32機によりシンガポール飛行場を爆撃した。12月10日、マレー沖海戦に参加。その後はマレー半島東岸やボルネオ島北部・西部の航空基地に対する爆撃、南シナ海哨戒などを行った。昭和17年1月16日、美幌空がマレー半島コタバルに進出。1月21日、第22航空戦隊付属戦闘機隊零戦18機、美幌空九六式陸攻25機、元山空で第４次シンガポール昼間爆撃を実施。美幌空の九六式陸攻１機がハリケーン戦闘機に撃墜された。2月6日、美幌空がコタバル南360kmのクァンタンに進出。2月15日、ガスパール海峡の戦いに参加。3月23日、美幌空が北スマトラのサバンに進出。4月10日、担当地域が本土東方方面になり、美幌航空隊は内地に帰還したが、元山航空隊は第25航空戦隊第４航空隊の戦力損耗をカバーするためラバウルに派遣された。9月20日、第252航空隊が編入された。11月1日、美幌空が第701航空隊、元山空が第755航空隊に改称された。昭和18年3月15日、第701航空隊が解隊された。昭和19年2月20日、第301航空隊が編入された。3月4日、第14航空艦隊隷下となった。7月10日、第301航空隊が解隊された。9月18日、アメリカ艦上機がタラワ、ナウル、マキン、アパママを空襲したため、ギルバート方面に第１警戒配備、マーシャル方面に第２警戒配備を下命し、航空部隊を敵機動部隊索敵に向かわせたが、見つからなかった。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、歴史群像4,’16、月刊航空ファン6,’18、8,’18、5,’19、7,’19、9,’19、11,’19

　＜第２２航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第11航空艦隊隷下で、司令部付戦闘機隊、元山航空隊（１番隊）、美幌航空隊（２番隊）、富士川丸からなる。兵力部署では馬來部隊第１航空部隊で、司令部付戦闘機隊、元山航空隊（第１攻撃隊）、美幌航空隊（第２攻撃隊）、台南航空隊山田部隊、鹿屋航空隊（半隊）、羽風からなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典、月刊航空ファン11,’18

＜第２２航空戦隊司令部付戦闘機隊＞：日本海軍の戦闘機隊で、太平洋戦争のマレー作戦及び蘭印作戦のために臨時編成された部隊である。この地域の制空任務は陸軍担当だったが、昭和16年11月22日に海軍も兵力を派遣することになり、台南航空隊から零戦14機と九六式艦戦４機と陸偵３機、第３航空隊から零戦13機と九六式艦戦５機と陸偵３機を抽出して編成された。12月1日までにサイゴンに集結したが、悪天候で零戦２機が行方不明になった。12月4日、零戦など主力がサイゴン南方のソクトラン基地に集合。九六式艦戦は南遣艦隊所属の３機を加えてサイゴンに残り、上空哨戒を担当した。総戦力は零戦25機、九六式艦戦12機、九八式陸偵６機である。12月6日、主力部隊はマレー上陸船団の護衛及びシンガポール偵察を開始。12月8日、零戦９機でシンゴラ上空の哨戒にあたり、ブレニム１機を撃墜したが、１機が不時着、３機が不時着水した。12月22日、９機をボルネオのミリ基地に派遣。12月26日、主力はマレー半島コタバルに進出。ミリ基地に派遣した零戦も加わり、昭和17年1月12日からシンガポール航空撃滅戦に参加した。1月16日、バッファロー10機（不確実１機含む）を撃墜。1月21日、第４次シンガポール昼間爆撃を行う美幌・元山空を零戦18機で護衛した。1月12-29日に延べ150機が出撃し、40機を撃墜した。損害は零戦２機、陸偵１機だった。2月5日、主力の零戦21機と陸偵４機がクチン基地に進出、九六式艦戦９機は美幌航空隊に編入された。2月9日、零戦15機と陸偵１機でバタビアを攻撃し、12機を撃墜、地上で８機を撃破した。2月13日からパレンバン攻略戦に参加。2月14日、ハドソン爆撃機10機を撃墜。2月23日、ムントク飛行場に前進。2月25日、零戦13機と陸偵１機でバタビア攻撃に向かい、４機を撃墜した。損害は零戦１機、陸偵１機。3月15日からムントク飛行場を出発し、バンコクに向かった。また、美幌航空隊に編入されていた九六式艦戦が復帰した。3月29日、艦戦隊20機が南ビルマのタボイに進出。その後バンコクに帰還し、4月4日にラングーンに移動。アキャブ作戦に参加して4月7日にバンコクに戻り、鹿屋航空隊に吸収された。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン5,’19

＜第２２航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。第122航空隊、第124航空隊、大村航空隊を統合して2008年3月26日に大村航空基地で創設された。2009年4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故による行方不明者捜索に参加。12月8日1940頃、ソナー訓練中のSH-60Jヘリ１機が長崎県西彼杵半島西方27kmに不時着水し、機体は海没、機長（操縦教官）は機体から脱出して漂流しているところを2035頃に僚機に救助されたが、副操縦士（操縦訓練生）と航空士が行方不明となった。P-3C、DDG-178あしがら、DD-124みねゆき、PG-826おおたか、MSC-601ひらしま、MSC-602やくしまなど海自艦艇10隻と海保巡視船が捜索にあたり、機体の一部などを回収。12月9日、掃海艇がソナーにより海底に沈むSH-60Jを発見し、水中カメラで確認したところ、行方不明の２名も機内と近くの海底に沈んでいることが判明。ASR-401ちはやがダイバーを海底に降ろし、12月10日1700頃までに２名を収容した（大村基地で死亡を確認）。12月12日、民間サルベージ船が機体を回収し、12月13日に大村基地に運搬した。原因は、高度91メートルで自動操縦装置による高度保持を設定した際に訓練員がエンジン出力をホバリングに必要な出力よりも低くしてしまい、これを補正するため制限値付近まで出力を上げた自動操縦装置の方の出力も下げたことによる。そのため機体は揚力不足で急降下、ボルテックス・リング状態に陥り、操縦教官が操縦を交代したものの間に合わず着水した。教官は機体のフロートを作動させるよう指示したが、訓練生は作動させることができず、ヘリは訓練生と航空士を乗せたまま海没してしまった。2012年1月6日、平成24年初飛行訓練を実施。2013年2月18日、無事故飛行実績累計50000基準時間（2009年12月18日から）を達成。2014年6月26日から8月1日、リムパック2014にSH-60Jヘリ１機とSH-60Kヘリ２機で参加。2015年1月7日、SH-60J/Kヘリ７機で初飛行訓練を実施。8月1日、運用機１機あたり無事故飛行3000基準時間以上（2009年12月9日から）を達成。2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に参加。8月23日、長崎県平戸沖で沈没した押船の乗組員捜索の災害派遣にSH-60Jヘリ１機で参加。2018年4月2日、第72航空隊から改編されたUH-60J救難ヘリ部隊である第224飛行隊と第224飛行隊鹿屋航空分遣隊を隷下に入れた。9月8日、長崎県知事から急患輸送の災害派遣要請があり、1857にUH-60Jヘリ１機が大村航空基地を離陸、有川町ヘリポートで患者を収容し、2008に大村航空基地で救急車に引き渡した。これが5000回目の急患輸送（１回目は1958年1月の大村航空隊時代に実施）である。12月6日に発生したF/A-18DとKC-130Jの墜落事故の捜索救助に関する災害派遣に参加。2020年8月24日から9月10日、令和2年度北部方面隊実動演習にSH-60Kで参加。2021年3月11日、新型コロナウイルス対応の功績で、１級賞状が授与された。4月22日、長崎県知事から第22航空群司令に新型コロナウイルス感染者陽性者の急患空輸に係る災害派遣要請があり、UH-60Jヘリ１機で上五島ヘリポートから大村航空基地に陽性者１人を空輸した。5月13日1340、長崎県知事から第22航空群司令に急患空輸の災害派遣要請があり、新型コロナウイルス陽性患者１人をUH-60Jヘリで壱岐空港から大村航空基地に空輸した。5月14日、新型コロナウイルス陽性患者１人を壱岐空港から大村航空基地に空輸した。2022年1月6日、SH-60J/KヘリとUH-60Jヘリで初訓練飛行を実施。2月14日、第224飛行隊が解隊された。2023年1月末、鹿屋航空分遣隊が解隊された。参考：月刊JWings7,’13、10,’14、11,’17、6,’18、11,'20、7,'21、5,’23、朝雲、月刊丸1,’10別冊、月刊世界の艦船9,’17、1,’19、4,'22、5,'22、月刊航空ファン10,’17、2,’19

＜第２２航空隊（２０１０年）＞：第22航空群隷下で、大村航空基地に置かれている。隷下に第221飛行隊（SH-60K）、第222飛行隊（SH-60J/K）、第223飛行隊（SH-60J）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２２航空隊（２０１５年）＞：第22航空群隷下で、本部は大村航空基地に置かれている。第221飛行隊（SH-60K）、第222飛行隊（SH-60K）、第223飛行隊（SH-60J）、列線整備隊を隷下に置く。参考：第22航空隊ホームページ、月刊航空ファン4,’16

＜第２２航空隊（２０２０年）＞：第22航空群隷下で、大村航空基地にある。鹿屋航空分遣隊を隷下に置く。SH-60K、SH-60J、UH-60Jを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２２高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1991年3月、第６高射群隷下に車力分屯基地で新編された。2015年11月18日、MDAAのジャパン・ミサイル・ディフェンダー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：三沢基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、朝雲、MAMOR vol.155

　＜第２２高射隊（２０１５年）＞：第６高射群の隷下で、車力分屯基地に置かれている。ペトリオット、ペトリオットPAC3を配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２２護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1969年4月25日、第１護衛隊群隷下に新編され、DD-116みねぐも、DD-117なつぐもが配備された。1970年8月21日、DD-118むらくもが配備された。1982年3月27日、第２護衛隊群隷下に移った。1986年3月19日、呉地方隊隷下に移った。1991年3月15日、DD-115あさぐもが第21護衛隊から転入した。参考：月刊世界の艦船11,’11、5,’86、5,’91

　＜第２２護衛隊（１９７１年２月１日）＞：第１護衛隊群隷下で、呉にある。DD-116みねぐも、DD-117なつぐも、DD-118むらくもを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２２護衛隊（１９７８年）＞：第１護衛隊群隷下で、呉にある。みねぐも、なつぐも、むらくもを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第２２護衛隊（２００１年４月１日）＞：呉地方隊隷下で、DE-223よしの、DE-224くまの、DE-225のしろを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２２根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和17年3月10日、バリックパパンで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２２支援集団＞：アメリカ陸軍の兵站部隊。1990-91年、湾岸戦争に参加。参考：月刊軍事研究6,’08

＜第２２支援集団（デザート・シールド作戦時）＞：２個軍団（第７軍団、第18空挺軍団）向けとして燃料3600万ガロン（136275キロリットル）、弾薬11.5万トン、食糧2960万食をサウジアラビアに運び込んだ。これらの物資を幹線道路沿いのアルファ、ブラボー、バストーニュ、デルタの４ヵ所の兵站基地に貯蔵し、展開した各部隊に補給した。燃料はアルファまでパイプラインを引き、そこから先はタンクローリーを使用して輸送した。地上戦開始直前にはイラク国境付近に兵站基地チャーリー及びエコーを増設した。参考：月刊軍事研究6,’08

＜第２２支援集団（デザート・セイバー作戦時）＞：第18空挺軍団を支援する第１軍団支援団と、第７軍団を支援する第２軍団支援団を編成した。第１軍団支援団隷下には第101空挺師団を補給する第101軍団支援群、第82空挺師団を補給する第46軍団支援群、第24歩兵師団を補給する第171軍団支援群、第18空挺軍団直轄部隊を補給する第324軍団支援群が置かれ、第２軍団支援団隷下には第１機甲師団を補給する第７軍団支援軍、第３機甲師団を補給する第16軍団支援群、第１歩兵師団を補給する第159軍団支援群、第１騎兵師団を補給する第43軍団支援群、第７軍団直轄部隊を補給する第30軍団支援群が置かれた。参考：月刊軍事研究6,’08

＜第２２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は仙台で、通称原師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第84・第85・第86連隊などを置いていた。昭和19年後半、第23軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第２２潜水艦＞：呂14を参照。

＜第２２戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時は約100隻の特設監視艇と2000トン以下の特設砲艦（母艦任務に就いた）、特設巡洋艦（支援任務に就いた）を配備しており、日本本土の600海里東方に３交替（監視、休息、哨区への往復）で配置してアメリカ機動部隊による本土空襲に備えた。昭和17年4月18日、日本本土奇襲攻撃部隊を発見。昭和19年8月1日、北東方面艦隊から連合艦隊付属に転属となった。B-29が空襲を行うようになってからは、鳥島付近でB-29の監視を行っている。昭和20年5月初旬に作戦中止命令が出た。参考：小艦艇入門、第２次大戦日本海軍作戦年誌、写真集日本の小艦艇

　＜第２２戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第５艦隊隷下、兵力部署では北方部隊所属で、栗田丸、浅香丸などからなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧

＜第２２装甲師団＞：ドイツ軍の装甲師団。スターリングラード戦時にルーマニア第３軍の補強役として出撃しようとしたが、待機中に戦車の電気系統をネズミにかじられて大半が出撃不能となり、その消耗から回復できずに1943年春に解隊されてしまった。参考：月刊PANZER3,’04

＜第２２飛行隊＞：航空自衛隊の飛行隊。T-2による戦闘機操縦基礎課程と操縦課程教育を担当する。1978年4月5日、第４航空団隷下に松島基地で新編された。2001年3月27日に解隊された。参考：月刊JWings4,’15、6,’16

＜第２３海防隊＞：日本海軍の海防隊。佐世保鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第２３駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和18年3月15日、ラバウル方面で商船１隻を護衛中にアドミラルティ諸島北でSS-201トライトンを撃沈した（駆潜艇第23号、24号）。昭和18年9月、第７根拠地隊隷下で、駆潜艇第22号、駆潜艇第23号、駆潜艇第24号が配備されていた。参考：小艦艇入門

＜第２３駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正7年4月1日、第２特務艦隊第11駆逐隊から改称されて創設された。駆逐艦松、榊、杉、柏からなる。昭和16年12月22日から第二次ウェーク島攻略戦に参加（菊月、夕月、卯月）。参考：月刊世界の艦船6,’83、9,’13増刊

　＜第２３駆逐隊（昭和９年）＞：第１水雷戦隊隷下で、駆逐艦三日月、菊月、望月、夕月を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２３駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第２航空戦隊隷下で、駆逐艦菊月、夕月、卯月を配備する。兵力部署では連合艦隊南洋部隊グアム島攻略部隊に所属し、駆逐艦菊月、夕月、卯月からなる。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典

＜第２３軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年8月、第６方面軍の隷下に入った。参考：歴史群像6,’16

＜第２３軍（香港攻略戦時）＞：第38師団、独立速射砲第２大隊、同第５大隊、独立山砲兵第10連隊、同第20大隊、迫撃第21大隊からなる佐野兵団と、第１砲兵隊（１個重砲連隊、２個重砲大隊。総兵力6000名、火砲60門）、野戦重砲兵第14連隊、独立臼砲第２大隊からなる北島部隊、荒木支隊からなり、航空部隊は飛行第45戦隊（軽爆撃機34機）、独立飛行第10中隊（戦闘機13機）、独立飛行第18中隊（司偵３機）、独立飛行第44戦隊（直協偵察機６機）であった。総兵力39700名、火砲150門。参考：歴史群像6,’01

＜第２３軍（昭和１９年後半）＞：第６方面軍隷下で、第22師団、第104師団、独立混成第19旅団、独立混成第20旅団、独立混成第23旅団、独立歩兵第５旅団、独立歩兵第７旅団、独立歩兵第11旅団、独立歩兵第12旅団からなる。参考：比島決戦

＜第２３警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。元は1956年に創設された航空自衛隊東部訓練航空警戒隊第２中隊第２小隊で、1961年に第23警戒群に改称されて輪島分屯基地で新編された。2018年1月30日から2月2日、石川県輪島市で水道管破裂による断水の給水支援に参加。2019年6月18日、山形県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、情報収集を実施。参考：航空自衛隊ホームページ、月刊JWings8,’14、MAMOR vol.135、vol.152

　＜第２３警戒群（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、輪島分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２３航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和16年4月10日に新編され、第３航空隊などが隷下に入った。7月10日、支那方面艦隊の隷下に入った。10月1日、台南航空隊が配属された。昭和17年4月1日、台南航空隊が第25航空戦隊に転出した。4月10日、隷下部隊が高尾空と第３航空隊に、担当地域が南西方面・豪北地域・ニューギニアになった。昭和18年10月1日、隷下に第381航空隊が新編された。昭和19年1月1日、隷下に第153航空隊が新編された。5月5日、第１航空艦隊に編入された。7月10日、第153航空隊が第１航空艦隊直属に転出した。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン8,’18、7,’19

　＜第２３航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第11航空艦隊隷下で、特設艦船小牧丸、高雄航空隊、台南航空隊、第３航空隊を隷下に置く。兵力部署では南方部隊航空部隊第２空襲部隊で、高雄航空隊、台南航空隊（山田部隊は欠）、第３航空隊を隷下に置く。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、歴史群像8,’15、帝国陸海軍事典

＜第２３航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。2008年3月26日に舞鶴航空基地で新編され、第21航空群隷下となった。2009年2月9日と11日、舞鶴基地を訪問した木更津総合高校修学旅行生がSH-60を見学した。7月20日1300、SH-60J３機で胆馬空港付近で行方不明になった民間ヘリの捜索を開始。9月3日、SH-60Kが初配備された。2010年1月6日、SH-60J４機とSH-60K１機で新年初訓練飛行を行った。2012年1月6日、SH-60JとSH-60Kで平成24年の初訓練飛行を行った。2月16日、中国電力島根原発オフサイトセンターなどで実施された平成23年度島根県原子力防災訓練に参加し、SH-60J１機で緊急物資輸送を行った。防護服や線量計などが入ったダンボール10箱を搭載して日本海上から250kmを飛行し、深田運動公園野球場に降着したが、県の連絡ミスで現地を管理する中国電力社員がこのことを知らず現場が混乱、更にダンボール箱を搬出する県職員が３人しかおらず速やかな離脱が困難とみられたため、地上誘導の陸自第13旅団第13偵察隊隊員と報道対応中の島根地本広報室長らが搬送を手伝い、SH-60Jは数分で離脱した。2013年6月20-21日、飛行幹部候補生100km鍛錬行進を実施。7月26-27日、舞鶴地方隊展示訓練に参加。2015年1月5日、SH-60Kヘリ３機で初訓練飛行を実施。3月5日、成人した隊員23名を対象とし、舞鶴市空山で野外訓育（5km登山、海軍史跡研修）を実施。3月12日、SH-60Jヘリ１機が第22航空隊に転属し、SH-60Jの運用を終了した。2016年1月5日、SH-60Kヘリ３機で初訓練フライトを実施。10月21日に発生した鳥取県中部地震の災害派遣に参加。2016年3月11日、鳥取県からの舞鶴教育隊入隊予定者８名に対する研修を実施。6月7日から8月23日、SH-60Kヘリ１機でリムパック2016に参加。2017年1月5日、初訓練飛行を実施。7月7日、舞鶴航空基地を訪問した三鶴幼稚園園児38人から手作りの七夕笹を受け取った。9月30日、ソマリア沖海賊対処第27次水上部隊に搭載されたSH-60Kヘリ乗員８名の帰国行事を実施。11月10日、消火栓双方競技を実施し、航空基地隊チームが優勝した。11月28日、SH-60Kによる着陸適地調査を舞鶴市内で初めて実施。災害派遣などに備え、市から提示された14カ所の候補地を調査した。2018年1月5日、SH-60Kヘリで初飛行訓練を実施。2月19日、連続航空無事故6000時間（2007年9月4日から2016年5月12日）の功績で、海幕長から２級賞状を授与された。5月12日、第３師団第７普通科連隊、同第３施設大隊、第４施設団第102施設器材隊、京都地本と共に、福知山市猪崎河川敷運動広場で由良川水系統合水防演習に参加。5月30-31日、飛行幹部候補生ら12名が100キロ行軍を実施。視察を兼ねて航空隊司令も全行程を共にし、全員が踏破した。6月18日に発生した大阪北部地震の災害派遣に参加。8月30日、三重地本の夏休み自衛隊ミステリーツアーに協力した。2019年4月25-26日、舞鶴航空基地隊長以下27名が飛行幹部候補生鍛錬行事の100キロ行軍を実施。6月18日2222に発生した山形県沖を震源とする最大震度７の地震でSH-60ヘリによる情報収集活動を実施。11月16日、三重地本のミステリー・グルメツアーに参加した募集対象者と家族14人が部隊を見学した。2020年3月5日、若狭湾で行われた海上保安庁との不審船対処共同訓練にSH-60Kヘリ１機で参加。7月7-8日、搭乗員計19名に救命生存訓練を実施。9月16日、日本海で洋上補給訓練を行うAOE-425ましゅうとAGB-5003しらせをSH-60Kから撮影した。10月6日、SH-60Kヘリでカーゴスリング訓練（500kg貨物スリング輸送）とホイスト訓練を実施。2021年10月31日、舞鶴総合防災訓練にSH-60Kで参加。11月28日、福井県防衛協会が主催して福井県産業会館駐車場で行われた陸海空自市中パレードにSH-60Kヘリで参加。

参考：月刊世界の艦船3,’10、3,’12、3,’16、1,’17、3,’17、4,’18、6,'20、月刊JWings10,’13、9,’18、9,’19、1,'22、JShips VOL.70、MAMOR vol.140、朝雲

＜第２３航空隊（２０１０年）＞：第21航空群隷下で、舞鶴航空基地に置かれている。隷下に第231飛行隊（SH-60J、SH-60K）、第231整備補給隊、舞鶴航空基地隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２３航空隊（２０１５年）＞：第21航空群隷下で、舞鶴航空基地に置かれている。本部（総務室、先任伍長室、幕僚室）、第231飛行隊（SH-60K）、第231整備補給隊（整備補給班、航空機整備班、装備整備班、補給班）、舞鶴航空基地隊を隷下に置く。参考：第23航空隊ホームページ、月刊航空ファン4,’16

＜第２３航空隊（２０２０年）＞：第21航空群隷下で、舞鶴航空基地にある。SH-60Kを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２３航空団（２０１３年）＞：第９航空軍隷下で、司令部はジョージア州ムーディにある。隷下に第347救難団（HH-60G、HC-130P）、第563救難群（HH-60G、HC-130P）、第23戦闘群（A-10A）、第23任務支援群、第23医療群、第23整備群を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第２３号駆逐艦＞：彌生（２代目）を参照。

＜第２３高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1991年3月、第６高射群隷下に八雲分屯基地で新編された。2016年6月16日1421頃、函館市で最大震度６弱を記録する地震が発生したため、情報収集を実施。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：八雲分屯基地ホームページ、三沢基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings9,’16、MAMOR vol.155

　＜第２３高射隊（２０１５年）＞：第６高射群隷下で、八雲分屯基地に置かれている。総括班、射撃小隊、整備小隊、管理小隊からなり、ペトリオットを装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２３護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1972年11月25日、第２護衛隊群隷下に新編され、DD-115あさぐも、DD-119あおくもが配備された。1974年7月24日、DD-120あきぐもが配備された。1982年3月27日、第２護衛隊群から第４護衛隊群隷下に移った。1990年1月31日、第４護衛隊群から地方隊隷下に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第２３護衛隊（１９７８年）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保にある。DD-115あさぐも、DD-119あおくも、DD-120あきぐもを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第２３護衛隊（２００１年４月１日）＞：佐世保地方隊隷下で、DD-127いそゆき、DD-128はるゆき、DD-132あさゆきを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２３根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和17年3月10日、マカッサルで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は熊本で、通称旭師団。昭和13年に編成され、隷下に３個歩兵連隊などを置いた。関東軍に編入された唯一の三単位師団である。半機械化の捜索隊、自動車編成の野砲兵連隊と輜重兵連隊を隷下に置き、機械化師団と呼ばれていたが、他は全て徒歩か馬だった。太平洋戦争時、隷下に歩兵第64・第71・第72連隊などを置いていた。昭和19年後半、第14方面軍の隷下にあった。捷一号作戦ではリンガエンに上陸したアメリカ軍の迎撃にあたった。参考：帝国陸海軍事典、月刊丸3,’90、歴史群像8,’11、比島決戦

＜第２３設計戦艦＞：ソビエツキー・ソユーズ級を参照。

＜第２３潜水艦＞：呂13を参照。参考：帝国陸海軍事典

＜第２３飛行隊＞：航空自衛隊の訓練飛行隊。F-15J/DJへの転換訓練である戦闘機操縦（F-15）課程を専任する部隊であり、航空総隊でなく航空教育集団飛行教育航空隊の隷下にある。新田原基地に置かれており、部隊マークは宮崎県都井岬の野生馬と２本・３本の矢を組み合わせたデザイン。従来はT-4練習機からT-2高等練習機を経て第202飛行隊のF-15転換訓練に進んでいたが、T-2が退役したことにより、T-4の戦闘機操縦基礎課程を修了したらダイレクトにF-15DJでの訓練に入ることとなり、これを機に訓練専任部隊を発足させたものである。1999年8月3日、臨時飛行教育航空隊として新田原基地で創隊され、2000年10月6日、第202飛行隊と入れ替わる形で航空教育集団飛行教育航空隊隷下に新編された。2021年3月14日、F-15戦闘機２機が第305飛行隊F-15戦闘機２機と共に、宮崎県初のＪリーグ開幕戦が行われたユニリーバスタジアム新富上空をダイヤモンド隊形で飛行した。参考：月刊JWings6,’16、5,’19、10,’14、12,’15、1,’04、11,’12、4,’10、4,’11、7,’13、6,'21、月刊航空ファン1,’15

　＜第２３飛行隊（２０１５年）＞：飛行教育航空隊隷下で、新田原基地に置かれている。F-15J/DJ、T-4を装備する。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第２３飛行隊（２０２０年）＞：飛行教育航空隊隷下で、新田原基地にある。F-15J/DJ、T-4を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２３輸送艇隊＞：海上自衛隊の輸送艇隊。1972年12月21日、臨時沖縄基地派遣隊（後の沖縄基地隊）に編入された。参考：月刊世界の艦船5,’20

＜第２４海兵遠征隊＞

＜第２４海兵遠征隊（２０１４年）＞：第２海兵遠征軍の隷下で、VMM-261(Rein)と共にLHD-7イオージマに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第２４海兵航空群＞

＜第２４海兵航空群（２０１６年）＞：第１海兵航空団隷下で、ハワイに置かれている。MALS-24、MWSD-24、HMH-463、HMLA-367、VMM-268、VMR K-Bay、VMU-3を隷下に置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第２４空中機動旅団（イギリス、１９９７年）＞：航空連隊２個、歩兵大隊２個、砲兵中隊２個からなる。リンクス武装ヘリ48機、ガゼル偵察ヘリ24機、ピューマ輸送ヘリ18機、CH-47輸送ヘリ18機が配備されている。参考：月刊軍事研究7,’97

＜第２４駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和18年9月、第８根拠地隊隷下で、第37号駆潜艇、第38号駆潜艇、第39号駆潜艇が配備されていた。参考：小艦艇入門

＜第２４駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。大正7年4月1日、第２特務艦隊第15駆逐隊から改称されて創設された。駆逐艦桃、檜、樫、柳からなる。昭和17年2月27日、スラバヤ沖海戦に参加（山風、江風）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（海風、江風）。10月26日、南太平洋海戦に参加（海風、涼風、江風）。11月30日、ルンガ沖夜戦に参加（江風、涼風）。昭和18年7月5日、クラ湾夜戦に参加（涼風）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’13増刊、日本海軍艦隊総覧

　＜第２４駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第４水雷戦隊隷下、兵力部署では比島部隊第４急襲（護衛）隊所属で、駆逐艦海風、山風、江風、涼風を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、月刊世界の艦船9,’14

＜第２４航空軍（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍のサイバー戦担当航空軍。2009年8月、AFSPC隷下に新編された。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２４航空軍（２０１３年）＞：空軍サイバー・コマンド（Air Force Cyber Command）ともいう。サイバー・コマンドの隷下で、司令部はテキサス州ラックランドにある。隷下に第67ネットワーク戦団（テキサス州ラックランド）、第688情報作戦団（テキサス州ラックランド）、第689戦闘通信団（ジョージア州ロビンズ）を置く。参考：月刊軍事研究5,’13

＜第２４航空軍（２０１５年）＞：AFSPC隷下で、司令部はテキサス州サンアントニオ・ラックランド統合基地にある。第67サイバースペース航空団と第688サイバースペース航空団を隷下に置く。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２４航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和16年1月15日、千歳航空隊が配属された。昭和17年2月10日、第５航空隊が隷下に新編された。4月1日、第１航空隊が編入された。4月10日、隷下部隊が千歳空、第１航空隊、第14航空隊に、担当地域が南洋とマーシャル方面になった。昭和18年5月18日、第12航空艦隊隷下となった。11月24日、第281航空隊が編入された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン7,’19

　＜第２４航空戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第４艦隊隷下で、水上機母艦神威、特設艦船五州丸、千歳航空隊、横浜航空隊が配備されていた。兵力部署では南洋部隊航空部隊で、主力は東方空襲部隊、一部は西方空襲部隊を編成した。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、帝国陸海軍事典、日本海軍艦隊総覧、歴史群像8,’15

＜第２４航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。第22航空群隷下の艦載ヘリ部隊で、艦載されない時には大阪湾・瀬戸内海・近畿及び四国南方海上の防衛、沿岸警備、沿岸シーレーン確保、航空救難、民生協力などを行っている。小松島航空隊を改編して2008年3月26日に小松島航空基地で第22航空群隷下に創設された。2009年3月10日、1989年7月からの無事故飛行11万時間超達成により、防衛大臣から一級賞状を授与された。3月17日、小松島基地で小松島市消防本部と協同防火訓練を実施。5月28日0700頃、徳島県美波町沿岸で操業していた漁船が転覆して１人が行方不明となったため、1034に徳島県知事から隊司令に災害派遣要請があり、1105からSH-60Jヘリ１機で捜索を開始。5月29日もSH-60Jヘリ２機で継続したが見つからず、1730に撤収要請を受け撤収した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。1610、SH-60J３機を飛行させて情報収集や救難などにあたっていた。7月5日1918に発生した和歌山県北部を震源とする震度５強の地震を受け、航空機による情報収集を行った。7月6-7日、飛行幹部候補生４名が100キロ行進を実施。起伏のあるコースを30時間で踏破した。2012年1月5日、SH-60Jヘリ６機で初飛行訓練を実施。9月21日、小松島飛行場管制所が航空管制無事故30万回を達成。10月29日、小松島運航班が３級賞状を授与された。2013年1月6日、初飛行訓練を実施。4月13日0533頃、兵庫県淡路島付近を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生し、震度６弱を観測したため、0546から情報収集を行った。10月15日、徳島駐屯地医官の管理下に医務室を４年振りに再開した。2014年1月5日、初訓練飛行を実施。2015年1月23日、ソマリア沖海賊対処行動水上部隊派遣隊員の帰国行事を実施。2016年1月7日、初飛行訓練を実施。1月24日、新隊員が徳島市で新町川寒中水泳大会に参加。10月21日に発生した鳥取県中部地震の災害派遣に参加。12月7日に墜落したVMFA-115所属F/A-18C+のパイロット捜索に参加。2017年4月15日、徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はるフェスタ開幕式で祝賀飛行を実施。5月23日1000、広島湾でSH-60Jヘリ２機がDDH-184かがに初着艦した。6月15-16日、飛行幹部候補生鍛錬行事の一環として、幹部候補生ら17名が100キロお遍路行軍を実施。2018年4月21-22日、徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はる・フェスタで祝賀飛行を行った。6月18日に発生した大阪北部地震の災害派遣に参加。12月6日に発生したF/A-18DとKC-130Jの墜落事故の捜索救助に関する災害派遣に参加。2019年4月20-21日、徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はる・フェスタ2019で祝賀飛行を行った。10月2日、隊員５名が空自浜松基地を訪問し、浜松救難隊と救命装備品及び救難要領の相互研修を行った。2021年1月6日、SH-60Jヘリ３機で初フライトを実施。5月27日に衝突事故で沈没した貨物船白虎の乗員捜索の災害派遣に参加。10月29日、小松島市と大規模災害時における緊急避難場所等に関する協定を締結した。2022年1月6日、SH-60Jヘリ３機で初飛行訓練を実施。4月20-21日に徳島市藍場浜公園で開催されたはな・はる・フェスタ2019の開幕式で祝賀飛行を行った。2023年2月17日、SH-60Kヘリが初配備された。参考：月刊JWings6,’11、7,’13、8,'21、MAMOR vol.86、vol.114、vol.140、月刊航空ファン1,’17、2,’17、2,’19、月刊世界の艦船4,’21、5,'23、朝雲

＜第２４航空隊（２０１０年）＞：第22航空群隷下で、小松島に置かれている。隷下に第241飛行隊（SH-60J）、第241整備補給隊、小松島航空基地隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２４航空隊（２０１５年）＞：第22航空群隷下で、小松島に置かれている。第241飛行隊（SH-60J）、第241整備補給隊、小松島航空基地隊を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２４航空隊（２０２０年）＞：第22航空群隷下で、小松島航空基地にある。SH-60Jを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２４高射隊＞：航空自衛隊の高射隊。1990年8月、長沼分屯基地で新編された。参考：長沼分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

　＜第２４高射隊（２０１５年）＞：第３高射群隷下で、長沼分屯基地に置かれている。ペトリオットを配備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊航空ファン4,’16

＜第２４護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２４護衛隊（２００１年４月１日）＞：舞鶴地方隊隷下で、DD-164たかつき、DD-165きくづきを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２４根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和17年2月5日、アンボンで編成された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は旭川で、通称山師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第22・第32・第89連隊を置いていた。昭和19年7月、第32軍の隷下に入り、8月5日に沖縄本島に到着した。昭和20年4月1日から沖縄戦に参加。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’17、比島決戦

＜第２４潜水艦＞：呂15を参照。

＜第２４戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。通商破壊戦を主任務とする戦隊で、特設巡洋艦愛国丸、報国丸を戦時編制発令と同時に徴用した。昭和16年11月15日、呉を出撃。12月13日、アメリカ商船ブインセン（6120トン）を撃沈。昭和17年1月2日、アメリカ商船マラヤ（6000トン）を撃沈。2月4日、トラックに入港。2月14日、呉に帰投。5月8日、インド洋でオランダ油槽船ゼノアを拿捕した。参考：写真集日本の小艦艇

　＜第２４戦隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は連合艦隊隷下、兵力部署では連合艦隊通商破壊隊で、特設巡洋艦報国丸、愛国丸、清澄丸を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典、

＜第２４歩兵師団＞：アメリカ陸軍歩兵師団、ニックネームはVictory Division。1979年10月に機械化され、即応展開部隊とラウンドアウト師団に指定されて第18空挺軍団唯一の重装備師団として配属された。1990-91年、湾岸戦争に参加。参考：月刊グランドパワー3,’95、月刊軍事研究12,’08

　＜第２４歩兵師団（機械化）デザート・シールド作戦時＞：第１・第２戦闘旅団、第24航空旅団、第41野戦砲兵連隊（機甲）、第13野戦砲兵連隊Ａ中隊、第５野戦防空砲兵連隊（機甲）、第３戦闘工兵大隊（機甲）からなる。また、ジョージア州兵第48歩兵旅団が増強される予定だったが、訓練中に旅団長が更迭されるなど訓練不足が目立ったため、代わりに独立第197歩兵旅団（機械化）が第３戦闘旅団として配備された。装備はM-1/IPM-1戦車235両、M2/M3ブラッドレー220両など装甲戦闘車両1793両、装輪車両3500両、ヘリコプター90機などである。1990年8月10日に展開命令が発令され、8月13日から高速輸送艦T-AKR-293カペラ、T-AKR-291アルタイル、T-AKR-288ベラトリクス、T-AKR-292レギュラス、T-AKR-287アルゴール、T-AKR-294アンタレス、T-AKR-289デボネア、車両輸送船３隻によりサウジアラビアに向かった。主力は8月27日にサウジアラビアに到着、重装備も順次陸揚げされ、9月25日に輸送を終了した。現地で全ての戦車をM-1A1HA相当に改造した。機甲機動予備として第101空挺師団後方に配置された。1991年1月30日、偵察行動中にイラク軍電子戦陣地を発見。1月31日、AH-64Aアパッチ攻撃機で越境してこれを攻撃し、制圧した。参考：月刊グランドパワー3,’95、月刊軍事研究5,’08、6,’08

　＜第２４歩兵師団（機械化）デザート・セイバー作戦時＞：作戦開始時の兵力は25000名。M-1A1戦車249両、M-2/M-3ブラッドレイ218両、M113装甲車843両、M901自走対戦車ミサイル91両、M109自走砲90両、M110自走砲24両、MLRS36両、M163自走対空機関砲、スティンガー、AH-64A19機を含むヘリ90機などを装備しており、装輪車両数は6566両に達していた。隷下部隊は師団司令部、第１旅団（リバティ）、第２旅団（バンガード）、第197歩兵旅団（スレッジハンマー）、第13野戦砲兵連隊Ａ中隊、第５防空砲兵連隊第１大隊、第３工兵大隊、航空旅団、師団支援群で、第18空挺軍団から第212野戦砲兵旅団を増強されていた。作戦範囲は正面70km、縦深300kmで、前方140-200kmの地点にブラウン、レッド、グレーと名付けられた３つの攻撃目標が設定されており、左翼から独立第197歩兵旅団、第１旅団、第２旅団と並べて前進することにした。1991年2月19日、機甲威力偵察中隊を編成して国境付近の偵察を実施。2月23日夜、地雷原処理を実施。2月24日1300、左翼の第18空挺軍団、フランス第６軽機甲師団、第101空挺師団の攻撃が順調に進んだため、予定よりも５時間早く進撃を開始。1500、イラク領内30kmに設定されていた攻撃開始線を突破。日没までにイラク領内に80km進出した。夜間もGPSと赤外線暗視装置を活用して前進を続け、2月25日0000までに更に40km進出。0300から攻撃目標に対して突入を開始、イラク第７軍団第26・第31歩兵師団の防御陣地を蹴散らして数百名の捕虜を得、目標を確保した。その後は豪雨で砂漠が湿地帯のようになってしまい、前進に苦慮した。2月26日、第７軍団の前進と共に進撃を再開し、1206にユーフラテス川とチグリス川の交点西側にあるタリル空軍基地及びジャリバ空軍南東基地付近にある目標ゴールドの攻略命令が出た。ここにはイラク第７軍団第47歩兵師団、第９軍団第49歩兵師団、共和国親衛隊戦車軍団第６大統領警護自動車化歩兵師団、第50大統領警備特殊任務師団の１個旅団が４つの戦闘陣地（Battle Position）に分かれて布陣しており、左翼の第197歩兵旅団がBP101（タリル航空基地南東端）、中央の第１旅団がBP102（高速道路８号線上）、右翼の第２旅団がBP103（ジャリバ空軍基地南西）を担当して激戦となった。2000、第２旅団がBP103を占領。引き続きジャリバ空軍基地から数マイルの所にあるBP104を攻撃して深夜に占領した。第24歩兵師団は急速な進撃に燃料補給が間に合わず、一時は戦車の燃料が所定の20%以下（残り30分以下）まで低下したが、１個小隊あたりのエンジン起動戦車を１両のみとして燃料を節約、2月26日夜に補給を敢行し、2月27日早朝にかけて各防御陣地への攻撃を継続した。0110、第１旅団がBP102を制圧。野砲20門とトラック175両を破壊し、300名以上を捕虜とした。0430、第１旅団がBP101を占領。0500、第２旅団がジャリバ空軍基地の制圧のため攻撃準備射撃を開始、45分間に155mm砲弾1010発、203mm砲弾150発、227mmロケット弾139発を撃ち込み、仕上げにA-10攻撃機が１個戦車中隊を攻撃してイラク第49歩兵師団の防衛力を崩壊させた。その後、２個支隊がジャリバ空軍基地に突撃し、T-55戦車24両、装甲車13両、対空砲80門、戦闘機10機、ヘリ６機を破壊、600名以上の捕虜を得て1000までに占領した。1330、第197歩兵旅団がタリル航空基地への攻撃を開始。基地周囲には高さ6mの砂堤があり、適当な工兵装備が無かったため、ゲートから突入することにしたが、イラク側の守りはZSU-23-4シルカ４両程度だったため、M-1A1が瞬時に破壊して突破した。1430、バスラ方面から撤退しているかもしれないイラク軍を捕捉するため、FOBバイパーから飛び立った64機のアパッチが、バスラ北部の交戦地域トーマスに到達。ハワル・ハマル湖を越えて北に向かう２本の道路付近にいたヘリ４機、装甲車14両、自走多連装ロケットランチャー８両、トラック56両、SA-6自走対空ミサイル２両、対空砲４門を破壊したが、ハムラビ戦車師団を初めとする機甲部隊はここまで退却しておらず、戦車などの撃破は無かった。1730、第197歩兵旅団はT-55戦車２両、戦闘機６機、輸送機１機、ヘリ３機を破壊してタリル航空基地を占領。基地内に集積されていた大量の鹵獲兵器（戦闘機19機、装甲車10両、対空火器490門、トラック341両、野砲・迫撃砲124門、対戦車火器4986門、小火器200500丁、弾薬バンカー165カ所、弾薬集積所45カ所）の破壊を後続の第82空挺師団第３旅団に任せ、2月27日午後から進撃方向を東に向けて共和国親衛隊の捕捉に向かっていた師団本隊と合流すべく進撃した。師団はバスラに向け高速道路８号線を時速64kmで進み、ジャリバ航空基地の東でイラク軍兵站基地を制圧、5000名を捕虜として深夜にはバスラまで80kmの地点に到達。1800から2月28日0500にかけてバスラ前面のイラク軍へ攻撃準備射撃を実施。師団はバスラ西48kmに到達し、0500からバスラに総攻撃を行う予定だったが、停戦となった。作戦中に燃料2400000ガロン（9085キロリットル）、水375000ガロン（1420キロリットル）、弾薬16740トンを消費した。3月2日、ルメイラ油田北部でバスラから撤退中の共和国親衛隊ハムラビ戦車師団から攻撃を受けたため、直ちに反撃して撃退した。参考：月刊グランドパワー4,’95、月刊軍事研究8,’09、11,’09、1,’10、2,’10

＜第２５軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和16年11月6日、南方軍隷下に新編された。司令官は山下奉文中将で、マレー及びシンガポール攻略を担当する。隷下に近衛師団、第５師団、第18師団、第３戦車団、独立速射砲隊、野戦重砲兵第３連隊、野戦重砲兵第18連隊、野戦重砲兵第21大隊、独立山砲兵第３連隊、独立臼砲第14大隊、第17野戦防空隊、野戦高射砲第33大隊などを置く。昭和19年3月、第７方面軍の隷下に入った。参考：歴史群像4,’16、太平洋海戦史

　＜第２５軍（昭和１９年後半）＞：第７方面軍隷下で、近衛第２師団、第４師団からなる。参考：比島決戦

＜第２５航空軍（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の航空軍で、戦略偵察を担当する。元は空軍情報監視偵察局隷下の戦略偵察部隊で、2014年10月1日に改編されてACC隷下に創設された。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２５航空軍（２０１５年）＞：航空戦闘軍団ACC隷下で、サン・アントニオ−ラックランド統合基地に置かれている。第９偵察航空団（U-2S、RQ-4B、MC-12W）、第55航空団（OC-135B、RC-135S/U/V/W、WC-135C/W、TC-135W、E-4B）、情報監視偵察航空団３個を隷下に置く。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第２５航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和17年4月10日に新編され、第４航空隊、台南航空隊、横浜航空隊が編入された。担当地域は南東方面、ソロモン諸島、東部ニューギニアである。昭和18年9月1日、第253航空隊が編入された。10月、ろ号作戦に参加（第251・第253・第702・第751航空隊）。昭和19年5月5日に解隊された。11月15日、第203航空隊が編入された。12月25日、第343航空隊が編入された。昭和20年4月1日、第203航空隊が第５航空艦隊に転出した。5月5日、第343航空隊が第５航空艦隊に転出した。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊航空ファン7,’19、日本海軍戦闘機隊、歴史群像8,’15

＜第２５航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。2008年3月26日に大湊航空隊を改編して大湊航空基地で創設され、第21航空群隷下となった。2009年12月15日、SH-60Jヘリ8242号機の除籍セレモニーを実施。司令と先任伍長が献酒し、記念撮影を行った。2010年2月6日、むつ市ボランティアセンターが実施した除雪活動に参加。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月13日0951、UH-60Jで片岸町室浜海岸から被災者９人を県立釜石病院に搬送。1030、UH-60Jで片岸町室浜海岸から被災者11人を県立釜石病院に搬送。1603、UH-60JとSH-60Jで白浜小学校から被災者139人を釜石市民病院まで搬送。2151、ヘリで被災者140人を釜石市民体育館に搬送。3月14日、孤立住民などの捜索救難を実施。3月26日1905、被災地周辺を飛行して捜索救難を行った。3月27日1012、捜索救難のため被災地周辺をヘリで飛行。3月30日1409、ヘリで捜索救難活動を実施。3月31日1323、被災地周辺を飛行して捜索救難を行った。4月8日0805、ヘリで津軽海峡から岩手沿岸の地震被害を調査した。1643、ヘリで被災地沿岸の行方不明者捜索を実施。4月9日1857、ヘリ１機で余震の状況偵察を実施。4月10日0659、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月13日0849、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月14日0730、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。6月23日、岩手県沖を震源とする震度５弱の地震が発生したため、航空機で情報収集を行った。2012年1月5日、平成24年の初飛行訓練を実施。2月2日1930、SH-60Jヘリ１機で車両500台以上が立ち往生した国道279号の情報収集を実施。2月8日0915頃、吹雪の中を大湊航空基地の滑走路北側で低高度飛行訓練（エアタキシング訓練）中だったSH-60Jと無線で連絡が取れなくなった。0920、航空救難部署を発動。0926、事故機が横転しているのを視認し、事故機収容部署を発動した。0930、乗員の生命に別状の無い事を確認。0944、航空救難部署を復旧。0945、海上幕僚監部に事故調査委員会を設置した。0953、乗員３名を大湊衛生隊に搬送。１名が軽傷を負っていた。事故原因は機長が気象条件の悪い中で飛行したこと、バーティゴに陥ったまま着陸しようとしたこと、飛行計器を活用したエアタキシングを行わなかったこと、飛行指揮が不適切だったこと、訓練実施条件の規定が無かったこと、管制用語が不適切でエアタキシーと管制塔に報告しながらホバリング訓練を行っていたことである。4月15日1105頃、近海練習航海部隊の出港を見送るため高度4.5-6mの低空を速度75kmで展示飛行（ローパス）していたSH-60Jヘリ１機が、DD-130まつゆきのヘリ格納庫左舷にメインローターを接触させてしまい、大湊航空基地の南西30kmの陸奥湾に墜落した。TV-3508かしま、TV-3513しまゆき、DD-130まつゆき、DD-112まきなみ、DD-153ゆうぎり、DD-156せとぎり、DD-155はまぎり、DE-231おおよど、PG-825わかたか、PG-827くまたか、MSC-680ながしま、MSC-679ゆげしま、MSC-678とびしま、AMS-4302すおう、水中処分母船YDT-02、UH-60Jヘリ１機、SH-60Jヘリ数機が捜索にあたり、乗員７名のうち６名が1120までに救助（１名が脊椎骨折などの重傷、２名が軽傷、３名が無傷）されたが、機長が行方不明となった。1706頃、掃海艇ながしまが海底でSH-60Jの機体を発見し、1803に事故機であると確認した。4月16日0600頃、潜水員が墜落した機体から1-2mの水深50mの海底で機長を発見、0727に収容されたが、0837に大湊病院で死亡が確認された。4月19日、殉職した機長の部隊葬が大湊基地で行われた。4月20日1030頃、事故機が民間サルベージ会社により引き揚げられ、大湊航空基地に搬送された。8月29日（28日？）、事故の主要因は機長の判断不適切、錯誤及び指示不足、ローパス・ローアプローチに関する概念の未形成、飛行指揮の不適切にあるという海自事故調査委員会の調査結果が出された。2014年8月29日、障子山山頂に設置している気象レーダーがＸバンドレーダー（観測範囲240km）に換装されたことに伴い、落成式を実施した。2015年1月7日（8日？）、初訓練飛行を実施。2月17日1346、岩手県沖を震源とするマグニチュード5.7・最大震度５強の地震が発生したため、SH-60ヘリ１機で情報収集を実施。2016年1月7日、初飛行訓練を実施。6月7日から8月23日、SH-60Jヘリ１機でリムパック2016に参加。6月16日1421頃、函館市で最大震度６弱を記録する地震が発生したため、SH-60ヘリ１機で情報収集を実施。8月8日0400頃、北海道松前沖で１人の乗った小型船が行方不明になったため、SH-60ヘリ２機で海自第73航空隊大湊航空分遣隊及び空自千歳救難隊と共に捜索し、8月9日1342に撤収した。2017年1月6日、初飛行訓練を実施。5月15日に墜落した北部方面航空隊LR-2連絡偵察機の捜索に参加。8月26日2248頃、DD-156せとぎりに夜間発着艦訓練中のSH-60Jヘリ１機が機器修正作業の際にバランスを崩して青森県竜飛埼西南西50海里の日本海に不時着水する事故を起こし、乗員４名のうち航空士１名が機体右後方窓から脱出して無傷で救助されたが、残る３名が行方不明になった。同日、フライト・データ・レコーダを回収。8月27日0030、海幕に監察官をトップとする事故調査委員会を設置。1115、レドームの一部を回収。1500、テイルローターブレードや機体上下部の部品を回収。8月28日0830、メインローターブレードを回収。9月7日、海幕が事故原因を公表。整備記録、飛行前点検、フライト・データ・レコーダを解析した結果、当該機は夜間発着艦訓練を行うため8月26日2233にDD-156せとぎりを発艦したが、母艦の磁気の影響で方位指示器に大きな誤差があったことから、母艦から離れて2248に機長が復旧操作として姿勢方位基準装置のサーキットブレーカーを切ったところ、自動操縦装置の姿勢保持機能が低下して機首上げの姿勢になり、搭乗員全員が機器の復旧に傾注していたため気付くのが遅れ、機長が姿勢を戻そうと操縦桿を操作したものの間に合わず、海に落ちたと判明した。海幕は人的要因による事故であり機体に問題は無いとして9月8日以降SH-60Jの飛行を再開すると発表している。9月16日朝の段階でも機体と乗員は発見されておらず、9月24日まで調査船深海丸の自律型無人潜水艇AUVによる海底捜索を行ったが、見つからなかった。10月16日、海自の委託を受けた民間サルベージ会社が事故現場付近の海底（水深2600m）を捜索中に機体らしきものを発見し、遠隔操作式無人潜水機により事故機であることを確認した。台風の通過を待ち、10月26日2140、民間サルベージ会社の台船が竜飛岬西南西50海里・水深2600mの海底から事故機を揚収した。機内から機長と副操縦士の遺体を発見したが、残る航空士１名は発見できず、行方不明者家族の了承を得て10月27日1200に捜索を終了した。11月11日、大湊航空基地でSH-60J事故殉職隊員３名の部隊葬を実施。2018年4月25日、むつドライブインで大湊海自カレー再認定審査会を実施し、店長に認定証を手渡した。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2019年2月21日2122頃、北海道胆振地方中東部を震源とする最大震度６弱の地震が発生したため、SH-60ヘリで情報収集を行った。4月23-24日、DD-120しらぬいにSH-60Kヘリを初搭載した。6月18日2222に発生した山形県沖を震源とする最大震度７の地震でSH-60ヘリによる情報収集活動を実施。2020年2月29日、青森県下北郡沖12kmでベリーズ船籍の貨物船グオ・シン・ワン（1989トン、乗員14人）と日本漁船第８富丸（138トン、乗員15人）が衝突して貨物船が転覆し、外国人乗組員1人は近くの船に救助されたが13人が行方不明になったため、3月1日0520に第２管区海上保安本部長から第21航空群司令に捜索救助の災害派遣要請が出され、0555にSH-60Kヘリ１機が大湊航空基地を離陸、0610頃に現場海域に着いて捜索を開始した。3月3日1845に第２管区海上保安本部から撤収要請を受けて捜索を終了した。12月9日、隊員20名で夜間消火訓練を実施。12月1日、除雪隊を結成。2021年3月19日、除雪隊解散式を実施。2022年3月3-6日に行われた第93回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技に出場し、男子インディビジュアル（競技銃）の部と男子レーザー銃リレー（一般銃）の部で優勝した。3月16日2336頃、福島県沖を震源とする最大震度６の地震が発生したため、SH-60Kヘリで情報収集を行った。参考：月刊丸12,’10、MAMOR vol.52、月刊航空ファン6,’11、1,’18、朝雲、月刊世界の艦船4,’12、6,’12、9,'17、11,’17、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、月刊JWings4,’12、8,’12、11,’12、5,’15、9,’16、1,’18、11,’18、5,’19、9,’19、5,’20、6,'22、JShips VOL.70

＜第２５航空隊（２０１０年）＞：第21航空群隷下で、大湊に置かれている。隷下に第251飛行隊（SH-60J）、第251整備補給隊、大湊航空基地隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第２５航空隊（２０１５年）＞：第21航空群隷下で、大湊に置かれている。第251飛行隊（SH-60J）、第251整備補給隊、大湊航空基地隊を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第２５航空隊（２０２０年）＞：第21航空群隷下で、大湊航空基地にある。SH-60K、SH-60Jを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第２５号駆逐艦＞：卯月（２代目）を参照。

＜第２５護衛隊（２００１年４月１日）＞：大湊地方隊隷下で、DD-121ゆうぐも、DE-233ちくまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２５師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は大阪で、通称国師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第14・第40・第70連隊などを置いていた。昭和19年後半、第５軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第２５潜水艦＞：呂51を参照。

＜第２５歩兵師団（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍の歩兵師団。1941年12月の太平洋戦争勃発を受けてハワイで新編された。1942年12月、ガダルカナル島に進出。2004年、第３旅団が歩兵旅団戦闘団に改編された。2006年8月から2007年9月、第３歩兵旅団戦闘団がイラクに派遣された。2016年8月29日から9月21日、饗庭野演習場と今津駐屯地でオリエント・シールド2016に参加。2017年9月8-25日、オリエント・シールド2017に参加。2018年5月28日から6月30日、第４歩兵旅団戦闘団空挺職種110名と第１ストライカー旅団戦闘団120名がアークティック・オーロラ演習に参加。2019年1月13日、第１空挺団平成31年降下訓練始めに参加。2月4-26日、第１ストライカー旅団戦闘団基幹の4500名がカリフォルニア州ナショナル・トレーニング・センターで陸自第７師団第72戦車連隊基幹の390名との実動訓練に参加。2021年12月1-13日、ヤマサクラ81に参加。2023年8月27日から9月13日、多国間演習スーパー・ガルーダ・シールド23に参加。参考：月刊軍事研究8,’13、月刊丸3,’14、朝雲

　＜第２５歩兵師団（２０１３年）＞：太平洋陸軍隷下の常備モジュラー師団で、ハワイのスコフィールド・バラックスに置かれている。司令部／司令部付大隊、第１ストライカー旅団戦闘団、第２ストライカー旅団戦闘団、第３歩兵旅団戦闘団、第４歩兵旅団戦闘団、第25戦闘航空旅団などからなる。参考：月刊軍事研究8,’13

＜第２６海兵遠征隊＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征隊。2018年3月、LHD-7イオージマに搭載されてイスラエル軍との共同演習ジュニパー・コブラに参加。参考：月刊軍事研究6,’18

＜第２６海兵遠征隊（２０１４年）＞：第２海兵遠征軍の隷下で、VMM-266(Rein)と共にLHD-3キアサージに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第２６海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-26と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第２６海兵航空群（２０１４年）＞：第２海兵航空団隷下で、ニューリバー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-26、VMM-162、VMM-261、VMM-263、VMM-264、VMM-266、VMM-365、VMMT-204を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第２６海兵航空群（２０１６年）＞：第２海兵航空団隷下で、ニューリバー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-26、VMM-162、VMM-261、VMM-263、VMM-264、VMM-266、VMM-365、VMMT-204を置く。また、活動停止中のVMFA-212が2019会計年度にVMM-212に改編される予定。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第２６警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1961年、第26警戒隊から改編されて創設された。1982年、J/FPS-2Aの運用を開始。2000年、第26警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ

＜第２６警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。元は1955年に根室分屯基地に移駐した北部訓練警戒隊第２中隊で、1961年に第26警戒隊に改編された。同年、第26警戒群に改編された。2000年、第26警戒群から改編されて再編された。J/FPS-2Aを運用する。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、月刊JWings8,’14

　＜第２６警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、根室分屯基地に置かれている。J/FPS-2Aを運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第２６航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和17年4月10日に新編され、第６航空隊、三沢航空隊、木更津航空隊が隷下に入った。担当地域は本土方面と内南洋である。昭和18年10月、ろ号作戦に参加（第201・第204・第501・第582航空隊）。昭和19年2月1日、第301航空隊が編入された。2月20日、第301航空隊が第22航空戦隊に転出した。3月4日、第501航空隊が編入された。7月10日、第501航空隊が解隊された。10月15日、司令官の有馬正文少将が戦死。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊航空ファン7,’19、ラバウル航空戦、日本海軍戦闘機隊、歴史群像8,’15

＜第２６工場＞：北朝鮮北部の慈江道江界市の近くにある地下軍事工場で、別名江界地下要塞。２万人が働いているといわれ、各種ミサイル、ロケット、魚雷、機雷、地雷などを生産しているという。参考：月刊軍事研究1,’05

＜第２６護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。第39護衛隊から改編されて創設された。参考：佐世保地方隊ホームページ

＜第２６護衛隊（２００１年４月１日）＞：佐世保地方隊隷下で、DE-231おおよど、DE-232せんだい、DE-234とねが配備されていた。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は名古屋で、通称泉師団。昭和12年に新編された。騎兵連隊のかわりに捜索隊（装甲車１個中隊を持つ）を置いた日本陸軍初の師団である。太平洋戦争時、隷下に独立歩兵第11・第12・第13連隊などを置いていた。昭和19年7月28日、第14方面軍の隷下に入った。8月8日、ヒ71船団に搭載されてフィリピンに向かったが、途中でアメリカ潜水艦群ウルフ・パックの襲撃を受けて7000名以上と兵装全てが輸送船と共に海に沈み、残る3000名が身一つでフィリピンに上陸する羽目になった。捷一号作戦ではアメリカ軍のリンガエン上陸を受けて一部をプンカンに配置し、持久戦を行った。参考：帝国陸海軍事典、月刊丸3,’90、歴史群像8,’11、護衛空母入門、比島決戦

＜第２６潜水艦＞：呂52を参照。

＜第２６潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和16年12月8日の太平洋戦争開戦時にはクェゼリン基地にあり、昭和16年12月11日からウェーク島攻略戦に参加。参考：歴史群像6,’08、月刊世界の艦船6,’83

　＜第２６潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制でも兵力部署でも第７潜水戦隊隷下で、呂60、呂61、呂62潜水艦を配備する。参考：日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第２７駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和17年4月下旬からMO作戦（有明、夕暮、白露、時雨）に参加。5月6日、珊瑚海海戦に参加（有明、夕暮、白露、時雨）。6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（夕暮、白露、時雨）。8月11日、柱島を出撃。8月17日、トラックに到着。8月21日、トラックを出撃してガダルカナルに向かった。8月24日、第２次ソロモン海戦に参加（有明、夕暮、白露、時雨）。11月13日、第３次ソロモン海戦に参加（夕暮、白露、時雨）。昭和18年8月6日、ベラ湾夜戦に参加（時雨）。8月17日、ベラ・ラベラ沖海戦に参加（時雨）。10月6日、ベラ・ラベラ島沖夜戦に参加（時雨、五月雨）。昭和19年10月22日、比島沖海戦に参加（時雨）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊世界の艦船9,’14、日本海軍艦隊総覧

　＜第２７駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第１水雷戦隊隷下、兵力部署では第１艦隊隷下で、駆逐艦有明、夕暮、白露、時雨を配備する。参考：月刊世界の艦船9,’14、帝国陸海軍事典、日本海軍艦隊総覧

＜第２７軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。参考：比島決戦

　＜第２７軍（昭和１９年後半）＞：第５方面軍隷下で、第42師団、第91師団、独立混成第43旅団、独立混成第69旅団、海上機動第１旅団からなる。参考：比島決戦

＜第２７警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1961年、東部訓練警戒隊から改編されて大滝根山分屯基地で創設された。1972年、J/FPS-1の運用を開始。1994年、J/FPS-1をJ/FPS-3に換装した。2008年、J/FPS-3をJ/FPS-3改に更新した。2011年12月16日、福島県知事から感謝状が贈呈された。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、朝雲

　＜第２７警戒群（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、大滝根山分屯基地に置かれている。群本部、監視管制隊、通信電子隊、基地業務隊からなる。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２７航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和18年5月18日、第12航空艦隊隷下となり、第281航空隊が編入された。11月24日、第281航空隊が第24航空戦隊に転出した。昭和19年2月20日、４個航空隊を隷下に置いて北海道と千島方面の防衛を担当することになり、第252航空隊が編入された。6月15日、あ号作戦発動に伴い、決戦予備兵力となった。午後にアメリカ機動部隊の小笠原空襲で硫黄島の航空戦力が壊滅したため、横須賀航空隊と共に八幡空襲部隊として硫黄島への展開が下命された。しかし航空機が揃わず準備が遅れ、マリアナ沖海戦敗北で八幡空襲部隊は硫黄島派遣隊に名称変更されている。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン5,’17

＜第２７号駆逐艦＞：皐月（２代目）を参照。

＜第２７護衛隊（２００１年４月１日）＞：大湊地方隊隷下で、DE-226いしかり、DE-227ゆうばり、DE-228ゆうべつを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第２７根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和19年7月10日、南西方面艦隊に編入された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、通称極師団。昭和13年6月に新編された。7月25日から日華事変武漢作戦に参加。10月17日、富水渡河作戦を実施。11月9日、通城を占領。同月の武漢作戦終了を受け、天津に展開した。昭和14年8月、天津大水害で災害派遣を実施。9月、支那派遣軍の隷下に入った。太平洋戦争開戦時、隷下に支那駐屯歩兵第１・第２・第３連隊などを置き、天津のイギリス租界を制圧した。昭和17年3月、冀東道で共産軍掃討作戦を開始。昭和18年6月、錦州に移駐。昭和19年3月、北支那方面軍の隷下に入った。4月17日から第12軍の指揮下で大陸打通作戦（コ号作戦、ト号作戦）に参加。昭和19年9月、第20軍の隷下に入り、江西省のアメリカ航空基地制圧作戦に参加。昭和20年1月15日、一号作戦第三期作戦を開始。1月28日、遂川飛行場を占領。2月6日、贛州を占領。3月、第23軍の指揮下に入り、支那駐屯歩兵第２連隊のみ贛州に配置して残りは広東省曲江に移動。4月、第６方面軍の霊歌に入った。5月上旬、恵州に進出。5月29日、恵州を出発して山東省済南に向かった。8月17日夕方、停戦命令を受領。8月19日、九江に到達。その後無錫で国民党軍に武装解除された。10月10日、戦没将兵慰霊祭を実施。昭和21年に復員したが、師団長２名が戦犯としてシンガポールで処刑されている。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、歴史群像4,’18

＜第２７潜水艦＞：呂53を参照。

＜第２７潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和16年12月11日、ウェーク島第１次攻略戦に参加。攻略失敗後にクェゼリンに帰投を命じられたが、呂66潜水艦が命令を受信できず、第２次攻略戦支援のため投入された第26潜水隊の呂62に衝突され、隊司令らが死亡した。参考：歴史群像6,’08、月刊世界の艦船6,’83

　＜第２７潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第７潜水戦隊隷下、兵力部署では南洋部隊ウェーク島攻略部隊所属で、呂65、呂66、呂67潜水艦を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第２７戦闘攻撃飛行隊＞：VFA-27を参照。

＜第２７戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍戦闘飛行隊、別名ファイティング・イーグルス（Fighting Eagles）。1917年6月15日、キャンプ・ケリーで第27飛行隊として創設された。第27追撃飛行隊と改称されて第二次大戦欧州戦線に参加、終戦後はアメリカ本土に戻った。1950年、第27戦闘迎撃飛行隊に改称された。1971年7月、第27戦術戦闘飛行隊に改称された。1975年、ラングレー空軍基地に移動し、F-15を配備した。1991年11月、第27戦闘飛行隊に改称された。2005年5月、F-22Aの受領を開始し、F-22A実戦飛行隊に改編された。2014年9月23日、UAEアル・ダフラ基地の第380遠征航空団第27遠征戦闘飛行隊に派遣していたF-22Aブロック35／インクリメント3.1がシリア領内のイスラム国施設を爆撃した。2022年7月9-29日、ネリス空軍基地でレッドフラッグ22-3に参加。参考：月刊JWings12,’12、10,'22、月刊航空ファン1,’15

＜第２７特殊作戦航空団（２０１８年）＞：AFSOC隷下で、キャノン航空基地に置かれている。隷下に第27特殊作戦群（MQ-9A装備第３特殊作戦飛行隊、MC-130J装備第９特殊作戦飛行隊、AC-130J/W装備第16特殊作戦飛行隊、CV-22B装備第20特殊作戦飛行隊、MQ-9A装備第33特殊作戦飛行隊、U-28A装備第318特殊作戦航空隊などからなる）などを置く。参考：月刊航空ファン7,’18

＜第２８駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第12戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第２８軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。参考：比島決戦

　＜第２８軍（昭和１９年後半）＞：ビルマ方面軍隷下で、第２師団、第54師団、第55師団からなる。参考：比島決戦

＜第２８警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1961年7月、網走分屯基地で新編された。1979年11月、AN/FPS-6Sの運用を開始。1980年3月、AN/FPS-20Sの運用を開始。2000年3月、第28警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ

＜第２８警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。元は第28警戒群で、2000年3月に改編されて網走分屯基地で創設された。2003年9月、AN/FPS-6S/-20Sの運用を終了。2004年7月、J/FPS-4の運用を開始。2019年5月18日、隊員と家族計21人が網走市植樹祭に参加。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第２８警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、網走分屯基地に置かれている。J/FPS-4を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２８号駆逐艦＞：水無月（２代目）を参照。

＜第２８根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の根拠地隊。昭和19年5月1日に編成され、第４南遣艦隊に編入された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第２８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、通称豊師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第３・第30・第36連隊などを置いていた。昭和19年7月、第32軍の隷下に入り、7月下旬までに宮古島に到着した。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’17、比島決戦

＜第２８潜水艦＞：呂54を参照。

＜第２８潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第２８潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第５潜水戦隊隷下で、伊59、伊60を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本潜水艦物語、日本海軍艦隊総覧

＜第２８爆撃航空団＞：アメリカ空軍の爆撃航空団。2002年、第８航空軍から第12航空軍隷下に移った。2015年10月1日、第12航空軍から第８航空軍隷下に移った。2020年7月17日、B-1B爆撃機１機（２機？）が日本海と九州西方空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。7月27日、B-1B爆撃機１機が日本周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。8月7日、B-1B爆撃機１機が日本海及び沖縄周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。9月10日、B-1B爆撃機２機が日本海、東シナ海、沖縄周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。9月30日、B-1B爆撃機２機が日本海、東シナ海、沖縄周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。12月4日、B-1B爆撃機１機が日本海・東シナ海・沖縄周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。12月16日、B-1B爆撃機２機が日本海・東シナ海・沖縄周辺空域で航空自衛隊との共同訓練に参加。2022年11月19日、九州北西で日米共同訓練に参加。B-1B爆撃機２機が第８航空団F-2戦闘機５機と各種戦術訓練を行った。2023年1月10日、沖縄周辺空域で日米共同訓練に参加。B-1B爆撃機２機が、第９航空団F-15戦闘機２機及び南西航空警戒管制団と、各種戦術訓練を行った。3月2日、日米共同訓練に参加。B-1B爆撃機１機が、第35戦闘航空団F-16戦闘機４機、第18航空団KC-135空中給油輸送機１機と共に、第３航空団F-35A戦闘機４機、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と、日本海上で各種戦術訓練を行った。3月3日、日米共同訓練に参加。B-1B爆撃機１機が、第３航空団F-35A戦闘機４機、第６航空団F-15戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と、日本海上で各種戦術訓練を行った。参考：月刊航空ファン11,’17、月刊JWings2,'23、4,'23、5,'23、朝雲

＜第２８爆撃航空団（２０１３年）＞：第12航空軍隷下のB-1B正式訓練部隊（FTU）で、司令部はサウスダコタ州エルズワースにある。隷下に第28作戦群第34爆撃飛行隊（B-1B）、同第37爆撃飛行隊（B-1B）、同第432攻撃飛行隊（MQ-9）、同第28作戦支援隊、第28整備群、第28医療群、第28任務支援群を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第２８歩兵師団＞：アメリカ陸軍の歩兵師団。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第２８歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、ペンシルベニア州軍の隷下にある。師団司令部／司令部付大隊、第２歩兵旅団戦闘団、第55機甲旅団戦闘団、第56ストライカー旅団戦闘団、第28戦闘航空旅団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第２９海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-29と略す。ニックネームはWar Eagles。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第２９海兵航空群（２０１４年）＞：第２海兵航空団隷下で、ニューリバー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-29、HMH-366、HMH-461、HMH-464、HMLA-167、HMLA-269、HMLA-467、HMHT-302、MWSS-274を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第２９海兵航空群（２０１６年）＞：第２海兵航空団隷下で、ニューリバー海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-29、HMH-366、HMH-461、HMH-464、HMLA-167、HMLA-269、HMLA-467、HMHT-302、MWSS-274を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第２９駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和16年11月29日、トラックを出港。12月3日、ルオットに到着。12月8日、ウェーク島攻略作戦のため追風、疾風がルオットを出撃。また、マキン島攻略のため朝凪と夕凪を別行動させた。12月10日からウェーク島第一次攻略作戦に参加（追風、疾風）。疾風が砲撃を受けて沈没した。12月22日からウェーク島第二次攻略作戦に参加（追風、朝凪、夕凪）。昭和17年1月17日、Ｒ作戦参加のためメレヨン島を出撃。3月5日、SR作戦のためラバウルを出港。7月10日、第６水雷戦隊が解隊されたため、第２海上護衛隊に編入された。参考：月刊世界の艦船6,’83

　＜第２９駆逐隊（昭和９年）＞：第１水雷戦隊隷下で、駆逐艦追風、疾風、朝凪、夕凪を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２９駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第６水雷戦隊隷下で、駆逐艦追風、疾風、朝凪、夕凪を配備する。兵力部署では第６水雷戦隊隷下で、駆逐艦追風、疾風を配備する（朝凪と夕凪は欠）。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第２９軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年3月、第７方面軍の隷下に入った。10月下旬、海軍に代わってアンダマン諸島とニコバル諸島の統一指揮を執る事となった。参考：太平洋海戦史

＜第２９軍（昭和１９年後半）＞：第７方面軍隷下で、第94師団、独立混成第95旅団からなる。参考：比島決戦

＜第２９警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1961年に奥尻島分屯基地で新編された。2000年、第29警戒隊に改編された。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２９警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。2000年、第29警戒群から改編されて奥尻島分屯基地で創設された。2018年9月9日、隊員18名が陸自第１高射特科団72名と、徳用記念緑地公園の海岸と賽の河原公園で、陸空共同・奥尻クリーン作戦を行い、ごみ60袋を回収した。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第２９警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、奥尻島分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第２９航空戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の航空戦隊。昭和20年6月、第205航空隊が転入した。参考：日本海軍戦闘機隊

＜第２９号駆逐艦＞：文月（２代目）を参照。

＜第２９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は名古屋（満州？）で、通称雷師団。昭和15年7月に編成された。太平洋戦争時、隷下に歩兵第18・第38・第50連隊などを置いていた。昭和19年3月、満州を離れてグアム島に展開し、第31軍隷下に入った。7月21日からグアム島防衛戦に参加。参考：月刊PANZER10,’85、帝国陸海軍事典、太平洋海戦史、比島決戦

＜第２９潜水艦＞：呂55を参照。

＜第２９潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。参考：帝国陸海軍事典

　＜第２９潜水隊（昭和９年）＞：第２潜水戦隊隷下で、伊61、伊62、伊64を配備する。参考：帝国陸海軍事典

＜第２９潜水隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２潜水戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第２９潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第５潜水戦隊隷下で、伊62、伊64を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語、帝国陸海軍事典

＜第２９歩兵師団＞

＜第２９歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はヴァージニア州に置かれている。第30機甲旅団戦闘団、第53歩兵旅団戦闘団、第116歩兵旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３０宇宙航空団（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の宇宙航空団。衛星打ち上げ管理やICBM試験などを担当する。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第３０宇宙航空団（２００７年）＞：第14航空軍隷下で、司令部はカリフォルニアのバンデンバーグ空軍基地にある。西海岸射場からの衛星などの打ち上げと、ICBMの試験発射を主任務とする。参考：月刊軍事研究12,’07

＜第３０宇宙航空団（２０１５年）＞：第14航空軍隷下で、司令部はカリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地にある。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第３０艦隊兵站支援飛行隊＞：VRC-30を参照。

＜第３０駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和16年11月29日、トラックを出港。12月3日、ルオットに到着。12月8日、ウェーク島攻略作戦のためルオットを出撃。12月10日からウェーク島第一次攻略作戦に参加（睦月、如月、彌生、望月）。如月が爆撃を受けて沈没した。12月22日からウェーク島第二次攻略作戦に参加（睦月、彌生、望月）。昭和17年1月17日、Ｒ作戦参加のためメレヨン島を出撃。3月5日、SR作戦のためラバウルを出港。3月13日、夕張と共に輸送船ちゃいな丸を護衛してサラモアを出港。3月14日、ラバウルに帰港。7月10日、第６水雷戦隊が解隊されたため、第２海上護衛隊に編入された。昭和18年7月5日、クラ湾夜戦に参加（望月、三日月）。7月12日、コロンバンガラ島沖夜戦に参加（三日月）。11月25日、セント・ジョージ岬海戦に参加（卯月）。参考：月刊世界の艦船6,’83、第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

　＜第３０駆逐隊（昭和９年）＞：第１水雷戦隊隷下で、駆逐艦弥生、睦月、卯月、如月を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第３０駆逐隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第１航空戦隊の隷下にあった。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第３０駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上も兵力部署でも第６水雷戦隊隷下で、睦月、如月、弥生、望月を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、帝国陸海軍事典

＜第３０号駆逐艦＞：長月（２代目）を参照。

＜第３０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は平壌で、通称豹師団。昭和18年6月に新編された。昭和19年4月、第14軍の隷下に移り、朝鮮からフィリピンに移動。昭和19年後半、第35軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第41・第74・第77連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、太平洋海戦史

＜第３０潜水艦＞：呂56（初代）を参照。参考：帝国陸海軍事典

＜第３０潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和17年6月5日、ミッドウェイ海戦に参加（伊162、伊164、伊165、伊166）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第３０潜水隊（昭和９年）＞：第２潜水戦隊隷下で、伊65、伊66、伊67を配備する。参考：帝国陸海軍事典

　＜第３０潜水隊（昭和１２年７月７日、日華事変勃発時）＞：第２潜水戦隊隷下。参考：日本海軍艦隊総覧

　＜第３０潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制も兵力部署も第５潜水戦隊隷下で、伊65、伊66を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語、帝国陸海軍事典

＜第３０戦闘飛行集団（日本陸軍）＞：日本陸軍の飛行集団。熊本で編成された。参考：帝国陸海軍事典

＜第３０掃海隊＞：日本海軍掃海隊。参考：小艦艇入門

　＜第３０掃海隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第２根拠地隊隷下で、掃海艇第17号、掃海艇第18号、掃海艇第19号を配備する。参考：小艦底入門、日本海軍艦隊総覧

＜第３０対潜飛行隊＞：VS-30を参照。

＜第３１海兵遠征隊＞：アメリカ海兵隊の海兵遠征隊、31MEU。2004年9月から2005年4月、イラク戦争に参加。ファルージャなどで掃討作戦を行い、50名の戦死者が出た。2011年2月、コブラ・ゴールド11に参加。その後カンボジア軍との合同演習MAREX11に参加した。3月11日に発生した東日本大震災を受け、トモダチ作戦に参加。3月14日、LHD-2エセックスに乗艦して被災地に向かった。3月17日、酒田港からヘリで被災地に展開した。4月12日、沖縄に帰還。2013年11月、ダマヤン作戦に参加。2016年3月7日から4月30日、フォール・イーグル2016に参加。10月4-11日、PHIBLEX2016に参加。2018年2月15日から3月2日、フォレスト・ライト2017-02の一環として実施された米軍再編に係る訓練移転（回転翼機およびティルトローター機等の沖縄県外への訓練移転）に参加。2019年2月4-15日、フォレスト・ライト2018-2に参加。7月11-27日、タリスマン・セイバー19に参加。2020年1月18-30日、フォレスト・ライトWAに参加。1月25日から2月13日、陸上自衛隊との実動訓練に参加。4月17-24日、LHA-6アメリカに搭載されて南シナ海でMAGTFミッション演習を実施。2021年1月21日、陸上自衛隊との共同水陸両用戦訓練に参加。2022年3月4-25日、沼津海浜訓練場と東富士演習場で日米共同水陸両用作戦訓練に参加。2023年2月16日から3月12日、アイアンフィスト23に参加。7月20日から8月4日、タリスマン・セイバー23に参加。8月27日から9月13日、多国間演習スーパー・ガルーダ・シールド23に参加。2024年2月25日から3月17日、アイアン・フィスト24に参加。参考：月刊航空ファン6,’11、7,’16、1,’17、4,’18、4,’19、9,’19、月刊軍事研究4,’13、2,’14、月刊JWings2,’14、7,’20、4,'21、5,'23、月刊世界の艦船6,’22、9,'23、写真で見るトモダチ作戦、朝雲

　＜第３１海兵遠征隊（２０１２年）＞：本部は沖縄のキャンプ・ハンセンにある。隷下部隊は６ヶ月ローテーション派遣の歩兵大隊、１個海兵中型ヘリ飛行隊、第31戦闘兵站大隊などで、兵力2000名。有事の際には佐世保に前方展開している第11水陸両用戦隊の揚陸艦に乗り込み、揚陸即応群を形成して出撃する。参考：月刊軍事研究9,’12、4,’13

　＜第３１海兵遠征隊（２０１４年）＞：第３海兵遠征軍の隷下で、HMM-262(Rein)と共にLHD-6ボノム・リシャールに搭載される。参考：月刊軍事研究8,’14

＜第３１海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-31と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第３１海兵航空群（２０１４年）＞：第２海兵航空団隷下で、ビューフォート海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-31、VMFA-115、VMFA-122、VMFA-251、VMFA-312、VMFA(AW)-224、VMFA(AW)-533、VMFAT-501、MWSS-273を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第３１海兵航空群（２０１６年）＞：第２海兵航空団隷下で、ビューフォート海兵航空基地に置かれている。隷下にMALS-31、VMFA-115、VMFA-122、VMFA-251、VMFA-312、VMFA(AW)-224、VMFA(AW)-533、VMFAT-501、MWSS-273を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第３１海防隊＞：日本海軍の海防隊。舞鶴鎮守府所属で、海上護衛総隊隷下である。参考：小艦艇入門

＜第３１教育飛行隊＞：航空自衛隊の教育飛行隊で、第１航空団隷下にある。ホームベースは浜松基地。1988年10月1日、第１航空団隷下に臨時T-4教育飛行隊として浜松基地で新編され、1989年10月2日に第31教育飛行隊に改編されて正式に発足した。2009年10月2日、創隊20周年を迎えた。2010年6月3日、累計10万飛行時間無事故を達成し、記念式典を行った。2017年9月1日、T-4練習機が静岡県総合防災訓練に参加。2018年9月1日、静岡県総合防災訓練にT-4練習機で参加し、民間の静岡空港に電源車を運び込んで情報収集のための航空機再発進訓練を行った。2019年9月1日、静岡県総合防災訓練にT-4練習機で参加。偵察飛行の後、静岡空港に着陸して結果を伝え、浜松基地から運び込んだ電源車と整備員によりエンジンを再始動して離陸した。参考：月刊航空ファン8,’10、1,’15、月刊JWings7,’13、11,’17、11,’18、11,’19、月刊軍事研究11,’17

　＜第３１教育飛行隊（２０２０年）＞：第１航空団隷下で、浜松基地にある。T-4を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第３１空挺旅団＞：ドイツ陸軍の緊急即応型旅団で、オルデンブルクに駐屯し、欧州連合軍緊急対応軍団（ARRC）指定旅団として有事の際には多国籍空中機動師団隷下となる。隷下に旅団本部、空挺大隊（軽歩兵）２個、空挺対戦車大隊（ヴィーゼルMK20を24両、ヴィーゼルTOWを37両の計61両装備）１個、空挺砲兵中隊（105mm榴弾砲装備）１個、空挺迫撃砲中隊（120mm迫撃砲12門装備）１個、空挺工兵中隊、110mmロケット弾発射機中隊（LARS-2装備）１個、防空中隊（スティンガー装備）１個、装甲偵察中隊１個などを置く。攻撃ヘリや輸送ヘリは持たないので、派遣の際には第５航空旅団とドイツ陸軍直轄の支援旅団が配備される。敵機甲部隊に対しては、空挺工兵中隊がUH-1D（AT-2対戦車地雷200個入りのラック２個装備。ラック１個で500mの地雷原を構築可能）から撒布する地雷で足を止め、空挺砲兵中隊と空挺迫撃砲中隊、ロケット弾発射機中隊が火力支援を行い、攻撃ヘリが敵機甲部隊を撃破する。その間に空挺対戦車大隊が両翼にヘリボーン降下して後方を遮断、包囲する。参考：月刊軍事研究8,’95

＜第３１駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和17年、バリクパパンを占領に向かう陸軍輸送船団の護衛に就くため、台湾を出撃。3月2日、オランダ潜水艦K18の攻撃を受けたが、駆潜艇第12号の爆雷攻撃により損傷させた（後に自沈）。8月9日、駆潜艇第32号が配備された。昭和18年8月26日、ナウルとオーシャンを攻略するため、夕張、夕凪、宮崎丸（陸戦隊搭乗）と共にトラックを出港。9月、第１根拠地隊隷下で、駆潜艇第10号、駆潜艇第11号、駆潜艇第12号が配備されていた。参考：小艦艇入門、月刊世界の艦船6,’83、丸スペシャル第49号

　＜第３１駆潜隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第２根拠地隊隷下で、駆潜艇第10号、駆潜艇第11号、駆潜艇第12号を配備する。参考：小艦艇入門、日本海軍艦隊総覧

＜第３１駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和17年10月26日、南太平洋海戦に参加（長波、巻波、高波）。昭和18年11月25日、セント・ジョージ岬海戦に参加（大波、巻波）。昭和19年10月22日、比島沖海戦に参加（岸波、沖波、朝霜、長波）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第３１軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年2月下旬に新編され、第29師団、第35師団、第52師団、海上機動第１旅団、南洋第１支隊、南洋第５支隊、第１派遣隊、第８派遣隊などを隷下に置いた。4月、第35師団が第２軍の隷下に移った。参考：太平洋海戦史

　＜第３１軍（昭和１９年後半）＞：中部太平洋方面を担当する。トラックに第52師団、独立混成第51旅団、独立混成第52旅団、北部マリアナ地区に第43師団、独立混成第47旅団、南部マリアナ地区に第29師団、独立混成第48師団を配置する。参考：比島決戦

＜第３１航空群＞：海上自衛隊の航空群。1973年3月1日、航空集団隷下に岩国航空基地で新編された。隷下に第31航空隊、第31支援整備隊、岩国航空基地隊を置く。1976年7月1日、隷下に第71航空隊が新編された。1978年5月17日、四国沖で発見された国籍不明原潜（後にアメリカ第７艦隊第15潜水隊群のUGM-27ポラリス搭載戦略原潜と判明）の追尾を引き継ぐため、瀬戸内海から四国上空を横断していたPS-1対潜哨戒飛行艇5812号機が高知県安良川山に激突し、乗員13名全員が死亡した。1983年3月30日、隷下に第81航空隊が新編された。1984年2月27日、四国沖で訓練中のPS-1対潜哨戒飛行艇が愛媛県青島北西2kmの伊予灘に墜落し、乗員12名全員が死亡した。1989年3月、第31航空隊が解隊された。1992年7月30日、隷下に第８航空隊が新編された。1998年12月、隷下に第31整備補給隊が新編された。2001年3月、隷下に第91航空隊が新編された。第８航空隊が解隊された。2002年3月、第11海上訓練指導隊から改編された標的機整備隊が隷下に新編された。2009年1月6日、岩国航空基地で隷下各飛行隊が平成21年初訓練飛行を実施。7月1日、第31整備補給隊がUS-2操縦訓練装置の完成披露式を実施。US-1A操縦訓練装置を動揺装置から外して代わりにUS-2操縦訓練装置を載せることにより、経費を削減している。7月20日、兵庫県豊岡市の胆馬空港付近で２人乗りヘリコプターが行方不明となったため、1056に東京空港事務所長から第31航空群司令に災害派遣要請が出され、1300から第72航空隊徳島航空分遣隊と第23航空隊が捜索活動を開始した。2010年11月18日、1984年2月に墜落したPS-1対潜哨戒飛行艇の殉職隊員慰霊式を実施。2011年1月5日、初飛行訓練を実施。1月11日、喜屋武岬南東740kmの洋上で第８国真丸が火災を起こしたため、1月12日0000に第11管区海上保安本部から第５航空群司令に災害派遣要請があり、0300過ぎに岩国基地からUS-2が離陸して現場に向かった。乗員６人を救助して0700過ぎに離水、0930過ぎに那覇基地に着陸して救助者を海保に引き渡し、1300過ぎに岩国基地に帰投した。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。1530、１機のEP-3が離陸。3月19日0930、US-2で厚木から松島に生活関連物資2.5トンを輸送。3月21日1305、US-2で厚木から八戸へ支援物資1.4トンを輸送。1950、US-2で厚木から八戸に毛布600kgを輸送。4月14日、第６潜水艇殉職者遺徳奉賛会が主催する慰霊祭を支援し、儀仗隊の派遣などを行った。4月25日0848、固定翼機で東日本大震災被災地周辺の捜索救難を実施。4月26日0808、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。0810、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。7月25日から8月2日、岩国基地周辺で航空機搭乗員を対象とした夏季救命生存講習を実施。海自から29名、陸自から10名が参加し、各種救命装備品の取り扱い訓練や、漂流訓練などの洋上生存法の体験を行った。11月21日1916頃に発生した広島県北部を震源とする震度５弱の地震を受け、情報収集のためOP-3C１機を飛行させた。2012年1月6日、初飛行訓練を実施。5月18日、1978年に墜落事故を起こしたPS-1対潜哨戒飛行艇殉職隊員の慰霊碑（高知県梼原町にある）前で慰霊祭を実施。2013年1月8日、平成25年度初訓練飛行を実施。6月21日、宮城県金華山の南東1200kmで転覆したヨット乗員救助の災害派遣に参加。10月11日、野外訓練としてPS-1対潜哨戒飛行艇墜落事故殉職者の慰霊を実施。10月29日、海上保安庁長官から感謝状を授与された。12月20日、八丈島の南東280kmで漁船が航行不能となり、12月21日0000に第３管区海上保安本部長から第31航空群司令に災害派遣要請が出されたため、US-2 が現場に急行して漁船を発見、巡視船との邂逅を確認して0430頃に撤収した。2014年1月7日、US-2飛行艇２機など計10機で初飛行訓練を実施。3月2日、室戸岬の南420kmでマグロ漁船第八海星丸が火災を起こし、乗員が行方不明となったため、第５管区海上保安本部から航空集団に災害派遣要請があり、3月4日までUS-2 による捜索を行った。3月6日、千葉県野島崎南東2200kmで中国船籍漁船が火災を起こしたため、第３管区海上保安本部長から災害派遣要請があり、3月7日までUS-2で捜索した。3月31日、沖ノ鳥島で桟橋が転倒して海中に落下した作業員のうち２人が行方不明となったため、海保特殊救難隊隊員と装備品をUS-2で現場に輸送した。4月10日、第71航空隊による小笠原諸島からの緊急患者輸送800回達成により、東京都と小笠原村から感謝状を贈呈された。9月8日、前日に南鳥島北端で座礁して南鳥島航空基地で保護された船員５人をUS-2で輸送した。9月30日、PS-1飛行艇5803号機の墜落事故殉難者慰霊碑を守る愛媛県大洲市青島の島民に感謝状を贈呈した。2015年1月7日、初訓練飛行を実施。3月9日、第31整備補給隊が岩国航空基地電子整備隊操縦訓練講堂でMCH-101搭乗員訓練装置の完成披露式を行った。11月、日本水難救済会から洋上救難制度30周年記念盾を授与された。10月19日、PS-1飛行艇5803号機航空事故殉職者慰霊行事を実施。2016年4月14日・16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。2017年5月16日、1978年に墜落したPS-1飛行艇の殉職隊員慰霊行事を実施。6月21日、岩国航空基地で女性先任海曹（チーフWAVE）第１回会報を開催。9月27日、愛媛県青島で1984年に墜落したPS-1飛行艇の殉職者慰霊行事を実施。2018年12月6日に発生したF/A-18DとKC-130Jの墜落事故の捜索救助に関する災害派遣に参加。12月7日、岩国海上保安署、岩国地区消防組合、岩国警察署から女性職員を招き、４機関合同女性職員意見交換会を実施。2020年10月1日、第91航空隊が第81航空隊に統合された。2021年5月5日までの２ヶ月間、ヌマジ交通ミュージアムで開催された、はたらくのりもの大集合！救難飛行艇US-2に協力した。2022年5月16日、青森県八戸沖の漁船乗組員１人の急患空輸に係る災害派遣にUS-2救難飛行艇１機で参加。6月28日、沖縄本島南東780kmを航行していた３人乗りヨット救助の災害派遣にUS-2救難飛行艇で参加。2023年2月27日、開隊50周年を記念し、岩国航空基地で日米共同エレファントウォークを実施。3月6-8日、日米豪共同訓練に参加。EP-3電子戦データ収集機１機とOP-3C画像データ収集機１機が、航空戦術教導団RC-2電波情報収集機１機、在日米空軍第55航空団RC-135偵察機１機、オーストラリア空軍監視・即応団P-8A哨戒機１機と、九州周辺空域で情報交換訓練、海自岩国航空基地で部隊間交流を行った。参考：月刊JWings12,’06、3,’09、6,’11、3,’13、9,’13、11,’14、7,’16、9,'22、MAMOR vol.52、vol.91、岩国航空基地ホームページ、月刊世界の艦船6,’01、7,’15、5,'23、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、JShips VOL.70、月刊航空ファン2,’19、朝雲、世界の傑作機No.50

　＜第３１航空群（１９７８年）＞：航空集団隷下で、司令部は岩国にある。第31航空隊、第71航空隊、第31支援整備隊、岩国航空基地隊を隷下に置く。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

　＜第３１航空群（１９８０年）＞：航空集団隷下で、司令部は岩国にある。第31航空隊、第71航空隊、第31支援整備隊、岩国航空基地隊を隷下に置く。参考：自衛隊装備カタログ1981

　＜第３１航空群（２００１年度）＞：航空集団隷下で、岩国航空基地に置かれている。隷下に第71航空隊（US-1A）、第81航空隊（EP-3）、第91航空隊（UP-3D、U-36A、LC-90）、第31整備補給隊、岩国航空基地隊を置く。参考：月刊世界の艦船1,’02

　＜第３１航空群（２００７年度、改編前）＞：航空集団隷下で、岩国航空基地に置かれている。第71航空隊、第81航空隊、第91航空隊、１個整備補給隊を隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

　＜第３１航空群（２０１０年）＞：航空集団隷下で、岩国航空基地に置かれている。隷下に第71航空隊、第81航空隊（EP-3、OP-3C）、第91航空隊（UP-3D、U-36A）、第31整備補給隊、岩国航空基地隊、標的機整備隊（江田島。BQM-34AJ）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

　＜第３１航空群（２０１１年）＞：航空集団隷下で、司令部は岩国航空基地にある。第71航空隊、第81航空隊、第91航空隊、第31整備補給隊、標的機整備隊、岩国航空基地隊を隷下に置く。参考：海上自衛新聞

　＜第３１航空群（２０１５年）＞：航空集団隷下で、司令部は岩国航空基地にある。第71航空隊、第81航空隊、第91航空隊、第31整備補給隊、岩国航空基地隊、標的機整備隊（江田島。BQM-34AJ）を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第３１航空群（２０２０年）＞：航空集団隷下で、岩国航空基地に置かれている。第71航空隊、第81航空隊、第91航空隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’20

＜第３１航空戦闘旅団（１９９６年）＞：スイス航空防空軍隷下の作戦機運用部隊。第１航空連隊（３個航空団隷下にF-5Eタイガー�U戦闘飛行隊４個とミラージュ�VＳ戦闘飛行隊、ミラージュ�VRS偵察飛行隊を置く）、第２航空連隊（３個航空団隷下にF-5Eタイガー�U戦闘飛行隊３個、ミラージュ�VＳ戦闘飛行隊、偵察飛行隊を置く）、第４航空連隊（隷下にアルエート�V及びシュペルピューマ配備のヘリコプター飛行隊３個とPC-6B1及びリアジェット36及びDo27配備の輸送連絡飛行隊、第17パラシュート偵察中隊を置く）、第12飛行隊（F-5タイガーとPC-9装備のアグレッサー・標的曳航部隊）、第14飛行隊（計器訓練部隊）から編成される。戦闘飛行隊は計９個で、７個にF-5Eタイガー�U89機及びF-5Fタイガー�U12機が、２個にミラージュ�VＳ29機及びミラージュ�VDS４機が配備され、偵察飛行隊の保有機はミラージュ�VRS18機。訓練機はホークMk66が19機、PC-7が38機、PC-9が12機。ヘリコプターはアルエート�V72機、AS332シュペルピューマ15機である。参考：月刊軍事研究3,’97

＜第３１航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。1973年3月、PS-1対潜飛行艇部隊として第31航空群隷下に岩国航空基地で新編された。1989年3月に解隊された。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊、岩国航空基地ホームページ

＜第３１航空隊（１９７８年）＞：第31航空群隷下で、岩国に司令部がある。PS-1、S2F-Cを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３１号駆逐艦＞：菊月（２代目）を参照。

＜第３１護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1962年10月1日、第３護衛隊群の隷下に入った。1969年10月1日、地方隊に移った。1986年3月19日、DE-224くまのが編入された。参考：月刊世界の艦船11,’11、5,’86

＜第３１護衛隊（１９７８年）＞：舞鶴地方隊隷下で、DE-211いすず、DE-212もがみを配備する。参考：日本の防衛戦力Part3、月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３１護衛隊（２００１年４月１日）＞：舞鶴地方隊隷下で、DE-229あぶくま、DE-230じんつうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第３１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年3月に東京で編成された。通称烈師団。昭和19年後半、第15軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第58・第124・第138連隊を置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第３１潜水艦＞：呂３を参照。

＜第３１戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊で、昭和19年8月20日に編成された。トップは江戸兵太郎少将。10月20日、比島沖海戦に参加（大淀、桑、槇、杉、桐）。11月16日、桐と梅が第１遊撃部隊を護衛してボルネオ島ブルネイ湾を出港し、内地に向かった。11月23日、豊予海峡を通過後に大和から燃料補給を受けた。そのまま横須賀に向かう長門の護衛と、復路は呉に回航される信濃の護衛に就くことになり、11月24日に臼杵湾を出港、横須賀に向かった。昭和20年7月、動ける駆逐艦をかき集めて隷下に置き、海上挺進部隊として本土決戦の際に夜戦をかける事になった。戦力温存を図ったが訓練もろくに行えないまま空襲で戦力をすり減らし、そのまま終戦を迎えている。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、月刊丸8,'15別冊

　＜第３１戦隊（昭和２０年７月海上挺進部隊編成時）＞：旗艦は駆逐艦花月。隷下に第41駆逐隊、第43駆逐隊、第52駆逐隊、軽巡北上、駆逐艦波風を置く。参考：月刊丸8,'15別冊

＜第３１掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊で、第１掃海隊群隷下に1956年に新編された。参考：月刊丸1,’10別冊

　＜第３１掃海隊（１９６１年９月）＞：第１掃海隊群隷下で、呉に置かれている。あただ、いつき、やしろを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第３２教育飛行隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の教育飛行隊で、第１航空団隷下にあり、浜松基地に置かれている。1989年10月2日（1990年3月31日？）に新編された。参考：月刊JWings7,’13、8,’14、3,’21

　＜第３２教育飛行隊（２０２０年）＞：第１航空団隷下で、浜松基地にある。T-4を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第３２駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。昭和18年9月、第１根拠地隊隷下で、第28号駆潜艇、第29号駆潜艇、第30号駆潜艇が配備されていた。参考：小艦艇入門

＜第３２駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和19年10月22日、比島沖海戦に参加（藤波、濱波）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第３２軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年3月23日、南西諸島防衛部隊として戦闘序列が下令され新編された。隷下に独立混成旅団２個、独立混成連隊１個、航空地区司令部、野戦飛行場設定隊、飛行場大隊、飛行場中隊を置く。7月、第９師団、第24師団、第28師団、第62師団、戦車第27連隊、重砲兵連隊が隷下に入った。7月11日、台湾軍に編入された。昭和20年1月、第９師団が第40軍の隷下に移った。参考：歴史群像8,’17、太平洋海戦史

　＜第３２軍（昭和１９年後半）＞：第10方面軍隷下で、第９師団、第24師団、第28師団、第62師団、独立混成第44旅団、独立混成第45旅団、独立混成第59旅団、独立混成第60旅団、独立混成第64旅団からなる。参考：比島決戦

＜第３２号駆逐艦＞：三日月（２代目）を参照。

＜第３２護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1964年2月27日、第３護衛隊群隷下に新編され、DE-213きたかみ、DE-214おおいが配備された。1967年12月16日、大湊地方隊に編入された。1983年3月18日、第35護衛隊からDE-218とかちが編入された。参考：月刊世界の艦船11,’11、5,’83

＜第３２護衛隊（１９７８年）＞：大湊地方隊隷下で、DE-213きたかみ、DE-214おおいを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、通称楓師団。太平洋戦争時、歩兵第210・第211・第212連隊などを隷下に置いていた。昭和19年4月、第14軍から第２軍の隷下に移った。昭和19年後半、第２方面軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、太平洋海戦史

＜第３２潜水艦＞：呂４を参照。

＜第３２戦闘飛行隊（アメリカ海軍）＞：VF-32を参照。

＜第３２掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1958年8月16日、横須賀地方隊隷下に新編され、MSC-604かさどとMSC-605しさかが配備された。1961年9月、第２掃海隊群の隷下に入った。参考：月刊世界の艦船8,’12、3,’19

　＜第３２掃海隊（１９６１年９月）＞：第２掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。かさど、しさか、かなわを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第３２特別根拠地隊（日本海軍）＞：日本海軍の特別根拠地隊。昭和16年11月20日に編成され、第３艦隊に編入された。昭和19年8月5日、第３南遣艦隊に編入された。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

　＜第３２特別根拠地隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制上は第３艦隊隷下、兵力部署では比島部隊付属部隊に所属する。参考：日本海軍艦隊総覧、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第３３教育飛行隊＞：航空自衛隊の教育飛行隊。使用機はT-33Aである。1989年に廃止された。参考：月刊JWings3,’21

＜第３３軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年4月、第18師団と第56師団を基幹としてビルマ方面軍隷下に新編された。参考：太平洋海戦史

　＜第３３軍（昭和１９年後半）＞：ビルマ方面軍隷下で、第18師団、第56師団からなる。参考：比島決戦

＜第３３警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。大元は1956年7月に加茂分屯基地に展開した北部訓練航空隊第３中隊で、1957年9月に北部訓練航空警戒群第２警戒隊第33警戒中隊となり、1958年10月に北部航空警戒群第２警戒隊第33警戒中隊に改称され、1961年7月に第33警戒群に改編された。1994年、J/FPS-3の運用を開始。1999年、J/FPS-3改の運用を開始。2000年3月、第33警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、航空自衛隊ホームページ

＜第３３警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。2000年3月、第33警戒群から改編されて加茂分屯基地で創設された。2008年、J/FPS-3UGの運用を開始。2021年9月30日、空自第５回品質管理QCサークル全国大会でゴールド賞を受賞した。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、航空自衛隊ホームページ、月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第３３警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、加茂分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第３３号駆逐艦＞：望月を参照。

＜第３３護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1979年7月5日、DE-221によどが編入された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第３３護衛隊（１９７８年）＞：横須賀地方隊隷下で、DE-216あやせ、DE-222てしお、DE-225のしろが配備されていた。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は宇都宮で、通称弓師団。太平洋戦争時、歩兵第213・第214・第215連隊などを隷下に置いていた。昭和17年1月10日、バンコクに到着。昭和19年3月8日、インパール作戦を開始。昭和19年後半、第15軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像6,’02、月刊軍事研究7,’99、比島決戦

＜第３３潜水艦＞：呂５を参照。

＜第３３潜水隊（日本海軍）＞：日本海軍の潜水隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時にはハウランド方面で作戦に就いていた。参考：歴史群像6,’08

　＜第３３潜水隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：建制でも兵力部署でも第７潜水戦隊隷下で、呂63、呂64、呂68を配備する。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T、日本海軍艦隊総覧、日本潜水艦物語

＜第３３掃海隊＞：海上自衛隊の掃海隊。1961年9月、第２掃海隊群の隷下に入った。参考：月刊世界の艦船3,’19

　＜第３３掃海隊（１９６１年９月）＞：第２掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。さきと、はぶし、こうづを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第３３防空旅団（１９９６年）＞：スイス航空防空軍の防空担当部隊。広域防空はブラッドハウンドMk2地対空ミサイル装備の１個連隊（２個大隊編成、１個大隊は４個中隊編成）が行い、野戦防空はレイピア装備の１個短SAM連隊（大隊編成、１個大隊は2-3個中隊編成）と35mm連装機関砲GDF005及びスカイガードFCS装備の７個防空連隊（2-3個大隊編成、１個大隊は３個射撃中隊編成、１個射撃中隊は２個射撃隊編成で、１個射撃隊に機関砲２基とスカイガードFCS１基を装備）が担当する。参考：月刊軍事研究3,’97

＜第３４駆逐隊（昭和１６年１２月８日、太平洋戦争開戦時）＞：第23航空戦隊隷下で、羽風、秋風、太刀風を配備する。参考：日本海軍艦隊総覧

＜第３４軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年8月、第６方面軍の隷下に入った。主任務は武漢防衛である。参考：歴史群像6,’16

　＜第３４軍（昭和１９年後半）＞：第６方面軍の隷下にある。参考：比島決戦

＜第３４号駆逐艦＞：夕月を参照。

＜第３４護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1971年、佐世保地方隊隷下に新編された。参考：佐世保地方隊ホームページ

＜第３４護衛隊（１９７８年）＞：佐世保地方隊隷下で、DE-215ちくご、DE-217みくま、DE-219いわせを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は大阪で、通称椿師団。太平洋戦争時、歩兵第216・第217・第218連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第11軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第３４潜水艦＞：呂17を参照。

＜第３４戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍の戦闘飛行隊、ニックネームはRude Rams。1971年にF-4を運用する第34戦術戦闘飛行隊として創設され、後にF-16に機種転換し、2010年7月16日に解隊された。2015年7月17日、アメリカ空軍初のF-35A実戦飛行隊としてヒル空軍基地で第388戦闘航空団隷下に創設された。9月2日、F-35A（ブロック3i）２機が配備された（正式配備とセレモニーは9月14日）。10月14日、F-35Aの運用を開始。2016年2月、ユタ州試験場でF-35A実戦部隊として初となるGBU-12の投下訓練を実施。6月6-17日、マウンテンホーム空軍基地にF-35Aブロック3i戦闘機８機を派遣して運用評価試験を実施、88ソーティをこなした。空対地爆撃ではGBU-12/Bペイブウェイ�Uを16発投下して15発命中させている。対戦闘機戦闘では第366戦闘航空団F-15E戦闘機が仮想敵を務め、８回ほどドッグファイトにまで持ち込まれたが、全て勝利した。8月2日、IOCを獲得した。2017年10月30日と11月2日、F-35A戦闘機計12機で嘉手納基地に展開し、暫定配備を開始。練度を高めるため第18航空団F-15Cや空自第９航空団F-15と頻繁に空戦訓練を行い、模擬空戦でのスコアは常にF-35Aが優位であるらしい。11月30日1000頃、嘉手納に暫定配備されているF-35A戦闘機が通常訓練中に胴体右側面のパネルを落とした。12月4日、F-35A戦闘機２機がアメリカ海兵隊第12海兵航空群F/A-18戦闘機２機と共に、日本海上空と沖縄周辺空域で空自第８航空団F-2戦闘機２機、第９航空団F-15戦闘機２機との対戦闘機戦術訓練に参加。12月12日、F-35A戦闘機４機が空自第９航空団F-15戦闘機４機、警戒航空隊E-2C早期警戒機１機、アメリカ空軍第18航空団KC-135空中給油機１機、第37遠征爆撃飛行隊B-1B爆撃機２機、第12海兵航空群F/A-18戦闘機４機と沖縄周辺空域で日米共同対処能力と部隊戦術技量向上を目的とした編隊航法訓練を行った。2018年2月26日、F-35A戦闘機２機で岩国基地に展開し、2月27日午後にVMFA-121のF-35B戦闘機と２回のローカルフライトを実施、2月28日に嘉手納基地に戻った。参考：月刊航空ファン10,’15、5,’16、9,’16、10,’16、2,’18、5,’18、月刊軍事研究11,’15、月刊JWings1,’16、5,’16、2,’18、3,’18、6,’18

＜第３４掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1961年9月、第２掃海隊群の隷下に入った。参考：月刊世界の艦船3,’19

　＜第３４掃海隊（１９６１年９月）＞：第２掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。たたら、つくみ、みくらを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第３４歩兵師団＞：アメリカ陸軍の歩兵師団。

＜第３４歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、ミネソタ州に置かれている。第１機甲旅団戦闘団、第２歩兵旅団戦闘団、第32歩兵旅団戦闘団、第116騎兵旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３５教育飛行隊＞：航空自衛隊の教育飛行隊。使用機はT-33Aである。1989年（1990年？）に廃止された。参考：月刊JWings3,’21

＜第３５軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和19年8月9日、フィリピン中部・南部の防衛を担当する軍として新編され、第14方面軍の隷下に入った。隷下部隊は第16師団、第30師団、第100師団、第102師団、独立混成第54旅団である。8月11日、セブに進出。参考：比島決戦、太平洋海戦史

＜第３５軍（昭和１９年後半）＞：第14方面軍隷下で、第16師団、第30師団、第100師団、第102師団、独立混成第54旅団からなる。参考：比島決戦

＜第３５警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1961年7月、東部訓練航空警戒隊第9083部隊から改編されて経ヶ岬分屯基地で創設された。2000年3月、第35警戒隊に改編された。参考：経ヶ岬分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第３５警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。経ヶ岬分屯基地に置かれている。2000年3月、第35警戒群から改編されて経ヶ岬分屯基地で創設された。2019年9月19日、中部航空方面隊調理競技会で優勝した。2020年2月5日、空自調理競技会で優勝し、空幕長特別賞を受賞した。2021年1月19日、防衛省働き方改革推進コンテストで大臣賞を受賞し、オンライン表彰式に出席した。参考：経ヶ岬分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第３５警戒隊（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、経ヶ岬分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第３５護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1973年8月31日、第４護衛隊群隷下に新編され、DE-218とかち、DE-220ちとせが配備された。1974年2月8日、DE-221によどが配備された。1979年7月5日、DE-221によどが第33護衛隊に転出し、DE-225のしろが配備された。1982年3月27日、地方隊隷下に移った。1983年3月18日、DE-226いしかりとDE-227ゆうばりが編入され、DE-218とかちが第32護衛隊に、DE-225のしろが第36護衛隊に転出した。参考：月刊世界の艦船5,’83、11,’11

＜第３５護衛隊（１９７８年）＞：第４護衛隊群隷下で、司令部は大湊にある。DE-218とかち、DE-220ちとせ、DE-221によどが配備されていた。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第３５師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、通称東師団。太平洋戦争時、歩兵第219・第220・第221連隊などを隷下に置いていた。昭和19年2月下旬、第31軍の隷下に入った。4月、第31軍から第２軍の隷下に移った。昭和19年後半、第２軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、太平洋海戦史、比島決戦

＜第３５潜水艦＞：呂18を参照。

＜第３５戦闘航空団＞：アメリカ空軍の航空団で、三沢基地に配備されている。モットーはAttack to defend。1994年10月1日、第432戦闘航空団から改編されて誕生し、テイルレターがMJ（Misawa Japan）もWW（Wild Weasel）になった。隷下に第13戦闘飛行隊と第14戦闘飛行隊を置き、使用機は改編ついでにF-16C/Dブロック30からF-16CJブロック50／DJブロック50に更新した。2002年4月、第14戦闘飛行隊がコープ・ノース・グアム02に参加。9月、第35兵站群と第35支援群が再編され、第35任務支援群と第35整備群になった。2004-05年、F-16CMブロック50／DMブロック50に機種改変した。2007年1月、第14戦闘飛行隊などがイラクに派遣され、第332遠征航空団第14遠征戦闘飛行隊として近接航空支援を行い、5月までに1440ソーティをこなし、GBU-12爆弾22発以上などを投下した。5月、第14戦闘飛行隊と交代で第13戦闘飛行隊がイラクに派遣され、第332遠征航空団第13遠征戦闘飛行隊として近接航空支援を実施。10月までに130発の爆弾を投下し、アルカイダの訓練キャンプを破壊している。2008年9月、第14戦闘飛行隊がイラクに派遣され、2009年2-3月までに2000ソーティをこなした。2009年2月、A-10の機体に不具合が発生し、韓国のA-10部隊に穴が開いたため、代わりに第13戦闘飛行隊のF-16戦闘機14機が６ヶ月間にわたり韓国の水原基地に派遣された。2010年10月から2011年5月、第13戦闘飛行隊要員300名がイラクに派遣された。2012年7月22日1130頃、北海道根室市の北東870kmの海上で、F-16C戦闘機１機が墜落。アメリカ軍、沿岸警備隊、自衛隊、海上保安庁が脱出した乗員の捜索を行ったが、1730頃に通りがかった漁業調査船北光丸が発見し、1745頃に救助してアメリカ船籍の貨物船に引き渡した。これを受けて本航空団はF-16の飛行訓練を停止して検査を実施、安全性を確認して7月26日に訓練を再開した。原因はエンジンへの燃料供給を調整する遮断弁が不具合を起こし、燃料がエンジンに行かなくなったためだった。8月、第14戦闘飛行隊、第35整備隊、第35航空機整備隊がアフガン南部から帰還。2014年10月、第13戦闘飛行隊が中東から帰還。11月7-20日、米軍再編に係る青森県三沢飛行場から石川県小松基地への訓練移転（日米共同訓練）のため小松基地に展開し、キーン・ソード15の一環として空自第６・第７航空団、中部航空警戒管制団などと戦闘機戦闘訓練を実施。2015年2月2-28日、米軍再編に係る青森の三沢飛行場からグアムなどへの訓練移転を実施。4月15日1230頃、日本海で訓練中の第13戦闘飛行隊F-16C戦闘機がエンジントラブルを起こし、青森空港に緊急着陸した。エンジン交換後の4月17日1730頃に離陸して三沢基地に戻っている。2016年7月29日から8月19日、第14戦闘飛行隊がピッチブラック2016に参加。2017年2月15日から3月3日、米軍再編に係る三沢飛行場からグアムへの訓練移転（単独移転）にF-16戦闘機14機で参加。アンダーセン基地とファラロン・デ・メディニラ空対地射爆撃場で空対地射爆撃訓練を行った。9月30日から10月7日、築城基地で訓練移転に伴う日米共同訓練（タイプ�U）に第13戦闘飛行隊F-16CM戦闘機５機とF-16DM戦闘機１機で参加。第８航空団F-2戦闘機４機、西部航空警戒管制団と九州北方・西方空域で共同訓練を行った。10月7日、築城基地で実施された訓練移転に伴う共同訓練で築城基地の天候悪化により第13戦闘飛行隊F-16CM戦闘機３機が長崎空港にダイバートし、直接三沢基地に向かったが、うち１機にトラブルが発生し、３機とも1310頃に小松基地に緊急着陸した。異常の無い２機はその日のうちに三沢基地に戻り、トラブルのあった１機は修理を終えた10月17日に三沢基地に戻っている。2018年2月12日から3月9日、米軍再編に係る三沢飛行場からグアムへの訓練移転（単独訓練）に人員300名、F-16戦闘機14機で参加し、アンダーセン基地とファラロン・デ・メディニラ対空地射爆撃場で空対地射爆撃訓練を行った。2月20日、F-16CM戦闘機が三沢基地離陸直後にエンジン火災を発生。緊急着陸時に炎上するのを防ぐため、緊急時対応手順に従い青森県小川原湖上空で増槽２本を投棄してから三沢基地に帰投した。パイロットや湖でシジミ漁中の民間人に被害は無かったが、小川原湖に落ちた増槽から燃料が流出したため、2月21日1405に青森県知事から大湊地方総監に燃料等の回収に係る災害派遣要請が発出され、大湊警備隊隊員５名と水中処分艇１隻を小川原湖漁協に派遣した。2月22日0800、大湊警備隊と大湊基地業務隊の災害派遣部隊計47名が水中処分艇３隻で燃料タンクの捜索を開始。2月23日には函館基地隊30名も加わり、2月25日朝までに増槽破片41個を回収してアメリカ軍に引き渡した。また、大湊地方隊などが油の回収にあたり、第３航空団が回収に必要な物資などの輸送支援を行い、3月7日に撤収要請を受けて活動を終了した。派遣規模は延べ隊員255名、車両45両、ボート34隻などだった。事故原因はエンジンの旧式部品（タービンフレーム前部フェアリング）が離陸中に破損してエンジンが異常過熱したためだった。4月23-27日、三沢基地から千歳基地への訓練移転で、F-16戦闘機６機と人員100名が、第２航空団F-15戦闘機４機及び北部航空警戒管制団と戦闘機戦闘訓練などを行った。11月5-8日、在日米軍再編に係る訓練移転で、第14戦闘飛行隊F-16C戦闘機６機が築城基地で日米共同訓練を行った。2019年1月14日、第14戦闘飛行隊F-16CM-50戦闘機１機が八甲田山系上空を飛行中にキャノピー後部を破損し、三沢基地に引き返した。同日、第14戦闘飛行隊F-16DM-50戦闘機１機がエンジントラブルで青森空港に緊急着陸した。修理後、1月16日に三沢基地に戻っている。2月11日から3月7日、米軍再編に係る三沢飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）にF-16戦闘機14機や隊員310名などで参加し、アンダーセン空軍基地とファラロン・デ・メディニラ対空地射爆場で空対地射爆撃訓練などを行った。2月12日1046頃、F-16戦闘機が三沢基地への着陸時にオーバーランして立ち往生し、滑走路が1205頃まで閉鎖された。第13戦闘飛行隊F-16D戦闘機１機と第14戦闘飛行隊F-16C戦闘機２機が横田基地にダイバートし、民間機２機が欠航している。3月28日1530頃、通常訓練中の第14戦闘飛行隊F-16C戦闘機１機とF-16D戦闘機１機が、悪天候により三沢基地に降りられず燃料不足となったため、青森空港にダイバートした。給油して1837頃に青森空港を離陸、三沢に戻っている。4月19-28日、作戦即応演習OREを実施。4月22-27日、米軍再編に係る嘉手納飛行場及び三沢飛行場からグアム等への訓練移転（単独訓練）に参加。F-16戦闘機６機がアンダーセン空軍基地及び周辺空域で第18航空団F-15戦闘機６機及び空中給油機２機と戦闘機戦闘訓練を行った。6月7-22日、レッドフラッグ・アラスカ19-2に参加。その後のレッドフラッグ・アラスカ19-3にも連続参加した模様で、参加機は8月になって三沢基地に帰投した。10月1-4日、米軍再編に係る航空機の訓練移転で、F-16CM戦闘機６機が小松基地に展開し、第303・第306飛行隊F-15戦闘機と日米共同訓練を行った。10月4日、三沢対地射爆撃場でレンジデーを実施。F-16C/D戦闘機による対地射爆撃訓練や所属部隊の職務内容などを兵員家族や関係者に展示した。11月6日1837頃、７機で夜間敵防空網制圧の編隊長連成飛行を行っていたF-16戦闘機のうち１機から投下されたGBU-12/B模擬弾（重量230kg）が三沢対地射爆場の訓練区域外に着弾し、三沢対地射爆撃場から西4.8kmの民有牧草地に3mの穴が開いた。人的被害は無かった。アメリカ軍による事故調査の結果、日没後の闇と雲によりパイロットからは標的が見えず、標的特定と投下ポイント指定を他機に委ねたが、計器に集中しすぎて他機とのコミュニケーションが途絶え、本来投下しなければならない所とは別の投下ポイントを選択したのが原因と特定され、アメリカ側は是正・再発防止措置として同様の訓練についての再教育を行っている。2020年6月22日、三沢基地で行われた日米合同エレファント・ウォークにF-16CM戦闘機12機で参加。2020年8月24-28日、北海道周辺で在日米空軍との共同訓練に参加。F-16CM戦闘機６機が第18航空団第44・第67戦闘飛行隊F-15C/D戦闘機６機と共に千歳基地に展開し、第２航空団第201・第203飛行隊F-15J/DJ戦闘機と戦闘訓練を行った。2021年1月28日、F-16CM戦闘機17機で横田基地に飛来。1月29日、横田基地に飛来したF-16CM戦闘機のうち15機がコープ・ノース21に参加するためアンダーセン空軍基地に向かった。2021年1月18日から2月28日、第13戦闘飛行隊F-16CM戦闘機がコープ・ノース21に参加。6月14-25日、F-16C/D戦闘機６機でコープ・ウェスト'21に参加。2022年5月8-12日、横田基地にF-16戦闘機12機を展開し、ビバリー・モーニング22-01演習に参加。5月13日、第13戦闘飛行隊F-16CM戦闘機５機・F-16DM戦闘機２機と第14戦闘飛行隊F-16CM戦闘機９機で三沢基地日米共同エレファント・ウォークに参加。5月25日、F-16戦闘機４機が第２航空団F-15戦闘機４機と日本海上で日米共同訓練（各種戦術訓練）を実施。8月29日から9月2日、小松基地で日米共同訓練に参加し、第６航空団F-15戦闘機と対戦闘機戦闘訓練を行った。9月9日、F-16戦闘機15機が青森県西方の日本海上空で日米共同訓練に参加。11月18日、日本海で日米共同訓練に参加。F-16戦闘機４機が第６航空団F-15戦闘機４機と各種戦術訓練を行った。11月10-18日、米軍再編に係る移転訓練に参加し、F-16C/D戦闘機12機で百里基地に展開、第３飛行隊F-2A/B戦闘機と共同訓練を行った。2023年2月8日から3月2日、米軍再編に係る訓練移転（単独訓練）にF-16戦闘機12機で参加し、アンダーセン空軍基地で戦闘機戦闘訓練などを行った。3月2日、日米共同訓練に参加。F-16戦闘機４機が、第28爆撃航空団B-1B爆撃機１機、第18航空団KC-135空中給油輸送機１機と共に、第３航空団F-35A戦闘機４機、第７航空団F-2戦闘機４機、第８航空団F-2戦闘機４機、北部・中部・西部航空警戒管制団と、日本海上で各種戦術訓練を行った。3月17日、日米共同訓練に参加。第２航空団F-15戦闘機４機と日本海上で各種戦術訓練を行った。4月13日、日本海上空で日米共同訓練に参加。F-16戦闘機４機が第７航空団F-2戦闘機４機と各種戦術訓練を行った。7月2-21日、コープ・サンダー23-1にF-16C/D戦闘機12機で参加。7月4-18日、ノーザン・エッジ23-2にF-16C戦闘機で参加。9月26日から10月4日、米軍再編に係る三沢飛行場から千歳基地への訓練移転に参加。F-16戦闘機12機で第18航空団E-3G早期警戒管制機１機と共に千歳基地に展開し、北海道西方空域、三沢東方空域、三沢対地射爆撃場で、第２航空団F-15戦闘機８機と、戦闘機戦闘訓練及び空対地射爆撃訓練などを行った。2024年1月29日から2月8日、米軍再編に係る訓練移転（日米共同訓練）に参加。F-16戦闘機12機で三沢基地から百里基地に展開し、第７航空団F-2戦闘機８機と百里沖空域で戦闘機戦闘訓練などを行った。

参考：月刊軍事研究10,’09、2,’14、5,’15、月刊JWings10,’12、1,’15、12,’15、11,’16、1,’18、5,’18、1,’19、12,’19、1,’20、8,'20、9,'20、11,'20、4,'21、5,'21、8,'21、8,'22、11,'22、12,'22、2,'23、5,'23、6,'23、9,'23、12,'23、月刊航空ファン5,’13、7,’15、1,’18、2,’18、4,’18、5,’18、4,’19、5,'19、6,’19、7,’19、11,’19、1,’20、朝雲

　＜第３５戦闘航空団（２００９年）＞：三沢基地の管理部隊で、隷下に第35作戦群（第13戦闘飛行隊、第14戦闘飛行隊、第35作戦支援隊、第610航空要撃管制小隊）、第35整備群（第35整備作戦隊、第35整備隊、第35航空機整備隊）、第35任務支援群（第35施設隊、第35契約隊、第35通信隊、第35業務隊、第35兵站即応隊、第35憲兵隊）、第35医療群（第35航空宇宙医療隊、第35歯科隊、第35医療活動隊、第35医療支援隊）を置く。戦闘飛行隊の定数は18機で、F-16CJ/DJが配備されている。第610航空要撃管制小隊は21名をBADGEシステムに派遣中。第35施設隊は米軍人300名、軍属21名、日本人従業員470名を擁し、予算8000-9000万ドルのうち5000-6000万ドルは思いやり予算である。参考：月刊軍事研究10,’09

＜第３５掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1972年12月21日、臨時沖縄基地派遣隊（後の沖縄基地隊）に編入された。1983年1月27日に廃止され、MSC-625あまみは水中処分母船となって沖縄水中処分隊に、MSC-626うるめは水中処分母船となって呉水中処分隊に配備された。参考：月刊世界の艦船5,’83、5,'20、

　＜第３５掃海隊（１９６１年９月）＞：第１掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。しきね、ひらど、としまを配備する。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜第３５掃海隊（１９７８年）＞：佐世保地方隊沖縄基地隊隷下で、MSC-622くだこ、MSC-626うるめを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３５歩兵師団＞

＜第３５歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はカンザス州に置かれている。第33歩兵旅団戦闘団、第39歩兵旅団戦闘団、第48歩兵旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３６海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-36と略す。1952年6月2日にカリフォルニア州サンタアナで新編された第36ヘリコプター輸送隊が大元で、隷下に３個輸送ヘリ飛行隊（HMR-361、-362、-363）を置いていた。朝鮮戦争では揚陸艦からのヘリボーンを行った。1955年9月5日、第３海兵航空団隷下となった。1959年3月16日、第36海兵航空群に改称された。1965年8月、司令部を南ベトナムのチュライに移した。隷下部隊は３個海兵中型ヘリ飛行隊（HMM-362、-363、-364）だった。1966年、HMM-146とHMM-265が隷下に入った。1967年10月、フエのフバイ基地に移動。隷下部隊はVMO-3/-6、HMM-362/-364、HMM-164/-165だった。1968年、テト攻勢に伴い、クアントリに部隊の半分を移動。1969年11月4日、VMO-6とHMH-462と共に普天間基地に移動した。1978年、HMH-462が隷下を離れ、部隊はVMGR-152と第36司令部整備飛行隊のみとなり、本国から飛行隊や分遣隊が派遣されてくる方式となった。1992年9月、佐世保にLHA-3ベローウッドが配備されたため、HMM-262が隷下に入り、普天間基地に常駐するようになった。ただ飛行隊１個だけだと半年ローテーションができないので、もう１個の飛行隊を本土やハワイからローテーションで派遣してもらっていた。1998年、HMM-265も普天間基地常駐となり、HMM-262と２部隊で半年ローテーションを行うようになった。2013年度からMV-22Bの配備が開始され、AH-1Z、UH-1Y、CH-53Kといった新型ヘリの配備も逐次行われる。2012年9月7日、HMM-265がVMM-265に改編された。2013年8月30日、HMM-262がVMM-262に改編された。2016年5月、隷下HMLA部隊がHMLA-469になった。2021年7月14-24日、三沢基地への移動展開訓練を実施。HMLA-169所属AH-1Zヘリ３機とUH-1Yヘリ３機、VMM-262所属MV-22B輸送機４機、HMH-462所属CH-53Eヘリ４機、VMGR-152所属KC-130J輸送機（支援要員など海兵隊員300名搭乗）が参加し、嘉手納基地から2000km先の三沢基地に展開する遠征前進基地作戦EABO訓練を行った。参考：月刊航空ファン6,’10、9,’16、月刊JWings10,’21

　＜第３６海兵航空群（２０１０年）＞：隷下にVMGR-152（普天間常駐）、HMM-262（CH-46E装備。普天間常駐）、HMM-265（CH-46E装備。普天間常駐）、第36海兵航空兵站中隊（MALS-36）、VMA-311（AV-8B装備。アリゾナ州ユマ基地から岩国に派遣）などを置く。参考：月刊航空ファン6,’10

　＜第３６海兵航空群（２０１５年）＞：第１海兵航空団隷下で、普天間に置かれている。隷下にVMM-262（MV-22B）、VMM-265（MV-22B）、HMH-462（CH-53E）、HMLA-269（AH-1W、UH-1Y）、MALS-36、MWSS-172などを置く。参考：月刊航空ファン4,'16、2,’17

＜第３６軍（日本陸軍）＞

　＜第３６軍（昭和１９年後半）＞：防衛総司令部隷下で、司令部は浦和にある。第81師団、第93師団、戦車第４師団を隷下に置く。参考：比島決戦

＜第３６警戒群＞：航空自衛隊の警戒群で、襟裳分屯基地に置かれている。1961年7月、第36警戒隊から改編されて創設された。2000年3月、第36警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ

＜第３６警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊で、襟裳分屯基地に置かれている。元は1954年1月に新編された北部訓練航空警戒隊第１中隊第３小隊（9013部隊）で、1961年2月に第36警戒隊に改編された。1961年7月、第36警戒群に改編された。2000年3月、第36警戒群から再編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、月刊JWings8,’14

　＜第３６警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、襟裳分屯基地に置かれている。AN/FPS-6/-20レーダーを運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第３６航空団＞：アメリカ空軍の航空団。アメリカ太平洋空軍の隷下で、2006年に第36遠征航空団から改編されてグアムのアンダーセン空軍基地で創設された。参考：月刊軍事研究12,’16

　＜第３６航空団（２０１６年）＞：アメリカ太平洋空軍の隷下で、アンダーセン空軍基地に置かれている。第36作戦群（隷下にアメリカ本土から派遣される爆撃機部隊を置く）、第36任務支援群（第36通信隊、第36土木工学隊、第36契約隊、第36部隊支援隊、第36兵站即応隊、第36警備隊）、第36医療群、第36整備群（第36整備隊、第36弾薬隊）、第36不測事態対処群（第736警備隊、第36機動対処隊、第554レッドフォース隊／応急修理隊、第644戦闘通信隊）からなる。参考：月刊軍事研究12,’16

＜第３６護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1983年3月18日、第35護衛隊からDE-225のしろが編入された。1986年3月19日に廃止され、DE-223よしのは第38護衛隊、DE-224くまのは第31護衛隊に編入された。参考：月刊世界の艦船5,’83、5,’86

＜第３６護衛隊（１９７８年）＞：呉地方隊隷下で、DE-223よしの、DE-224くまのを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は弘前で、通称雪師団。太平洋戦争時、歩兵第222・第223・第224連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第２軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第３６潜水艦＞：呂19を参照。

＜第３６歩兵師団（アメリカ）＞：アメリカ陸軍の歩兵師団。1917年にテキサス州兵とオクラホマ州兵から編成され、第１次大戦に参加した。第２次大戦ではヨーロッパ戦線に投入され、14名が名誉勲章を受章し、大統領部隊感状を12回授与され、16828名の損害を出した。終戦後は第49機甲師団となり、ヨーロッパで有事が起きた際の増援用とされた。1990年の湾岸戦争に際し、第155機甲旅団と第256歩兵旅団が動員されて訓練に入ったが、第256歩兵旅団で67名の兵士が脱走し、中隊長８名が任務不適格として降格されるなど練度が低く、両旅団とも派遣は断念された。2004年5月、第49機甲師団から再編された。司令部と教育部隊はテキサス州のキャンプ・メイブリーに置かれている。参考：月刊軍事研究5,’09、5,’16

　＜第３６歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はテキサス州に置かれている。第45歩兵旅団戦闘団、第56歩兵旅団戦闘団、第72歩兵旅団戦闘団、第155機甲旅団戦闘団、第256歩兵旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３７軍＞：日本陸軍の軍。昭和19年10月下旬、海軍に代わって蘭領ボルネオの防備統一指揮を執る事となった。参考：太平洋海戦史

＜第３７軍（昭和１９年後半）＞：南方軍隷下で、ボルネオの守備を担当する。独立混成第56旅団、独立混成71旅団からなる。参考：比島決戦

＜第３７警戒群＞：航空自衛隊の警戒群で、山田分屯基地に置かれている。元は1957年7月に山田分屯基地に展開した北部訓練航空警戒隊第２警戒隊第３中隊で、1961年7月に第37警戒群に改編された。1989年11月、J/FPS-2の運用を開始。2000年3月、第37警戒隊に改編された。参考：北部航空警戒管制団ホームページ

＜第３７警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊で、山田分屯基地に置かれている。2000年3月、第37警戒群から改編されて山田分屯基地で創設された。2010年6月7-10日、陸自東北方面通信群映像写真小隊、海自大湊システム通信隊と共に、大湊基地などで行われたヘリコプター映像伝送システム協同訓練に参加。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第３７警戒隊（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、山田分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第３７護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1996年3月12日、DD-123しらゆき、DE-220ちとせ、DE-221によどが編入された。1997年3月24日に解隊された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜第３７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は熊本で、通称冬師団。太平洋戦争時、歩兵第225・第226・第227連隊などを隷下に置いていた。昭和19年後半、第38軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第３７潜水艦＞：呂16を参照。

＜第３８軍（昭和１９年後半）＞：インドシナ駐屯軍で、南方軍の隷下にある。第21師団、第37師団からなる。参考：比島決戦

＜第３８護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1986年3月19日、DE-223よしのが編入された。参考：月刊世界の艦船5,’86

＜第３８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は名古屋で、通称沼師団。太平洋戦争時、歩兵第228・第229・第230連隊などを隷下に置いていた。昭和16年12月25日、香港攻略を終了。昭和17年1月4日、第16軍の隷下に入った。9月17日、第17軍の隷下に入った。11月15日、ガダルカナル島に向かう途中で輸送船団が攻撃を受け、壊滅した。昭和19年後半、第８方面軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’15、太平洋海戦史、比島決戦

＜第３８潜水艦＞：呂20を参照。

＜第３８掃海隊（１９７８年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-619むつれ、MSC-620ちぶりが配備された。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第３８歩兵師団＞：アメリカ陸軍インディアナ州兵の歩兵師団。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３８歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はインディアナ州にある。第37歩兵旅団戦闘団、第76歩兵旅団戦闘団、第278機甲旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第３９海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-39と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第３９海兵航空群（２０１４年）＞：第３海兵航空団隷下で、キャンプ・ペンドルトンに置かれている。隷下にMALS-39、HMLA-169、HMLA-267、HMLA-369、HMLA-469、HMM-268、HMM-364、HMMT-164、HMLAT-303、MWSS-372を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第３９海兵航空群（２０１６年）＞：第３海兵航空団隷下で、キャンプ・ペンドルトンに置かれている。隷下にMALS-39、HMLA-169、HMLA-267、HMLA-369、HMLA-469、HMLAT-303、VMM-164、VMM-364、MWSS-372を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第３９軍（昭和１９年後半）＞：タイ駐屯軍で、南方軍の隷下にある。独立混成第29旅団からなる。参考：比島決戦

＜第３９護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1991年、佐世保地方隊隷下に新編された。後に第26護衛隊に改編された。参考：佐世保地方隊ホームページ

＜第３９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は広島で、通称藤師団。太平洋戦争時、歩兵第231・第232・第233連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第３９潜水艦＞：呂21を参照。

＜第３９掃海隊（１９７８年）＞：大湊地方隊函館基地隊隷下で、MSC-623りしり、MSC-624れぶんが配備されていた。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４０軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。昭和20年1月、台湾の嘉義で新編され、第12師団、第50師団、第66師団、第71師団、第９師団を隷下に置いた。参考：太平洋海戦史

＜第４０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は善通寺で、通称鯨師団。太平洋戦争時、歩兵第234・第235・第236連隊などを隷下に置いていた。昭和18年2月16日、湖北省監利を占領。昭和19年後半、第11軍の隷下にあった。昭和20年1月3日、一号作戦第三期作戦を開始。2月7日、新城飛行場を占領。参考：帝国陸海軍事典、ラバウル航空戦、比島決戦

＜第４０潜水艦＞：呂22を参照。

＜第４０掃海隊（１９７８年）＞：第１掃海隊群隷下で、司令部は舞鶴にある。MSC-625あまみ、MSC-627みなせ、MSC-628いぶきが配備されていた。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４０歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はカリフォルニア州に置かれている。第29歩兵旅団戦闘団、第41歩兵旅団戦闘団、第79歩兵旅団戦闘団、第81機甲旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第４１海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-41と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第４１海兵航空群（２０１４年）＞：第４海兵航空団隷下で、フォートワース統合基地に置かれている。隷下にMALS-41、VMFA-112、VMFT-401、VMM-764、VMGR-234、MWSS-471、MWSS-473を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第４１海兵航空群（２０１６年）＞：第４海兵航空団隷下で、フォートワース統合基地に置かれている。隷下にMALS-41、VMFA-112、VMFT-401、VMM-764、HMLA-775、MWSS-471、MWSS-473を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第４１教育飛行隊＞：航空自衛隊の教育飛行隊。輸送機や救難機を操縦するための基本操縦（T-400）課程（長期）教育や輸送機操縦課程教育を主任務とする。1994年8月29日（7月29日？7月28日？）、臨時第41教育飛行隊として美保基地で創設され、T-400初号機が飛行開発実験団から移管された。1995年6月1日に第41教育飛行隊として編成を完結し、第３輸送航空隊の隷下に入った。2012年8月、空自初の女性飛行隊長が就任した。2019年7月27日、米子がいな祭に参加し、T-400練習機で航過飛行を行った。教育部隊を全て航空教育集団の隷下に収め一貫した教育体制を取ることになったのと、美保基地へのC-2配備、KC-46A導入、陸自CH-47JA配備に伴い美保基地が手狭になるため、航空教育集団の隷下に移って2020年度に他基地（浜松基地らしい）に移動する予定だったが、浜松基地の整備が遅れ、2021年度に延期された。2021年10月2日、鳥取砂丘コナン空港フェスタ2021でT-400練習機を展示した。10月中旬、浜松基地への移動を開始。10月15日、浜松基地で壮行会を実施。10月29日、美保基地から浜松基地への移動を完了し、航空支援集団第３輸送航空隊から航空教育集団第１航空団の隷下に移った。2022年9月4日、静岡県総合防災訓練にT-4練習機とT-400練習機で参加。参考：月刊JWings3,’13、7,’13、9,’14、10,’19、6,’20、12,'21、1,'22、11,'22、月刊航空ファン1,’15、11,’16、8,’17、MAMOR vol.111

　＜第４１教育飛行隊（２０１５年）＞：第３輸送航空隊飛行群隷下で、美保基地に置かれている。隊員数30名で、T-400練習機10機を装備する。参考：月刊航空ファン4,’16、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

　＜第４１教育飛行隊（２０２０年）＞：第３輸送航空隊隷下で、美保基地にある。T-400を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第４１駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和19年10月20日、比島沖海戦に参加（霜月）。昭和20年4月6日、沖縄海上特攻に参加（冬月、涼月）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第４１護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1983年2月8日、第１護衛隊群隷下に創設され、DD-122はつゆき、DD-123しらゆきが編入された。1984年2月15日、DD-125さわゆきが編入された。1990年1月31日、第１護衛隊群から第４護衛隊群隷下に移った。1991年3月12日、第48護衛隊からDD-125さわゆきが転入した。1996年3月12日、DD-155はまぎりが第48護衛隊から転入し、DD-122はつゆきが第37護衛隊に転出した。参考：月刊世界の艦船5,’83、11,’11

＜第４１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は宇都宮で、通称河師団。太平洋戦争時、歩兵第237・第238・第239連隊などを隷下に置いていた。昭和17年12月23日、第８方面軍の隷下に入った。ニューギニアに増派されることになり、朝鮮及び中国から移動を開始。昭和18年2月5日、パラオに集結。2月20日、ウエワクに上陸開始。昭和19年後半、第18軍の隷下だった。参考：帝国陸海軍事典、ラバウル航空戦、歴史群像8,’15、比島決戦

＜第４１潜水艦＞：呂23を参照。

＜第４１掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年3月27日に一旦廃止され、MSC-630たかみは特務船として大湊港務隊に、MSC-631いおうは特務船として呉港務隊に転属した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年3月21日、MSC-604えのしまが配備された。MSC-681すがしまが第44掃海隊に転出した。6月24日朝、神奈川県横須賀市猿島沖で底引き網に魚雷のようなものが引っかかり、海面近くまで引き揚げたものの、再度海中に落下した。6月26日に第41掃海隊が掃海艇２隻で付近を捜索したところ、1500過ぎ、水深50mの海底に沈んでいる九一式航空魚雷を発見した。神奈川県や横須賀市との協議の結果、水中爆破処分に処することとなり、7月12日0900に第41掃海隊の掃海艇３隻と第51掃海隊などの支援を含む水中処分員26名で準備を開始。0945にプラスチック爆弾で爆破し、1000過ぎに水中処分員が成功を確認、1040頃に立ち入り禁止区域（船舶は半径300m、潜水・遊泳は半径3km）が解除された。2013年3月21日、MSC-605ちちじまが配備された。MSC-682のとじまが第44掃海隊に転出した。2014年5月16日、MSC-683つのしまが第42掃海隊に転出した。2015年3月19日、MSC-606はつしまが配備された。2016年7月1日、MSC-606はつしまが第１掃海隊に転出した。参考：MAMOR vol.52、月刊世界の艦船5,’12、5,’13、5,’86、7,’14、5,’15、9,’16、朝雲

＜第４１掃海隊（１９７８年）＞：呉地方隊阪神基地隊隷下で、MSC-630たかみ、MSC-631いおうを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４１掃海隊（２００１年４月１日）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-668ゆりしま、MSC-670あわしま、MSC-671さくしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第４１掃海隊（２００９年）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-681すがしま、MSC-682のとじま、MSC-683つのしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3

＜第４１掃海隊（２０１２年）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-604えのしま、MSC-682のとじま、MSC-683つのしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

＜第４１掃海隊（２０１５年）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-604えのしま、MSC-605ちちじま、MSC-606はつしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第４１掃海隊（２０２０年）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-604えのしま、MSC-605ちちじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４２機甲師団（イギリス）＞：1941年11月1日、英本土第９軍団管轄下に第42歩兵師団から改編されて誕生した。基幹戦力は２個機甲旅団、１個支援群、１個機甲連隊（装甲車偵察）。1942年6月1日、イギリス本土第３機甲集団管轄下に改編され、１個機甲旅団、１個自動車化歩兵旅団、１個機甲連隊（装甲車偵察）を隷下に置いた。1943年4月18日、隷下の機甲連隊が義勇騎兵連隊に改称。1943年10月17日、国防省の統制下に解隊された。参考：月刊グランドパワー1,’01

＜第４２警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。元は1955年2月に新編された北部訓練航空警戒隊大湊派遣隊で、1961年7月に第42警戒群に改編され、大湊分屯基地に配備された。1980年12月、J/FPS-2の運用を開始。2011年7月、J/FPS-5の運用を開始。2014年12月1日、むつ市と隊員家族あんしん協定を締結。7月5日、通信電子隊が空自QCサークル第３回大会でゴールド賞を受賞した。2018年7月28日、むつ市で開かれた楽市楽座でむつ地域事務所が行った募集広報を支援した。参考：北部航空警戒管制団ホームページ、月刊JWings8,’14、MAMOR vol.118、朝雲

　＜第４２警戒群（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、大湊分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４２護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1984年1月26日、第２護衛隊群隷下に新編され、DD-124みねゆき、DD-126はまゆきが配備された。1986年12月11日、DD-131せとゆきが編入された。1988年3月17日、DD-151あさぎりが編入され、DD-131せとゆきが第45護衛隊に転出した。1989年1月25日、DD-152やまぎりが編入され、DD-124みねゆきが第３護衛隊群に転出した。1990年3月6日、第３護衛隊群隷下に移り、DD-124みねゆきが転入し、DD-151あさぎりとDD-152やまぎりが第47護衛隊に転出した。1997年3月24日、第３護衛隊に改編された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年6月に仙台で編成された。通称勲師団。昭和19年後半、第27軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第129・第130・第158連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第４２潜水艦＞：呂24を参照。

＜第４２掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年12月16日に一旦廃止された。所属していたMSC-632みやけは特務船となって横須賀港務隊に、MSC-633うとねは掃海母艇となって呉地方隊第101掃海隊に編入された。2001年8月、MSC-666おぎしまが編入された。2006年2月、MSC-666おぎしまが第101掃海隊に転出した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。4月14日、大阪市住之江区にある幼稚園の園児による激励を受けた。この際、園児代表４名が阪神基地隊を訪問し、MSC-676くめじまの艇長に絵を手渡した。2012年3月21日、MSC-674つきしまが除籍された。2013年6月20-28日、MSC-676くめじま、MSC-677まきしまが硫黄島沖で実機雷処分訓練に参加。2014年4月2日、MSC-677まきしまが除籍され、MSC-684なおしまが第43掃海隊から転入した。5月16日、MSC-683つのしまが第41掃海隊から転入した。MSC-676くめじまが第101掃海隊に転出した。2015年6月19-28日、MSC-683つのしまとMSC-684なおしまが硫黄島周辺海域で平成27年度実機雷処分訓練に参加。参考：月刊世界の艦船2,’87、5,’12、9,’13、6,’14、7,’14、MAMOR vol.52、vol.105、海上自衛新聞、朝雲

　＜第４２掃海隊（１９７８年）＞：横須賀地方隊隷下で、MSC-632みやけ、MSC-633うとねを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

　＜第４２掃海隊（２００１年４月１日）＞：阪神基地隊隷下で、MSC-674つきしま、MSC-676くめじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

　＜第４２掃海隊（２００９年）＞：阪神基地隊隷下で、MSC-674つきしま、MSC-676くめじま、MSC-677まきしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3

　＜第４２掃海隊（２０１２年）＞：阪神基地隊隷下で、MSC-676くめじま、MSC-677まきしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

　＜第４２掃海隊（２０１５年）＞：阪神基地隊隷下で、MSC-683つのしま、MSC-684なおしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第４２掃海隊（２０２０年）＞：阪神基地隊隷下で、MSC-683つのしま、MSC-684なおしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４２歩兵師団（２０１５年）＞：陸軍州兵師団で、司令部はニューヨーク州に置かれている。第27歩兵旅団戦闘団、第50歩兵旅団戦闘団、第86歩兵旅団戦闘団からなる。参考：月刊軍事研究5,’16

＜第４３駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和19年12月16日、ミンドロ島砲撃に出撃した（榧、杉、樫）が、台風に遭って引き返した。12月24日から礼号作戦に参加（榧、杉、樫）。参考：歴史群像8,’98

＜第４３警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。背振山分屯基地に置かれている。1975年6月、J/FPS-1の運用を開始。参考：月刊JWings8,’14、西部航空方面隊ホームページ

　＜第４３警戒群（２０１５年）＞：西部航空警戒管制団隷下で、背振山分屯基地に置かれている。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４３護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1985年3月14日、第１護衛隊群隷下に創設され、DD-127いそゆき、DD-128はるゆきが配備された。1989年3月17日、第１護衛隊群から第４護衛隊群隷下に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年6月に名古屋で編成された。通称誉師団。昭和19年5月からサイパンに展開し、第31軍隷下に入った。7月7日に玉砕した。終戦時、隷下に歩兵第118・第135・第136連隊などを置いていた。参考：激闘！太平洋戦争地上戦、帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第４３潜水艦＞：呂25を参照。

＜第４３潜水艦沈没事故＞：大正13年3月19日、佐世保鎮守府が佐世保軍港の攻防を想定した基本演習を実施。防御側の甲軍は佐世保防備隊、大村航空隊、第22潜水隊（第41潜水艦、第42潜水艦、第43潜水艦）からなり、攻撃側の乙軍は軽巡洋艦龍田、第28駆逐隊、第29駆逐隊、潜水艦母艇見島（陸軍兵輸送船団を想定）から構成されていて、佐世保軍港の防御要塞は乙軍側の攻撃により破壊されたとの想定を与えられ、乙軍は佐世保軍港の爆撃と相の浦方面への上陸作戦を企図していた。0800、演習開始。程無くして乙軍水偵が黒島付近に潜水艦を発見したと龍田に報告を入れた。龍田の艦長は指揮下部隊に増速と15ノットでの之字運動を下命。第22潜水隊は見島への雷撃を行うこととし、まず第41潜水艦が右舷側から攻撃に成功、次いで第43潜水艦が射点に位置しようとした。0850、龍田が之字運動を開始して右に回頭した刹那、右30度・距離60mの至近距離に潜望鏡を発見。龍田の艦長は面舵一杯・両舷停止を叫んだが間に合わず、龍田の船体後部を左舷から右舷にくぐり抜ける形で第43潜水艦が衝突、0853に沈没した。見島に同乗していた統裁官は即座に演習中止を命じ、鎮守府は救難命令を発令してクレーン船猿橋丸を現場に向かわせた。第43潜水艦は救難浮標を浮上させており、沈没位置はすぐに判明したが、浮標内の電話機が故障していて連絡が付かなかった。龍田の潜水員は潜望鏡を折損し司令塔基部に亀裂が入った状態で水深36mの海底に沈座する第43潜水艦を確認し、1030にハンマーで船殻を叩いたところ、応答があった。1610、電話機の修理に成功。浸水した機関室から電動機室に避難した18名の機関員と交信することが可能となった。1620に最初の交信を行い、衝突直後から発令所と連絡が取れないこと、停電していること、浸水が続き艦が左に50度傾斜していることなどが判明。1637には気圧上昇と酸欠、炭酸ガス濃度上昇に苦しんでいることが伝えられた。1645に両舷電動機が浸水したと報告され、1710にはメインタンクのブロー準備が整ったものの発令所の圧縮空気バルブが閉まっているためブローできないので開けて欲しいという要請が出されている。1840には一人倒れた、二人倒れたとの報告の後、今日中に揚がる見込みはありますかと質問があったが、救助は難航、1930に電話機から天皇陛下万歳の声が響いた。2000頃にはもう2-3名しか残っていないと連絡があり、2010の「既に決心しているから皆様願わくば国家の為に最善の努力を頼む」、2038の「唯天命を待つ」、2045の「はやく、はやく」との連絡を最後に通信が途絶した。浮揚に成功したのは１ヶ月後の4月18日で、翌19日に乗員48名（33名？）全員の遺体が収容された。司令塔基部の亀裂から浸水した大量の海水が開放されていた司令塔下方のハッチから一気に艦内に流れ込んだとみられ、このハッチが閉鎖状態なら沈没していなかったかもしれない。引き揚げられた第43潜水艦は再就役し、その後呂25と改称された。参考：月刊丸6,’01、写真で見る海軍糧食史

＜第４３戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍戦闘飛行隊、別名ホーネッツ（Honets）。1917年6月13日、第43臨時飛行隊として新編され、1919年に解隊された。1922年、第43スクール・スコードロンとして再編された。1940年、第43追撃飛行隊（P-40装備）に改称された。1946年、解隊された。1964年１月、第43戦術戦闘飛行隊（F-4装備）として第15戦術戦闘航空団隷下にマクディル空軍基地で再編された。1970年7月、第21CW隷下となり、エルメンドルフ空軍基地に移動。1982年、F-15に機種転換した。1991年9月、第43戦闘飛行隊に改称。12月、第３戦闘航空団隷下となった。1994年1月に解隊された。2002年10月1日、航空教育訓練軍団第325戦闘航空団隷下のF-22A訓練飛行隊としてティンダル空軍基地で再編された。2012年5月31日、パイロット訓練生が搭乗して離陸したF-22A-10戦闘機が、脚を引き上げるタイミングが早すぎて機体が沈み込み滑走路に接触、850mほど胴体下面を擦って停止した。パイロットは無事だったが、機体は胴体バルクヘッドまで損傷して大破し、2017年3月に漸く修理を終えている。2023年、配備しているF-22Aブロック20戦闘機の退役が決まったため、転換訓練任務を第１戦闘航空団第71戦闘飛行隊に譲った。参考：月刊JWings12,’12、4,’18、9,’23

＜第４３掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。2009年3月6日、MSC-685とよしまが編入され、MSC-675まえじまが第44掃海隊に移った。4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故の行方不明者捜索に参加。2010年9月30日、福岡県苅田港沖で、太平洋戦争中にアメリカが敷設したMk36機雷と思われる機雷を、MSC-686うくしまに乗船した水中処分員が処分した。11月3日、関門海峡東口にある満珠島の南1.5kmの海域にMSC-685とよしまとMSC-686うくしまが進出し、10月7-13日に浚渫工事で発見されたアメリカ軍のMk25機雷１個と日本軍の砲弾８個を水中爆破処分した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2014年4月2日、MSC-684なおしまが第42掃海隊に転出した。2020年6月8日、水中処分員８名が関門海峡で下関基地隊が行った３インチ砲弾調査回収作業に参加。参考：月刊丸1,’10別冊、月刊世界の艦船6,’14、MAMOR vol.52、朝雲

＜第４３掃海隊（１９７８年）＞：下関基地隊隷下で、MSC-636てうり、MSC-637むろつを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４３掃海隊（２００１年４月１日）＞：下関基地隊隷下で、MSC-673いえしま、MSC-675まえじま、MSC-677まきしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第４３掃海隊（２００９年）＞：下関基地隊隷下で、MSC-673いえしま、MSC-684なおしま、MSC-685とよしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3

＜第４３掃海隊（２０１０年）＞：下関基地隊隷下で、MSC-684なおしま、MSC-685とよしま、MSC-686うくしまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第４３掃海隊（２０１５年）＞：下関基地隊隷下で、MSC-685とよしま、MSC-686うくしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第４３掃海隊（２０２０年）＞：下関基地隊隷下で、MSC-685とよしま、MSC-686うくしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４４警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1960年7月に峯岡山のレーダーサイトがアメリカ空軍から自衛隊に移管されたのを受け、1961年7月、峯岡山分屯基地で新編された。2000年3月、第44警戒隊に改編された。参考：峯岡山分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４４警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊で、峯岡山分屯基地に置かれている。2000年3月、第44警戒群から改編されて峯岡山分屯基地で創設された。2006年3月31日、FPS-XXのテストを行う飯岡分遣班が新編された。2013年3月25日、技本飯岡支所で飯岡分遣隊任務終了行事を実施。分遣隊員は飯岡係としてFPS-XXの解体に従事することとなった。2019年9月9日に上陸した台風15号被害の災害派遣に参加。参考：峯岡山分屯基地ホームページ、朝雲、月刊JWings8,’14、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、MAMOR vol.155

　＜第４４警戒隊（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、峯岡山分屯基地に置かれている。総括班（准曹士先任、総務人事係、運用訓練係、衛生係）、監視小隊、通信電子小隊（システム統制班、電子班、通信班）、基地業務小隊（補給班、施設班、管理班、厚生班）からなる。参考：峯岡山分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４４護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1986年3月19日、第２護衛隊群隷下に新編され、DD-129やまゆき、DD-130まつゆきが配備された。参考：月刊世界の艦船5,’86

＜第４４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月に大阪で編成された。通称橘師団。昭和19年後半、中部軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第92・第93・第94連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第４４潜水艦＞：伊51を参照。

＜第４４掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。2009年3月6日、MSC-675まえじまが編入され、MSC-670あわしまが除籍された。2010年6月24日、MSC-678とびしまが第45掃海隊に転出した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年3月21日、MSC-681すがしまが第41掃海隊から転入した。MSC-680ながしまが第45掃海隊に転出した。2013年3月21日、MSC-675まえじまが第101掃海隊に転出した。MSC-682のとじまが第41掃海隊から編入された。2016年7月14日、舞鶴湾で行方不明になった男性１人の捜索に関する災害派遣に参加。2020年6月12日、MSC-682のとじまが除籍され、MSC-688あいしまが第３掃海隊から編入された。2023年3月15日、MSC-681すがしまが除籍され、MSC-606はつしまが第１掃海隊から編入された。参考：月刊世界の艦船8,’10、5,’12、5,’13、8,'20、5,'23、MAMOR vol.52、朝雲

＜第４４掃海隊（１９７８年）＞：第２掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。MSC-621おおつ、MSC-638たしろ、MSC-639みやとを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第４４掃海隊（２００１年４月１日）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-661たかしま、MSC-662ぬわじま、MSC-663えたじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第４４掃海隊（２００９年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-678とびしま、MSC-680ながしま、MSC-675まえじまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3、月刊丸1,’10別冊

＜第４４掃海隊（２０１０年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-680ながしま、MSC-675まえじまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第４４掃海隊（２０１２年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-675まえじま、MSC-681すがしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

＜第４４掃海隊（２０１５年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-681すがしま、MSC-682のとじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第４４掃海隊（２０２０年）＞：舞鶴地方隊隷下で、MSC-681すがしま、MSC-682のとじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４５宇宙航空団（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の宇宙航空団。ケープ・カナベラルからの衛星打ち上げなどを担当する。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第４５宇宙航空団（２００７年）＞：第14航空軍隷下で、フロリダ州のパトリック空軍基地に司令部がある。東海岸射場（ケープ・カナベラル空軍ステーション）からの衛星打ち上げ、スペースシャトル打ち上げ、トライデントSLBMの試験発射を主任務とする。参考：月刊軍事研究12,’07

＜第４５宇宙航空団（２０１５年）＞：第14航空軍隷下で、フロリダ州パトリック空軍基地に置かれている。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第４５警戒群＞：航空自衛隊の警戒群で、当別分屯基地に置かれている。1995年、J/FPS-3の運用を開始。2017年1月10日、陸自第11旅団第10普通科連隊と協同訓練及び相互支援に関する申し合わせを締結。2月8日、当別町と災害派遣活動にかかる当別町と航空自衛隊当別分屯基地との協定を締結。平素からの連絡調整強化、災害派遣車両駐車場・燃料仮貯蔵・燃料仮取扱場所として当別町からの土地の提供、物資などの支援などを迅速かつ継続的に行う事となった。6月8日、石狩市と災害派遣協定を締結。参考：月刊JWings8,’14、朝雲

　＜第４５警戒群（２０１５年）＞：北部航空警戒管制団隷下で、当別分屯基地に置かれている。J/FPS-3改を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４５護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1987年2月20日、第３護衛隊群隷下に新編され、DD-132あさゆき、DD-133しまゆきが配備された。1988年3月17日、DD-131せとゆきが編入された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４５潜水艦＞：呂26を参照。

＜第４５掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年3月27日、第１掃海隊群から阪神基地隊に転属した。2008年12月17日、MSC-671さくしまが第101掃海隊に転出。2009年10月6-18日、北海道周回行動を実施。利尻島、稚内、枝幸、根室、釧路に寄港し、災害派遣などに備えた行動能力検証、港湾施設調査、広報活動を行った。2010年6月24日、MSC-672うわじまが退役し、第44掃海隊からMSC-678とびしまが編入された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年3月21日、MSC-680ながしまが第44掃海隊から転入した。2014年5月12日、MSC-678とびしまが除籍された。2015年6月19-28日、MSC-679ゆげしまとMSC-680ながしまが硫黄島周辺海域で平成27年度実機雷処分訓練に参加。2016年10月19日、MSC-687いずしまが第３掃海隊から転入した。2017年3月27日、MSC-679ゆげしまがMCL-731に艦種変更されて第101掃海隊に移った。2018年3月27日、MSC-680ながしまがMCL-732に艦種変更されて第101掃海隊に移った。MSC-689あおしまが第46掃海隊から転入した。参考：月刊世界の艦船8,’10、5,’12、5,’86、7,’14、1,’17、6,’17、6,’18、MAMOR vol.52、vol.105、朝雲

＜第４５掃海隊（１９７８年）＞：第１掃海隊群隷下で、呉に置かれている。MSC-640たかね、MSC-641むづきを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４５掃海隊（２００１年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-660ははじま、MSC-664かみしま、MSC-672うわじまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第４５掃海隊（２００９年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-672うわじま、MSC-679ゆげしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3、月刊丸1,’10別冊

＜第４５掃海隊（２０１０年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-678とびしま、MSC-679ゆげしまを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’11

＜第４５掃海隊（２０１２年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-678とびしま、MSC-679ゆげしま、MSC-680ながしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’12

＜第４５掃海隊（２０１５年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-679ゆげしま、MSC-680ながしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第４５掃海隊（２０２０年）＞：函館基地隊隷下で、MSC-687いずしま、MSC-689あおしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４６警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。2000年3月、第46警戒隊に改編された。参考：佐渡分屯基地ホームページ

＜第４６警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊で、佐渡分屯基地に置かれている。佐渡市立金井小学校・同金井中学校からの依頼を受け、両校に対するスキー指導を毎年実施している。2000年3月、第46警戒群から改編されて佐渡分屯基地で創設された。2016年12月10日、高田駐屯地で越後の絆�U訓練を研修した。2017年2月21日、新潟県自衛隊家族会佐渡地区協議会が主催した佐渡市家族支援訓練に参加。2018年1月29日から2月2日、新潟県佐渡市で水道管破裂による断水の給水支援に参加。2019年6月18日、山形県沖を震源とする最大震度６強の地震が発生したため、情報収集を実施。参考：佐渡分屯基地ホームページ、朝雲、月刊JWings8,’14、MAMOR vol.135、vol.152

　＜第４６警戒隊（２０１５年）＞：中部航空警戒管制団隷下で、佐渡分屯基地に置かれている。J/FPS-5Bを運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第４６護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1989年3月17日、第１護衛隊群隷下に創設され、DD-153ゆうぎり、DD-154あまぎりが配備された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年5月に熊本で編成された。通称静師団。隷下に歩兵第123・第145・第147連隊などを置いていた。昭和19年後半、第19軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第４６潜水艦＞：呂57を参照。

＜第４６掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1986年12月16日、第２掃海隊群から横須賀地方隊隷下に移った。配備艦はMSC-642よこせ、MSC-643さかてである。1997年3月、沖縄基地隊の隷下に入った。2004年3月、MSC-668ゆりしまが配備された。2005年2月9日、MSC-667もろしまが除籍され、MSC-689あおしまが配備された。2006年2月8日、MSC-669ひこしまが他隊に移り、MSC-691ししじまが編入された。2007年2月23日、MSC-668ゆりしまが除籍され、MSC-692くろしまが編入された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2013年6月20-28日、MSC-691ししじま、MSC-692くろしまが硫黄島沖で実機雷処分訓練に参加。2017年3月27日、MSC-689あおしまが第45掃海隊に移った。参考：月刊世界の艦船2,’87、9,’13、6,’18、MAMOR vol.52、沖縄基地隊ホームページ

　＜第４６掃海隊（１９７８年）＞：第２掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。MSC-642よこせ、MSC-643さかてを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

　＜第４６掃海隊（２００１年４月１日）＞：沖縄基地隊隷下で、MSC-667もろしま、MSC-669ひこしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

　＜第４６掃海隊（２００９年）＞：沖縄基地隊隷下で、MSC-689あおしま、MSC-691ししじま、MSC-692くろしまを配備する。参考：MORIBITO Vol.3、月刊丸1,’10別冊、月刊世界の艦船1,’11

　＜第４６掃海隊（２０１５年）＞：沖縄基地隊隷下で、MSC-689あおしま、MSC-691ししじま、MSC-692くろしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

　＜第４６掃海隊（２０２０年）＞：沖縄基地隊隷下で、MSC-691ししじま、MSC-692くろしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜第４７護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1990年3月6日、第２護衛隊群隷下に新編され、DD-151あさぎり、DD-152やまぎり、DD-157さわぎりが配備された。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年3月に弘前で編成された。通称弾師団。昭和19年8月、第６方面軍の隷下に入り、中支に移動した。終戦時、隷下に歩兵第91・第105・第131連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、歴史群像6,’16

＜第４７潜水艦＞：呂58を参照。

＜第４７掃海隊（１９７８年）＞：第２掃海隊群隷下で、司令部は大湊にある。MSC-629かつら、MSC-644おうみ、MSC-645ふくえが配備された。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第４８護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1990年1月31日、第１護衛隊群隷下に新編され、DD-155はまぎりが配備された。2月14日、DD-156せとぎりが配備された。1991年3月12日、DD-158うみぎりが配備され、DD-125さわゆきが第41護衛隊に転出した。1996年3月12日、DD-101むらさめが配備され、DD-155はまぎりが第41護衛隊に転出した。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第４８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は熊本で、通称海兵団。昭和17年1月中旬、第14軍から第16軍の隷下に移った。昭和19年後半、第19軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、太平洋海戦史、比島決戦

　＜第４８師団（昭和１５年、軍令陸第５７号）＞：師団司令部、第48歩兵団司令部、台湾歩兵第１連隊、台湾歩兵第２連隊、歩兵第３連隊、山砲第48連隊、捜索第48連隊、工兵第48連隊、輜重兵第48連隊、師団通信隊、第48師団兵器勤務隊、第48師団衛生隊、第48師団第１野戦病院、第48師団第４野戦病院を隷下に置く。将兵数12893名。歩兵砲18門、速射砲12門、連隊砲12門、山砲16門、重機関銃72丁を装備する。自動車784両と装甲車16両を有しており、ジャワ作戦参加時には自動車化師団となっていた。参考：月刊PANZER6,’13

＜第４８掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。1983年1月27日、第１掃海隊群から沖縄基地隊隷下に移った。参考：月刊世界の艦船5,’83

＜第４８掃海隊（１９７８年）＞：第１掃海隊群隷下で、佐世保に置かれている。MSC-634あわじ、MSC-635とうしを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第４８装甲軍団（ドイツ）＞：ドイツ陸軍の装甲軍団。1940年12月15日、第12軍管区司令部の管轄下に第48自動車化軍団として編成を開始。1941年1月15日、現役任務を開始。4月6日、動員準備を完了。6月22日、第48装甲軍団に改称。参考：月刊グランドパワー8,’00

＜第４８装甲軍団（バルバロッサ作戦時）＞：1941年4月24日、第48築城司令部という秘匿名に改称され、第６軍隷下に入った。26日までにソ連国境付近のツアモースに移動。6月18日、第１装甲集団司令部で作戦指導要綱の説明を受けた。6月22日0315、攻撃準備射撃及び進撃を開始。12時にはブーク河を渡河してその日のうちに20km進撃。6月23日、ラジェホフでソ連戦車30両以上を撃破。6月24日、スティル河を渡河。6月25日、ドゥブノを占領。夕方、SMK重戦車出現の噂で兵站部隊がパニックに陥ったが、夜には鎮めた。6月26日、ソ連機械化軍団６個の反撃を受け、一時は突破されかけたが、88mm対空砲でソ連戦車多数を破壊して何とか切り抜けた。6月27日にはソ連第８機械化軍団の攻撃を受けて南側面が危機に晒されたが、こちらも撃退に成功した。7月2日までソ連軍との激戦が続いたが、破砕に成功し、夜から前進を再開した。7月3日、クルビエツク−リジツェ間、リスキ−シフキ間のトーチカ群を制圧。7月4日、ホリン河を渡河してポホレルツェを制圧。7月5日、スターリン防衛線を突破。7月6日、退却するソ連軍を追撃しながら前進を継続。7月7-8日、ソ連は撤退を中止して反撃を開始。これを撃退しつつ前進を続けたが、損害が大きくなり攻撃前進が難しくなったため、7月9日に隷下の第11装甲師団主力の増強改編を行った。7月10日、クドノフ南方のソ連軍の包囲を開始。しかし反撃に遭い、隷下の第11装甲師団が逆に包囲された。7月11日、第11装甲師団との連絡を回復したが、ベルディチェフ橋頭堡付近での激戦が続いた。7月14日、漸くソ連の包囲網を突破して7月15日から前進を再開。敵40個師団の包囲にかかった。しかし7月18日には悪天候で前進が止まり、7月20日に再び前進を開始。7月21日からウマーニ付近で防御戦闘に入り、敵の攻撃を撃退しつつ包囲網を形成。7月31日までにウマーニ包囲網をほぼ完成させた。8月1日より包囲網内のソ連軍と激戦を開始。8月8日までにソ連第６・第12・第18軍の計25個師団を壊滅させ、戦車317両、火砲858門、装輪車両5250両、兵員20万名の損害を与え、10万名以上の捕虜を得た。8月9日より黒海に向けて進撃を開始。8月16日にブーク河沿いのニコライエフ市内に到達。20日にはドニエプル河沿いのケルソンを占領した。参考：月刊グランドパワー8,’00、9,’00、10,’00

＜第４９海兵航空群＞：アメリカ海兵隊の海兵航空群で、MAG-49と略す。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第４９海兵航空群（２０１４年）＞：第４海兵航空団隷下で、ウィロー・グルーヴ統合基地に置かれている。隷下にMALS-49、VMGR-452、HMH-772、HMLA-773、HMM-774、MWSS-472を置く。参考：月刊軍事研究8,’14

　＜第４９海兵航空群（２０１６年）＞：第４海兵航空団2016隷下で、マクディール−ディックス−レイクハースト統合基地に置かれている。隷下にMALS-49、VMGR-452、HMH-772、HMLA-773、HMM-774、MWSS-472を置く。参考：月刊航空ファン2,’17

＜第４９戦闘航空団＞：アメリカ空軍の戦闘航空団。2014年1-4月にF-22A戦闘機24機全てを第325戦闘航空団に移管し、代わりにF-16C/Dを装備する予定だったが、MQ-1とMQ-9を装備してUAV専門の第49航空団になった。2018年10月1日、第12航空軍から航空教育訓練軍団第19航空軍の隷下に移った。参考：月刊JWings4,’14、12,’18、月刊軍事研究4,’15

＜第４９戦闘航空団（２０１３年）＞第12航空軍隷下で、司令部はニューメキシコ州ホロマンにある。隷下に第49作戦群第７戦闘飛行隊（F-22A）、同第49作戦支援隊、第49整備群、第49資材整備群、第49医療群、第96試験群、第４宇宙コントロール隊を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第４９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年5月、京城で編成された。通称狼師団。終戦時、歩兵第106・第153・第168連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第４９掃海隊（１９７８年）＞：第１掃海隊群隷下で、呉に置かれている。MSC-646おきつ、MSC-647はしら、MSC-648いわいが配備されていた。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第５０宇宙航空団（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の宇宙航空団。通信衛星や航法衛星などを運用する。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第５０宇宙航空団（２００７年）＞：第14航空軍隷下で、空軍衛星制御ネットワークなどによる民間及び軍事衛星の運用、維持、管理、追跡などを主任務とする。参考：月刊軍事研究12,’07

＜第５０宇宙航空団（２０１５年）＞：第14航空軍隷下で、コロラド州シュリーバー空軍基地に置かれている。参考：月刊軍事研究4,’16

＜第５０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年5月、台湾で編成された。通称蓬師団。昭和19年後半、第10方面軍の隷下にあった。昭和20年1月、第40軍の隷下に入った。終戦時、隷下に歩兵第301・第302・第303連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、太平洋海戦史

＜第５１警備隊＞：日本海軍の警備隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は建制上は第６根拠地隊隷下、兵力部署では南洋部隊ハウランド方面攻撃支援隊所属だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第５１航空師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の航空師団。岐阜で編成された。通称空師団。参考：帝国陸海軍事典

＜第５１航空戦隊＞：日本海軍の航空戦隊。昭和19年1月、築城航空隊が隷下に入った。2月20日、第203航空隊が隷下に入った。11月15日、第203航空隊が第25航空戦隊に転出した。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊丸12,’90

＜第５１航空隊＞：海上自衛隊の航空隊。海自が使用する各航空機やUP-3Cなどを用いての装備試験、機体性能調査改善、調査研究、安全指導などを主任務とする。テストパイロット養成も担当しており、幹部専攻科課程学生や飛行試験課程学生への教育を行う。1961年9月1日、八戸航空基地で第２航空群隷下に新編された。1963年3月15日、第２航空群から第４航空群の隷下に入り、八戸航空基地から下総航空基地に移った。1963年度にKV-107A掃海ヘリ３機が引き渡され、航空掃海の実用試験を行った。1969年7月、第４航空群の隷下から航空集団直轄に移った。1981年10月31日、下総航空基地から厚木航空基地に移った。2008年9月、無事故飛行連続13万基準時間以上を達成。2008年12月16日、15年間無事故飛行（1993年7月から）や運用機１機あたり2197基準時間無事故飛行記録達成（2004年6月から2008年3月まで）により、防衛大臣から一級賞状が授与された。2009年6月11日、運用機１機あたり7500時間以上の航空無事故達成で海幕長から第２級賞状を授与された。2010年2月12日、第513飛行隊が安全飛行時数10万時間を達成した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。1530、UP-3C１機が離陸。2013年3月、P-1操縦訓練装置を導入。3月29日、P-1哨戒機２機（量産型初号機・２号機）が岐阜基地から厚木航空基地にフェリーされて配備され、厚木航空基地で空輸完了記念行事が実施された。2014年11月14日、C-130R輸送機１機が厚木航空基地に到着し、運用試験を開始した。12月26日、C-130R輸送機を第61航空隊に移管した。2015年2月4日、隊員60名とP-1哨戒機２機をハワイに派遣し、2月9日からハープーン発射訓練を実施。2月11日、ハワイ派遣部隊がハワイを出発し、アンダーセン基地を経由して2月13日に厚木航空基地に帰投した。9月10日、台風18号による茨城県豪雨災害の災害派遣に参加。7月10日、エアタトゥーに参加するためP-1哨戒機２機が厚木航空基地を出発。7月14日、P-1哨戒機２機がイギリスのフェアフォード空軍基地に到着。7月17-19日、エアタトゥーにP-1哨戒機２機で参加。7月22日、P-1哨戒機２機がジブチのアンブーリ国際空港などで熱帯・砂漠環境下での運用試験を実施。7月25日、P-1哨戒機２機が帰国した。9月10日から関東・東北豪雨の災害派遣に参加。2016年1月20日、13500時間航空機無事故達成（1993年7月7日から2015年7月31日）の功績により、海幕長から２級賞状を授与された。2018年1月9日、P-1哨戒機で初訓練飛行を実施。4月25-29日、ベルリン国際航空宇宙ショーにP-1哨戒機２機で参加。5月5日、P-1哨戒機２機がインド西部ゴアを訪問し、インド海軍P-8I哨戒機１機、F43トリシュル、潜水艦１隻と、インド洋ゴア西方海域で共同訓練（対潜戦訓練）を実施。5月8日、P-1哨戒機２機がフィリピン海軍C90哨戒機１機や哨戒艇と共に、パラワン島周辺の南シナ海とスールー海で捜索救難訓練を行った。2019年6月17-23日、P-1哨戒機１機がパリ国際航空宇宙ショーに参加。2020年11月17-18日、マラバール2020（後段）に隊員２名が参加。2021年8月27日、P-1哨戒機の右主翼内舷パイロンにASM-2空対艦ミサイル試験弾（赤と黒の市松模様）を搭載してテストフライトを実施。11月5日、厚木航空基地で日米共同訓練に参加し、P-1哨戒機１機がアメリカ海軍VAQ-138所属EA-18G電子戦機２機と情報交換訓練を行った。2022年11月6日、海上自衛隊創設70周年記念令和4年度国際観艦式にP-1哨戒機１機で参加。2023年7月13んち、FFM-3のしろでMCH-101掃海・輸送ヘリ発着艦試験を実施。参考：海上自衛隊ホームページ、月刊JWings12,’06、3,’09、6,’11、7,’13、3,’15、4,’15、2,'21、11,'21、1,'23、月刊航空ファン2,’16、3,’18、丸スペシャルNo.78、朝雲、世界の傑作機No.50、月刊世界の艦船6,’13、1,’13、12,'15、1,'22、10,'23、月刊軍事研究6,’13、9,’15、日本の防衛戦力Part3、MAMOR vol.105

　＜第５１航空隊（１９７８年）＞：航空集団隷下で、下総に本部がある。岩国航空分遣隊を隷下に置く。P-2J、P2V-7、HSS-2、HSS-2A、T-34を配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

＜第５１航空隊（２００７年度、改編前）＞：第511飛行隊、第513飛行隊などを隷下に置く。参考：月刊JWings6,’07

＜第５１航空隊（２０１０年）＞：航空集団隷下で、厚木航空基地に置かれている。隷下に第511飛行隊（P-3C、UP-3C）、第513飛行隊（SH-60J/K、USH-60K）、XP-1プロジェクト班（XP-1）、新回転翼練習機試験班（TH-135）、企画審査隊、調査研究隊、訓練指導隊、計測隊、第51整備隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’10、月刊JWings2,’11

＜第５１航空隊（２０１５年）＞：航空集団隷下で、本部は厚木航空基地に置かれている。第511飛行隊（P-1、UP-1、P-3C、UP-3C）、第513飛行隊（SH-60J/K、USH-60K）、企画審査隊、調査研究隊、訓練指導隊、計測隊、第51整備隊を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16、海上自衛隊ホームページ

＜第５１航空隊（２０２０年）＞：航空集団隷下で、厚木航空基地にある。P-1、UP-1、P-3C、UP-3C、SH-60K、SH-60J、USH-60Kを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第５１護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1974年11月27日に第１護衛隊群隷下に新編され、DDH-141はるなとDDH-142ひえいが配備された。1981年3月27日、DDH-141はるなが第52護衛隊に転出した。DDH-143しらねが編入された。1983年3月30日に解隊され、所属するDDH-141はるなとDDH-142ひえいは第１護衛隊群直轄艦になった。参考：月刊世界の艦船11,’11、6,’83

＜第５１護衛隊（１９７８年）＞：第１護衛隊群隷下で、司令部は横須賀にある。DDH-141はるな、DDH-142ひえいを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79別冊

＜第５１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は宇都宮で、通称基師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第66・第102・第115連隊などを置いていた。昭和17年10月20日、第23軍から第17軍の隷下に移り、香港からラバウルに移動した。昭和18年2月28日、81号作戦によりニューギニアのラエに向けてラバウルを出撃。3月3日、ダンピール海峡で搭乗する輸送船を全て沈められ、輸送人員約7000名のうち装備を失った1000名弱しかラエに上陸できなかったため、連合軍のワウ急襲で壊滅した第102連隊の残存部隊を組み込んで再編成された。5月14日、サラモア正面のボブダを占領。6月22日、ムポ西方の連合軍陣地を制圧。7月10日、ムポ第一線からの撤収を下令。9月6日、サラモア周辺からラエに向けて転進。昭和19年後半、第18軍の隷下だった。参考：帝国陸海軍事典、ラバウル航空戦、歴史群像8,’15、比島決戦

＜第５１戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和20年5月5日、海防艦波太が呉防備戦隊から転入した。参考：月刊丸7,’14

＜第５１戦闘航空団＞：アメリカ空軍の戦闘航空団。2016年4月下旬、第36戦闘飛行隊がマックスサンダー2016-1に参加。12月3日0700頃、第36戦闘飛行隊F-16CM戦闘機１機が通常訓練中にトラブルを起こして烏山基地に緊急着陸し、パイロットが地上で緊急脱出した。パイロットは無事だった。参考：月刊航空ファン8,’16、2,’17

＜第５１戦闘航空団（１９９８年）＞：太平洋空軍第７航空軍（在韓米空軍）隷下で、司令部は烏山にある。第25戦闘飛行隊（A-10A/OA-10A）、第36戦闘飛行隊（F-16）、第55空輸飛行小隊（C-12）を隷下に置く。参考：月刊軍事研究6,’16

＜第５１戦闘航空団（２０１５年）＞：太平洋空軍第７航空軍（在韓米空軍）隷下で、司令部は烏山にある。第51作戦群、第51整備群、第51任務支援群、第51医療群からなり、第51作戦群の隷下に第25戦闘飛行隊（A-10C）、第36戦闘飛行隊（F-16CM/DM）、第51作戦支援隊が置かれている。参考：月刊軍事研究8,’16

＜第５１掃海隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の掃海隊。やえやま型掃海艦により、潜水艦のチョーク・ポイントに敷設された深々度機雷を除去するのが主任務である。艦が航洋性に優れているため、国際掃海訓練にも多く参加している。1993年3月16日、第２掃海隊群隷下に新編され、MSO-301やえやまとMSO-302つしまが配備された。1994年3月24日、MSO-303はちじょうが配備された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2013年6月20-28日、MSO-301やえやまとMSO-302つしまが硫黄島沖で実機雷処分訓練に参加。2015年6月19-28日、MSO-301やえやまとMSO-302つしまが硫黄島周辺海域で平成27年度実機雷処分訓練に参加。2016年6月11日、横須賀市内で解隊記念懇親会を実施。6月28日、MSO-301やえやまが除籍された。7月1日に解隊された。MSO-302つしまは除籍、MSO-303はちじょうは第１掃海隊に移っている。参考：MAMOR vol.52、vol.105、月刊世界の艦船10,'15、9,’13、9,’16、朝雲

　＜第５１掃海隊（２００１年度）＞：掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。MSO-301やえやま、MSO-302つしま、MSO-303はちじょうを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜第５１掃海隊（２００９年）＞：掃海隊群隷下で、司令部は横須賀にある。MSO-301やえやま、MSO-302つしま、MSO-303はちじょうを配備する。参考：MORIBITO Vol.3、月刊丸1,’10別冊

＜第５１掃海隊（２０１５年）＞：掃海隊群隷下で、横須賀に置かれている。MSO-301やえやま、MSO-302つしま、MSO-303はちじょうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’15

＜第５２警備隊＞：日本海軍の警備隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第６根拠地隊隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第５２航空師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の航空師団。熊谷で編成された。通称紺師団。参考：帝国陸海軍事典

＜第５２護衛隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の護衛隊。1981年3月27日、第２護衛隊群隷下に新編され、DDH-141はるなとDDH-144くらまが編入された。1983年3月30日に解隊され、DDH-141はるなとDDH-144くらまは第２護衛隊群直轄艦になった。参考：月刊世界の艦船6,’83、11,’11

＜第５２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は金沢で、通称柏師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第69・第107・第150連隊などを置いていた。昭和19年2月下旬、第31軍の隷下に入った。昭和19年後半、第31軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、太平洋海戦史、比島決戦

＜第５３駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。太平洋戦争開戦時には第２根拠地隊隷下で、特設駆潜艇第２京丸、第11京丸、特設捕獲網艇興嶺丸が配備されており、フィリピン攻略部隊第３急襲隊としてリンガエン湾上陸船団の直衛を行っている。フィリピン攻略戦終結後はフィリピン方面の根拠地隊に配備されて泊地警戒や対潜掃討に就いた。参考：丸スペシャル第49号

＜第５３軍（日本陸軍）＞：日本陸軍の軍。本土決戦決３号作戦の相模湾正面防衛を担当する。昭和20年4月に新編され、第84師団（相模湾西側担当）、第140師団（相模湾東側担当）、独立戦車第２旅団（後方増援担当）を隷下に置いた。7月、第316師団（相模湾正面茅ヶ崎海岸担当）が隷下に入った。他に独立重砲兵第13大隊、独立重砲兵第36大隊、独立混成第117旅団（駿河支隊）、独立混成第36連隊（伊豆支隊）なども隷下に置いていた。参考：月刊丸8,'15別冊

＜第５３警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1973年2月、宮古島分屯基地で新編された。2003年3月、第53警戒隊に改編された。参考：宮古島分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第５３警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。宮古島分屯基地に置かれており、監視小隊が固定式レーダーを運用し、通信電子小隊がJ/FLR-4でELINTとCOMINTを行っている。2003年3月、第53警戒群から改編されて創設された。2017年、レーダーをJ/FPS-7に換装した。2018年4月28日、沖縄県宮古島市伊良部島で水道管が漏水して断水が発生したため、4月29日に災害派遣要請があり、5月1日まで延べ隊員35名・車両15両で10490リットルを給水した。2019年4月19-20日、沖縄県宮古島市の海岸に漂着した油状物体除去の災害派遣に35名で参加。2022年4月1日、陸自与那国駐屯地に移動式警戒管制レーダー運用部隊の与那国分遣班を配置した。参考：宮古島分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings8,’14、6,'22、2,'23、月刊軍事研究9,’17、月刊MAMOR vol.138、vol.150、朝雲

　＜第５３警戒隊（２０１５年）＞：南西航空警戒管制隊隷下で、宮古島分屯基地に置かれている。J/FPS-2を運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings2,’16

＜第５３警備隊＞：日本海軍の警備隊。昭和16年12月8日、太平洋戦争開戦時は第６根拠地隊隷下だった。参考：帝国海軍太平洋作戦史�T

＜第５３航空師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の航空師団。京城で編成された。通称宙師団。参考：帝国陸海軍事典

＜第５３航空戦隊＞：日本海軍の航空戦隊。昭和20年5月5日、第210航空隊が編入された。8月3日、第332航空隊が編入された。参考：日本海軍戦闘機隊

＜第５３航空団＞：アメリカ航空戦闘軍団隷下の航空団で、1960年4月1日まで第53戦闘航空群（迎撃）だった部隊を1995年10月1日のアメリカ空軍航空戦センター発足に際して再編したものである。ホームベースはエグリン空軍基地。隷下には６個試験評価飛行隊と１個訓練飛行隊、１個兵器評価群が置かれ、兵器システム試験や戦術テストを行っている。参考：月刊JWings4,’07

＜第５３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は京都で、通称安師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第119・第128・第151連隊を置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第５４警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。1973年5月15日、久米島分屯基地で創設された。2003年3月27日、第54警戒隊に改編された。参考：久米島基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第５４警戒隊＞：航空自衛隊の警戒隊。2003年3月27日、第54警戒群から改編されて久米島分屯基地で創設された。J/FPS-1を運用する。2004年10月、J/FPS-4の運用を開始。参考：久米島基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊JWings8,’14、月刊軍事研究9,’11

　＜第５４警戒隊（２０１５年）＞：南西航空警戒管制隊隷下で、久米島分屯基地に置かれている。監視小隊、通信電子小隊、基地業務小隊からなる。参考：久米島基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第５４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は姫路で、通称兵師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第111・第121・第154連隊を置いていた。昭和19年後半、第28軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第５５警戒群（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の警戒群。1972年、沖永良部島分屯基地で新編された。2003年3月、第55警戒隊に改編された。参考：沖永良部島分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第５５警戒隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の警戒隊。2003年3月、第55警戒群から改編され、沖永良部島分屯基地に置かれた。2010年12月3-12日、沖永良部島で陸自第８師団第12普通科連隊第１中隊と共同のゲリラ対処警備訓練と防災訓練を実施。2015年10月19日から11月19日まで、鎮西27に参加。2016年3月、レーダーをJ/FPS-7に換装した。参考：沖永良部島分屯基地ホームページ、航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊軍事研究9,’17、朝雲

　＜第５５警戒隊（２０１５年）＞：南西航空警戒管制隊隷下で、沖永良部島分屯基地に置かれている。監視小隊、通信電子小隊、基地業務小隊からなり、AN/FPS-6/-20レーダーを運用する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、沖永良部島分屯基地ホームページ、月刊JWings2,’16

＜第５５航空師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の航空師団。シンガポールで編成された。通称昭師団。参考：帝国陸海軍事典

＜第５５航空団（アメリカ空軍）＞：アメリカ空軍の航空団。2016年10月7日、E-4B部隊の第１空中指揮管制飛行隊が汎地球打撃軍団AFGSC第59指揮管制群の隷下に移った。2023年3月6-8日、日米豪共同訓練に参加。RC-135偵察機１機が、海自第31航空群EP-3電子戦データ収集機１機、同OP-3C画像データ収集機１機、航空戦術教導団RC-2電波情報収集機１機、オーストラリア空軍監視・即応団P-8A哨戒機１機と、九州周辺空域で情報交換訓練、海自岩国航空基地で部隊間交流を行った。参考：月刊JWings1,’17、月刊世界の艦船5,’23

＜第５５航空団（２０１３年）＞：第12航空軍隷下で、司令部はネブラスカ州オファットにある。隷下に第55作戦群（E-4B、RC-135V、RC-135W、RC-135S、RC-135U、WC-135、EC-130H）、第55任務支援群、第55通信群、第555整備群、第55電子戦闘群、第55医療群を置く。参考：月刊軍事研究7,’13

＜第５５師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は善通寺で、通称壮師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第112・第143・第144連隊を置いていた。開戦時は第15軍隷下にあり、タイからビルマに侵攻して南端の航空基地を制圧した。昭和17年１月20日からビルマ侵攻作戦に参加。昭和18年2月10日、31号作戦を開始。昭和19年後半、第28軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像6,’02、ラバウル航空戦、比島決戦

＜第５６警戒群＞：航空自衛隊の警戒群。与座岳分屯基地に置かれている。参考：月刊JWings8,’14

　＜第５６警戒群（２０１５年）＞：南西航空警戒管制隊隷下で、与座岳分屯基地に置かれている。J/FPS-5レーダーを装備する。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015、月刊軍事研究9,’17

＜第５６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は久留米で、通称竜師団。太平洋戦争開戦時、隷下に歩兵第113・第146・第148連隊を置いていた。昭和17年3月、第15軍隷下となり、ビルマ侵攻作戦に参加。昭和19年4月、第33軍の隷下に入った。昭和19年後半、第33軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像6,’02、比島決戦、太平洋海戦史

＜第５６戦闘航空団＞：アメリカ空軍の戦闘航空団。2020年5月1日、新型コロナウイルス感染症と闘う医療関係者のため、アリゾナ州各地でF-35A（とアリゾナ州空軍F-16やKC-135）によるフライオーバーを行った。参考：月刊JWings7,’20

＜第５７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は弘前で、通称奥師団。太平洋戦争時、隷下に歩兵第52・第117・第132連隊を置いていた。昭和19年後半、第４軍の隷下にあった。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第５７潜水艦＞：呂59を参照。

＜第５８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は熊本で、独立混成第18旅団を改編して昭和17年2月に創設された。通称広師団。昭和19年後半、第11軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第５８潜水艦＞：呂27を参照。

＜第５８戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍の戦闘飛行隊で、別名ゴリラズ。第33戦闘航空団の隷下にある。2012年3月6日、F-35A戦闘機の訓練飛行を開始。2014年5月28日、F-35AF-45が配備され、F-35A戦闘機26機全ての配備を完了した。11月5日、第94戦闘飛行隊F-22戦闘機と初の合同訓練を実施。参考：月刊JWings8,’12、9,’14、2,’15

＜第５９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、独立混成第10旅団を改編して昭和17年2月に創設された。通称衣師団。昭和19年後半、北支那方面軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第５９潜水艦＞：呂60を参照。

＜第６０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。編成地は東京で、独立混成第11旅団を改編して昭和17年4月に創設された。通称矛師団。昭和19年後半、第13軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第６１駆逐隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆逐隊。昭和17年11月13日、第３次ソロモン海戦に参加（照月）。昭和19年10月20日、比島沖海戦に参加（初月、秋月、若月）。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌、日本海軍艦隊総覧

＜第６１航空戦隊＞：日本海軍の航空戦隊。昭和18年10月1日、隷下に第121航空隊が新編された。昭和19年2月1日、第321航空隊が編入された。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊航空ファン1,’19

＜第６１航空隊＞：海上自衛隊唯一の輸送航空隊。航空集団隷下で、厚木航空基地に置かれており、C-130Rなどを使用しての各航空基地間の輸送を主任務とする。LC-90による短距離VIP輸送も行うため、所属隊員に対する接遇講習も実施され、民間会社の接客や脱出訓練を見学することもある。定期便は厚木−硫黄島／南鳥島の小笠原定期、徳島・大村・鹿屋・那覇往復の沖縄定期、岩国・徳島往復の西日本定期で、他に会議や訓練などで隊員を移動させるため計画的な運航を行う臨時便、災害派遣などで突発的な運航を行う特別便がある。パイロットは他の海自航空機で機長を務めた経験がある平均飛行時間7000時間以上のベテラン揃い。1971年12月20日に下総航空基地（鹿屋航空基地？）で新編され、YS-11M/M-A/T-A、R4D、S2F-Uを装備して12月24日に厚木航空基地に移動した。2010年6月、YS-11で南鳥島に補給任務を行った際、機上整備員が海岸線を調査中にドイツ語と英語で書かれた住所と絵が書き込まれた手紙の入ったワイン瓶を発見。7月下旬にその住所（ドイツのコトブス）宛に送り返したところ、2006年末にコトブス創設850年記念で南シナ海を航行中のドイツ船から流されたものと判明した。2009年9月28日1240頃、YS-11Mが着陸時に小月航空基地の滑走路をオーバーランして外柵を破り、水田に突っ込んだ。死傷者や火災などは発生しなかった。原因は訓練員が着陸しようとした際、進入速度が通常より10ノット速かった上、滑走路接地帯を200m越えたところに接地し、路面が濡れていてブレーキも効きづらく、機長がその状況を適切に判断して操縦を交代するなどの措置が遅れたためで、機長の判断不適切を主因とする調査結果が発表された。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月19日1502、YS-11Mにより岩国から八戸に支援物資（毛布など）を輸送した。3月25日1047、YS-11Mで厚木から八戸まで生活物資2.5トンを輸送した。7月2日、岐阜地本による自衛隊採用試験受験希望者と保護者ら40人に対する体験飛行に協力。空自岐阜基地でYS-11輸送機に招待者を乗せ、20分間の飛行を行った。2014年12月24日、厚木航空基地でYS-11M/M-A輸送機の退役セレモニーを実施。12月26日、YS-11MとYS-11M-Aの最後の１機ずつが退役し、第51航空隊からC-130R輸送機が移管された。2016年4月21日、熊本地震の災害派遣に関連してC-130Rで入間基地に飛び、更に小牧基地に向かった。8月6日、平成28年度大規模地震時医療活動訓練に参加。いわて花巻空港でDMATを乗せ、静岡空港に輸送した。2017年1月12日、C-130R輸送機１機で初訓練飛行を実施。2018年5月15日、庁舎一階事務室にC-130R輸送機の座学用模擬コクピットを設置した。9月6日に発生した北海道胆振東部地震の災害派遣に参加。2020年1月10日、初訓練飛行行事を実施。2021年12月4日、開隊50周年記念行事を実施。2023年7月5日、C-130R輸送機１機が運航訓練のため紋別空港に飛来。参考：厚木航空基地ホームページ、MAMOR vol.132、vol.52、vol.134、月刊JWings12,’06、4,’13、3,’15、6,’15、7,’16、11,’16、10,'23、月刊航空ファン6,’11、朝雲

　＜第６１航空隊（１９７８年）＞：航空集団隷下で、司令部は厚木にある。YS-11M-A、S2F-C、S2F-Uを配備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

　＜第６１航空隊（２０１５年）＞：航空集団隷下で、厚木航空基地に置かれている。C-130R、LC-90を配備する。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第６１航空隊（２０２０年）＞：航空集団隷下で、厚木航空基地にある。C-130R、LC-90を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第６１護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1981年3月27日、第１護衛隊群隷下に新編され、DDG-163あまつかぜ、DDG-169あさかぜが配備された。1986年3月27日、DDG-171はたかぜが編入され、DDG-163あまつかぜが第３護衛隊群直轄艦となった。1995年3月16日、DDG-174きりしまが配備され、DDG-169あさかぜが第64護衛隊に転出した。2008年3月26日に解隊され、DDG-171はたかぜは第４護衛隊、DDG-174きりしまは第８護衛隊に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11、5,’86、8,’14

＜第６１護衛隊（１９９８年）＞：第１護衛隊群隷下で、司令部は横須賀にある。DDG-171はたかぜ、DDG-174きりしまを配備する。参考：月刊世界の艦船4,’98

＜第６１護衛隊（２００１年４月１日）＞：第１護衛隊群隷下で、横須賀に置かれている。DDG-171はたかぜ、DDG-174きりしまを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第６１護衛隊（２００６年４月３日）＞：第１護衛隊群隷下で、横須賀に置かれている。DDG-171はたかぜ、DDG-174きりしまを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第６１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年3月に東京で編成された。防諜名は鵄師団。主任務は南京新政府の防衛で、第15師団と交替して任務に就いた。昭和19年後半、第13軍の隷下にあった。終戦時は上海郊外にあり、歩兵第101・第149・第157連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、陸海軍学校と教育、比島決戦

＜第６２航空戦隊＞：日本海軍の航空戦隊。昭和18年8月15日（20日？）、隷下に第521航空隊が新編された。昭和19年1月15日、隷下に第221航空隊と第345航空隊が新編された。3月15日、隷下に第361航空隊が新編された。6月15日に解隊された。参考：日本海軍戦闘機隊、月刊丸4,’13

＜第６２護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1983年3月30日、第２護衛隊群隷下に新編され、DDG-168たちかぜとDDG-170さわかぜが編入された。1993年3月25日、DDG-173こんごうが配備され、DDG-168たちかぜが第１護衛隊に転出した。2007年3月15日、DDG-170さわかぜが護衛艦隊旗艦に転出し、DDG-172しまかぜが第63護衛隊から転入した。2008年3月26日に解隊され、DDG-173こんごうは第５護衛隊に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11、6,’83、5,’86、8,’14

＜第６２護衛隊（１９９８年）＞：第２護衛隊群隷下で、司令部は佐世保にある。DDG-170さわかぜ、DDG-173こんごうを配備する。参考：月刊世界の艦船4,’98

＜第６２護衛隊（２００１年４月１日）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDG-170さわかぜ、DDG-173こんごうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第６２護衛隊（２００６年４月３日）＞：第２護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDG-170さわかぜ、DDG-173こんごうを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第６２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年5月、独立混成第４旅団と、独立混成第６旅団の一部を改編して京都で編成された。通称石師団。昭和19年7月、第32軍の隷下に入り、8月18日に沖縄本島に到着した。昭和20年4月1日から沖縄戦に参加。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’17、比島決戦

＜第６２潜水艦＞：呂28を参照。

＜第６３護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1988年3月23日、第３護衛隊群隷下に新編され、DDG-163あまつかぜ、DDG-172しまかぜが配備された。1995年11月17日に廃止され、DDG-172しまかぜは第３護衛隊群直轄艦となり、DDG-163あまつかぜは退役した。1996年3月14日、第３護衛隊群隷下に新編され、DDG-172しまかぜとDDG-175みょうこうが配備された。2007年3月15日、DDG-177あたごが配備され、DDG-172しまかぜが第62護衛隊に転出した。2008年3月26日に解隊され、DDG-175みょうこうは第７護衛隊、DDG-177あたごは第３護衛隊に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11、8,’14

＜第６３護衛隊（１９９８年）＞：第３護衛隊群隷下で、司令部は舞鶴にある。DDG-172しまかぜ、DDG-175みょうこうを配備する。参考：月刊世界の艦船4,’98

＜第６３護衛隊（２００１年４月１日）＞：第３護衛隊群隷下で、舞鶴に置かれている。DDG-172しまかぜ、DDG-175みょうこうを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

＜第６３護衛隊（２００６年４月３日）＞：第３護衛隊群隷下で、舞鶴に置かれている。DDG-172しまかぜ、DDG-175みょうこうを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第６３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年5月、独立混成第15旅団と独立混成第６旅団の一部を改編して宇都宮で編成された。通称陣師団。昭和19年後半、北支那方面軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第六十三播州丸＞：日本の貨物船。総トン数533トン。昭和19年12月30日、ヒ八六船団の一員としてシンガポールを出港。昭和20年1月12日、仏印沖で航空攻撃を受け大破し、浅瀬に擱座した。参考：輸送船入門

＜第６４駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。太平洋戦争開戦時、第６根拠地隊の隷下で、特設捕獲網艇鹿島丸（１番艇）、第10昭南丸（２番艇）、第11昭南丸（３番艇）が配備され、マーシャル方面で警備を行っていた。昭和17年2月1日、第10昭南丸が大破擱座した。参考：丸スペシャル第49号

＜第６４護衛隊＞：海上自衛隊の護衛隊。1995年3月16日、第４護衛隊群隷下に新編され、DDG-168たちかぜ、DDG-169あさかぜが配備された。1998年3月20日、DDG-176ちょうかいが配備され、DDG-168たちかぜが護衛艦隊旗艦に転出した。2008年3月12日、DDG-169あさかぜが退役した。3月13日、DDG-178あしがらが配備された。3月26日に解隊され、DDG-176ちょうかいは第６護衛隊、DDG-178あしがらは第２護衛隊に移った。参考：月刊世界の艦船11,’11、8,’14

＜第６４護衛隊（１９９８年）＞：第４護衛隊群隷下で、司令部は横須賀にある。DDG-168たちかぜ、DDG-169あさかぜを配備する。参考：月刊世界の艦船4,’98

＜第６４護衛隊（２００１年４月１日）＞：第４護衛隊群隷下で、佐世保に置かれている。DDG-169あさかぜ、DDG-176ちょうかいを配備する。参考：月刊世界の艦船6,’01

　＜第６４護衛隊（２００６年４月３日）＞：第４護衛隊群隷下で、司令部は佐世保にある。DDG-169あさかぜ、DDG-176ちょうかいを配備する。参考：月刊世界の艦船11,’11

＜第６４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年5月、独立混成第12旅団を改編して広島で編成された。通称開師団。昭和19年後半、第20軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第６４潜水艦＞：伊153を参照。

＜第６５仮想敵飛行隊＞：アメリカ空軍仮想敵飛行隊。2005年に新編された。F-15C/D戦闘機を配備する。2014年に解体された。2022年6月9日、航空戦闘軍団隷下にネリス空軍基地で再編された。F-35A戦闘機を配備する。7月9-29日、ネリス空軍基地でレッドフラッグ22-3に参加。参考：月刊JWings9,’22、10,’22

＜第６５師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和18年5月、独立混成第13旅団を改編して名古屋で編成された。通称専師団。昭和19年後半、第13軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊８個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第６５旅団（日本陸軍）＞：日本陸軍の旅団。昭和19年後半、第８方面軍の隷下にあった。参考：比島決戦

＜第６６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、台湾で編成された。通称敢師団。昭和19年後半、第10方面軍の隷下にあった。昭和20年1月、第40軍の隷下に入った。終戦時、隷下に歩兵第249・第304・第305連隊を置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、太平洋海戦史

＜第６８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和17年4月、独立混成第14旅団を改編して大阪で編成された。通称檜師団。昭和19年後半、第20軍の隷下にあった。終戦時、隷下に独立歩兵大隊８個などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第６８旅団（日本陸軍）＞：日本陸軍の旅団。昭和19年後半、第14方面軍の隷下にあった。参考：比島決戦

＜第６８潜水艦＞：呂29を参照。

＜第６９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和17年4月、独立混成第16旅団を改編して弘前で編成された。通称勝師団。昭和18年11月6日、湖南省安郷を占領。昭和19年後半、第１軍の隷下にあった。終戦時、隷下に独立歩兵大隊８個などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第６９潜水艦＞：呂30を参照。

＜第７０師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和17年4月、独立混成第20旅団を改編して広島で編成された。通称槍師団。昭和19年後半、第13軍の隷下にあった。終戦時、隷下に独立歩兵大隊８個などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第７０潜水艦＞：呂31を参照。

＜第７１号艦＞：日本海軍試作水中高速潜水艦で、マル３計画で１隻が建造された。南洋諸島航空基地防衛に必要な水中高速性能をテストするのが目的で、企画や性能も含めて軍機扱いであり、呉工廠造船部でなく、工廠外端の烏小島にある水雷部施設内で建造し、進水は呉工廠全休日（月に２日だけ）を選んで早朝５時に曳船の黒煙の中で行い、廃棄駆逐艦２隻の陰で艤装した。耐圧船殻は単殻式で、前方に浮力タンクがあるため、水上では艦首が極端に上を向いた。水上18ノット、水中25ノットの高速を目標としており、機関はダイムラーベンツ社製の600馬力のものを２基搭載する予定だったが、入手できなかったため国産の300馬力ディーゼル１基に変更。充電能力も低下し、水上・水中速力は予定を下回った。主電動機は1800馬力で、低速航行用補助電動機として80馬力のものを搭載した。魚雷用を参考にした自動操舵装置を採用し、乗員は11名と少ない。全長42.8m、幅3.3m、平均吃水3.15m、基準排水量195トン、常備排水量213トン、水中排水量240トン。主機はディーゼル１基、出力300馬力、１軸推進、水上速力13ノット、水中速力21.3ノット。軽油16トンと特Ｂ型電池672個を搭載し、航続距離は水上12.5ノットで2200海里、水中７ノットで33海里。安全潜航深度80m。兵装は艦首の45cm発射管３門（魚雷３本）。昭和13年8月29日進水、昭和13年8月末に竣工し、テストでは水上速力13ノット、水中速力21.3ノットを記録した。艦籍には編入されないまま、昭和16年夏に解体された。参考：日本の潜水艦パーフェクトガイド、日本潜水艦物語

＜第７１航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。1976年7月1日、救難飛行艇部隊として第31航空群隷下に岩国航空基地で創設された。装備機はUS-1飛行艇３機で、隊員83名、搭乗員４個チームからなる。主任務は航空救難、洋上救難、災害派遣で、厚木分遣隊は小笠原諸島からの患者輸送も行う。緊急出動に備えて岩国航空基地でも厚木航空基地でも常に30分待機の態勢を取っている。7月12日、銚子の東300マイルで負傷した外国船乗員を羽田空港まで運び、初救難を実施した。1982年3月26日、厚木航空基地に１機を常駐させて救難待機を行うようになった。1992年1月23日、三沢基地を離陸した第432戦闘航空団のF-16戦闘機がKC-10と空中給油時に接触して墜落する事故が起き、パイロットが緊急脱出した。0605に羽田空港から海上自衛隊に3500N、5200E付近で墜落したという情報が入ったため、航空集団行災命第３号により災害派遣（洋上救難）が第４・第31航空群に下命され、0650に本航空隊のUS-1Aが厚木を離陸、0730に第４航空群のP-3Cが厚木を離陸した。1000前、US-1Aが現場上空に到着し、緑色のダイマーカーを海面に流しつつ波間に漂う救命ラフトとそれに乗ったパイロットを発見。波高2.8m、波長80m、風速20ノットの天候の中、着水して1000過ぎにパイロットを収容、1350に横田基地に着陸した。この時救出したパイロットのジョン・Ｌ・ドーラン大尉は、2015年6月5日に在日米軍司令官兼第５航空軍司令官に就任している。1992年9月22日、US-1Aのクルー12名に対し、アメリカ第５航空軍からエアフォース・コミメンデション・メダルが日本人として初めて授与された。1995年2月21日、豊後水道で洋上離着水訓練中のUS-1Aが墜落し、11名が死亡した。2004年7月1日、首相から国民安全功労表彰を受賞。2007年3月30日、US-2を初配備した。10月29日、救難出動800回を達成。2008年10月1日、US-2が実任務に就いた。10月10日、岩国基地でUS-2の待機を開始。2009年2月20日、US-2量産初号機が配備された。3月8日、南鳥島での負傷者を輸送し、US-2の初任務を実施した。3月27日、厚木基地でUS-2の待機を開始。5月1日、フィリピンで実施されたASEAN地域フォーラム災害実動演習（ARF-VDR2009）にUS-2試作２号機を派遣。これが海自飛行艇の海外初展開である。5月5日、ARF-VDF2009に参加中の隊員代表がフィリピンのマバラカット飛行場跡を訪問し、特攻隊慰霊碑に献花した。5月18日、犬吠埼東方630kmを航行中の漁船で高度医療機関への搬入が必要な患者が発生したことから、第２管区保安本部長から患者輸送要請が出され、1044にUS-2が厚木基地を離陸。第３航空隊のP-3Cに誘導され、1236に漁船付近に着水し、ゴムボートで患者を収容して1309に離水、1445に羽田空港に着陸した。これがUS-2初の洋上救難である。2010年7月17日、岩国基地で航空学生志願者と募集対象者40名に対し、US-2による体験搭乗を実施。8月11日2330頃、関東の東1000海里を航行していた991セジョン・デワンで乗員が急病にかかり、8月12日0315に在日韓国大使館から海上保安庁に急患輸送要請が出された。1010、第二管区海上保安本部長が海上自衛隊航空集団司令官に対して災害派遣を要請、厚木基地のP-3Cと第71航空隊厚木分遣隊のUS-1Aが現場に向かった。US-1Aの進出半径ギリギリだったため、セジョン・デワンにもUS-1A側に近づいてもらい、1535にUS-1Aがセジョン・デワン近傍に着水、ゴムボートで患者を収容して厚木基地に戻り、1950に着陸して救急隊に引き渡した。これは初の韓国艦からの急患輸送である。9月30日、千葉県犬吠埼の東1100海里を航行中の中国遠洋運輸集団総公司が所有するコンテナ船で急病人が発生したため、10月1日に海上保安庁から急患輸送要請があり、US-1Aで厚木基地まで輸送を実施した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月19日、US-2により厚木から松島まで支援物資を輸送した。3月21日1705、US-2で岩国から八戸に生活物資1.4トンを輸送。1730、US-2で岩国から八戸に生活物資1.4トンと毛布600kgを輸送。5月19日、島根地本が岩国基地で実施した、募集対象者と協力者30人に対するUS-2救難飛行艇体験搭乗に協力。6月22日、沖縄県東方沖で小型漁船が行方不明になったため、航空総隊からの協力要請を受けて6月24日にUS-1A救難飛行艇１機で捜索を行った。2013年4月29日、父島で急患が発生したため、US-2救難飛行艇１機が厚木航空基地から出動し、羽田まで輸送した。7月10日、運用機１機あたり1500基準時間以上（累計90000基準時間以上）の飛行無事故（2009年8月1日から2012年1月31日まで）を達成した功績により、海幕長から２級賞状を授与された。7月26-27日、舞鶴地方隊展示訓練でUS-1AとUS-2による航過飛行を実施。12月10日、父島から羽田空港に緊急患者輸送を行い、800回目の緊急輸送を達成した。2014年1月7日、岩国基地で平成26年初訓練を実施。4月10日、小笠原諸島からの緊急患者輸送800回達成により、東京都と小笠原村から感謝状が贈呈された。7月8日、金華山東方1130kmの漁船から救急患者を救助し、救難出動1000回を達成。12月15日、航空無事故と急患輸送の功績により、海幕長から２級賞状を授与された。2015年1月7日、初訓練飛行を実施。4月28日1455、高知県足摺岬北東35kmで離着水訓練中のUS-2が右翼端フロートを破損、４番エンジンが波を被って脱落し、離水に失敗して機首を海面に突っ込んだ形になった。当時の天候は曇り、波高は1.5mだった。乗員19名（うち軽傷５名）は救命ボートで脱出し、付近のタンカーに救助され、巡視船に引き渡された後1806にDD-104きりさめが収容している。US-2は沈まないよう台船にロープで固定したが、5月1日1200頃にロープが切れて深さ300mの海底に沈没してしまった。6月14日からサルベージ会社がUS-2の引き上げ作業を開始し、6月19日（17日？）に胴体中央部、左主翼の一部、右内側プロペラなどが陸揚げされた。7月9日、US-2の訓練飛行を再開。7月13日0252頃に大分県南部で発生した最大震度５強の地震の情報収集をUS-1A救難機１機で実施。2016年12月7日に墜落したVMFA-115所属F/A-18C+のパイロット捜索に参加。2017年8月9日、金華山沖1900kmの太平洋上で発生した漁船急病患者の緊急空輸にUS-2で参加。12月11日、US-1Aのラストフライトを実施。12月13日、岩国航空基地でUS-1A退役セレモニーを実施。90号機が0900に離陸して１時間飛行し、耐用命数5400飛行時間を迎えて着陸、機体に花が捧げられた。12月14日、最後のUS-1Aが退役した。2018年10月29日から11月8日、キーン・ソード19に参加。2019年6月9日、いわくに防災センターなどで行われた山口県総合防災訓練にUS-2飛行艇で参加。9月7-8日に幕張海浜公園で開催されたレッドブル・エアレース千葉2019で展示飛行・離着水を行った。2020年1月31日から3月8日、コープ・ノース・グアム20にUS-2飛行艇１機と隊員30名で参加。7月11日、南鳥島派遣隊を視察する河野防衛大臣をUS-2に乗せ、厚木航空基地と南鳥島航空基地を往復した。9月23日、硫黄島北東670kmを航行する船舶で急病人が発生したため、US-2で近傍に着水して患者をピックアップし、第３航空隊と協同して厚木基地に搬送した。2022年2月2-18日、コープ・ノース・グアム22に隊員30名とUS-2救難飛行艇１機で参加。5月24日、US-2救難飛行艇８号機が配備された。6月13日から10月28日、US-2救難飛行艇１機が、DDH-183いずも、DD-110たかなみ、DD-104きりさめ、搭載ヘリ４機、潜水艦１隻、第３航空隊P-1哨戒機１機、第81航空隊UP-3D電子戦訓練支援機１機と共に、令和4年度インド太平洋方面派遣IPD22（Indo-Pacific Deployment 2022）に参加。11月6日、海上自衛隊創設70周年記念令和4年度国際観艦式にUS-2救難飛行艇１機で参加。2023年10月23-27日、与那国島東方、宮古島東方、沖縄本島南方で、日米共同訓練レスキュー・フラッグ・オキナワに参加。US-2救難飛行艇が、空自那覇救難隊U-125A救難捜索機、UH-60J救難ヘリ、アメリカ空軍第353特殊作戦航空団MC-130J特殊作戦機、第33救難飛行隊HH-60G特殊作戦ヘリと、捜索救助訓練（外洋でのUS-2救難飛行艇からHH-60G特殊作戦ヘリへの患者移送など）を行った。2024年2月5-23日、US-2救難飛行艇と隊員30名がコープ・ノース24に参加。参考：月刊軍事研究5,’10、月刊丸12,’92、月刊世界の艦船1,’79増刊、12,’10、8,'22、4,'24、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、月刊航空ファン8’10、7,’15、8,'15、4,’16、11,’16、2,’17、3,’18、月刊JWings11,’10、8,’13、10,’13、10,’14、3,’15、7,’15、9,’15、10,’15、2,’18、9,’19、11,’19、10,'20、5,'22、8,'22、1,'23、1,'24、MAMOR vol.52、vol.90、vol.167、朝雲

　＜第７１航空隊（１９７８年）＞：第31航空群隷下で、岩国に司令部がある。US-1を装備する。参考：月刊世界の艦船1,’79増刊

　＜第７１航空隊（２０１０年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地に置かれている。US-1A飛行艇３機とUS-2飛行艇４機を装備する。厚木分遣隊（厚木。US-1A）を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’10、月刊軍事研究5,’10

　＜第７１航空隊（２０１５年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地に置かれている。US-1AとUS-2を装備し、岩国で１機が常に待機状態にあり、１機を厚木に前進待機させ、勤務時間内は１時間待機、時間外は２時間待機で日本全国からの出動要請に備えている。参考：月刊航空ファン4,’16、月刊航空情報4,’18

　＜第７１航空隊（２０２０年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地にある。US-2を装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第７１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和17年4月、琿春守備隊を改編して満州で編成された。通称命師団。昭和19年後半、関東防衛軍の隷下にあった。昭和20年1月、台湾に移動し、第40軍の隷下に入った。終戦時、隷下に歩兵第87・第88・第140連隊を置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦、太平洋海戦史

＜第７１潜水艦＞：呂32を参照。

＜第７１戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍の戦闘飛行隊。元はT-38C練習機装備の高等訓練・アグレッサー部隊である第１戦闘航空団第71戦闘訓練飛行隊で、第325戦闘航空団第43戦闘飛行隊に代わってF-22A戦闘機の転換訓練を担当することになったため、F-22A戦闘機に機種改変して2023年に改称された。第１戦闘航空団隷下で、ホームベースはヴァージニア州ラングレー・ユースティス統合基地。参考：月刊JWings9,’23

＜第７２航空戦隊＞：日本海軍の航空戦隊。昭和20年5月25日、第332航空隊が編入された。8月3日、第332航空隊が第53航空戦隊に転出した。参考：日本海軍戦闘機隊

＜第７２航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。UH-60J救難ヘリによる捜索救難や陸上基地・洋上艦船への物資輸送に加え、管轄域に多数の離島があるため患者空輸も行っている。2008年3月26日、大村航空基地で創設された。2008年、急患輸送102件と海難救助等１件を実施。2009年、急患輸送72件と海難救助等２件を実施。4月14-27日、長崎県平戸沖漁船転覆事故による行方不明者捜索に参加。7月20日1300、UH-60Jヘリ１機が胆馬空港付近で行方不明となった２人乗り民間ヘリの捜索を開始。2010年6月25日、島原湾で漁船が行方不明になったため、第７管区海上保安本部長から災害派遣要請が出された。1830-1940までUH-60Jヘリ１機で捜索したが見つからず、一旦帰投。6月26日0500に海上保安庁の巡視船が漁船を発見したため、0600に撤収要請が出された。2011年、急患輸送69件を実施。1月1日、壱岐市で交通事故にあった男性の急患空輸を実施。1月6日、対馬市で急性硬膜下血腫を起こした女性と、福江市で慢性硬膜下血腫を起こした女性の急患空輸を実施。1月16日、鹿児島県薩摩川内市上甑島で解離性大動脈瘤と診断された男性をUH-60Jヘリで鹿児島市谷山ヘリポートまで輸送。奄美市名瀬井根町で急性大動脈解離と診断された女性をUH-60Jヘリで鹿児島市谷山ヘリポートまで輸送。3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。4月6日1132、ヘリで三陸海岸の東日本大震災行方不明者捜索救助を実施。4月7日1331、ヘリで被災地の捜索救助を実施。4月8日1338、固定翼機で被災地周辺の捜索救難を実施。1643、固定翼機で被災地周辺の人員。物品輸送を実施。4月9日0900、ヘリで被災地周辺で捜索救難飛行を実施。1205、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月14日0725、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月19日0817、ヘリで被災地の捜索救難を実施。5月29日、長崎県平戸市生月町の磯場で釣りをしていた男性が波に浚われて行方不明になったため、1200過ぎに第７管区海上保安本部長から第22航空群司令に災害派遣要請が入った。1300前に本航空隊のUH-60Jヘリが離陸し、1830まで捜索を実施。5月30日も朝から捜索を行い、1800に撤収要請を受けた。7月20-22日、第72飛行隊が長崎県北松浦郡小値賀島で救命生存訓練を実施。2012年、急患輸送84件を実施。1月1日、長崎県五島列島中通島で外傷性脳出血を起こした患者をUH-60Jヘリで大村に輸送した。6月3日、九州電力玄海原発の事故を想定した総合防災訓練に参加。7月17日、壱岐市石田町の沖合でUH-60Jヘリによる救難訓練を実施。11月28日、近畿府県合同防災訓練に参加。2013年、急患輸送81件を実施。2014年、急患輸送85件を実施。2月21日、急患輸送600回以上の功績により海幕長から２級賞状を授与された。2015年、急患輸送98件を実施。1月7日、UH-60Jヘリ１機で初飛行訓練を実施。1月23日、UH-60Jヘリによる離島急患空輸900回（無事故）の功績により、防衛大臣から１級賞状が授与された。8月31日、徳島航空分遣隊が解隊された。9月22日、鹿児島県下甑島で素潜りをしていた男性１人が行方不明となったため、1921に鹿児島県知事から第１航空群司令に災害派遣要請が出され、2109にUH-60Jヘリ１機が離陸。2320、撤収要請を受けた。2016年、急患輸送89件と血液輸送１件を実施。1月7日、第22航空群と共に初訓練飛行を実施。2月26日、長崎県福江島で血液製剤が必要となったため、1845に長崎県知事が第22航空群司令に物資（血液製剤）の輸送を目的とする災害派遣要請を出した。本航空隊のUH-60Jヘリ１機により血液製剤を輸送し、2050に撤収要請が出された。4月6日、鹿屋航空基地の北10kmで行方不明になった飛行点検隊U-125の捜索に参加。4月14日と16日に発生した熊本地震の災害派遣に参加。9月1日、相浦駐屯地で実施された佐世保市総合防災訓練にUH-60Jヘリで参加。9月12日、離島からの急患輸送などの功績で、防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞した。2017年7月5日に発生した九州北部豪雨の災害派遣に参加。7月11日1156頃、鹿児島湾を震源とするマグニチュード5.3・最大震度５強の地震が発生したため、航空機で情報収集を実施。8月22-23日、長崎県平戸沖で沈没した押船の乗組員捜索の災害派遣にUH-60Jヘリ２機で参加。10月22日、台風21号の影響で第48回衆院選投票箱を運ぶ予定の定期航路が欠航したため、長崎県からの要請に基づき、UH-60Jヘリで投票箱９箱と選挙管理委員会関係職員４人を佐世保市宇久島から崎辺ヘリポートまで空輸した。2018年3月26日、第72列線整備隊が廃止され、第22航空群第22機側整備隊に統合された。4月2日に解隊され、第22航空隊第224飛行隊に再編された。参考：第72航空隊ホームページ、月刊丸1,’10別冊、月刊JWings7,’13、10,’13、12,'15、3,’16、5,'16、6,'16、11,’16、11,’17、6,’18、1,’19、月刊航空ファン11,’16、2,’17、10,’17、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、朝雲

＜第７２航空隊（２０１０年）＞：第22航空群隷下で、大村航空基地に置かれている。隷下に第72飛行隊（UH-60J）、徳島航空分遣隊（徳島。UH-60J）、鹿屋航空分遣隊（鹿屋。UH-60J）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第７２航空隊（２０１５年）＞：第22航空群隷下で、大村航空基地に置かれている。航空隊本部、第72飛行隊（UH-60J）、第72列線整備隊、鹿屋航空分遣隊（UH-60J）を隷下に置く。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第７２師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、仙台で編成された。通称伝師団。昭和19年後半、東部軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第134・第152・第155連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第７２潜水艦＞：呂61を参照。

＜第７３航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊、コールサインはガーディアン。UH-60J救難ヘリによる航空救難を主任務とする。2008年3月26日、第21航空群隷下に館山航空基地で新編された。隷下に大湊航空分遣隊、硫黄島航空分遣隊などを置く。2009年8月19日、東京湾アクアライン海ほたるパーキングエリアと周辺海域で行われた災害救助訓練に参加。2010年5月19日、館山の東370km沖の太平洋上で操業中の漁船で急病人が発生したため、第３管区海上保安本部長から災害派遣要請が出され、UH-60Jヘリを現場に急行させた。マストやアンテナが林立する小型漁船のため、まず隊員が海上に降下して漁船まで泳いで乗船、船首に誘導した患者をホイストケーブルで収容した。これが95人目の患者搬送である。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。3月12日、捜索輸送任務を実施。0635、UH-60Jで石巻沖の船員10名を救助した。0932、石巻湾で漂流者１名を救助した。3月13日、0702、UH-60Jが大湊を離陸し、尻屋から宮古で捜索救助に入った。1040、MCH-101ヘリで救助者11人を大槌から釜石病院に搬送。3月22日1257、ヘリで大湊から玉川中、寒風沢島、野々島、桂島、朴島に米、生活用品、防災無線機を輸送。4月7日、ヘリで被災地周辺の捜索救助を実施。4月10日0755、ヘリで被災地周辺の捜索救難を実施。4月13日0858、ヘリで被災地周辺の捜索救助を実施。1016、余震状況偵察のため館山からヘリを離陸させた。11月22日0100頃、八丈島の東北東180kmでマグロ延縄漁船が火災を起こしているのを第３管区海上保安本部の航空機が発見し、同本部長から2040に海自第21航空群司令に災害派遣要請が出された。2100過ぎから本航空隊のUH-60Jヘリ１機が捜索を実施。11月23日0200前に撤収要請が出された。2013年4月17日1757頃、三宅島近海でマグニチュード6.2の地震があり、震度５強が観測されたため、1806から情報収集を行った。6月10日、アメリカ海軍第12飛行隊とシスター・スコードロン締結行事を実施。10月16日0619頃、館山湾内で貨物船トール・グローリーが強風で流されて座礁、船長が階段から転落して重傷を負ったため、第３管区海上保安本部から第21航空群司令に急患輸送要請があり、第73航空隊に災害派遣命令が出された。UH-60Jヘリ２機が現場に向かい船長を収容、1107に館山市内の病院に搬送した。2015年1月8日、初訓練飛行を実施。2016年1月20日、航空無事故3000時間（2008年10月10日から2014年10月30日）の功績により、海幕長から２級賞状を授与された。2月22日、館山湾で海上保安庁第３管区海上保安本部と合同捜索救難訓練を実施。5月18日1048頃、八丈島沖で操業中の漁船乗組員に脳梗塞の疑いがあると第３管区海上保安本部に通報があり、本部長から第21航空群司令に災害派遣要請が出されたため、1358にUH-60Jヘリが館山航空基地を離陸し、鴨川市の病院で医師を乗せ、八丈島西北西100kmで乗員を機内に収容、鴨川市の病院に搬送した。2016年11月22日0559頃に発生した福島県沖地震で、UH-60Jヘリ１機により情報収集を行った。2017年1月6日、UH-60Jヘリで初訓練飛行を実施。1月21日、横浜市で客船飛鳥�Uを使用した大型旅客船事案対応訓練に参加し、患者収容訓練を行った。5月15日に函館空港西で行方不明になった北部方面航空隊LR-2の捜索に参加。5月18日、伊豆諸島新島沖を航行中の客船飛鳥�Uで急病人が発生したため、海上保安庁に緊急搬送要請が出されたが、天候不良で羽田空港から航空機を飛ばせず、1445に海上保安庁から第21航空群司令に災害派遣要請が出された。第73航空隊UH-60Jヘリ１機が出動し、患者を収容して1600過ぎに千葉県鴨川市亀田総合病院ヘリポートで引き渡した。6月13日、機上救護員４名が海保横浜海上防災基地で第３管区海上保安本部との合同防災訓練に参加。6月17-18日、伊豆半島沖でコンテナ船と衝突したDDG-62フィッツジェラルドの乗員捜索に参加。2018年3月15日、第21航空隊と共に、館山航空基地でアメリカ海軍HSC-12とのシスタースコードロン親善行事を実施。4月2日に解隊され、第21航空隊第213飛行隊に改編された。参考：月刊航空ファン6,’11、8,’17、7,’18、MAMOR vol.52、vol.103、月刊世界の艦船9,’13、1,’19、月刊JWings2,’17、3,’17、9,’17、東日本大震災海上自衛隊災害派遣の記録、朝雲

＜第７３航空隊（２０１０年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第73飛行隊（UH-60J）、大湊航空分遣隊（大湊。UH-60J）、硫黄島航空分遣隊（硫黄島。UH-60J）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10

＜第７３航空隊（２０１５年）＞：第21航空群隷下で、館山航空基地に置かれている。隷下に第73飛行隊（UH-60J）、大湊航空分遣隊、硫黄島航空分遣隊を置く。参考：月刊航空ファン4,’16

＜第７３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、名古屋で編成された。通称怒師団。昭和19年後半、中部軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第196・第197・第198連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第７３潜水艦＞：呂62を参照。

＜第７５レンジャー連隊＞：アメリカ陸軍のレンジャー連隊。モットーは「Rangers, lead the way（レンジャー、先導せよ）」で、由来はオーバーロード作戦時に第29歩兵師団副師団長が発した「我が師団は貴レンジャー部隊が先頭に立つことを期待する」という言葉である。参考：月刊コンバットマガジン7,’09

　＜第７５レンジャー連隊（２０１７年）＞：陸軍特殊作戦コマンド隷下で、兵力3400名。第１レンジャー大隊、第２レンジャー大隊、連隊特殊部隊大隊からなる。参考：月刊軍事研究7,’17

＜第７７師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、旭川で編成された。通称稔師団。終戦時、隷下に歩兵第98・第99・第100連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第７７潜水艦＞：伊154を参照。

＜第７７任務部隊＞：アメリカ海軍のタスクフォース。参考：月刊丸12,’92

　＜第７７任務部隊（朝鮮戦争時）＞：朝鮮戦争勃発時、南シナ海に展開していたCV-45バレー・フォージを急遽朝鮮半島に向かわせ、随伴艦と併せて第77任務部隊を形成した。1950年7月3日、F4U-4コルセア16機、AD-2スカイレイダー12機、F9F-2パンサー８機により初出撃し、平壌近郊の飛行場を攻撃。迎撃に出てきた北朝鮮空軍Yak9戦闘機２機をF9F-2パンサーが撃墜し、飛行場攻撃も成功した。8月1日、CV-47フィリピン・シーが加わった。9月にはCV-21ボクサーが加わり、仁川上陸作戦を支援。以降、CV-32レイテ、CV-37プリンストン、CV-31ボンノム・リチャード、CV-9エセックス、CV-36アンティータム、CV-33キアサージ、CV-34オリスカニー、CV-39レイク・シャンプレインが次々と組み込まれ、朝鮮半島周辺に常時2-5隻が展開して北朝鮮を攻撃した。11月9日、CV-45バレー・フォージ、CV-47フィリピン・シー、CV-32レイテからF4U及びADスカイレイダーが出撃し、鴨緑江の橋を爆撃した。1951年4月2日、CV-37プリンストンからF9F-2パンサー２機がそれぞれ250ポンド爆弾４発及び100ポンド爆弾２発を搭載して出撃し、成津付近の鉄橋を爆破。4月30日、CV-37プリンストンのADスカイレイダー６機がそれぞれ2000ポンド爆弾１発とロケット弾２発を搭載して華川ダムを攻撃したが、一部を損傷させるに止まった。5月1日、ADスカイレイダー８機がそれぞれ魚雷１本を搭載して華川ダムを攻撃し、６本を命中させて破壊した。参考：月刊丸12,’92

　＜第７７任務部隊（ベトナム戦争時）＞：1965年3月2日から開始されたローリング・サンダー作戦に参加するため編成された。トンキン湾内のヤンキー・ステーションと呼ばれた海域に2-4隻の空母を展開し、各地の爆撃を実施している。3月2日、CV-43コーラル・シー、CV-19ハンコック、CV-61レンジャーの艦上機が航空基地、レーダーサイト、兵站路に対する爆撃を実施。3月15日、CV-19ハンコック、CV-61レンジャーの艦上機がフクイ弾薬庫を攻撃。3月26日、CV-19ハンコック、CV-43コーラル・シーの艦上機がレーダーサイト４ヵ所を爆撃。4月15日、CV-43コーラル・シー、CV-41ミッドウェイの艦上機が南爆を開始。5月16日、南ベトナム沖のディキシー・ステーションと呼ばれた海域にも空母戦闘群を展開し、南爆に当たらせた。6月17日、CV-41ミッドウェイ所属のF-4B２機がスパローによりMiG-17戦闘機２機を撃墜。8月11日、CV-41ミッドウェイ所属のA-4E攻撃機がSA-2により撃墜された。10月17日、CV-62インディペンデンス所属のA-6A攻撃機１機とA-4E攻撃機４機がSAMサイト２ヵ所を爆撃し、ミサイルランチャー８基を破壊した。1967年5月19日、CV-31ボンノム・リチャード、CV-63キティホークのA-4攻撃機がAGM-62ウォールアイを積んで出撃し、ハノイ近郊の火力発電所を破壊した。12月、A-7攻撃機が実戦投入された。1968年3月、ローリング・サンダー作戦が終了。1972年4月6日、ラインバッカー作戦に参加。5月10日、CV-64コンステレーション所属のカニンガム大尉とドリスコール大尉がF-4J戦闘機のエースパイロットとなった。参考：月刊丸12,’92

＜第７８航空大隊（アメリカ陸軍）＞：アメリカ陸軍航空大隊。キャンプ座間に駐屯している。2014年8月31日、兵庫県合同防災訓練にUH-60Lで参加。2015年6月7日、高知県で南海トラフ巨大地震を想定した防災訓練にUH-60Lで参加。2017年9月3日、東京都・調布市合同防災訓練にUH-60Lで参加。参考：月刊JWings11,’14、8,’15、11,’17

＜第７８潜水艦＞：伊155を参照。

＜第７９機甲師団（イギリス）＞：イギリス陸軍機甲師団、別名ホボーズ・ファニーズ（Hobo’s funnies、ホバートのおかしな奴ら）、動物園（The zoo。動物のニックネームの付いた特殊車両を扱っていたので）。1942年8月14日、英本土軍北部軍管区隷下に創設が決定し、１個機甲旅団、１個自動車化歩兵旅団、１個機甲連隊（装甲車偵察）を隷下に置くことになった。1943年1月10日、１個騎兵連隊（機甲偵察）を隷属。第２次大戦の戦況に基づくイギリス陸軍の編成計画変更で解隊されかけたが、大陸反攻時には大西洋の壁を突破するための特殊工兵器材が必要で、ジュビリー作戦の戦訓から上陸直後の脆弱な歩兵を守りつつ工兵作業が行える特殊工兵戦車を開発して第79機甲師団で集中運用する方針が決まり、3月にはサー・パーシー・ホバート少将が師団長に任じられた。ホバート少将は特殊戦車の開発運用に関する全権を求めて認められ、第２次大戦終戦まで師団長を務めている。水陸両用戦車（シャーマンDDなど）、地雷処理戦車（シャーマン・クラブなど）、工兵戦車（チャーチルAVREなど）、水際障害突破戦車（チャーチルAVRE派生型など）、火炎放射戦車（チャーチル・クロコダイルなど）、装甲兵員輸送車（シャーマン・カンガルーなど）といった戦車改造車両を次々開発して装備した。ただし種類と数が膨大になったため、チャーチルARK、シャーマンDD、チャーチル・クロコダイルなどは師団隷下から独立させたり、他部隊に分散配備したりしている。4月10日から特殊任務機甲師団としての編成が始まり、第30機甲旅団（シャーマン・クラブ）、第１工兵突撃旅団（チャーチルAVRE）、第１陸軍戦車旅団（M3CDL）、１個工兵突撃車廠中隊、１個戦車連隊、第１カナダ機甲輸送連隊（シャーマン・カンガルー）、第264特殊輸送中隊（シャーマン・カンガルー、バッファロー）などを隷下に置いた。1944年5月2日、第21軍集団予備に配属された。6月6日、ノルマンディー上陸作戦に参加。ソード海岸に第22ドラグーン・ガーズＡ中隊（シャーマン・クラブ）、第５突撃工兵連隊第77・第79突撃工兵中隊（チャーチルAVRE）、ジュノー海岸に第22ドラグーン・ガーズＢ中隊（シャーマン・クラブ）、ウエストミンスター・ドラグーンＡ中隊（シャーマン・クラブ）、第５突撃工兵連隊第26・第80突撃工兵中隊（チャーチルAVRE）、ゴールド海岸にウェストミンスター・ドラグーンＢ・Ｃ中隊（シャーマン・クラブ）、第６突撃工兵連隊第81・第82突撃工兵中隊（チャーチルAVRE）を分遣して上陸支援にあたり、身を隠す物の無い海岸線で戦闘工兵や歩兵部隊の楯となって各種障害物除去に活躍した。ちなみにシャーマンDDを装備した第13/18ハッサーズ（ソード海岸）、イーストライディング・ヨーマンリー（ソード海岸）、カナダ第６・第10機甲連隊（ジュノー海岸）、第４・第７ドラグーン・ガーズ（ゴールド海岸）、ノッティンガム・ヨーマンリー（ゴールド海岸）は第79機甲師団隷下ではなく、独立した別の旅団に組み込まれて戦闘に参加している。一方でアメリカ陸軍ブラッドレイ将軍は、太平洋戦線での戦訓から、射撃が集中する大型車両の配備は避けるべきと判断（イギリス嫌いもあったらしいが）してシャーマンDD以外の特殊戦車を配備しないことにしたため、日本軍より遙かに火力の優秀なドイツ軍の阻止砲火をモロに喰らい、オマハ海岸で甚大な損害を被ってしまった。参考：歴史群像4,’16、月刊グランドパワー1,’01、月刊PANZER7,’04

＜第７９号艦型大型巡＞：超甲巡を参照。

＜第７９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和20年3月に羅南で編成された。通称奏師団。終戦時、歩兵第289・第290・第291連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第７９潜水艦＞：呂64を参照。

＜第８１航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の航空隊。1983年3月30日、第31航空群隷下に岩国航空基地で新編された。UP-2Jを３機配備する。1988年4月21日、U-36A訓練支援機が配備された。9月、連絡機としてB-65が配備された。1991年2月28日1000過ぎ、U-36A訓練支援機１機が着陸時に滑走路をオーバーランし、北側の水路に突っ込んだ。乗員５名全員が重軽傷を負い、うちコクピットにいた２名は自力で脱出できず、救助隊が機体を切断して1300前に救出した。11月、EP-3が配備された。12月、UP-2Jが退役した。年末、LC-90連絡機が配備された。1992年3月、B-65がLC-90に後を譲って退役した。1999年3月、UP-3D電子戦訓練機２機が配備された。2001年3月5日、OP-3Cが配備された。UP-3DとU-36Aが第91航空隊に移管された。2013年4月24日、運用機１機あたり4500基準時間以上（累計7500基準時間以上）を無事故で達成したことにより、海幕長から２級賞状を授与された。2014年1月7日、岩国航空基地で平成26年初訓練を実施。2015年1月7日、初訓練飛行を実施。7月15日、運用機１機あたり1500基準時間の無事故達成（2011年11月から2013年12月）により、海幕長から２級賞状を授与された。2016年10月21日に発生した鳥取県中部地震の災害派遣に参加。2017年9月6-7日、EP-3電子情報収集機１機とOP-3C画像情報収集機１機が東シナ海でアメリカ海軍EP-3E電子情報収集機１機との共同訓練に参加。2018年3月19-22日、EP-3電子情報収集機１機とOP-3C画像情報収集機１機が東シナ海でアメリカ海軍EP-3E電子情報収集機１機と日米共同訓練（情報交換訓練）に参加。8月27日から9月2日、EP-3電子情報収集機２機とOP-3C画像情報収集機２機を八戸航空基地に送り込んだ。8月29-30日に13隻で宗谷海峡を東に通過して演習を行い、9月1-2日に28隻で宗谷海峡を西に戻ったロシア艦隊の監視を行っていた模様。11月14-17日、EP-3電子偵察機１機とOP-3C画像情報収集機１機が東シナ海でアメリカEP-3E電子偵察機１機との情報交換などの訓練に参加。2019年10月8-10日、EP-3電子情報収集機１機とOP-3C画像情報収集機１機が東シナ海でアメリカ海軍EP-E電子戦訓練機との共同訓練（情報交換訓練）に参加。2020年10月1日、第91航空隊を統合した。2021年4月13-15日、EP-3電子情報収集機１機が東シナ海でアメリカ海軍第１偵察航空隊EP-3E電子偵察機１機と情報交換訓練を行った。2022年6月13日から10月28日、UP-3D電子戦訓練支援機１機が、DDH-183いずも、DD-110たかなみ、DD-104きりさめ、搭載ヘリ４機、潜水艦１隻、第３航空隊P-1哨戒機１機、第71航空隊US-2救難飛行艇１機と共に、令和4年度インド太平洋方面派遣IPD22（Indo-Pacific Deployment 2022）に参加。2023年2月24日から3月7日、令和4年度米国派遣訓練（電磁機動戦）に参加。EP-3電子戦データ収集機１機と人員40名が、ホイッドビー・アイランド海軍航空基地とその周辺空域で、電磁機動戦訓練を行った。9月22日から10月6日、ホイッドビー・アイランド海軍航空基地と周辺空域で、令和5年度米国派遣訓練（電磁機動戦）に参加。EP-3電子情報収集機が電磁機動戦訓練を行った。参考：月刊航空ファン7,’99、11,’17、11,’18、12,’19、世界の傑作機No.50、月刊JWings7,’13、3,’15、月刊世界の艦船5,’91、1,’17、1,’19、12,'20、8,'22、5,'23、12,'23、朝雲

　＜第８１航空隊（２０１５年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地に置かれている。EP-3とOP-3Cを配備する。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第８１航空隊（２０２０年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地にある。EP-3、OP-3Cを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第８１航空隊（航空自衛隊）＞：航空自衛隊の航空隊。1964年2月1日、第３飛行隊が第４航空団から転入した。1971年、三沢基地に移った。1978年3月31日に解隊され、第３飛行隊は第３航空団の隷下に移った。参考：月刊JWings4,’15、12,’16、三沢基地ホームページ

＜第８１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、宇都宮で編成された。通称納師団。昭和19年後半、第36軍の隷下にあった。終戦時、歩兵第171・第172・第173連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第８１戦隊（日本海軍）＞：日本海軍の戦隊。昭和20年6月10日に編成された。トップは水井静治少将。参考：第２次大戦日本海軍作戦年誌

＜第８２空挺師団＞：アメリカ陸軍の空挺部隊で、愛称はオール・アメリカンズ。第18空挺軍団隷下であり、その先鋒部隊として位置づけられているため即応性が非常に高く、強化１個大隊700名が12時間以内に出撃できるよう常に待機しており、そのうち１個中隊は30分以内に出撃できるよう完全武装で滑走路脇に詰めているといわれている。グレナダ侵攻では１個旅団が出撃命令後11時間で離陸、その２時間後にはグレナダに到着した。1942年8月15日に新編された。1997年にM551シェリダンを装備する第73戦車連隊第３大隊が活動を停止し、戦車部隊が無くなった。2012年3-9月、第１旅団戦闘団がアフガン作戦に参加。2013年末、第４旅団戦闘団を廃止した。2016年5月27日から6月26日、第１旅団戦闘団がスイフト・レスポンス16演習に参加。参考：月刊軍事研究12,’16、8,’02、兵器最先端５

　＜第８２空挺師団（１９８０年代半ば）＞：定数16400名。旅団司令部３個、空挺旅団（空挺大隊３個とTOWミサイル18基装備の対戦車中隊からなる）３個、砲兵連隊（M-102榴弾砲装備）、空中騎兵大隊（ヘリ80機）、戦車大隊（M551戦車18両装備の中隊３個）、対空大隊（M-167バルカン砲50門とスティンガー60基）、工兵大隊、ヘリコプター大隊（輸送ヘリなど90機。１個空挺大隊をヘリボーン可能）などで編成されており、状況に応じて自前でヘリボーン作戦が行える。主要装備はM551戦車54両、107mm迫撃砲107門、81mm迫撃砲80門、TOWミサイル160基、各種ヘリ170機。参考：兵器最先端５

　＜第８２空挺師団（１９８９年）＞：旅団司令部３個、パラシュート大隊９個、砲兵大隊３個、防空大隊１個、対戦車中隊１個、空中偵察中隊１個、航空旅団１個からなる。参考：ミリタリー・バランス1989-1990

　＜第８２空挺師団（デザート・シールド作戦時）＞：師団司令部、司令部中隊、第73機甲連隊第３大隊、第４野戦防空砲兵連隊第３大隊、第307野戦工兵大隊、第82通信大隊、第1-3戦闘旅団、第18空挺師団砲兵本部、第18航空旅団本部、第18支援群本部からなる。8月9日に先遣隊が湾岸地域に到着し、クウェート国境に展開。多国籍軍増強に伴い、予備兵力となってサウジアラビアのアブカイク油田付近に配置された。参考：月刊グランドパワー3,’95

　＜第８２空挺師団（デザート・セイバー作戦時）＞：1991年2月17日、威力偵察隊により国境付近の偵察を実施。障害物の処理や監視所の設営などを行った。作戦開始時の戦力は兵力16300名で、M551戦車56両、M102榴弾砲54門、HMMWV1400両、M167牽引式対空機関砲、LAV-25軽装甲車（海兵隊から増強）、AH-64A、AH-1、OH-58、UH-60、EH-60などヘリコプター113機などを保有していた。隷下部隊は師団司令部、第73機甲連隊第３大隊、第１旅団（デビル）、第２旅団（ファルコン）、第３旅団（パンサー）、第82航空旅団、師団砲兵、第４防空砲兵連隊第３大隊、第307工兵大隊、第82通信大隊、第313軍事情報大隊、第82憲兵中隊、第21化学防護中隊、師団支援群であった。第２旅団はフランス第６軽機甲師団イースト戦闘団の助攻部隊となり、補給路テキサスの安全を守るのが主任務である。2月24日、当初第６軽機甲師団の攻撃目標だった「ボルドー」に向けて進撃を開始、夕方までに制圧した。第２旅団は攻撃目標ロシャンボーも第６軽機甲師団と共同で占領する予定だったが、進撃コースの補給幹線路テキサスが後ろから前進する第１・第３旅団と後送される大量の捕虜と第６軽機甲師団補給部隊とで大渋滞になり、進撃が遅れたため、夜間戦闘能力欠如もあって翌日に回された。2月26日、第６軽機甲師団と共同でサルマン市街と飛行場を攻略。一部はタリル空軍基地付近に空輸され、付近の掃討とイラク軍武器の破壊任務に就いた。参考：月刊グランドパワー4,’95、月刊軍事研究12,’08、8,’09

　＜第８２空挺師団（２０１３年）＞：第18空挺軍団隷下で、司令部はノースカロライナ州フォート・ブラッグにある。隷下に第１歩兵旅団戦闘団（空挺）、第２歩兵旅団戦闘団（空挺）、第３歩兵旅団戦闘団（空挺）、第４歩兵旅団戦闘団（空挺）、第82空挺師団戦闘航空旅団、第82継戦旅団を置く。参考：月刊軍事研究7,’12

　＜第８２空挺師団（２０１５年）＞：第18空挺軍団隷下で、司令部はノースカロライナ州フォート・ブラッグにある。司令部／司令部付大隊、第１歩兵旅団戦闘団（空挺）、第２歩兵旅団戦闘団（空挺）、第３歩兵旅団戦闘団（空挺）、第82戦闘航空旅団（OH-58ヘリ30機、AH-64ヘリ24機、UH/HH-60ヘリ50機、CH-47ヘリ12機）、第82師団砲兵（本部）、第82継戦旅団を隷下に置く。汎地球即応部隊の指定部隊で、第１歩兵旅団戦闘団（空挺）は命令一下96時間以内に世界中どこへでも空挺展開でき、うち即応空挺大隊１個は18時間以内に出撃できるよう即応待機している。装甲戦闘車両は武装HMMWVのみ。参考：月刊軍事研究5,’16、12,’16

＜第８２航空隊＞：航空自衛隊の航空隊。1964年12月1日、第８飛行隊が第６航空団から転入した。1967年12月1日、第８飛行隊が第３航空団に移った。参考：月刊JWings4,’15

＜第８２戦闘攻撃飛行隊＞：VFA-82を参照。

＜第８３航空隊＞：航空自衛隊の航空隊。南西航空混成団隷下で、那覇基地がホームベースである。1972年10月11日に臨時第83航空隊として創設され、11月10日に第83航空隊に改称され、第207飛行隊が隷下に入った。本当は新鋭F-4EJ飛行隊を２個配備したいところだったが、パイロットの養成（複座なので人数が倍）が間に合わず、沖縄の反対も強く、F-104J飛行隊１個（定数は本土の1.5倍にした）になっている。1973年1月1日、アメリカ空軍から対領空侵犯措置任務を引き継いだ。1月31日、初のスクランブル発進を実施。7月1日、要撃管制所ADCCの移管を完了し、アメリカ軍から防空任務を引き継いだ。10月16日、南西航空混成団新編により、その隷下に入った。1985年11月29日、第２航空団から第302飛行隊が移動してきた。1986年3月19日、第207飛行隊が解隊された。1992年7月27日から8月7日、コープノース92-4に参加。2008年12月16日、2000回以上のスクランブル発進任務達成により、防衛大臣から一級賞状を授与された。2010年1月19日（2009年4月1日？）、第302飛行隊が第７航空団に移り、第204飛行隊が隷下に入った。11月9日、日本科学技術連盟主催の第40回記念全日本選抜品質管理（QC）サークル大会で、本航空隊のQCサークルARMAMENTが銀賞と特別賞を受賞した。2011年3月11日に発生した東日本大震災の災害派遣に参加。2012年2月11-24日、コープノース・グアム12-1に参加。3月5日、基地業務群が沖縄県内の企業など187団体が作る東日本大震災支援協力会議から感謝状を贈呈された。10月1日、1141に訓練のため那覇基地を離陸したF-15が油圧系統のトラブルで嘉手納基地に緊急着陸した。2013年2月4-15日、コープノース・グアムに参加。4月4-5日、日米共同訓練に参加。2014年2月12-28日、グアム島とテニアン島で行われた日米豪共同訓練コープノース・グアム2014にF-15J/DJ戦闘機６機で参加。4月20日、防衛大臣から一級賞状を授与された。2015年9月18日、チリ中部沖地震による津波警報発令に伴い、T-4練習機１機で情報収集を実施。2016年1月31日に廃止され、第９航空団に拡大改編された。廃止にあたって一級賞状が授与されている。参考：月刊JWings6,’07、3,’09、4,’11、4,’12、10,’12、12,’12、4,’13、4,’14、12,'15、2,'23、月刊航空ファン4,’10、11,’92、4,'16、MAMOR vol.52、月刊軍事研究1,’15、那覇基地ホームページ、朝雲

　＜第８３航空隊（２０１０年）＞：南西航空混成団隷下で、那覇基地に置かれている。隷下に第204飛行隊（F-15J/DJ、T-4）、南西支援飛行班（T-4）、整備補給群（検査隊、装備隊、修理隊、車両器材隊、補給隊）、基地業務群（短SAM・携SAM・VADS装備の第83基地防空隊、飛行場勤務隊、施設隊、通信隊、管理隊、業務隊、会計隊、衛生隊）を置く。参考：月刊航空ファン4,’10、月刊JWings10,’12

　＜第８３航空隊（２０１５年）＞：南西航空混成団隷下で、司令部は那覇基地に置かれている。第204飛行隊、南西支援飛行班、整備補給群、基地業務群、第83基地防空隊を隷下に置く。参考：航空自衛隊パーフェクトガイド2015

＜第８４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、大阪で編成された。通称突師団。昭和19年後半、中部軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第199・第200・第201連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第８４潜水艦＞：呂63を参照。

＜第８６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、久留米で編成された。通称積師団。昭和19年後半、西部軍の隷下にあった。終戦時、隷下に歩兵第187・第188・第189連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第８８師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和20年2月、樺太混成旅団から改編されて創設された（昭和19年7月、旭川で編成された？）。通称要師団。終戦時、歩兵第25・第125・第306連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、歴史群像8,’17

＜第８９師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和20年2月、旭川で編成された。通称摧師団。終戦時、独立歩兵大隊12個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典

＜第９０戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍の戦闘飛行隊で、ニックネームはPair-O-Dice（ペア・オー・ダイス）。大元は1917年8月20日にテキサス州ケリーフィールドで編成された第90エアスコードロンである。第一次大戦終結後は攻撃飛行隊になり、1939年には第90爆撃飛行隊（軽）に改編された。1942年2月24日、本飛行隊所属パイロットのウィリアム・G・シャウッフラー大尉がラッキーセブンの目を出した２個のサイコロからなるエンブレムを考案。第２次大戦終結直後はB-25を装備しており、横田基地に配備された。朝鮮戦争時にはA-26飛行隊としてジョンソン基地に所在していた。1965年、第401戦術戦闘航空団の隷下となり、クラーク空軍基地に移動。1966年からベトナム戦争に参加。1972年12月、F-4Dに機種転換した。1974年9月、第３戦術戦闘航空団の隷下となった。1978年11月27日から５日間、三沢基地で日米共同訓練に参加。1991年12月、エルメンドルフ空軍基地に移動してF-15に機種転換し、第90戦闘飛行隊に改称された。2007年8月からF-22A戦闘機を受領し、F-22A実戦飛行隊となった。2009年1月から所属機を第90遠征戦闘飛行隊としてアンダーセン空軍基地の第36航空団に派遣した。2017年2月10日からF-22A戦闘機12機と人員190名をオーストラリアに派遣。米豪両国間の戦力枠組み合意に基づく航空分野の協力構想による共同訓練・共同演習を行った。2018年12月4-8日、F-22A戦闘機６機を烏山基地に展開して米韓合同演習ヴィジラントエース18に参加。12月14日、烏山基地からエルメンドルフ・リチャードソン統合基地に帰る途中のF-22A戦闘機２機がトラブルを起こしたらしく三沢基地に着陸した。12月18日に離陸してエルメンドルフ・リチャードソン統合基地に向かっている。2019年7月11-27日、タリスマン・セイバー2019にF-22A戦闘機で参加。2020年6月10日、ロシア空軍Tu-95MS爆撃機２機がアラスカから32海里に接近したため、F-22A戦闘機でスクランブル発進した。2022年8月4日、F-22A戦闘機12機が第90遠征戦闘飛行隊としてポーランドのワスク空軍基地に展開し、NATO領空警備強化作戦エア・シールディングを開始した。参考：月刊JWings12,’12、9,'20、1,'23、月刊航空ファン8,’09、5,’17、3,’18、10,'19、月刊軍事研究5,’15

＜第９１駆潜隊（日本海軍）＞：日本海軍の駆潜隊。太平洋戦争開戦時は南遣艦隊第９根拠地隊の隷下で、特設駆潜艇第７昭南丸、第12昭南丸、長江丸が配備されており、マレー攻略作戦に参加した。参考：丸スペシャル第49号

＜第９１航空隊（海上自衛隊）＞：海上自衛隊の訓練支援航空隊。U-36A多用途機とUP-3D訓練支援機を装備し、艦艇部隊の電子戦訓練、ミサイル回避訓練、対空射撃訓練を支援するのが主任務である。妨害電波を出す場合には、船舶や陸上無線局といった周囲の電波環境を乱さないようにする必要があり、計画と実際の状況が違った場合には臨機応変に再計算して訓練を行う。2001年3月5日、第31航空群隷下に岩国航空基地で創設された。2012年11月21日、2010年4月1日から2012年7月31日までの間に運用機１機あたりの1500基準時間を無事故で達成し、2003年5月22日からの通算でも6000基準時間を無事故で達成したことにより、海幕長から２級賞状が授与された。2013年12月7-24日、平成25年度護衛隊群米国派遣訓練にUP-3D電子戦訓練支援機２機で参加（第91航空隊初の海外派遣）。2014年1月7日、岩国航空基地で平成26年初訓練を実施。7月8-11日、護衛隊群米国派遣訓練にUP-3D電子戦訓練支援機２機で参加。2015年1月7日、初訓練飛行を実施。3月14日から4月4日、平成26年度第２回護衛隊群米国派遣訓練にUP-3D電子戦訓練支援機２機で参加し、対空射撃訓練や電子戦訓練を支援した。7月15日、運用機１機あたり1500基準時間の無事故飛行（2012年8月から2015年1月まで）により海幕長から２級賞状を授与された。2016年1月9-30日、平成27年度第１回護衛隊群米国派遣訓練（グアム方面）にUP-3D電子戦訓練支援機１機が派遣され、1月18-24日の訓練で電子戦と対空射撃訓練支援を実施した。12月7日に墜落したVMFA-115所属F/A-18C+のパイロット捜索に参加。2018年7月9-15日、MTA SAMA SAMA 2018にUP-3D電子戦訓練支援機１機で参加。2019年9月17日、UP-3D電子戦訓練支援機２機で厚木航空基地に展開し、9月18日には１機がAN/ALE-43(V)チャフカッター／ディスペンサーポッド、もう１機がRM-30A標的曳航装置を搭載して離陸、チャフ撒布下で水上艦に接近する脅威を迎撃する訓練に協力した模様である。2020年10月1日、第81航空隊に統合された。参考：MAMOR vol.159、朝雲、月刊JWings7,’13、3,’14、3,’15、9,’18、12,'20、月刊世界の艦船4,’16、月刊航空ファン2,’17、12,’19、岩国航空基地ホームページ

　＜第９１航空隊（２０１５年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地に置かれている。UP-3DとU-36Aを装備する。参考：月刊航空ファン4,’16

　＜第９１航空隊（２０２０年）＞：第31航空群隷下で、岩国航空基地にある。UP-3D、U-36Aを装備する。参考：月刊JWings6,’20

＜第９１師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年4月、旭川で編成された。通称先師団。昭和19年後半、第27軍の隷下にあった。終戦時、独立歩兵大隊12個などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第９３師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年7月、金沢で編成された。通称決師団。昭和19年後半、第36軍の隷下にあった。終戦時、歩兵第202・第203・第204連隊などを隷下に置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第９４師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和19年10月、大阪で編成された。通称威烈師団。同年、第29軍の隷下に入った。終戦時、隷下に歩兵第256・第257・第258連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典、比島決戦

＜第９４戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍戦闘飛行隊、別名ハット・イン・ザ・リング（Hat in the Ring）。1917年8月20日、キャンプ・ケリーで94ASとして創設された。12月、フランスに派遣されて第一次大戦に参加。1939年、第94追撃飛行隊（94PS）に改称された。1950年、第94戦闘迎撃飛行隊（94FIS）に改称された。1971年7月1日、第94戦術戦闘飛行隊（94TFS）に改称され、F-4に機種変更してマクディル空軍基地に移動した。1975年6月、ラングレー空軍基地に移動し、第１戦闘航空団隷下となった。1976年、F-15に機種転換した。1991年11月、第94戦闘飛行隊（94FS）に改称された。2006年3月からF-22Aへの機種転換を開始し、F-22A実戦飛行隊に改編された。2014年11月5日、第58戦闘飛行隊F-35Aと初の合同訓練を実施。2022年7月9-29日、ネリス空軍基地でレッドフラッグ22-3に参加。参考：月刊JWings12,’12、2,’15、10,’22

＜第９５戦闘飛行隊＞：アメリカ空軍戦闘飛行隊、ニックネームはボーンヘッズ（Boneheads）。2013年10月、F-22A戦闘機の転換訓練兼実戦部隊としてティンダル空軍基地で航空戦闘軍団第325戦闘航空団隷下に創設された。2014年7月14-25日、レッドフラッグ14-3演習にF-22A戦闘機12機で参加。9月末、F-22Aブロック30戦闘機６機をUAEアル・ダフラ基地の第380遠征航空団第95遠征戦闘飛行隊に派遣した。9月23日、イスラム国爆撃作戦に参加。2015年5月14日、第95遠征戦闘飛行隊がティンダル空軍基地に帰還。8月28日からアトランティック・リゾルブ作戦に参加。2016年4月11日・12日・16日（14日・15日・17日？）、F-22A戦闘機４機ずつがイギリスのレイクンヒース空軍基地に到着。4月18日からイギリスで飛行訓練を開始。4月22日、イギリスに展開していたF-22A戦闘機のうち２機がルーマニアのミハイル・コルガチュヌ基地を訪問。4月27日、ルーマニアを訪問していたF-22A戦闘機がリトアニアのシャウレイ基地を訪問。5月8-10日、レイクンヒース空軍基地に展開していたF-22A戦闘機12機と要員220名がティンダル空軍基地に帰還した。2018年8月8日、F-22A飛行隊１個がドイツのシュパンダレム空軍基地に展開。2022年7月9-29日、ネリス空軍基地でレッドフラッグ22-3に参加。参考：月刊JWings10,’14、7,'16、9,’16、10,'22、月刊航空ファン1,’15、8,’15、11,'15、7,’16、8,’16、11,’18

＜第９６師団（日本陸軍）＞：日本陸軍の師団。昭和20年2月、久留米で編成された。通称玄師団。終戦時、隷下に歩兵第292・第293・第294連隊などを置いていた。参考：帝国陸海軍事典

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