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＜五・一五事件＞：昭和4年、犬養毅が立憲政友会総裁に就任。昭和6年、世界恐慌による不景気を解決できず、満州事変不拡大方針も国民の受けが悪く、第２次若槻内閣が総辞職し、満州に太いパイプを持つ犬養毅が総理大臣となった。経済政策と対満州宥和政策を打ち出したが効果は無く、銀行の閉鎖や作物価格の暴落で農家の生活が成り立たなくなり、国民生活はどん底に陥っていた。それに加え、朝鮮で抗日思想が拡大していることを憂い、政党と財閥が兵農を搾取して西洋にかぶれ、日本や朝鮮、中国といったアジア諸国を軽視しているとして、軍の一部が決起を決定、民間の血盟団と共に行動に出ることになった。しかし血盟団事件が失敗に終わったため、上海事変から帰ってきた海軍青年将校（ロンドン会議の結果にも不満を募らせていた）を中心に、朝鮮駐屯経験があって抗日運動を肌で感じていた陸軍士官候補生、農村救済を謳う民間農家中心の愛郷塾メンバーが加わって再度襲撃を行うこととなった。計画では、政府首脳及び主要銀行の機能を失わせ、変電所を襲撃して東京に大停電を起こす事により、共産主義者、無政府主義者、暴徒などによる暴動を発生させ、戒厳令を布告、農家及び農民が70%を占める軍人による新しい秩序を誕生させる予定であった。第１次決起計画では昭和7年3月28日に首相官邸、内大臣官邸、工業倶楽部、華族会館、政友会本部、民政党本部を襲撃し、市ヶ谷刑務所を襲って同志を解放、東郷元帥をトップとして戒厳令を敷き新内閣を樹立させる計画だったが、5月の帝国議会中に議会を襲撃することに変更し、議会に手榴弾を投げ入れる第２次決起計画を4月16日に立案した。その後アメリカの喜劇王チャップリンが来日することを知ったため、歓迎会も襲撃して日米の国際関係を悪化させることにし、第３次決起計画を4月27日に立案した。しかし日程が定かでなかったため、チャップリン襲撃は行わないこととなり、主目標を首相官邸及び警視庁とする第４次決起計画を立てた。ここで佐世保の決起者が日程の都合で参加できなくなったため、これを除外した第５次決起計画が立てられ、最終案となった。昭和7年5月15日（日曜日）、海軍将校10名と陸軍士官候補生11名、愛郷塾が共謀し、首相官邸、日本銀行、内大臣邸、政友会本部、警視庁、変電所を襲撃し、檄文を撒いた。都内襲撃グループは３組で、首相官邸襲撃グループは靖国神社、立憲政友会本部襲撃グループは新橋駅、内大臣官邸襲撃グループは泉岳寺からそれぞれ向かっている。1730頃、首相官邸を警備していた２人の警官を銃撃して１人を殺害、１人に重症を負わせた。犬養首相は決起将校と面会し、「話せば分かる」と繰り返したものの、銃撃を頭に受けた（2326に死亡）。それでも死ぬ間際まで「儂が話して聞かせることがある」と話し続けていたという。他の所では手榴弾を投げたりビラを撒いたりしたが、さほどの被害は出ず、停電や戒厳令布告も起こらなかった。同日1900頃、陸軍側の理論的中核で決起に消極的だった西田税（二・二六事件で民間人首謀者とされ死刑になった）が血盟団メンバーに自宅で銃撃されて重症を負っている。チャップリンは6月2日に首相暗殺現場を訪れ、官邸は警備が不十分であると語った。また、後で自身を襲撃する計画があったことを知り、私がイギリス人であることを知らなかったのでは、と述べている。捕らえられた首謀者のうち、軍人は軍法会議にかけられ、陸軍は参加した士官候補生全員を禁固４年、海軍は最大禁錮15年とした。首謀者の海軍将校には死刑が求刑されていたが、海軍内部で法務官への反感（逆恨み？）が強まり、国民からの大量の減刑嘆願書（海軍発表では100万以上という）も相俟って、死刑や無期禁固を求刑した海軍省法務局長が辞表を出す羽目になった。愛郷塾構成員は民間法廷で裁かれ、直接関与したのは変電所襲撃のみだったが、民間裁判所ということで減刑嘆願書が受け入れられず、最大で無期懲役の判決を受けている。昭和15年2月11日、紀元2600年奉祝の際に大幅な減刑が実施され、10月17日に民間側首謀者は血盟団事件の首謀者共々仮釈放で出所した。参考：月刊軍事研究7,’05、歴史群像6,’08、8,’08、4,’11、月刊世界の艦船9,’13増刊

＜五・一六軍事革命＞：1961年5月16日に韓国で発生したクーデター。首謀者は朴正熙第２軍副司令官で、1952年に李龍文作戦局長がクーデターを起こしかけた（同年の大統領選挙で李承晩大統領が落選確実とみられたため、国会議員の間接選挙から国民による直接選挙に無理矢理切り替えようと戒厳令を発布したことに反発。指揮権がアメリカにあり韓国軍を動かせなかったこと、臨時大統領にふさわしい人物がいなかったことから断念）際に次長を務めており、二・二六事件を詳細に研究し、思想に共鳴する仲間や秘密を漏洩しやすい同期を除外、陸軍や海兵隊などから目を付けた人物を説得し、そこから人脈を広げて各部署にクーデター賛同要員を置いていった。当初は1960年4月19日に発生した学生の大規模デモ（４・19学生革命）から１周年の1961年4月19日にソウルで大規模デモが行われる予定だったため、その対処を名目に兵力を動員し、クーデターを起こす予定とした。空輸団及びソウルの北に配備されていた第５師団が主兵力だったが、第５師団の上級司令部である第１軍司令官がクーデターの気配を察知したため、4月19日には行動を起こせなかった。そこで朴正熙と旧知の仲で、1960年4月19日の大規模デモ直後に第１海兵師団長を罷免された金東河を仲間に引き入れ、子飼いの部下率いる第１海兵旅団を戦力に組み込むことにした。5月14日、クーデターの主要メンバーが最初で最後の会合を行い、5月15-16日に行われる第30師団の治安出動演習に合わせ、決起の日時を5月16日0300と決めた。参加兵力は第１海兵旅団の１個大隊と１個戦車中隊、空輸団の１個大隊、第30師団の１個教導隊、第33師団の１個教導隊、第６軍団砲兵団５個中隊で、計3000名である。5月15日1900、第30師団の師団参謀長及び連隊長が師団長にクーデター計画をリークしたため、師団長はCICに通報、ソウル周辺の陸軍部隊には演習中止が下達されて禁足令も出され、漢江には憲兵隊１個中隊が阻止線を張った。5月16日0015、朴正熙が第６管区司令部に到着したが、陸軍部隊が動いていないため、空輸団に直接出向いて出撃を促すことにした。途中で海兵旅団に出会ったため、旅団長に陸軍が動いていないことを伝え、旅団長は進撃を続行。漢江大橋を陸軍憲兵との銃撃戦の末強行突破（５名が負傷）し、0400にソウル市内に突入した。これを受けて空輸団も動き出し、0500に陸軍参謀総長の名前で革命公約が放送され、戒厳令が布告された。空輸団の突入遅延で要人逮捕はできなかったが、首相らは軍のソウル突入で雲隠れしてしまったため、同じ効果を発揮。陸軍参謀総長は午後に入ってクーデター勢力の説得に応じて軍事革命委員会議長に就任。これにより陸軍は完全に鎮圧行動ができなくなった。ソウル周辺には在韓米軍も集中配備されていたが、在韓米軍司令官は作戦指揮権しか持っておらず、クーデターを中止しろと命じることも、自ら鎮圧に向かうこともできなかった。5月18日、第５師団がソウルに入り、第12師団が春川を占領、ソウル大学学生軍事教育団教官の全斗煥が陸軍士官学校生徒を率いてクーデター支持のデモ行進を行い、クーデターは成功した。大統領には危害を加えることなく、国家の正当性を保持している。その後程無くして朴正熙を除く主要メンバーや陸軍参謀総長らが逮捕されるなどして失脚し、朴正熙が独裁体制を築き上げた。朴正熙は1979年10月26日、側近のKCIA部長に射殺された。参考：月刊軍事研究4,’08、8,’95、8,’13

＜５Ｂ１８＞：M-1（艦対空ミサイルシステム）を参照。

＜５／ＢＷ＞：�W号戦車Ｄ型を参照。

＜５Ｋ８０Ｐ＞：ロシア軍A-135システムの地下指揮司令部。弾道ミサイル早期警戒システム、宇宙空間監視システム、防空軍司令部・戦略ロケット軍とデータリンクしている。戦闘管理用にドン2Nレーダーとドゥナイ3Uレーダーを持ち、コマンドポストとしての機能を持つ。参考：月刊軍事研究11,’00

＜５ＫＳ４５００シリーズ＞：アメリカ軍のJATO。A-3艦上攻撃機が緊急核攻撃命令を受けてカタパルト非使用発艦する際に使用する。参考：世界の傑作機No.118

　＜５ＫＳ４５００Ｍｋ７Ｍｏｄ１＞：ロケット噴射口が装着軸から30度外側を向いている。重量90.8kg。推力4500ポンド（2041kg）、燃焼時間５秒。参考：世界の傑作機No.118

　＜５ＫＳ４５００Ｍｋ７Ｍｏｄ２＞：噴射口を装着軸から15度外向きに変更したタイプ。加速力はあまり変わらなかったらしい。参考：世界の傑作機No.118

＜５ＬＴＫ４２／５６＞：佐世保船舶が開発した直列５気筒２サイクルディーゼルエンジン。出力1250馬力。えりも型敷設艇に搭載された。参考：丸スペシャルNo.78

＜５Ｎ２０＞：ドン2N（レーダー）を参照。

＜５Ｐ−１０シリーズ＞：ロシア海軍の主砲管制用射撃指揮装置（レーダー方位盤）で、アメティスト設計局が開発し、ラテップ社が製造した。参考：月刊軍事研究11,’13、11,’15、12,’17、月刊世界の艦船6,’15

　＜５Ｐ−１０−０１＞：方位盤の名称はピューマ（Puma）という。旋回俯仰機構に縦長直方体の目標追尾用フェイズド・アレイ・レーダー・アンテナを取り付け、アンテナの上に捜索レーダー用レドーム、アンテナ上部両側面に電子光学センサーが付いている。アンテナは旋回俯仰機構により左右200度、俯仰角マイナス５度からプラス85度まで指向可能。アンテナ素子は６列４段計24個で、使用周波数はＸバンド、旋回俯仰しつつアンテナ中心線に対し縦３度・横６度を走査し、距離60kmまでの最大４目標を追尾、３秒以内に射撃を開始できる。捜索レーダーは全周旋回可能で、俯仰角マイナス５度からプラス40度。捜索距離は30kmで、何故か追尾レーダーの半分しか無い。100mm単装砲A190や30mm機関砲AK-630Mを含む口径25-152mmの艦載砲（カタログデータ上は305mmまで）を管制することができる。重量3.7トン。アドミラル・グリゴロヴィッチ級フリゲート、アドミラル・ゴルシコフ級フリゲート、ステレグシュチイ級コルベットに搭載された。参考：月刊軍事研究11,’13、11,’15、月刊世界の艦船6,’15、1,'15増刊、4,’22

＜５Ｐ−１０−０２＞：こちらも方位盤の名称はピューマ（Puma）。5P-10-01の捜索レーダーを除いたもので、装備艦固有の捜索レーダーから追尾目標の指示を受ける。参考：月刊軍事研究11,’13、10,’11、11,’09、10,’09、月刊世界の艦船6,’15

＜５Ｐ−１０−０３＞：方位盤の名称はラスカ（Laska）という。MR-123バス・ティルトの改良型で、角の取れた円筒形レドームを旋回架台に取り付けた形状である。アンテナ仰角は10-40度の10度刻みで、幅1.8度のＸバンド電波ビームを放射し、毎秒150度で旋回して最大４つまでの目標を探知する（別の捜索レーダーから目標情報を受け取ることもできる）。目標を発見すると旋回を停止して縦10度・横30度の範囲を詳細に走査し、モノパルス方式による目標追尾を開始する。目標発見から追尾までの時間は３秒以内で、レドーム外側にあるテレビカメラやレーザー測距器による目標情報測定も可能である。最大追尾距離は30kmで、レーダーディスプレイは最大表示レンジ14km/21km/30kmの切り替え式。重量はラスカ単体で700kg、システム全体で1400-1500kg。口径30-76mmの艦載砲２種類を同時に管制し、対空目標なら１個、水上目標なら２個に対して射撃を指向できる。ゲパルト3.9級フリゲート、ブヤン級コルベットに搭載された。参考：月刊軍事研究11,’13、11,’15、10,’11、11,’09、12,’17、月刊世界の艦船6,’15、1,'15増刊、4,’22

＜５Ｐ−２０Ｋ＞：ロシア海軍三次元アクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー、別名ポリメント（Poliment）。アンテナはプラナー・アレイ型４面で、対空・対水上捜索追尾能力と3K96リドゥート防空システム用艦対空ミサイル誘導能力を持ち、１面あたり４目標に対して艦対空ミサイルを振り向けられる。使用周波数Ｘバンド（Ｓバンド？）。最大探知距離200km、対空目標同時識別数200、同時攻撃目標数16。プロジェクト22350アドミラル・ゴルシコフ級に搭載された。参考：月刊世界の艦船12,’18、8,’13、6,’15、6,’19

＜５Ｐ−２７シリーズ＞：ロシア海軍艦載捜索レーダー。参考：月刊軍事研究11,’15

＜５Ｐ−２７＞：別名フルケ４（Furke 4）。アンテナは矩形縦長アクティブ・フェイズド・アレイ式（クライストロン送信管使用パッシブ・フェイズド・アレイ式？）１面で、デジタル・ビーム・フォーミングにより３種類のアンテナパターンを構成できる。使用周波数Ｓバンド、回転数毎分30回。プロジェクト22350アドミラル・ゴルシコフ級フリゲートに搭載された。参考：月刊軍事研究11,’15、月刊世界の艦船11,'21、6,’15

＜５Ｐ−２７Ｍ＞：別名フルケ２（Furke 2）。アクティブ・フェイズド・アレイ式矩形横長アンテナ全周旋回式で、回転数毎分30回、使用周波数はＳバンド。球形レドームに収容される。プロジェクト20380ステレグシュチイ級シリーズに搭載された。参考：月刊軍事研究11,’15、月刊世界の艦船11,'21、6,’15

＜フルケＥ＞：5P27Mフルケ２の輸出型。RCS１平方メートルの航空目標なら最大捜索距離150km、最大追尾距離75km。参考：月刊世界の艦船12,’18

＜５Ｐ−４２＞：ロシア軍の光学照射装置、別名フィリン（Filin）。強力な光学ビームを照射して電子光学センサーやレーザー装置を無力化するもので、有効射程5000m。500-700m以内の人間に照射すると嘔気や方向間隔喪失といった症状を来すとされ（怪光線？）、非殺傷兵器としても使用される。プロジェクト22350アドミラル・ゴルシコフ級フリゲートに搭載された。参考：月刊世界の艦船2,’21

＜５Ｐ８５ＳＤ＞：S-300PSのミサイル発射システム。参考：月刊グランドパワー9,’03

＜５Ｐ８５ＳＥ＞：S-300PMU2の地対空ミサイル発射機。

＜５Ｐ８５ＴＥ＞：S-300PMU2の地対空ミサイル発射機。

＜５ＰＦＺ−Ａ＞：ゲパルト・シリーズ（自走高射機関砲）を参照。

＜５Ｓルール＞：ファイブＳルールを参照。

＜５ＴＤＦ＞：ウクライナのKhKBDラザンチェフ設計局が開発した、T-64AM用ディーゼルエンジン。水平対向で、横置きしたシリンダーの両側からピストンで空気を圧縮し、燃料を噴射して着火する方式である。高さを減らせる代わりに冷却が困難なのが欠点。ボア120mm、ストローク120mm、気筒数５、総排気量13.6リットル、出力700馬力（515kW）、回転数2800rpm。全長1.413m、全幅0.955m、全高0.581m、重量1040kg。参考：月刊軍事研究4,’02、月刊軍事研究8,’16

＜５Ｖ２８＞：ソ連軍のS-200用長距離地対空ミサイルで、米軍コードSA-5、NATOコードはガモン。参考：月刊PANZER8,’99

＜５Ｖ５５Ｒ＞：ロシア軍のS-300PS用地対空ミサイル。重量130kg。有効射程5-75km、最大射程90km、迎撃高度25-27000m。参考：月刊軍事研究5,’02

＜５Ｖ５５ＲＭ＞：ロシア海軍のS-300F用艦対空ミサイル。全長7.25m、直径0.51m、翼スパン1.13m、発射重量1665kg、弾頭部重量133kg、弾頭はHE（90kg）または核。最大速度マッハ３、有効迎撃距離2-90km（高度25000m以下では25km）、垂直射程25-25000m。迎撃可能目標最大速度毎秒1300m（時速4200km）。誘導はTVM方式。参考：ソ連／ロシア巡洋艦建造史

＜五インチ（５４）照明弾＞：自衛隊の火工品。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究12,’09

＜五インチ砲用装薬砲Ｄ３２６試験弾＞：自衛隊の火工品。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究11,’17

＜５カ国防衛協定＞：FPDAを参照。

＜五号一型電探＞：日本海軍が開発していた航空機用全方向電探で、五一型電探と略す。試作中に終戦を迎えた。参考：海軍技術研究所

＜五号機雷＞：日本海軍の係維機雷で、大正6年に制式採用された。直径1.83m、重量510kg、炸薬量80kg。太平洋戦争でも使用されている。参考：小艦艇入門

＜�X号戦車シリーズ＞：ドイツ陸軍戦車Panzerkampfwagen �X、別名パンター（Panther）。1941年11月20日に軍需大臣ら調査団がT-34を調査したところ、これを撃破できる戦車を早急に開発することが必要と判断され、戦前から開発していた20トン級戦車VK20シリーズを放棄して高火力重装甲の30トン級戦車VK30シリーズに切り替え、1942年5月1日にMAN社のVK30.02(M)が採用されて5月2日にパンターという制式名称が付き、5月14日にヒトラーが承認した。9月に軟鋼製試作車体１両（パンターV1）、10月に砲塔付きの試作車両１両（パンターV2）が完成している。初陣はツィタデレ作戦。ノルマンディ戦では第２装甲師団、SS第１装甲師団、SS第２装甲師団、SS第９装甲師団、SS第12装甲師団に79両ずつ、装甲教導師団パンツァーレーアに89両が配備された。参考：月刊グランドパワー12,’14別冊、月刊PANZER9,’99、月刊丸12,’11

　＜パンターＶ２＞：砲塔付き試作車で、1942年10月に完成した。外見は概ね量産型と同じだが、車体長が19mm短い、車体溶接面が互い違いでなく一直線、車体左側面中央に跳ね上げ式の梯子が付いている、車体後部で床板と後面板の間に装甲板１枚を斜めに噛ませている、燃料タンク注入口が右側で空気排出用円形グリル後方・左側で前方にある、機関室中央の点検ハッチ上にエンジン空気取り入れ用開口部と円形カバーが無い、下部転輪のゴムを固定するボルトが２本多い18本、起動輪のスポークがＵ字型、車長用キューポラ基部が砲塔左側面に張り出している、マズルブレーキが球形シングルバッフル式、無線機・アンテナ基部・潜水装置が無いといった細かい違いがある。主砲は70口径7.5cm戦車砲KwK42、同軸機銃は主砲右のMG34。エンジンはマイバッハ社製HL210P30（650馬力）、トランスミッションはZF社製AK7-200。参考：月刊グランドパワー12,’14別冊

　＜�X号戦車Ｄ型＞：Panzerkampfwagen �X Ausf D、Sd.Kfz.171。最初の量産型で、ツィタデレ作戦に使用するため1943年1月（1942年12月？11月？）からMAN社、2月からダイムラー・ベンツ社とMNH社、3月からヘンシェル社（車体のみ。砲塔はヴェクマン社製で、ヘンシェル社で結合）で取り急ぎ生産された。設計図にはＡ型と記載されていたが、生産中にＤ型と呼ばれることになったらしく、1943年7月のMAN社の図面にはＡ型とＤ型が混在しており、名称変更の経緯は不明。車体は装甲鋼板の全溶接式で、ニッケルを一切使用しない装甲板を使用、Oh式という特殊な焼き入れで表面硬化を行い、更に高周波表面硬化を施して強度を保っている（車体前面はTL4034、側面はTL4030）。車体は避弾経始に優れるが、車体側面後下部の燃料タンク側面部のみ垂直である。溶接による結合力を強化するため、装甲板溶接部は噛み合わせ式にした。車体前部左に操縦手、右に無線手が配され、上面にそれぞれのハッチがあり、一旦上に持ち上げて外側に開く。ハッチ前方にはペリスコープ（ガラスブロック90内蔵）が２基ずつ設けられている。車体前面左には開閉式の操縦手用クラッペがあり、右に開閉式の短機関銃用銃眼クラッペが付く。操縦手と無線手の間に変速機、変速機の後ろにフィクテル＆ザクス社製LAG3/70H乾式三重ディスク式メインクラッチ、前にMAN社製シングルラディアス式操向装置、変速機の上にFu.2無線機があり、無線機アンテナは機関室正面左に立っている。小隊長車はFu.5無線機も積んでおり、アンテナが２本ある。車体前部上面中央には換気用の開口部があり、直上にガントラベルロックが装着されている。このガントラベルロックは外す時に車外に出なければならないので、砲塔内のガントラベルロック（砲身仰角18度で固定）を使うことが多かった。車外ガントラベルロックは極初期には基部が左右対称だったが、すぐ右側だけ張り出した非対称形状に変更されている。車体側面前部は工具装着スペースで、初期には上下に金具を取り付けて工具ラックを車体に引っ掛ける方式だったが、後に工具ラックを車体に溶接するようになった。車体中央は戦闘室で砲塔が載り、後部は機関室である。機関室内中央にエンジン、左右にラジエーター１基ずつが位置し、エンジンとラジエーターは隔壁で分離される。エンジン後部にはラジエーター用冷却水注入用タンクがある。機関室上面中央にはエンジンの点検ハッチがあり、左右に円形のラジエーター冷却ファンからの空気排出口と、その前後に四角い冷却空気取り入れ口が開口している。HL230P30エンジン装備車両はエンジン点検ハッチの開口部２箇所に円形の装甲カバーが付けられた。機関室後部側面には内部の燃料タンクを防護するため40mm厚の垂直装甲板を溶接した。車体後面左右には雑具箱があり、後面中央寄りに２本の排気管が並んでいる。排気管の間にはエンジン点検ドアが備えられ、強制始動用のクランク棒差し込み口が付く。点検ドア右には慣性式スターター開口部、左には冷却水暖房用開口部が設けられ、これらの外側には誘導輪位置調節用アジャスター差し込み口があって、開閉式の装甲カバーで覆われる。エンジン点検ドア外側にはジャッキが横置きされたが、生産途中で排気管の間に立てるようにした。エンジンは全高が1.2mもあり、パンターが大型化する原因となっている。燃料タンクは機関室内に５個用意されており、合計容量720リットル、うち予備燃料130リットル。機関室後部中央上面の燃料注入口に直接繋がっているのは１個のみであり、他の４個はそのタンクを経由して燃料が分配される。これら燃料タンクの溶接が不十分で、気化した燃料が漏れて潜水用にシールされていた機関室に溜まり、火災を起こす事故が多発した。機関室には自動消火装置が設けられており、室内３箇所に設置した温度検出器が160℃を超えると、スターター、燃料ポンプ、キャブレーターに設けられた噴射口からCBガスを噴射して消火するが、温度検知が不正確で誤作動や作動不良が多く、初陣のクルスク戦では機関室火災がそのまま燃え広がって戦闘不能に陥った。当時ドイツ軍には16トン突撃橋しかなかったので、渡河する時は潜水して渡ることにし、機関室後部中央にシュノーケルを装着すれば最大深度4mの潜航を可能とした。ただし量産を急ぐため最初の50両は後日装備で、1943年6月に生産時からの装備を開始したものの、実際使用してみると16トン突撃橋でも十分渡れたので、1943年8月からは潜水装備が廃止されている。転輪は千鳥式ダブルタイプ片側８組で、２枚重ねの奇数番転輪を偶数番転輪が外と内から挟み込む構造をしており、転輪直径860mm、ゴムのリムがボルト16個で固定されている。転輪アームは車体左側が前下方、車体右側が後下方を向く。アーム形状は３種類あり、第１・第７アーム、第3-6・第８アーム、第２アームで別形状になっている。サスペンションは転輪一組に２本のトーションバーを持つダブルトーションバーで、転輪のストロークを長く取れ、振動が抑えられるが、構造は複雑で交換が面倒になった。第２・第７転輪にはショックアブソーバーが付けられており、ショックアブソーバー本体は車内に位置する。起動輪は車体前方にあり、エンジンからの動力は車体下部を前方に延びるドライブシャフトで車体前部のメインクラッチに伝えられ、更に前方にある変速機と操向装置を経て左右に分かれ、最終減速機を介して起動輪へと伝達される。起動輪の直後には履帯の下がりを一定にする小転輪を持つ。履帯はKgs64/660/150で、片側86枚。砲塔も避弾経始に優れており、砲塔バスケット付き。防楯は120mm厚（100mm厚？）の鋳造製で、カマボコ型をしており、下半分がショットトラップとなって車体上面を貫通される恐れがあった。旋回はエンジンと連動した油圧モーターで、全周旋回にはエンジン3000回転で15秒（標準で１分？）かかる。手動旋回ではハンドルを984回転させて漸く１周した。主砲はKwK42で、ダブルバッフル式マズルブレーキを持つが、初期生産型の一部（５両未満らしい）に球形シングルバッフル式のものもある。主砲俯仰角はマイナス８度からプラス20度。主砲弾薬はPzgr.39/42徹甲弾、Pzgr.40/42徹甲弾、Sprgr42榴弾（弾薬重量11.14kg、弾丸重量5.74kg、初速毎秒700m）を計79発搭載する。収容場所は車体左袖部前−中央に前向き４発・後ろ向き９発・前向き９発、車体右袖部中央に後ろ向き９発・前向き９発、操縦手後方に立てて６発、無線手後方に立てて８発、戦闘室前部左に立てて６発、右に立てて７発、戦闘室中央左寄り床下に前向き３発、戦闘室後部左に立てて６発、右に立てて３発。副武装は7.92mm同軸機銃MG34で、主砲右に搭載され、砲手がペダルを踏むと発射される。機銃弾は150発のベルトを34本、計5100発搭載する。主砲左にTZF.12双眼式照準器を装備。砲塔左中央に砲手、その後ろに車長、砲塔右中央に装填手が位置する。砲塔上面左後部に車長用キューポラがあり、試作車ではキューポラに合わせて砲塔側面が張り出していたが、量産車では生産性を考慮して砲塔側面に張り出さない構造とした。キューポラは装甲厚60mmの円筒形で、防弾ガラス付き視察スリットが６箇所用意されており、上面は基部で旋回可能な車長用ハッチである。砲塔後面右に脱出ハッチ、砲塔両側面と砲塔後面左にピストルポート、砲塔左側面後方に車外連絡用円形クラッペ、砲塔上面右前部に装甲カバー付きベンチレーターを持つ。砲塔両側面前部には発煙弾発射機３基ずつを装備する。全長8.65m、車体長6.87m、全幅3.42m、全高2.95m、戦闘重量44.8トン（43トン？）。エンジンはマイバッハ製HL210P30水冷Ｖ型12気筒ガソリン（650馬力）／生産251号車（1943年5月生産）からはHL230P30（700馬力）、変速機はZF社製AK7-200でシンクロメッシュ式前進７速・後進１速、操向装置はMAN社製シングル・ラディアス式（最初の23両はクラッチ・ブレーキ式）、最大速度54.8km（55.5km？）、燃料容量600リットル（＋予備燃料130リットル）、航続距離は整地260km（＋予備燃料分45km）。装甲板はE22とE32を使用し、装甲厚は車体前面下部60mm55度、前面上部80mm55度、側面下部40mm０度、側面上部40mm40度、側面後部燃料タンク側方40mm０度、後面40mm30度、底面16-30mm90度、上面16mm90度、砲塔前面100mm12度（80mm20度？）、側面45mm25度、後面45mm25度、上面16mm84.5-90度（83-90度？）。無線機はFuG2（小隊長車はFuG5も）。乗員５名。1000両を量産予定だったが、途中でＡ型の生産に切り替わり、1942年12月から1943年9月までに842両（ダイムラー・ベンツ社で250両、MAN社で242両、ヘンシェル社で130両、MNH社で220両）が生産された。1943年1月23-30日に最初の３両が引き渡されてテストを開始、2月から配備が始まったが、量産を急ぎすぎて故障が頻発、2月21日の全完成車13両による走行展示では半分が故障する事態に陥ったので一旦回収して改良することになった。砲塔旋回時に操縦手ハッチ・無線手ハッチと砲塔がぶつかるため、角を30mmほど斜めに削り、主砲俯角が7.5度を超えると照準器が主砲マウントにぶつかるので、それ以上角度を取れないように鋼板を溶接し、仰角をかけすぎるとリコイルガードが車長席にぶつかるので車長席を後方に移動させ、車長用キューポラの裏側にある車長用ハッチ開閉ハンドルの位置が悪いので後方から左に移している。2月中旬から錆止め基本色をRAL7021ドュンケルグラウからRAL7028ドュンケルゲルプに変更。2月中旬完成のMAN社製第17号車から、操向装置をクラッチ・ブレーキ式からシングル・ラディアス式に変更。クラッチ・ブレーキ式で完成したのはMAN社製第16号車まで、ダイムラー・ベンツ社製第６号車まで、MNH社製初号車の計23両で、これらも5月末にシングル・ラディアス式へと換装されている。3月生産車から、ガントラベリングロックの基部を大型化し、アーム部分を左にオフセット、ガントラベンリングロック基部下方の換気口用装甲カバーを小型化した。3月24日、兵器局第６課で検討した結果、実戦配備には45ヵ所以上の改修が必要と判断されたが、既に組み立てが始まっている車両に関してはそのまま完成させることにし、4月以降の各社生産車（及び既存の車両）をデマーク社に送って改修を加えることにした。3月末生産車から潜水装置を装備。4月生産車から、牽引ワイヤーを太くし、Ｃ型フックもそれに合わせて大型化させ、左右６枚のシュルツェン（厚さ5mm）と圧縮空気による砲口排煙システム（主砲後座時に圧縮空気を薬室に送って砲口から排出させる）を追加、砲塔左側面の連絡用ハッチと脱出ハッチ上に雨避けを新設。4月3日からデマーク社で燃料タンクへのガス排出パイプ追加、シュノーケルパイプ収容口の鋼板カバーから金網への換装、新型遊星歯車導入、ブレーキ固定部・砲塔バスケット部・脱出ハッチ及び連絡用クラッペのヒンジ強化といった改修を実施し、更にヴェインデン社で転輪ハブ継ぎ目をＶ字に変更、転輪周囲のゴム固定用ボルトと起動輪の歯の固定用ボルトを32本に増やし、起動輪後方のダンパー固定部を強化型から溶接式に換え、ZF社でトランスミッションをオーバーホールする措置も行い、これらの改修を終えた車両は再生産車と呼ばれた。5月からエンジンをHL230P30に強化。エンジン点検カバー開口部の装甲カバーを新型に変更。車体後面両側雑具箱を、内側外板に排気熱対策鋼板を追加したタイプに換装（ただし既存雑具箱の在庫を使い切ってから）。ジャッキ台固定具をＸ型２本から横形１本に変更。同月に第51・第52戦車大隊を皮切りに再び配備され、ツィタデレ作戦に投入された。5-6月のヘンシェル生産車は車体前部右のラックに消火器が付いていない。6月から新造車も転輪ゴムと起動輪の歯の固定用ボルトを32本に増やした。車体左側面の洗桿用円筒ケース固定板を内側にずらして下方に延長し、指揮戦車用のアンテナ延長ロッド３本を装着できるようにした。ケース蓋を固定するスプリングも強化型にしている。砲塔側面前部の発煙弾発射機を廃止。車体左側面工具ラックに履帯張度調節工具と大型ハンマー固定具、車長用ハッチにダンパー、キューポラ周囲に水抜き穴を新設した。7月から車体前面右の前照灯を廃止。7月中旬または月末から車体前面上下の表面硬化処理を行わなくなった。8月から砲塔左側面の連絡用ハッチを廃止。燃料給油口とエンジン点検ハッチのエアインテイクと主砲防楯の照準器用開口部に雨避けを新設。車長用キューポラに42式対空機銃架装着リングを追加。履帯表面にハの字をしたシェブロン６本をモールドする防滑処置を実施。9月からツィンメリット・コーティングを施行（8月末から説あり）。表面を線状にえぐる正規のパターンを行ったのはMAN社の９月生産車７両だけで、ダイムラー・ベンツ社とヘンシェル社の計30両は荒いコーティングに縦横の線のみである。ちなみにMNH社は9月にはＤ型を生産していない。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、月刊PANZER10,’99、9,’99、8,’13、ジャーマンタンクス、月刊丸4,’07、12,’11

　＜パンター�U＞：ヒトラーが1943年半ば以降に登場するであろうソ連戦車に対抗できるよう、Ｄ型の装甲強化型として提案したタイプで、1942年末から開発され、完成したらパンターＤ型をパンター�Tと名称変更する予定だった。ヒトラーは車体前面装甲のみ100mmに強化する案を出しており（ちなみに主砲は70口径7.5cm砲のまま）、パンターの完成を急ぐため増加装甲で済ませようとしたが重量バランスが悪く、1943年1月3日の会議ではヒトラーが車体前面装甲厚を100mm（１枚板）、車体側面装甲厚を60mmに強化するバージョンの生産を要求し、完成するまではパンターＤ型を量産することになった。1月22日の報告書では砲塔装甲厚も前面100mm・側面60mmに強化されており、戦闘重量はＤ型より７トン増えて47トンになっている。生産開始時期は9月を予定していた。2月10日の会議で、パンター２の暫定名が決定。また、MAN社主任設計技師ヴィーベッケ博士から、開発中のティーガー�Uとの部品共通化や砲塔及びサスペンションの設計変更が提案された。この時点での戦闘重量は50トン、車体設計図のMAN社への引き渡し予定時期は1943年4-5月で、試作車は作らず、すぐデマーク社で量産に入ることになっていた。2月17日、軍需相の会議でティーガー�Uとの部品共通化が決定。二重半径式操向装置、冷却装置、転輪を共通化し、履帯もティーガー�U輸送用660mm幅履帯を使うことになった。また、エンジンとトランスミッションはパンターＤ型と同じものと決まった。2月18日、兵器局第６課とラインメタル社が会議を開き、砲塔の細部設計を詰めた結果、砲塔後面の角度を70度とすることになった。3月29日、パンター２の量産は1944年以降となることが決定。従来のパンター量産工場に加え、1944年半ばからニーベルンゲン工場、1945年1-2月からファルケンシー工場でも新規生産に入ることとなった。4月、名称がパンター�Uに決定。4月4日、MAN社がパンターとパンター�Uの並行生産は極めて困難と報告。4月5日、MAN社での戦車委員会会合で、パンター�U初号車の運用開始時期が8月半ばと報告された。その後、車両及び戦車委員会の会合で、使用予定のゴム内蔵転輪が従来の転輪より総重量で２トンも重い上、パンター�Uの戦闘重量52.5トンを支えきれない疑惑が出たため、5月半ばからテストで確認することを決めた。11月1日、兵器局第６課の報告書で、装甲厚は車体前面上部100mm、前面下部60mm、側面60mm、後面40mm、上面30mm、底面前部30mm、底面後部16mm、防楯150mm、砲塔前面120mm、側後面60mm、上面30mmに決まった。車体装甲の傾斜角はパンターＤ型と同じだが、砲塔はまだ開発中だったので装甲傾斜角は記載されていない。11月7日のラインメタル・ボルジッヒ社製図面H-SkA86176では、ショットトラップ対策として幅の狭い防楯を使用している。1944年1月4日、兵器局第６課と戦車委員会がティーガー�Uとの部品共通化に関する会合を開き、エンジンをHL230、トランスミッションをAK7-200またはOlvar B、操向装置をLC801とし、最終減速機、ゴム内蔵転輪、トーションバー、転輪アームはティーガー�Uと同じものにすることとなった。結果、車体の再設計が必要になり、開発が遅延している。ちなみに履帯はティーガー�Uの鉄道輸送用履帯（幅660mm）の流用だが、起動輪と誘導輪はティーガー�Uと一見類似しているものの完全に別物である。最終的に、車体は微妙に延長して車体長6.94mとし、車体前面下部装甲板の角度を55度から50度に変更、車体前部右のサブマシンガン用開口部を廃止してボールマウント機銃を装着し、操縦手用視察バイザーと固定式ペリスコープを外して操縦手と無線手直上に旋回式ペリスコープを装着、車体側面装甲板後端を後方に延長してフックを掛ける穴を開け、機関室上面左右の前後にあるグリル部分の前後幅を短縮した。開発の遅れなどから結局パンターＧ型で済ませることになり、機関室上面の設計や操縦手用旋回式ペリスコープはパンターＧ型に流用された。試作車体１両のみ完成しており、アメリカに鹵獲されてアバディーン兵器試験場で砲塔と同じ重量のオモリを載せた上でデトロイト戦車工廠でテストされている。テスト終了後はアバディーンでパンターＧ型1945年3月以降生産型（最後期型）の砲塔を載せられ、更にパットン戦車博物館に送られて別のパンターＧ型最後期型砲塔に換装され展示された。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、月刊PANZER9,’99、ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11

　＜�X号戦車Ａ型＞：Panzerkampfwagen �X Ausf A、Sd.Kfz.171。Ｄ型の砲塔改良型で、1943年2月18日の兵器局第６課とラインメタル社の会議で851号車から新型砲塔に切り替えることになり、8月から生産された。砲塔バスケット左にL4S砲塔旋回油圧装置を新設し、旋回速度を高低２段に変更できるようになった。砲塔は防楯基部強化に伴い砲塔基部を左右に広げ、側面形状も変更している。砲塔前面装甲は110mm20度（11度？）に強化され、前側面の装甲板溶接部が単純な直角とされ、砲塔リングのシールはスプリング付簡略化型に換装された。左側面の弾薬搬入ハッチが廃止されている。装填手席の真上に装填手用ペリスコープが付けられた。主砲俯仰ギアは簡略化されて取り付け位置も変更、最大仰角が18度と少し減っている。主砲発射ガス排出用圧縮空気噴射装置は強化型に換装した。砲手用砲塔方位表示器は1-12時表示の新型となり、車長席にも同じものを搭載している。機銃弾数は4200発に増やされた。転輪ゴムの固定ボルトは24本だが、ストックが残っている間は16本のものも使われ続けている。戦闘重量45.5トン。エンジンはHL230P30（700馬力）、航続距離177km。MAN社で1944年3月までに645両、ダイムラー・ベンツ社で1944年5月までに675両、MNH社で1944年12までに830両、デマーク社で1944年1月までに50両の計2200両が生産され、まずロシア・イタリア戦線で使用され、オーバーロード作戦後はフランスで連合軍と対峙した。1943年8月、量産開始からすぐに車長用キューポラが装甲厚100mm（80mm？）の鋳造製新型に変更された。周囲に備えたペリスコープ７基により視界が改善され、ペリスコープ・ガードには42式対空機銃架装着リングが設けられている。8月25日生産車から、機関室後部右の燃料注入口の蓋周囲に雨樋を設置。9月生産車から、地雷対策として底面前部装甲を30mmに強化（指示は1943年5月30日に出されている）。左の排気管左右に空気吸入管が新設された。洗桿ケース蓋の固定がスプリング式からクリップ式に変更されたが、ストックの関係で完全に置き換わってはいない。履帯には凍結路面でのスリップ対策として表面にハの字のモールドが付けられた。５枚または７枚おきにスプリングで装着する防滑具を追加可能だが、外れやすいので、装着した場合には時速15km以上での走行が禁止されている。リアパネルには牽引具を装備するボルト孔が開けられたが、牽引具自体は11-12月生産車の一部にしか付いていない。ガントラベリングロック直下の通気口カバーが大型化され、鋳造製になった。エンジン発火対策のため、シリンダーヘッド周囲のシールに銅製リングを填めてシールを圧縮するようにし、エンジン冷却能力も強化した。9月5日、車体と砲塔にツィンメリット・コーティングを施す命令が出された。ダイムラー・ベンツ社とMNH社は剥がれ防止の格子状の刻みだけ付けているが、MAN社では重量軽減のため表面に窪みも付けている。1943年11月末から12月初め以降、車体前面右の短機関銃用クラッペがクーゲルブレンデ80（80mm装甲板用ボールマウント）に変更された。機銃用KgZF2照準器が内蔵されており、必要無くなった無線手用の正面向きペリスコープを廃止、右斜め向きのものは外側に25mmずらしている。エンジン回転数を2500rpm（650馬力）に抑え、負荷を軽減した。12月生産車から、砲塔側後面のピストルポートを廃止し、砲塔上面に近接防御兵器装備用の孔を付けた。ただ近接防御兵器自体は開発が遅れて装備できず、装甲板をボルト止めして塞いでいる。車体上面と側面の溶接方式を噛み合わせ式から生産の容易な平面式に変更したが、装甲板製作工場の都合からか、噛み合わせ式のものも作られた。車体リアパネル下部にベルゲパンターと同じ牽引基部をボルト止め。12月初めの生産651号車（MAN社製）から砲塔バスケットの支柱を強化し、主砲照準器を単眼式のTZF12aに交換した。防楯の照準器用開口部も１つになったが、従来型防楯の在庫があるうちは外側開口部に装甲栓を溶接して単眼としたものを使っている。12月半ばから、機関室左側の冷却ファンを逆向きに取り付けて車内の暖房に使えるようにした。1944年1月から、機関室左側冷却ファン逆位置取り付けに伴う過熱対策として、左側の排気管基部両側に吸気管を取り付け、機関室左側に外気を取り入れられるようにした。車体リアパネル下部の牽引基部は使用機会が少ないので、取り付けを中止。2月から、尾灯の位置を左雑具箱下から排気管左に変更。右側排気管の下にある装甲ガード下端にエンジン強制始動装置用クランク棒差し込みホルダーを追加。リアパネル中央の点検ハッチに牽引基部を装着。3月生産車から、近接防御兵器を装着。起動輪ハブキャップの形状を単純化。エンジン点検ハッチ上のインテイクカバーを、開いた状態で固定する方式に変更。当初は開くためのハンドルが付いた旧来のカバーを開状態で取り付けていたが、在庫が無くなるとハンドルの無い新造カバーに切り替えている。車体リアパネルに横置きしていた15トンジャッキを20トンジャッキIW20またはRWS20に換装し、左右排気管の間に縦置きとした。4月から車長用キューポラの方位表示器を撤去。6月から砲塔上面３ヵ所にピルツを装備。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、月刊PANZER10,’99、9,’99、ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11、月刊軍事研究5,’14

　＜Ｖ号戦車Ｇ型＞：Panzerkampfwagen �X Ausf G、Sd.Kfz.171。開発当初は直線車体パンターと呼ばれ、生産開始前に�X号戦車Ｇ型の制式名が付いた。1943年5月、MAN社で開催された会議において、パンターＤ型の生産性を向上させるためパンター�U型の車体形状を取り入れるべきという意見が出されたのがきっかけで、1944年3月に試作車２両が完成し、4月から量産された。Ｄ型では車体側面上部装甲後部に機関室側面の燃料タンク防護用装甲板を溶接で継ぎ足していたが、車体側面上部装甲板下面を後方に向かって斜め下に傾けることで側面上部装甲板を１枚板で済ませ、その手間を省いている。これに伴い、側面上部装甲板が左右に広がりすぎないよう避弾経始を40度から29度に減らす必要があったため、装甲厚を40mmから50mmに増やした。また、燃料タンクとラジエーターも再設計している。これにより車体重量が305kg増えると試算されたため、車体前面下部装甲厚を50mm、車体下面前部装甲厚を25mmに減らして計250kg軽量化し、燃料タンク再設計による重量減を加味して相殺した。車体前面は表面硬化処理をせず、側面のみTL4030表面硬化鋼となった。機銃用ボールマウント開口部には弾片の侵入を防ぐため段差が付けられている。スライド式だと被弾時に開かなくなるため、操縦手・無線手ハッチは単純な跳ね上げ式外開きにされた。また、機関室ハッチなどの開口部面積が半分程度に小型化され、開口部には間隔を空けて薄い装甲板が取り付けられた。操縦手用バイザーは防御上の弱点となるため廃止され、ハッチ前方に旋回式ペリスコープを装備、左斜め前方向き操縦手用ペリスコープは撤去した。車体上面前端の旋回式ペリスコープ装着部は装甲厚40mmに強化している。前部フェンダーは大型化され、補強用プレス線は４本から３本に減り、左フェンダー上に管制型前照灯が取り付けられた。車体側面装甲板の角度が浅くなったため、履帯との間隔が50mmしか無くなり、袖板下面のシュルツェン架溶接部分が干渉する恐れが生じたのを受け、シュルツェン架を車体側面装甲板外側に溶接するようにし、上端にＬ字のレールを取り付けて強度を確保した。シュルツェンは片側５枚で、少しずつ重なるように配置されており、後方から装着する。車体左側面のジャッキ台を大型化し、その後ろのラックに鉄梃を追加した。車体後面雑具箱の取り付け方を変更して脱落しにくくし、左排気管は冷却装置の改良に伴い１本に戻し、牽引ワイヤーは長さ8.2m・直径32mmに変更した。アンテナ基部やショックアブソーバー基部に形状変更が加えられ、位置も少し変わっている。主砲弾は操縦手席後方に立てて２×２発、その後ろに立てて２×２発、無線手兼前方銃手後方に立てて２×２発、その後ろに立てて前後２発×左右３発、砲塔ターンテーブル下に前向き３発、戦闘室左後部に立てて６発、右後部に立てて３発、車体左袖部前方（操縦手席の横）に前向き４発、その後ろ（戦闘室前部の左横）に後ろ向き12発、更に後ろ（戦闘室後部の左横）に前向き12発、車体右袖部中央（戦闘室前部の右横）に後ろ向き12発、その後ろ（戦闘室後部の右横）に前向き12発の計82発で、指揮車型は左袖部最後部の12発と戦闘室左後部の６発を積まない。全長8.86m、全幅3.4m、全高2.98m、全備重量44.8トン。主砲は7.5cmKwK42L/70（82発）、俯仰角はマイナス８度からプラス18度、照準器はTZF12a。副武装は7.92mm同軸機銃MG34と車体前面右のボールマウント式7.92mm機銃MG34（旋回角左右５度ずつ、俯仰角マイナス10度からプラス15度、照準器はKgZF2）。機銃弾数4800発。装甲厚は車体前面上部80mm55度、下部60mm55度、側面上部50mm30度、下部40mm０度、後部40mm30度、底面16-30mm90度、上面40mmまたは16mm90度、砲塔前面110mm11度、側面45mm25度、後面45mm25度、上面16mm84-90度、防楯100mm（曲面）。エンジンはHL230P30（650馬力、2500rpm）、トランスミッションは前進７速・後進１速、最大速度46km、航続距離200km。無線機はFuG5。乗員５名。MAN社が1944年3月から、ダイムラー・ベンツ社が1944年5月から、MNH社が1944年7月から生産した。量産初期に操縦手用ペリスコープガード上端切り欠き部の前後長を延長。その後7月までに切り欠き部分の形状が半円形に変更されている。操縦室ハッチを開いた際に車体と接触しないよう、ハッチ用鍵穴の上に角型金属タブを設置。1944年4月生産車から、ガントラベリングロック下部の車体ベンチレーター吸気口カバーを台形に変更し、ガントラベリングロック基部後方の形状を単純化した。4月末、操縦室ハッチとぶつかる部分の車体上面に木製の緩衝材を固定し、ハッチの角型金属タブを廃止、ハッチの鍵を開けやすくした。また、ハッチを外から開閉できるように取っ手も付けている。5月生産型から排気管付け根カバーを鋳造湾曲型から溶接式角型に変更して強度を高めた。ガントラベリングロックを後ろに倒した際に干渉しないよう、台形カバーの後方中央を半円形に削った。その後ガントラベリングロック基部形状が円形に変更されている。6月生産車から赤熱した排気管を見えないようにするカバーを導入。ピルツを砲塔上面３ヵ所に装着。砲塔後面脱出ハッチに外部から開閉するための取っ手を設置。7月生産車から車長用キューポラのペリスコープ固定具を改良して換装しやすくした。操縦室上面のベンチレーターに装甲カバーを新設。7月18日、兵器局第６課から双眼式砲隊鏡固定部廃止指示が出された。8月生産車から操縦手用旋回式ペリスコープ上に雨避けを追加（兵器局第６課からの指示は7月18日に出されていたが実際の装備は8月にずれこんだ）。砲塔が特定の方向を向いた際にハッチが全開できず脱出できない事態を防止するため、操縦手・無線手用ハッチを車内のヒンジを緩めるだけで丸ごと外せるようにした。主砲防楯上面後部に弾片防御用鋼板を新設。8月19日、工場での塗装をドゥンケルゲルプ単色からオリーフグリューンとロートブラウンを加えた「光と影迷彩」とするよう指示が出された。ただ細かい斑点を省いて只の三色迷彩になっているものも多い。9月生産車から主砲照準器開口部上方の雨避けを前方に延長して日避けを兼ねるようにした。半円形断面の防楯下部で弾き返った弾丸で車体上面を撃ち抜かれるというショットトラップに対処するため、防楯下部に張り出しを追加（通称アゴ付き防楯）。従来型防楯の在庫が切れ次第、アゴ付きを装着している。砲塔上面にコンパスを取り付けるための金属板を装備したが、どんなコンパスを何の目的で付けたのかは不明である。左右袖板上の弾庫に4mm厚の２枚式スライドカバーが追加されたが、すぐ廃止された。エンジン冷却ファンを強化し、従来型との区別のため吸気口グリルに赤い十字線を記入した。一部に赤外線暗視装置が導入され、防楯右側面に赤外線照射装置取り付け用金具２個を装着。アゴ付きでも在庫余りの従来型防楯でも装着している。MAN社生産車のうち24両が内部にゴムを収容するゴム省力型鋼製転輪（直径800mm）を装備しており、パンターＦ型のテストを兼ねたらしい。9月7日、機甲総監の通達でツィンメリット・コーティングを廃止。ただし工場で全車塗布されなくなるまでには１週間くらいのタイムラグがあった。9月中旬、ロートブラウン塗料が無い場合には下地の錆止め塗装（レッドプライマー）剥き出しで済ませ、基本色のドュンケルゲルプが無い場合にはドュンケルグラウで代用可能とする指示が出された。10月生産車から、最終減速機を改良してギアの噛み合い不良などを改善。誘導輪を雪などの詰まりにくい直径665mm（650mm？）のリブ付きに変更し、従来の誘導輪の在庫が切れ次第、新型を取り付けた。右側排出グリルの熱を車内に導くタイプの簡易型暖房装置を装備。右エンジン吸気グリル前後にスライド式シャッターを取り付け、暖房使用時にはシャッターを閉じてラジエーター温度を上げ、加熱効率を良くする工夫もなされているが、ラジエーター水温が70-80℃まで上がったらオーバーヒートの危険があるので、シャッターを開ける必要がある。上端にファンを設けて排気管からの火焔を吹き散らす筒型消炎排気管を装備する命令が出されたが、消炎排気管の製造が遅れたらしく実際の装備は12月から（MAN社では12月8日から、MNH社では1945年1月25日から）で、少数のみに止まった。後部ショックアブソーバーの廃止命令も出されたが、実際に廃止されたのはMNH社で12月からとなっており、他社も同様だったらしい。操縦手用座席を上下可動式の新型に変更することが決まったが、これまた実際の装備はMNH社で12月からである。毒ガス防御装備（ガスマスクフィルター収容ケース５個、ブレスチューブ収容ケース２本、検知パネル収納ケース１個）の砲塔内装着と砲塔上面３ヵ所への毒ガス検知パネル用アダプター取り付けも決まったが、実際に装備はされていないようだ。11月、主砲照準器前面にワイパーを装着する指示が出された。ただ翌年になってもワイパーが工場に届いておらず、装着車はごく少数らしい。12月、基本色をオリーフグリューンとし、迷彩はロートブラウン（または錆止め剥き出し）とドュンケルゲルプで境界線は明確にし、車内塗装のエルフェンバインを廃止する指示が出された。1945年1月、砲塔側面５ヵ所に擬装用ワイヤー固定用Ｕ字リングを溶接する指示が出された（実行は3月末から4月以降らしい）。1月20日、MNH社に機関室のボルト数を半分に減らす指示が出されたため、ボルトを10本に減らし、残る12本分の穴は塞いだ（実行されたのは4月生産車かららしい）。1月24日、MNH社に、対空機銃架装着レール、装填手用シート、砲塔内主砲ロック（仰角18度で固定）を廃止する指示が出された。2月15日、MNH社に対し、エルフェンバインの車内塗装を砲塔内のみ復活させるよう指示が出された。2月後半、簡略化のため砲塔内ガントラベリングロックを廃止。3月、車長用キューポラのペリスコープ・ガードに対空機銃用ピントルマウントを固定するポストを溶接。砲塔側面に擬装用小枝固定用のＵ字型フックを溶接。4月、起動輪直後の巻き込み防止用小転輪をゴム縁ありから無しの全鋼製に変更。1945年3月までにMNH社806両（以降はヤークトパンターを量産）、4月までにMAN社1143両、ダイムラー・ベンツ社1004両の計2953両が生産され（終戦近くで正確な記録でない可能性あり）、第２次大戦終結まで使用された。ちなみに1944年10月26日付の量産計画では1945年5月までにMAN社で1722両、ダイムラー・ベンツ社で1368両、MNH社で1253両の計4343両を作ってＦ型に完全移行する筈だった。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、ジャーマンタンクス、月刊PANZER10,’99、9,’99、月刊丸12,’11

　＜�X号戦車Ｇ型・赤外線暗視装置搭載型＞：ZG1221赤外線暗視照準鏡とFG1250赤外線投光器を専用のプラットホームに搭載し、車長用キューポラのハッチ内側に追加した旋回用リングに装着したもので、車長用ハッチは閉じられなくなる。ZG1221とFG1250の間には扇形の小さなプレートが付いていて、プレート上端からキューポラ直前に開けた穴を通して砲手席の俯仰角指示機まで金属ベルトが延びており、主砲の俯仰角を砲手が確認できた。金属ベルトが通る穴の周囲には鋳造製Ｕ字型装甲ガードが設けられている。主砲照準器の開口部と操縦手用ペリスコープにもZG1221を装備して夜間戦闘能力を更に高めることもできた。戦闘室右後方の３発入り弾庫を外してGG400発電機とバッテリーを搭載しており、ここから電源コードがZG1221とFG1250に延びている。車体リアパネル右の雑具箱は暗視装置収納用の角形装甲箱に変更された。暗視装置は1944年9月に50基、10月に70基、11月に80基、12月に100基がMAN社へと供給される予定だったが、生産が遅れまくり、9月に20基、10月に30基程度で、MNH社には11月に一旦暗視装置装備車両の生産停止指示が出されており、結局1944年9月から113両（100両前後？）が配備されるに止まった。ダイムラー・ベンツ社の9月13日生産車が初号車だが、赤外線暗視装置だけで俯仰角指示機構は付いておらず、車長用キューポラ直前の穴も無い。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、月刊PANZER10,’99、9,’99

　＜�X号戦車Ｇ型（Ｍ１０風）＞：ラインの守り作戦で特殊部隊（第150戦車旅団・特別編成）用に使用されたもので、上部車体と砲塔に鉄板を貼り付けてM10駆逐戦車に似せ、それらしい塗装と星マークを施している。参考：ジャーマンタンクス

　＜�X号戦車Ｆ型＞：Panzerkampfwagen �X Ausf F。Ｇ型の砲塔をシュマルトゥルム（小砲塔）と呼ばれるものに改良したタイプ。1943年に砲塔前面装甲厚を120mmにして前面投影面積も小さくした改良型砲塔の研究が始められ、1944年3月1日にラインメタル社で基本設計が完成した。この時は砲塔前面幅を短縮して砲塔側面を外側に張り出させ、基線長式測距儀を砲塔内に仕込みレンズ防護用装甲カバーを砲塔側面に装着するというもので、装甲厚は前面120mm12度、側後面60mm25度、上面40mm83度だった。同年春には開発がダイムラー・ベンツ社に引き継がれ、兵器局第６課からは従来型砲塔と比べて重量はそのままで装甲を強化する、前面投影面積を縮小するが主砲はそのまま積める容積を確保する、ショットトラップが問題になる従来型湾曲防楯は使わない、基線長式測距儀を搭載する、同軸機銃はMG42にする、指揮戦車に改造できるようにする、暗視装置搭載に備え砲塔内に配線を仕込んでおく、安く早く作れるようにするといった指示が出された。これに基づき、砲塔形状は単純な平面装甲板の組み合わせとし、素材を鍛造鋼板から均質圧延鋼板に変更して重量と価格の低減を図り、ザウコップ型防楯を取り付け、砲塔内の前部上方にツァイス社製基線長式測距儀（基線長1.32m、倍率15倍、視野４度）を備え、指揮戦車に簡単に改造できるよう砲塔の弾薬スペースを無線機スペースと交換できるようにしアンテナ装備スペースも砲塔外部に用意した。基線長式測距儀の対物レンズをガードするため、半球状の鋳造製装甲カバーが砲塔側面上端に溶接されている。基線長式測距儀は1945年7月から量産する予定で、4月に試作型１基が完成してテストに入ったが、直後に終戦を迎えた。主砲は緩衝器と駐退機に改良を加えたKwK44/1とし、砲架も小型化している。砲口排煙装置はコンプレッサーで砲身に圧縮空気を送り込む方式からエアポンプで砲塔内の空気を砲身内に流し込む方式に変更され、主砲基部に後座長420mmのエアシリンダーを装着した。マズルブレーキは試作初砲塔では取り付けられていたが、２番目以降は付けていない。同軸機銃はMG42で、主砲右側に装着されており、揺架前後にスプリングを装着して反動を抑えるようにしている。同軸機銃前方の支持架には固定クランプ、軸線調整装置、弾薬収納袋、空薬莢受け袋が装着された。同軸機銃発射口は防楯右の砲塔前面装甲板に開口する。照準器はライツ社製TZF.13単眼式直接照準器の予定だったが、並行開発したライツ社製TZF.1ペリスコープ式照準器と試作１号砲塔でテストしたところ後者の方が高性能だったようで、試作２号砲塔以降はTZF.1のみを搭載した。よって、２号砲塔以降は砲手席直上の砲塔上面にTZF.1照準器用開口部と装甲カバーがあるが、防楯左のTZF.13直接照準器用開口部は無い。車長用キューポラはペリスコープ７基付の鋳造製で、背を低くして被弾しにくくした。車長用ハッチはヒンジ式で、ハッチ内側のキューポラ内に旋回式リングマウントがあり、双眼式砲隊鏡、測距儀、対空機銃用マウント、夜間暗視装置のどれかを取り付けられる。リングマウントの下方前部にアジマス表示機があり、主砲方位角を表示した。砲手席にペリスコープ式照準器を追加し、砲塔後面脱出ハッチを中央に移した。砲塔後面脱出ハッチは砲塔後面装甲板を円形にくり抜いたものをそのまま使用している。脱出ハッチの右にStG44用ガンポートがあり、使わない時は内部から装甲栓で塞いだ。砲塔上面には指揮戦車用アンテナ基部、近接防御兵器、化学兵器検知パネル固定板３基、ピルツ３基が付く。砲塔天井には機銃予備銃身１本、予備ペリスコープ、呼吸チューブ２本がベルトで固定される。砲塔側面にはＵ字型フックが溶接されていて、擬装用ワイヤーを固定するのに使う。このフックは�X号戦車Ｇ型で3月末から4月にかけ装着が開始されたもので、Ｆ型試作砲塔でも1944年8月完成の１号砲塔と1945年1月完成の２号砲塔には付いていない。砲塔右の旋回リングカバー近くにベンチレーターがあり、細い金属製チューブで車体前部ベンチレーターと繋がっていて、そちらを経由して換気を行う方式である。砲塔リング直径はＧ型と同じで、砲塔リング周囲ガードが下に少し延びている。砲塔バスケットの床には砲俯仰装置、砲塔旋回装置、空薬莢ケースがあり、床板右側は戦闘室床の弾薬庫から弾薬を取り出せるよう、開閉式となっている。砲塔旋回は油圧式で、カウンターバランス２基と多板クラッチを廃止して単純化を図った。砲塔が１周するのにかかる時間は30秒。手動だと砲塔旋回ハンドル１回転で0.404度旋回する。装填手席に旋回用補助ハンドルがあり、砲手を手伝うことが可能。車長席にも砲塔旋回装置があり、オーバーライド旋回が可能だが、動力式のみなので最終的な照準は砲手が行う。俯仰装置は新型で、俯仰ハンドル１回転で４度上下する。車長用座席は砲塔リングカバー内側に固定されており、クッション付き。砲手用座席は左前部アームに装着されており、上下動できる。装填手用座席は砲手席の反対側に砲手用座席と同じものを取り付けている。車体は�X号戦車Ｇ型1945年4月以降生産車がベースで、車体前面装甲板と側面装甲板の噛み合わせ溶接の形状が変更され、操縦手・機銃手ハッチは横スライド式にされ、操縦手用旋回式ペリスコープ基部形状も微妙に変えられた。車体ボールマウント機銃はStG44突撃銃に換装されている。赤外線暗視装置用GG400発電機とバッテリーが搭載されていたとみられるが、写真は残っていない。転輪は1944年9月3日にMAN社に対して鋼製転輪を使うよう命令が出されているが、ダイムラー・ベンツ社には記録が無く、連合軍が接収したダイムラー・ベンツ社第40工場で見つかった車体は全てゴム付きだったといわれる。1945年2月20日に兵器局が全戦車の転輪を鋼製にするよう指示していたため、量産されていれば極初期型を除き全て鋼製転輪になったとみられる。全長8.86m、全幅3.44m、全高2.92m、重量45トン。主砲は7.5cmKwK44/1L/70（俯仰角マイナス８度からプラス20度、照準器はEM1.25R(Pz)TZF13またはTZF1、装弾数79発）、副武装は7.92mm同軸機銃MG42と車体のボールマウント式StG44突撃銃。装甲厚は車体前面上部80mm55度、下部60mm55度、側面上部50mm30度、下部40mm０度、後面40mm30度、底面16-30mm90度、上面25mm90度、砲塔前面120mm20度、側面60mm25度、後面60mm25度、上面40mm90度、防楯120mm（ザウコップ型）。エンジンはマイバッハHL230P30、トランスミッションは前進７速・後進１速、最大速度55km、航続距離200km。無線機はFuG5。乗員５名。試作砲塔は1944年に完成した。1944年10月26日の計画では、1945年3月にダイムラー・ベンツ社で生産に入り、4月にMAN社、クルップ社、ニーベルンゲン製鋼所が続き、5月からはMNH社でも量産を行い、3月に月産50両、4月に150両、5月に400両、6月に520両、7月に570両、8月に610両、9月に670両、10月に730両、最終的にダイムラー・ベンツ社150両、MAN社160両、MNH社130両、ニーベルンゲン製鋼所230両、クルップ社90両の月産760両で量産する予定だったが、スケジュールが遅れて終戦までに試作砲塔数個が完成したのみに終わった。車体はダイムラー・ベンツ社第40工場で製作途中のものが発見されただけで、試作１号・２号砲塔はゴム付き転輪装備�X号戦車Ｇ型の車体に載せられた写真が残っている。鹵獲後標的にされて大破した試作砲塔がボービントン戦車博物館で野ざらしになっている。参考：月刊グランドパワー12,'14別冊、ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11、JGround VOL.4

＜�X号戦車ファミリー＞

　＜グリレ１２＞：ドイツ陸軍計画自走カノン砲で、グリレはコオロギの意。車体を延長して全周旋回砲塔に12.8cmカノン砲K43を搭載している。砲を地面に降ろして使用することも可能。1942年からクルップ社が開発したが、モックアップと車体のみ完成したところで終戦となった。参考：月刊丸12,’11

　＜グリレ１５＞：ドイツ陸軍計画自走榴弾砲。グリレ12の主砲を15cm榴弾砲sFH43に換装したものである。試作車完成前に終戦となった。参考：月刊丸12,’11

　＜ケーリアン＞：ドイツ陸軍計画対空戦車Coelian、Flakzwilling 3.7cm auf Panzerkampfwagen Panther。車体を流用し、37mm連装機関砲Flakzwilling44を搭載した密閉砲塔を装備する。1942年12月から砲塔の製作が開始されたが、車体の強力さに比べて主砲威力が小さいことから途中で5cmFlak連装に変更されたため開発が遅れ、モックアップができただけで砲塔すら完成せず、1945年1月にキャンセルされた。参考：月刊グランドパワー10,’99、異形戦車ものしり大百科、ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11

　＜シュツルムパンター＞：ドイツ陸軍計画自走突撃榴弾砲。15cmStuH43/1（15cm突撃榴弾砲43/1）を搭載するもので、1944年末から開発したが、そのまま終戦となった。参考：ジャーマンタンクス

　＜スコルピオン＞：ドイツ陸軍計画自走砲で、サソリの意。1942年からラインメタル・ボルジッヒ社が開発した。車体を延長して全周旋回砲塔に12.8cmカノン砲K43や15cm榴弾砲sFH43などを搭載する。砲を地上に降ろして発射することも可能。試作車完成前に終戦を迎えた。参考：月刊丸12,’11

　＜弾薬運搬用戦車パンター＞：ドイツ陸軍弾薬運搬車。ベルゲパンターから回収装置を外し、弾薬運搬車として使用したものである。参考：ジャーマンタンクス

　＜パンター�T（８．８ｃｍ高射砲搭載型）＞：ドイツ陸軍試作自走対空砲。1942年9月の軽対空部門第４課の会合で、8.8cm高射砲ゲラート42（後のFlak41）を搭載した自走対空砲を開発することになり、�X号戦車の足回り、VK16.02レオパルトのエンジンと操向装置を流用することが決定した。全長9.9m、車体全幅3.27m。弾薬搭載数36発。装甲厚は前面30mm、側面16mm。エンジンはマイバッハ製HL157（550馬力）、トランスミッションはZF社製AK7-120、燃料550リットル、不整地行動距離200-250km。1942年11月4日に42機材搭載装甲自走砲VFW�Uという名称が決定、この時の案では�X号戦車の足回りだけでなくエンジンとトランスミッションも流用、上部車体を設計変更して8.8cmFlak41を搭載し、起倒式装甲板で囲んだ構造になっていた。1942年12月21日に�X式重高射砲VFW�Uと改称され、車体がクルップ、砲及び砲塔がラインメタルに発注されたが、砲塔の設計が進まず、�X号戦車を自走対空砲に流用できる程の余裕も無く、連合軍ヤーボに対抗するには機関砲の方が有効だったため、1944年1月末に開発中止となった。参考：月刊グランドパワー8,’10

　＜パンター・オストヴァルトルム＞：パンターの砲塔を利用したトーチカで、「東方の壁用砲塔」の意。車長用キューポラを廃止してハッチに変更、上面装甲厚を40mmに強化して150mm榴弾の直撃に耐えられるようにしてある。兵士の宿所も設けられており、低いシルエットと相まって高い威力を発揮した。1943年後半から設置が始まり、東西両戦線（イタリア含む）に1945年3月26日までに268基が据え付けられている。ちなみに鹵獲したフランス旧式戦車の砲塔を流用した対歩兵用トーチカも製作された。参考：月刊PANZER5,’04、月刊丸12,’11

　＜パンター火砲運搬車＞：ドイツ陸軍火砲運搬車。パンターの装甲厚を20-30mmに減らして車体長を短縮、15cm sFH18/4重野戦榴弾砲を搭載したものである。クレーンも装備されており、砲を地上に降ろして射撃することも可能。試作車が完成した所で終戦になった。参考：ジャーマンタンクス

　＜パンター指揮戦車＞：ドイツ陸軍指揮戦車Panzerbefehlswagen mit 7.5cm KwK42 L/70。無線機を増設したもので、Fu8無線機を追加したSd.Kfz.267と、空軍交信用Fu7無線機を追加した前線航空観測指揮戦車Sd.Kfz.268の２種類がある。前者は砲塔上面に2mのポールアンテナ、機関室上面後部の円筒形装甲アンテナ基部に1.8mの星形アンテナがあり、後者は砲塔上面に2m、機関室上面後部にスターアンテナを持つ。無線機は戦闘室内部左後方の弾薬ケース２個を取り外して（弾数は64発に減った）収容し、GG400発電機も床の上に移設、同軸機銃と装填手側の手動用砲塔旋回装置を外してパンター標準装備のFuG5をそこに移動している。1943年4月から1945年2月までに全形式から329両がSd.Kfz.267に、40両がSd.Kfz.268に改造された。他に現地改造されたものも存在する。参考：月刊PANZER9,’99、月刊丸12,’11、月刊グランドパワー12,'14別冊

　＜パンター砲兵観測車＞：ドイツ陸軍砲兵観測車Panzerbeobachtungswagen Panther。1942年末から開発され、1943年7月にＤ型ベースの試作車体が完成した。Ｄ型またはＡ型をベースに、主砲を外してダミー砲を左にオフセット装備、右に自衛用のボールマウント式7.92mm機銃MG34（旋回角５度ずつ、俯仰角マイナス10度からプラス15度）を追加している。砲塔内にはEM1.25R(Pz)TZF13基線長式測距器（基線長1.25m、倍率５倍）、観測用望遠鏡２基（うち１基は予備）、車長用観測機材１型１基、双眼式砲隊鏡１基などを収容した。測距器は砲塔前部に収容され、砲塔前面左右開口部に開閉式クラッペが設けられている。砲塔上面には観測用望遠鏡を突き出すための開閉式クラッペがある。砲兵指揮用に信号所Ｏ（ブロックシュテレ・オー）というプロッティング装置を装備しており、地図が無くても砲兵に弾着修正などの指示を行えた。無線機はFuG5とFuG7で、機関室後方中央に星型アンテナが追加されている。砲手が必要無くなったため、乗員は４名。41両が改修されたという説と、試験的に実戦投入された程度という説がある。参考：月刊PANZER9,’99、ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11

　＜ベルゲパンター＞：ドイツ陸軍戦車回収車Bergepanther、Sd.Kfz.179 Panzer-Bergegerät (Panther�T)。パンター戦車回収用の車両で、1943年6月にMAN社製のパンターＤ型から砲塔を外しただけの12両が完成した。1943年7月からヘンシェル社で生産されたものは砲塔を外して板で囲み、40トンウインチ、駐鋤（車体後部）、組み立て式クレーンを装備しており、11月までに70両が生産された。1944年2月にはデマーグ社で後期Ｄ型とＡ型車体を使用して生産され、ごく初期のものは車体前面上部に防楯付きの2cm機関砲KwK38を搭載していた。1944年4月からは後方に送られたものを利用して8月までに８両が製作され、9月からはＧ型車体を利用してデマーグ社で107両が生産された。総生産数は347両である。全長8.82m、全幅3.27m、全高2.74m、重量43トン。自衛用として車内に7.92mm機銃MG34を２丁（4800発）搭載する。一部に2cm機関砲KwK38（TZF3a照準器付き。防楯は全周8mm、上面オープン）を搭載した車両がある。エンジンはマイバッハHL230P30、トランスミッションは前進７速・後進１速、最大速度46km、航続距離320km。無線機はFuG5。乗員５名。1943年7月のツィタデレ作戦でラウヘルト戦車旅団、第51・第52戦車大隊に４両ずつ配備されており、各戦車大隊整備・回収中隊に2-4両ずつ、重戦車大隊の整備・回収中隊に２両ずつ配備された。参考：ジャーマンタンクス、月刊丸12,’11

　＜ホイシュレッケ１２＞：ドイツ陸軍自走カノン砲で、ホイシュレッケはバッタの意。グリレ12の別バージョンである。試作車完成前に終戦となった。参考：月刊丸12,’11

＜ホイシュレッケ１５＞：ドイツ陸軍自走榴弾砲。ホイシュレッケ12の主砲を15cm榴弾砲sFH43に換装したもので、こちらも試作車完成前に終戦を迎えた。参考：月刊丸12,’11

＜�X号戦車・海外シリーズ＞

　＜�X号戦車（フランス陸軍）＞：フランス陸軍戦車。戦後最初の戦車大隊の一部はパンターで構成されていた。しかし機構が複雑なためか、自国を占領した国の兵器を使うのが嫌だったのか、早々に退役した。参考：月刊PANZER4,’04

　＜�X号戦車（ブルガリア陸軍）＞：ブルガリア陸軍戦車。1944年9月にソ連と休戦し、ドイツ軍に反旗を翻した後に何両か鹵獲し、戦後も恐らく使用したと思われるが、いつまでかは不明。参考：月刊PANZER4,’04

　＜�X号戦車（ルーマニア陸軍）＞：ルーマニア陸軍戦車。1944年、ソ連が鹵獲したパンター13両がルーマニアに引き渡され、1954年まで使用されている。参考：月刊PANZER4,’04

＜五号爆弾＞：日本海軍の徹甲爆弾。ポスト・ジュットランド級戦艦の水平装甲（厚さ150mm）をぶち抜ける水平爆撃用爆弾として昭和13年から開発された。テストのため、昭和14年にはドイツから150mm装甲を取り寄せている。実用化されたのは艦攻用の九九式八十番五号爆弾と二式八十番五号爆弾で、十四試百五十番五号爆弾一型、二百番五号爆弾、三百番五号爆弾は量産に至らなかった。参考：日本海軍の爆弾

＜五号無線機＞：日本陸軍の連隊通信用無線機。参考：月刊丸12,’92

＜五式七糎半戦車砲＞：日本陸軍が四式中戦車の主砲として開発した戦車砲で、試製七糎半戦車砲（長）�T型の自動装填装置を外したものである。開発中の名称は試製七糎半戦車砲（長）�U型。使用砲弾は一式徹甲弾（実質徹甲榴弾である）、試製四式榴弾など。全長5.6m、口径75mm、砲身重量1.71トン、全備重量2.221トン。砲口初速毎秒850m、装甲貫徹力は射距離1000mで75mm（傾斜角０度）。駐退機が防楯の外に飛び出しているため、ここに被弾すると砲が使用不能になってしまうという欠点がある。参考：帝国陸軍戦車と砲戦車、月刊PANZER7,’05、日本の戦車と装甲車両

＜五式七糎半対戦車砲＞：試製七糎半対戦車砲�U型を参照。

＜五式十五糎高射砲＞：日本陸軍の高射砲。和18年に存在を知ったB-29を迎撃するには三式十二糎高射砲では有効射高が不十分であることが判明したため、最大射高20000mの高射砲として開発された。これには口径15cm、弾量50kg、初速930mが必要であるとのことで、第１陸軍技術研究所が設計図を作って大阪造兵廠に渡し、大阪造兵廠で製造用図面を作って日本製鋼所にも渡したという。弾薬は２名で弾薬庫から取り出して装填準備台（４発まで搭載可能）に載せておく。射撃時には弾薬を隣の装填板に移すだけで自動的に装填機に移され、信管測合が行われ、俯仰角に拘わらず機力装填される。地上部分は厚さ6mmの装甲板で覆われており、砲身は偽装網でカバーした。口径149.1mm、口径長60、重量50トン。俯仰角0-85度、全周射撃可能。弾薬は薬莢式で、弾薬全長1.64m、弾薬重量90kg（80kg？）、弾丸重量50kg、砲口初速毎秒930m、最大射程26000m、最大射高19000m。発射速度は１発あたり6-8秒。使用弾は四式高射尖鋭弾（二式機械信管付き。有効半径30m）など。要員は砲手６名、観測手５名、算定具手定員８名。発射の衝撃は凄まじく、要員は耳栓をして口を開けていないと鼓膜が破れ、半径600m以内では砲撃の度に家が揺れたという。また、弾丸の炸裂による黒煙は後楽園の高射第１師団司令部からも観測可能だった。12門を製造する予定で、昭和20年4月から２門（大阪陸軍造兵廠と日本製鋼所広島工場で１門ずつ）が完成し、高射砲第112連隊第１大隊第１中隊に配備され、四式高射算定具とセットで東京の久我山（井の頭線富士見ヶ丘駅の南西250m）の半地下陣地に据え付けられた。電波標定機（ウルツブルグレーダー）も7月末に配線工事を終えている。３号砲は大阪空襲で造兵廠ごと破壊されてしまった。昭和20年8月1日、上空11000mを飛行するB-29爆撃機５機編隊目掛けて射撃を行い、２機を撃墜し、それ以降、B-29は久我山を避けて通るようになったという。しかし砲弾の機械式信管の信頼性や、照準装置と連動した発射装置が無いことなどを考えると、まぐれ当たりだったのかもしれない。基線長6mの大型測高機も二式対空測高機として制式化上申がなされたが、採用前に終戦になった。終戦までに２門合わせて44発を発射している。製造用図面は戦後アメリカに接収されたが、行方不明である。砲自体もアバディーンに持ち帰るというレポートがあるが、実際到着したかどうかは不明。参考：戦場写真で見る日本軍実戦兵器、日本陸軍兵器資料集、大砲入門

＜五式十五糎自走砲＞：日本陸軍の自走砲。九七式中戦車の車体に九六式十五糎榴弾砲を搭載したものである。参考：大砲入門

＜五式三〇粍固定機銃一型＞：日本海軍の航空機用30mm機関砲。昭和17年5月から日本特殊鋼が十七試三〇粍機銃の名称で試作し、昭和18年に試作銃が完成、雷電三三型の主翼に２丁搭載して厚木基地の第302航空隊でテストを受け、昭和20年5月に制式化された。小型軽量で単発機にも搭載でき、ガス圧作動式を採用している。全長2.09m、重量71kg。初速毎秒770m、発射速度毎分530発（350発？）。終戦までに2000丁が完成したが、搭載予定の震電や烈風改などが完成せず、雷電三三型甲などに装備されたに止まった。参考：歴史群像6,’08、月刊航空ファン11,’17

＜五式軽戦車＞：日本陸軍試作軽戦車ケホ。昭和19年に日野重工が製作した。九八式軽戦車を一回り大きくした車体に過給器付き150馬力空冷エンジンを搭載している。懸架装置は車外に露出しており、車内容積が広くなった。全長4.38m、全幅2.235m、全高2.27m、自重９トン、全備重量10トン。主砲は一式四十七粍戦車砲１門（90発）、副武装は九七式車載機銃１丁。装甲厚は車体前面20mm、側面16mm、後面12mm、上面12mm、底面8mm、砲塔前面20mm、側後面16mm。最大速度50km、燃料搭載量163リットル。乗員４名。参考：日本の戦車と装甲車両、月刊PANZER1,’05、機甲入門

＜五式軽戦車ファミリー＞

　＜七．五糎自走砲クセ＞：日本陸軍試作対戦車自走砲。五式軽戦車の砲塔を外して車体上に防楯を付け、九九式七糎半戦車砲を搭載したものである。重量10トン。１両のみ試作された。参考：月刊PANZER1,’05

＜�X式重高射砲＞：パンター�T（８．８ｃｍ高射砲搭載型）を参照。

＜五式小銃＞：四式自動小銃を参照。

＜五式小瞬発信管＞：日本陸軍の九八式二〇粍高射機関砲弾用信管で、別名空気信管。撃針を持たないのが特徴である。参考：大砲入門

＜五式戦闘機シリーズ＞：日本陸軍戦闘機キ−100（キのひゃく）。ただし五式戦闘機という制式名称は付けられておらず、陸軍文書上に五式戦闘機での記載は無く、通称である。三式戦闘機にハ140を載せる案を進めていた際、ハ40のような不具合が出て失敗した時に備え、代わりに量産向きで信頼性も高い空冷エンジンを載せる案として昭和18年3月に陸軍飛行実験部今川一策大佐が提案した。キ−100の番号もこの時点で付けられたようだが、昭和19年1月1日に陸軍航空本部が作成したリスト（キ−１からキ−110まで記載）ではキ−100が飛んでおり、実際の開発はハ140の量産に失敗してからになった。ハ40の不具合を解決するため、昭和19年春から明石工場で徹底的な改良作業に入ったのだが、この作業に集中した煽りを受けて同工場から送り出されるハ140の数が減り、三式戦闘機二型改の機体が「首無し機」として余ってしまったため、空冷エンジンを代わりに装備したものである。昭和19年度は航空機の緊急増産中で、四式戦闘機でも零戦でも首無し機が常に200機くらい出ている状態だったが、これらはすぐエンジンが付いて完成していったのに、三式戦闘機二型改の方はエンジン供給の目途が全く立たず、空冷エンジンを積むことになった。ちなみにハ40の改良中はハ40の生産数も減ってしまったため、昭和19年11月までは三式戦闘機二型改より一型の首無し機の方が数多く居並ぶ事態となっている。昭和19年10月1日に軍需省からエンジン換装が下命されて設計が始まり、一式戦三型用のハ115とキ−102用のハ112のうち後者を選択、２ヶ月で設計を終え、数百機の首無し機を実戦機へと生まれ変わらせて飛行第18戦隊を皮切りに飛行第244戦隊、飛行第59戦隊、飛行第５戦隊、飛行第17戦隊、第１教導飛行隊に配備した。速度は落ちたが、重量軽減により上昇性能や旋回性能が良好で、模擬空戦の結果からは急降下性能が三式戦闘機二型改に劣る以外は全性能で陸軍戦闘機のトップとされ、B-29も墜とせる武装を持ち、手堅い空冷エンジンで信頼性や整備性も高く、パイロットからは好評を得ている。常陸教育飛行師団のベテラン戦闘機パイロット２名が昭和20年初め頃に行った四式戦との比較では、急降下速度は四式戦が速いが、上昇力は五式戦が格段に高く、四式戦が高空を占位しても2-3回の上昇で逆転でき、格闘戦でも操舵が重い四式戦より五式戦が優位、諸性能のバランスが取れていて着陸も楽という判定だった。P-51やF6Fとも唯一まともに戦える戦闘機として陸軍最重点量産機種に指定され月産200機を目指し、昭和20年5月に月産111機まで行ったが、6月の空襲で川崎航空機岐阜工場が破壊され、7月には一宮工場も被爆し、生産できなくなって終戦を迎えた。参考：月刊丸6,’14、1,'17別冊、第２次世界大戦軍用機ハンドブック・日本篇、月刊航空ファン11,’15

　＜五式戦闘機一型＞：キ−100�Tの通称。幅0.84mの胴体に直径1.22mの空冷エンジンを搭載するため、設計員が泊まり込みで設計変更にあたったが、補機の位置変更を行わずにハ112�U（海軍の金星六二型と同じもの）のエンジン架を三式戦闘機二型改の胴体四隅にある強力縦通材と第１フレーム部分で結合できたため、機首と胴体側面のマッチングを解決すれば済むことになり、胴体前部側面・下面に大型のフィレットを装着し、カウリング側面に排気管を集めた。排気管は片側６本の単排気管を上下に並べて配置してあり、一番下だけ２気筒分の排気を行う。単排気管は推力向上を狙ったものではなく、カウリング後方の胴体くびれ部分で生じる渦流を排気で吹っ飛ばすためで、昭和18年に輸入したFw190A-5の機首周辺構造を参考にした。カウリングはエンジンに合わせて作り直し、第１フレームからプロペラ回転面までの距離は三式戦闘機二型改の2.06mから1.7155mに短縮している。カウリング上面は機関砲の位置をずらせない関係で吸気管周辺の設計を妥協せざるを得なかった。カウリング上面左右の機関砲弾が通る溝の間には気化器用エアインテイクが開口している。胴体下面の冷却器は撤去し、主翼フィレットの後方延長部を短縮、機首下面に潤滑油冷却器を装着した。プロペラは直径3mに戻してあり、スピナー先端にはエンジン始動用フック（トラックを改造した始動車のシャフトに結合して回す）が飛び出している。風防はファストバック式と水滴型（非公式に前者はキ−100甲、後者はキ−100乙と呼ばれた）の２種がある。前面投影面積拡大で最大速度は580kmに減ったが三式戦一型丁よりは35kmも速く、冷却器撤去による300kg軽量化で上昇力や運動性は向上した。主翼は直線テーパー翼で、翼面積20平方メートル、前縁後退角４度17分20秒、後縁前進角８度31分50秒、翼弦長は付け根2.3m・翼端1.038m、上反角５度40分。機体前部上面両側に20mm機関砲ホ５を１門ずつ装備しており、機首上面の砲口は機体中心線から185mm舷側、プロペラ軸から635mm上方にある。照準器の照準線はホ５機関砲射線の200mm上方、機体中心線上を通っている。主翼12.7mm機銃ホ103の銃口は機体中心線から2280mm舷側にある。主翼下面に排莢口があり、空薬莢は発射後そのまま排出されるが、保弾子は主翼内に溜めて帰投後に地上で回収する。ホイールトラックは4.05m。主輪は600×175mmで、ホイールはリムが外せる陸海軍共通型である。尾脚は固定式で、胴体側取り付け部に着脱式カバーがある。尾輪は200×75mm。主翼下増槽は背の低いパイロン（縣吊架）を介して取り付けるが、パイロンの抗力が大きいため、増槽非使用時はパイロンを付けない。全長8.818m、全幅12m、全高3.75m、自重2525kg、全備重量3495kg。エンジンは三菱ハ112�U空冷星型14気筒レシプロ（1500馬力、第２速公称出力1250馬力／高度5800m）単発、プロプラはペ二九（VDM改定金属製定速３翅。ピッチ24-54度、直径3m）またはペ二六（直径3m）、巡航速度400km（高度4000m）、最大速度580km（高度6000m）、急降下制限速度850km、実用上昇限度11500m、上昇力は5000mまで６分、航続距離1400km／過荷時2200km。固定武装は20mm機関砲ホ５（200発）２門、12.7mm機銃ホ103（250発）２丁。250kg爆弾２発または200リットル増槽２本を搭載できる。乗員１名。昭和20年2月1日（11日？）に初飛行し、三式戦闘機二型改からの改修機275機を含め393機が生産された。現地では翼内のホ103を外して軽量化した場合も多かった。イギリス空軍博物館コスフォードに展示されている。また、昭和20年4月7日に撃墜された飛行第18戦隊所属機の残骸やパイロット遺品が麻績村立聖博物館と靖国神社遊就館に展示されている。参考：月刊丸6,’14、1,’17別冊、月刊JWings11,’00、4,’14、第２次世界大戦軍用機ハンドブック・日本篇、月刊航空ファン12,’19

　＜五式戦闘機二型＞：キ−100�Uの通称。高々度戦闘機型で、ハ−112�Uにターボチャージャーを追加したハ−112�Uルを搭載しているが、インタークーラーが付いていないので、短時間しか作動できず、コクピットも与圧されていない。高度10000mで565kmを出す予定で、テストでは高度10000mで590kmを記録している。全長8.9245m、全幅12m、全高3.75m、自重2700kg、全備重量3670kg。エンジンはハ−112�Uル空冷星型複列14気筒ガソリン（1500馬力）単発、プロプラはペ二九（VDM改定金属製定速３翅。ピッチ24-54度、直径3m）またはペ二六（直径3m）、最大速度590km（高度10000m）、上昇力は高度10000mまで18分、航続距離1800km。固定武装は20mm機関砲ホ５が２門、12.7mm機銃ホ103が２丁。乗員１名。３機が試作され、昭和20年9月から量産する予定だったが、空襲で工場が破壊され、終戦を迎えた。参考：月刊JWings11,’00、第２次世界大戦軍用機ハンドブック・日本篇、月刊丸6,’14、1,'17別冊、月刊航空ファン12,’19

＜五式掃海具シリーズ＞：日本海軍の磁気掃海具。参考：小艦艇入門

＜五式掃海具＞：昭和20年に制式採用された。130mの電線に11個のブイが付いており、6kW・55Aの発電機から交流電流を流す。重量480kg。木造の駆潜特務艇や哨戒特務艇に搭載し、木造の大発を左右に並べてワイヤーを繋ぎ菱形線輪を形成、３ノットで牽引して掃海した。戦後も使用され、うきしま型やちよづる型に搭載されて日本近海の掃海作業に従事した。参考：小艦艇入門、丸スペシャルNo.76、月刊世界の艦船4,’18

　＜五式掃海具二型＞：船舶３隻（母艇１隻、側艇２隻）で曳航するタイプで、電力は母艇として使用する掃海艇から供給するため、側艇は掃海艇でなく漁船や大発でも良い。掃海電纜は７芯のキャプタイヤ電線で、130mの所から320mのループ回線を構成しており、100kgまたは60kgブイを付けて海中に吊り下げる。海底から10-15mの所を曳航するのが最も効率的とされる。電纜は母艇が曳航し、電纜に２本装着されている掃海索を側艇が１本ずつ引っ張る。各艇の距離は100m。所要電力10-15kW。電流スイッチは手動で、時計を見ながらプラスマイナスを切り替えて磁場を変更する。掃海速力2-4ノット。１カ所を縦と斜めの２回通過して掃海する。揚収は人力なので、母艇要員が総出で行う必要があり、特に冬場などは「あなた爽快（掃海）、わしゃ嫌い（機雷）、ワイヤワイヤで苦労する」という戯れ歌が作られるほどの重労働だった。参考：丸スペシャルNo.76

　＜五式掃海具二型改一＞：船舶２隻（母艇１隻、側艇１隻）で運用できるようにしたもの。参考：丸スペシャルNo.76

　＜五式掃海具四型＞：昭和29年に開発された改良型で、側艇の代わりに展開器（オッター）を使用し、１隻でも掃海できるようにしたものである。ブイもフロートに変更された。ちよづる型が搭載した。参考：丸スペシャルNo.76

＜五式双襲＞：キ−102（襲撃機）を参照。

＜五式中戦車＞：日本陸軍戦車、別名チリ車。超重戦車オイの後継として計画され、第２次大戦の戦訓に鑑み強力な対戦車戦闘能力を持たせて開発された。湿潤な東アジアでの使用を前提とし、また重量増による照準機構・操縦機構の動力化の必要性を避けるため、重量30トン級という制限が付けられている。車体・砲塔は全溶接で、車体前面上部は変速機点検のためボルト止めになっており、２ヵ所に横開きのハッチを設けた。砲塔は後部に半自動装填装置の収容スペースを設けたため、後ろに大きく張り出している。主砲は五式七糎半戦車砲（車体前部袖部に32発×２、主砲側面に８発×２、砲塔後部に18発×１、戦闘室床に32発×１、左床に15発×４の計100発）で、後に口径88mmの九九式八糎高射砲を戦車砲に改造して搭載することを考慮していた。副武装は車体左前面の一式三十七粍戦車砲（対戦車砲攻撃用。発射速度の遅い主砲を補う）、主砲同軸九七式車載機銃、砲塔側面の九七式車載機銃で、機銃弾は車体袖部に15発包48個、砲塔後部に20発弾倉70個、砲塔前部に20発弾倉30個、戦闘室床に180発包９個、600発箱１個、20発弾倉50個。乗員用に一〇〇式機関短銃２丁（300発）を搭載する。下部転輪は片側８個で、懸架装置は九七式中戦車と同じ下部転輪２個１組のつる巻きバネ方式。トランスミッションは前方にあり、起動輪も前にある。全長7.3m、車体長5.73m、全幅3.05m、全高3.05m、全備重量（自重？）37トン。装甲厚は車体前面上部75mm、前面下部50mm、側面35mm、後面上部35mm、後面下部20mm、上面20mm、底面12mm、砲塔正面75mm、前面左右50mm、側面35mm、後面50mm、上面20mm。エンジンはBMW社製航空機用液冷ガソリンエンジンを改造した九八式発動機（550馬力）、最大速度45km（40km？）、航続距離200km。乗員６名。エンジンを過給器付ディーゼルに換えたタイプも計画されたが、どちらも量産には至らなかった。参考：月刊丸8,'15別冊、日本の戦車と装甲車両、機甲入門、帝国陸軍戦車と砲戦車

＜五式肉薄攻撃艇＞：日本陸軍の特攻船舶。重量２トンのモーターボートで、船尾に直径130mmのロケットを８本搭載しており、敵艦に接近すると点火して50ノットまで加速、突入する。実戦には参加しなかった。参考：激闘太平洋戦記

＜五式砲撃艇＞：日本陸軍の試作高速艇で、第10技術研究所が開発した。船体上の木製20連装ランチャーに70mmロケット弾を搭載しており、上陸用舟艇を攻撃する。全長7m。昭和20年6月に試作艇が完成したが、そのまま終戦になった。参考：月刊丸5,’13

＜五省＞：海軍兵学校と海自幹部候補生学校の校風で、昭和7年に海軍兵学校長松下元少将が考案した。一、至誠に悖るなかりしか（誠実さ、真心、人の道に背かなかったか）、二、言行に恥づるなかりしか（発言や行動に恥じるところは無かったか）、三、気力に欠くるなかりしか（物事を達成する精神に欠けるところは無かったか）、四、努力に憾みなかりしか（物事を達成する努力は十分だったか）、五、不精に亘るなかりしか（怠けたり、面倒に思ったりしなかったか）。軍人勅諭の聖訓五箇条で十分という意見もあったが、終戦を経て海上自衛隊にも引き継がれている。1970年頃にアメリカ第７艦隊司令長官ウイリアム・マック中将が江田島を訪問した際にこれを見て感銘を受け英訳を募集、海軍兵学校第76期の松井康矩氏の考案した”Five Reflections” Hast thou not gone against sincerity? Hast thou not felt ashamed of thy words and deeds? Hast thou not lacked vigor? Hast thou not exerted all possible efforts? Hast thou not become slothful?が採用された。参考：海軍兵学校岩国分校物語、海上自衛隊幹部候補生学校ホームページ、MAMOR vol.60、海軍兵学校よもやま物語

＜５胴船＞：ペンタマラン。細長い主船体の両側に２基ずつの副船体（サイド・ハル）を張り出させており、高速性と耐航性が得られるという。参考：月刊軍事研究2,’04

＜五年式２５口径短八サンチ高角砲＞：日本海軍の高角砲。ワシントン条約で廃棄された旧式戦艦の30cm砲用外とう砲を利用したものである。砲身の上に駐退機が１本載っている。閉鎖機は水平鎖栓式。口径長23.5。砲身が短いので弱装弾を使えば迫撃砲替わりにもなることから、河用砲艦に装備して川沿いの敵陣地の射撃にも使用された。L1型、L2型、L3型、海中１型、海中２型、海中３型、海中４型潜水艦、特設水上機母艦君川丸にも搭載されており、砲架は四〇口径三年式八サンチ高角砲のものを流用している。参考：小艦艇入門、月刊モデルアート9,’15増刊

＜五年式四十五口径三十六糎砲＞：日本海軍の試験砲、正式には四十五口径五年式三十六糎砲。これは秘匿名称で、実際には八八艦隊13番艦以降に搭載予定だった48cm砲の試験砲である。大正5年から設計し、大正8年に呉海軍工廠で完成した。砲身全長23.15m、口径480mm、口径長46.9、砲身全重量157.48トン。徹甲弾頭重量1.55トン。亀ヶ首射場で発射試験を行ったが、強装薬で強度試験を行った際に尾栓が吹っ飛んでしまい、原因調査中にワシントン条約が成立したため試験を中断。その後、大和型戦艦や46cm砲の設計に際してデータを取ることになり、昭和9年に修理して対爆試験や甲鈑試験を行っている。参考：月刊世界の艦船6,’20

＜５分待機＞：スクランブル発進を参照。

＜五分前行動＞：日本海軍と海上自衛隊のモットーで、５分前の精神ともいう。定刻に作業が始められるよう、所定の開始時間の５分前に準備集合を終えるというもので、常に一歩先を考え時間的・精神的余裕を持って事に臨むという事である。大元はイギリス海軍のモットーで、日本海軍創設初期にイギリス海軍から招聘されたアーチボルト・Ｌ・ダグラス少佐がイギリス海軍の定例に従って起草した海軍兵学寮仮規則（明治6年9月30日設定）の法令第４条に「生徒は授業の始まる時刻の５分時間前に講堂、あるいは船具操練場、あるいは大砲操練場に集まるべし」と規定されたのが始まりであり、海上自衛隊にも引き継がれた。参考：海軍兵学校よもやま物語、海軍兵学校岩国分校物語、海上自衛隊幹部候補生学校ホームページ、朝雲

＜五芒星＞：一筆書きで星を書いたデザイン。多魔除けを弾除けに引っ掛けて日本陸軍が使用した。参考：朝雲

＜五洋丸＞：日本海軍特設運送船。元は1939年4月17日に川崎造船所で竣工した五洋商船の貨物船で、川崎汽船がニューヨーク航路などに就航させていたのを徴用したものである。垂線間長134.11m、幅18.29m、深さ12.19m、満載時吃水8.596m、総トン数8649トン、重量トン数10599トン。主機は川崎二段減速蒸気タービン１基5514馬力、航海速力10ノット、最大速力16.716ノット。昭和17年末から応急輸送船に改造された。昭和19年2月3日、ヒ30船団の一員としてシンガポールから門司に向かう途中、上海の南東約370kmの東シナ海でSS-198タンバーの雷撃を受けて航行不能となり漂流し、2月5日に沈没した。参考：月刊世界の艦船12,’11

＜５．０１＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルバーニー（Kilbirnie）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０２＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルブライド（Kilbride）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０３＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルチャタン（Kilchattan）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０４＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルクレナン（Kilchrenan）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０５＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルダリー（Kildary）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０６＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルドウィック（Kildwick）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０７＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルハム（Kilham）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０８＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルケンジー（Kilkenzie）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．０９＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルハンプトン（Kilkhampton）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１０＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルマルコム（Kilmalcolm）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１１＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルマーノック（Kilmarnock）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１２＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルマーチン（Kilmartin）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１３＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルメルフォード（Kilmelford）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１４＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルミントン（Kilmington）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．１５＞：イギリス海軍キル級コルベット、キルモア（Kilmore）。1943年竣工。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５．２５インチ高射砲＞：イギリス軍の高射砲。1941年から開発され、1942年5月に海軍の5.25インチ（133.4mm）砲を参考にすることが決定し、1943年末から生産された。沿岸砲としても使用可能で、防楯付きの単装バージョンと、砲塔式の連装バージョンがあり、固定陣地に設置する。全備重量は連装砲で30トン。分離装薬式で、使用弾重量36kg、初速毎秒816m、最大射高17000m、最大水平射程24300m。1944年からロンドン、プリマス、ポーツマスなどに配備され、第２次大戦後はレーダーと組み合わされ、1959年まで現役にあった。参考：米英軍戦闘兵器カタログVol.2

＜５．４５ｍｍ×３９弾＞：ソ連軍の5.45mm弾で、別名5.45mmロシアン。弾丸重量3.4g、初速毎秒880m。7H6普通弾と7H10普通弾がある。参考：最新軍用ライフル図鑑

＜５．５ｃｍ全自動機関砲搭載対地対空戦車＞：ドイツ陸軍の試作戦闘車両。1943年5月の戦車委員会で開発が決定したもので、機動性の高い軽量装甲車両に5.5cm機関砲を搭載し、多目標を攻撃するというコンセプトでポルシェ社（砲はラインメタル社）に発注された。7月14日に図面番号H-PA2465が提出されて名称も決定し、主砲は5.5cm機関砲MK112（300発）を搭載することになった。砲は台座に載せられているが、戦闘室より背が低いので、仰角25度以上を取らないと全周旋回できず、それ未満の角度では前方固定式となる。これでは不便だったらしく、8月5日のH-PA2472では台座を0.4m上昇させて仰角０度でも全周射撃を行えるようにした。10月28日のH-PA2488で最終設計が固まり、普段は左右５度の射界を有する駆逐戦車型だが、主砲後方の車体上面に設けた左右開きのハッチを開けることで仰角90度までの射撃を可能とした。照準器は対地がWZFペリスコープ（倍率10倍・視野７度）、対空がDOK.c4望遠照準器（等倍、視野40度）である。下部転輪は片側６枚で、２枚を１組にしてボギーに取り付け、垂直コイルスプリングで懸架している。起動輪は後方にある。履帯幅450mm。全長4.88m、全幅2.92m、全高1.99m。戦闘重量は16.5トンと18.5トンの２種類があり、前者は前面装甲厚50mm、側面30mm、後面20mm、上底面12mm、後者は前面装甲厚60mm、側面40mm、後面25mm、上底面16mmである。エンジンはポルシェ社製10気筒空冷ガソリン（345馬力）、トランスミッションは油圧式で、最大速度65km、航続距離整地240km／不整地150km。乗員は車長、砲手、操縦手。設計図のみで試作にも至らなかった。参考：月刊グランドパワー8,’10

＜５．５インチカノン砲＞：イギリス軍のカノン砲。1930年代半ばから開発され、当初は５インチ（127mm）だったが、1939年に5.5インチ（139.7mm）に変更された。4.5インチカノン砲Mk�Uと共通の砲架で設計されているが、反動に耐えられるものを作るのに手間取り、前線に投入されたのは1942年5月になってからだった。実口径139.7mm、戦闘重量６トン。旋回角は左右30度ずつ、俯仰角はマイナス５度からプラス45度。分離装薬式で、重量36kgの榴弾なら最大射程16.46km、重量45.4kgの榴弾なら最大射程14.8km。発射速度は毎分２発。砲要員10名。1960年代まで使用された。参考：米英軍戦闘兵器カタログVol.2

＜５．５６ｍｍ×３０弾＞：インドが開発した弾薬。全長42mm、弾丸全長17mm、重量9g、弾丸重量2.6g。参考：月刊軍事研究1,’09

＜５．５６ｍｍ×４０ＡＰＳ＞：ソ連軍の5.56mm水中弾で、非常に細長い弾頭を持つ。弾丸重量20.5g、初速毎秒365m。参考：最新軍用ライフル図鑑

＜５．５６ｍｍ×４５弾＞：L2A2またはM193またはSS109を参照。

＜５．５６ｍｍえい光弾＞：自衛隊の5.56mm曳光弾。全長57mm、薬莢底部径10mm。参考：MAMOR vol.132

＜５．５６ｍｍえい光弾改善型＞：自衛隊の火工品。旭精機工業製。参考：月刊軍事研究2,’15

＜５．５６ｍｍ機関銃ＭＩＮＩＭＩ用銃身部（維持用）＞：自衛隊の火器。住友重機械工業製。参考：月刊軍事研究2,’11

＜５．５６ｍｍ機関銃ＭＩＮＩＭＩ用直接照準眼鏡＞：自衛隊の機器。辰野製。参考：月刊軍事研究9,’13

＜５．５６ｍｍ機関銃ＭＩＮＩＭＩ用特殊工具セット（その１）＞：自衛隊の機器。住友重機械工業製。参考：月刊軍事研究9,’09

＜５．５６ｍｍ機関銃ＭＩＮＩＭＩ用特殊工具セット（その２）＞：自衛隊の機器。住友重機械工業製。参考：月刊軍事研究9,’09

＜５．５６ｍｍ空包＞：自衛隊の5.56mm空包。弾丸は無く、薬莢先端を延長して先細にしてある。全長53mm、薬莢底部径10mm。参考：MAMOR vol.132

＜５．５６ｍｍ空包改善型（試験用）＞：自衛隊の火工品。昭和金属工業製。参考：月刊軍事研究5,’12

＜５．５６ｍｍ高圧試験弾＞：自衛隊の弾薬。旭精機工業製。参考：月刊軍事研究2,’11

＜５．５６ｍｍ徹甲弾＞：自衛隊の弾薬。住商エアロシステムが受注している。参考：月刊軍事研究2,’18

＜５．５６ｍｍ普通弾＞：自衛隊の弾薬。薬莢、弾丸、雷管、発射薬からなる。弾丸は弾心を被甲で包んだ構造で、弾心は前方の鋼心と後方の鉛で構成される。全長57mm、薬莢底部径10mm。旭精機工業製。参考：朝雲、MAMOR vol.132

＜５．５６ｍｍ普通弾エレイ・マッチＯＳＰ＞：自衛隊の弾薬。國友銃砲火薬店が受注している。参考：月刊軍事研究8,’14

＜５．５６ｍｍ普通弾リンク＞：自衛隊の火工品。旭精機工業製。参考：月刊軍事研究3,’10

＜５．５６ｍｍ普通弾ロングライフル　エレイテネックス＞：自衛隊の弾薬。國友鉄砲火薬店が受注している。参考：月刊軍事研究3,’13

＜５．５６ｍｍフランジブル弾＞：自衛隊の火工品。旭精機工業製。参考：月刊軍事研究10,’12

＜５．５６ｍｍペイント弾＞：自衛隊の火工品。銀座銃砲店が受注している。参考：月刊軍事研究1,’17

＜５．５６ｍｍ無鉛弾（試験用）＞：自衛隊の火工品。旭精機工業製。参考：月刊軍事研究9,’09

＜５．５６ｍｍ無鉛普通弾＞：旭精機工業が開発した5.56mm無鉛化弾薬。5.56mm普通弾の弾心の鉛を鉄に変更し、雷管の爆粉もトリシネートから無鉛のDDNPに換えている。射撃場の土壌・地下水汚染防止を目的に開発され、平成27年度防衛基盤整備協会賞を受賞した。参考：朝雲

＜５．６ｍｍ×４５弾＞：GP90を参照。

＜５．６ｍｍ普通弾エレイ・マッチＯＳＰ＞：自衛隊の火工品。國友鉄砲火薬店が受注している。参考：月刊軍事研究12,’15

＜５．６ｍｍ普通弾ロングライフルエレイテネックス＞：自衛隊の弾薬。國友銃砲火薬店が受注している。参考：月刊軍事研究1,’17

＜５．８ｍｍ×４２弾＞：中国軍が開発した小口径ライフル弾。弾丸重量4.15g、装薬重量1.8g。参考：月刊軍事研究5,’09

＜５０＞：イギリス海軍カレイジャス級空母カレイジャス（Courageous）。元は1917年に就役したカレイジャス級大型軽巡洋艦で、その後空母に改造されて1928年に就役、本国艦隊に所属した。1939年9月17日（16日？）、アイルランド西方のニューヘブリデス諸島沖でドイツ海軍U29潜水艦の雷撃を受け、魚雷２本が命中、15分で沈没し、518名が戦死した。参考：第２次大戦のイギリス軍艦、ナチスＵボート、月刊丸3,’90、月刊世界の艦船11,’15、1,’23

＜５０／５０計画＞：ソ連のアンチポーダル・ボマー開発計画、別名スパイラル計画。アメリカのダイナソア計画に対抗して始められた。月着陸飛行計画などで一時中断されたが、1974年に再開され、1979年にソ連版スペースシャトルのブラン開発に伴い中止された。1975年には空力モデルが完成し、空中投下実験を１年繰り返し、翌年からは大気圏外からの再突入・回収テストを行った。有人飛行は一度も行っていない。参考：月刊軍事研究7,’04

＜５０ＭＰＡ＞：シンガポール空軍輸送機。フォッカー社製F27フレンドシップを輸送機に改造したものである。参考：月刊軍事研究1,’07

＜５０ＵＴＡ＞：シンガポールの対潜哨戒機で、50MPAを改造したものである。参考：月刊軍事研究1,’07

＜５０型＞：リガ級（フリゲート）を参照。

＜５０キロ・タ弾＞：二式四十粍撒布弾（二式五十瓩型）を参照。

＜５０式短機関銃＞：PPSh41海外シリーズを参照。

＜５０年式制服＞：中国人民解放軍の制服。それまで多種多様な制服を使用していたのを、建国を機に統一したものである。参考：月刊軍事研究9,’07

＜５０馬力牽引自動車＞：日本陸軍の重砲トラクターで、大正9年から大阪砲兵工廠で開発され、大正12年10月に試作車が完成、大正15年から35両が生産された。全長3.66m、全幅1.65m、全高2.35m、自重4.27トン。エンジンは水冷直列４気筒ガソリン（50馬力）、最大速度18km（非牽引時）／14km（牽引時）。燃料搭載量180リットル。乗員８名。完全国産で牽引速度が速いのが利点だが、故障が多いのが欠点だった。参考：機甲入門、日本戦車隊戦史

＜五十番通常爆弾二型シリーズ＞：日本海軍の500kg通常爆弾。参考：日本海軍の爆弾

＜五十番通常爆弾二型＞：弾体は鋼製一体構造で、紡錘形をしている。全長2.29m、直径0.45m、全備重量507.3kg。炸薬は下瀬火薬221kg。高度500m以上から投下すると、鋼板50mmを貫通できる。参考：月刊航空ファン11,’18、日本海軍の爆弾

　＜五十番通常爆弾二型改一＞：炸薬を九八式爆薬に変更したもの。参考：日本海軍の爆弾

＜５０レト・ポベディ＞：ソ連アルクティカ級原子力砕氷船（初代）６番艦50 Let Pobedy（戦勝50周年）。1989年起工。進水時はウラル（Ural）という名称だったが、1995年にこの名前になった。ソ連崩壊で永らく建造が止まっていたが、プーチン政権下に再開し、2007年に竣工した。2018年8月、北洋艦隊の演習に参加し、艦隊航路を砕氷した。参考：月刊世界の艦船3,’00、月刊軍事研究11,’18

＜５１＞：アルゼンチン海軍哨戒艦ブシャール（Bouchard）。元はフランス海軍試験艦ラドロワで、2018年6月に購入契約を結び、10ヶ月間の改修の後、2019年12月20日に引き渡された。全長87m、幅14m、満載排水量1650トン。主機はディーゼル、速力21ノット、航続距離7000海里。ヘリ１機を搭載可能。乗員32名（＋予備居住区27名分）。参考：月刊世界の艦船3,’20、2,’20

＜５１＞：イギリス海軍フッド級巡洋戦艦フッド（Hood）。1916年9月1日起工、1918年8月22日進水、1920年3月5日竣工、5月15日就役。5月18日、プリマスに入港し、大西洋艦隊巡洋戦艦戦隊旗艦となった。1923年11月27日から1924年9月28日、特別任務戦隊（Special Service Squadron）旗艦として、レパルス級巡洋戦艦34レパルス、第１軽巡洋艦戦隊軽巡洋艦５隻（I74デリーなど）と共に、東回り世界一周航海（アフリカ南端・パナマ運河経由。航程38152海里）を行った。1924年3月17-25日、メルボルンに寄港。1940年7月2日、Ｈ部隊の一員としてカタパルト作戦のためフランス領アルジェリアのメルス・エル・ケビール軍港に向け出撃。1941年5月24日、デンマーク海峡海戦でドイツ戦艦ビスマルクから38cm砲弾を喰らい轟沈した。乗員1419名中、生存者は３名のみだった。参考：第２次大戦のイギリス軍艦、近代戦艦史、月刊世界の艦船2,’20、1,’12、4,’17、2,’18、7,’22

＜５１＞：韓国海軍高速戦闘支援艦ソヤン（Soyang）。船型は平甲板型で、上甲板には前方からファランクス、燃料用ポスト両舷１基ずつ、大型クレーン、ドライカーゴ用ポスト両舷１基ずつ、小型クレーン、燃料用ポスト両舷１基ずつ、後部上構が並び、後甲板はヘリ甲板になっている。満載排水量22000トン。速力24ノット。載貨重量10105トンで、補給用燃料10000トン、ドライカーゴ（弾薬、食料など）1000トンを積める。2018年9月18日就役。10月11日、韓国海軍国際観艦式に参加。2022年11月6日、海上自衛隊創設70周年記念令和4年度国際観艦式に参加。2023年4月3-4日、東シナ海で日米韓共同訓練に参加。977テー・ジョヨン、981チェ・ヨン、992ユルゴク・イイと共に、CVN-68ニミッツ、DDG-73ディケイター、DDG-108ウエイン・Ｅ・メイヤー、DD-158うみぎりと、、対潜戦、捜索救難、PHOTOEXなどの各訓練を行った。参考：月刊世界の艦船1,’19、1,’23、6,’23

＜５１Ｔ６＞：ロシア軍のA-135首都防衛対弾道ミサイルシステム用ミサイルで、別名A-925アゾフ、米軍コードSH-11、後にABM-4、NATOコードはゴーゴン（Gorgon）。A-35システムで使用されたA-350（ABM-1ガロッシュ）またはA-350R（ABM-1bガロッシュ）迎撃ミサイルを基にしているらしい。MAZ-537トラクター・トラックにキャニスター積載トレーラーを牽引させ、地下サイロに搬入する。大気圏外での迎撃用で、１段目が固体燃料、２段目が液体燃料の２段式ロケット（固体燃料２段式？）になっており、地下サイロから垂直発射され、慣性誘導で目標に向かい、地上の指令により10キロトン（1-2メガトン？）核弾頭AA-84を炸裂させ、放出する強力なＸ線や中性子線により敵の弾頭を無力化する。全長19.8m、胴体径2.57m、発射重量33トン。最大有効射程350km、有効高度100-120km前後（40km？）。放射線防護能力を重要視しており、地上からの指令が受けられなくても慣性誘導だけで目標に近接し、迎撃行動を行えるとされる。地上には強烈な電磁パルスが襲いかかるため、シールドされていない電子機器が全て使用不能になる。モスクワ周辺の２カ所の発射基地に16発ずつ配備された。1998年3月に通常弾頭型が配備されたが、命中精度が改善されたかは不明。2002-03年に耐用年数を過ぎたため、退役した。参考：月刊軍事研究7,’12、11,’00、10,’98、3,’09、3,’15、2,’16、THE MILITARY BALANCE 2016

＜五一型電探＞：五号一型電探を参照。

＜５１大綱＞：昭和52年度以降に係る防衛計画の大綱を参照。

＜５２＞：アルゼンチン海軍ゴーウインドOPV-87型哨戒艦１番艦ピエドラブエナ（Piedrabuena）。2020年10月1日、フランスのロリアンで進水。2021年4月13日竣工、アルゼンチン海軍に引き渡された。6月24日就役。参考：月刊世界の艦船7,’21、9,’21

＜５２＞：イギリス海軍フィジー級軽巡洋艦バミューダ（Bermuda）。1942年竣工。1965年に解体された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦

＜５２ｃｍＨ（Ｅ）８７１（ｆ）＞：ドイツ国防軍の鹵獲列車砲。フランス最大の列車榴弾砲52cm mle1916（52cm mle16？）を第２次大戦時に接収して使用したものである。口径52cm、砲身長16口径。弾量1954kg（1640kg？）、初速毎秒450m、最大射程14600m。1942-43年のレニングラード戦で使用された。1944年1月に１門がソ連軍の手に落ち、以降ソ連軍が使用している。参考：月刊グランドパワー3,’03、第２次大戦ドイツ戦闘兵器カタログVol.4

＜５２ＤＤ＞：はつゆき型（護衛艦）を参照。

＜５２Ｋ＞：ソ連軍の85mm高射砲、西側名称M1939。高度10000mを飛行する航空機に対抗する高射砲として1937年から開発され、1939年に採用された。弾薬重量9.2kg、砲口初速毎秒800m、最大射高10500m。1945年までに13422門が生産され、1940年代後半からソ連友好諸国に輸出された。B-29に対しても力不足で、ジェット機に至っては全く通用しない兵器になってしまったが、ベトナム戦争や湾岸戦争で弾幕を張るために使用されている。参考：月刊軍事研究2,’03

＜５２式無反動砲＞：M20海外シリーズを参照。

＜５３＞：イギリス海軍キング・ジョージ�X世級戦艦２番艦プリンス・オブ・ウェールズ（Prince of Wales）。1937年1月1日、キャメル・レアード社バーケンヘッド造船所で起工。1939年5月3日進水、1941年3月31日竣工・就役。5月24日、大西洋でラインユーブング作戦行動中のドイツ戦艦ビスマルクを砲撃、損傷を与えたが、自らも被弾して戦線を離脱した。10月24日、東洋艦隊所属となった。1941年12月2日、シンガポールに入港。12月10日、マレー沖海戦で日本軍機の攻撃を受けて沈没した。参考：第２次大戦のイギリス軍艦、月刊丸8,’87、月刊世界の艦船12,'23、1,’12、9,’13増刊、帝国海軍太平洋作戦史�T

＜５３＞：イギリス海軍マイノトー級軽巡洋艦マイノトー（Minotaur）。進水後の1944年7月（1945年の竣工と同時？）にカナダ海軍に引き渡され、艦番号32オンタリオになった。1962年に解体された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦、月刊世界の艦船5,’21

＜５３−２７＞：ソ連軍の魚雷で、1927年から引き渡された。第１次大戦の戦訓から、大型弾頭を搭載できるように直径を533mmとしている。性能はあまり良くなかったが、魚雷の数が足りなかったので、1935年までに水上艦用221本と潜水艦用629本が製造された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３６＞：ソ連軍の533mm魚雷。1932年にイタリアから購入した53F魚雷の技術を53-27魚雷に導入したものである。1936-38年に100本が製造された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３８シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３８＞：イタリアのものがベースで、1938年に就役した。1939年から音響誘導装置のテストに使用されたが、エンジン音が大きすぎて実用化できなかった。また、硝酸とテレピン油を使用する推進システムのテストにも使用され、雷速45ノットで射程11-12kmを達成したが、硝酸の安全性が低く、開発中止となっている。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３８Ｕ＞：53-38魚雷の弾頭部を延長して炸薬を増やしたもので、1939年に就役した。推進は蒸気タービン。後に磁気信管を装備している。北朝鮮軍にも供与された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３９シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３９＞：1939年に設計を完了、1941年に就役した。推進は蒸気タービン、出力485馬力、雷速51ノット。北朝鮮軍にも供与されている。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−３９ＰＭ＞：53-39魚雷の改良型で、1949年に就役した。全長7.488m、直径533mm、重量1.875トン、炸薬重量0.3トン。機関はピストンエンジン、燃料は灯油、酸化剤は空気、航走距離4km（雷速51ノット）／8km（39ノット）。作戦可能深度1-14m。北朝鮮軍にも供与されている。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５１＞：ソ連軍の533mm無誘導魚雷。53-39PM魚雷にNKV型アクティブ磁気信管を装備したもので、1951年に就役した。全長7.488m、直径533mm、重量1.875トン、炸薬重量0.3トン。機関はレシプロ、燃料は灯油、酸化剤は空気、航走距離4km（雷速51ノット）／8km（39ノット）。作戦可能深度1-14m。北朝鮮にも輸出された。参考：月刊世界の艦船9,’10、月刊軍事研究4,’05

＜５３−５１海外シリーズ＞

　＜Ｙｕ−１＞：中国海軍試作魚雷。小改良型で、1960年代から開発され、Yu-1Aに進んだ。参考：月刊世界の艦船3,’13、3,’18、月刊軍事研究4,’05

　＜Ｙｕ−１Ａ＞：中国海軍魚雷。Yu-1に改良を加えた量産型で、1970年に実用化された。航走距離3.5km（雷速50ノット）／9km（39ノット）。参考：月刊世界の艦船3,’13、3,’18

＜５３−５６シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５６＞：第２次大戦終結時に入手したドイツの魚雷がベースで、1956年に制式化された。全長7.45m、直径533mm、重量1.9トン、炸薬重量0.4トン。機関はレシプロ、燃料は灯油、酸化剤は酸素、雷速40ノットで航走距離13km。誘導装置は無い。作戦可能深度1-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５６Ｖ＞：53-51魚雷の推進部と53-56魚雷の弾頭を組み合わせたもので、1964年に制式化され、輸出市場にも出された。全長7.738m、直径533mm、重量1.9トン、炸薬重量0.4トン。航走距離4km（雷速50ノット）／8km（40ノット）。作戦可能深度1-12m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５６ＶＡ＞：53-56魚雷の酸化剤を空気に変更し、パッシブ音響誘導式にしたもので、1966年に制式化された。全長7.738m、直径533mm、重量1.9トン、炸薬重量0.4トン。機関はレシプロ、燃料は灯油、酸化剤は空気、雷速29ノットで航走距離11km。作戦可能深度1-12m。北朝鮮軍にも供与された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５７シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５７＞：1957年に就役した。機関にアリゲーター計画で開発した過酸化水素タービンを採用している。全長7.6m、直径533mm、重量２トン、炸薬重量0.306トン。機関はガスタービン、燃料はケロシン（灯油）、酸化剤は過酸化水素、雷速45ノットで航走距離18km。作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５７Ｍ＞：1964年に就役した。53-57魚雷に航跡追尾装置を追加してあり、全長100m以上・吃水4m以上の艦船なら10-12ノット航行で600m、18ノット航行で1000-1500m、24ノット航行で2000m後方から追尾を行うことができる。全長7.6m、直径533mm、重量２トン、炸薬重量0.306トン。雷速45ノットで航走距離18km。作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−５９＞：15キロトン核弾頭搭載型のNATOコード。航走距離11km（51ノット）／21km（32ノット）。参考：月刊世界の艦船11,’22

＜５３−５８＞：ソ連軍の533mm核魚雷で、53-57魚雷をベースに開発され、1958年に就役した。全長7.6m以上、直径533mm、重量２トン以上、弾頭は５キロトン核弾頭。雷速40ノットで航走距離10km。作戦可能深度2-14m。原潜に2-4本、通常動力潜水艦に２本が搭載された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６１シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６１＞：1962年に就役した。全長7.945m、直径533mm、重量2.07トン、炸薬重量0.305トン。機関はタービン、燃料は灯油、酸化剤は過酸化水素、航走距離15km（雷速55ノット）／22km（35ノット）。誘導は航跡追尾、作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６１Ｍ＞：1964年に就役した。53-61魚雷にS-380光学誘導装置を搭載したもので、海水の性質の差や大気と海水の境界面などで生じる明暗を探知して追尾に使用する。全長7.945m、直径533mm、重量2.07トン、炸薬重量0.305トン。航走距離15km（雷速55ノット）／22km（35ノット）。作戦可能深度2-14m。実用性がイマイチで、53-61MA型が開発された。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６１ＭＡ＞：1968年に就役した。53-61M魚雷の誘導装置を航跡追尾に戻してあり、53-61魚雷に搭載されている追尾装置の改良型を使用している。全長7.945m、直径533mm、重量2.07トン、炸薬重量0.305トン。航走距離15km（雷速55ノット）／22km（35ノット）。作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６５シリーズ＞：ソ連軍の533mm魚雷。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６５＞：1965年に就役した。53-61魚雷の誘導装置をアクティブ音響とし、信管を磁気信管に変更、タービンの燃焼室を２個に増やしている。全長7.945m、直径533mm、重量2.07トン、炸薬重量0.307トン。機関はケロシン系燃料と過酸化水素を使用するガスタービン、推進は二重反転プロペラ、航走距離12km（雷速68.5ノット）／22km（44ノット）。作戦可能深度2-14m。水上艦または潜水艦から発射可能。参考：月刊世界の艦船1,'15増刊、9,’10、月刊軍事研究9,’10、ソ連／ロシア巡洋艦建造史

＜５３−６５Ｍ＞：1969年に就役した。53-65魚雷の機関改良型である。全長7.945m、直径533mm、重量2.07トン、炸薬重量0.307トン。機関出力1800馬力、航走距離13km（雷速68.5ノット）／23km（44ノット）。作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６５Ｋ＞：1969年に就役した。53-65魚雷及び53-65M魚雷に搭載されている過酸化水素タービンの信頼性が低かったため、代わりに酸素を使用するようにしたものである。全長7.945m、直径0.533m、重量2.07トン、炸薬重量0.307トン。推進はタービン、雷速45ノットで航走距離19km。誘導は航跡追尾、作戦可能深度2-14m。参考：月刊世界の艦船9,’10、月刊軍事研究1,’18

＜５３−６５ＫＥ＞：潜水艦用対艦長魚雷で、53-65Kの輸出型であり、1972年に就役した。全長7.945m、直径533mm、重量2.070トン（1.855トン？）、弾頭重量0.3トン、炸薬重量0.205トン。機関はレシプロ、燃料は灯油、酸化剤は酸素、雷速45ノットで航走距離40km（雷速29ノットで航走距離11km？）。誘導は航跡追尾、作戦可能深度5-14m。信管は触接または近接式。中国海軍がキロ級用として輸入しており、北朝鮮軍にも供与された。参考：月刊軍事研究11,’11、8,’10、月刊世界の艦船9,’10

＜５３−６８Ｎ＞：20キロトン核弾頭搭載型のNATOコード。発射深度100m、航走深度300m、航走距離14km（45ノット）。参考：月刊世界の艦船11,’22

＜５３Ｔ６＞：ロシア軍の首都防衛A-135ABM用ミサイルで、米軍コードはSH-08、後にABM-3、NATOコードはガゼル（Gazelle）。新規開発で、MAZ-543トラックに搭載して地下サイロに搬入される。垂直発射されると推力偏向により目標を向き、100Gの急加速により３秒後に低高度大気圏内で秒速5.5kmに達し、フラット・ツイン及びポーン・ショップ誘導レーダーによるコマンド方式で誘導され、AA-84核弾頭（10キロトン）により弾道ミサイルを迎撃する。全長10m、直径1m、重量10トン。推進は１段式固体燃料ロケット、最大速度毎秒5.5km、有効射程80km前後、最大交戦射高30km。使用するとモスクワ周辺200平方キロメートルが放射能で汚染されるという欠点があり、迎撃してもしなくてもあまり変わらないので、1998年3月には通常弾頭型（命中精度が上がっているかは不明）が配備され、同時にS-300PMU2とアンティ2000が追加配備されることになった。モスクワ周辺の４カ所のサイロに2009年現在で64発、2012年現在で68発、2015年現在で68発が配備されているとされる。参考：月刊軍事研究7,’12、11,’00、10,’98、3,’09、2,’16

＜５３式軽機関銃＞：RP-46海外シリーズを参照。

＜５３式信号拳銃＞：陸上自衛隊の信号拳銃で、1953年に制式化された。中折れ式で、滑腔銃身を持つ。全長240mm、口径21.5mm、重量800g。使用弾は猟銃用紙薬莢式で、弾種は昼間用赤／黄／黒（竜星）、夜間用赤／白／緑（吊星）、装弾数１発。射高100m以上、燃焼時間は昼間用が５秒間、夜間用が8.5秒間。ミネベア製。海自や空自にも配備された。参考：スピアヘッドNo.14、月刊軍事研究6,’08

＜５３式雪上車＞：陸上自衛隊の雪上車で、1953年に仮制式化された。大原鉄工所がアメリカ軍M29C水陸両用車をベースに製作したふぶき号を、同社と防衛庁との共同で改良したものである。ただし前量産型といった感じだったらしく、少数生産のみに止まった。参考：月刊丸12,’10、月刊JWings3,’16

＜５３式掃海具＞：海上自衛隊の磁気掃海具。参考：丸スペシャルNo.76

＜５３式普通掃海具改６＞：S-6を参照。

＜５４＞：イギリス海軍ケント級重巡洋艦ケント（Kent）。1928年2月竣工。1948年に解体された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦

＜５４Ｋ６Ｅ２＞：S-300PMU2用戦闘指揮所で、83M6E2に搭載されている。S-300PMU1の指揮管制も可能。参考：月刊軍事研究12,’04、6,’14

＜５４口径五インチ砲用基準装薬包＞：自衛隊の火工品。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究7,’12

＜５４口径五インチ砲用教練弾１型＞：自衛隊の火工品。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究10,’12

＜五四口径五インチ砲用教練弾３型＞：自衛隊の弾薬。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究9,’13

＜五四口径五インチ砲用教練薬きょう＞：自衛隊の火工品。松原製作所製。参考：月刊軍事研究4,’15

＜五四口径五インチ砲用照明弾＞：自衛隊の火工品。ダイキン工業製。参考：月刊軍事研究6,’15

＜五四口径五インチ砲用礼砲装薬包＞：自衛隊の弾薬。日本工機製。参考：月刊軍事研究12,’13

＜５４口径１２７ｍｍ速射砲用砲身＞：自衛隊の火器。日本製鋼所製。参考：月刊軍事研究6,’13

＜５４式３トン雪上車＞：陸上自衛隊の雪上車。53式雪上車の改良型である。少数のみ生産された。参考：月刊JWings3,’16

＜５４式６６ｃｍ測距儀＞：海上自衛隊の基線長式測距儀。画面が上下に分かれており、一致するまでネジを回して目盛りを読めばヤード単位の距離が分かる。全長660mm。日本光学製。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜５４式７６ｍｍ５０口径単装砲＞：Mk22海外シリーズを参照。

＜５４式重機関銃＞：DShKシリーズを参照。

＜５４式対潜弾発射機＞：ヘッジホッグ海外シリーズを参照。

＜５４式爆雷投下軌条＞：爆雷投下軌条（海自）を参照。

＜５４式爆雷投射機＞：海上自衛隊の片舷用爆雷投射機（Ｋ砲）。アメリカ海軍のMk6Mod1を国産化したもので、薬室、膨張室、砲身からなる。砲身に投射箭を嵌め込み、Mk6またはMk9爆雷を装填架台上の移送台車から水平移動させて投射箭（アーバー）に載せ、チェーンと固縛索で固定する。薬室の尾栓を開き、薬包（黒色火薬入り。投射距離別に３種類ある）を装填、爆雷の深度調節を行う。管制室で発射ボタンを押すと、薬室内の火薬が爆発し、膨張室に火薬ガスが流入、投射箭が押し上げられて固縛索が切れ、爆雷、投射箭、チェーンが一体となって射出され、空中で分離、海面に落下する。射出距離はMk6で46m/69m/110m、Mk9で55m/83m/140m。重量160kg。はるかぜ型、あけぼの型、いかづち型の後部甲板両舷に装備された。参考：艦船メカニズム図鑑、丸スペシャルNo.76、自衛隊装備カタログ1981

＜５４−１式自走砲シリーズ＞：中国陸軍の自走榴弾砲。1960年代半ば頃からNORINCOが開発した。参考：世界の軍用車両(2)

　＜５４−１式自走砲＞：YW531Hの車体後部をオープントップとし、122mm榴弾砲54-1（M-30師団砲のコピーとみられる。40発）を防楯ごと搭載している。車内配置はYW531Hと同じで、前部左に操縦手席、右に機関室がある。足周りも同一で、下部転輪は片側５個でサスペンションはトーションバー式、起動輪は前方、誘導輪は後方にあり、上部転輪片側３個を持つ。操縦手用ハッチにはペリスコープが付いており、夜間走行用の赤外線探照灯はあるがペリスコープに暗視装置は組み込まれていない。主砲俯仰角はマイナス2.5度からプラス63度、旋回角は左右22.5度ずつ。最大射程は11.8kmと短い。副武装は67式7.62mm機銃（1000発）。全長5.53m、全幅3.06m、全高2.73m、全備重量15.4トン。エンジンは液冷６気筒ディーゼル（260馬力）、最大速度56km、航続距離500km。無線機はA-220A（通信距離16km）。乗員７名以上。数百両が生産されたとみられる。参考：世界の軍用車両(2)、世界AFV年鑑2002-2003

　＜７０−１式自走砲＞：後期生産型で、制式化年号をとってこう呼ばれる。参考：世界AFV年鑑2002-2003

＜５５＞：イギリス海軍ケント級重巡洋艦サフォーク（Suffolk）。1928年竣工。1948年に解体された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦

＜５５＞：ロシア海軍ロプーチャ�T型揚陸艦。2001年10月13日2245頃、ロプーチャ�T型揚陸艦艦番号66、ネフテガズ型救難船カラルと共に礼文島の北東54kmを西に航行するのをDD-156せとぎりが確認した。10月14日、ロプーチャ�T型揚陸艦艦番号66、ネフテガズ型救難船カラルと共に礼文島の西132kmを南西に航行するのを第２航空群P-3Cが確認した。参考：月刊世界の艦船1,’02

＜５５Ｚｈ６Ｍ＞：ネボＭ（レーダー）を参照。

＜５５Ｚｈ６Ｕ＞：ネボＵ（レーダー）を参照。

＜５５Ｚｈ６ＵＥ＞：ネボUE（レーダー）を参照。

＜５５Ｚｈ６ＵＭ＞：ネボUM（レーダー）を参照。

＜５５Ｚｈ６ＵＭＥ＞：ネボUME（レーダー）を参照。

＜５５型＞：中国海軍揚陸艇。363型シリーズの改良型である。全長17m、排水量63トン。人員60名と貨物10トンを搭載できる。参考：月刊軍事研究5,’14、9,’18

＜５５式５３センチ４連装水上発射管＞：65式53センチ４連装水上発射管を参照。

＜５５式８５ｍｍ砲＞：中国陸軍戦車砲。62式軽戦車、63式水陸両用軽戦車に搭載されている。参考：世界AFV年鑑2002-2003

＜５５式機雷２型＞：海上自衛隊の繋維触角機雷。缶体直径860mm、係維器全長105mm、係維器全幅102mm、係維器全高150mm、浮量60kg、全備重量710kg、炸薬重量100kg（TNTまたはカーリット）。触角数７本。参考：自衛隊装備カタログ1981、丸スペシャルNo.76

＜５５式信号けん銃＞：自衛隊の火器。P-1、TC-90、MCH-101、US-2、SH-60Kに搭載されている。ミネベア製。参考：月刊軍事研究7,’09、12,’10、7,’13

＜５５式掃海具＞：海上自衛隊の磁気掃海具。参考：丸スペシャルNo.76

＜５５式爆雷投射機＞：67式爆雷投射機を参照。

＜５５年式制服＞：中国人民解放軍の制服。ソ連式で、階級制が導入された。参考：月刊軍事研究9,’07

＜５６＞：イギリス海軍ケント級重巡洋艦コーンウォール（Cornwall）。1928年就役。1941年5月、インド洋でドイツ特設巡洋艦ピングィンを撃沈した。1942年4月5日、日本海軍のセイロン島攻撃で艦爆の急降下爆撃を受けて沈没した。参考：第２次大戦のイギリス軍艦、第２次大戦日本海軍作戦年誌、写真集ドイツの巡洋艦

＜５６Ｋ型＞：コトリン級駆逐艦を参照。

＜５６ＳＭ＞：ソ連軍の58口径130mm連装艦砲。砲塔は前後に長い。マウント重量40トン。全周旋回可能、俯仰角はマイナス５度からプラス89度、射程28km。砲弾重量27kg、砲口初速毎秒900m、発射速度毎分10発（１門あたり）。射撃指揮装置はNATOコードでワスプ・ヘッド、使用レーダーはヤコール2MまたはNATOコード名ポスト・ランプ。1950年代半ばに制式化され、コトリン級駆逐艦に搭載された。後に中国でFCSごと国産化された。参考：艦載兵器ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船1,'15増刊

＜５６型駆逐艦＞：コトリン級駆逐艦を参照。

＜５６式４連装１４．５毫米重機槍＞：ZPU-4海外シリーズを参照。

＜５６式火箭筒＞：RPG-2海外シリーズを参照。

＜５６式汽槍＞：AK47海外シリーズを参照。

＜５６式騎槍＞：SKS海外シリーズを参照。

＜５６式機雷＞：K-15Yを参照。

＜５６式係維機雷１型＞：海上自衛隊の機雷。機構は九三式係維機雷とほぼ同じで、黄色または黒い本体にアンテナが付いている。重量680kg。K-13機雷と同じものという説もある。参考：自衛隊装備カタログ1981

＜５６式磁気掃海具＞：海上自衛隊の磁気掃海具。曳航ケーブルに電流を流して磁場を発生させ、磁気機雷を誘爆させる。参考：丸スペシャルNo.76、海上自衛隊全艦艇史

　＜Ｍ−Ｍｋ５ａ＞：ケーブルの展開形状からＩ型とも呼ばれる。長ケーブルと短ケーブルの２本に1230アンペアの電流を流してそのまま曳航するタイプで、小型掃海艇にも搭載できる。また、小型掃海艇でも入れないような所ではジェミニ・ディンギーに曳航させることも可能。参考：丸スペシャルNo.76

　＜Ｍ−Ｍｋ６ａ＞：ケーブルの展開形状からＪ型とも呼ばれる。短ケーブルはそのまま曳航し、長ケーブルは先端に掃海索を取り付けて曳航、掃海索と長ケーブルの接続部にサイズ４フロートを付けたサイズ４展開器（水流で片側に寄るようになっている）を装着して左舷側に展開させるものであり、両ケーブル間に4300アンペアの電流を流す。小型掃海艇に搭載可能。参考：丸スペシャルNo.76

　＜Ｍ−Ｍｋ６ｈ＞：ケーブルの展開形状からCL型とも呼ばれる。短ケーブル先端にCLケーブルを繋ぎ、CLケーブル先端と長ケーブル先端を繋いで閉回路を構成、2200アンペアないし3500アンペアの電流を流すものである。CLケーブルと長ケーブルの交点には掃海索を接続、サイズ１フロート付きのサイズ１展開器を装着して左舷側に展開させる。中型以上の掃海艇でないと搭載できない。参考：丸スペシャルNo.76

＜５６式手槍＞：TT-1930モデル・ピストル海外シリーズを参照。

＜５６式小銃＞：M1944カービン海外シリーズを参照。

＜５６式戦闘機＞：殲撃５型シリーズを参照。

＜５６式突撃銃用弾体＞：中国軍の56式汽槍用マガジンポーチ。胸当て型で、マガジン３本を収納可能。参考：コンバット・バイブル２

＜５６式班用機槍＞：RPD海外シリーズ（軽機関銃）を参照。

＜５６−�T式汽槍＞：AK47海外シリーズ（突撃銃）を参照。

＜５６−�U式汽槍＞：AK47海外シリーズ（突撃銃）を参照。

＜５７＞：イギリス海軍ケント級重巡洋艦カンバーランド（Cumberland）。1928年就役。1959年に解体された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦

＜５７Ａ型＞：カニン級（駆逐艦）を参照。

＜５７ｂｉｓ型＞：クルップニイ級（駆逐艦）を参照。

＜５７Ｅ６ＹＥ＞：パンツィールS1用地対空ミサイル。9M311の改良型とされ、キャニスター全長3200mm、直径170mm、第２段サステナー直径90mm、重量65-85kg、弾頭重量16-20kg（破片ロッド型）。信管は衝発及び近接。誘導はコマンドリンク方式で、光学照準装置による赤外線信号と追尾レーダーによる電波信号が使用でき、同時にミサイル２発を誘導可能。推進は固体燃料ロケット２段式、最大速度毎秒1100-1300m（マッハ3.8）、有効射程1-12km、最大射程20km、有効高度6000m。有効加害半径9m。参考：月刊世界の艦船3,’20

＜５７ｍｍ砲＞：アメリカ海軍はMk110を参照。ボフォース社製はMk1、Mk2、Mk3を参照。中国海軍は59式57mm連装砲、66式57mm連装砲、76式57mm連装砲を参照。ロシア海軍はAK-725、ZIF-31、ZIF-71、ZIF-75を参照。

＜５７ｍｍロケット弾＞：S-5を参照。

＜５７型＞：中国軍の航空機搭載用57mmロケット弾。参考：軍用機ウェポン・ハンドブック

＜５７型拳銃＞：陸上自衛隊の拳銃で、ニューナンブM57拳銃ともいう。1956年に日本兵器工業会が治安関係官庁で使用する統一国産拳銃として企画し、1957年3月に口径9mm自動式拳銃として規格が決まり、新中央工業で試作された。小柄な日本人の体格に合わせてグリップを小さくするため、マガジンはシングルカラムにしている。作動はショートリコイルで、シングルアクション式。安全装置は撃鉄ハーフコック、サム・セイフティ、マガジン・セイフティ。口径9mm、全長195mm、銃身長115mm、重量952g。初速毎秒367m。装弾数8+1発。制式化はされなかった（1968年から少数生産？）。参考：スピアヘッドNo.13、No.14、自衛隊装備カタログ1981

＜５７式７６ｍｍ５０口径連装速射砲＞：Mk33海外シリーズを参照。

＜５７式射撃指揮装置＞：Mk57海外シリーズを参照。

＜５７式歩槍銃＞：M14海外シリーズ（小銃）を参照。

＜５８＞：イギリス海軍フィジー級軽巡洋艦フィジー（Fiji）。1940年竣工。1941年に戦没した。参考：第２次大戦のイギリス軍艦

＜５８ＤＤ＞：あさぎり型（護衛艦）を参照。

＜５８型巡洋艦＞：キンダ級を参照。

＜５８式１０５ｍｍ榴弾砲＞：M2A1海外シリーズを参照。

＜５８式１５５ｍｍ榴弾砲＞：M1海外シリーズを参照。

＜５８式小銃＞：AK47海外シリーズを参照。

＜５８式雪上車＞：自衛隊の雪上車で、60式3t雪上車の先行量産型である。64両が生産され、陸自と空自で使用された。参考：月刊丸12,’10

＜５８式戦車＞：T-34/85海外シリーズを参照。

＜５８式双連１４．５毫米重機槍＞：ZPU-2海外シリーズ（対空機銃）を参照。

＜５９＞：イギリス海軍フィジー級軽巡洋艦ニューファンドランド（Newfoundland）。1942年竣工。1959年、ペルーに引き渡された。参考：近代巡洋艦史、第２次大戦のイギリス軍艦

＜５９Ｎ６Ｅ＞：ロシア軍防空レーダーで、別名プロチーヴニク−GE。三次元フェイズド・アレイ・レーダーで、機械式旋回により全周を捜索する。アンテナは5.5×7mの大きさがあり、使用周波数Ｌバンド、最大探知距離400km。参考：月刊軍事研究11,’11

＜５９式130mm加農砲＞：M-46海外シリーズ（カノン砲）を参照。

＜５９式−Ｔ機銃＞：SGM海外シリーズ（重機関銃）を参照。

＜５９式手槍＞：中国軍の拳銃で、マカロフ自動拳銃のコピー。高級将校用として配備された。参考：月刊軍事研究5,’09

＜５９式戦車シリーズ＞：中国陸軍主力戦車、工場製品名WZ-120。1957年頃から1980年代までに約１万両が生産され、アルバニア、イラク、北朝鮮、バングラデシュ、コンゴ、カンボジア、パキスタン、タンザニア、ベトナム、ジンバブエなどに輸出もされた。参考：月刊グランドパワー6,’04、世界AFV年鑑2002-2003、AFV’94

　＜５９式戦車＞：1953年型T-54に相当する。主砲は100mmライフル砲D-10Tのコピーで、砲口近くに排煙器を持ち、油圧駆動式、俯仰角はマイナス４度からプラス17度。HVAPが主弾種だったが、1970年代からAP100-2APFSDSが使用できるようになった。副武装は装填手用ハッチの対空用54式12.7mm機銃（DShKのコピー）、7.62mm同軸機銃59式-T（SGMのライセンス生産型）、車体前方搭載7.62mm 機銃である。FCSはスタジアメトリック機構を組み込んだ車長用照準潜望鏡と、砲手用望遠照準器のみだったが、1970年代になってレーザー測距器（主砲上の投光器脇に装備）、弾道コンピュータ、センサーを装備する車両が出始めた。赤外線暗視装置は当初装備していなかったが、砲身基部に大型の赤外線サーチライト、車長用キューポラに小型赤外線サーチライトを取り付け、砲手用夜間照準装置と車長用暗視機構を組み込んで夜間戦闘能力を獲得したものもある。装甲厚はT-54と同等とすると砲塔正面で203mm、車体前面で97mmだが、実際はそれより薄い可能性がある。エンジンはV-54を国産化した12150L液冷Ｖ型12気筒４サイクルディーゼル（520馬力）、トランスミッションはマニュアル式スタティック・シンクロメッシュ（前進５速・後進１速）、メインクラッチは乾式多板方式、操向装置は手動の遊星歯車付きクラッチ・ブレーキ式と、全てT-54のコピーとなっている。懸架装置はトーションバー式。履帯はシングルピン・シングルブロック式だが、1980年代になってダブルピン・ダブルブロック式（ドイツ・ディール社製とみられる）のものを装備するものが登場した。航続距離は外部燃料タンク無しで400km。シュノーケル装備で水深5.5mまで潜水可能。参考：世界AFV年鑑2002-2003、AFV’94、月刊PANZER3,’01

　＜５９式戦車�T型＞：WZ-120A。砲口排煙器、簡易型射撃統制装置、改良型ハッチを搭載したタイプ。TPN-1暗視照準装置とルナ赤外線サーチライトも追加しており、T-54Bにあたる。ただし砲塔旋回に追随するターンテーブルは無い。分割式サイドスカートやS-83-�U（82式揚州）レーザー測距器を搭載したタイプもある。輸出型はゴム製サイドスカートを標準装備する。1980年頃から国営第617工場で改修され、同時期に100mm砲用のAP-100-2APFSDS弾も導入した。参考：月刊グランドパワー6,’04、月刊軍事研究4,’02、月刊PANZER3,’01

　＜改良型５９式戦車�T型＞：FCSを更新し、レーザー測距器を装備したタイプ。参考：世界AFV年鑑2002-2003

　＜５９式戦車�U型＞：WZ-120B。主砲を83式105mm戦車砲（サーマルスリーブ無し）に換装したタイプで、オーストリアとイスラエルの協力を得たといわれる。APFSDS-Tを使用すると射距離2000mで装甲貫徹力460-600mmらしい（ちょっと強力すぎる気もするが）。FCSはオーストリアと提携して開発したもので、弾道コンピュータとレーザー測距器を組み合わせたとされるが、搭載されていないという説もある。ダブルピン・ダブルブロック式の履帯を装備する車両が多い。エンジンが580馬力に強化され、路上最大速度が50kmになった。参考：月刊グランドパワー6,’04、世界AFV年鑑2002-2003、AFV’94、月刊PANZER3,’01

　＜５９式戦車�UＡ型＞：履帯をダブルピン・ダブルブロックとし、主砲をサーマルスリーブ付き83式105mm戦車砲に換装したタイプ。参考：月刊グランドパワー6,’04

　＜５９式戦車Ｄ／Ｄ１型＞：WZ-120C/C1。ロシアの協力で開発したコンタクト５類似の爆発反応装甲を�U型系列に装備し、105mm徹甲弾に対抗できる防御力を持たせたもの。開発中。参考：月刊グランドパワー6,’04、月刊軍事研究5,’07

　＜ＢＷ−１２０Ｋ＞：120mm砲を搭載するもので、2000年から開発を進めている。装弾数28-34発。参考：月刊グランドパワー6,’04

＜５９式戦車ファミリー＞

　＜無人戦車＞：遠隔操縦装置を積んで無人化したもの。2018年に中国中央電視台が映像を公開した。参考：月刊軍事研究8,’18

＜５９式戦車・海外シリーズ＞

　＜５９式戦車（北朝鮮陸軍）＞：北朝鮮陸軍主力戦車。対空機銃を14.5mmKPVTに換装した。車体後部に対戦車ミサイルを載せて戦闘力向上を図ったものもあるらしい。参考：月刊グランドパワー4,’03

　＜アル・ザラー＞：パキスタン陸軍主力戦車。パキスタン独自の改修型で、アル・ハリドの開発が遅れていることから、繋ぎ用に開発された。フェーズ�Tで主砲を105mmライフルに換装、コンピュータと砲２軸安定化装置を搭載。フェーズ�Uでエンジン強化、夜間暗視能力向上を実施。フェーズ�Vで主砲を半自動装填装置付き125mm滑腔砲に換装、リアクティブアーマーを装備し、エンジンを730馬力に強化した。FCSの強化により、目標最大探知距離は6000m、最大認識距離は3500m、最大判別距離は1500mになったという。レーザー測距器や弾道コンピュータも搭載した。路上最大速度55km、航続距離400km。乗員４名。611両を改修する予定で、2004年2月から引き渡されている。参考：月刊PANZER8,’03、6,’00、月刊軍事研究6,’07

＜５９式戦闘機＞：殲撃６型シリーズ（戦闘機）を参照。

＜５００＞：中国海軍054A型フリゲート咸寧（Xianning）。2018年8月就役。2019-22年現在、南海艦隊に配備されている。2023年9月13日0800頃、002型空母17山東、052D級ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、054A級フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南650kmを航行するのを、DD-109ありあけが確認した。参考：月刊世界の艦船2,’19、4,'21、4,’22、12,’23

＜５００Ｍ＞：OH-6シリーズ（ヘリ）を参照。

＜５００ＭＤ＞：OH-6シリーズ（ヘリ）を参照。

＜５００型＞：中国軍の機雷で、AMD-500をベースに開発された。主に輸出用として生産されている。参考：軍用機ウェポン・ハンドブック

＜５００ポンド訓練爆弾＞：自衛隊の火工品。石川製作所製。参考：月刊軍事研究4,’10

＜５０１＞：中国海軍056型コルベット信陽（Xinyang）。2015年3月7日就役、東海艦隊に配備された。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2022年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’16、5,’15、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０１−Ｄ２２Ｄ＞：アリソン社が開発したターボプロップエンジン。インレット・ガイドベーン１段、圧縮機は軸流式14段、燃焼器はカニュラー式で燃焼室６個、タービン段数４段。全長3.708m、直径1.041m、重量826kg。通常巡航出力4061馬力、離昇出力4591馬力。参考：世界の軍用機1979

＜５０２＞：中国海軍056型コルベット黄石（Huangshi）。2015年5月6日就役、北海艦隊に配備された。2017年現在、北海艦隊に配備されている。7月23日1630頃、下対馬南西200kmを北東に航行するのを、PG-826おおたかと第４航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を抜けて日本海を北上している。7月26日、ウラジオストクに入港。8月1-12日、海洋杯2017（ロシア主催国際軍事競技会海洋部門）に参加。8月14日1600頃、上対馬北東100kmを南西に航行するのを、PG-826おおたかと第４航空群P-1、P-3Cが確認した。その後対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2018-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’16、4,’16、3,’17、10,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０２＞：アルジェリア海軍エル・カッセフ１級掃海艇２番艇エル・カッセフ２（El-Kasseh 2）。2019年就役。参考：月刊世界の艦船11,’19

＜５０２＞：中国海軍65型護衛艦、南充（Nanchong）。退役後は中国海軍博物館に展示されていたが、船体老朽化で解体された。参考：月刊世界の艦船10,’19

＜５０３＞：アルジェリア海軍エル・カッセフ１級掃海艇３番艇エル・カッセフ３（El Kassseh 3）。参考：月刊世界の艦船10,’22

＜５０３＞：中国海軍056型コルベット宿州（Suzhou）。2015年2月11日就役、東海艦隊に配備された。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船3,’16、5,’15、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０４＞：中国海軍056型コルベット宿遷（Suqian）。2015年7月19日（20日？）就役、南海艦隊に配備された。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、10,’15、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０５＞：中国海軍056型コルベット秦皇島（Qinhuangdao）。2015年10月16日就役、北海艦隊に配備された。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’16、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’21

＜５０５＞：チュニジア海軍143B級ミサイル艇ハミルカル（Hamilcar）。元はドイツ海軍143級ミサイル艇スペルベルで、2005年にドイツから購入した。2020年6月13日、アメリカ海軍との共同演習に参加。6月22日、チュニジア海軍哨戒艦P611シュファリクス、ミサイル艇505ハミルカルと共に、SNMG2所属イタリア海軍フリゲートF-591ヴィルジニオ・ファザン及びトルコ海軍フリゲートF246サーリヒレイスと共に地中海で共同演習に参加。参考：月刊世界の艦船9,’20

＜５０６＞：中国海軍056型コルベット荊門（Jingmen）。2016年1月24日就役、南海艦隊に配備された。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’16、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０７＞：台湾海軍パタプスコ級油槽艦１番艦長白（チャンパイ）。元はアメリカ海軍AOG-7エルクホーンである。1961年4月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５０７＞：中国海軍056型コルベット銅仁（Tongren）。2016年2月就役。2017-21年現在、南海艦隊に配備されている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’17、3,’16、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０８＞：中国海軍056型コルベット曲靖（Quijing）。2016年6月就役。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’17、3,’16、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５０９＞：中国海軍056型コルベット淮安（Huaian）。2016年8月就役。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年12月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船3,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,’22

＜５０９＞：中国海軍江滬�T型フリゲート１番艦、承徳（チャントー）。2017年現在、退役済。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船3,’17

＜５１０＞：中国海軍江滬�T型フリゲート２番艦、紹興（シャオシン）。2017年現在、退役済。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船3,’17

＜５１０＞：中国海軍056型コルベット寧徳（Ningde）。2016年12月就役。2018-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５１１＞：中国海軍江滬�T型フリゲート３番艦、南通（Nantong、ナントン）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船3,’17

＜５１１＞：中国海軍056型コルベット保定（Baoding）。2016年12月就役。2018-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５１２＞：中国海軍056型コルベット菏沢（Heze）。2016年12月就役。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’17、3,’16、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５１２＞：中国海軍江滬�T型フリゲート４番艦、無錫（Wuxi、ウーシー）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１３＞：中国海軍江滬�T型フリゲート５番艦、華陰（Huayin、ホアイン）。1999年7月15日、沖縄県魚釣島の北113-260kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2018年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’00、3,’17、3,’18、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１３＞：中国海軍056型コルベット鄂州（Ezhou）。2017年12月就役。2018-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５１４＞：中国海軍江滬�T型フリゲート６番艦、鎮江（Zhenjiang、チェンチァン）。1999年7月15日、沖縄県魚釣島の北113-260kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2017年現在、退役済。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、3,’00、3,’17

＜５１４＞：中国海軍056型コルベット32番艦、六盤水（Liupanshu）。2016年3月31日進水、2017年3月就役。2018-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５１５＞：台湾海軍パタプスコ級油槽艦２番艦龍泉（ルンチュアン）。元はアメリカ海軍AOG-53ナマカゴンである。1971年6月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１５＞：中国海軍江滬�T型フリゲート７番艦、厦門（Xiamen、シアメン）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１５＞：中国海軍054A級フリゲート23番艦、浜州（Binzhou）。2016年12月就役。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2018年4月5日0800頃、054A級フリゲート530徐州、福池型補給艦886千島湖と共に、宮古島北北東130kmを南東に航行するのを、DE-230じんつうが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に向け南東に航行している。6月16-24日、キール・ウイーク2018に参加。ちなみにバルトップス2018演習には参加していない。10月2日1130頃、054A級フリゲート530徐州、福池型補給艦886千島湖と共に宮古島東北東100kmを北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北に進み、東シナ海に向かっている。2019年現在、東海艦隊に配備されている。2019年5月26日0700頃、宮古島北東100kmを南に航行するのを、第４航空群P-1と第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に進出、5月30日に沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2020年現在、東海艦隊に配備されている。2020年3月24日1630頃、下対馬南西150kmを北東に航行するのを、PG-826おおたかが確認した。その後対馬海峡を北上して一時的に日本海に進出し、3月25日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。6月26日2000頃、久米島北西300kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に進出、6月28日に沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2021年現在、東海艦隊に配備されている。2021年4月30日0100頃、宮古島北北東150kmを南東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C、DE-229あぶくまが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を南下し太平洋に進出、5月1日に台湾と与那国島の間を北上して東シナ海に向かっている。10月11日1300頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート573柳州、福池型補給艦902東平湖、大老型潜水艦救難艦846と共に、対馬南西320kmを北東に航行するのを、DE-230じんつう、AMS-4303あまくさ、第１航空群P-1哨戒機、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。10月14-17日、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート573柳州、福池型補給艦902東平湖、大老型潜水艦救難艦846、通常動力型潜水艦１隻と共に、日本海でロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフとの中露共同演習海上連合2021に参加。10月18日0800頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート573柳州、福池型補給艦902東平湖、ロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフと共に、北海道奥尻島南西110kmを東に航行するのを、第２航空群P-3C哨戒機、MSC-687いずしま、MSC-689あおしまが確認した。その後これらは津軽海峡を東に進み、太平洋に向かっている。1800頃、これらが青森県尻屋崎東南東40kmを南東に航行するのを、第２航空群P-3C哨戒機、MSC-687いずしま、DD-110たかなみ、DD-152やまぎりが確認した。その後これらは10月20日0100頃には千葉県犬吠埼東130kmを南に航行、10月21日0400頃には小笠原諸島須美寿島と鳥島の間を西に進み、須美寿島南西50-100kmで054A級フリゲート１隻からKa-28ヘリ、ステレグシュチイ級フリゲート１隻からKa-27ヘリを発着艦させたため空自がスクランブル発進した。10月22日1300頃、これら中露艦艇が高知県足摺岬南180kmを西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、DD-152やまぎり、DE-234とねが確認した。その後これらは大隅海峡を西に航行して東シナ海に向かい、10月23日1000頃に長崎県男女群島南南東130kmで055型ミサイル駆逐艦101南昌からZ-9ヘリを発着艦させたため空自がスクランブル発進した。10月23日1100頃、ロシア海軍艦艇と分離した。2022年現在、東海艦隊に配備されている。6月1日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、福池型補給艦904高郵湖、071型揚陸艦986四明山と共に、奄美大島北西120kmを南東に航行するのを、AOE-425ましゅうと第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは奄美大島と横当島の間を東に進み、太平洋に向かっている。2023年1月15日0100頃、052D級ミサイル駆逐艦155南京と共に、大正島北東120kmを南東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機とAOE-424はまなが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。3月16日1000頃、奄美大島西160kmを東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、第４航空群P-1哨戒機、DE-230じんつう、MSC-691ししじまが確認した。その後奄美大島と横当島の間を北東に進み、太平洋に向かっている。3月18日0900頃、石垣島南西120kmを西に航行するのを、DE-230じんつうが確認した。その後与那国島と台湾の間を北に進み、3月19日に魚釣島西80kmを北に航行している。5月24日0500頃、052C級ミサイル駆逐艦152済南と共に、宮古島北東130kmを南東に航行するのを、MSC-690みやじまと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に航行し、太平洋に向かっている。5月25日0400頃、052C級ミサイル駆逐艦152済南と共に、与那国島南100kmを北西に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とDD-157さわぎりを確認した。その後これらは与那国島と台湾の間を北に進み、魚釣島西70kmを北上している。参考：月刊世界の艦船3,’18、6,’18、9,’18、12,’18、2,’19、8,’19、3,’20、6,'20、9,’20、2,’21、4,'21、7,’21、1,’22、4,’22、3,’23、4,’23、5,’23、7,’23

＜５１６＞：中国海軍江滬�T型フリゲート８番艦、九江（Jiujiang、チウチァン）。1999年5月14日、沖縄県魚釣島の北110kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2018年現在、退役済。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、3,’00、3,’17、3,’18

＜５１７＞：台湾海軍パタプスコ級油槽艦３番艦興龍（シンルン）。元はアメリカ海軍AOG-57ペカトニアである。1972年7月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１７＞：中国海軍江滬�T型フリゲート９番艦、南平（Nanping、ナンピン）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１７型＞：中国海軍長距離二次元対空捜索レーダー、NATOコードはナイフ・レスト（Knife Rest）。ソ連の地上配備型P-8ドルフィン早期警戒レーダーがベースらしい。八木アンテナ式で、超短波または極超短波（Kuバンド）を使用する。使用波長の関係でステルス機もある程度捉えられるが、非ステルス機の探知能力に劣るという欠点を持つ。ピーク出力100kW、探知距離300km。517A型、517B型、517H型、517H1型といったサブタイプがあり、江衛�T型、江衛�U型、旅大型、051B級、052C級、052D級などに搭載されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、1,'15増刊、5,’15、11,’14、4,'21、月刊軍事研究5,’13、6,’13

＜５１８＞：中国海軍江滬�T型フリゲート10番艦、吉安（Jian、チーアン）。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2018年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５１８＞：中国海軍056型コルベット義烏（Yiwu）。2017年6月就役。2018-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５１８型＞：中国海軍二次元対空捜索レーダー、NATOコードはシー・アイ。アンテナは略矩形パラボラ型。使用周波数Ｌバンド（1.22-1.35GHz）、探知距離280km。参考：月刊世界の艦船1,'15増刊

＜５１９＞：中国海軍江滬�T型フリゲート11番艦、長治（Changzhi、チャンチー）。2017年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５２０＞：中国海軍056型コルベット漢中（Hanzhong）。2017年7月就役。2018-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５２０Ｔ型＞：紅箭級（ミサイル艇）を参照。

＜５２１＞：中国海軍江衛�U型フリゲート１番艦、嘉興（Jiaxin、チアシン）。1998年11月就役。2002年5月8日、韓国の仁川を訪問。2012年2月3日0900頃、054A型フリゲート549常州と共に、宮古島の北東110kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2月10日1700頃、054A型フリゲート549常州、江衛�U型フリゲート522連雲港、江衛�T型フリゲート542銅陵と共に、宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDDH-181ひゅうがが確認した。2016年4月7日1500頃、江衛�U型フリゲート522連雲港、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DE-229あぶくまと第５航空群P-3Cが確認した。4月23日0300、江衛�U型フリゲート522連雲港、福池型補給艦966高郵湖と共に、仲ノ神島南南西65km／与那国島南南東74kmを太平洋から東シナ海に向け北に航行するのを、第５航空群P-3CとAGS-5106しょうなんが確認した。0730頃には与那国島北北東45kmで接続水域の外に出ている。2017-19年現在、東海艦隊に配備されている。2019年12月18日、バングラデシュ海軍に引き渡され、F16ウマル・ファロクになった。参考：月刊世界の艦船9,’02、4,’12、6,'16、7,’16、3,’17、2,’19、2,’20、3,'20、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、朝雲

＜５２１＞：ルーマニア海軍877E型キロ級潜水艦１番艦デルフィヌル（Derfinul）。1986年12月就役。参考：世界の潜水艦ハンドブック改訂第２版

＜５２２＞：中国海軍江衛�U型フリゲート２番艦、連雲港（Lianyungang、リエンユンカン）。1999年2月就役。2002年5月8日、韓国の仁川を訪問。2010年4月10日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵、ダーラン級潜水艦救難艦艦番号332、福清型補給艦882鄱陽湖、拖中型艦隊航洋曳船、キロ級潜水艦２隻と共に、沖縄の西南西140kmを太平洋に向け航行するのを、DDG-176ちょうかいとDD-114すずなみが確認した。2012年2月3日0900頃、江衛�T型フリゲート542銅陵と共に、宮古島北北東130kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2月10日1700頃、054A型フリゲート549常州、江衛�U型フリゲート521嘉興、江衛�T型フリゲート542銅陵と共に、宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDDH-181ひゅうがが確認した。2013年1月30日、DD-103ゆうだちに射撃指揮レーダーを照射した。2016年4月7日1500頃、江衛�U型フリゲート521嘉興、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DE-229あぶくまと第５航空群P-3Cが確認した。4月23日0300、江衛�U型フリゲート521嘉興、福池型補給艦966高郵湖と共に、仲ノ神島南南西65km／与那国島南南東74kmを太平洋から東シナ海に向け北に航行するのを、第５航空群P-3CとAGS-5106しょうなんが確認した。0730頃には与那国島北北東45kmで接続水域の外に出ている。2017-19年現在、東海艦隊に配備されている。2019年12月18日、バングラデシュ海軍に引き渡され、アブ・ウバイダになった。参考：月刊世界の艦船9,’02、4,’12、6,’16、7,’16、3,’17、3,’18、2,’19、2,’20、3,’20、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊軍事研究7,’10、朝雲

＜５２３＞：中国海軍江衛�U型フリゲート３番艦、莆田（Putian、プーティエン）。1999年10月就役。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、8,’11、5,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５２３＞：中国海軍054A級フリゲート。2023年9月11日0800-0900頃、052D級ミサイル駆逐艦133包頭、同134紹興、054A級フリゲート537舟山、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波と共に、宮古島北東140kmを南東に航行するのを、FFM-3のしろ、AOE-422とわだ、MSC-692くろしま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは052C級ミサイル駆逐艦151鄭州、052D級ミサイル駆逐艦154厦門、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州と共に沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船11,’23

＜５２４＞：台湾海軍雲峰級戦闘輸送艦１番艦雲峰（ユンフェン）。1982年9月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５２４＞：中国海軍江衛�U型フリゲート４番艦、三明（Sanming、サンミン）。1999年11月就役。2011年6月9日0900、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵と共に宮古島北東100kmを南東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後フィリピン東方沖でソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に（潜水艦もいたかもしれない）、艦載無人航空機を飛行させたり、対潜訓練などを行ったりした。6月22-23日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に宮古島の北東110kmを航行するのをDDH-144くらまなどが確認した。2015年6月12日0000頃、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、宮古島北北西270kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DDH-144くらまと第５航空群P-3Cが確認した。両艦は翌日には与那国島南南西290kmを航行している。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船9,’11、5,’15、9,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５２５＞：台湾海軍雲峰級戦闘輸送艦２番艦武岡（ウーガン）。1984年10月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５２５＞：中国海軍054級フリゲート１番艦馬鞍山（Maanshan、マーアンシャン）。2003年9月11日進水、2005年2月就役。2009年10月から2010年4月まで、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。2011年2月からソマリア沖海賊対処任務に就いた。2012年11月28日0900-1000、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、054A級フリゲート529舟山と共に宮古島の北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行しているのをDD-102はるさめと第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖ノ鳥島の西南西500kmの海域で艦載ヘリ飛行訓練や洋上補給を実施している。12月10日0500頃、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、054A級フリゲート529舟山と共に、与那国島の南南東49kmを太平洋から東シナ海に向け北東に航行するのをDD-154あまぎりと第５航空群P-3Cが確認した。2015年12月7日1430頃、054級フリゲート526温州と共に、宮古島北東130kmを南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後宮古水道を東に進んで東シナ海から太平洋に入り、2300頃には与那国島南220kmを南西に航行している。12月13日0500頃、054級フリゲート526温州と共に、宮古島北東130kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。2300頃には与那国島南220kmを南西に航行している。2017-20年現在、東海艦隊に配備されている。2020年1月18日、黄浦江右岸に停泊しているのが確認された。兵装とレーダーを全撤去しており、改装を受けているらしい。2021-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊軍事研究4,’05、月刊世界の艦船9,’11、3,’10、2,’12、3,’16、3,’17、3,’18、2,’19、5,’20、4,'21、4,’22、朝雲

＜５２６＞：台湾海軍雲峰級戦闘輸送艦３番艦新康（シンカン）。1988年11月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５２６＞：中国海軍054級フリゲート２番艦温州（Wenzhou、ウェンチョウ）。2003年11月30日進水、2006年9月就役。2006年12月21日、沖縄本島の北西400kmを航行するのを海上自衛隊P-3Cが確認した。2009年10月から2010年4月まで、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。2011年2月からソマリア沖海賊対処任務に就いた。2013年1月19日、SH-60Kヘリに射撃指揮レーダーを照射した。2015年12月7日1430頃、054級フリゲート525馬鞍山と共に、宮古島北東130kmを南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後宮古水道を東に進んで東シナ海から太平洋に入り、2300頃には与那国島南220kmを南西に航行している。12月13日0500頃、054級フリゲート525馬鞍山と共に、宮古島北東130kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。2300頃には与那国島南220kmを南西に航行している。2017-18年現在、東海艦隊に配備されている。2018年7月27日1400頃、上対馬北東100kmを南西に航行するのを第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。2019-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊軍事研究4,’05、月刊世界の艦船3,’07、3,’10、9,’11、3,’16、3,’17、3,’18、10,’18、2,’19、4,'21、4,'22、朝雲

＜５２７＞：中国海軍江衛�U型フリゲート９番艦、洛陽（Luoyang）。2004年9月進水、2005年1月就役。2009年6月22日、沖ノ鳥島北東260kmに進出した。2010年3月18日、江滬�V型フリゲート535黄石と共に沖縄本島の西南西180kmを航行するのをDD-132あさゆきが確認した。7月3日2030頃、051C級駆逐艦116石家荘と共に沖縄の西南西170kmを南東に航行するのをDD-104きりさめ（DDG-174きりしま？）が確認した。2011年7月25日、鄭和級練習艦81鄭和と共に練習艦隊として大連を出港。7月27日、鄭和級練習艦81鄭和と共に下対馬の西50kmを航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。8月4日、中国艦として15年ぶりに北朝鮮を訪問。8月9日、鄭和級練習艦81鄭和と共に上対馬の東50kmを航行するのを第４航空群P-3Cが確認した。11月23日、旅滬型駆逐艦113青島、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート538煙台と共に宮古島北東100kmを航行するのをDDG-172しまかぜが確認した。12月1日、旅滬型駆逐艦113青島、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート538煙台と共に宮古島北東110kmを航行するのをDD-113さざなみが確認した。2014年7月12日0600頃、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に沖縄本島南西540kmを北東に航行するのをDD-129やまゆきと第５航空群P-3Cが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間を北西に進んでいる。2017-18年現在、北海艦隊に配備されている。2019年、南海艦隊に移った。2020-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊軍事研究4,’05、月刊世界の艦船6,’14、9,’09、9,’10、4,’11、10,’11、3,’12、10,’14、3,’17、3,’18、2,’19、2,’20、4,'21、4,’22、朝雲

＜５２７Ｍ型＞：プルト型（救難曳船）を参照。

＜５２８＞：中国海軍江衛�U型フリゲート10番艦綿陽（Mianyang）。2004年5月進水、2004年10月就役。2009年6月22日、沖ノ鳥島北東260kmに進出した。2010年3月18日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽と共に沖縄本島の西南西180kmを航行するのをDD-154あまぎりが確認した。2012年6月13日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、福清型補給艦881洪澤湖と共に、屋久島の西410kmを航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を抜けて太平洋に進出、10日間にわたり演習を行った。6月23日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、福清型補給艦881洪澤湖と共に、宮古島北東110kmを太平洋から東シナ海に向け航行するのをDD-154あまぎりが確認した。10月4日1800-1900頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート546塩城、福清型補給艦881洪澤湖、大江級潜水艦救難艦861長興島、大撈級潜水艦救難艦864海洋島と共に沖縄県宮古島の北東110kmの宮古水道を東シナ海から太平洋に向かって南東に航行するのを第５航空群P-3CとDD-127いそゆきが確認した。10月16日0700頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート546塩城、福清型補給艦881洪澤湖、大江級潜水艦救難艦861長興島、大撈級潜水艦救難艦864海洋島と共に、沖縄県中ノ神島南西44km（与那国島南南西49km）を太平洋から東シナ海に向けて北に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2014年3月8日に行方不明となったマレーシア航空機の捜索に参加。6月7日1500頃、江衛�U型フリゲート565楡林、福清型補給艦881洪澤湖と共に宮古島北東120kmを南東に航行するのをDD-132あさゆきと第５航空群P-3Cが確認した。6月22日、江衛�U型フリゲート565楡林、福清型補給艦881洪澤湖と共に種子島東110kmを航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。2017-18年現在、北海艦隊に配備されている。2019年、南海艦隊に移った。2020-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊軍事研究4,’05、月刊世界の艦船9,’09、4,’11、9,’12、4,’13、6,’14、8,’14、3,’15、3,’17、3,’18、2,’19、2,’20、4,'21、4,’22、朝雲

＜５２９＞：中国海軍054A級フリゲート舟山（Zhoushan、ゾウシャン）。2008年1月就役。2009年7-12月、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。12月14日、香港に入港。12月17日、香港を出港し、舟山海軍基地に向かった。2010年11月から2011年5月まで、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。2012年4月29日、054A級フリゲート530徐州、東調型情報収集艦851北極星と共に屋久島の西430kmを東シナ海から太平洋に向け東に航行するのを第４航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖ノ鳥島東700kmでUAVの飛行訓練を行っている。5月14日2300-2400頃、054A級フリゲート530徐州、東調型情報収集艦851北極星と共に宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDD-110たかなみ、DD-155はまぎり、第５航空群P-3Cが確認した。10月19日、東海協作2012演習に参加。11月28日0900-1000、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、054級フリゲート525馬鞍山と共に宮古島の北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのをDD-102はるさめと第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖ノ鳥島の西南西500kmの海域で艦載ヘリ飛行訓練や洋上補給を実施している。12月10日0500頃、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、054級フリゲート525馬鞍山と共に、与那国島の南南東49kmを太平洋から東シナ海に向け北東に航行するのをDD-154あまぎりと第５航空群P-3Cが確認した。2013年10月18日から11月1日、西太平洋で機動−５号演習に参加。10月23日1800頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、054A級フリゲート538煙台、同530徐州と共に、宮古島の北北西300kmの東シナ海を太平洋に向け南東に航行するのをDD-107いかづちが確認した。10月29日、054A級フリゲート530徐州と共に、仲ノ神島南西44kmを航行するのを、DD-128はるゆきが確認した。2014年12月12日1800頃、ソブレメンヌイ�U型駆逐艦138泰州、052C級ミサイル駆逐艦151鄭州、054A級フリゲート548益陽、福池級補給艦886千島湖、東調型情報収集艦851北極星と共に、宮古島南東120kmを太平洋から東シナ海に向け北に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-112まきなみが確認した。2016年4月8日0930頃、054A級フリゲート531湘潭、福池級補給艦890巣湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年3月23日0930頃、054A級フリゲート530徐州、福清型補給艦882鄱陽湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DD-151あさぎりが確認した。その後これらは太平洋に向け南東に航行している。4月18日0330頃、054A級フリゲート530徐州、福清型補給艦882鄱陽湖と共に、種子島東50kmを西北西に航行するのを、DD-130まつゆきが確認した。その後大隅海峡を西に抜けて東シナ海に入っている。2018-19年現在、東海艦隊に配備されている。2019年6月16日1500頃、宮古島東180kmを北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を北西に航行して東シナ海に向かっている。7月22日0700頃、下対馬南西200kmを北東に航行するのをPG-826おおたかが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に進出し、7月23日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。12月21日0900頃、下対馬南西200kmを北東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-685とよしま、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これは対馬海峡を北上して日本海に進出し、12月23日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2020-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年9月18日1200頃、宮古島東130kmを北西に航行するのを、MSC-692くろしまと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。4月26日0200頃、071型ドック型輸送揚陸艦988沂蒙山と共に宮古島東北東100kmを北西に航行するのをAOE-424はまなと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かっている。6月21日1400頃、052D型ミサイル駆逐艦131太原、054A型フリゲート599安陽と共に、久米島北西280kmを南東に航行するのを、AOE-423ときわ、MSC-691ししじま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。6月23日2100頃、052D型ミサイル駆逐艦131太原と共に、宮古島南130kmを北に航行するのを、DD-119あさひ、MSC-691ししじま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かっている。2023年10月29日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南620kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月30日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南670kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月31日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南640kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月1日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南東1200kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月2日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南東1380kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月15日0600頃、052D級ミサイル駆逐艦132蘇州、福池級補給艦904高郵湖と共に、種子島東北東60kmを西に航行するのを、DE-233ちくまと第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは大隅海峡を西に進み、東シナ海に入っている。

参考：月刊世界の艦船3,’10、4,’10、8,’12、2,’13、9,’11、1,’14、4,’14、3,’15、6,’16、3,’17、6,’17、7,’17、3,’18、2,’19、9,’19、10,’19、3,'21、4,'21、12,'21、4,'22、7,'22、9,'22、1,'24、月刊軍事研究3,’10、2,’15、朝雲

＜５２９型＞：中国海軍遠隔操縦式掃海艇の推定型式名。船型は平甲板型で、船内の電磁コイルで磁気掃海、船尾の音響掃海具で音響掃海を行う。有人操縦も可能で、H/TJM-01機雷処分具を有人運用すれば機雷掃討も行える。渦蔵型掃海艇１隻で本型３隻を運用する。全長30m前後。2010年頃に存在が確認され、2019年現在で６隻が就役している。参考：月刊世界の艦船5,’15、2,’19

＜５３０＞：ステレグシュチイ（フリゲート）を参照。

＜５３０＞：台湾海軍武夷級補給艦武夷（ウーイ）。1990年6月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３０＞：中国海軍054A級フリゲート徐州（Xuzhon、シュィチョウ）。2008年1月就役。2009年7-12月、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。12月14日、香港に入港。12月17日、香港を出港し、舟山海軍基地に向かった。2010年11月から2011年5月まで、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。2012年4月29日、054A級フリゲート529舟山、東調型情報収集艦851北極星と共に屋久島の西430kmを東シナ海から太平洋に向け東に航行するのを第４航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖ノ鳥島東700kmでUAVの飛行訓練を行っている。5月14日2300-2400頃、054A級フリゲート529舟山、東調型情報収集艦851北極星と共に宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDD-110たかなみ、DD-155はまぎり、第５航空群P-3Cが確認した。2013年10月18日から11月1日、西太平洋で機動−５号演習に参加。10月23日1800頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、054A級フリゲート538煙台、同529舟山と共に宮古島の北北西300kmの東シナ海を太平洋に向け南東に航行するのをDD-107いかづちが確認した。10月29日、054A級フリゲート529舟山と共に仲ノ神島南西44kmを航行するのを、DD-128はるゆきが確認した。2015年2月13日、ソブレメンヌイ�U型駆逐艦139寧波と共に宮古島北東110kmの東シナ海を南東に航行するのをDD-155はまぎりと第１航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を東に航行して太平洋に進出、福池型補給艦886千島湖と合流して訓練を行った。3月2日0600頃、ソブレメンヌイ�U型駆逐艦139寧波と共に、奄美大島北東140kmを太平洋から東シナ海に向け西に航行するのを、DE-232せんだいと第１航空群P-3Cが確認した。その後奄美大島と横当島の間を通過している。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年3月23日0930頃、054A級フリゲート529舟山、福清型補給艦882鄱陽湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DD-151あさぎりが確認した。その後これらは太平洋に向け南東に航行している。4月18日0330頃、054A級フリゲート529舟山、福清型補給艦882鄱陽湖と共に種子島東50kmを西北西に航行するのをDD-130まつゆきが確認した。その後大隅海峡を西に抜けて東シナ海に入っている。2018年現在、東海艦隊に配備されている。2018年4月5日0800頃、054A級フリゲート515浜州、福池型補給艦886千島湖と共に、宮古島北北東130kmを南東に航行するのを、DE-230じんつうが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を通過して太平洋に向け南東に航行している。10月2日1130頃、054A級フリゲート515浜州、福池型補給艦886千島湖と共に宮古島東北東100kmを北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北に進み、東シナ海に向かっている。12月11日1500頃、久米島西70kmを南に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間の海域を南東に進み、太平洋に向かっている。12月14日2100頃、久米島南100kmを北西に航行するのを、DEじんつうが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間の海域を北西に進み、東シナ海に向かっている。2019年現在、東海艦隊に配備されている。3月28日0300頃、054A型フリゲート532荊州、福池型補給艦890巣湖と共に、口之永良部島西100kmを南東に航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。4月2日0900頃、054A型フリゲート532荊州、福池型補給艦890巣湖と共に、宮古島東北東100kmを北西に航行するのを、DD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間の海域を北西に進み、東シナ海に向かっている。4月15日1400頃、宮古島北東120kmを南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDDG-176ちょうかいが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、一時的に太平洋に進出、同日に沖縄本島と宮古島の間を北西に進んで東シナ海に向かっている。2020-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月19日1800頃、宮古島東北東140kmを北に航行するのを、MSC-692くろしまとAOE-422とわだが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。5月23日0700頃、対馬南西120kmを北東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-686うくしま、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後054A型フリゲート579邯鄲と共に、対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。5月24日1600頃、対馬北東120kmを南西に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-686うくしま、MSC-681すがしま、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後054A型フリゲート579邯鄲と共に、対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。2023年5月3日0500頃、052D型ミサイル駆逐艦133包頭と共に、魚釣島北西80kmを南西に航行するのを、DD-157さわぎり、AOE-424はまな、第４航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは魚釣島西80km及び与那国島と台湾との間を南下し、5月8日に大隅海峡を西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船3,’10、4,’10、8,’12、9,’11、4,’13、1,’14、4,’14、5,’15、3,’17、7,’17、3,’18、12,’18、2,’19、3,’19、6,’19、3,’20、4,'21、2,'22、4,'22、8,'22、月刊軍事研究3,’10、朝雲

＜５３１＞：北朝鮮海軍ナジン型フリゲート１番艦。1973年就役。1993年5月、ノドン１号発射実験支援のため日本海に進出。参考：月刊世界の艦船9,’01

＜５３１＞：タイ海軍カムロンシン級哨戒艦１番艦カムロンシン（Khamronsin）。1992年就役。2017年11月20日、タイのパタヤ沖でタイ海軍主催ASEAN創設50周年記念観艦式に参加。参考：月刊世界の艦船2,’18

＜５３１＞：ロシア海軍プロジェクト20380ステレグシュチイ級コルベット２番艦（プロジェクト20381型１番艦）ソーブレジーツェルニィ（Soobrasitelny。Soobrazitelny？）。2003年5月20日起工、2010年3月31日進水、2011年10月14日就役、バルチック艦隊に配備された。2011年6月29日から7月3日、IMDS2011に参加。2013年6月22-30日、ドイツのキール港でキール・ウィークに参加。2014年6月、バルト海でバルトップス2014の監視偵察を行った。2017年4月7日から5月2日、北大西洋に展開した。参考：月刊軍事研究9,’11、10,’11、10,'15、月刊世界の艦船2,’17、7,’13、9,’13、9,’14、6,’15、9,’17

＜５３１＞：中国海軍053K級フリゲート鷹潭（Yingtan）。退役後は中国海軍博物館に展示されている。参考：月刊世界の艦船10,’19

＜５３１＞：中国海軍054A級フリゲート湘潭（Xiangtan）。2016年2月就役。4月7日、ソマリア沖海賊対処のため浙江省舟山基地を出撃。4月8日0930頃、054A級フリゲート529舟山、福池型補給艦890巣湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。6月17日、キールに入港。6月18-26日、キール・ウィーク2016に参加。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年3月2日、久米島南南西90kmを北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2018-20年現在、東海艦隊に配備されている。2020年5月29日0600頃、052D型ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共に、宮古島北東160kmを南東に航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後これらは太平洋に向かっている。6月20日0730頃、052D級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共に、宮古島東130kmを北西に航行するのを、MSC-692くろしまと第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2021年現在、東海艦隊に配備されている。2021年5月31日0800頃、052D型ミサイル駆逐艦131太原、福池型補給艦890巣湖と共に、屋久島西240kmを東に航行するのを、DDH-182いせと第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。5月2日0600頃、大正島北160kmを南に航行するのを、DDH-183いずも、第４航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは東シナ海で遼寧型空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同118烏魯木斉、同120成都、901型補給艦901呼倫湖、052C級ミサイル駆逐艦151鄭州と合流し、沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に向かっている。5月3日1200頃、遼寧型空母16遼寧、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同118烏魯木斉、同120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖大東島南160kmを航行するのを、DDH-183いずもが確認した。5月21日1000頃、宮古島東170kmを北西に航行するのを、DD-119あさひ、DD-112まきなみ、AOE-424はまな、AMS-4303あまくさ、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは遼寧型空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同118烏魯木斉、同120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、東シナ海に向かっている。2023年3月2日0400頃、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波と共に、久米島西100kmを南東に航行するのを、DD-108あけぼのと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船6,’16、9,’16、3,’17、5,’17、3,’18、2,’19、9,'20、4,'21、8,'21、4,'22、7,'22、8,'22、5,'23、朝雲

＜５３２＞：台湾海軍磐石型補給艦磐石（Panshih）。2012年12月起工、2013年11月進水、2014年11月17日海上公試開始、2015年1月23日就役、高雄軍港で就役式典が実施された。2016年1月27日、高雄沖の南シナ海で公開訓練に参加。参考：月刊世界の艦船3,’15、4,’15、6,’16

＜５３２＞：中国海軍054A級フリゲート21番艦、荊州（Jingzhou）。2016年1月5日就役、東海艦隊に配備された。8月16日1900頃、054A級フリゲート578揚州、福池型補給艦886千島湖と共に、上対馬北西15kmを北北東に航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を北上している。8月25日2000頃、054A級フリゲート578揚州、福池型補給艦886千島湖と共に、上対馬東50kmを航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を南下して東シナ海に入っている。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年4月24日1500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、福池型補給艦890巣湖と共に、宮古島北東120kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DE-229あぶくまと第５航空群P-3Cが確認した。その後宮古海峡を通過して東シナ海から太平洋に出ている。2018年現在、東海艦隊に配備されている。2018年1月28日2230頃、下対馬西南西65kmを北東に航行するのを、第１航空群P-3CとDE-230じんつうが確認した。1月29日には対馬海峡を北上して日本海に進出し、同日中に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2019年現在、東海艦隊に配備されている。2019年3月28日0300頃、054A型フリゲート530徐州、福池型補給艦890巣湖と共に、口之永良部島西100kmを南東に航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。4月2日0900頃、054A型フリゲート530徐州、福池型補給艦890巣湖と共に、宮古島東北東100kmを北西に航行するのを、DD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間の海域を北西に進み、東シナ海に向かっている。7月27日0700頃、052D型ミサイル駆逐艦131太原と共に、宮古島北240kmを南に航行するのを、第５航空群P-3CとAMS-4303あまくさが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。8月1日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、131太原、054A級フリゲート576大慶、同598日照、901型補給艦965呼倫湖と共に、久米島南120kmを北に航行するのを、第５航空群P-3C、AMS-4303あまくさ、DD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2020年現在、東海艦隊に配備されている。2020年4月29日0830頃、052D級ミサイル駆逐艦131太原、福池級補給艦890巣湖と共に、宮古島北北東160kmを南東に航行するのを、MSC-692くろしまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に航行し、太平洋に向かっている。2021-22年現在、東海艦隊に配備されている。2023年4月29日1400頃、宮古島北東140kmを南東に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とMSC-685とよしまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船4,’16、11,’16、3,’17、7,’17、3,’18、4,’18、2,’19、6,’19、10,’19、7,'20、4,'21、4,'22、7,'23、朝雲

＜５３２＞：ロシア海軍プロジェクト20380ステレグシュチイ級コルベット３番艦（プロジェクト20381型２番艦）ボイキィ（Boiky）。2005年7月27日起工、2011年4月15日進水、2013年5月6日就役。7月3-7日、サンクト・ペテルブルクでIMDS2013に参加。7月28日、サンクト・ペテルブルグでロシア海軍記念日行事に参加。2017年4月7日から5月2日、北大西洋に展開。6月4日、バルティスク基地を出撃し、北大西洋に向かった。7月30日、サンクト・ペテルブルグでロシア海軍記念日の式典に参加。2018年7月30日、サンクト・ペテルブルグでロシア海軍記念日の式典に参加。参考：月刊軍事研究10,’13、9,’11、10,’13、月刊世界の艦船2,’17、7,’13、11,’13、6,’15、9,’17、11,’17、11,’18

＜５３３＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート台州（Taizhou）。1982年就役。2015年10月27日、052C級駆逐艦170蘭州と共に、航行の自由作戦に参加したDDG-82ラッセンを追跡した。2017-19年現在、南海艦隊に配備されている。2019年7月に退役した。参考：月刊世界の艦船1,’16、1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、10,’19、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３３＞：中国海軍054A型フリゲート南通。2022年5月19日0800頃、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、福池級補給艦890巣湖と共に、宮古島北150kmを南に航行するのを、AMS-4303あまくさが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に航行し、太平洋に向かっている。11月11日1400頃、052D級ミサイル駆逐艦132蘇州、福池級補給艦890巣湖と共に、宮古島南西220kmを北東に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とMSC-692くろしまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、東シナ海に向かっている。2024年1月3日1300頃、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州と共に、鹿児島県横当島南西40kmを東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは奄美大島と横当島の間を北東に進み、太平洋に向かっている。2024年1月7日1300頃、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州と共に、宮古島南東90kmを南西に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船3,’23、3,’24

＜５３４＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート金華（Jinhua、チンホア）。2017-19年現在、南海艦隊に配備されている。2019年7月に退役した。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、10,’19、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３５＞：中国海軍江滬�V型フリゲート１番艦黄石（Huangshi、ホアンシー）。1986年12月就役。2010年3月18日、江衛�U型フリゲート527洛陽と共に沖縄本島の西南西180kmを航行するのをDD-132あさゆきが確認した。2014年、バングラデシュに売却された。参考：月刊世界の艦船9,’11、5,’15、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３５＞：中国海軍056型コルベット宣城（Xuancheng）。2017年9月就役。2018-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５３５＞：ロシア海軍ヴィシュニャ型情報収集艦。2022年3月20日0200頃、対馬東北東40kmを南西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機とAMS-4303あまくさが確認した。その後対馬海峡を南下し、対馬南西70kmで反転、対馬海峡を北上して日本海に向かっている。3月29日1400頃、対馬東北東60kmを南西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機とMSC-601ひらしまが確認した。その後対馬海峡を南下し、東シナ海に向かっている。7月6日0500頃、沖ノ鳥島南南東45kmを西に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後沖ノ鳥島の接続水域内を西に航行し、出域した後も西に進んでいる。7月9日0700頃、宮古島東北東110kmを北に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とMSC-692くろしまが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かっている。7月11日0100頃、長崎県男女群島西130kmを北東に航行するのを、AMS-4303あまくさと第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。12月3日1900頃、対馬北東60kmを南西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機とPG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を南西に進んでいる。12月8日0900頃、沖縄県久米島北西50kmを南に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とDD-158うみぎりが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。2023年3月23日0200頃、沖縄本島南東80kmを西に航行するのを、MSC-602やくしまが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船3,’23、6,’23

＜５３６＞：中国海軍江滬�V型フリゲート２番艦蕪滬（Wuhu、ウーフー）。1987年就役。2014年、バングラデシュに売却された。参考：月刊世界の艦船9,’11、5,’15、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３６＞：中国海軍054A級フリゲート許昌（Xuchang）。2017年6月就役。2018-22年現在、南海艦隊に配備されている。2023年4月8日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、宮古島南430kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-157さわぎりが確認した。4月9日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、宮古島南230kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-157さわぎりが確認した。4月12日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905、福池型補給艦907と共に、宮古島南220kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月13日2000頃、002型空母17山東、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905、福池型補給艦907と共に、宮古島南南東460kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月14日2000頃、002型空母17山東、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西520kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月15日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南東370kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月16日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南南東710kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月17日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南450kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月18日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西520kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月19日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西830kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月20日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、054A型フリゲート573柳州と共に、沖ノ鳥島南西580kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月21日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、054A型フリゲート573柳州と共に、宮古島南810kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月24日0800頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、054A型フリゲート573柳州、901型補給艦905と共に、与那国島南360kmを航行するのを、DD-108あけぼのが確認した。その後これらは南シナ海に向かっている。9月13日0800頃、002型空母17山東、052D級ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、054A級フリゲート500咸寧、901型補給艦905と共に、宮古島南650kmを航行するのを、DD-109ありあけが確認した。10月28日0700頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、054A型フリゲート570黄山と共に、宮古島南460kmを航行するのを、DD-113さざなみが確認した。2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、054A型フリゲート570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南430kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月29日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南620kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月30日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南670kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月31日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南640kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月1日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南東1200kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月2日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同570黄山、901型補給艦905と共に、宮古島南東1380kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月3日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、901型補給艦905と共に、宮古島南東1300kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月4日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、905と共に、宮古島南890kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月5日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、901型補給艦905と共に、宮古島南580kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、6,’23、12,’23、1,’24

＜５３７＞：中国海軍江滬�W型フリゲート１番艦舟山（Zhoushan。チョウシャン）。1989年就役。後に分類が江滬�V型フリゲート３番艦に変更された。2006年、艦名が滄州（Cangzhou）に変更された。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、9,’11、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３７＞：中国海軍054級フリゲート。2023年9月11日0800-0900頃、052D級ミサイル駆逐艦133包頭、同134紹興、054A級フリゲート523、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波と共に、宮古島北東140kmを南東に航行するのを、FFM-3のしろ、AOE-422とわだ、MSC-692くろしま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは052C級ミサイル駆逐艦151鄭州、052D級ミサイル駆逐艦154厦門、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州と共に沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船11,’23

＜５３７型＞：エルブラス型（潜水艦救難艦）を参照。

＜５３８＞：中国海軍054A級フリゲート煙台（Yantai）。2011年5月就役。旅滬型駆逐艦113青島、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、江衛�U型フリゲート527洛陽と共に宮古島北東100kmを航行するのをDDG-172しまかぜが確認した。12月1日、旅滬型駆逐艦113青島、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、江衛�U型フリゲート527洛陽と共に宮古島北東110kmを航行するのをDD-113さざなみが発見した。2012年7月27日、ソマリア海賊対処任務を終えて旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦887微山湖と共にスエズ運河を通過した。7月31日、ボスポラス海峡を通過。その後ルーマニアのコンスタンツァ港に向かい、8月9日に出港した。2013年1月31日1000頃、旅滬型駆逐艦113青島、054A級フリゲート546塩城と共に、宮古島北東110kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後宮古島と沖縄本島の間を通って西太平洋に進出し、軍事演習を実施している。2月13日0500頃、旅滬型駆逐艦113青島、054A級フリゲート546塩城と共に、宮古島北東100kmを太平洋から東シナ海に向け北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。7月1日、青島を出港。7月2日1600頃、051C級ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、052B級ミサイル駆逐艦169武漢、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート546塩城、福清型補給艦881洪澤湖と共に、下対馬の南西150kmを北上するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後ウラジオストクに向かい、7月5-12日に海上連合2013演習に参加した。7月14日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、054A級フリゲート546塩城、福清型補給艦881洪澤湖、ロシア艦23隻と共に宗谷海峡を通過、日本海からオホーツク海に入った。その後中国艦のみで日本を周回し、7月25日に宮古島の東を通って東シナ海に帰投した。10月18日から11月1日、西太平洋で機動−５号演習に参加。10月23日1800頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、054A級フリゲート529舟山、同530徐州と共に、宮古島の北北西300kmの東シナ海を太平洋に向け南東に航行しているのをDD-107いかづちが確認した。10月29日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘と共に、宮古島の北東100kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2014年12月4日0500頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、屋久島西140kmを東シナ海から太平洋に向け東に航行するのを、DD-132あさゆきなどが確認した。12月24日2100頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、宗谷岬東北東130kmを西に航行するのを、DD-114すずなみが確認した。その後宗谷海峡を西に進んでいる。12月27日、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、対馬海峡を南に航行するのを、DD-117すずつきが確認した。これで日本列島を反時計回りに一周したことになる。2016年1月26日2100頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、東調型情報収集艦854天狼星、福清型補給艦881洪澤湖と共に、下対馬南西120kmを北東に航行するのを、第１航空群P-3C、PG-826おおたか、PG-828うみたかが確認した。その後対馬海峡を北上している。2月2日1400、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、東調型情報収集艦854天狼星、福清型補給艦881洪澤湖と共に、青森県竜飛岬南西150kmを北東に航行するのを、第４航空群P-3CとPG-825わかたかが確認した。その後津軽海峡を東に進んでいる。2月16日1730頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、東調型情報収集艦854天狼星、福清型補給艦881洪澤湖と共に、種子島東北東85kmを太平洋から東シナ海に向け西に航行するのを、第５航空群P-3C、DE-234とね、AMS-4304げんかいが確認した。その後４隻は大隅海峡を北に進み、日本一周を終えている。12月24日1600頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州、同171海口、054A級フリゲート547臨沂、056級コルベット594株洲、福池級補給艦966高郵湖と共に、東シナ海中部を航行するのを、DE-234とねが確認した。12月25日1000頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州、同171海口、054A級フリゲート547臨沂と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DD-106さみだれと第５航空群P-3Cが確認した。午後、Z-9対潜ヘリ１機が発艦し、宮古島領空南東10-30kmを飛行したため、空自がスクランブル発進をかけた。2017年現在、北海艦隊に配備されている。2017年7月7日、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦175銀川、052C型駆逐艦152済南と共に、砲艦外交の一環として香港に入港。7月11日、香港を出港。2018年現在、北海艦隊に配備されている。4月20日1030頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、052C級ミサイル駆逐艦150長春、同151鄭州、同152済南、054A型フリゲート547臨沂と共に、与那国島南350kmを東に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-115あきづき、第５航空群P-3Cが確認した。4月21日0730頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、052C級ミサイル駆逐艦150長春、同151鄭州、同152済南、054A型フリゲート547臨沂と共に、宮古島沖120kmを太平洋から東シナ海に向け北西に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-155はまぎり、第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、東シナ海に向け北西に航行している。2019-22年現在、北海艦隊に配備されている。2022年3月4日0300頃、052D型ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、福池級補給艦889太湖と共に、宮古島東110kmを北に航行するのを、MSC-686うくしまとAOE-424はまなが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船8,’13、3,’12、4,’13、5,’13、9,’13、10,’13、1,’14、4,’14、3,’15、4,’16、5,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、5,'22、月刊軍事研究1,’13、月刊JWings9,’17、朝雲

＜５３９＞：中国海軍江衛�T型フリゲート１番艦安慶（Anquing、アンチン）。1991年12月就役。退役後に37mm連装機関砲４基を残して兵装を全撤去し、各種アンテナを追加して中国海警局に移り、中国海警31239になった。参考：月刊世界の艦船9,’11、3,’16、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５３９＞：中国海軍054A型フリゲート蕪湖（Wuhu）。2017年6月就役。2018年現在、北海艦隊に配備されている。2018年8月8日0500頃、054A型フリゲート579邯鄲、福池級補給艦960東平湖と共に口永良部島西40kmを東に航行するのを、MSC-683つのしま、MSC-686うくしま、第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。2019年現在、北海艦隊に配備されている。2019年1月24日0500頃、054A型フリゲート579邯鄲、福池型補給艦960東平湖と共に、久米島南西100kmを北西に航行するのを、AOE-426おうみと第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、東シナ海に向かっている。7月6日1330頃、054A型フリゲート579邯鄲と共に、上対馬北東110kmを南西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を南下し、東シナ海に向かっている。10月25日2300頃、054A級フリゲート547臨沂と共に下対馬南西250kmを北東に航行するのをPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を北上して日本海に向かっている。10月28日2100頃、上対馬北東60kmを南西に航行するのをPG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。12月26日1530頃、下対馬南西170kmを北東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に進出、12月27日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2020-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、10,’18、2,’19、4,’19、9,’19、1,’20、3,’20、4,'21、4,’22

＜５４０＞：中国海軍江衛�T型フリゲート２番艦淮南（Huainan、ホアイナン）。1992年7月就役。1999年7月15日、沖縄県魚釣島の北113-260kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。後に対艦ミサイルなどを撤去して中国海警局に移り、中国海警31240になった。2017年2月4日、尖閣諸島沖に出現。2月6日午後、魚釣島の領海に侵入。夕方、尖閣諸島の接続水域を出た。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、3,’00、4,’17

＜５４０＞：中国海軍056型コルベット烏海（Wuhai）。2017年11月就役。2018-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５４１＞：中国海軍056型コルベット張掖（Zhangye）。2018年3月就役。2019-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船2,’19、4,’21、4,’22

＜５４１＞：中国海軍江衛�T型フリゲート３番艦淮北（Huaibei、ホアイペイ）。1993年8月就役。1999年7月15日、沖縄県魚釣島の北113-260kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2010年4月10日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、江衛�U型フリゲート522連雲港、江衛�T型フリゲート542銅陵、ダーラン級潜水艦救難艦艦番号332、福清型補給艦882鄱陽湖、拖中型艦隊航洋曳船、キロ級潜水艦２隻と共に、沖縄の西南西140kmを太平洋に向け航行するのを、DDG-176ちょうかいとDD-114すずなみが確認した。2011年6月9日0900、宮古島の北東100kmを江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート542銅陵と共に南東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後フィリピン東方沖でソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に（潜水艦もいたかもしれない）、艦載無人航空機を飛行させたり、対潜訓練などを行ったりした。6月22-23日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に宮古島の北東110kmを航行するのをDDH-144くらまなどが確認した。後に37mm連装機関砲４基を残して兵装を撤去し、中国海警に転属、艦番号31241となった。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、3,’00、3,’12、3,'16、月刊軍事研究7,’10

＜５４２＞：中国海軍054A型フリゲート棗荘（Zaozhuang）。2018年6月進水、2019年2月就役、北海艦隊に配備された。2020年現在、北海艦隊に配備されている。2020年4月10日1900頃、遼寧級空母16遼寧、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同119貴陽、054A型フリゲート598日照、901型高速戦闘支援艦965呼倫湖と共に、長崎県男女群島南西420kmを南東に航行するのを、DD-115あきづきと第１航空隊P-1哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。4月28日0900頃、遼寧級空母16遼寧、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同119貴陽、054A型フリゲート598日照、901型高速戦闘支援艦965呼倫湖と共に、宮古島南東80kmを北西に航行するのを、DDG-173こんごう、DD-158うみぎり、第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2021年現在、北海艦隊に配備されている。2021年2月11-16日、アマン21に参加。2022年現在、北海艦隊に配備されている。12月15日1000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦103鞍山、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、長崎県福江島西440kmを南に航行するのを、DD-104きりさめ、第４航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後055級ミサイル駆逐艦104無錫と合流し、12月16日には東シナ海で艦載ヘリを発着艦させ、沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。12月17日1100頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖縄県沖大東島南西260kmを航行するのを、DD-104きりさめが確認した。2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖大東島西南西260kmを航行するを、DD-104きりさめが確認した。12月18日2000頃、遼寧級空母16遼寧、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖大東島東南東350kmを航行するのを、DD-104きりさめが確認した。12月19日2000頃、遼寧級空母16遼寧、052D級ミサイル駆逐艦120成都と共に、北大東島東北東270kmを航行するのを、DD-104きりさめが確認した。12月21日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫と共に、北大東島東560kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-104きりさめが確認した。12月22日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫と共に、沖ノ鳥島東120kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-104きりさめが確認した。12月23日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫と共に、北大東島南640kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-109ありあけが確認した。12月24日0100頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫と共に、沖ノ鳥島南870kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-109ありあけが確認した。12月25日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖ノ鳥島南東670kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-109ありあけが確認した。12月26日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖ノ鳥島南西250kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-109ありあけが確認した。12月27日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦104無錫、052D型ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖大東島東270kmを航行するのを、DDH-183いずもとDD-109ありあけが確認した。12月30日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦103鞍山、同104無錫、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、北大東島東530kmを航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機、DD-109ありあけ、AOE-422とわだが確認した。12月31日2000頃、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦103鞍山、同104無錫、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖大東島南220kmを航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機、DD-109ありあけ、AOE-422とわだが確認した。

2023年1月1日、遼寧級空母16遼寧、055級ミサイル駆逐艦103鞍山、同104無錫、052D級ミサイル駆逐艦120成都、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かって航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機、DD-109ありあけ、AOE-422とわだが確認した。4月30日0000頃、055型ミサイル駆逐艦102拉薩、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、福池級補給艦889太湖と共に、五島列島西130kmを北東に航行するのを、AMS-4303あまくさ、MSC-602やくしま、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に航行し、日本海に向かっている。5月6日0000頃、055級ミサイル駆逐艦102拉薩と共に、礼文島北西40kmを北東に航行するのを、PG-825わかたかと第２航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは宗谷海峡を東に進んでいる。5月11日0000頃、055型ミサイル駆逐艦102拉薩、052D型ミサイル駆逐艦119貴陽、福池級補給艦889太湖と共に、伊豆諸島須美寿島東90kmを南西に航行するのを、DD-114すずなみが確認した。その後これらは須美寿島と鳥島の間を西に進んでいる。5月16日1900頃、055級ミサイル駆逐艦102拉薩と共に、宮古島北東110kmを北西に航行するのを、ATS-4202くろべとDD-114すずなみが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、福池級補給艦889太湖と合流し、久米島西80kmを北西に航行して東シナ海に向かっている。7月17日0100頃、052D型ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A型フリゲート598日照、福池級補給艦889太湖と共に、対馬南西130kmを北東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-602やくしま、MSC-685とよしま、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。7月18日1300頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート598日照、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻と共に、隠岐諸島北400kmを航行するのを、DE-233ちくま、DDH-181ひゅうが、第２航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは7月18-23日に同海域で射撃訓練、陣形運動、艦載ヘリ発着艦訓練などを行っている。7月28日1500頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート598日照、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻、ドゥブナ級補給艦と共に、礼文島南西200kmを北東に航行するのを、DE-233ちくま、PG-825わかたか、第２航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは7月29日にかけて宗谷海峡を東に進んでいる。8月15日0900頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A型フリゲート598日照、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻、ドゥブナ級補給艦１隻と共に、沖ノ鳥島北東280kmを西に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-158うみぎり、MSC-602やくしま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは8月16日には沖大東島南50kmを西に進み、8月17日に沖縄本島と宮古島の間を北西に通過して東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船2,’20、7,’20、4,'21、5,’21、4,’22、3,’23、4,’23、7,’23、10,’23、11,’23

＜５４２＞：中国海軍江衛�T型フリゲート４番艦銅陵（Tongling、トンリン）。1994年4月就役。2010年4月10日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦139寧波、江衛�U型フリゲート522連雲港、江衛�T型フリゲート541淮北、ダーラン級潜水艦救難艦艦番号332、福清型補給艦882鄱陽湖、拖中型艦隊航洋曳船、キロ級潜水艦２隻と共に、沖縄の西南西140kmを太平洋に向け航行するのを、DDG-176ちょうかいとDD-114すずなみが確認した。2011年6月9日0900、宮古島の北東100kmを江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート541淮北と共に南東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後フィリピン東方沖でソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート541淮北、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に（潜水艦もいたかもしれない）、艦載無人航空機を飛行させたり、対潜訓練などを行ったりした。6月22-23日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート548益陽、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート541淮北、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に宮古島の北東110kmを航行するのをDDH-144くらまなどが確認した。2012年2月3日0900頃、江衛�U型フリゲート522連雲港と共に宮古島の北北東130kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2月10日1700頃、054A型フリゲート549常州、江衛�U型フリゲート521嘉興、同522連雲港と共に、宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDDH-181ひゅうがが確認した。2019年6月、スリランカに引き渡され、パラクラマバフになった。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊軍事研究7,’10、月刊世界の艦船3,’12、4,’12、11,’19

＜５４３＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート、丹東（Dandong、タントン）。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５４４＞：中国海軍江滬�U型フリゲート１番艦、四平（シーピン）。1986年11月就役。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５４４型＞：P-15海外シリーズ（艦対艦ミサイル）を参照。

＜５４５＞：ストイキィ（コルベット）を参照。

＜５４５＞：中国海軍江滬�T型フリゲート、臨汾（Linfen、リンフェン）。2017-19年現在、南海艦隊に配備されている。2019年7月に退役した。参考：月刊世界の艦船9,’11、4,’16、3,’17、3,’18、10,’19、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５４６＞：中国海軍054A型フリゲート塩城（Yancheng）。2012年6月就役。10月4日1800-1900頃、10月4日1800-1900頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、江衛�U型フリゲート528綿陽、福清型補給艦881洪澤湖、大江級潜水艦救難艦861長興島、大撈級潜水艦救難艦864海洋島と共に沖縄県宮古島の北東110kmの宮古水道を東シナ海から太平洋に向かって南東に航行するのを第５航空群P-3CとDD-127いそゆきが確認した。10月16日0700頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、江衛�U型フリゲート528綿陽、福清型補給艦881洪澤湖、大江級潜水艦救難艦861長興島、大撈級潜水艦救難艦864海洋島と共に、沖縄県中ノ神島南西44km（与那国島南南西49km）を太平洋から東シナ海に向けて北に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2013年1月31日1000頃、旅滬型駆逐艦113青島、054A級フリゲート538煙台と共に、宮古島北東110kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後宮古島と沖縄本島の間を通って西太平洋に進出し、軍事演習を実施している。2月13日0500頃、旅滬型駆逐艦113青島、054A級フリゲート538煙台と共に、宮古島北東100kmを太平洋から東シナ海に向け北西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。7月2日1600頃、051C級ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、052B級ミサイル駆逐艦169武漢、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート538煙台、福清型補給艦881洪澤湖と共に、下対馬の南西150kmを北上するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後ウラジオストクに向かい、7月5-12日に海上連合2013演習に参加した。7月14日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、同116石家荘、054A級フリゲート538煙台、福清型補給艦881洪澤湖、ロシア艦23隻と共に宗谷海峡を通過、日本海からオホーツク海に入った。その後中国艦のみで日本を周回し、7月25日に宮古島の東を通って東シナ海に帰投した。2014年7月12日0600頃、江衛�U型フリゲート527洛陽、福池型補給艦889太湖と共に沖縄本島南西540kmを北東に航行するのをDD-129やまゆきと第５航空群P-3Cが確認した。12月4日0500頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、054A級フリゲート538煙台、福池型補給艦889太湖と共に、屋久島西140kmを東シナ海から太平洋に向け東に航行するのを、DD-132あさゆきなどが確認した。12月24日2100頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、054A級フリゲート538煙台、福池型補給艦889太湖と共に、宗谷岬東北東130kmを西に航行するのを、DD-114すずなみが確認した。その後宗谷海峡を西に進んでいる。12月27日、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、054A級フリゲート538煙台、福池型補給艦889太湖と共に、対馬海峡を南に航行するのを、DD-117すずつきが確認した。これで日本列島を反時計回りに一周したことになる。2015年12月22日2300頃、054A級フリゲート547臨沂と共に、宮古島南90kmを航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を太平洋から東シナ海に向け北西に航行している。2016年10月20日0030頃、054A級フリゲート576大慶、福池型補給艦889太湖と共に、口之永良部島の西170kmを航行するのを、DE-233ちくまが確認した。その後大隅海峡を東に航行して東シナ海から太平洋に抜けている。11月16日、ニュージーランドのデヴォンポート海軍基地に入港。11月19日、ニュージーランド海軍創設75周年記念国際観艦式に参列。2017年現在、北海艦隊に配備されている。2017年1月5日0400頃、054A級フリゲート576大慶、福池型補給艦889太湖と共に、青森県尻屋崎東南東80kmを北西に航行するのを、第２航空群P-3CとDE-231おおよどが確認した。サンディエゴ訪問から帰る途中とみられ、その後津軽海峡を西に進んでいる。1月10日1000頃、054A級フリゲート576大慶、福池型補給艦889太湖と共に、上対馬東70kmを南西に航行するのを、第４航空群P-3CとPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を南下して東シナ海に入っている。12月5日0200頃、054A級フリゲート550維坊、福池型補給艦889太湖と共に口之永良部島西100kmを東に航行するのを第１航空群P-3CとDE-231おおよどが確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に進出している。2018年現在、北海艦隊に配備されている。2018年8月6日1700頃、054A級フリゲート550維坊、福池型補給艦889太湖と共に、種子島東50kmを北西に航行するのをMSC-683つのしまが確認した。その後大隅海峡を西に進み、東シナ海に向かっている。11月25日1700頃、下対馬西50kmを北東に航行するのを、AMS-4303あまくさが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に入り、11月26日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2019年現在、北海艦隊に配備されている。2019年8月18日1900頃、江衛�U型フリゲート564宜昌と共に、下対馬南西200kmを北東に航行するのを、PG-826おおたかと第１航空群P-1が確認した。その後これらは対馬海峡を北上し、日本海に入っている。8月22日0900頃、江衛�U型フリゲート564宜昌と共に、上対馬北東200kmを南西に航行するのを、PG-829しらたかと第４航空群P-1が確認した。その後これらは対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。2020-22年現在、北海艦隊に配備されている。2022年3月28日1200頃、五島列島西330kmを南東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-601ひらしま、第１航空群P-1哨戒機、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。4月3日1000頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧と共に、対馬北東320kmを南に航行するのを、PG-824はやぶさ、MSC-686うくしま、AMS-4303あまくさ、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。8月29日1300頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、福池級補給艦902東平湖と共に、対馬南西240kmを北東に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機、PG-826おおたか、PG-828うみたかが確認した。これらは8月30日に対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。9月3日1500頃、ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、同グロームキイ、同アルダー・チデヌサポフ、055型ミサイル駆逐艦101南昌、福池型補給艦902東平湖と共に、北海道神威岬西190kmを東に航行するのを、第２航空群P-3C哨戒機、PG-827くまたか、DD-103ゆうだちが確認した。その後これらはロシア軍大規模極東演習ヴォストーク2022の一環として同海域で機銃射撃を行い、9月4日0400頃には礼文島西50kmを北東に進み、更に宗谷海峡を東に航行している。9月26日2200頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、福池級補給艦902東平湖と共に、伊豆諸島須美寿島南南東50kmを西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機、DD-152やまぎり、MSC-605ちちじまが確認した。その後これらは須美寿島と鳥島の間を西に進み、9月27日0900頃には紀伊半島潮岬南南東300kmを西に航行している。9月27日0900頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、福池級補給艦902東平湖、ウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、同アルダー・チデヌサポフ、同グロームキイと共に、室戸岬南南東260kmを西に航行するのを、DD-152やまぎり、DD-154あまぎり、AMS-4304げんかい、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは9月28-29日に大隅海峡を西に進み、東シナ海で相互に隊列を組み航行している。参考：朝雲、月刊世界の艦船3,’13、4,’13、9,’13、10,’13、3,’15、3,’16、2,’17、3,’17、3,’18、10,’18、2,’19、11,’19、4,'21、4,’22、6,’22、11,’22、12,’22、3,’23

＜５４７＞：中国海軍054A級フリゲート臨沂（Linyi）。2012年12月就役。2013年5月25日、青島を出港。5月27日1300頃、旅滬型駆逐艦113青島、福清型補給艦881洪澤湖と共に宮古島の北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後西太平洋で軍事演習を行っている。6月8日、旅滬型駆逐艦113青島、福清型補給艦881洪澤湖と共に種子島の東120kmを太平洋から東シナ海に向け西に航行するのをDE-233ちくまが確認した。8月20日、アメリカ海軍やASEAN諸国海軍などとの共同訓練に参加するため、山東省を出港。8月21日1600頃、旅滬型駆逐艦113青島、福清型補給艦881洪澤湖と共に、屋久島の北西500kmを南東に航行するのを、DE-230じんつうと第１航空群P-3Cが確認した。その後、大隅海峡を東に通過している。9月6日、旅滬型駆逐艦113青島、福清型補給艦881洪澤湖と共にハワイのパールハーバーに寄港。9月9日、オアフ島沖でCG-70レイク・エリーと米中合同捜索救難訓練を実施。10月18日から11月1日、西太平洋で機動−５号演習に参加。10月30日、旅滬型駆逐艦113青島、福清型補給艦881洪澤湖と共に宮古島北東100kmを航行しているのを第５航空群P-3Cが確認した。2014年7月12日0600頃、江衛�U型フリゲート527洛陽、福池型補給艦889太湖と共に沖縄本島南西540kmを北東に航行するのをDD-129やまゆきと第５航空群P-3Cが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間を北西に進んでいる。2015年5月8日、054A級フリゲート550維坊と共に黒海ノヴォロシースクのロシア海軍基地に寄港。5月9日、対独戦勝70周年記念式典に参加。その後5月21日まで地中海で海上連合2015（�T）演習に参加した。8月17日0800頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート568衝陽、071型揚陸艦989長白山、072�V型揚陸艦997雲霧山、福池型補給艦889太湖と共に、下対馬南西120-140kmの東シナ海を北東に航行するのを、AMS-4303あまくさと第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に入っている。8月20-28日、ウラジオストクを訪問し、海上連合2015（�U）に参加。8月29日1600頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート568衝陽、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、宗谷岬北西90kmを東に進むのを、PG-827くまたかと第２航空群P-3Cが確認した。その後宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。9月2日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート568衝陽、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、アリューシャン列島を抜け、中国軍艦として初めてベーリング海で行動した。9月8日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート568衝陽、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、東京都小笠原村西ノ島の北150kmで陣形運動を行いながら南西に航行していた。9月10日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート568衝陽、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、沖縄県沖大東島南東190kmで洋上補給を行っていた。9月11日1100頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、福池型補給艦889太湖と共に、宮古島北東110kmを北西に航行するのを、DDG-177あたごと第５航空群P-3Cが確認した。その後太平洋を抜け東シナ海に入っている。12月22日2300頃、054A級フリゲート546塩城と共に、宮古島南90kmを航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を太平洋から東シナ海に向け北西に航行している。12月24日1600頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州、同171海口、054A級フリゲート538煙台、056級コルベット594株洲、福池級補給艦966高郵湖と共に、東シナ海中部を航行するのを、DE-234とねが確認した。12月25日1000頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州、同171海口、054A級フリゲート538煙台と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DD-106さみだれと第５航空群P-3Cが確認した。2017-18年現在、北海艦隊に配備されている。2018年4月20日1030頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、052C級ミサイル駆逐艦150長春、同151鄭州、同152済南、054A型フリゲート538煙台と共に、与那国島南350kmを東に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-115あきづき、第５航空群P-3Cが確認した。4月21日0730頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、052C級ミサイル駆逐艦150長春、同151鄭州、同152済南、054A型フリゲート538煙台と共に、宮古島沖120kmを太平洋から東シナ海に向け北西に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-155はまぎり、第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間の海域を通過し、東シナ海に向け北西に航行している。2019年現在、北海艦隊に配備されている。2019年2月15日1900頃、052D級ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、054A型ミサイル・フリゲート598日照と共に、福江島北西100kmを北東に航行するのを、DD-157さわぎりとPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を北上して日本海に向かっている。2月23日2100頃、052D級ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、054A型ミサイル・フリゲート598日照と共に、上対馬東北東110kmを南西に航行するのを、DE-232せんだいが確認した。その後これらは対馬海峡を南下し東シナ海に向かっている。10月25日2300頃、054A級フリゲート539蕪湖と共に下対馬南西250kmを北東に航行するのをPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を北上して日本海に向かっている。10月29日2030頃、上対馬北東50kmを南西に航行するのをMSC-685とよしまが確認した。その後対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2020-22年現在、北海艦隊に配備されている。2023年6月4日1700頃、対馬南西100kmを北東に航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後6月5日にかけて対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。6月6日2000頃、対馬北東50kmを西に航行するのを、MSC-601ひらしまとPG-829しらたかが確認した。その後6月7日にかけて対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。9月14日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、福池級補給艦902東平湖と共に、宮古島北150kmを南東に航行するのを、MSC-686うくしまと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船8,’13、3,’13、5,’13、11,’13、12,’13、1,’14、4,’14、10,’14、11,’15、3,’16、3,’17、2,’19、5,’19、1,’20、4,'21、4,'22、8,'23、12,'23、月刊軍事研究7,’15、月刊JWings7,’18、朝雲

＜５４８＞：中国海軍054A型フリゲート７番艦益陽（Yiyang）。2010年10月26日竣工・就役、東海艦隊に配備された。2011年6月8日1200頃、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦136杭州、同137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、東調型情報収集艦艦番号851北極星と共に宮古島北東100kmを南東に航行するのをDDH-144くらまが確認した。その後フィリピン東方沖でソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に（潜水艦もいたかもしれない）、艦載無人航空機を飛行させたり、対潜訓練などを行ったりした。6月22-23日、ソブレメンヌイ�T級ミサイル駆逐艦137福州、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、江衛�U型フリゲート524三明（523莆田？）、江衛�T型フリゲート541淮北、同542銅陵、東調型情報収集艦艦番号851北極星、福清型補給艦882鄱陽湖、大江型潜水艦救難艦東救302崇明島、徒仲型救難曳船艦番号830と共に宮古島の北東110kmを航行するのをDDH-144くらまなどが確認した。8月27日1500頃、054A型フリゲート549常州と共に、宮古島の北東100kmを太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-158うみぎりが確認した。9月8日2300頃、054A型フリゲート549常州と共に、宮古島の北東100kmを東シナ海に向け北西に航行するのを、DD-129やまゆきと第５航空群P-3Cが確認した。2014年3月1日0500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート549常州と共に、宮古島の北東110kmを東シナ海から太平洋に向け航行するのを、DD-112まきなみと第５航空群P-3Cが確認した。1900頃には沖縄本島南西650kmを南西に航行している。3月7日、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート549常州、福池型補給艦890巣湖と共に、沖縄本島南西550kmで艦載ヘリ飛行訓練と陣形運動を実施。3月10日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート549常州、福池型補給艦890巣湖と共に仲ノ神島の南西44kmを北東に航行するのを、DD-114すずなみと第５航空群P-3Cが確認した。その後北西に転じ、1000頃に与那国島の北44kmで接続水域を出た。12月12日1800頃、ソブレメンヌイ�U型駆逐艦138泰州、052C級ミサイル駆逐艦151鄭州、054A級フリゲート529舟山、福池級補給艦886千島湖、東調型情報収集艦851北極星と共に、宮古島南東120kmを太平洋から東シナ海に向け北に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-112まきなみが確認した。2015年4月3日、052C級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共に中国を出発し、ソマリア沖海賊対処に参加。9月、ソマリア沖海賊対処を終えた後に052C級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共にヨーロッパとアメリカを歴訪した。11月7日、052C級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共にメイポート沖の大西洋でアメリカ海軍CG-61モントレイ、DDG-55スタウト、DDG-87メイスンと親善訓練を実施。2016年1月1日、052C級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共に、クイーンズランド沖でオーストラリア海軍アデレード級ミサイルフリゲート04ダーウィンと共同演習を実施。1月2-6日、052C級ミサイル駆逐艦152済南、福池型補給艦886千島湖と共に、ブリスベーンを親善訪問した。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年12月7日1300頃、宮古島東110kmを北西に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間を通過して東シナ海に向かっている。2018年現在、東海艦隊に配備されている。6月3日1700頃、宮古島北東100kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間の海峡を南島に航行し、太平洋に向かっている。6月4日2300頃、宮古島南東70kmを北に航行するのを第５航空群P-3CとDD-130まつゆきが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海に向かっている。6月17日1800頃、久米島西80kmを南東に航行するのを第５航空群P-3CとDD-151あさぎりが確認した。その後、沖縄本島と宮古島の間を南東に航行して太平洋に向かっている。6月23日1600頃、沖縄本島南70kmを西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を北に航行して東シナ海に向かっている。2019年現在、東海艦隊に配備されている。11月28日1030頃、下対馬南西180kmを北東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に進出し、11月29日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2020-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年8月24日0100頃、052D型ミサイル駆逐艦156淄博、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、久米島北西120kmを南に航行するのを、MSC-692くろしま、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。8月26日0800頃、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、宮古島東120kmを北西に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。9月24日0900頃、宮古島南85kmを北東に航行するのを、MSC-691ししじまと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。11月16日1300頃、対馬南西170kmを北東に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機とPG-826おおたかが確認した。その後これは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。11月19日2300頃、対馬東北東40kmを南西に航行するのをPG-826おおたかが確認した。その後これは対馬海峡を南下し、東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。2月27日1200頃、宮古島北350kmを南に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機と第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間海域を南東に進み、太平洋に向かっている。3月2日1200頃、宮古島東150kmを北西に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とMSC-686うくしまが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、東シナ海に向かっている。2024年2月1日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春と共に、宮古島北東130kmを南東に航行するのを、MSC-602やくしまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。2月5日1500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春と共に、宮古島北東170kmを北西に航行するのを、MSC-601ひらしまと第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船5,’11、8,’11、3,’12、11,’13、5,’14、6,’14、3,’15、1,’16、3,’16、3,’17、2,’18、3,’18、8,’18、2,’19、2,’20、4,'21、11,'21、12,'21、2,'22、4,'22、5,'22、4,'24、月刊軍事研究2,’15、朝雲

＜５４９＞：中国海軍054A型フリゲート常州（Changzhou）。2011年5月就役。2012年2月3日0900頃、江衛�U型フリゲート521嘉興と共に宮古島の北東110kmを南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2月10日1700頃、054A型フリゲート549常州、江衛�U型フリゲート521嘉興、同522連雲港、江衛�T型フリゲート542銅陵と共に、宮古島の北東110kmを北西に航行するのをDDH-181ひゅうがが確認した。2013年8月27日1500頃、054A型フリゲート548益陽と共に、宮古島の北東100kmを太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-158うみぎりが確認した。9月8日2300頃、054A型フリゲート548益陽と共に、宮古島の北東100kmを東シナ海に向け北西に航行するのを、DD-129やまゆきと第５航空群P-3Cが確認した。2014年3月1日0500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート548益陽と共に、宮古島の北東110kmを東シナ海から太平洋に向け航行するのを、DD-112まきなみと第５航空群P-3Cが確認した。1900頃には沖縄本島南西650kmを南西に航行している。3月7日、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート548益陽、福池型補給艦890巣湖と共に、沖縄本島南西550kmで艦載ヘリ飛行訓練と陣形運動を実施。3月10日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、054A級フリゲート548益陽、福池型補給艦890巣湖と共に仲ノ神島の南西44kmを北東に航行するのを、DD-114すずなみと第５航空群P-3Cが確認した。その後北西に転じ、1000頃に与那国島の北44kmで接続水域を出た。2015年7月18日1030頃、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDE-232せんだいが確認した。その後宮古水道を南下して太平洋に入っている。8月1日0500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春、福池型補給艦890巣湖と共に、仲ノ神島南南西44km（与那国島南南東63kmの接続水域）を太平洋から東シナ海に向け北に航行しているのを、第５航空群P-3CとDD-118ふゆづきが確認した。その後太平洋から東シナ海に入り、0900頃に与那国島北北東46kmで接続水域を出ている。2017-18年現在、東海艦隊に配備されている。2018年2月26日1000頃、下対馬西南西70kmを北東に航行するのを第４航空群P-1哨戒機とMSC-686うくしまが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に入っている。2月28日、対馬海峡を南下して東シナ海に向かった。2019-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年4月4日1100頃、宮古島北北東150kmを南東に航行するのを、DD-107いかづちと第５航空群P-3Cが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に進出、同日に沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。2024年1月16日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、宮古島北東130kmを南東に航行するのを、AOE-422とわだが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。1月25日0300頃、052C級ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、種子島東70kmを北に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは大隅海峡を西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船4,’12、9,’11、3,’13、5,’14、6,’14、10,'15、3,’17、3,’18、5,’18、2,’19、4,'21、4,'22、4,'24、朝雲

＜５５０＞：中国海軍054A級フリゲート15番艦、維坊（Weifang）。2013年6月22日就役、北海艦隊に配備された。2014年5月2日1700頃、鄭和級練習艦81鄭和と共に宮古島の北東130kmを南東に航行するのをDE-230じんつうと第５航空群P-3Cが確認した。5月3日1300頃、鄭和級練習艦81鄭和と共に沖縄本島南西650kmを南西に航行するのをDE-230じんつうが確認した。2015年5月8日、054A級フリゲート547臨沂と共に黒海ノヴォロシースクのロシア海軍基地に寄港。5月9日、対独戦勝70周年記念式典に参加。その後5月21日まで地中海で海上連合2015（�T）演習に参加した。2016年3月28日、大江型潜水艦救難艦861長興島と共に、屋久島西130kmを北東に航行するのを、DD-117すずつきと第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を東に航行している。4月28日0430頃、大江型潜水艦救難艦861長興島と共に、宮古島北東100kmを太平洋から東シナ海に向け北西に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-152やまぎりが確認した。2017年現在、北海艦隊に配備されている。12月5日0200頃、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に口之永良部島西100kmを東に航行するのを第１航空群P-3CとDE-231おおよどが確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に進出している。2018年現在、北海艦隊に配備されている。2018年8月6日1700頃、054A級フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、種子島東50kmを北西に航行するのをMSC-683つのしまが確認した。その後大隅海峡を西に進み、東シナ海に向かっている。10月28日1730頃、下対馬西北西35kmを北東に航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に進み、10月29日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。12月26日1700頃、下対馬西50kmを北東に航行するのをPG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を北上して一時的に日本海に進出し、12月27日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2019-20年現在、北海艦隊に配備されている。2020年3月18日1000頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート599安陽、福池級補給艦968可可西里湖と共に、宮古島南東80kmを東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2021-22年現在、北海艦隊に配備されている。2023年8月26日0000頃、長崎県男女群島100kmを東に航行するのを、PG-826おおたか、第１航空群P-1哨戒機、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。9月12日1700頃、対馬北東130kmを南西に航行するのを、PG-829しらたかと第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後9月13日にかけて対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。10月30日1000頃、052D級ミサイル駆逐艦122唐山と共に、宮古島北140kmを南東に航行するのを、MSC-691ししじまと第５航空群P-3C哨戒機を確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。11月12日1800頃、055級ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦122唐山、福池級補給艦903可可西里湖と共に、奄美大島東120kmを北西に航行するのを、AOE-424はまなが確認した。その後これらは11月13日にかけて奄美大島と横当島の間を南西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船4,’14、3,’13、6,’14、7,’14、3,’15、6,’16、7,’16、3,’17、3,’18、10,’18、1,’19、2,’19、3,’19、6,'20、4,'21、4,'22、11,'23、12,'23、1,'24、月刊軍事研究7,’15、朝雲

＜５５１＞：タイ海軍クラビ級コルベット１番艦クラビ（Krabi）。2011年12月2日進水、2013年8月就役。2013年10月1日、海上自衛隊DD-112まきなみ、シンガポール海軍エンデュアランス級揚陸艦エンデバー、中国海軍旅滬型駆逐艦113青島と共に、シドニー沖で親善訓練を実施。10月5日、オーストラリア海軍国際観艦式に参加。2018年9月28日、ナレースアン級フリゲート422タクシンと共にアメリカ海軍佐世保基地を訪問した。10月11日、韓国海軍国際観艦式に参加。参考：月刊世界の艦船3,’12、1,’14、1,’19

＜５５１＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート茂名（Maoming、マオミン）。2020年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、4,'21、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５１＞：中国海軍056型コルベット遂寧（Suining）。2017年11月就役。2018-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５５２＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート宜賓（Yibin、イーピン）。2020年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５２＞：中国海軍056型コルベット広元（Guangyuan）。2017年11月就役。2018-21年現在、南海艦隊に配備されている。その後艦番号が649に変更された。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、11,’21

＜５５３＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート韶関（Shaoguan、シャオコアン）。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’13、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５３＞：ロシア海軍ソーニャ型掃海艇の艇番号。2013年7月13-14日、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、ウダロイ�T級ミサイル駆逐艦マーシャル・シャポシニコフ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、グリシャ�X型警備艦ウスト・イリムスク、同メテル、同ステリャーク、タランタル�U型ミサイル艇R-79、タランタル�V型ミサイル艇R-11、同R-14、同R-18、同R-19、同R-20、ソーニャ型掃海艇BT-256、同艇番号553、ロプーチャ�T型揚陸艦オスラビア、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ドゥブナ級補給艦イルクート、フィニク型測量艦GS-397、ユグ型海洋観測艦ヴィーツェ・アドミラル・ヴォロンツォフ、オビ型病院船イルティシュ、ゴーリン型航洋曳船SB-522、ソルム型航洋曳船MB-99、中国海軍051C型ミサイル駆逐艦116石家荘、同115瀋陽、054A級フリゲート538煙台、同546塩城、福清型補給艦881洪澤湖と共に宗谷海峡を東に航行するのを、第２航空群P-3Cが確認した。8月12日、グリシャ�X型警備艦ソヴェツカヤ・ガバニ、同ステリャーク、同ウスト・イリムスク、タランタル�V型ミサイル艇R-11、同R-14、同R-18、ソーニャ型掃海艇BT-256、同艇番号553、ボリス・チリキン級補給艦ボリス・ブトマ、フィニク型測量艦GS-397と共に、宗谷岬の西南西250kmを北東に航行するのを、第２航空群P-3Cが確認した。その後宗谷海峡を東に進んでいる。2014年9月26日1830頃、グリシャ�X型警備艦MPK82、同コレーツ、タランタル�V型ミサイル艇R-19、同R-24、同艦番号991（他にもう３隻）、アリゲーター�W型揚陸艦ニコライ・ヴィルコフ、ロプーチャ�T型揚陸艦アドミラル・ニヴェルスキー、ロプーチャ�U型揚陸艦ペレスウェート、ソーニャ型掃海艇同BT-256と共に、宗谷岬の北40kmを西に航行するのを、第２航空群P-3Cが確認した。2018年9月1日2130頃から9月2日1600頃、バルザム級情報収集艦プリバルティカ、イーゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフ、ソーニャ級沿岸掃海艇593、同BT256、ロプーチャ�U級戦車揚陸艦ペレスウェート、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、プロジェクト20381型ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、グリシャ�X型警備艦メテル、同MPK221、同ウスト・イリムスク、同コレーツ、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、タランタル�V級ミサイル艇７隻、バクラザン級救難曳船１隻、改アルタイ級補給艦１隻、トプリボ級給油艦１隻、カシュタン級設標艦１隻、オビ級病院船１隻と共に、宗谷岬北東210kmを西に航行するのを、DD-103ゆうだち、PG-825わかたか、第２航空群P-3Cが確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。参考：月刊世界の艦船11,’13、12,’14、3,’19

＜５５４＞：中国海軍056型コルベット徳陽（Deyang）。2018年1月就役。2019-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船2,’19、4,’21、4,’22

＜５５４＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート安順（Anshun、アンシュン）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５５＞：中国海軍江滬�U型（その２）フリゲート昭通（Zhaotong、チァオトン）。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５６＞：中国海軍056型コルベット宜春（Yichun）。2017年10月就役。2018-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’18、2,’19、4,’21、4,’22

＜５５７＞：中国海軍056型コルベット南充。2018年6月就役。2019-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船2,’19、4,’21、4,’22

＜５５７＞：中国海軍江滬�X型フリゲート吉首（Jishou、チーショウ）。2017年現在、退役済。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５８＞：中国海軍江滬�X型フリゲート自貢（Zigong、ツーコン）。2017-20年現在、東海艦隊に配備されている。2020年、艦名が北海（Beihai）に変更された。2021-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５５９＞：中国海軍江滬�X型フリゲート康定（Kangding、カンティン）。2013年5月6日、西太平洋での訓練に参加するため、福建省を出港。5月7日0600頃、与那国島北東44kmの接続水域を東シナ海から太平洋に向け航行するのを第５航空群P-3Cが発見した。5月13日、沖縄本島南西660kmを西に航行するのをDD-130まつゆきが発見した。2017-20年現在、東海艦隊に配備されている。2020年、艦名が仏山（Foshan）に変更された。2021-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船7,’13、1,’12、3,’17、3,'18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、朝雲

＜５６０＞：韓国海軍元山級機雷敷設支援艦１番艦ウォンサン（Wonsan、元山）。1997年就役。2011年3月25日、第４回西太平洋対機雷戦・潜水演習に参加。11月12-13日、KDX2級駆逐艦978ワン・ゲオン、アリゲーター級戦車揚陸艦681コジュンポ、DD-126はまゆき、DD-130まつゆきと共に、対馬北東海域で実施された日韓捜索救難訓練に参加。11月14-16日、KDX2級駆逐艦978ワン・ゲオンと共に、舞鶴を親善訪問した。2013年11月、巨済島沖でアメリカ海軍との共同対機雷戦演習に参加。参考：月刊軍事研究5,’05、月刊世界の艦船4,’09、1,’12、2,’14、朝雲、JShips VOL.44

＜５６０＞：中国海軍江滬�X型フリゲート東莞（Dongguan、トンコアン）。2011年7月11日、フィリピンのパラワン島沖110kmにあるハーフムーン礁（フィリピンのEEZ内、中国は自国領域と主張）に座礁した。死傷者は無く、中国海軍艦船の救援を得て7月15日に離礁した。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、月刊世界の艦船9,’11、10,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５６０＞：ロシア海軍ナヌチュカ�V型コルベット、ジブ（Zyb）。参考：月刊世界の艦船11,’14、6,’15

＜５６１＞：インドネシア海軍潜水母艦ムルタチュリ。石川島播磨重工で建造され、1961年に竣工した。アルエート�Uヘリコプターの運用が可能。参考：現代の潜水艦

＜５６１＞：韓国海軍スワロー級掃海艇、江景（カンギョン、Kangkyeong）。2015年9月15日、仁川で仁川上陸作戦65周年記念行事に参加。参考：月刊世界の艦船4,’09、12,’15

＜５６１＞：中国海軍江滬�X型フリゲート汕頭（Shantou、シャントウ）。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６２＞：韓国海軍スワロー級掃海艇カンジン（Kangjin）。参考：月刊世界の艦船9,’01

＜５６２＞：中国海軍江滬�X型フリゲート江門（Jiangmen、チァンメン）。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,'18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６３＞：韓国海軍スワロー級掃海艇３番艇コリョン（Koryeong）。1991年11月就役。参考：月刊世界の艦船10,’15

＜５６３＞：中国海軍江滬�X型フリゲート仏山（Foshan）。2017-20年現在、南海艦隊に配備されている。2020年、艦名が肇慶（Zhaoquing）に変更された。2021-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船1,’12、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６４＞：中国海軍江衛�U型フリゲート５番艦、宜昌（Yichang、イーチャン）。1999年12月就役。2017-19年現在、北海艦隊に配備されている。2019年8月18日1900頃、054A級フリゲート546塩城と共に、下対馬南西200kmを北東に航行するのを、PG-826おおたかと第１航空群P-1が確認した。その後これらは対馬海峡を北上し、日本海に入っている。8月22日0900頃、054A級フリゲート546塩城と共に、上対馬北東200kmを南西に航行するのを、PG-829しらたかと第４航空群P-1が確認した。その後これらは対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。2020-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：参考：月刊世界の艦船9,’11、3,’17、3,’18、2,’19、11,’19、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６５＞：中国海軍江衛�U型フリゲート６番艦、楡林（Yulin、ユィリン）。2000年3月就役。2014年6月7日1500頃、江衛�U型フリゲート528綿陽、福清型補給艦881洪澤湖と共に宮古島北東120kmを南東に航行するのをDD-132あさゆきと第５航空群P-3Cが確認した。6月22日、江衛�U型フリゲート528綿陽、福清型補給艦881洪澤湖と共に種子島東110kmを航行するのを第１航空群P-3Cが確認した。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：参考：月刊世界の艦船9,’11、8,’14、3,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６６＞：中国海軍江衛�U型フリゲート７番艦、懐化（Huaihua）。2002年3月就役。2013年5月6日、西太平洋での訓練に参加するため、福建省を出港。5月7日0600頃、与那国島北東44kmの接続水域を東シナ海から太平洋に向け航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。5月13日、沖縄本島南西660kmを西に航行するのをDD-130まつゆきが確認した。2017-18年現在、南海艦隊に配備されている。2019年、東海艦隊に移った。2020-22年現在、東海艦隊に配備されている。2022年7月7日1300頃、魚釣島西北西80kmを南に航行するのを、DE-229あぶくま、AOE-425ましゅう、MSC-692くろしまが確認した。その後与那国島と台湾の間を南に航行し、太平洋に向かっている。7月10日1400頃、与那国島西南西50kmを北に航行するのを、DE-229あぶくま、AOE-425ましゅう、MSC-692くろしまが確認した。その後与那国島と台湾の間を北に航行し、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船7,’13、3,’17、3,’18、2,’19、2,’20、4,'21、4,’22、10,'22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版、朝雲

＜５６７＞：ウラガン（プロジェクト22800コルベット）を参照。

＜５６７＞：韓国海軍スワロー級掃海艇クンワ（Kumwha）。参考：月刊世界の艦船9,’17

＜５６７＞：ソ連海軍カニン型ミサイル駆逐艦の艦番号。1983年2月10日0700、ボリス・チリキン級補給艦１隻に曳航されて沖縄の西160kmを北上するのを、第５航空群P-2Jが確認した。参考：月刊世界の艦船5,’83

＜５６７＞：中国海軍江衛�U型フリゲート８番艦、襄樊（Xiangfan）。2002年9月就役。2017-18年現在、南海艦隊に配備されている。2019年、東海艦隊に移った。2020-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船9,’11、3,’17、3,’18、2,’19、2,’20、4,'21、4,’22、中国／台湾海軍ハンドブック改訂第２版

＜５６８＞：中国海軍054A型フリゲート衝陽（Hengyang。衡陽？巣湖Chaohu？）。2008年6月就役。2009年12月21日から2010年9月までソマリア沖海賊対処任務に就いた。2012年5月6日0600頃、052B級ミサイル駆逐艦168広州、同169武漢、054A級フリゲート569玉林、071級揚陸艦998崑崙山と共に、沖縄本島南西650kmを太平洋に向け南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。これらはその後陣形運動訓練を行った他、沖縄本島南西610km（第一列島線付近）を通過する際に艦載ヘリを飛行させた。2013年4月23日、ソマリア沖海賊対処任務の帰りにフランスのツーロン港へ寄港。2015年8月17日0800頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、ソブレメンヌイ�U級ミサイル駆逐艦138泰州、054A級フリゲート547臨沂、071型揚陸艦989長白山、072�V型揚陸艦997雲霧山、福池型補給艦889太湖と共に、下対馬南西120-140kmの東シナ海を北東に航行するのを、AMS-4303あまくさと第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に入っている。8月20-28日、ウラジオストクを訪問し、海上連合2015（�U）に参加。8月29日1600頃、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート547臨沂、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、宗谷岬北西90kmを東に進むのを、PG-827くまたかと第２航空群P-3Cが確認した。その後宗谷海峡を東に進み、オホーツク海に入っている。9月2日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート547臨沂、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、アリューシャン列島を抜け、中国軍艦として初めてベーリング海で行動した。9月8日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート547臨沂、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、東京都小笠原村西ノ島の北150kmで陣形運動を行いながら南西に航行していた。9月10日、051C型ミサイル駆逐艦115瀋陽、054A級フリゲート547臨沂、071型揚陸艦989長白山、福池型補給艦889太湖と共に、沖縄県沖大東島南東190kmで洋上補給を行っていた。9月11日1100頃、071型揚陸艦989長白山と共に、与那国島南290kmを南西に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船9,’11、3,’10、3,’13、4,’13、11,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、朝雲

＜５６９＞：中国海軍054A型フリゲート玉林（Yulin）。2010年2月就役。2011年7月からソマリア沖海賊対処任務に参加。2012年5月6日0600頃、052B級ミサイル駆逐艦168広州、同169武漢、054A級フリゲート568衝陽、071級揚陸艦998崑崙山と共に、沖縄本島南西650kmを太平洋に向け南東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。これらはその後陣形運動訓練を行った他、沖縄本島南西610km（第一列島線付近）を通過する際に艦載ヘリを飛行させた。2013年3月19日、南海艦隊遠洋訓練艦隊として海南省三亜市を出港。3月28日、南シナ海で臨検・拿捕訓練を実施。3月29日、バシー海峡を通過して西太平洋に入った。3月30日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート572衡水、071級揚陸艦999井崗山と共に、沖縄本島の南西640kmを東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。4月1日、西太平洋での軍事演習を終え、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート572衡水、071級揚陸艦999井崗山と共に、沖縄本島の南西650kmを中国に向け航行しているのをDD-151あさぎりが確認した。2016年5月24日0900-1300頃、052D型ミサイル駆逐艦174合肥、052C型ミサイル駆逐艦170蘭州、052B級ミサイル駆逐艦168広州、054A級フリゲート574三亜、福池型補給艦963洪湖と共に与那国島南360kmを太平洋から南シナ海に向け西に航行するのをDD-115あきづきが確認した。その後西太平洋で縦曳き・横曳き給油など各種訓練を行っている。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船9,’11、4,’13、6,’13、8,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、朝雲

＜５７０＞：韓国海軍南甫級機雷敷設艦南甫（Nampo、ナムポ）。2015年5月27日進水、2018年竣工。10月11日、韓国海軍国際観艦式に参加。参考：月刊世界の艦船1,’19、8,’15

＜５７０＞：中国海軍054A型フリゲート黄山（Huangshan、フアンシャン）。2008年5月就役。2009年7-12月、ソマリア沖海賊対処任務に就いた。2013年4月23日、ソマリア沖海賊対処任務の帰りにフランスのツーロン港へ寄港。10月18日から11月1日、西太平洋で機動−５号演習に参加。10月28日、052B級ミサイル駆逐艦168広州と共に沖縄本島南西600kmを航行するのをDD-128はるゆきが確認した。10月30日、052B級ミサイル駆逐艦168広州、福池型補給艦887微山湖と共に沖縄本島南西610kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。12月23日、054A型フリゲート571運城、福池型補給艦887微山湖と共に、沖縄本島の南西600kmを東に航行するのを、DD-152やまぎりが確認した。2017年現在、南海艦隊に配備されている。2017年4月17日、南シナ海でオーストラリア海軍アンザック級フリゲートFFH155バララトと親善訓練を実施。5月12日、シンガポール海軍国際観艦式参加艦と親善訓練に参加。5月15日、シンガポール海軍国際観艦式に参加。2018年現在、南海艦隊に配備されている。2018年8月30日から9月15日、カカドゥ2018に参加。2019-22年現在、南海艦隊に配備されている。2023年10月28日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦164桂林、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南430kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月29日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南620kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月30日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南670kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。10月31日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南640kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月1日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南東1200kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。11月2日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦105大連、同106、052D型ミサイル駆逐艦132蘇州、同164桂林、同173長沙、054A型フリゲート529舟山、同536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南東1380kmを航行するのを、DD-106さみだれ、DD-113さざなみ、DD-158うみぎりが確認した。参考：月刊世界の艦船3,’10、7,’13、1,’14、3,’14、4,’14、3,’17、7,’17、8,’17、3,’18、12,’18、2,’19、4,'21、1,'24、月刊軍事研究3,’10、9,’11

＜５７０Ｆ＞：ディール社製の履帯で、レオパルト２第１−第５バッチに採用されている。センターガイド式のダブルピン・ダブルブロック型で、ゴムブッシュ付きのウェットピン式。幅635mm、履帯ピッチ183.5mm。組み立て式で、履板を組んでゴムブッシュ付きの履帯ピンを嵌め込み、中央部履帯結合リンクと端部履帯結合リンクを嵌め込んでボルト止めすれば完成。更に路面状態に応じてゴムパッドまたは滑り止めグローサーを装着する。履帯寿命7500km。参考：月刊グランドパワー2,’05

＜５７１＞：中国海軍054A型フリゲート運城（Yuncheng）。2010年1月就役。2012年10月22日1700頃、052B級ミサイル駆逐艦168広州、052C級ミサイル駆逐艦171海口と共に沖縄本島の南470kmを北上するのを第５航空群P-3Cが確認した。10月23日、052B級ミサイル駆逐艦168広州、052C級ミサイル駆逐艦171海口と共に宮古島北東130kmを航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2013年12月23日、054A型フリゲート570黄山、福池型補給艦887微山湖と共に、沖縄本島の南西600kmを東に航行しているのを、DD-152やまぎりが確認した。2015年1月12-16日、ポーツマスに寄港。1月19-24日、ハンブルクに寄港。1月28-30日、ロッテルダムに寄港。2017年現在、南海艦隊に配備されている。2017年7月30日、052D型ミサイル駆逐艦174合肥と共に、サンクト・ペテルブルグでロシア海軍記念日の式典に参加。2018-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船3,’13、9,’11、4,’13、3,’14、4,’15、3,’17、11,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、朝雲

＜５７２＞：韓国海軍襄陽級掃海艇甕津（オンジン、Ongjin）。参考：月刊世界の艦船7,’13

＜５７２＞：中国海軍054A型フリゲート衡水（Hengshui）。2012年7月就役。2013年3月30日0700頃、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート569玉林、071級揚陸艦999井崗山と共に、沖縄本島の南西640kmを東に航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。4月1日、西太平洋での軍事演習を終え、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州、054A級フリゲート569玉林、071級揚陸艦999井崗山と共に、沖縄本島の南西650kmを中国に向け航行するのをDD-151あさぎりが確認した。4月16日2100頃、052C級ミサイル駆逐艦170蘭州と共に、宮古島の北東110kmを太平洋から東シナ海に向け航行するのを第５航空群P-3Cが確認した。2016年6月16日1400-1600、052C級ミサイル駆逐艦153西安、大撈型潜水艦救難艦867長島、福池型補給艦966高郵湖、920型病院船866和平方舟と共に、リムパック2016に参加するため宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、DE-229あぶくまと第５航空群P-3Cが発見した。6月29日、パールハーバーに入港。6月30日から8月4日、リムパック2016に参加。8月14日1330頃、052C級ミサイル駆逐艦153西安、福池型補給艦966高郵湖と共に、宗谷岬東北東350kmを西に航行するのを、第２航空群P-3Cが確認した。8月20日、052C級ミサイル駆逐艦153西安、福池型補給艦966高郵湖と共に、上対馬南東50kmを航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を南下している。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。2022年10月2日0800頃、沖縄県粟国島北50kmを東に航行するのを、DD-113さざなみ、DD-153ゆうぎり、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後南西諸島西に沿って北に進み、10月3日には鹿児島県草垣群島南西90kmを西に航行し、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船3,’13、6,’13、7,’13、9,’16、11,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22、1,’23

＜５７３＞：中国海軍054A型フリゲート柳州（Liuzhou）。2012年12月就役。2015年9月から054A型フリゲート574三亜、南倉型補給艦885青海湖と共にアラビア湾でソマリア沖海賊対処任務に就いた。2016年1月3日、海賊対処任務を終えてアラビア湾を離れた。1月7日、パキスタンのカラチ港に入港。1月11日、カラチを出港し、パキスタン海軍と共同訓練を行った。2月6日、インド海軍国際観艦式に参加。2017-21年現在、南海艦隊に配備されている。2021年10月11日1300頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート515浜州、福池型補給艦902東平湖、大老型潜水艦救難艦846と共に、対馬南西320kmを北東に航行するのを、DE-230じんつう、AMS-4303あまくさ、第１航空群P-1哨戒機、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。10月14-17日、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート515浜州、福池型補給艦902東平湖、大老型潜水艦救難艦846、通常動力型潜水艦１隻と共に、日本海でロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフとの中露共同演習海上連合2021に参加。10月18日0800頃、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦172昆明、054A級フリゲート515浜州、福池型補給艦902東平湖、ロシア海軍ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、ステレグシュチイ級フリゲートのグロームキイ、同アルダー・ツィデンジャポフ、マーシャル・ネデリン級ミサイル観測支援艦マーシャル・クリロフと共に、北海道奥尻島南西110kmを東に航行するのを、第２航空群P-3C哨戒機、MSC-687いずしま、MSC-689あおしまが確認した。その後これらは津軽海峡を東に進み、太平洋に向かっている。1800頃、これらが青森県尻屋崎東南東40kmを南東に航行するのを、第２航空群P-3C哨戒機、MSC-687いずしま、DD-110たかなみ、DD-152やまぎりが確認した。その後これらは10月20日0100頃には千葉県犬吠埼東130kmを南に航行、10月21日0400頃には小笠原諸島須美寿島と鳥島の間を西に進み、須美寿島南西50-100kmで054A級フリゲート１隻からKa-28ヘリ、ステレグシュチイ級フリゲート１隻からKa-27ヘリを発着艦させたため空自がスクランブル発進した。10月22日1300頃、これら中露艦艇が高知県足摺岬南180kmを西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、DD-152やまぎり、DE-234とねが確認した。その後これらは大隅海峡を西に航行して東シナ海に向かい、10月23日1000頃に長崎県男女群島南南東130kmで055型ミサイル駆逐艦101南昌からZ-9ヘリを発着艦させたため空自がスクランブル発進した。10月23日1100頃、ロシア海軍艦艇と分離した。2022年現在、南海艦隊に配備されている。2023年1-2月、075型強襲揚陸艦31海南、052D型ミサイル駆逐艦161呼和浩特、901型補給艦967査干湖と共に、南シナ海から西太平洋で30日間に亘る訓練を行った。4月5日1800頃、002型空母17山東、901型補給艦905と共に、沖縄県波照間島南300kmを東に航行するのを、DD-157さわぎりが確認した。4月7日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、901型補給艦905と共に、宮古島南390kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-157さわぎりが確認した。4月8日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南430kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-157さわぎりが確認した。4月9日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、宮古島南230kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-157さわぎりが確認した。4月10日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、901型補給艦905と共に、宮古島南南西240kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月11日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、901型補給艦905と共に、宮古島南290kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月12日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905、福池型補給艦907と共に、宮古島南220kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月13日2000頃、002型空母17山東、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905、福池型補給艦907と共に、宮古島南南東460kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月14日2000頃、002型空母17山東、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西520kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月15日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南東370kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月16日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南南東710kmを航行するのを、DD-113さざなみとDD-151あさぎりが確認した。4月17日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南450kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月18日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西520kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月19日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、沖ノ鳥島南西830kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月20日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、054A型フリゲート536許昌と共に、沖ノ鳥島南西580kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月21日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、054A型フリゲート536許昌と共に、宮古島南810kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月22日2000頃、002型空母17山東、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、901型補給艦905と共に、宮古島南510kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月23日2000頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、901型補給艦905と共に、宮古島南420kmを航行するのを、DD-108あけぼの、DD-118ふゆづき、DD-151あさぎりが確認した。4月24日0800頃、002型空母17山東、055型ミサイル駆逐艦106、052D型ミサイル駆逐艦163焦作、同173長沙、054A型フリゲート536許昌、901型補給艦905と共に、与那国島南360kmを航行するのを、DD-108あけぼのが確認した。その後これらは南シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船8,’13、3,’13、4,’16、5,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、1,’22、4,’22、5,’23、6,’23

＜５７４＞：中国海軍054A型フリゲート16番艦、三亜（Sanya）。2013年12月13日就役、南海艦隊に配備された。2015年9月から054A型フリゲート573柳州、南倉型補給艦885青海湖と共にアラビア湾でソマリア沖海賊対処任務に就いた。2016年1月3日、海賊対処任務を終えてアラビア湾を離れた。1月7日、パキスタンのカラチ港に入港。1月11日、カラチを出港し、パキスタン海軍と共同訓練を行った。2月6日、インド海軍国際観艦式に参加。5月24日0900-1300頃、052D型ミサイル駆逐艦174合肥、052C型ミサイル駆逐艦170蘭州、052B級ミサイル駆逐艦168広州、054A級フリゲート569玉林、福池型補給艦963洪湖と共に与那国島南360kmを太平洋から南シナ海に向け西に航行するのをDD-115あきづきが確認した。その後西太平洋で縦曳き・横曳き給油など各種訓練を行っている。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船4,’14、8,’13、3,’13、6,’14、4,’16、5,’16、8,’16、3,’17、2,’19、4,'21、4,’22

＜５７５＞：中国海軍054A型フリゲート岳陽（Yueyang）。2013年5月3日就役、南海艦隊に配備された。2014年6月26日から8月1日、リムパック2014に参加。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船8,’13、3,’13、6,’14、3,’17、2,’19、4,'21、4,'22、月刊JWings9,’14

＜５７５＞：中国海軍補給艦太倉（Taicang）。2000年9月4日、真珠湾に入港した。参考：月刊世界の艦船11,’00

＜５７６＞：中国海軍054A型フリゲート17番艦、大慶（Daqing）。2015年1月16日就役、北海艦隊に配備された。12月7日1430頃、旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦889太湖と共に、屋久島北西420kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を東に進み、東シナ海から太平洋に入っている。2016年1月17日、ソマリア沖でイタリア海軍F593カラビニエーレと会同した。6月20日1200頃、旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦889太湖と共に、与那国島南245kmを南シナ海から太平洋に向け北東に航行するのを、DD-156せとぎりと第５航空群P-3Cが確認した。6月21日0700頃、旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦889太湖と共に、宮古島北東110kmを北西に航行しており、その後宮古海峡を通り東シナ海に入った。6月22日2000頃、旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦889太湖と共に、下対馬南40kmを航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を北上している。6月27日、旅滬型駆逐艦113青島、福池型補給艦889太湖と共に、上対馬北35kmを航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後対馬海峡を南下している。10月20日0030頃、054A型フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、口之永良部島の西170kmを航行するのを、DE-233ちくまが確認した。その後大隅海峡を東に航行して東シナ海から太平洋に抜けている。2017年現在、北海艦隊に配備されている。1月5日0400頃、054A型フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、青森県尻屋崎東南東80kmを北西に航行するのを、第２航空群P-3Cが確認した。サンディエゴ訪問から帰る途中とみられ、その後津軽海峡を西に進んでいる。1月10日1000頃、054A型フリゲート546塩城、福池型補給艦889太湖と共に、上対馬東70kmを南西に航行するのを、第４航空群P-3CとPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を南下して東シナ海に入っている。9月14日2200頃、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、福池型補給艦960東平湖、大老型潜水艦救難艦867長島と共に下対馬南西120kmを北西に航行するのを、第１航空群P-3C、DD-130まつゆき、PG-826おおたかが確認した。その後対馬海峡を抜けて日本海を北上し、9月18日にウラジオストクに入港。9月18-26日、海上連合2017に参加。9月24日1100-1900頃、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリヤーグ、ウダロイ級ミサイル駆逐艦アドミラル・トリブツ、イゴール・ベロウソフ級潜水艦救難艦イゴ−ル・ベロウソフ、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、福池型補給艦960東平湖と共に宗谷岬西160kmを北東に航行するのを第４航空群P-1哨戒機、DD-155はまぎり、PG-825わかたかが確認した。その後宗谷海峡を東に抜けている。9月30日1230頃、051C級ミサイル駆逐艦116石家荘、福池型補給艦960東平湖と共に種子島東北東100kmを西に航行するのをDD-158うみぎりが確認した。その後これらは大隅海峡を西に進み、東シナ海に向かっている。2018-19年現在、北海艦隊に配備されている。2019年6月10日2100頃、遼寧級空母遼寧、052D級ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート598と共に、久米島北西350kmを南東に航行するのを、DD-130まつゆきが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。7月25日0500頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート598日照、901型補給艦965呼倫湖と共に、宮古島北240kmを南に航行するのを、第５航空群P-3CとAMS-4303あまくさが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。8月1日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、131太原、054A級フリゲート532荊州、同598日照、901型補給艦965呼倫湖と共に、久米島南120kmを北に航行するのを、第５航空群P-3C、AMS-4303あまくさ、DD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2020-21年現在、北海艦隊に配備されている。2021年3月18日1100頃、055級ミサイル駆逐艦101南昌、052D級ミサイル駆逐艦120成都と共に下対馬南西250kmを北東に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機、PG-829しらたか、AMS-4303あまくさが確認した。その後これらは対馬海峡を北上し、日本海に向かっている。3月25日1700頃、055級ミサイル駆逐艦101南昌、052D級ミサイル駆逐艦120成都と共に、上対馬東北東50kmを南西に航行するのを、PG-826おおたかが確認した。その後これらは対馬海峡を南下し、東シナ海に向かっている。2022年現在、北海艦隊に配備されている。2023年4月22-23日、中国海軍創設74周年記念行事の一環として、青島で一般公開された。参考：月刊世界の艦船5,’15、2,’16、4,’16、9,’16、1,’17、3,’17、12,’17、3,’18、2,’19、10,’19、4,'21、6,'21、4,'22、7,'23、月刊JWings8,’19、朝雲

＜５７７＞：中国海軍054A型フリゲート黄岡（Huanggang）。2015年1月20日就役、東海艦隊に配備された。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年4月2日0930頃、054A型フリゲート578揚州、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-152やまぎりが確認した。その後これらは太平洋に向け南東に進んでいる。11月28日0600頃、054A型フリゲート578揚州、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島東100kmを北西に航行するのを、DD-110たかなみと第５航空群P-3Cが確認した。その後北西に航行して東シナ海に入り、12月5日に大隅海峡を通って太平洋に進出している。2018年現在、東海艦隊に配備されている。2018年8月28日1600頃、下対馬南西130kmを北東に航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を北上して日本海に向かっている。8月29日、対馬海峡を南下して東シナ海に向かった。2019年現在、東海艦隊に配備されている。2020年7月13日0700頃、久米島北西150kmを南東に航行するのを、第５航空群P-3C、DD-154あまぎり、PG-826おおたかが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を南下し太平洋に進出、7月18日に沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2020-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年4月3日0800頃、遼寧級空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦120成都、同131太原、901型補給艦965呼倫湖と共に、長崎県男女群島南西470kmを南東に航行するのを、DD-117すずつき、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。4月26日1900頃、遼寧級空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦120成都、同131太原、901型補給艦965呼倫湖と共に、宮古島南160kmを北東に航行するのを、DD-119あさひと第５航空群P-3C哨戒機確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。11月28日1700頃、対馬南西150kmを北東に航行するのを、DD-156せとぎりと第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。11月30日1500頃、対馬北東100kmを南西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機とDD-156せとぎりが確認した。その後対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船5,’15、4,’16、3,’17、6,’17、2,’18、3,’18、11,’18、2,’19、10,’20、4,'21、6,'21、7,'21、4,'22、2,'23、3,'23、月刊JWings6,’21

＜５７８＞：中国海軍054A型フリゲート19番艦、揚州（Yangzhou）。2015年9月21日就役、東海艦隊に配備された。2016年8月16日1900頃、054A型フリゲート532荊州、福池型補給艦886千島湖と共に、上対馬北西15kmを北北東に航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を北上している。8月25日2000頃、054A型フリゲート532荊州、福池型補給艦886千島湖と共に、上対馬東50kmを航行するのを、PG-829しらたかが確認した。その後対馬海峡を南下して東シナ海に入っている。2017年現在、東海艦隊に配備されている。2017年4月2日0930頃、054A型フリゲート577黄岡、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島北東110kmを東シナ海から太平洋に向け南東に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-152やまぎりが確認した。その後これらは太平洋に向け南東に進んでいる。11月28日0600頃、054A級フリゲート577黄岡、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島東100kmを北西に航行するのを、DD-110たかなみと第５航空群P-3Cが確認した。その後北西に航行して東シナ海に入り、12月5日に大隅海峡を通って太平洋に進出している。2018-19年現在、東海艦隊に配備されている。2019年11月27日0830頃、052D型ミサイル駆逐艦155南京、054A級フリゲート601南通、福池級補給艦890巣湖と共に、口之永良部島西100kmを東に航行するのを、第１航空群P-3Cが確認した。その後これらは大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。12月16日0900、052D型ミサイル駆逐艦155南京、054A級フリゲート601南通、福池級補給艦890巣湖と共に、沖縄本島南南西180kmを北に航行するのを、第５航空群P-3CとDD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間の海域を北上し、東シナ海に向かっている。2020-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年5月16日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦155南京、福池型補給艦966高郵湖と共に、久米島北西120kmを南に航行するのを、第５航空群P-3CとMSC-691ししじまが確認した。日米豪仏共同訓練ARC21を偵察しに来たとみられ、その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。11月12日0700頃、052D型ミサイル駆逐艦155南京、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島東北東105kmを北西に航行するのを、第５航空群P-3CとMSC-691ししじまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。2023年6月6日0700頃、宮古島北東140kmを南東に航行するのを、MSC-691ししじま、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。6月8日0800頃、052D級ミサイル駆逐艦154厦門と共に、奄美大島北東110kmを北西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは奄美大島と横当島の間を南西に進み、東シナ海に向かっている。7月18日0800頃、052D級ミサイル駆逐艦154厦門と共に、宮古島北東130kmを南に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。7月19日0400頃、052D級ミサイル駆逐艦154厦門と共に、与那国島南西70kmを北に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とDE-229あぶくまが確認した。その後これらは与那国島と台湾の間を北上し、魚釣島西80kmを北に進んでいる。参考：月刊世界の艦船5,’15、4,’16、11,’16、3,’17、6,’17、2,’18、2,’19、2,’20、3,’20、4,'21、8,'21、2,'22、4,’22、7,'23、8,'23、10,'23、朝雲

＜５７９＞：中国海軍054A型フリゲート邯鄲（Handan）。2015年8月19日就役、北海艦隊に配備された。2016年8月12日0800頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、福池型補給艦960東平湖と共に、宮古島北東70kmを東シナ海から太平洋に向け南に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。2017年現在、北海艦隊に配備されている。2017年3月5日1300頃、旅滬型駆逐艦112哈爾浜、福池型補給艦960東平湖と共に種子島東50kmを西北西に航行するのをDE-234とねと第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を西に抜け、太平洋から東シナ海に入っている。2018年現在、北海艦隊に配備されている。2018年8月8日0500頃、054A型フリゲート539蕪湖、福池級補給艦960東平湖と共に口永良部島西40kmを東に航行するのを、MSC-683つのしま、MSC-686うくしま、第１航空群P-3Cが確認した。その後大隅海峡を東に進み、太平洋に向かっている。2019年現在、北海艦隊に配備されている。2019年1月24日0500頃、054A型フリゲート539蕪湖、福池型補給艦960東平湖と共に、久米島南西100kmを北西に航行するのを、AOE-426おうみと第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北西に進み、東シナ海に向かっている。7月6日1330頃、054A型フリゲート539蕪湖と共に、上対馬北東110kmを南西に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を南下し、東シナ海に向かっている。2020-21年現在、北海艦隊に配備されている。2021年11月13日1400頃、052D型ミサイル駆逐艦122唐山と共に、対馬南西250kmを東に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機とPG-826おおたかが確認した。その後これらは対馬海峡を北東に航行し、日本海に向かっている。11月18日1900頃、052D型ミサイル駆逐艦122唐山と共に、対馬東40kmを南西に航行するのを、PG-826おおたかが確認した。その後これらは対馬海峡を南に進み、東シナ海に向かっている。2022年現在、北海艦隊に配備されている。5月22日1300頃、福江島西260kmを南東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-686うくしま、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後054A型フリゲート530徐州と共に、対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。5月24日1900頃、隠岐島北西90kmを南西に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-686うくしま、MSC-681すがしま、第４航空群P-1哨戒機が確認した。その後054A型フリゲート530徐州と共に、対馬海峡を南西に進み、東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船5,’15、4,’16、11,’16、3,’17、5,’17、3,’18、10,’18、2,’19、4,’19、9,’19、4,'21、2,’22、4,’22、8,’22

＜５８０＞：中国海軍056級コルベット大同（Dadong）。2013年5月18日就役、北海艦隊に配備された。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８１＞：中国海軍056級コルベット営口（Yingkou）。2013年8月1日就役、北海艦隊に配備された。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８２＞：中国海軍056級コルベット１番艦蚌埠（Bengbu）。2012年5月23日進水、2013年2月25日就役、東海艦隊に配備された。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’13、8,’12、5,’13、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,'22、月刊航空ファン5,’13

＜５８３＞：中国海軍056級コルベット上饒（Shangrao）。2013年6月10日就役、東海艦隊に配備された。2015年5月7日、尖閣諸島久場島北160kmの東シナ海を航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’14、7,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８４＞：中国海軍056級コルベット梅州（Meizhou）。2013年7月29日就役、南海艦隊に配備された。2017-21年現在、南海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８５＞：中国海軍056級コルベット７番艦、百色（Baise）。2013年10月12日就役、南海艦隊に配備された。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８６＞：中国海軍056級コルベット吉安（Jian）。2014年1月（2013年12月31日？）就役、東海艦隊に配備された。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’14、5,’15、4,’16、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８７＞：中国海軍056級コルベット掲陽（Jieyang）。2014年1月26日就役、南海艦隊に配備された。2017-21年現在、南海艦隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８８＞：中国海軍056級コルベット泉州（Quanzhou）。2014年8月就役、東海艦隊に配備された。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５８９＞：中国海軍056級コルベット清遠（Qingyuan）。2014年6月就役、東海艦隊に配備された。2017-21年現在、東海艦隊に配備されている。2022年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９０＞：インドネシア海軍ドクター・スハルソ級ドック型輸送揚陸艦３番艦マカッサル（Makassar）。2015年6-8月、カラット2015に参加。2016年4月12-16日、コモド2016演習に参加。2018年6月28日から8月2日、リムパック2018に参加。参考：月刊世界の艦船2,’14、11,’15、7,’16、9,’18

＜５９０＞：中国海軍056級コルベット威海（Weihai）。2014年3月15日就役、北海艦隊に配備された。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９１＞：中国海軍056級コルベット撫順（Fushun）。2014年7月就役、北海艦隊に配備された。2017-22年現在、北海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９２＞：インドネシア海軍ドクター・スハルソ級ドック型輸送揚陸艦４番艦バンジャルマシン（Banjarmasin）。2009年5月就役。2014年4月30日から5月2日、佐世保を親善訪問した。参考：月刊世界の艦船4,’11、7,’14

＜５９２＞：中国海軍056級コルベット瀘州（Luzhou）。2014年6月就役、南海艦隊に配備された。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９３＞：インドネシア海軍ドクター・スハルソ級ドック型輸送揚陸艦５番艦バンダ・アチェ（Banda Aceh）。2011年3月就役。5月18-20日、シンガポールのチャンギ海軍基地でIMDEXに参加。2012年5月29日から6月8日、カラット2012演習に参加。2014年6月26日から8月1日、リムパック2014に参加。2016年11月16日、ニュージーランドのデヴォンポート海軍基地に入港。11月19日、ニュージーランド海軍創設75周年記念国際観艦式に参列。2018年10月29日にジャワ島北方海上で墜落したライオンエアB737MAX-8の残骸等回収任務に参加。参考：月刊世界の艦船4,’11、8,’11、8,’12、9,’14、2,’17、月刊航空ファン1,’19

＜５９３＞：中国海軍056級コルベット三門峡（Sanmenxia）。2014年11月就役、東海艦隊に配備された。2017-22年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９３＞：ロシア海軍ソーニャ型掃海艇の艇番号。2018年9月1日2130頃から9月2日1600頃、バルザム級情報収集艦プリバルティカ、イーゴリ・ベロウソフ級潜水艦救難艦イーゴリ・ベロウソフ、ソーニャ級沿岸掃海艇艇番号553、同BT256、ロプーチャ�U級戦車揚陸艦ペレスウェート、ウダロイ�T級駆逐艦アドミラル・パンテレーエフ、同アドミラル・トリブツ、同アドミラル・ヴィノグラードフ、ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦ビストルイ、プロジェクト20381型ステレグシュチイ級フリゲート・ソブエルシェンヌイ、グリシャ�X型警備艦メテル、同MPK221、同ウスト・イリムスク、同コレーツ、スラヴァ級ミサイル巡洋艦ワリャーグ、タランタル�V級ミサイル艇７隻、バクラザン級救難曳船１隻、改アルタイ級補給艦１隻、トプリボ級給油艦１隻、カシュタン級設標艦１隻、オビ級病院船１隻と共に、宗谷岬北東210kmを西に航行するのを、DD-103ゆうだち、PG-825わかたか、第２航空群P-3Cが確認した。その後これらは宗谷海峡を西に進み、日本海に向かっている。参考：月刊世界の艦船3,’19

＜５９４＞：中国海軍056級コルベット18番艦株洲（Zhuzhou）。2014年11月就役、南海艦隊に配備された。2016年12月24日1600頃、空母遼寧、052D型ミサイル駆逐艦173長沙、052C型ミサイル駆逐艦151鄭州、同171海口、054A級フリゲート538煙台、同547臨沂、福池級補給艦966高郵湖と共に、東シナ海中部を航行するのを、DE-234とねが確認した。2017-21年現在、南海艦隊に配備されている。2022年現在、東海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９５＞：中国海軍056級コルベット潮州（Chaozhou）。2014年11月就役、南海艦隊に配備された。2017-22年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船5,’15、6,’14、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９６＞：中国海軍056級コルベット恵州（Huizhou）。2013年7月1日就役、南海艦隊に配備された。その後駐香港部隊に移っている。2017-21年現在、駐香港部隊に配備されている。2021年11月、中国海警に移管された。参考：月刊世界の艦船6,’14、5,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９７＞：中国海軍056級コルベット欽州（Qinzhou）。2013年7月1日就役、南海艦隊に配備された。その後駐香港部隊に移っている。2017-21年現在、駐香港部隊に配備されている。2022年現在、南海艦隊に配備されている。参考：月刊世界の艦船6,’14、5,’15、3,’17、3,’18、2,’19、4,'21、4,’22

＜５９８＞：中国海軍054A型フリゲート日照（Rizhao）。2018年1月就役。2019年現在、北海艦隊に配備されている。2019年2月15日1900頃、052D級ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、054A型ミサイル・フリゲート547臨沂と共に、福江島北西100kmを北東に航行するのを、DD-157さわぎりとPG-829しらたかが確認した。その後これらは対馬海峡を北上して日本海に向かっている。2月23日2100頃、052D級ミサイル駆逐艦118烏魯木斉、054A型ミサイル・フリゲート547臨沂と共に、上対馬東北東110kmを南西に航行するのを、DE-232せんだいが確認した。その後これらは対馬海峡を南下し東シナ海に向かっている。6月10日2100頃、遼寧級空母遼寧、052D級ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート576大慶と共に、久米島北西350kmを南東に航行するのを、DD-130まつゆきが確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。7月25日0500頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート576大慶、901型補給艦965呼倫湖と共に、宮古島北240kmを南に航行するのを、第５航空群P-3CとAMS-4303あまくさが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。8月1日0900頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、131太原、054A級フリゲート532荊州、同576大慶、901型補給艦965呼倫湖と共に、久米島南120kmを北に航行するのを、第５航空群P-3C、AMS-4303あまくさ、DD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。2020年現在、北海艦隊に配備されている。2020年4月10日1900頃、遼寧級空母16遼寧、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同119貴陽、054A型フリゲート542棗荘、901型高速戦闘支援艦965呼倫湖と共に、長崎県男女群島南西420kmを南東に航行するのを、DD-115あきづきと第１航空隊P-1哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南下し、太平洋に向かっている。4月28日0900頃、遼寧級空母16遼寧、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、同119貴陽、054A型フリゲート542棗荘、901型高速戦闘支援艦965呼倫湖と共に、宮古島南東80kmを北西に航行するのを、DDG-173こんごう、DD-158うみぎり、第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。6月21日0300頃、下対馬南西200kmを北東に航行するのをPG-826おおたか、第１航空群P-1及びP-3C哨戒機が確認した。その後これは対馬海峡を北上して日本海に進出し、6月23日に対馬海峡を南下して東シナ海に向かっている。2021年現在、北海艦隊に配備されている。2021年12月15日1100頃、遼寧級空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、901型補給艦901呼倫湖と共に、男女群島西350kmを南東に航行するのを、第４航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機、DDH-183いずも、DD-115あきづきが確認した。これらは12月16日に沖縄本島と宮古島との間を南下して太平洋に向かい、東シナ海と太平洋で艦載ヘリを発着艦させている。12月19日0800頃、遼寧級空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、054A型フリゲート１隻、901型補給艦901呼倫湖と共に、北大東島東300kmを航行するのを、DDH-183いずもが確認した。これらは12月20日0800頃には沖大東島南東315kmを航行しているのをDDH-183いずもが確認している。12月25日0000頃、遼寧級空母16遼寧、055型ミサイル駆逐艦101南昌、052D型ミサイル駆逐艦154厦門、901型補給艦901呼倫湖と共に、沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かったのを、DDH-183いずもが確認した。2022年現在、北海艦隊に配備されている。2022年9月23日0800頃、052D級ミサイル駆逐艦123淮南、福池級補給艦903可可西里湖と共に、宮古島北180kmを南東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機、DD-105いなづま、MSC-691ししじまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。2023年3月25日1900頃、052D級ミサイル駆逐艦123淮南、福池型補給艦903可可西里湖と共に、種子島東70kmを西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機とMSC-684なおしまが確認した。その後これらは大隅海峡を南西に航行し、東シナ海に向かっている。7月17日0100頃、052D型ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A型フリゲート542棗荘、福池級補給艦889太湖と共に、対馬南西130kmを北東に航行するのを、PG-826おおたか、MSC-602やくしま、MSC-685とよしま、第１航空群P-1哨戒機が確認した。その後これらは対馬海峡を北東に進み、日本海に向かっている。7月18日1300頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート542棗荘、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻と共に、隠岐諸島北400kmを航行するのを、DE-233ちくま、DDH-181ひゅうが、第２航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは7月18-23日に同海域で射撃訓練、陣形運動、艦載ヘリ発着艦訓練などを行っている。7月28日1500頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A級フリゲート542棗荘、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻、ドゥブナ級補給艦と共に、礼文島南西200kmを北東に航行するのを、DE-233ちくま、PG-825わかたか、第２航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは7月29日にかけて宗谷海峡を東に進んでいる。8月15日0900頃、052D級ミサイル駆逐艦119貴陽、同121斉斉哈爾、054A型フリゲート542棗荘、福池級補給艦889太湖、ウダロイ�T級駆逐艦２隻、ステレグシュチイ�U級フリゲート１隻、ステレグシュチイ級フリゲート１隻、ドゥブナ級補給艦１隻と共に、沖ノ鳥島北東280kmを西に航行するのを、DD-157さわぎり、DD-158うみぎり、MSC-602やくしま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは8月16日には沖大東島南50kmを西に進み、8月17日に沖縄本島と宮古島の間を北西に通過して東シナ海に向かっている。参考：月刊世界の艦船2,’19、5,’19、10,’19、6,'20、7,'20、9,'20、4,'21、3,'22、4,'22、12,'22、6,'23、10,'23、11,'23、月刊JWings8,’19

＜５９９＞：中国海軍054A型フリゲート安陽（Anyang）。2018年4月就役。2019年初めは北海艦隊に配備されており、同年に東海艦隊に移った。2019年4月5日1700頃、052C級ミサイル駆逐艦153西安、福池型補給艦966高郵湖と共に、宮古島北東100kmを南東に航行するのを、AOE-424はまなとDD-158うみぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間の海域を南東に進み、太平洋に向かっている。10月27日0800頃、052C型ミサイル駆逐艦153西安、福池級補給艦966高郵湖と共に、久米島南140kmを北上するのを、第５航空群P-3CとMSC-691ししじまが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間の海域を北上して東シナ海に向かっている。2020年現在、東海艦隊に配備されている。2020年3月18日1000頃、052D型ミサイル駆逐艦117西寧、054A級フリゲート550維坊、福池級補給艦968可可西里湖と共に、宮古島南東80kmを東に航行するのを、第５航空群P-3Cが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を北上し、東シナ海に向かっている。9月23日2130頃、久米島北西100kmを南東に航行するのを、MSC-691ししじまと第５航空群P-3Cが確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を南下して太平洋に進出、9月26日に沖縄本島と宮古島の間を北上して東シナ海に向かっている。2021-22年現在、東海艦隊に配備されている。2022年6月21日1400頃、052D型ミサイル駆逐艦131太原、054A型フリゲート529舟山と共に、久米島北西280kmを南東に航行するのを、AOE-423ときわ、MSC-691ししじま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。6月23日2200頃、宮古島南東160kmを北東に航行するのを、DD-119あさひ、MSC-691ししじま、第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これは沖縄本島と宮古島の間を北西に航行し、東シナ海に向かっている。7月31日0600頃、魚釣島西80kmを南に航行するのを、DD-152やまぎり、DD-157さわぎり、AOE-423ときわが確認した。その後これは与那国島と台湾の間を南に進み、太平洋に向かっている。12月2日2100頃、052D級ミサイル駆逐艦155南京と共に、沖縄県大正島北190kmを南東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機とAOE-426おうみが確認した。これらは12月3日に沖縄本島と宮古島の間を南東に航行し、太平洋に向かっている。2023年2月2日0000頃、052D級ミサイル駆逐艦151鄭州と共に、久米島北西130kmを南東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機と第５航空群P-3C哨戒機が確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南東に進み、太平洋に向かっている。4月3日1500頃、052C級ミサイル駆逐艦150長春と共に、宮古島北東80kmを南に航行するのを、第５航空群P-3C哨戒機とDD-157さわぎりが確認した。その後これらは沖縄本島と宮古島の間を南に進み、太平洋に向かっている。4月5日2200頃、与那国島南80kmを北西に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機、DE-231おおよどが確認した。その後これは与那国島と台湾の間を北上し、4月6日には魚釣島西80kmを北に進んでいる。6月29日0900頃、福池級補給艦890巣湖と共に、鹿児島県横当島南西190kmを北東に航行するのを、第１航空群P-1哨戒機、第５航空群P-3C哨戒機、PG-829しらたかが確認した。その後これらは奄美大島と横当島の間を北東に進み、太平洋に向かっている。参考：月刊世界の艦船2,’19、6,’19、1,’20、6,’20、12,’20、4,’22、9,’22、3,’23、5,’23、6,’23、9,’23

＜５０００立級救難消防車�TＢ型＞：自衛隊の車両。第一実業または帝国繊維が受注している。参考：月刊軍事研究6,’15、5,’16

＜５０２１号艦型＞：改大鳳型（空母）を参照。

＜５０５２アルミニウム＞：耐蝕アルミニウム合金の１つで、マグネシウム2.5%とクロム0.25%を含む。焼き入れが不能で、引っ張り強さは１平方ミリメートルあたり20kgと強度が低いので、フェアリングやタンク配管などに使用される。参考：航空用語事典増補改訂版

＜５０８３アルミニウム＞：アルミニウムとマグネシウムの二元合金で、耐蝕性に優れ、溶接もしやすい。アメリカ陸軍M-113装甲車やM2歩兵戦闘車などに使用されている。参考：月刊PANZER9,’03、M1A1戦車とM2/3戦闘車、スピアヘッドNo.13

＜５５００トン型軽巡洋艦＞：球磨型または川内型または長良型を参照。

＜５５５４＞：イタリア海軍ガエタ級掃海艇１番艇ガエタ（Gaete）。参考：月刊世界の艦船3,’18

＜５５６１＞：イタリア海軍ガエタ級掃海艇８番艇リミニ（Rimini）。1996年竣工。参考：月刊世界の艦船3,’18

＜５８６５＞：自衛隊の電子管。新日本無線製。参考：月刊軍事研究12,’18

＜５８２５０型＞：プロジェクト58250（コルベット）を参照。

＜５３１４２９−１＞：自衛隊の電子管。NECネットワーク・センサ製。参考：月刊軍事研究2,’19

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